JPH03100012A - 樹脂組成物および接着剤組成物 - Google Patents

樹脂組成物および接着剤組成物

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JPH03100012A
JPH03100012A JP23885089A JP23885089A JPH03100012A JP H03100012 A JPH03100012 A JP H03100012A JP 23885089 A JP23885089 A JP 23885089A JP 23885089 A JP23885089 A JP 23885089A JP H03100012 A JPH03100012 A JP H03100012A
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pva
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昌人 仲前
Takeshi Yuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A   の1 本発明はビニルエステル系エマルジョンと多価金属化合
物からなる樹脂組成物およびそれを用いた接着剤組成物
に関する。さらに詳しくは特定のポリビニルアルコール
(以下PVAと略称する。)系ブロック共重合体を保護
コロイドとするビニルエステル系エマルジョンと多価金
属化合物からなる樹脂組成物およびそれを用いた接着剤
組成物に関するものである。
B、従来技術 PVAを保護コロイドとするビニルエステル系エマルジ
ョンは、接着性が良好であるとか、エマルジョンの安定
性が優れている等の理由により、接着剤、塗料、モルタ
ル混和剤等の広汎な用途で賞月されている。しかし近年
、各用途それぞれにおいてより高いレベルの品質が要求
されるようになり、それに対応するためのエマルジョン
の各種の変性や改質の工夫が加えられて来ている。
例えば、接着剤用途においては、耐水性や耐熱性やさら
には初期接着性の向上要求があり、これを実現する一つ
の方法として架橋を導入することが行われている。
この架橋導入の方法としては、エマルジョンにカルボキ
シル基等の官能基を導入して、多価金属化合物を組合せ
る方法か知られている。しかしながらPVAを保護コロ
イドとするビニルエステル系エマルジョンにカルボキシ
ル基を導入した場合、エマルジョンの安定性を確保する
ことが難しく、特に貯蔵安定性が不良となり゛実用上問
題があった。
C3題を 決するための 上記課題を解決するため、本発明者らは、PVA保護コ
ロイド系エマルジョンの特徴を損わず、カルボキシル基
やアミド基等の官能基をエマルジョンに導入する方法に
ついて鋭意検討した結果、一般式(1)で示されるビニ
ル化合物の重合体とポリビニルアルコール系重合体との
PVA系ブロック共重合体の存在下で、ビニルエステル
を主体とするモノマーを乳化(共)重合してなることを
特徴とするビニルエステル系エマルジョンが放置安定性
等に優れ、多価金属化合物との反応性も良好であること
を見出し、本発明を完成するに至った。
但し HR’ 1 R1は水素またはメチル基。
Xは水素、−C00Mまたは−COOR2(R8は炭素
数1〜12のアルキル基)。
Yは−COOM (Mは水素、金属イオンまたはNH,
”) 、−CONHt、−C0NHC)!20H。
−C0N(CHs)s、−503M、   CeHsS
OsM (Mは水素、金属イオンまたはNH4°)。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において、保護コロイドとして用いられるPVA
系ブロック共重合体は、一般式(1)で示されるビニル
化合物の重合体とPVA系重合体とのPVA系ブロック
共重合体である。
一般式(1)のビニル化合物としては、アミド基、カル
ボキシル基を有するビニル化合物を用いるのが好ましく
、特にアクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸がそ
の重合の容易さや経済性の点でより好ましい。
PVA系重合体についての制約は特にはないが、重合度
として50〜5000、好ましくは100〜3000、
けん化度として60モル%〜99.9モル%のものが好
適に用いられる。
また、PVA系重合体のなかでも、メルカプト基を有す
るPVA系重合体が特に好ましい。
メルカプト基を有するPVA系重合体としてはPVAの
側鎖にメルカプト基を有するものでも良いが、PVAの
末端にメルカプト基を有するものが特に好ましい。該P
VA系重合体はチオール酸の存在下に、酢酸ビニル等の
ビニルエステル類モノマーを主体とするビニルモノマー
を重合して得たポリビニルエステル系重合体を常法によ
りけん化してえられる。
本発明のPVA系ブロック共重合体はメルカプト基を有
するPVA系重合体を溶解する環1体中で一般式(r)
のビニル化合物をラジカル重合して得ることが必要であ
る。好適な媒体としては水、ジメチルスルホキシド等が
あるが後の乳化(共)重合の工程を考慮すると、脱溶剤
し単離する工程が省ける水媒体が最も好ましい。
メルカプト基を有するPVA系重合体と一般式(I)の
ビニル化合物の比の選択はとりもなおさずPVA系ブロ
ック共重合体の構造そのまのの設計に関連するもので重
要である。メルカプト基を有するPVA系重合体と一般
式(1)のビニル化合物の比はPVA系重合体の割合が
低すぎると、得られるエマルジョンにはPVA保護コロ
イドエマルジョンとしての特徴が損われる。また、一般
式(1)のビニル化合物の割合が低すぎると官能基が利
用できにくくなる。また該ブロック共重合体の構造は、
該ブロック共重合体の存在下での、ビニルエステルを主
体とするモノマーの乳化(共)重合処方にもよるが、エ
マルジョンの安定性に大きな影響を及ぼす。
したがって、該乳化(共)重合におけるモノマー組成や
最終的なエマルジョンの目的に合わせて、PVA系重合
体と一般式(1)のビニル化合物の比を選ぶ必要がある
が、−船釣には重量基準で、[PVA系重合体/一般式
(1)のビニル化合物]= 20/ 80〜9515、
好ましくは30/ 70〜90/ roの範囲から選択
する必要がある。
一般式(1)のビニル化合物は単一のビニル化合物でも
良いが1.2種類のビニル化合物を組み合わせて用いて
も良い。また一般式(1)のビニル化合物と共重合可能
なほかのビニル化合物を本発明の目的を損わない範囲で
、少量併用しても良い。
かかる共重合可能な他のビニルモノマーとしては、例え
ばアクリロニトリル、メタクリニトリル、トリメチル−
(3−アクリルアミド−3−ジメチルプロピル)−アン
モニウムクロリド、エチルビニルエーテル、ブチルビニ
ルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル
等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、酢酸ビニル
等のビニルエステル等が挙げられる。
本発明のPVA系ブロック共重合体を得るためのラジカ
ル重合開始剤としては、例えば2,2゛−アゾビスブチ
ロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシカーボネート
、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素の
中から重合系に適したものを使用すれば良いが、既述の
如く水系での重合が好ましく、この場合、PVA系重合
体末端のメルカプト基と臭素酸カリウム、過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素等の酸化剤による
レドックス開始も可能であり、この中でも臭素酸カリウ
ムは、通常の重合条件下では単独ではラジカルを発生せ
ず、PVA系重合体末端のメルカプト基とのレドックス
反応によってのみ分解、ラジカルを発生することから、
本発明のブロック共重合体を合成する上で特に好ましい
開始剤である。
本発明のPVA系ブロック共重合体を得る重合を行うに
際し、重合系が酸性であることが重要であり、望ましい
。これはメルカプト基が塩基性下においては、ビニル化
合物の二重結合へイオン的に付加、消失する速度が大き
く、重合効率が著しく低下するためであり、水系の重合
であれば、全ての重合操作をpH4以下で実施すること
が望ましい。 本発明のビニルエステル系エマルジョン
は上述のような方法で得たPVA系ブロック共重合体の
存在下、ビニルエステルを主体とするモノマーを乳化(
共)重合して得られるものである。ビニルエステルとし
てはギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニルなどが挙げられるが、なかでも酢酸
ビニルが好ましい。
ビニルエステル以外のモノマーとしてはビニルエステル
と共重合可能なモノマーを1,2種類併用してら良く、
そのようなモノマーとしては、エチレン、プロピレン、
イソブチレン等のオレフィン、塩化ビニル、フッ化ビニ
ル、ビニリデンクロリド、ビニリデンフルオライドなど
のハロゲン化オレフィン、アクリル酸、メタクリル酸の
エステルであるアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキンル、ア
クリル酸ドデンル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸2エチルヘキシル、メタクリル
酸ドデシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アク
リル酸ジメヂルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルア
ミノエチルおよびこれらの四級化物、アクリルアミド2
−メチルプロパンスルホン酸およびそのナトリウム塩の
アクリルアミド系モノマー スチレン、α−メチルスチ
レン、p−スチレンスルホン酸およびそのナトリウム、
カリウム塩等のスチレン系モノマー その他N−ビニル
ピロリドン等が挙げられる。
本発明においてPVA系ブロック共重合体とビニルエス
テルを主体とするモノマーの比の選択は、安定なエマル
ジョンを得るという観点とそのエマルジョンの官能基を
利用するという観点から特に重要である。
まず安定なエマルジョンを得るためには、PVA系ブロ
ック共重合体の構造により多少異なるが、該ブロックポ
リマーの使用量はビニルエステルを主体とするモノマー
【00部に対して0.5部以上、好ましくは2部以上使
用されるべきである。PVA系ブロック共重合体の使用
量が0.5部未満では実用的な高固形分濃度のエマルジ
ョンを安定に得ることが難しいからである。
他方、エマルジョン中の官能基を利用するという観点か
らはPVA系ブロック共重合体を多く使用することが好
ましいが、余り多すぎるとたとえ官能基と反応する硬化
剤を後添加しても、耐水性が低下するという問題を生じ
る。
以上のことによりPVA系ブロック共重合体の使用量は
ビニルエステルを主体とするモノマー100部に対して
0.5部〜300部、好ましくは2部〜200部の範囲
である。
乳化(共)重合反応は水系媒体中、ラジカル重合開始剤
の存在下で実施される。重合開始剤としてベンゾイルパ
ーオキシド、ジクミルパーオキソド、キュメンハイドロ
パーオキシド、アゾビスイソブチルニトリル、過硫酸塩
、過酸化水素水などを単独であるいは亜硫酸ナトリウム
、トリエタノールアミン、ロンガリット、し−アスコル
ビン酸、酒石酸などとのレドックス系を形成させて用い
られる。
重合方法は水、PVA系ブロック共重合体、ビニルエス
テルを主体とするモノマーを一括仕込みで重合する方法
、ビニルエステルを主体とするモノマーの一部を仕込ん
で重合を開始し、次いで残りを重合系に逐次添加する方
法や、水、PVA系ブロック共重合体、ビニルエステル
を主体とするモノマーを予め混合しておき、この一部を
仕込んで重合を開始し、残りを重合系に逐次添加する方
法も可能である。
以上のようにして得られるビニルエステル系エマルジョ
ンは放置安定性が良好であり、機械的安定性にも優れ、
ウェットタックの大きい等のPVA保護コロイドエマル
ジョンの特徴を保持しており、かつ官能基を保有してい
る。このようなアミド基やカルボキシル基やスルホン酸
基等の官能基を有するエマルジョンは他の基材に対して
の接着性が良好であり、それ単独でも接着剤等の用途に
有用なものであるが、該官能基と反応しうる多価金属を
有する化合物、いわゆる架橋剤を添加するこにとより架
橋体の形成が可能であり、これによりさらに耐水性、耐
熱性や初期接着性の向上が可能となるのである。
本発明の目的は、PVA系重合体と前記一般式(1)の
ビニル化合物とのPVA系ブロック共重合体を保護コロ
イドとするビニルエステル系エマルジョンに、一般式(
1)のビニル化合物の官能基と反応し得る多価金属を宵
する多価金属化合物を添加してなる接着剤組成物を提供
することにある。
一般式(1)のビニル化合物の官能基と反応し得る多価
金属化合物としては、ジルコニウム化合物、亜鉛化合物
、カルシウム化合物、バリウム化合物、ストロンチウム
化合物、マグネシウム化合物、アルミニウム化合物等が
挙げられるが、極めて大きな架橋効果を有するジルコニ
ウム化合物がとくに好ましい。
ジルコニウム化合物としては例えば塩酸化ノニルコウニ
ム、硫酸ジルコニル、硝酸ジルコニル、炭酸ジルコニル
、水酸化ジルコニル、酢酸ジルコニル、炭酸ジルコニル
アンモニウム等が挙げられる。
ビニルエステル系エマルジョンと多価金属化合物の配合
比は、固形分比でビニルエステル系エマルジョン100
重量部に対して多価金属化合物0.02〜100重量部
が好ましく、02〜50重部がより好ましい。
また、本発明の樹脂組成物は、本発明の効果を損わない
範囲で、クレー、炭酸カルシウム、タルク、水酸化アル
ミニウムなどの顔料とか、消泡剤、防黴剤などの添加剤
、およびPVA、でんぷんなどの公知の接着剤との併用
も可能である。
本発明の接着剤組成物の用途としては塩化ビニルなど各
種のプラスチック類、木材、紙などのセルロース類など
各種の接着剤として有用である。
本発明の接着剤組成物は2〜500dry−g/ m”
程度、さらに好ましくはlO〜300 d r y−g
 / m ”程度の塗布量で使用される。
また、本発明の接着剤組成物は風乾でも加熱乾燥でも良
好な結果が得られる。
工=L支九 以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらによって同等限定されるものではない。な
お実施例中、部および%はいづれも重量基準を意味する
[末端にメルカプト基を有するPVA系重合体の合成] 合成例1 酢酸ビニル(以下VAcと略記) 2400部、メタノ
ール580部お上びチオール酢酸0.93部を反応容器
に取り、内部を充分に窒素置換した後、外温を65℃に
あげ、内温か60℃に達したところで、2.2−アゾビ
スイソブチロニトリル0.868部を含むメタノール2
0部を加えた。直ちにチオール酢酸17.4部を含むメ
タノール溶液60部を5時間にわたって均一に加えた。
5時間後の重合率は50.4%であった。5時間後に容
器を冷却し、減圧下に残留するVAcをメツタールと共
に系外へ追い出す操作をメタノールを追い出しながら行
い、ポリ酢酸ビニル(以下PVAcと略称する)のメタ
ノール溶液を得た(濃度64.5%)。このメタノール
溶液の一部をとり、PvAca度50%、[NaOH]
/ [V A c ]= 0.05 (モル比)となる
ようにNaOHのメタノール溶液を加え、40℃でけん
化してPVA系重合体とした。このPVA系重合体をメ
タノールによるソックスレー洗浄によって精製した後水
中30°Cで[η]を測定し、[ηローフ。51X 1
O−3(P )08’で重合度を計算したところ130
であり、けん化度を測定すると98.6%であった。
次にこの精製PVA系重合体を用いて、P V 、A系
重合体中に含まれるメルカプト基量をヨウ素酸化による
方法で求めたところ、1.87X 10−’当m/g 
−P V A系重合体のメルカプト基の存在が確認され
た。
合成例2および3 合成例1と同様の方法でチオール酢酸の量を変えて重合
し、けん化して末端にメルカプト基を有す・るPVA系
重合体を得た。結果をまとめて表1に示す。
[PVA系ブロック共重合体を保護コロイドとするエマ
ルジョンの製造] 製造例1 合成例1のPVA系重合体10部に蒸留水110部を加
え、95°CでPVA系重合体を溶解し、窒素気流下に
30℃まで冷却し、あらかじめ窒素置換したアクリル酸
10部を加えた。次に臭素酸カリウム0.32部を窒素
置換した蒸留水io部に溶解した水溶液を全量添加し、
30°Cで重合を開始させた。2時間で重合は完了し、
重合率は100.1%、固形分濃度は14.4%のPV
A系重合体−ポリアクリル酸のPVA系ブロック共重合
体(A)水溶液が得られた。
次いで別の反応器に該ブロック共重合体(へ)水溶B6
2.s部を移し、水45部と100部の酢酸ビニルを添
加し、窒素置換後、過硫酸アンモニウム05部を水6部
に溶解させた水溶液を添加し70°Cで重合を開始させ
た。2時間で重合は終了し、残存酢酸ビニル濃度は0.
2%、固形分濃度50.8%、粘度4500cpの安定
なエマルジョンを得た。
得られたエマルジョンを60℃に放置し、7日後の変化
の有無を調べたところ外観変化もなく粘度も4300c
l)とほとんど変化なく安定であった。
製造例2 合成例2のPVA系重合体10部に蒸留水108部を加
え、95℃でPVA系重合体を溶解し、室温まで冷却し
た。N / 2− HlSo、を加えてt)H=3に調
整し、アクリルアミド10部を加え、溶解させた後、窒
素置換して60℃に昇温した。そこで臭素酸カリウム0
.07gを窒素置換した蒸留水に溶解した水溶液の添加
を開始し、重合を始めた。臭素酸カリウム水溶液の添加
は2nl!15分の速度で、30分間均一に実施した。
90分で重合は完了し、重合率1017%、固形分濃度
14.5%のPVA系重合体−ポリアクリルアミドのP
VA系ブロック共重合体(B)水溶液が得られた。
次いで耐圧オートクレーブに該ブロック共重合体(B)
水溶液34.5部と、水60部、酢酸ビニル82部を添
加し窒素置換後、エチレンを40に4部cm’まで圧入
した。次いで内温を50℃に上げ、ロンガリット5%水
溶液4部と1%過酸化水素3部を逐次添加して重合した
。重合は3時間で終了し、残存酢酸ビニル濃度は0.4
%、固形分濃度50.7%、エチレン含1k17.9%
、粘度32QOcpの安定なエマルジョンを得た。この
エマルジョンのH’C17日放置後の粘度は3400c
pであり、良好な放置安定性を有することがわかった。
製造例3 合成例3のPVA系重合体lO部に蒸留水110部を加
え、95℃でPVA系重合体を溶解し、室温まで冷却し
た。アクリル酸9部とアクリルアミド1部を加え溶解さ
せた後、窒素置換をして60°Cに昇温した。次いで過
硫酸カリウム005部を蒸留水に溶解した水溶液を全量
添加し、重合をはじめた。重合は2時間で終了し、重合
率99.7%、固形分濃度14.3%のPVA系重合体
−ポリ(アクリル酸−アクリルアミド)のPVA系ブロ
ック共重合体(C)水溶液が得られた。該ブロック共重
合体(C)水溶液49部を別の反応器に移し、水56部
と酢酸ビニル17部とn−ブチルアクリレ−83部を加
え、窒素置換後70℃に昇温し、5%過硫酸アンモニウ
ム2部を添加し重合を開始した。次いで3時間かけて酢
酸ビニル68部とn−ブチルアクリレート12部の混合
物を逐次添加し、添加終了後内温を75°Cに30分間
保持した。
得られたエマルジョンは固形分濃度513%、粘度68
00cpの安定なものであり、60℃、7日放置後の粘
度ら6700cpとほとんど変化なかった。
製造例4 合成例2のPVA系重合体lO部に蒸留水110部を加
え、95℃でPVA系重合体を溶解後、室温まで冷却し
た。アクリル酸7.5部とN−メチロールアクリルアミ
ド1.5部を加え溶解させた後、窒素置換後60℃に昇
温した。次いで過硫酸カリウム005部を蒸留水1部に
溶解した水溶液を全量添加し重合をはじめた。重合は2
時間で終了し重合率998%、固形分濃度14.6%の
PVA系重合体を一成分とするPVA系ブロック共重合
体(D)水溶液を得た。
次いで該ブロック共重合体(D)水溶液55部を別の反
応器に移し、水63部と酢酸ビニル10部を加え、窒素
置換後、70℃に昇温し5%過硫酸カリウム水溶液2部
を添加し、重合を開始した。次いで3時間かけて酢酸ビ
ニル90部を逐次添加し、添加終了後、内温を75°C
に30分間保持した。
得られたエマルジョンは固形分濃度49.8%、粘度7
500cpの安定なものであった。このエマルジョンの
60℃、7日放置後の粘度は7600cpであり、外観
変化もなく安定であった。
製造例5 製造例3で得られたPVA系ブロック共重合体(C)水
溶液55.9部に水62部1、酢酸ビニル1o部を添加
し、窒素置換後65℃で過硫酸カリウム3%溶液3部を
添加し重合を開始した。次いで酢酸ビニルを90部3時
間かけて連続添加した後、75℃に内温を保持した。固
形分濃度48.7%、粘度86QQcpの安定なエマル
ジョンであり60 ’C17日放置後も安定であった。
実施例1〜3 製造例1.4および5で得られたエマルジョンにジルコ
ニウム化合物を組み合わせた系で下記の接着試験を実施
した。結果を表−2に示す。
1、 合成 着試験 エマルジョン100部にタルク5
0部を配合し、次の条件で合板を作製した。
単板構成 フェースおよびバック ・・・・・ 赤ラワン 1.2
m1mコ  ア        ・・・・・ 赤ラワン
 2.5mm3ブライ 接着条件; 接着剤塗布fi(両面) ・・・・・260g/m″冷
     圧(室温)   ・・・・・10kg/cm
”、 20分熱     圧(115℃)  −−−−
−、10kg/am’、 1.5分実施例4 製造例5で得られたエマルジョンにカルシウム化合物を
添加した系で実施例1と同様の接着試験を実施した。結
果を表−2に示す。
比較例1 平均重合度1300、けん化度88モル%のPVA  
8部を水109部に溶解後、酢酸ビニル10部を添加す
る。窒素置換後内温70℃に昇温し過硫酸カリウム0.
10部を蒸留水2部に溶解した水溶液を全量添加し重合
を開始した。次いで3時間かけて90部の酢酸ビニルを
添加し、添加終了後、内温を75℃に30分間保持した
得られたエマルジョンは固形分濃度49.7%、粘度1
1000cpであった。
該エマルジョンにジルコニウム化合物を添加した系で実
施例1と同様の接着試験を実施した。結果を表−2に示
す。
以下余白 実施例5および6 製造例2および3で得られたエマルジョンとジルコニウ
ム化合物との組み合わせの系について下記の塩化ビニル
化粧板の接着試験を実施した。結果を表−3に示す。
2 塩 ビニル     試 エマルジョン100部に対しジルコニウム化合物1部添
加し次の条件で塩化ビニル化粧板を作製した。
試験片 塩化ビニルシート:厚さ0 、2mmmm半硬質トート
      板;厚さ5.5+em。
3プライ、 タイプIラワン合板 接着条件 接着剤塗布型: 120g/ m” 圧       締 : 208C、0,5kg/ a
m’、  161(r養    生ニア日 試験方法 耐 水 強 度;20℃の水に24時間浸漬後、湿潤状
態での剥離強度を求める。
(180度剥離) 耐熱クリープ;60℃で、500g/25mm巾の90
度剥離。
静荷重を与え1時間後のクリ ープ長さで評価 実施例7 製造例2で得られたエマルジョンにカルシウム化合物(
エマルジョン100部に対して1部)を添加した系で実
施例5と同様塩化ビニル化粧板の接着試験を実施した。
結果を表−3に示す。
比較例2 耐圧オートクレーブに重合度1300、けん化度87モ
ル%のPVA  5部を水96部に溶解し、酢酸ビニル
82部を添加し窒素置換後、エチレン40kg/cm″
まで圧入した。次いで内温50℃に上げ、ロンガリット
5%水溶液4部と1%過酸化水素水3部を逐次添加して
重合し、固形分濃度50.2%、エチレン含量18.0
%リエマルジョンを得た。このエマルジョンとジルコニ
ウム化合物との組み合わせで実施例5と同様塩化ビニル
化粧板の接°着試験を実施した。
結果を表−3に示す。
比較例3 製造例2で得られたエマルジョン単独系で実施例5と同
様塩化ビニル化粧板の接着試験を実施した。結果を表−
3に示す。
ジルコニウム化合物; Zr0(CHsC■)、の水溶
液固形分:1r02換算15% (第一希元素化学工業(株)製、 商品名ジルコゾールZA) カルシウム化合物; Ca(CHs艶の。
旦−二11口り上」し 以上の実施例で明らかなとおり、本願発明の樹脂組成物
からなる接着剤組成物は接着力が大きく、耐水性、耐熱
性も良好であり、かつ樹脂組成物の1成分であるエマル
ジョンの貯蔵安定性も良好であり、工業的価値が極めて
高いものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で示されるビニル化合物の重合体
    とポリビニルアルコール系重合体とのポリビニルアルコ
    ール系ブロック共重合体の存在下で、ビニルエステルを
    主体とするモノマーを乳化(共)重合してなるエマルジ
    ョンと多価金属化合物を主成分とする樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・( I ) 但し:R^1は水素またはメチル基。 Xは水素、−COOMまたは−COOR^2(R^2は
    炭素数1〜12のアルキル基)。 Yは−COOM(Mは水素、金属イオンまたはNH_4
    ^+)、−CONH_2、−CONHCH_2OH、−
    CON(CH_3)_2、−SO_3M、−C_6H_
    5SO_3M(Mは水素、金属イオンまたはNH_4^
    +)。
  2. (2)ポリビニルアルコール系重合体がメルカプト基を
    有するポリビニルアルコール系重合体である請求項1記
    載の樹脂組成物。
  3. (3)ビニルエステルが酢酸ビニルである請求項1また
    は2記載の樹脂組成物。
  4. (4)多価金属化合物がジルコニウム化合物である請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
  5. (5)請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂組成物
    からなる接着剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145990A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nippon Zeon Co Ltd ラテックスおよびフィルム
JP2008297523A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Showa Highpolymer Co Ltd 水性エマルジョン

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