JPH03100063A - 高分子材料の帯電防止方法及び帯電防止能を有する高分子材料成形物 - Google Patents

高分子材料の帯電防止方法及び帯電防止能を有する高分子材料成形物

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JPH03100063A
JPH03100063A JP23896389A JP23896389A JPH03100063A JP H03100063 A JPH03100063 A JP H03100063A JP 23896389 A JP23896389 A JP 23896389A JP 23896389 A JP23896389 A JP 23896389A JP H03100063 A JPH03100063 A JP H03100063A
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rubber
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Toshiyuki Miyabayashi
利行 宮林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電を防止もしくは抑制する効果を有する液状
物質を含有する無機質中空球状多孔性微粒子をゴムもし
くはプラスチック等の高分子材料中に混合分散せしめる
ことにより高分子材料の帯電を防止もしくは抑制する方
法並びにその成形物に関する。
本発明は帯電を防止もしくは抑制する効果を有する液状
物質を含有する無機質中空球状多孔性微粒子を混合分散
せしめた合成樹脂塗料により形成せしめられる帯電防止
塗膜を有することを特徴とする帯電防止能を有する高分
子材料成形物に関する。
〔従来の技術および問題点〕
各種プラスチックならびにゴム成形品の帯電防止は以前
から帯電防止剤を直接高分子材料の表面に塗布する方法
と高分子材料に棟込む方法とが行われている。
しかしながら、帯電防止剤を直接、高分子材料表面に塗
布する方法においては、帯電防止剤が表面から容易に脱
落してしまい、効果は極めて短期間に限られた。
また、帯電防止剤を高分子材料に練込む方法は塗布する
方法に比べて、効果の持続性は向上するものの決して充
分なものではなかった。また、帯電防止剤の高分子材料
との相溶性の問題や帯電防止剤の練込みによる母材の物
性の低下、たとえば機械的性質が低下するなどの影響が
見られた。
また、従来よりかかる帯電を防止する方法として、カー
ボンブラック、銀、銅等の各種導電性物質を混入する方
法も行われているが、この方法は、導電性物質を多量に
含有させるために、成形加工性の低下をもたらし粘弾特
性、機械的強度等の物性や性能にも影響を与えることが
多い。また、成形品の外観が導電性物質の色調等に左右
されるため、用途が限定されるという問題があった。
電子複写機用、印刷事務機用、製紙用、繊維用等のゴム
ロールや伝導ベルト、コンベヤーベルト、ゴム板、ガス
ケットなどの各種ゴム製品においては、静電気による障
害が問題となることがある。たとえば、電子複写装置等
の画像形成装置におけるゴムローラ、特に普通紙等のシ
ート状転写材または記録材を所定の経路に沿って搬送す
る搬送ローラにおいては摩擦帯電によるローラ表面への
シート状転写材の巻き付きの問題がある。また、加圧加
熱条件下で転写紙上の未定着形成画像(トナー像)を該
転写紙上に定着せしめるとともに、該転写紙を挟持搬送
する定着用ローラにおいても摩擦帯電によるローラ表面
への転写紙の巻き付きの問題がある。さらに、定着用ロ
ーラに関しては、摩擦帯電によりローラ表面が高電圧に
帯電し、それによって生ずる電界により未定着のトナー
が飛び散りライン像を滲ませたりトナーが定着用ローラ
表面へ付着するというオフセット現象が生ずるという問
題もあった。
上記問題の対策として従来は、ローラの表面に除電ブラ
シを当接させて接地除電を行う方法が採られたが、その
効果には限界があり、充分とは言えなかった。また、上
記に記載した例のごとく帯電防止剤をゴムの表面に塗布
する方法やゴム中に混合する方法が行われたが、効果・
持続性という点においては、ゴム中に混合する方法の方
がゴム表面に塗布する方法よりも有効ではあるが決して
充分なものではなかった、特に電子複写機の定着用ロー
ラの如(高温の状態で使用され、しかも長期にわたる効
果の持続性を要求される場合においては該方法によって
も効果の持続は困難であった。
また、ゴム中に混合する方法においては、帯電防止剤の
ゴムの機械的物性やその他の性能への影響が大きいとい
う問題があった。
また、ゴム中に金属粉や酸化金属粉、カーボンブラック
等の導電性物質を混合する方法も行われている。しかし
ながら、この方法を電子写真複写機の定着用ローラに用
いた場合においては、定着用ローラ表面の表面エネルギ
ーが極度に増加するために、定着用ローラ表面の離型性
が導電物質の添加量に比例して低下し、ローラ表面のト
ナー付着汚れが増加するという問題があった。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を担持
した無機質中空球状多孔質微粒子をプラスチックもしく
はゴム中に混合せしめることにより、プラスチック成形
物もしくはゴム成形物等の高分子材料成形物の帯電を防
止もしくは抑制する方法に関するものである。
本発明は、帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を包
含担持した無機質中空球状多孔質微粒子をプラスチック
もしくはゴム中に混合せしめることによりプラスチック
の成形物ゴム成形物表面の帯電を防止もしくは抑制する
ことを可能とする。
本発明の組成物を例えば、電子写真装置等の画像形成装
置における画像定着装置の定着ローラ並びに加圧ローラ
等の定着用ローラの弾性被覆層として用いた場合、ロー
ラ表面の帯電を防止もしくは抑制することが可能となる
ために未定着トナーが飛び散り、ライン像を滲ませる等
の定着画像不良が解消されるとともに、ローラ表面への
トナーの付着による汚染が防止される。また、ローラへ
の紙等のシート状転写材または記録材の巻きつきゃ排出
された紙のカール等の搬送上の問題も解決される。さら
に、微小細孔を有する無機質壁を有した微小球状中空無
機微粉体に担持された帯電を防止もしくは抑制し得る液
状物質が徐々にゴム中に放出供給されるために良好な帯
電防止効果もしくは帯電抑制効果、除電効果が長期にわ
たって維持される。その結果、定着画像の不良ローラ表
面へのトナー付着による汚染、紙等のシート状転写材も
しくは記録材のローラへの巻きつきゃ排出された紙のカ
ールなどの搬送上の問題が長期にわたり防止することが
でき、ローラの耐久性を飛躍的に向上せしめる。
又、母材のゴムもしくはプラスチック等の高分子材料と
の相溶性からゴムもしくはプラスチック等の高分子材料
中に混ざりにくいかもしくは全(混ざらない帯電防止剤
に関しても帯電防止剤を該無機質中空球状多孔質微粒子
に包含担持させることにより混合分散させることが可能
となる。
又、帯電防止剤の直接線込みにより硬度低下、弾性の低
下、強度の低下、圧縮永久歪の低下などの物性の低下が
生じるが、帯電防止剤を担持させた無機質中空球状多孔
質微粒子を混合分散させることで物性の低下を防止する
ことをも可能とする。
本発明の帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を担持
した無機質中空球状多孔質微粒子に関して以下に説明す
る。
本発明における帯電を防止もしくは抑制し得る物質とし
ては分子内に極性基と非極性基を有し疎水性と親水性の
両性を有する界面活性剤並びにポリエーテル変性シリコ
ーンオイル、アミノ変性シリコーンオイルが用いられる
。界面活性剤は公知のアニオン系活性剤、カチオン系活
性剤、ノニオン系活性剤、両件活性剤が用いられ、多孔
質無機微粉体に含浸、担持させるためには、特に液状形
態のものが好ましい。帯電防止能からカチオン系活性剤
、ノニオン系活性剤が好ましい。カチオン系活性剤とし
ては脂肪族アミノ塩類、第4級アンモニウム塩類、アル
キルピリジニウム塩等があり、ノニオン系活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルフェノールエーテル類、ポリオキシ
エチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキルエス
テル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステ
ル類等が用いられる。例えば電子複写装置等の画像形成
装置において、未定着形成画像を像支持材へ定着せしめ
るための加熱加圧定着装置に用いられる定着ローラ、加
圧ローラ等の定着用ローラは100℃から200℃の範
囲の特定温度で使用される。上記の如(高温で使用され
る場合や成形加工温度が高温である場合などにおいては
該帯電を防止もしくは抑制し得る物質は耐熱性に優れる
ものでなければならない。該理由から上記条件において
はフッ素系界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーンオ
イル、アミノ変性シリコーンオイルの使用が好ましい。
弗素系界面活性剤としては、フッ素化アルキルエステル
、パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノール
、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロア
ルキルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルベタイン
、パーフルオロアルキルアミノオキサイド、パーフルオ
ロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアル
キルリン酸エステル、非解離性パーフルオロアルキル化
合物が挙げられる。
ポリエーテル変性シリコーンオイルは分子中のジメチル
ポリシロキサンの部分を疎水基に、ポリオキシアルキレ
ン基の部分を親水基とした非イオン系の界面活性剤構造
を有するシリコーンオイルで、例えば、 で示されるものである。Rは−H1アルキル基である。
アミノ変性シリコーンオイルは分子中のジメチルポリシ
ロキサンの部分を疎水基に、−NH2基の部分を親水基
としたカチオン系の界面活性剤構造を有するシリコーン
オイルで、例えば で示されるものである。RはCH3またはoCH3であ
る。
本発明における無機質中空球状多孔質微粒子は熱安定性
が良好な粒子径が1〜200μmの中空微小球で球殻に
直径が10〜400人の細孔を有する。
無機質中空球状多孔質微粒子は特許第1184016号
(1983)記載の界面反応法により得た。該中空微小
球の球殻(壁)はシリカ(SiO□)ケイ酸カルシウム
及びケイ酸ストロンチウムが破壊に対して強固であるこ
とから、該無機化合物が好ましい。
無機質中空球状多孔質微粒子への帯電を防止もしくは抑
制する効果を有する液状物質の担持は以下の如く行われ
る。第1図のガラス鐘内のフラスコに所定量の無機質中
空球状多孔質微粒子を入れ、1O−3torrにて3〜
4時間真空排気する。真空状態を保持したまま、あらか
じめ設置されている足長分液漏斗から所定量の帯電を防
止もしくは抑制しうる液状物質を滴下、注入する。全量
を注入後1時間静置したのちガラス鐘内を大気圧にもど
し、目的の帯電を防止もしくは抑制する効果を有する液
状物質含有無機質中空球状多孔質微粒子を得る。
帯電防止能を有する液状物質の該微粉体に対する含浸比
率は該微粉体100重量部に対して50重量部から60
0重量部の範囲である。
本発明の帯電防止能を有する液状物質を包含した無機質
中空球状多孔質微粒子のゴムもしくはプラスチック等高
分子材料への混合方法は特に限定されるものでなく、ゴ
ムもしくはプラスチックの種類や形態に応じて各種の方
法が採用できる。例えば、未加硫ゴムに他の配合物とと
もに混練する方法である。混練においては、バンバリー
ミキサ−ロール又は押出機等が用いられる。液状ゴム等
の形態が液状のものに対しては撹拌機による撹拌混合が
採用される。
本発明の帯電防止能を有する液状物質を担持した微小球
状中空多孔質無機微粉体の高分子材料中への配合量は0
.1〜30重量%の範囲で、好ましくは0.1〜lO重
量%である。5重量%以下の少量でも帯電防止及び除電
効果は発現する。
本発明における帯電防止能を有する液状物質を担持した
無機質中空球状多孔質微粒子をゴム中もしくはプラスチ
ック中に混合することによりゴムもしくはプラスチック
に帯電防止能もしくは除電能を付与することができるが
、このようなゴムもしくはプラスチックは種類は何ら限
定されるものでな(、例えばゴムにおいては、天然ゴム
、スチレンブタジェンゴム、ブタジェンゴム、アクリロ
ニトリルブタジェンゴム、ニトリルゴム、クロロブレン
ゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリイ
ソプレンゴム、ブチルゴム、エピクロルヒドリンゴム、
ポリウレンタンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の
単独又はこれらのブレンド物を挙げることができる。
プラスチックにおいては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
のいずれも用いることができる。
本発明における帯電防止能を有する液状物質を担持した
無機質中空球状多孔質微粒子を混合分散せしめた合成樹
脂塗料により形成された塗膜を有するプラスチックもし
くはゴム等の成形物は帯電防止能が付与される。該微粉
体を混合分散する塗料は一般に用いられている合成樹脂
塗料のいずれでもかまわなく、限定されるものではない
。塗料の種類としては、例えばアルキド樹脂系、アミノ
アルキド樹脂系、ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、エポ
キシ樹脂系、ウレタン樹脂系、不飽和ポリエステル系、
塩化ゴム系等があげられる。本発明の帯電防止能を有す
る液状物質を担持した無機質中空球状多孔質微粒子の合
成樹脂塗料中への混合分散方法は、特に限定されるもの
ではないが、撹拌機ならびに三本ロールによる混合分散
が好ましい。
本発明により得られる帯電防止能を付与されたゴムもし
くはプラスチック成形品の用途としては、製紙用、印刷
事務用、染色用、繊維用、電子複写機用等のゴムロール
ならびにプラスチックロールや伝導ベルト、コンベヤベ
ルト、タイヤ、ゴムホース、プラスチックパイプ等の帯
電防止用に用いることが可能である。また、成型品の浮
遊ゴミの吸着による汚れの防止や、EMI成形品等とし
ても用いることができる。
〔作用〕
本発明においてゴム中もしくは、プラスチック中に帯電
防止能を有する液状物質を担持した無機質中空球状多孔
質微粒子を添加混合した場合の高い帯電防止性能と長期
間にわたる帯電防止能の維持が得られる機構については
、必ずしも明らかではないが、帯電防止能を有する液状
物質を無機質中空球状多孔質微粒子中に包含担持させた
ことにより、該帯電防止能を有する液状物質のゴム中も
しくはプラスチック中への混合分散が容易となり、かつ
均一に分散されるために高い帯電防止能が得られるもの
と思われる。また、無機質中空球状多孔質微粒子に担持
された帯電防止剤が該微粉体より徐々に放出され、表面
に移行していくことにより帯電防止能の持続効果が発現
されるものと思われる。
また、帯電防止能を有する液状物質をゴムもしくはプラ
スチックに直接添加する際には該母材との相溶性が問題
となるが、本発明の方法に依れば、相溶性は考慮しな(
でも良くなるために添加量を必要に応じ自由に選択でき
帯電防止能を自由に調整できる。
また、一般に帯電防止能を有する液状物質を直接、ゴム
やプラスチックに添加した場合、該母材の物性やその他
の性能が低下することが多いが、本発明に依れば、それ
を防止しながら、帯電防止能を発現させることができる
。これは該液状物質を無機質中空球状多孔質微粒子中に
包含担持させ粉体化したことによる。
かかる説明は本発明の理解の助けとなるものであり、何
ら本発明を限定するものではない。
〔実施例1〕 (帯電防止能を有する液状物質を包含担持した微小球状
中空無機微粒子(無機質マイクロカプセル)の調整) 平均粒径20μm1最頻細孔直径分布域が20〜100
人、比表面積200〜500ボ/gのシリカ(Si02
)中空球状多孔質微粒子100gを第1図のガラス鐘内
のフラスコに入れ、10−”torrにて、4時間真空
排気した。真空状態を保持したまま、あらかじめ設置し
ておいた足長分液漏斗から1ooccのフッ素系界面活
性剤三菱金属製エフトップ■EF122B (N−ポリ
オキシエチレン−N−アルキル−パーフルオロオクタン
スルフオン酸アミド)を滴下注入した。全量を注入後、
1時間静置したのち、ガラス鐘内を大気圧にもどし、目
的の帯電防止能を有する液状物質(エフトップeEF1
22B)を包含担持した無機質中空球状多孔質微粒子を
得た。
〔実施例2〕 ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン100部、乾式
微粉末シリカ5部、石英粉末20部、ベンガラ1部およ
び白金系触媒から成る粘度900ボイズの付加反応型液
状シリコーンゴム組成物100部に、実施例1で調製し
たフッ素系界面活性剤担持シリカ中空球状多孔質微粒子
を10重量部添加し、均一に撹拌分散して得られた付加
反応型液状シリコーンゴム組成物をA液とした。
ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン及び活性水酸基
含有ジオルガノポリシロキサンの混合物100部、乾式
微粉末シリカ5部、石英粉末20部、ベンガラ1部から
成る粘度600ポイズの付加反応型液状シリコーンゴム
組成物100部に、A液と同様に、上記のフッ素系界面
活性剤担持シリカ中空球状多孔質微粒子を10重量部添
加し、均一に撹拌分散して得られた付加反応型液状シリ
コーンゴム組成物をB液とした。
A液とB液を重量比で100対100で温容し脱泡後、
150℃で10分間加熱することにより、該混合組成物
中のビニル基と、ケイ素結合水素とが白金触媒の存在下
において付加反応を開始し、該混合組成物は硬化せしめ
られゴム状弾性体となった。
〔実施例3〕 ラジカル反応型ジメチルシリコーンゴムコンパウンド(
トーμ・シリコーン製5H8314) 100重量部に
、実施例1で調製したフッ素系界面活性剤担持シリカ中
空球状多孔質微粒子10重量部を加硫剤(トーμ・シリ
コーン製RC−4(2,5−ジメチル−2,5−ジ(タ
ーシャルブチルパーオキシ)ヘキサン50%ペースト)
) 0.75重量部とともに練込み170℃で10分間
プレス加硫し、20 m m X 60 m mX2m
mの平板状ゴム状成形体を得た。該ゴム状成形体をさら
に200℃で4時間の二次加硫を行った。
〔実施例4〕 東亜合成化学工業製アロニクスM−6200100重蛍
部日本化薬製 Tll0        40重量部新
中村化学製HEA         10重1部(ヒド
ロキシエチルアクリレート) 日本化薬製 TMPTA        5重量部(ト
リメチロールプロパントリアクリレート)メルク製 ダ
ロキュア 1173    2重量部(2−ヒドロキシ
−2−メチル−1− フェニルプロパン−1−オン) 実施例1で調製した フッ素系界面活性剤担持シリカ  15重量部中空球状
多孔質微粒子 上記の組成物をポリカーボネート・テストパネル上に1
00μ厚に塗布し、80 W / c mの強度を有す
る4KW水銀ランプにて照射距離10cmで1分間照射
し硬化させた。
〔比較例1〕 実施例2のA液においてフッ素系界面活性剤担持シリカ
中空球状多孔質微粒子を添加しない外はA液間様に粘度
900ボイズの付加反応型液状シリコーンゴム組成物を
調製し、C液とした。
また、実施例2のB液においてフッ素系界面活性剤担持
シリカ中空球状多孔質微粒子を添加しない外はB液間様
に粘度600ポイズの付加反応型液状シリコーンゴム組
成物を調製し、D液とした。
C液とD液を重量比で100対100で均一に混合し、
脱泡した後、150℃で10分間加熱することにより、
該混合組成物中のビニル基とケイ素結合水素とが、白金
触媒存在下において付加反応を開始し、該混合組成物は
硬化せしめられゴム状弾性体となった。
〔比較例2〕 実施例3において、フッ素系界面活性剤担持シリカ中空
球状多孔質微粒子を含有しない外は、実施例3と同様に
してゴム状成形体を得た。
〔比較例3〕 実施例4において、フッ素系界面活性剤担持シリカ中空
球状多孔質微粒子を含有しない外は、実施例4と同様に
して硬化物を得た。
〔帯電防止能評価〕
実施例2. 3.4及び比較例1. 2. 3で得られ
た成形体について帯電防止及び除電効果を以下の如き方
法で調べた。
20 m m X 60 m m X 2 m mの試
験片にコロナ放電によって一5000Vを所定の時間(
1秒間)印加した後、直ちに感応板プローブを用いて、
試験片の表面電位の変化を、表面電位計で測定した。該
結果を第1表に示す。
第1表 〔比較例4〕 ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン100部、乾式
微粉末シリカ5部、石英粉末20部、ベンガラ1部およ
び白金系触媒から成る粘度900ポイズの付加反応型液
状シリコーンゴム組成物100部に、フッ素系界面活性
剤(三菱金属製エフトップEF122B)5重量部を添
加し、均一に撹拌分散して得られた付加反応型液状シリ
コーンゴム組成物をA液とした。
ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン及び活性水素基
含有ジオルガノポリシロキサンの混合物100部、乾式
微粉末シリカ5部、石英粉末20部、ベンガラ1部から
成る粘度600ポイズの付加反応型液状シリコーンゴム
組成物100部に、A液と同様に、上記フッ素系界面活
性剤5重量部を添加し、均一に攪拌分散して得られた付
加反応型液状シリコーンゴム組成物をB液とした。
A液とB液を重量比で100対looで混合し脱泡後、
150℃で10分間加熱したが硬化しなかった。
〔比較例5〕 ラジカル反応型ジメチルシリコーンゴムコンパウンド(
トーレ勢シリコーン製5H831U)100重量部にフ
ッ素系界面活性剤(三菱金属製エフトップEF122B
)5重量部を加硫剤(トーレ・シリコーン製RC−4)
 0.75重1部とともに練り込み、1700Cで10
分間プレス加硫しゴム状弾性体を得た。該ゴム状弾性体
をさらに200°Cで4時間、二次加硫を行った。第2
表に実施例3、比較例2、比較例5の硬化物(ゴム状弾
性体)の物性を示す。
第  2  表 〔実施例5〕 実施例3で調製した実施例1のフッ素系界面活性剤担持
シリカ中空球状多孔質微粒子を含有したラジカル反応型
シリコーンゴムを弾性体層として有する熱圧定着装置用
の加圧ローラを下記の如く製造した。
あらかじめ、150°Cに予備加熱しておいた金型内に
実施例3の未加硫ラジカル反応型シリコーンゴムを巻い
たシロキサン系プライマー塗布済みステンレス製芯金を
設置し、150℃でプIノス加硫した。
硬化後に金型より取り出しローラ表面を研磨し、外径1
6mmのシリコーンゴム被覆加圧ローラを得た。
〔比較例6〕 実施例5と同様の方法で本発明の微粒子を含有しないラ
ジカル反応型シリコーンゴム(比較例2)を弾性層とし
て有する熱圧定着装置用の加圧ローラを得た。
〔比較例7〕 比較例5のラジカル反応型シリコーンゴムを弾性体層と
して有する熱圧定着装置用の加圧ローラを実施例5と同
様の方法で製造した。
〔効果の持続性〕
実施例5、比較例6、比較例7で得た加圧ローラを使用
して第2図に示す熱定着式定着装置を設置し、下記の条
件にて連続通紙定着処理試験を行った。定着ローラlは
外径20 m mのアルミ製芯金の上にテトラフルオロ
エチレン樹脂を15μmの層厚で被覆したものを用いた
〔定着条件〕
定着ローラ表面管理温度    ;150℃定着ローラ
と加圧ローラの間の締付圧:  6kgf通紙用紙:テ
ストパターンの未定着トナー像を形成したA4版転写紙
(普通紙) 通紙速度=4枚/分 結果は第3表の如くなった。
第3表 〔発明の効果〕 1、ゴム、プラスチック等の高分子材料に相溶しにくい
帯電防止能を有する液状物質を本発明の方法を用いるこ
とで高分子材料中に良好に混合分散せしめ、保持するこ
とが可能となる。
2、液状物質を無機質中空球状多孔質微粒子に包含担持
させることによる液状物質の粉体化により、ゴム・プラ
スチック等の高分子材料への分散が容易となるばかりで
な(、均一分散が可能となる。
3、帯電防止能を有する液状物質を直接添加し混合する
ことによって生ずる、母材の物性、その他の性能の低下
を防止することができる。
4、無機質中空球状多孔質微粒子に包含担持された帯電
防止能を有する液状物質が徐々に該微粒子から放出され
、表面に移行していくために効果の持続性が飛躍的に向
上する。
5、帯電防止能を有する液状物質を包含担持した無機質
中空球状多孔質微粒子は、母材中に均一分散されるため
帯電防止剤を直接添加した場合に比較して帯電防止能が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は帯電防止能を有する液状物質の無機質中10・
・・ トナー 11・・・ 転写紙 1 ・・・ 4 ・・・ 6 ・・・ 7 ・・・ 定着ローラ 加圧ローラ 弾性体層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を含有す
    る無機質中空球状多孔質微粒子または多孔質無機壁を有
    する無機マイクロカプセルを高分子材料中に分散含有せ
    しめることを特徴とする高分子材料の帯電防止方法。
  2. (2)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質が分子内
    に極性基と非極性基を有し疎水性と親水性の両性をもつ
    界面活性剤であることを特徴とする請求項第1項記載の
    帯電防止方法。
  3. (3)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質が側鎖に
    ポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリエーテ
    ル共重合体であることを特徴とする請求項第1項記載の
    帯電防止方法。
  4. (4)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質がアミノ
    変性シリコーンオイルであることを特徴とする請求項第
    1項記載の帯電防止方法。
  5. (5)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を含有す
    る無機質中空球状多孔質微粒子または多孔質無機壁を有
    する無機マイクロカプセルを高分子材料中に分散含有し
    ていることを特徴とする帯電防止能を有する高分子材料
    成形物。
  6. (6)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質が分子内
    に極性基と非極性基を有し疎水性と親水性の両性を有す
    る界面活性剤であることを特徴とする請求項第5項記載
    の帯電防止能を有する高分子材料成形物。
  7. (7)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質が側鎖に
    ポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリエーテ
    ル共重合体であることを特徴とする請求項第5項記載の
    帯電防止能を有する高分子材料成形物。
  8. (8)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質がアミノ
    変性シリコーンオイルであることを特徴とする請求項第
    5項記載の帯電防止能を有する高分子材料成形物。
  9. (9)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を含有す
    る無機質中空球状多孔質微粒子または多孔質無機壁を有
    するマイクロカプセルを混合分散せしめた合成樹脂塗料
    により形成せしめられる帯電防止塗膜を有することを特
    徴とする請求項第5乃至8項のいずれかに記載の帯電防
    止能を有する高分子材料成形物。
JP23896389A 1989-09-14 1989-09-14 高分子材料の帯電防止方法及び帯電防止能を有する高分子材料成形物 Pending JPH03100063A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459878B1 (en) * 1999-09-30 2002-10-01 Canon Kabushiki Kaisha Heating assembly, image-forming apparatus, and process for producing silicone rubber sponge and roller
JP2014031876A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Polymatech Co Ltd シール部材および複合シール部材並びにシール部材付き一体品

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