JPH03100122A - 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH03100122A JPH03100122A JP1235545A JP23554589A JPH03100122A JP H03100122 A JPH03100122 A JP H03100122A JP 1235545 A JP1235545 A JP 1235545A JP 23554589 A JP23554589 A JP 23554589A JP H03100122 A JPH03100122 A JP H03100122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformation point
- temperature
- hot
- steel strip
- point temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 title description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims abstract description 55
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 43
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 43
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- 229910000565 Non-oriented electrical steel Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 17
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 14
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 13
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 8
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 7
- 238000001953 recrystallisation Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 5
- 238000005261 decarburization Methods 0.000 description 4
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000010960 cold rolled steel Substances 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000009849 vacuum degassing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
この発明は磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方
法に係わり、特に磁束密度が高く、鉄損の低い無方向性
電磁鋼板の製造方法に関するものである。
法に係わり、特に磁束密度が高く、鉄損の低い無方向性
電磁鋼板の製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
無方向性電磁鋼板は各種のモーターなどの回転機や変圧
器,安定器などの静止器の鉄心材料に用いられ、これら
の電気機器の小型化,高効率化には、使用される電磁鋼
板の磁束密度の向上および鉄損の低減が必要である。
器,安定器などの静止器の鉄心材料に用いられ、これら
の電気機器の小型化,高効率化には、使用される電磁鋼
板の磁束密度の向上および鉄損の低減が必要である。
ところで、無方向性電磁鋼板の磁性を向上させるために
は、冷間圧延前の素材の結晶粒径を大きくすればよいこ
とが知られている。
は、冷間圧延前の素材の結晶粒径を大きくすればよいこ
とが知られている。
例えば、本発明者らは先に特開昭58−204126号
公報で、熱間圧延において、圧延終了温度を600〜7
00℃の低温にし、かつ捲取を500℃以上の温度範囲
で実施し、ついで前記熱延鋼帯をA3変態点温度以下の
温度で30秒以上15分間以下の時間焼鈍することによ
り、冷間圧延前の素材の結晶粒を粗大化して磁気特性の
向上を図る方法を開示した。
公報で、熱間圧延において、圧延終了温度を600〜7
00℃の低温にし、かつ捲取を500℃以上の温度範囲
で実施し、ついで前記熱延鋼帯をA3変態点温度以下の
温度で30秒以上15分間以下の時間焼鈍することによ
り、冷間圧延前の素材の結晶粒を粗大化して磁気特性の
向上を図る方法を開示した。
この方法は、熱間圧延終了温度とつづく捲取温度をある
適正な範囲に制御することにより、微細な結晶組織を有
する熱延鋼帯を得、ついで、二〇熱延鋼帯をA、変態点
温度以下で焼鈍することにより、結晶粒径を粗大化し、
その結果、磁気特性の向上を図るものである。ただしこ
の方法における熱延鋼帯焼鈍の冷却速度は特に制御せず
大気放冷(=10℃/秒)であった。
適正な範囲に制御することにより、微細な結晶組織を有
する熱延鋼帯を得、ついで、二〇熱延鋼帯をA、変態点
温度以下で焼鈍することにより、結晶粒径を粗大化し、
その結果、磁気特性の向上を図るものである。ただしこ
の方法における熱延鋼帯焼鈍の冷却速度は特に制御せず
大気放冷(=10℃/秒)であった。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明の目的は先の特開昭58−204126号公報の
発明の特徴を有利に活用し、素材のC量と熱延鋼帯焼鈍
における冷却速度を検討することにより、単に冷間圧延
前の結晶粒を粗大化させた場合よりも、さらに優れた磁
束密度を有するフルプロセスおよびセミプロセス無方向
性電磁鋼板の製造方法を提案することである。
発明の特徴を有利に活用し、素材のC量と熱延鋼帯焼鈍
における冷却速度を検討することにより、単に冷間圧延
前の結晶粒を粗大化させた場合よりも、さらに優れた磁
束密度を有するフルプロセスおよびセミプロセス無方向
性電磁鋼板の製造方法を提案することである。
〈課題を解決するための手段〉
すなわち、本発明は、低炭素鋼スラブを熱間圧延し、つ
いで、この熱延鋼帯に焼鈍を施し、1回または中間焼鈍
を挟む2回の冷間圧延により製品厚としたのち焼鈍を施
す無方向性電磁鋼帯の製造方法において、該スラブの組
成を重量%で、C:o、oos〜0.020%、 Si
もしくはsi+Al:1.5%以下。
いで、この熱延鋼帯に焼鈍を施し、1回または中間焼鈍
を挟む2回の冷間圧延により製品厚としたのち焼鈍を施
す無方向性電磁鋼帯の製造方法において、該スラブの組
成を重量%で、C:o、oos〜0.020%、 Si
もしくはsi+Al:1.5%以下。
Mn : 1.0%以下、p:o、zo%以下、 sb
およびSnの何れか1種または2種の合計が0.10%
以下を含み、残部実質的にFeよりなるものとし、該熱
間圧延工程における圧延終了温度を600〜700℃,
捲取温度を500℃以上とし、ついで、該熱延鋼帯をA
3変態点温度以下で30秒〜15分保持し、ついでAr
s変態点温度からA r 1変態点温度までを2〜10
℃/秒の速度で冷却するか、もしくはAr+変態点温度
以上でそれより50℃の範2〜10℃/秒の速度で冷却
するか、もしくはA r 1変態点温度から100℃ま
でを10℃/秒以上の速度で冷却することを特徴とする
特許許 る。
およびSnの何れか1種または2種の合計が0.10%
以下を含み、残部実質的にFeよりなるものとし、該熱
間圧延工程における圧延終了温度を600〜700℃,
捲取温度を500℃以上とし、ついで、該熱延鋼帯をA
3変態点温度以下で30秒〜15分保持し、ついでAr
s変態点温度からA r 1変態点温度までを2〜10
℃/秒の速度で冷却するか、もしくはAr+変態点温度
以上でそれより50℃の範2〜10℃/秒の速度で冷却
するか、もしくはA r 1変態点温度から100℃ま
でを10℃/秒以上の速度で冷却することを特徴とする
特許許 る。
く作用〉
次に本発明を実験結果に基づいて説明する。
重量%で、c : o.ois%, St : 0.3
3%,Mn:0。
3%,Mn:0。
25%.p:o.os%, S : 0.004%.
^f F 0.0007%。
^f F 0.0007%。
sb : 0.01%を含み残部実質的にFeよりなる
溶鋼から造られたスラブを1200℃に加熱し、熱間圧
延終了温度を670”Cの低温にし、かつ捲取温度を5
80゜Cにして捲取り2.3m厚さの熱延鋼帯とした.
その後、熱延鋼帯焼鈍を施すに際し、A,変態点温度9
50℃より40℃低い910℃で60秒間保持し、その
後の冷却過程において、Ars変態点温度からAr.変
態点温度までを冷却速度2〜b たA r 3変態点温度からA r 1変態点温度まで
の範囲での保持温度を( A r I変態点温度+10
゜C)から(Ar+変態点温度+75℃)まで変えた後
、Ar(変態点温度から100℃までの冷却速度を2゜
C/秒から水冷まで変更した熱延S+帯焼鈍を施した.
なお、Ar3変態点温度は872゜C,Ar1変態点温
度は807゜Cであった。
溶鋼から造られたスラブを1200℃に加熱し、熱間圧
延終了温度を670”Cの低温にし、かつ捲取温度を5
80゜Cにして捲取り2.3m厚さの熱延鋼帯とした.
その後、熱延鋼帯焼鈍を施すに際し、A,変態点温度9
50℃より40℃低い910℃で60秒間保持し、その
後の冷却過程において、Ars変態点温度からAr.変
態点温度までを冷却速度2〜b たA r 3変態点温度からA r 1変態点温度まで
の範囲での保持温度を( A r I変態点温度+10
゜C)から(Ar+変態点温度+75℃)まで変えた後
、Ar(変態点温度から100℃までの冷却速度を2゜
C/秒から水冷まで変更した熱延S+帯焼鈍を施した.
なお、Ar3変態点温度は872゜C,Ar1変態点温
度は807゜Cであった。
次に、これらの熱延鋼帯を酸洗したのち、1回の冷間圧
延で0.50閣厚さに仕上げ、引続き湿潤雰囲気で80
0℃75秒の脱炭と再結晶を兼ねた連続焼鈍を施してフ
ルプロセス製品を造った。
延で0.50閣厚さに仕上げ、引続き湿潤雰囲気で80
0℃75秒の脱炭と再結晶を兼ねた連続焼鈍を施してフ
ルプロセス製品を造った。
これらの製品の磁束密度と熱延綱帯焼鈍での冷却速度条
件の関係を第1図に示す.この図から分かるように熱延
鋼帯の冷却過程において、Ar3変態点温度からAr.
変態点温度までを2〜10゜C/秒の冷却速度で冷却す
るか、もしくはA r 1変態点温度から(Ar+変態
点温度+50℃)の範囲で保持するか、もしくはAr+
変態点温度から100゜CまでをlO″C/秒以上の冷
却速度で冷却し製品の磁束密度B,.がその他の冷却条
件で処理した製品のものより高いことが明らかである。
件の関係を第1図に示す.この図から分かるように熱延
鋼帯の冷却過程において、Ar3変態点温度からAr.
変態点温度までを2〜10゜C/秒の冷却速度で冷却す
るか、もしくはA r 1変態点温度から(Ar+変態
点温度+50℃)の範囲で保持するか、もしくはAr+
変態点温度から100゜CまでをlO″C/秒以上の冷
却速度で冷却し製品の磁束密度B,.がその他の冷却条
件で処理した製品のものより高いことが明らかである。
以上のように熱延鋼帯焼鈍の冷却過程において、Ar3
変態点温度からArl変態点温度までを徐冷するかまた
はA r 1変態点温度以上で50゜Cの範囲内で保持
するか、もしくはA r 1変態点温度から100゜C
までを急冷した場合に磁束密度Easeが著しく向上す
るのは、熱間圧延での圧延終了温度を低温にし、かつそ
の捲取温度を500℃以上にしだ熱延鋼帯に焼鈍を施す
ことによる結晶粒の粗大化に加えて、その熱延鋼帯焼鈍
の冷却過程において、固溶Cが増量したことによる集合
組織の改善が図られたためと推定される。
変態点温度からArl変態点温度までを徐冷するかまた
はA r 1変態点温度以上で50゜Cの範囲内で保持
するか、もしくはA r 1変態点温度から100゜C
までを急冷した場合に磁束密度Easeが著しく向上す
るのは、熱間圧延での圧延終了温度を低温にし、かつそ
の捲取温度を500℃以上にしだ熱延鋼帯に焼鈍を施す
ことによる結晶粒の粗大化に加えて、その熱延鋼帯焼鈍
の冷却過程において、固溶Cが増量したことによる集合
組織の改善が図られたためと推定される。
つぎに、本発明において素材の化学成分を限定した理由
について説明する0本発明は冷間圧延前の結晶粒の粗大
化に加えて固溶Cの有効活用をはかるものであり、C1
が0.005eyt%(以下単に%で示す)未満だとそ
の効果が少な(なり、またC量が0.020%を超えて
も固溶Cは増えないことおよび最終焼鈍時に脱炭不良と
なり、非時効化に対して不利となるからCはo、oos
〜0.020%とした。
について説明する0本発明は冷間圧延前の結晶粒の粗大
化に加えて固溶Cの有効活用をはかるものであり、C1
が0.005eyt%(以下単に%で示す)未満だとそ
の効果が少な(なり、またC量が0.020%を超えて
も固溶Cは増えないことおよび最終焼鈍時に脱炭不良と
なり、非時効化に対して不利となるからCはo、oos
〜0.020%とした。
StもしくはSt+八lへ1.5%を趙えると本発明に
よる熱間圧延条件では微細な結晶粒の熱延鋼帯が得られ
ず、つぎの熱延鋼帯焼鈍で結晶粒が粗大化しないので、
SiもしくはSi+Aβが1.5%以下に限定した。
よる熱間圧延条件では微細な結晶粒の熱延鋼帯が得られ
ず、つぎの熱延鋼帯焼鈍で結晶粒が粗大化しないので、
SiもしくはSi+Aβが1.5%以下に限定した。
Mnは脱酸剤として、またはSによる熱間脆性を制御す
るために添加されるが、1.0%を超えるとコストの上
昇を招くのでMnは1.0%以下とする。
るために添加されるが、1.0%を超えるとコストの上
昇を招くのでMnは1.0%以下とする。
Pは電磁鋼板の硬度を高め、打抜性を向上させるために
添加されることがあるが、0.20%より多いと仮が脆
くなるので0.20%以下にする必要がある。
添加されることがあるが、0.20%より多いと仮が脆
くなるので0.20%以下にする必要がある。
sbおよびSnは集合組織改善により磁束密度を向上さ
せるが、sbおよびSnの1種または2種の合計が0.
10%を超えるとかえって磁気特性を劣化させるので、
いずれか単独または併用する場合でも含有量は0.10
%以下に限定した。
せるが、sbおよびSnの1種または2種の合計が0.
10%を超えるとかえって磁気特性を劣化させるので、
いずれか単独または併用する場合でも含有量は0.10
%以下に限定した。
本発明における熱間圧延条件は熱間圧延終了温度600
℃〜700℃1捲取温度を500℃以上に限定したが、
熱間圧延終了温度TOO℃を超えると、たとえ捲取温度
を500℃以上にしても、微細な結晶粒が得られず、つ
ぎの熱延鋼帯焼鈍による結晶粒の粗大化が図れない、ま
た熱間圧延終了温度を600℃未満にすると、圧延機の
負荷が大きくなり圧延が困難になるばかりでなく、必然
的に捲取温度も低くなり捲取後の自己焼鈍による再結晶
が起こらず微細な再結晶粒を得ることができない、また
、 熱間圧延終了温度を600℃未満とし、その結果、捲取
温度も低くなり自己焼鈍による再結晶が起こらなくても
該熱延鋼帯に別途焼鈍を施して微細な再結晶粒組織にし
た後、A3変態点温度以下の温度で熱延鋼帯焼鈍を実施
すれば、結晶粒の粗大化は可能であるが、この方法は生
産価格面で不利となる。したがって、熱間圧延終了温度
は600℃〜700℃の温度範囲に限定した。また熱間
圧延後の捲取温度は500℃未満になると熱エネルギー
不足により再結晶は起こらないことがら捲取温度の下限
は500℃とした。
℃〜700℃1捲取温度を500℃以上に限定したが、
熱間圧延終了温度TOO℃を超えると、たとえ捲取温度
を500℃以上にしても、微細な結晶粒が得られず、つ
ぎの熱延鋼帯焼鈍による結晶粒の粗大化が図れない、ま
た熱間圧延終了温度を600℃未満にすると、圧延機の
負荷が大きくなり圧延が困難になるばかりでなく、必然
的に捲取温度も低くなり捲取後の自己焼鈍による再結晶
が起こらず微細な再結晶粒を得ることができない、また
、 熱間圧延終了温度を600℃未満とし、その結果、捲取
温度も低くなり自己焼鈍による再結晶が起こらなくても
該熱延鋼帯に別途焼鈍を施して微細な再結晶粒組織にし
た後、A3変態点温度以下の温度で熱延鋼帯焼鈍を実施
すれば、結晶粒の粗大化は可能であるが、この方法は生
産価格面で不利となる。したがって、熱間圧延終了温度
は600℃〜700℃の温度範囲に限定した。また熱間
圧延後の捲取温度は500℃未満になると熱エネルギー
不足により再結晶は起こらないことがら捲取温度の下限
は500℃とした。
熱延綱帯焼鈍の下限温度は特に限定しなかったが、比較
的短時間なのでA、変態点直下付近の温度が好適である
。保持時間は30秒未満では結晶粒成長が不足であり、
15分超では結晶粒成長は十分であるが経済的に不利な
ので30秒〜15分の間に限定した。なお、熱間圧延終
了温度と捲取温度の制御により、熱延鋼帯の結晶粒を微
細化した後つぎの熱延鋼帯焼鈍により結晶粒が粗大化す
るのは微細粒中のやや大きい結晶粒が核となり、他の微
細なマトリックス粒を喰って2次再結晶的な異常粒成長
が起こることによるものと推定される。
的短時間なのでA、変態点直下付近の温度が好適である
。保持時間は30秒未満では結晶粒成長が不足であり、
15分超では結晶粒成長は十分であるが経済的に不利な
ので30秒〜15分の間に限定した。なお、熱間圧延終
了温度と捲取温度の制御により、熱延鋼帯の結晶粒を微
細化した後つぎの熱延鋼帯焼鈍により結晶粒が粗大化す
るのは微細粒中のやや大きい結晶粒が核となり、他の微
細なマトリックス粒を喰って2次再結晶的な異常粒成長
が起こることによるものと推定される。
次に熱延鋼帯焼鈍での冷却過程でArs変態点温度から
Ar、変態点温度までの冷却速度を2〜10℃/秒に限
定する理由は、冷却速度は遅いほど固溶CWkが増すの
で、2℃/秒より遅くても構わないが2℃/秒より遅い
と生産性が悪くなる。また10’C/秒を超えると固溶
clが少なくなり、集合組織改善による磁性向上がなく
なるからである。またAr、変態点温度以上でそれより
50℃の範2〜10℃/秒の速度で冷却する理由は、固
溶Cを増すためであるがAr、変態点未満だと固溶Cf
iが減り、また同じ<Ar+変態点温度+50″Cを超
えても固t8C量が減り、固f?Icの効果が少なくな
るためである。またその保持時間を5秒未満にすると固
溶Clが不足し、30秒を超えると生産性が悪くなった
り、設備が長大となり不経済になるためである。つぎに
Ar+変態点温度から100℃までをlO℃/秒以上の
速度で冷却する理由は、10℃/秒未満だとCの過飽和
度が下がり、固溶Cの効果が少なくなるためである、な
お、熱延鋼帯焼鈍における冷却過程でAr、変態点温度
からの栄、冷の下限温度を100℃としたのは、100
℃未満の温度域まで急冷しても固溶Cの利用による磁束
密度の向上が認められなかったため急冷の下限温度を1
00℃とした。
Ar、変態点温度までの冷却速度を2〜10℃/秒に限
定する理由は、冷却速度は遅いほど固溶CWkが増すの
で、2℃/秒より遅くても構わないが2℃/秒より遅い
と生産性が悪くなる。また10’C/秒を超えると固溶
clが少なくなり、集合組織改善による磁性向上がなく
なるからである。またAr、変態点温度以上でそれより
50℃の範2〜10℃/秒の速度で冷却する理由は、固
溶Cを増すためであるがAr、変態点未満だと固溶Cf
iが減り、また同じ<Ar+変態点温度+50″Cを超
えても固t8C量が減り、固f?Icの効果が少なくな
るためである。またその保持時間を5秒未満にすると固
溶Clが不足し、30秒を超えると生産性が悪くなった
り、設備が長大となり不経済になるためである。つぎに
Ar+変態点温度から100℃までをlO℃/秒以上の
速度で冷却する理由は、10℃/秒未満だとCの過飽和
度が下がり、固溶Cの効果が少なくなるためである、な
お、熱延鋼帯焼鈍における冷却過程でAr、変態点温度
からの栄、冷の下限温度を100℃としたのは、100
℃未満の温度域まで急冷しても固溶Cの利用による磁束
密度の向上が認められなかったため急冷の下限温度を1
00℃とした。
〈実施例〉
実施例1
転炉で溶製し、真空脱ガス処理した溶鋼を連続鋳造し、
A−Hまでのスラブを造った。それらの化学成分はCF
0.017%、 Si : 0.17%、 Mn :
0.26%、P:0.08%、^l : 0.000
7%、 Sb ! 0.025%。
A−Hまでのスラブを造った。それらの化学成分はCF
0.017%、 Si : 0.17%、 Mn :
0.26%、P:0.08%、^l : 0.000
7%、 Sb ! 0.025%。
Sn : 0.02%を含み残部実質的にFeであった
。この素材のA、変態点温度は956℃で、A r 3
変態点温度は877℃、A r 1変態点温度は802
℃であった。
。この素材のA、変態点温度は956℃で、A r 3
変態点温度は877℃、A r 1変態点温度は802
℃であった。
上記各スラブを1250℃に加熱し、第1表に示した如
く熱間圧延終了温度と捲取温度を変えて2.3園厚さの
熱延鋼帯とし、つぎに同じく第1表に併記した熱延鋼帯
焼鈍条件を変更して処理した。しかるのち、1回の冷間
圧延でO,SO閤厚さに仕上げ、引続いて、790℃8
0秒の脱炭兼再結晶焼鈍を施して製品にした。これらの
製品および750℃211rの歪取焼鈍後の磁性をエプ
スタイン試片で測定した結果を第1表に併記した。これ
らから本発明の適合例のように、熱間圧延終了温度、捲
取温度および熱延鋼帯焼鈍における冷却過程を制御Iす
ることにより、冷間圧延前の粗粒化と固溶Cの有効活用
が図れ、とくに磁束密度B、。が向上することが明らか
である。
く熱間圧延終了温度と捲取温度を変えて2.3園厚さの
熱延鋼帯とし、つぎに同じく第1表に併記した熱延鋼帯
焼鈍条件を変更して処理した。しかるのち、1回の冷間
圧延でO,SO閤厚さに仕上げ、引続いて、790℃8
0秒の脱炭兼再結晶焼鈍を施して製品にした。これらの
製品および750℃211rの歪取焼鈍後の磁性をエプ
スタイン試片で測定した結果を第1表に併記した。これ
らから本発明の適合例のように、熱間圧延終了温度、捲
取温度および熱延鋼帯焼鈍における冷却過程を制御Iす
ることにより、冷間圧延前の粗粒化と固溶Cの有効活用
が図れ、とくに磁束密度B、。が向上することが明らか
である。
実施例2
実施例1と同じ方法でCj 0.013%、 St :
1.1%。
1.1%。
Mn : 0.50%、p:o、o’y%、八1 :
0.0008%、5bj0.03%を含み残部実質的
Feよりなるスラブ1〜Mを造った。これらのA、変態
点温度は980℃で、またAr、変態点温度は904’
C5Ar+変態点温度は843℃であった。これらのス
ラブを第2表に示した熱延条件で2.0+u厚さの熱延
鋼帯とし、その後熱延鋼帯焼鈍を同じく第2表に示した
条件で施し、しかるのら、1回の冷間圧延で0.50m
厚さに仕上げ、引続いて湿潤雰囲気で880″C90秒
の脱炭兼再結晶焼鈍を施して製品にした。これらの製品
の磁気特性を第2表に併記した。これらから本発明の適
合例は比較例に比し磁束密度が優れていることが明らか
である。
0.0008%、5bj0.03%を含み残部実質的
Feよりなるスラブ1〜Mを造った。これらのA、変態
点温度は980℃で、またAr、変態点温度は904’
C5Ar+変態点温度は843℃であった。これらのス
ラブを第2表に示した熱延条件で2.0+u厚さの熱延
鋼帯とし、その後熱延鋼帯焼鈍を同じく第2表に示した
条件で施し、しかるのら、1回の冷間圧延で0.50m
厚さに仕上げ、引続いて湿潤雰囲気で880″C90秒
の脱炭兼再結晶焼鈍を施して製品にした。これらの製品
の磁気特性を第2表に併記した。これらから本発明の適
合例は比較例に比し磁束密度が優れていることが明らか
である。
実施例3
実施例1と同様にC: 0.020%、 St : 0
.25%。
.25%。
Mn : 0.25%、p:o、oa%、 A1
: 0.0007%、Sn:0.01%を含み残部
実質的にFeよりなるスラブN〜Rを造った。これらの
A、変態点温度は960℃で、またAr、変態点温度は
880℃,Ar+変態点温度は796℃であった。これ
らのスラブを第3表に示す熱間圧延条件で2.3ga厚
さの熱延鋼帯とした。つづいて同じく第3表に示すよう
な熱延鋼帯焼鈍を施し、引続き1回目の冷間圧延により
0.543m厚さに圧延したのち、湿潤雰囲気で750
℃80秒の焼鈍を施し、その後2回目の冷間圧延により
0.50m厚さに仕上げてセミプロセス製品とした。こ
れらの製品の750℃21rの歪取焼鈍後の磁気特性を
第3表に示した。これらから、本発明の適合例は比較例
より優れた磁束密度Bsoが得られることが明白である
。
: 0.0007%、Sn:0.01%を含み残部
実質的にFeよりなるスラブN〜Rを造った。これらの
A、変態点温度は960℃で、またAr、変態点温度は
880℃,Ar+変態点温度は796℃であった。これ
らのスラブを第3表に示す熱間圧延条件で2.3ga厚
さの熱延鋼帯とした。つづいて同じく第3表に示すよう
な熱延鋼帯焼鈍を施し、引続き1回目の冷間圧延により
0.543m厚さに圧延したのち、湿潤雰囲気で750
℃80秒の焼鈍を施し、その後2回目の冷間圧延により
0.50m厚さに仕上げてセミプロセス製品とした。こ
れらの製品の750℃21rの歪取焼鈍後の磁気特性を
第3表に示した。これらから、本発明の適合例は比較例
より優れた磁束密度Bsoが得られることが明白である
。
〈発明の効果〉
以上の如く、熱間圧延での圧延終了温度を600℃〜7
00℃1その捲取温度を500℃以上にし、この熱延鋼
帯焼鈍をA、変態点温度以下で30秒〜15分保持し、
ついでAr、変態点温度からArl変態点温度までを2
〜10℃/秒の速度で冷却するか、もしくはAr1変態
点温度以上でそれより50℃の範2〜10℃/秒の速度
で冷却するか、もしくはArl変態点温度から100″
CまでをlO℃/秒以上の冷却速度で冷却することによ
り、冷間圧延前の結晶粒の粗大化と固溶Cの有効利用に
よる集合組織の改善により優れた磁束密度を得ることが
できる。
00℃1その捲取温度を500℃以上にし、この熱延鋼
帯焼鈍をA、変態点温度以下で30秒〜15分保持し、
ついでAr、変態点温度からArl変態点温度までを2
〜10℃/秒の速度で冷却するか、もしくはAr1変態
点温度以上でそれより50℃の範2〜10℃/秒の速度
で冷却するか、もしくはArl変態点温度から100″
CまでをlO℃/秒以上の冷却速度で冷却することによ
り、冷間圧延前の結晶粒の粗大化と固溶Cの有効利用に
よる集合組織の改善により優れた磁束密度を得ることが
できる。
第1図は熱延鋼帯焼鈍の冷却過程における冷却速度の磁
束密度に及ぼず影響を示すグラフである。
束密度に及ぼず影響を示すグラフである。
Claims (1)
- 低炭素鋼スラブを熱間圧延し、ついで、この熱延鋼帯に
焼鈍を施し、1回または中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延
により製品厚としたのち焼鈍を施す無方向性電磁鋼帯の
製造方法において、該スラブの組成を重量%で、C:0
.005〜0.020%、SiもしくはSi+Al:1
.5%以下、Mn:1.0%以下、P:0.20%以下
、SbおよびSnの何れか1種または2種の合計が0.
10%以下を含み、残部実質的にFeよりなるものとし
、該熱間圧延工程における圧延終了温度を600〜70
0℃、捲取温度を500℃以上とし、ついで、該熱延鋼
帯をA_3変態点温度以下で30秒〜15分保持し、つ
いでAr_3変態点温度からAr_1変態点温度までを
2〜10℃/秒の速度で冷却するか、もしくはAr_1
変態点温度以上でそれより50℃の範囲内に5〜30秒
保持するかして、ついでAr_1変態点温度から100
℃までを10℃/秒以上の速度で冷却することを特徴と
する磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1235545A JP2717009B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1235545A JP2717009B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03100122A true JPH03100122A (ja) | 1991-04-25 |
| JP2717009B2 JP2717009B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=16987569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1235545A Expired - Fee Related JP2717009B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2717009B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6436199B1 (en) * | 1999-09-03 | 2002-08-20 | Kawasaki Steel Corporation | Non-oriented magnetic steel sheet having low iron loss and high magnetic flux density and manufacturing method therefor |
| WO2025200246A1 (zh) * | 2024-03-28 | 2025-10-02 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种无取向硅钢及其高变温速率退火工艺和制备方法 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1235545A patent/JP2717009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6436199B1 (en) * | 1999-09-03 | 2002-08-20 | Kawasaki Steel Corporation | Non-oriented magnetic steel sheet having low iron loss and high magnetic flux density and manufacturing method therefor |
| US6531001B2 (en) | 1999-09-03 | 2003-03-11 | Kawasaki Steel Corporation | Non-oriented magnetic steel sheet having low iron loss and high magnetic flux density and manufacturing method therefor |
| WO2025200246A1 (zh) * | 2024-03-28 | 2025-10-02 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种无取向硅钢及其高变温速率退火工艺和制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2717009B2 (ja) | 1998-02-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7288215B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板 | |
| US5413640A (en) | Method of producing non-oriented electromagnetic steel strip having superior magnetic properties and appearance | |
| JPH03219020A (ja) | 無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH05171280A (ja) | 磁気特性が優れかつ表面外観の良い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP4123629B2 (ja) | 電磁鋼板およびその製造方法 | |
| EP0475710B1 (en) | Method of manufacturing an oriented silicon steel sheet having improved magnetic characteristics | |
| JP2509018B2 (ja) | 磁束密度が高くかつ鉄損が低い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH04173923A (ja) | 磁気特性、皮膜特性ともに優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPS6056403B2 (ja) | 磁気特性の極めてすぐれたセミプロセス無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP3483265B2 (ja) | 磁束密度が高くかつ鉄損が低い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH03100122A (ja) | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP3849146B2 (ja) | 一方向性けい素鋼板の製造方法 | |
| JP3290446B2 (ja) | 磁気特性が優れかつ表面外観の良い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH032323A (ja) | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP2716987B2 (ja) | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPS6253572B2 (ja) | ||
| JPH0657332A (ja) | 磁束密度が高くかつ鉄損が低い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH0686626B2 (ja) | 高級無方向性電磁鋼板用熱延板の製造方法 | |
| JPH0257125B2 (ja) | ||
| JPH0353022A (ja) | 低鉄損・高磁束密度無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JP2758915B2 (ja) | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| JPS61149432A (ja) | 磁束密度が高く鉄損の低い一方向性珪素鋼板の製造方法 | |
| JPH04362128A (ja) | 磁気特性の優れたセミプロセス無方向性電磁鋼板の製造法 | |
| JP2000104119A (ja) | 板厚精度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
| KR100276279B1 (ko) | 철손이낮은풀리프로세스무방향성전기강판의제조방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |