JPH029496A - 水処理剤 - Google Patents

水処理剤

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JPH029496A
JPH029496A JP15921588A JP15921588A JPH029496A JP H029496 A JPH029496 A JP H029496A JP 15921588 A JP15921588 A JP 15921588A JP 15921588 A JP15921588 A JP 15921588A JP H029496 A JPH029496 A JP H029496A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な水処理剤に関し、さらに詳細には、ボ
イラー、熱交換器、凝縮器、配管などの水系において、
スケール生成を防止するために用いられる水処理剤に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、ボイラー、熱交換器、凝縮器、配管などにお
ける水と接触する金属表面の腐蝕やスケールの生成を防
止する目的で、水処理剤として重合リン酸塩やカルボン
酸系高分子化合物塩が使用されている。
しかしながら、重合リン酸は有効ではあるが、いろいろ
な二次的障害が生ずることが問題視されている1例えば
、正リン酸に容易に加水分解されるため、スケール抑制
力に永続性がなく、またリンを含む排水によって湖沼の
富栄養化の問題が生じ、使用量を制限しなければならな
い。
一方、カルボン酸系高分子化合物塩は、金属イオン濃度
が高くなると不溶性塩を形成し、有効に作用しなくなる
。例えば、カルシウムイオンの濃度が高くなると不溶性
塩形成により水が白濁し、沈澱を生ずる恐れもあり、ス
ケール・デポジットを形成することを促進する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来技術の課題を背景になされたもので
、リンを含まず、かつ金属イオンとも不溶性塩を生じず
、スケール防止効果に優れ、かつその効果が永続する水
処理剤を提供することを目的とする。
C課題を解決するための手段〕 本発明は、−a式(1)で表される共役ジエンのスルホ
ン化物(以下「スルホン化物」という)および/または
該スルホン化物の重合体および/または共重合体(以下
「スルホン化物重合体」という)を含有する水処理剤を
提供するものである。
〔式中、Rl 、 R6は水素原子、炭素数1〜8のア
ルキル基、炭素数6〜20のアリール基または−SO,
Xであり、ここでXは水素原子、金属原子(好ましくは
、アルカリ金属原子および/またはアルカリ土類金属原
子)、アンモニウム基もしくはアミノ基であり、R’−
R−の少なくとも1つは一5O3Xである。〕 本発明に使用される前記スルホン化物は、共役ジエンを
該ジエンの二つの二重結合を残したまま、スルホン基を
導入した化合物である。
本発明において、スルホン化物に使用される共役ジエン
としては、例えば1,3−ブタジェン、1.2−ブタジ
ェン、■、2−ペンタジェン、1.3−ペンタジェン、
2.3−ペンタジェン、イソプレン、1.2−へキサジ
エン、1,3−へキサジエン、1,4−へキサジエン、
1.5−^。
キサジエン、2.3−ヘキサジエン、2,4−へキサジ
エン、2.3−ジメチル−1,3−ブタジェン、2−エ
チル−1,3−ブタジェン、1.2−へブタジェン、1
.3−へブタジェン、1.4−へブタジェン、1.5−
ヘプタジエン、1.6−へブタジェン、2,3−へブタ
ジェン、2.5−へブタジェン、3.4−へブタジェン
、3,5−へブタジェン、2−フェニルブタジェンなど
のほか、分岐した各種のジエン類が挙げられる。
これらの共役ジエンは、1種または2種以上を併用する
ことができる。
この共役ジエンのスルホン化物を製造するには、例えば
共役ジエンの二重結合を下記に示す方法でスルホン化し
て製造することができる。
すなわち、共役ジエンに三酸化イオウをスルホン化剤と
して用い、日本化学会編集、実験化学講座に示されてい
るような公知の条件でスルホン化することができる。
この場合のスルホン化剤としては、通常、二酸化イオウ
単独のほか、三酸化イオウと電子供与性化合物との錯体
が使用される。
ここで、電子供与性化合物としては、N、 N−ジメチ
ルホルムアミド、ジオキサン、ジブチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル類;
ピリジン、ピペラジン、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリブチルアミンなどのアミン類;ジメチルス
ルフィド、ジエチルスルフィドなどのスルフィド類;ア
セトニトリル、エチルニトリル、プロピルニトリルなど
のニトリル化合物などが挙げられ、このうちでもN。
N−ジメチルホルムアミド、ジオキサンが好ましい。
スルホン化剤の量は、共役ジエンエモルに対して、通常
、二酸化イオウ換算で0.1〜10モル、好ましくは0
.5〜3モルであり、0.1モル未満では反応収率が低
く、一方10モルを超えると未反応二酸化イオウが多く
なり、アルカリで中和したのち、多量の硫酸ナトリウム
を生し、純度が低下するため好ましくない。
このスルホン化の際には、スルホン化剤である三酸化イ
オウに不活性な溶媒を使用することもでき、この溶媒と
しては、例えばクロロホルム、ジクロロエタン、テトラ
クロロエタン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
などのハロゲン化炭化水素;ニトロメタン、ニトロベン
ゼンなどのニトロ化合物;液体二酸化イオウ、プロパン
、ブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンなどの
脂肪族炭化水素が挙げられる。
これらの溶媒は、適宜、2種以上混合して使用すること
ができる。
このスルホン化の反応温度は、通常、−70〜+200
℃、好ましくは一30〜+50℃であり、−70℃未満
ではスルホン化反応が遅(なり経済的でなく、一方+2
00℃を超えると副反応を起こし、生成物が黒色化する
場合があり好ましくない。
かくて、共役ジエンに三酸化イオウが環状に結合した環
状中間体(共役ジエンの環状スルホン酸エステル、−F
C名称スルトン、以下「環状中間体」という)が生成す
る。
本発明で使用される前記一般式(1)で表されるスルホ
ン化物は、この環状中間体に塩基性化合物を作用させる
ことにより、この環状結合をスルホン基が結合した二重
結合に変化させることによって得られる(以下「二重結
合化」という)。
この塩基性化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属水酸化物
;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリ
ウムメトキシド、ナトリウム−t−ブトキシド、カリウ
ム−t−ブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド;
メチルリチウム、エチルリチウム、n−ブチルリチウム
、36Cブチルリチウム、アミルリチウム、プロピルナ
トリウム、メチルマグネシウムクロライド、エチルマグ
ネシウムブロマイド、プロピルマグネシウムアイオダイ
ド、ジエチルマグネシウム、ジエチル亜鉛、トリエチル
アルミニウム、トリイソブチルアルミニウムなどの有機
金属化合物;アンモニア水、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、
ピリジン、ピペラジンなどのアミン類;ナトリウム、リ
チウム、カリウム、カルシウム、亜鉛などの金属化合物
を挙げることができる。
これらの塩基性化合物は、1種単独で使用することも、
また2種以上を併用することもできる。
これらの塩基性化合物の中では、アルカリ金属水酸化物
が好ましく、特に水酸化ナトリウムが好ましい。
塩基性化合物の使用量は、共役ジエン1モルに対して、
通常、0.1〜3モル、好ましくは0. 5〜3モルで
あり、0.1モル未満では、環状結合の二重結合化が促
進されず、環状化合物のままで残ったり、一般式 で表されるヒドロオキシオレフィンを生成し、重合性能
をほとんど有しない化合物が生成する。
一方、10モルを越えると、未反応アルカリが多く残り
製品の純度が低下し好ましくない。
この環状中間体の二重結合化の際には、前記塩基性化合
物を水溶液の形で使用することもでき、あるいは塩基性
化合物に不活性な有機溶媒に溶解して使用することもで
きる。
この有機溶媒としては、前記各種の有機溶媒のほか、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素化合
物;メタノール、エタノール、プロパツール、イソプロ
パツール、エチレングリコールなどのアルコール類など
が挙げられる。
これらの溶媒は、適宜、2種以上混合して使用すること
ができる。
塩基性化合物を水溶液または有機溶媒溶液として使用す
る場合には、塩基性化合物濃度は、通常、1〜70重量
%、好ましくは10〜50jlt1%程度である。
また、二重結合化の反応温度は、通常、−30〜+15
0℃、好ましくは一1O〜+70℃、より好ましくはθ
〜+50℃で行われ、また常圧、減圧あるいは加圧下の
いずれでも実施することができる。
さらに、二重結合化の反応時間は、通常、0.1〜24
時間、好ましくは0.5〜5時間である。
また、この二重結合化に際しては、環状中間体に水ある
いはアルコールを加えたのち、脱水反応や脱アルコール
反応によっても、目的とする一般式(r)で表されるス
ルホン化物が得られる。
なお、このようにして得られるスルホン化物のカチオン
種は、特に限定されるものでないが、水溶性にするため
には、水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウム、アミンなどが好ましい。
前記アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムなど
を、アミンとしてはメチルアミン、エチルアミン、プロ
ピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエ
チルアミン、ブチルアミンジブチルアミン、トリブチル
アミンなどのアルキルアミン、エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどのポリ
アミン、モルホリン、ピペリジンなどを、アルカリ土類
金属としてはカルシウム、マグネシウムなどを例示する
ことができる。
また、これらのカチオン種は、種々のイオン交喚技法に
より他種のカチオン種と相互に交換することが可能であ
る。
次に、スルホン化物重合体は、以上の一般式(1)で表
されるスルホン化物を(共)重合して得られるものであ
るが、この重合に際してはスルホン化物のほかに、これ
と共重合可能な他の単量体(以下「他の単量体」という
)を99重景%以下、好ましくは1〜98重量%、さら
に好ましくは10〜90重量%程度共重合することも可
能である。
この共重合可能な他の単量体としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、p−メチルスチレン
などの芳香族化合物;アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸メチル、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリルなどのアクリ
ル酸あるいはメタクリル酸のアルキルエステル類;アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸などのモノもしくはジカルボン酸また
はジカルボン酸の無水物;ブタジェン、イソプレン、2
−クロル−1,3−ブタジェン、■−クロルー1.3−
ブタジェンなどの脂肪族共役ジエン;アクリロニトリル
、メタアクリロニトリルなどのビニルシアン化合物;塩
化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルメチルエチルケトン
、ビニルメチルエーテル、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、ア
リルアセテート、メタアリルアセテート、アクリルアミ
ド、メタアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、
アクロレイン、アリルアルコールなどが使用される。
このスルホン化物重合体を得るには、例えば前記一般式
(1)で表されるスルホン化物、さらに必要に応じてこ
れと共重合可能た他の単量体とを、例えば水あるいは有
機溶媒などの重合用溶媒の存在下に、ラジカル重合開始
剤、連鎖移動剤などを使用してラジカル重合する。
ここで、ラジカル重合に使用される重合用有機溶媒とし
ては、例えばメタノール、エタノール、イソプロパツー
ルなどのアルコール類;キシレン、トルエン、ベンゼン
などの芳香族炭化水素;ブタン、ペンタン、ヘキサン、
シクロヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素を挙げ
ることができる。
これらの重合用溶媒のなかでは、水またはメタノールが
好ましい。
ラジカル重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩系開始
剤;過酸化水素などの無機系開始剤;クメンハイドロパ
ーオキサイド、イソプロピルベンゼンハイドロパーオキ
サイド、パラメンタンハイドロパーオキサイド、ベンゾ
イルパーオキサイドなどの有機過酸化物;あるいはアゾ
ビスイソブチロニトリルなどのアゾ系開始剤で代表され
る有機系開始剤を挙げることができる。
このラジカル重合開始剤の使用量は、単量体の総計量1
00重量部に対して、好ましくは0.01〜10重量部
、特に好ましくは0.1〜511部である。
連鎖移動剤としては、t−ドデシルメルカプタン、オク
チルメルカプタン、n−テトラデシルメルカプタン、オ
クチルメルカプタン、t−へキシルメルカプタン、n−
へキシルメルカプタンなどのメルカプタン類;四塩化炭
素、臭化エチレンなどのハロゲン系化合物が、通常、単
量体の総計量100重量部に対して0.001〜10重
量部程度使用される。
なお、ラジカル重合を促進させるために、例えばピロ重
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナト
リウム、硫酸第一鉄、グルコース、ホルムアルデヒドナ
トリウムスルホキシレート、L−アスコルビン酸および
その塩、亜硫酸水素ナトリウムなどの還元剤;グリシン
、アラニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウムなどの
キレート剤を併用することもできる。
ラジカル重合に際しては、前記ラジカル開始剤、連鎖移
動剤などのほかに、必要に応じて各種電解質、pH1i
整剤などを併用し、単量体の総計量で100重量部に対
して水50〜1.000重量部、あるいは有機溶媒50
〜1,000重量部と、前記ラジカル開始剤、連鎖移動
剤などを前記範囲内の量で使用して、重合温度−50〜
+200℃、好ましくは0〜+150℃、特に好ましく
は+5〜+80℃、重合時間0.1〜40時間の重合条
件下でラジカル重合される。
前記スルホン化物を主成分とする単量体の添加方法は特
に制限されるものではなく、−括添加法、連続添加法あ
るいは分割添加法などの任意の方法なお、得られるスル
ホン化物重合体の最終的な重合転化率は、10%以上、
特に30%以上であることが好ましい。
また、以上の重合方法は、前述のラジカル重合に限定さ
れるものではなく、従来公知のアニオン重合によっても
、目的とするスルホン化物重合体を得ることができる。
このようにして得られるスルホン化物重合体は、下記一
般式(■)、一般式(III)および/または一般式(
IV)で表される繰り返し構造単位を有する。
R’  −C−R” R’  −C−R’ 〔一般式(n)〜(IV)において、R1−Rhは、前
記一般式(1)に同じ、〕 このようにして得られるスルホン化物重合体のポリスチ
レンスルホン酸ナトリウム換算重量平均分子量は、用い
られる用途によって一義的に決めることはできないが、
通常、500〜5,000゜好ましくは1,000〜5
00,000である。
このようにして得られるスルホン化物重合体は、前記ス
ルホン化物と同様に、イオン交換法あるいは中和反応な
どにより酸型またはアルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウム、アミンなどの塩に相互に交換することが
できる。
なお、本発明に使用されるスルホン化物あるいはこれか
ら得られるスルホン化物重合体の構造は、赤外線吸収ス
ペクトルによってスルホン基の吸収000゜ よりi認でき、これらの組成比は電位差、電導度などの
酸・アルカリ滴定により知ることができる。
また、核磁気共鳴スペクトルによりアルキル基やオレフ
ィン性水素などの存在によってその構造を確認すること
ができる。
本発明の水処理剤は、前記スルホン化物および/または
スルホン化物重合体を有効成分とするものであり、従来
と同様に対象水系に一時に、または間欠もしくは連続的
に注入することができる。
添加量は、水系により変わるが、通常、0.1〜110
0pp、好ましくは1〜50ppmで充分にスケール防
止効果を発揮する。
本発明の水処理剤のスケール防止効果は、リン酸カルシ
ウムスケール、炭酸カルシウムスケール、リン酸亜鉛ス
ケール、ホスホン酸亜鉛スケール、シリカスケールなど
に対し効果がある。
また、本発明は、スケール防止効果のほか、配管の洗浄
剤、スライム堆積防止剤、高分子凝集剤として、生活排
水、パルブ工業、製鉄業などの産業排水の処理剤として
も効果がある。
なお、使用に際し、さらに必要に応じて公知の水処理剤
(スケール防止剤)や金属腐蝕防止剤、アルカリ剤、ス
ライム防止剤、殺菌剤などを配合することができる。
公知の水処理剤としては、ポリアクリル酸塩、ポリアク
リルアミドの部分加水分解物、マレイン酸系重合体、イ
タコン酸重合体、ヒドロキシエチルメタクリレートを含
むアクリル酸系共重合体など、金属腐蝕防止剤としては
、オキシカルボン酸類、チアゾール類、トリアゾール類
、アミン類、ヒドロキサム酸類などがそれぞれ例示され
る。
また、スライム防止剤としては、塩素ガス、次亜塩素酸
カルシウム、次亜塩素酸ナトリウム、塩化イソシアヌル
酸ナトリウムなどの塩素剤や、第4級アンモニウム塩、
臭素系薬剤、有機チッ素イオウ系薬剤などが例示される
さらに、本発明の水処理剤は、リン系化合物を含まない
ことを特徴の一つとしているが、必要に応じてリン酸塩
やホスホン酸塩などのリン酸系水処理剤や防蝕剤と配合
してもよい。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また、実施例中、%および部は、特に断らない限り重量
基準である。
参考例1 内容積11の四つロフラスコをチン素置換したのち、あ
らかじめ脱水、脱酸素処理を施した塩化メチレン400
mj!を入れ、次に脱水、脱酸素処理を施したジオキサ
ン31m1を加え攪拌しながら5〜lO℃に冷却した。
次に、三酸化イオウ15mf (28,8g=0.36
モル)を滴下し、三酸化イオウとジオキサンの錯体を形
成させた。さらに、15分間反応させた。
この溶液にイソプレン(2−メチル−1,3−ブタジェ
ン)24.5g (0,36モル)を溶かした塩化メチ
レン溶液150m1を1時間かけて滴下し、滴下終了後
、さらに30分間攪拌を続けた。
次に、水酸化ナトリウム14.4gを溶解させた水溶液
100mj!を加え、フラスコ内圧を減圧にし、徐々に
ウォーターバスで加熱し、溶媒およびジオキサンを留出
させ、除去し、乾固させることによって、生成物(粗2
−メチルー1,3−ブタジェン−1−スルホン酸ナトリ
ウム)50.2gを得た。
この住放物を300 ccの水に溶解させたのち、トル
エン200 ccを加え激しく振とうし、トルエン可溶
分を抽出し、水溶液を乾固した。
次に、このようにして得られた2−メチル−1゜3−ブ
タジェン−1−スルホン酸ナトリウム(以下rMBSN
Jという)2gを、30mj!の耐圧ビンに入れ、チン
素置換したのち、過硫酸ナトリウム0.06gを加え、
70℃の回転重合槽で2時間重合を行った。
重合体の重合転化率は65%であり、ゲルパーミニ−シ
ランクロマトグラフィ−(GPC)分析の結果、ポリス
チレンスルホン酸ナトリウム換算重量平均分子量(以下
「重量平均分子量」という)は20,000であり、ま
たスルホン酸基を滴定により定量したところ5.5ミリ
当量/gであった。
得られた重合体の核磁気共鳴スペクトル(’H−NMR
)および赤外吸収スペクトルから、この重合体は、下記
の繰り返し構造単位を主成分にしていることが判明した
H−C−3O,Na (式中、m、nは、重量平均分子量に対応する繰り返し
構造単位数を表し、[1気共鳴スペクトルにより、m:
nの比は約54:46であることが判明した。) 参考例2 参考例1で合成したMBSNとメタクリル酸との共重合
を実施した。
すなわち、MBSN13g (0,076モル)と、メ
タクリル酸6.5g (0,076モル)とを、100
mlの耐圧ビンに入れ、水58.5gおよび過硫酸カリ
ウム0.20gを加えたのち、打栓し、70℃で5時間
重合を行った。
共重合体の重合転化率は74%であり、重量平均分子量
は28,500であった。
得られた共重合体をセルロースチューブで透析し、低分
子量分を除去したのち、核磁気共鳴スペクトルおよび赤
外吸収スペクトルを測定した。
核磁気共鳴スペクトルより、両者の共重合組成を求めた
ところ、MBSN/メタクリル酸(モル比)−29/7
1であった。
実施例1〜5、比較例1〜2(リン酸カルシウムスケー
ル防止評価) 内容積300mlの三角フラスコに、スケール防止剤が
5ppm、リン酸イオン(PO,’−)が10ppm、
カルシウムイオン(Ca 2 * )が1100pp、
炭酸イオン(Go、”)がxooppmになるように、
蒸溜水、スケール防止剤(水処理剤)水溶液、オルトリ
ン酸ナトリウム・12水塩水溶液、塩化カルシウム・2
水塩水溶液および炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、合
計200gとなるように調節した。その後、60℃の恒
温槽に入れ、15時間加熱し、スケールの発生を促進し
た。
室温にて冷却したのち、0,45μmのメンブランフィ
ルタ−でろ過し、JIS  KOIOIのモリブデン青
色法に従ってリンイオンの定量を行った。結果を第1表
に示す。
また、スケール防止剤を添加しない場合と、ポリアクリ
ル酸を用いた場合を、比較例1〜2として併せて示す。
なお、共重合体(水処理剤)の合成に使用されるMBS
Nは、参考例1によって得られたものと同様であり、ま
た各共重合体は、参考例2に準じて作製されたものであ
る。以下の実施例も同様である。
第1表 実施例6〜7、比較例3〜4(リン酸亜鉛スケール防止
評価) 内容積300mj!の三角フラスコに、スケール防止剤
が5ppm、リン酸イオン(Po、3−)が6ppm、
カルシウムイオン(Ca ”)が1100pp、炭酸イ
オン(CCh ”−)がlooppm。
亜鉛イオン(Zn”)が3.5ppmになるように、蒸
溜水、スケール防止剤水溶液、オルトリン酸ナトリウム
・12水塩水溶液、塩化カルシウム・2水塩水溶液、炭
酸水素ナトリウム水溶液および塩化亜鉛を加え、合計2
00gとなるように調節した。その後、60℃の恒温槽
に入れ、15時間加熱し、スケールの発生を促進した。
室温にて冷却したのち、0.45μmのメンブランフィ
ルタ−でろ過し、JIS  KOIOIのモリブデン青
色法に従ってリンイオンの定量を行った。結果を第2表
に示す。
また、スケール防止剤を添加しない場合と、ポリアクリ
ル酸ナトリウムを用いた場合を、比較例3〜4として併
せて示す。
(以下余白) 第2表 実施例8〜11比較例5〜6(ホスホン酸亜鉛スケール
と炭酸亜鉛スケール防止評価)内容積300mjの三角
フラスコに、スケール防止剤が10ppm、ホスホン酸
(1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、
三菱モンサント化成■製、ディクエスト2010)3p
pm。
カルシウムイオン(Ca”)が300ppm、マグネシ
ウムイオン(M g ”)が150ppm、炭酸イオ7
 (Cow ”−)が200ppm、亜鉛イオン(Z 
n ”)が3.5ppmになるように、蒸溜第3表 〔発明の効果〕 本発明によれば、金属イオン濃度が高い系でも析出を防
止し得るリン系化合物を含まないスケール防止用の水処
理剤が得られる。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社 代理人  弁理士  白 井 重 降 水、スケール防止剤水溶液、オルトリン酸ナトリウム・
12水塩水溶液、塩化カルシウム・2水塩水溶液、塩化
マグネシウム水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶液、ホス
ホン酸および亜リン酸亜鉛の水溶液を加え、合計200
gとなるように調節した。その後、60℃の恒温槽に入
れ、15時間加熱し、スケールの発生を促進した。
室温にて冷却したのち、0.45μmのメンブランフィ
ルタ−でろ過し、JIS  KOIOIのモリブデン青
色法に従ってリンイオンの定量を行った。結果を第3表
に示す。
また、スケール防止剤を添加しない場合と、ポリアクリ
ル酸ナトリウムを用いた場合を、比較例5〜6として併
せて示す。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で表される共役ジエンのスルホン
    化物および/または該スルホン化物の重合体および/ま
    たは共重合体を含有する水処理剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) (式中、R^1〜R^6は水素原子、炭素数1〜8のア
    ルキル基、炭素数6〜20のアリール基または−SO_
    3Xであり、ここでXは水素原子、金属原子、アンモニ
    ウム基もしくはアミノ基であり、R^1〜R^6の少な
    くとも1つは−SO_3Xである。)
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