JPH029560Y2 - - Google Patents

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JPH029560Y2
JPH029560Y2 JP1984161767U JP16176784U JPH029560Y2 JP H029560 Y2 JPH029560 Y2 JP H029560Y2 JP 1984161767 U JP1984161767 U JP 1984161767U JP 16176784 U JP16176784 U JP 16176784U JP H029560 Y2 JPH029560 Y2 JP H029560Y2
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thermocouple
core wire
outer tube
tip
gas
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバーナの消火時にガスを遮断するガス
安全弁の電源等に使用するのに適した熱電対に関
する。
〔従来技術〕
この種のガス安全弁は、例えば第5図に示す如
く電磁弁20を使用し、その励磁コイル20aの
電源として点火用パイロツトバーナ21及び常火
パイロツトバーナ22により加熱される2個の熱
電対A,Bを使用し、点火用パイロツトバーナ2
1が消火する始動完了後において、万一常火パイ
ロツトバーナ22が消えた場合は電磁弁20を閉
じて常火パイロツトバーナ22やメインバーナ2
3よりも未然焼ガスの放出を防止するようにして
いる。ガス機器の使用開始時においては、熱電対
A,Bの熱起電力が電磁弁20の保持レベルに上
昇する迄の間は電磁弁20を別の手段により開状
態に保持しなければならず、また突風等により各
バーナ21,22が消火した場合は熱電対A,B
の起電力が電磁弁20の保持レベルに低下する迄
の間は未燃焼ガスが放出されるので、熱電対A,
Bの熱起電力が所定の保持レベルまで上昇または
下降する迄の時間は短いことが要望される。常火
パイロツトバーナ22に用いる熱電対Bは耐熱性
金属よりなる外筒の内部に異種金属よりなる芯線
を周囲に隙間を設けて挿入し、外筒と芯線の先端
を互に接合してなるものであるが、従来のものは
第6図及び第7図のB′に示す如く、円形断面形
状の外筒1及び芯線2を接合部3においてろう付
け等により接合しているので、例えば第4図の破
線Vbに示す如く、加熱開始時より熱起電力が所
定のレベルVoに上昇する迄の時間t1,加熱停止
時TよりレベルVoに下降する迄の時間t3は何れ
も相当大となるという問題があつた。前述のごと
く、この時間は小さい程未燃焼ガスの放出時間が
少なくて安全上好ましく、このための手段として
特に接合部3附近を小型化して熱慣性を減少させ
ることが考えられる。しかしながら、接合部3附
付はバーナにより加熱され、熱歪や酸化が生じ易
いのでこの附近を小型化することは強度、耐久性
が低下し、また電気抵抗の上昇を招き好ましくな
く、小型化にも限度があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、この種の熱電対の接合部の断面形状
を変えることにより、接合部の強度、耐久性、電
気的特性等を実質的に低下させることなく熱電対
の熱起電力が所定のレベルまで上昇または下降す
るのに要する時間を減少させようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このために本考案は、第1図〜第3図に示す如
くこの種の熱電対において、芯線11の先端部1
1aを幅広で偏平な形状に変形せしめると共に外
筒10の先端部10aを偏平な中空形状に変形せ
しめ、芯線11と外筒10の最先端を互に一体に
接合したものである。
(作用) 芯線11の先端部11aは幅広で偏平な形状に
変形しているので、外筒10の先端10aとの接
合面12の周方向の長さは従来よりも大となる。
熱電対がバーナ等により加熱される場合、接合面
12の外表面への露出部に加わる熱は直ちに接合
面12に伝達され、そしてこの露出部の長さは従
来よりも大であるので、接合面12は従来よりも
速やかに温度が上昇する。また、加熱を停止した
場合、前記露出部よりの放熱は直ちに接合面12
を冷却するので、接合面12は従来よりも速やか
に温度が下降する。
(考案の効果) 上述の如く、本考案の熱電対は外筒10と芯線
11の最先端の接合面12の温度上昇及び下降速
度が共に大きいので、熱起電力が所定のレベルま
で上昇及び下降する時間は共に減少する。
(実施例) 第1図〜第3図に示す実施例において、熱電対
Bはステンレス等の耐熱性かつ耐蝕性の金属より
なる外筒10と、ステンレス等とは熱電能に大き
な差のあるコンスタンタン等の異種金属よりなる
芯線11により構成されている。芯線11は円形
断面の素材の先端部11aを、図示の如く、プレ
ス等により幅広で偏平な形状に変形せしめて形成
し、外筒10は円筒状の素材の先端側の半部を
やゝ細径にすると共にその先端部10aを偏平な
中空形状に変形せしめて形成する。外筒10の先
端部10aの断面面状は、第3図に示す如く、芯
線11の偏平な先端部11aの全周を狭い隙間1
2aを隔てゝ囲む形状とし、外筒10の最先端は
多少内側に折曲して芯線11の最先端の外周面に
当接し、ろう付け等により気密的に接合して、先
端の外表面に一端縁が露出する接合面12とし、
この接合面12により熱電対の温接点を形成す
る。
外筒10の根本側はろう付け等により金属製の
筒状の支持部材14に固定され、芯線11の根本
側は銅製の端子片13にろう付け等により接合固
定されて熱電対の冷接点を形成し、端子片13は
絶縁体15を介して支持部材14に支持されてい
る。熱電対Bは支持部材14を介してガス機器の
本体に取り付けられ、端子片13は熱電対Aを介
して電磁弁20の励磁コイル20a(第5図参照)
に接続される。次に本考案の熱電対Bの熱起電力
を第6図及び第7図に示す従来の熱電対B′と比
較した図を第4図に示す。幅広な偏平形状に変形
された芯線11の先端部11aと外筒10の先端
部10aとの接合面12の周方向の長さは、第6
図及び第7図に示す従来品B′の円形の接合面3
の周方向の長さよりも大となる。熱電対の温接点
附付がバーナ等により加熱される場合、接合面1
2の外表面への露出部に加わる熱は直ちに接合面
12に伝達されるので、この露出部の長さが大き
い程熱起電力を発生する接合面12の温度上昇速
度は大となる。この露出部の長さは、本実施例の
方が従来品よりも大であるので本実施例の熱電対
Bの熱起電力は第4図の実線Vaに示す如く上昇
し、同一断面積の従来品B′の場合に要した時間t1
よりも短かい時間t2で所定のレベルVoに達する。
また、突風などによりバーナが消えた場合も、長
さの大なる前記露出部よりの放熱により接合面1
2は直ちに冷却されるので、接合面12の冷却速
度は大となる。従つて、加熱停止時Tより熱電対
Bの熱起電力が所定のレベルVoまで降下する時
間t4は従来品における時間t3より小となり、この
熱電対Bをガス安全弁の電源に使用すれば未燃焼
ガスが放出される時間は減少し、安全性がより高
くなる。
次に本考案の熱電対Bを第5図に示すガス機器
に使用した場合の作用につき説明する。始動に際
してガス機器のつまみを押した状態に保持すれ
ば、点火用パイロツトバーナ21及び常火パイロ
ツトバーナ22よりガスが噴出すると同時に点火
装置24が一定時間作動して点火栓25に火花が
生じ、両パイロツトバーナ21,22よりのガス
に点火される。電磁弁20の励磁コイル20aに
本発明の熱電対Bと点火用の熱電対Aを直列に接
続し、前者Bを常火パイロツトバーナ22により
加熱し、後者Aを点火用パイロツトバーナ21に
より加熱するようにする。第5図のものにおいて
は始動初期の点火用パイロツトバーナ21が作動
している時は両熱電対A,Bの熱起電力の和が励
磁コイル20aに印加され、持に前述の如く前者
Bの温度上昇速度は大であるので電磁弁20が保
持レベルに達する時間は従来品のものに比して一
層短縮させることができる。点火用パイロツトバ
ーナ21の消火後は電磁弁20は熱電対Bのみに
よつて保持され、この状態において突風等により
常火パイロツトバーナ22が消えれば、熱電対B
の熱起電力は速やかに低下し、前述の如く従来よ
りも短時間t4で所定のレベルVoに達して電磁弁
20を遮断し、未然焼ガスの放出を止める。
なお、上記実施例においては外筒10及び芯線
11の先端部附近の断面積を従来と同程度とした
が、機能上差し支えない程度に断面積を減少させ
てもよく、そうすれば先端部附近の熱慣性が減少
するので、過渡的状態における温接点と冷接点の
温度変化の差が増大し、熱起電力の上昇速度及び
下降速度を一層大にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案による熱電対の実施例
及び作用の説明図であり、第1図は正面断面図、
第2図は第1図の−断面図、第3図は第1図
の視図、第4図は作用の説明図、第5図はガス
安全弁を備えたガス機器の回路図、第6図及び第
7図はそれぞれ従来品における第1図及び第3図
相当図である。 符号の説明、10……外筒、10a……先端
部、11……芯線、11a……先端部、B……熱
電対。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱性金属よりなる外筒の内部に異種金属より
    なる芯線を周囲に隙間を設けて挿入し、外筒と芯
    線の先端を互に接合してなる熱電対において、前
    記芯線の先端部を幅広で偏平な形状に変形せしめ
    ると共に前記外筒の先端部を偏平な中空形状に変
    形せしめ、前記芯線と外筒の最先端を互に一体に
    接合したことを特徴とする熱電対。
JP1984161767U 1984-10-25 1984-10-25 Expired JPH029560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984161767U JPH029560Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

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JP1984161767U JPH029560Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

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JPS6176985U JPS6176985U (ja) 1986-05-23
JPH029560Y2 true JPH029560Y2 (ja) 1990-03-09

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ID=30719664

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JP1984161767U Expired JPH029560Y2 (ja) 1984-10-25 1984-10-25

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JP4620983B2 (ja) * 2004-08-20 2011-01-26 株式会社ミクニ 熱電対ユニット

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JPS6176985U (ja) 1986-05-23

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