JPH03100059A - 付加反応型シリコーンゴム組成物、該組成物から形成される成形物、弾性回転体及び定着装置 - Google Patents

付加反応型シリコーンゴム組成物、該組成物から形成される成形物、弾性回転体及び定着装置

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JPH03100059A
JPH03100059A JP23897289A JP23897289A JPH03100059A JP H03100059 A JPH03100059 A JP H03100059A JP 23897289 A JP23897289 A JP 23897289A JP 23897289 A JP23897289 A JP 23897289A JP H03100059 A JPH03100059 A JP H03100059A
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silicone rubber
rubber composition
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Toshiyuki Miyabayashi
利行 宮林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリコーンゴム組成物、該組成物から形成さ
れた成形物、並びに該組成物から形成された表面層を有
する弾性体を具備している弾性回転体及び該弾性回転体
を有する定着装置に関する。
〔従来の技術〕
電子複写装置等の画像形成装置において、普通紙等のシ
ート状転写材または記録材を所定の経路に沿って搬送す
る搬送ローラには、一般に搬送性、離型性ならびに耐久
性が要求される。
特に、転写紙上の未定着トナー像に加圧条件下で熱を付
与し、かつ半溶融又は溶融トナーのオフセット現象を防
止しながら該転写紙を所定経路へと搬送しなければなら
ない定着ローラ及び加圧ローラを具備する定着装置には
、より厳しい条件下での搬送性、離型性、耐摩耗性、定
着性及び耐久性が要求される。
従来、この種の定着装置は、定着ローラとこれに加圧接
触して従動回転する加圧ローラを少なくとも有する。定
着ローラは、例えばアルミニウム。
鉄等の中空の芯金の上にポリテトラフルオロエチレン、
テトラフルオロエチレン−フロロアルコキシエチレン共
重合体の如き、フッ素系樹脂あるいはシリコーンゴム等
の離型性の良い材料の層が被覆形成されである。また、
定着ローラの中には、必要に応じてハロゲンランプ等の
ヒータが備えられており、定着ローラの表面を定着に好
適な特定の温度まで昇温せしめている。また、多(の場
合、センサを用いて上記定着ローラの表面温度は常時設
定された温度となるように制御を受けている。さらに、
定着ローラの外周面には、オフセットしたトナーや紙粉
を除去するためのクリーナや、像担持材の定着ローラへ
の巻付きを防ぐための分離爪が設けられている場合もあ
る。
一方、加圧ローラは、鉄やステンレス鋼等の芯金の上に
シリコーンゴム等の離型性を有する弾性体層が被覆され
ている。そして、加圧ローラは、バネ等によって定着ロ
ーラへ加圧されている。
かくして、未定着トナー像を持つ像担持材は上記定着ロ
ーラと加圧ローラとによる加熱加圧下において挾持搬送
されることにより上記未定着)・ナー像が加圧定着され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来装置では、通紙時に加圧ローラが摩擦帯電によ
って、例えば2KV以上に帯電してしまい、そのために
紙が加圧ローラに巻き付いてしまうという問題があった
。また、加圧ローラの電界によって、未定着のトナーが
飛び散りライン像を滲ませたり、トナーが定着ローラ表
面へ付着してオフセットが多くなるという問題もあった
上記問題の対策として、従来は加圧ローラに除電ブラシ
を当接させて接地除電を行っていた。しかしこの方策で
も1〜2KV程度にしか電位が下がらず、除電効果に限
界があり充分とは言えず、その改善が望まれていた。
また、定着ローラ表面をクリーニングするクリーニング
手段を有していない定着装置の場合、加圧ローラ表面の
帯電が大きいと定着ローラ表面へのトナーの付着量が増
加し、該トナーは紙の如き転写材または加圧ローラ表面
に移行するため、オフセットの如き画像不良、ローラ表
面のトナー付着汚れ等の問題を生じ易かった。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、帯電
を防止もしくは抑制し得る液状物質を包含担持した無機
質中空球状多孔質微粒子(多孔質無機質壁を有する無機
マイクロカプセル)を付加反応型シリコーンゴム組成物
に含有せしめることによりゴム成形物の帯電を防止もし
くは抑制することを可能としたものである。
本発明のシリコーンゴム組成物を構成するポリもので、
R1+  R2はメチル基、エチル基などのアルキル基
、フェニル基などのアリール基、トリフルオロプロピル
基などのポリフルオロアルキル基などである。
本発明は、 (A)1分子中に少なくとも2個のケイ素結合不飽和基
を有するオルガノポリシロキサン100重量部、(B)
1分子中に少なくとも3個のケイ素結合水素原子を有す
るオルガノハイドロジエンポリシロキサ78重量部〔但
し、8重量部は、オルガノハイドロジエンポリシロキサ
ン中のケイ素原子結合水素原子の合計量と(A)成分中
の全不飽和基のモル数が0.5/1から20/1となる
ような量である〕、(C)帯電を防止もしくは抑制し得
る液状物質を包含担持した無機質中空球状多孔質微粒子
0.1〜40重量部、及び (D)白金系化合物0 、1〜500 p p mを含
有するシリコーンゴム組成物である。
本発明に用いられる(A)成分のオルガノポリシロキサ
ンは、本発明組成物の主成分であり、(D)成分の触媒
作用によって(B)成分と付加反応し硬化する。(A)
成分は、1分子中に少なくとも2個のケイ素結合不飽和
基を有するオルガノポリシロキサンであり、かかる不飽
和基としては、ビニル基、アリル基、プロペニル基が例
示される。該不飽和基は成分中のどこに存在しても良い
が、少なくとも分子末端に存在することが好ましい。
さらに本成分の分子構造は直鎖状、分枝を含む直鎖状、
環状、網目状のいずれであっても良い。本成分の分子量
は特に限定されるものでな(、粘度の低い液状から非常
に粘度の高い生ゴム状まで包含されるが硬化物がゴム状
弾性体となるに゛は25℃の粘度が100センチポイズ
以上であることが好ましい。このようなオルガノポリシ
ロキサンとしては、メチルビニルポリシロキサン、メチ
ルビニルシロキサンとジメチルシロキサンの共重合体、
両末端ジメチルビニルシロキサン基封鎖のジメチルポリ
シロキサン、両末端ジメチルビニルシロキサン基封鎖の
ジメチルシロキサン−メチルフェニルシロキサン共重合
体、両末端ジメチルビニルシロキサン基封鎖のジメチル
シロキサン−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロ
キサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジ
メチルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重合体、
両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−メチルフェニルシロキサン−メチルビニルシロキシ共
重合体、両末端ジメチルビニルシロキサン基封鎖のメチ
ル(3,3,3−1−リフロロプロピル)ポリシロキサ
ン、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシ
ロキサン−メチル(3,3゜3−トリフロロプロピル)
シロキサン共重合体、CH2=CH(CH2)25i0
272単位と(CH2)2S i O2/2単位とS 
i 0./2単位からなるポリシロキサンが例示される
。本発明においては上記オルガノポリシロキサンを組合
せて使用してもよい。
(B)成分のオルガノハイドロジエンポリシロキサンは
(A)成分の架橋剤であり、(D)成分の触媒作用によ
り本成分のケイ素原子結合水素原子が(A)成分中の不
飽和基と付加反応して硬化するものである。この(B)
成分は1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素
原子を有する。本成分の分子構造については、特に限定
されるものでない。
本成分の分子量も特に限定されないが(A)成分との相
溶性を良好にするために25℃の粘度が1〜50.00
0センチポイズであることが望ましい。
本成分の添加量は、本成分中のケイ素原子結合水素原子
の合計量と(A)成分中の全不飽和基の合計量とのモル
比が0.5/l〜20/1となるような量が必要である
。該モル比が0.5/1より小さいと良好な硬化性が得
に< < 20/1より大き(なると硬化物を加熱した
ときに硬度が太き(なる傾向にある。好ましくは該モル
比は0.5/1〜5/1である。
本成分のオルガノハイドロジエンポリシロキサンは両末
端トリメチルシロキシ基封鎖のメチルハイドロジエンポ
リシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメ
チルシロキサン−メチルハイドロジエンシロキサン共重
合体、両末端ジメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖の
ジメチルシロキサン−メチルハイドロジエンシロキサン
共重合体、ジメチルシロキサン−メチルハイドロジエン
シロキサン環状共重合体、(CH3) 2 H3iO+
/2単位とS i O2/4単位からなる共重合体、(
CH3) 3 SiO+/2単位(CH3)2 H3i
O+/2単位およびS i 04/2単位からなる共重
合体が例示される。
(C)成分の帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を
包含担持した無機質中空球状多孔質微粒子において帯電
を防止もしくは抑制し得る液状物質は耐熱性を有するも
のであり、例えば弗素系の界面活性剤、側鎖にポリオキ
シアルキレン基を有するシリコーンポリエーテル共重合
体があげられる。
弗素系の界面活性剤としてはパーフルオロアルキルエス
テル、パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエタノ
ール、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオ
ロアルキルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルベタ
イン、パーフルオロアルキルアミンオキサイド、パーフ
ルオロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロ
アルキルリン酸エステル、非解離性パーフルオロアルキ
ル化合物が挙げられる。特に、パーフルオロエチレンオ
キシド付加物が硬化阻害が少なく、除電効果が優れてい
るので好ましい。
側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリ
エーテル共重合体は、分子中のジメチルポリシロキサン
の部分を疎水基に、ポリエーテルの部分を親水基とした
非イオン系の界面活性剤構造を有し、一般式 %式% (m≠0、n≠0、a、  bのうち少なくとも一方は
正の整数) 無機質中空球状多孔質微粒子としては粒子径が1〜20
0μmの中空微小球で球殻に直径が10〜400人の細
孔を有する。無機質中空球状多孔質微粒子は、特許第1
184016号(1983)記載の界面反応法により得
た。該中空微小球の球殻(壁)はシリカ(SiO2)ケ
イ酸カルシウム及びケイ酸ストロンチウムが破壊に対し
て強固であることから該無機化合物が好ましい。無機質
中空球状多孔質微粒子への帯電を防止もしくは抑制する
効果を有する液状物質の担持は以下の如く行われる。第
1図のガラス鐘内のフラスコに所定量の無機質中空球状
多孔質微粒子を入れ、10−”torrにて3〜4時間
真空排気する。真空状態を保持したままあらかじめ設置
されている足長分液漏斗から所定量の帯電を防止もしく
は抑制しつる液状物質を滴下、注入する。
全量を注入後1時間静置したのちガラス鐘内を大気圧に
もどし、目的の帯電を防止もしくは抑制する効果を有す
る液状物質含有無機質中空球状多孔質微粒子を得る。帯
電防止能を有する液状物質の該微粉体に対する含浸比率
は該微粉体100重量部に対して50重量部から600
重最部の範囲である。
帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を包含担持した
無機質中空球状多孔質微粒子のシリコーンゴム組成物に
対する添加量は0.1〜30重量%の範囲で、好ましく
は0.1〜10重量%である。(A)成分100重量部
に対しては0.1〜40重量部である。
(D)成分のケイ素原子結合原子と不飽和基とを付加反
応させる触媒であり、例えば塩化白金酸およびそれをア
ルコールやケトン類に溶解させたものおよびその溶液を
熟成させたもの、塩化白金酸の錯化合物、白金黒および
白金を担体に保持させたものなどが挙げられる。
本成分の添加量は、(A)成分と(B)成分の合計[1
00重量部に対して白金系金属として0.1〜1100
0ppとされるが、これは0.1〜11000pp未満
では架橋反応が十分進行せず、11000ppを越える
と不経済であるからである。通常使用される場合には白
金系金属として1〜1100pp程度の添加量が好まし
い。
本発明のシリコーンゴム組成物には、充填剤として微粉
末合成シリカ、石英粉末、溶融石英粉末、けいそう土、
炭酸カルシウムなどを添加しても良い。その他の添加剤
として、ベンガラの如き酸化鉄等の耐熱性向上剤、酸化
チタン、酸化亜鉛等の圧縮永久歪改良剤、低分子量シロ
キサンの如き分散剤を用いても良い。
本発明の弾性回転体は、帯電を防止もしくは抑制し得る
液状物質を包含担持した無機質中空球状多孔質微粒子を
含有したシリコーンゴム組成物から形成された弾性体を
具備するものである。本発明の定着装置は少なくとも一
対のローラ間に像担持材を挾持搬送させることにより像
担持材上に形成された未定着トナー像を加熱加圧定着す
るものである。
以下、添付図面にもとづいて本発明の弾性回転体及び定
着装置の実施例を説明する。
第2図は、本発明の弾性回転体を加圧ローラとして具備
している定着装置の概要構成を示す縦断面図を主に示す
図である。同図において、1は定着ローラで、該定着ロ
ーラlはアルミニウム、鉄、ステンレス鋼等の芯金2の
外表面にPFA、PTFE等の耐熱性及び離型性を有す
る樹脂層3が形成されている。
芯金2の内部にはヒータの如き加熱手段9が内包されて
いる。
上記定着ローラlには、加圧ローラ4が図示せぬバネ等
によって圧せられて従動回転するようになっている。該
加圧ローラ4は、鉄、ステンレス等の芯金5の上に本発
明に係るシリコーンゴム組成物から形成された弾性体層
6が形成されている。
上記定着ローラlの周辺には、定着ローラ1の温度を検
出するサーミスタ8.定着ローラlに接触してその表面
を清掃するクリーナを具備しても良(、また、トナー像
10を有する普通紙の如き転写材11を定着ローラlと
加圧ローラ4の間に導くための入口ガイド12等が設け
られている。一方、加圧ローラ4の芯金5には、接地の
ための導通用板バネ13が接触している。
〔実施例〕
以下、部は重量部を意味する。
[実施例1] ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン100部。
乾式微粉末シリカ5部9石英粉末20部、ベンガラ1部
および白金系触媒から成る粘度900ポイズの付加反応
型液状シリコーンゴム組成物100部に、フッ素系界面
活性剤(三菱金属製エフトップ■EF122B)担持シ
リカ中空球状多孔質微粒子を1部部添加し、均一に撹拌
分散して得られた付加反応型液状シリコーンゴム組成物
をA液とした。
ビニル基含有ジオルガノポリシロキサン及びケイ素結合
水素原子のモル数とケイ素結合ビニル基のモル数の比が
2/1となる量の活性水素基含有ジオルガノポリシロキ
サンとの混合物100部、乾式微粉末シリカ5部、石英
粉末20部、ベンガラ1部から成る粘度600ボイズの
付加反応型液状シリコーンゴム組成物100部に、A液
と同様に、フッ素系界面活性剤担持シリカ中空球状多孔
質微粒子を10部添加し、均一に撹拌分散して得られた
付加反応型液状シリコーンゴム組成物をB液とした。
A液とB液を重量比で100対100で混合し脱泡後、
150℃で10分間加熱することにより、該混合組成物
中のビニル基と、ケイ素結合水素とが白金触媒の存在下
において付加反応を開始し、該混合組成物は硬化せしめ
られゴム状弾性体となった。
フッ素系界面活性剤を包含担持したシリカ中空球状多孔
質微粒子は以下の如く調製した。
平均粒径20μm、最頻細孔直径分布域が20〜100
人、比表面積200〜600 rrr/gのシリカ(S
in2)中空球状多孔質微粒子100gを第1図のガラ
ス鐘内のフラスコに入れ10−”torrにて4時間真
空排気した。真空状態を保持したままあらかじめ設置し
ておいた足長分液漏斗から100ccのフッ素系界面活
性剤三菱金属製エフトップ@EF122B (N−ポリ
オキシエチレン−N−アルキル−パーフルオロオクタン
スルフオン酸アミド)を滴下、注入した。全量を注入後
、1時間静置したのち、ガラス鐘内を大気圧にもどし、
目的の帯電防止能を有する液状物質(エフトップ■EF
122B)を包含担持した無機質中空球状多孔質微粒子
を得た。
[比較例1] 実施例1のA液において、フッ素系界面活性剤を包含担
持したシリカ中空球状多孔質微粒子を全く添加しない外
は、A液間様に粘度900ボイズの付加反応型液状シリ
コーンゴム組成物を調製し、C液とした。
また、実施例1のB液において、フッ素系界面活性剤を
包含担持したシリカ中空球状多孔質微粒子を全く添加し
たい外は、B液間様に粘度600ポイズの付加反応型液
状シリコーンゴム組成物を調製し、D液とした。
C液とD液を重量比で100対100で均一に混合し、
脱泡した後、150℃で10分間加熱することにより、
該混合組成物中のビニル基とケイ素結合水素とが、白金
触媒存在下において付加反応を開始し、該混合組成物は
硬化せしめられゴム状弾性体となった。
[比較例2] 実施例1のA液においてフッ素系界面活性剤を担持した
微小細孔を有する多孔性無機微粉体を6部添加しA液間
様に粘度600ボイズの付加反応型液状シリコーンゴム
組成物を調製しE液とした。
実施例1のB液においてフッ素系界面活性剤を担持した
微小細孔を有する多孔質無機微粉体を6部添加しB液と
同様に粘度900ボイスの付加反応型液状シリコーンゴ
ム組成物を調製しF液とした。E液とF液を重量比で1
00対100で均一に混合し、脱泡した後、150℃で
10分間加熱することにより、該混合組成物中のビニル
基とケイ素結合水素とが、白金触媒存在下において付加
反応を開始し、該混合組成物は硬化せしめられゴム状弾
性体となった。
上記のフッ素系界面活性剤含浸多孔質無機充填剤は下記
の如く調製した。平均粒径25μm、細孔径約0.01
〜10μm、吸油量500mf / 100g。
見掛比重OJ、BET比表面積115rr?/gのジャ
イロライト型ケイ酸カルシウム(徳山曹達製フローライ
ト■R)100重量部を撹拌装置に導入し、パーフルオ
ロエチレンオキシド付加物(N−ポリオキシエチレン−
N−アルキル−パーフルオロオクタンスルホン酸アミド
)からなるフッ素系界面活性剤を500重量部を、ケイ
酸カルシウム微粉体を撹拌しながら徐々に滴下し、全f
i (500重量部)滴下後、撹拌装置から取り出し、
50℃にて1時間風乾して界面活性剤を含浸したケイ酸
カルシウム微粉体を調製した。
[比較例3] 実施例1のB液においてフッ素系界面活性剤(三菱金属
製エフトップ■EF122B)を10部添加しB液間様
に粘度900ポイズの付加反応型液状シリコーンゴム組
成物を調製しG液とした。
A液とG液を重量比で100対100で均一に混合し脱
泡した後、150℃で10分間加熱したが該混合組成物
は完全に硬化しなかった。
実施例1.比較例1.比較例2で得られたゴム状弾性体
について、帯電防止及び除電効果を以下の如き方法で調
べた。20 m m X 60 m m X 2 m 
mのゴム試験片にコロナ放電によって一5000Vを所
定の時間(1秒間)印加した後、直ちに感応板プローブ
を用いて、ゴム試験片表面の電位の変化を表面電位計で
測定した。該結果を第3図に示す。
[実施例2コ 本発明のシリコーンゴム組成物を弾性層として有する熱
圧定着装置用の加圧ローラを下記の如(製造した。
あらかじめ、外径10mmステンレス製のシロキサン系
プライマー塗布加圧ローラ用芯金を設置し、130℃に
予備加熱してお・いた円筒状金型内に、実施例1のシリ
コーンゴム組成物のA液:B液を100対100の重量
比率で均一に混合し、脱泡して得た混合液を射出し、同
温度にて10分間保持して硬化させた。硬化後に金型よ
り取り出されたシリコーンゴム被覆加圧ローラは、外径
16mm、シリコーンゴム被覆層厚3 m mであった
上記で得た加圧ローラを使用して第2図に示す熱定着式
定着装置を設置し、下記の条件にて連続通紙定着処理試
験を行った。定着ローラ1は外径20mmのアルミ製芯
金の上にテトラフルオロエチレン樹脂を15μmの層厚
で被覆したものを用いた。
(定着条件) 定着ローラ表面管理温度:150℃ 定着ローラと加圧ローラ間の締付圧: 6kgf通紙用
紙:テストパターンの未定着トナー像を形成したA4版
転写紙(普通紙) 通紙速度:4枚/分 結果は、25万枚通紙後も加圧ローラ表面にトナー付着
汚れは起こらず、定着ローラ表面へのトナー付着もなか
った。また、画質不良1画像汚れ1画像抜けが全(なく
良好な画質性及び定着性を維持した。特に、紙のローラ
への巻き付き1紙詰まり。
紙カール、紙シワなど全く起こらず、ジャムトラブルの
起こらない、良好な搬送性を維持した。ローラの形状変
化も極めて小さく、寸法安定性も良好であった。
[比較例4] 比較例1で調製したG液及びD液を用いる以外は実施例
2と同様にして加圧ローラを製造した。
結果は、1万枚通紙にて加圧ローラ表面へのトナー付着
汚れが増し、画質不良1画像汚れ1画像抜け。
紙シワ、紙づまり1紙カールなどが発生した。
[比較例5] 比較例2で調製したF液及びF液を用いる以外は実施例
2と同様にして加圧ローラを製造した。
結果は、15万枚通紙にて加圧ローラ表面へのトナー付
着汚れが増し画質不良2画像汚れ9画像抜け9紙シワ、
紙づまり9紙カールなどが発生した。
〔発明の効果〕
本発明は帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を無機
質中空球状多孔質微粒子に包含担持させ、且つ該微粒子
を付加反応型シリコーンゴム組成物に含有せしめること
により以下の効果をもたらす。
1、帯電防止能を有する液状物質を直接添加し混合する
ことによって生じる硬化性の低下。
強度9弾性等の物性の低下、その他の性能の低下を防止
することができる。
2)液状物質を無機質中空球状多孔質微粒子に包含担持
させることによる液状物質の粉体化によりシリコーンゴ
ム組成物中への分散が容易となり均一分散が可能となる
3、帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を包含担持
した無機質中空球状多孔質微粒子をシリコーンゴム組成
物に含有せしめることにより、ゴム成形物の帯電を防止
もしくは抑制することを可能とする。
4、帯電防止能を有する液状物質を包含担持した無機質
中空球状多孔質微粒子はシリコーンゴム中に均一に分散
されるため帯電防止剤を直接添加した場合に比較してゴ
ム成形物の帯電防止能が向上する。
5、無機質中空球状多孔質微粒子に包含担持された帯電
防止能を有する液状物質が徐々に該微粒子から放出され
、ゴム成形物表面に移行してい(ために効果の持続性が
飛躍的に向上する。
また、本発明の組成物を例えば電子複写装置等の画像形
成装置における画像定着装置の定着ローラ並びに加圧ロ
ーラ等の定着用ローラの弾性表面層として用いた場合、
ローラ表面の帯電を防止もしくは抑制し得るために、ロ
ーラ表面へのトナーの付着量が大幅に減少し、オフセッ
トの如き画像不良やローラ表面へのトナー付着による汚
染を防止することができるとともに紙の巻き付き、紙カ
ール等の搬送上の問題も解決される。また、無機質中空
球状多孔質微粒子に包含担持された帯電防止能を有する
液状物質が徐々にシリコーンゴム中に供給されることに
より、良好な帯電抑制効果及び除電効果が長期にわたっ
て維持され、その結果、ローラ表面へのトナー付着によ
る汚染や、紙のローラへの巻き付き、紙カールなどの搬
送上の問題が長期にわたり防止され、ローラの耐久性を
飛躍的に向上させることを可能とする。
なお、定着用ローラのうち定着ローラ、加圧ローラ共に
、被覆材として、本発明のシリコーンゴム組成物を用い
ても良いし、定着ローラ、加圧ローラのいずれか一方で
もかまわないものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は帯電防止能を有する液状物質の無機質中空球状
多孔質微粒子への含浸装置を示す。 第2図は本発明の一実施例装置を示す縦断面図を示す。 第3図はシリコーンゴム表面の表面電位の経時変化の一
例を示したものである。 1・・・定着ローラ 2・・・加圧ローラ 6・・・弾性体層 7・・・本発明の帯電防止能を有する液状物質を包含担
持した無機質中空球状多孔質微粒子10・・・未定着ト
ナー 11・・・転写紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)1分子中に少なくとも2個のケイ素結合不
    飽和基を有するオルガノポリシロキサン100重量部、 (B)1分子中に少なくとも3個のケイ素結合水素原子
    を有するオルガノハイドロジエンポリシロキサンa重量
    部〔但し、a重量部は、オルガノハイドロジエンポリシ
    ロキサン中のケイ素原子結合水素原子の合計量と(A)
    成分中の全不飽和基のモル比が0.5/1から20/1
    となるような量である〕、 (C)帯電を防止もしくは抑制し得る液状物質を包含担
    持した無機質中空球状多孔質微粒子0.1〜40重量部
    、及び (D)白金系化合物0.1〜500ppm を含有することを特徴とする付加反応型シリコーンゴム
    組成物。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の付加反応型シリコーンゴ
    ム組成物から形成されることを特徴とする成形物。
  3. (3)特許請求の範囲第1項の付加反応型シリコーンゴ
    ム組成物から形成された表面層を有する弾性体を具備し
    ていることを特徴とする弾性回転体。
  4. (4)少なくとも一対のローラ間に像担持材を挾持搬送
    させることにより像担持材上に形成された未定着トナー
    像を、加熱加圧定着する定着装置において、少なくとも
    一方のローラ表面層を弾性体とし、該弾性体が特許請求
    の範囲第1項の付加反応型シリコーンゴム組成物から形
    成されていることを特徴とする定着装置。
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