JPH03100144A - 建材用アルミニウム合金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法 - Google Patents
建材用アルミニウム合金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法Info
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- JPH03100144A JPH03100144A JP23914189A JP23914189A JPH03100144A JP H03100144 A JPH03100144 A JP H03100144A JP 23914189 A JP23914189 A JP 23914189A JP 23914189 A JP23914189 A JP 23914189A JP H03100144 A JPH03100144 A JP H03100144A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はビルのカーテンウオールや内装材などの建材
の用途において陽極酸化処理を施して使用されるアルミ
ニウム合金圧延板の製造方法に関し、特に同一の成分組
成の合金を用いて陽極酸化処理後の色調を無彩色系の暗
灰色〜淡灰色〜乳白色の3段階に調整する方法に関する
ものである。
の用途において陽極酸化処理を施して使用されるアルミ
ニウム合金圧延板の製造方法に関し、特に同一の成分組
成の合金を用いて陽極酸化処理後の色調を無彩色系の暗
灰色〜淡灰色〜乳白色の3段階に調整する方法に関する
ものである。
従来の技術
一般にカーテンウオールや内装材などの用途に使用され
るアルミニウム合金圧延板は、耐食性の観点から、陽極
酸化処理を施して使用することが多い。これらの用途の
陽極酸化処理用アルミニウム合金としては、淡灰色から
シルバー系のものが多く、このような合金としては一般
にJI81−050合金、1100合金、500500
5合金用されており、また灰色系のものとしてはAl−
1〜4%Si合金が一般的である。一方、陽極酸化処理
としては、経済性および耐食性の観点から、特に大型の
建材では硫酸浴陽極酸化が用いられるのが通常である。
るアルミニウム合金圧延板は、耐食性の観点から、陽極
酸化処理を施して使用することが多い。これらの用途の
陽極酸化処理用アルミニウム合金としては、淡灰色から
シルバー系のものが多く、このような合金としては一般
にJI81−050合金、1100合金、500500
5合金用されており、また灰色系のものとしてはAl−
1〜4%Si合金が一般的である。一方、陽極酸化処理
としては、経済性および耐食性の観点から、特に大型の
建材では硫酸浴陽極酸化が用いられるのが通常である。
ところで前述のような用途では、美観のために陽極酸化
処理後の表面に対して所要の色調を有することが要求さ
れることが多い。陽極酸化処理板に所要の色調を与える
方法としては、塗装、染色、二次電解着色、合金発色、
陽極酸化処理液による発色などがあるが、経済性および
耐食性の観点から、陽極酸化処理のままでの発色、特に
硫酸浴による陽極酸化処理のままでの発色が望まれる。
処理後の表面に対して所要の色調を有することが要求さ
れることが多い。陽極酸化処理板に所要の色調を与える
方法としては、塗装、染色、二次電解着色、合金発色、
陽極酸化処理液による発色などがあるが、経済性および
耐食性の観点から、陽極酸化処理のままでの発色、特に
硫酸浴による陽極酸化処理のままでの発色が望まれる。
一方、ビルのカーテンウオール、内装材等としては、デ
ザイン上の要請から、何種類かの異なる色調の陽極酸化
処理板、特に無彩色系で暗灰色から乳白色までの異なる
色調の陽極酸化処理板を組合せて使用する場合がある。
ザイン上の要請から、何種類かの異なる色調の陽極酸化
処理板、特に無彩色系で暗灰色から乳白色までの異なる
色調の陽極酸化処理板を組合せて使用する場合がある。
このような場合、従来は異なる成分組成の合金を組合せ
るか、あるいは同一の成分組成の合金を用いて陽極酸化
処理条件や二次電解条件を異ならしめるか、そのほか染
色によって色調を異ならせるなどの手法が適用されてい
る。
るか、あるいは同一の成分組成の合金を用いて陽極酸化
処理条件や二次電解条件を異ならしめるか、そのほか染
色によって色調を異ならせるなどの手法が適用されてい
る。
発明が解決しようとする課題
前述のように何種類かの異なる色調の陽極酸化処理板を
組合せて使用する場合に、異なる成分組成の合金を組合
せることは、次のような点で問題があった。すなわちこ
の場合には合金ごとに陽極酸化処理条件が異なり、また
デスマット等の前処理条件も合金ごとに異なるから、同
一の合金を処理する場合と比較して大幅なコスト上昇を
招いてしまう。またこの場合、成分組成が異なる合金が
組合されるため、スクラップの個別管理が必要となり、
また電食の問題や溶接の問題等に対する配慮が必要で、
使用する合金の種類に制約がある。
組合せて使用する場合に、異なる成分組成の合金を組合
せることは、次のような点で問題があった。すなわちこ
の場合には合金ごとに陽極酸化処理条件が異なり、また
デスマット等の前処理条件も合金ごとに異なるから、同
一の合金を処理する場合と比較して大幅なコスト上昇を
招いてしまう。またこの場合、成分組成が異なる合金が
組合されるため、スクラップの個別管理が必要となり、
また電食の問題や溶接の問題等に対する配慮が必要で、
使用する合金の種類に制約がある。
一方、同一の成分組成の合金を用いて、陽極酸化処理条
件や二次電解条件を異ならせることによって異なる色調
とした板材を組合せることは、大幅なコスト上昇を招く
問題があり、またそればかりでなく陽極酸化処理条件や
二次電解条件では特に色味の少ない無彩色系で暗灰色か
ら乳白色まで確実に色調を異ならしめることは極めて困
難であった。
件や二次電解条件を異ならせることによって異なる色調
とした板材を組合せることは、大幅なコスト上昇を招く
問題があり、またそればかりでなく陽極酸化処理条件や
二次電解条件では特に色味の少ない無彩色系で暗灰色か
ら乳白色まで確実に色調を異ならしめることは極めて困
難であった。
さらに、染色法による場合、耐食性が著しく劣るため、
ビルのカーテンウオール等の建材に用いれば色調の減退
が生じてしまい、したがって建材には実際上適用し得な
かった。
ビルのカーテンウオール等の建材に用いれば色調の減退
が生じてしまい、したがって建材には実際上適用し得な
かった。
そこで、同一の成分組成の合金を用いて陽極酸化処理条
件は変えずに陽極酸化処理のままで色調を異ならしめる
方法、特に無彩色系で暗灰色〜淡灰色〜乳白色に調整す
る方法の開発が望まれているが、従来はこのような方法
は実用化困難と考えられていた。
件は変えずに陽極酸化処理のままで色調を異ならしめる
方法、特に無彩色系で暗灰色〜淡灰色〜乳白色に調整す
る方法の開発が望まれているが、従来はこのような方法
は実用化困難と考えられていた。
この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、建
材用アルミニウム合金圧延板を製造するにあたって、同
一の成分組成の合金を素材とし、陽極酸化処理条件も同
一として陽極酸化処理後の色調を暗灰色〜淡灰色〜乳白
色の3段階に調整する方法を提供することを目的とする
ものである。
材用アルミニウム合金圧延板を製造するにあたって、同
一の成分組成の合金を素材とし、陽極酸化処理条件も同
一として陽極酸化処理後の色調を暗灰色〜淡灰色〜乳白
色の3段階に調整する方法を提供することを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段
本発明者等は前述の課題を解決するべく、鋭意実験−検
討を重ねた結果、合金の成分組成を適切に設定しておき
、製造条件、特に鋳塊加熱条件を変化させて、金属間化
合物を制御することにより、同一の成分組成の合金を用
いかつ陽極酸化処理条件を変更することなく、陽極酸化
処理後の色調を暗灰色〜淡灰色〜乳白色の3段階に調整
できることを見出し、この発明をなすに至った。
討を重ねた結果、合金の成分組成を適切に設定しておき
、製造条件、特に鋳塊加熱条件を変化させて、金属間化
合物を制御することにより、同一の成分組成の合金を用
いかつ陽極酸化処理条件を変更することなく、陽極酸化
処理後の色調を暗灰色〜淡灰色〜乳白色の3段階に調整
できることを見出し、この発明をなすに至った。
具体的には、請求項1の発明は、同一の成分組成を有す
るアルミニウム合金を素材として建材用アルミニウム合
金圧延板を製造するにあたって、その圧延板の陽極酸化
処理後の色調を、暗灰色、淡灰色、乳白色の3段階に調
整する方法において、素材として、Feを0.8〜2.
Ovj%含有しかつSiをQ、 21%以下に規制し
、残部がAlおよびその他の不可避的不純物よりなるア
ルミニウム合金を用い、その合金の溶湯を35〜150
閣/−の範囲内の鋳造速度でDC鋳造法により鋳造し、
得られた鋳塊に対して、圧延板の陽極酸化処理後に得る
べき色調に応じて、 A 暗灰色の色調を得る場合: 350℃以上500℃未満 B 淡灰色の色調を得る場合: 500℃以上550℃未満 C乳白色の色調を得る場合: 550℃以上630℃以下 以上のA、B、Cのうちいずれかの温度条件を選択して
その温度条件範囲内の温度で0.5〜24時間の加熱を
施した後、熱間圧延し、さらに冷間圧延を施して最終板
厚とし、これにより金属間化合物の90%以上が5ii
ra以下の大きさであってかつ金属間化合物の総量が2
.5〜7vt%の範囲内にあり、しかも金属間化合物A
16 Feの量とAl3Feの量との比が、陽極酸化処
理後に得るべき色調に応じて、 a 暗灰色の色調の場合: AJ6Fe/(Al3Fe+A76Fe)≧0.7b
淡灰色の色調の場合: 0.7>AJs Fe/ (AJ3 Fe+Als F
e) > 0.1C乳白色の色調を得る場合: 0.1≧A76Fe/(A13Fe+AA’6Fe)以
上a、b、cのうちいずれかの範囲内となっている圧延
板を得ることを特徴とするものである。
るアルミニウム合金を素材として建材用アルミニウム合
金圧延板を製造するにあたって、その圧延板の陽極酸化
処理後の色調を、暗灰色、淡灰色、乳白色の3段階に調
整する方法において、素材として、Feを0.8〜2.
Ovj%含有しかつSiをQ、 21%以下に規制し
、残部がAlおよびその他の不可避的不純物よりなるア
ルミニウム合金を用い、その合金の溶湯を35〜150
閣/−の範囲内の鋳造速度でDC鋳造法により鋳造し、
得られた鋳塊に対して、圧延板の陽極酸化処理後に得る
べき色調に応じて、 A 暗灰色の色調を得る場合: 350℃以上500℃未満 B 淡灰色の色調を得る場合: 500℃以上550℃未満 C乳白色の色調を得る場合: 550℃以上630℃以下 以上のA、B、Cのうちいずれかの温度条件を選択して
その温度条件範囲内の温度で0.5〜24時間の加熱を
施した後、熱間圧延し、さらに冷間圧延を施して最終板
厚とし、これにより金属間化合物の90%以上が5ii
ra以下の大きさであってかつ金属間化合物の総量が2
.5〜7vt%の範囲内にあり、しかも金属間化合物A
16 Feの量とAl3Feの量との比が、陽極酸化処
理後に得るべき色調に応じて、 a 暗灰色の色調の場合: AJ6Fe/(Al3Fe+A76Fe)≧0.7b
淡灰色の色調の場合: 0.7>AJs Fe/ (AJ3 Fe+Als F
e) > 0.1C乳白色の色調を得る場合: 0.1≧A76Fe/(A13Fe+AA’6Fe)以
上a、b、cのうちいずれかの範囲内となっている圧延
板を得ることを特徴とするものである。
また請求項2の発明は、前記同様に同一の成分組成を有
するアルミニウム合金を素材として建材用アルミニウム
合金圧延板を製造するにあたって、その圧延板の陽極酸
化処理後の色調を、暗灰色、淡灰色、乳白色の3段階に
調整する方法において、素材として、Feを0.8〜2
.0wt%含有するとともに、M n O,O5〜0.
2v1%、M g 0.05〜1.5v1%、CrO,
05〜O,lvj%のうちのいずれか1種または2種を
含有し、かつSiが9.21%以下に規制され、残部が
Alおよびその他の不可避的不純物よりなるアルミニウ
ム合金を用い、請求項1の発明と同様に処理して、金属
間化合物を前記同様に調整するものである。
するアルミニウム合金を素材として建材用アルミニウム
合金圧延板を製造するにあたって、その圧延板の陽極酸
化処理後の色調を、暗灰色、淡灰色、乳白色の3段階に
調整する方法において、素材として、Feを0.8〜2
.0wt%含有するとともに、M n O,O5〜0.
2v1%、M g 0.05〜1.5v1%、CrO,
05〜O,lvj%のうちのいずれか1種または2種を
含有し、かつSiが9.21%以下に規制され、残部が
Alおよびその他の不可避的不純物よりなるアルミニウ
ム合金を用い、請求項1の発明と同様に処理して、金属
間化合物を前記同様に調整するものである。
先ず素材アルミニウム合金の成分限定理由について説明
する。
する。
作 用
F e :
FeはAl−Fe系の金属間化合物を生成して、陽極酸
化処理後の色調を決定付ける重要な元素である。すなわ
ち、鋳塊加熱条件(均質化処理条件)との組合せによっ
て金属間化合物AJ6Feが増加すれば陽極酸化処理後
の色調が暗灰色になり、AJ3Feが多くなれば陽極酸
化処理後の色調が乳白色となる。Fe量が2. Ovj
%を越えれば粗大化合物が増加して陽極酸化処理後の色
調が黄味を帯びるようになり、一方Fe量が0.8v+
%未満ではAJ−Fe系金属間化合物の絶対数が少なく
、全体に色が浅くなって鋳塊加熱条件による陽極酸化処
理後の色調の変化の幅も小さくなる。したがってFe量
は0.8〜2. Qvj%の範囲内とした。
化処理後の色調を決定付ける重要な元素である。すなわ
ち、鋳塊加熱条件(均質化処理条件)との組合せによっ
て金属間化合物AJ6Feが増加すれば陽極酸化処理後
の色調が暗灰色になり、AJ3Feが多くなれば陽極酸
化処理後の色調が乳白色となる。Fe量が2. Ovj
%を越えれば粗大化合物が増加して陽極酸化処理後の色
調が黄味を帯びるようになり、一方Fe量が0.8v+
%未満ではAJ−Fe系金属間化合物の絶対数が少なく
、全体に色が浅くなって鋳塊加熱条件による陽極酸化処
理後の色調の変化の幅も小さくなる。したがってFe量
は0.8〜2. Qvj%の範囲内とした。
S i :
Siは鋳塊中に樅の木組縁と称される異常組織を生成さ
せやすい。鋳塊に樅の木組縁が発生すれば、圧延板を陽
極酸化処理した際に表面にストリークスと称される帯状
の模様が生じ、外観を損なう。この樅の木組縁の発生を
防ぐためには、Si量を0.21%以下に規制する必要
がある。
せやすい。鋳塊に樅の木組縁が発生すれば、圧延板を陽
極酸化処理した際に表面にストリークスと称される帯状
の模様が生じ、外観を損なう。この樅の木組縁の発生を
防ぐためには、Si量を0.21%以下に規制する必要
がある。
以上のFe、Siのほかは基本的にはAJおよびその他
の不可避的不純物とすれば良いが、必要に応じてMn、
Mg、Crのうちの1種または2種以上を添加しても良
い。これらの添加理由、添加量限定理由は次の通りであ
る。
の不可避的不純物とすれば良いが、必要に応じてMn、
Mg、Crのうちの1種または2種以上を添加しても良
い。これらの添加理由、添加量限定理由は次の通りであ
る。
Mn:
Mnは鋳塊中のAl6Feを安定化し、樅の木組縁を発
生しにくくする元素であり、特にSi量が0.1= 0
.2wt%程度と比較的多い場合に、Mnの添加による
樅の木組縁発生防止効果が大きい。
生しにくくする元素であり、特にSi量が0.1= 0
.2wt%程度と比較的多い場合に、Mnの添加による
樅の木組縁発生防止効果が大きい。
Mn量が0.05W1%未満では上述の効果が不充分で
あり、一方0.2v1%を越えれば陽極酸化処理後の色
調が赤味を帯び、この発明で目的とする無彩色系から外
れてしまう。したがってMnを添加する場合のMn添加
量は0.05〜G、 2v1%とした。
あり、一方0.2v1%を越えれば陽極酸化処理後の色
調が赤味を帯び、この発明で目的とする無彩色系から外
れてしまう。したがってMnを添加する場合のMn添加
量は0.05〜G、 2v1%とした。
Mg:
Mgは強度向上のために添加されることがある。
Mg量が0.05v1%未満では強度向上効果が充分に
得られず、一方1.5vt%を越えれば鋳塊に樅の木組
縁が発生しやすくなってしまう。したがってMgを添加
する場合のMg添加量は0.05〜1.5v)%の範囲
内とした。
得られず、一方1.5vt%を越えれば鋳塊に樅の木組
縁が発生しやすくなってしまう。したがってMgを添加
する場合のMg添加量は0.05〜1.5v)%の範囲
内とした。
Cr:
Crも強度向上のために添加されることがある。
Cr量が0.05vt%未満では強度向上効果が充分に
得られず、一方0. lvj%を越えれば陽極酸化処理
後の色調が黄味を帯びるようになり、無彩色系から外れ
る。したがってCrを添加する場合のCr添加量は0.
05〜0.1v+%の範囲内とした。
得られず、一方0. lvj%を越えれば陽極酸化処理
後の色調が黄味を帯びるようになり、無彩色系から外れ
る。したがってCrを添加する場合のCr添加量は0.
05〜0.1v+%の範囲内とした。
また一般のアルミニウム合金においては、鋳塊の結晶粒
微細化のために微量のTi1もしくはTiおよびBを添
加することがあるが、この発明の場合も微量のTiもし
くはTiおよびBが添加されても良く、これらの添加に
よる結晶粒微細化効果によって圧延板のキメ、ストリー
クスを防止する効果が得られる。その場合、Tiが0.
0G3vj%未満では上記の効果が得られず、一方Ti
が0.15v1%を越えればTiAl3の粗大金属間化
合物が生成されるおそれがあるから、Tiは0.003
〜G、15v1%の範囲内とすることが好ましい。また
BはTiとの共存により結晶粒微細化効果を発揮するが
、Bがippm未満ではその効果が得られず、1100
ppを越えれば粗大Ti82粒子による線状欠陥が発生
するから、Bは1〜1100ppの範回内とすることが
望ましい。
微細化のために微量のTi1もしくはTiおよびBを添
加することがあるが、この発明の場合も微量のTiもし
くはTiおよびBが添加されても良く、これらの添加に
よる結晶粒微細化効果によって圧延板のキメ、ストリー
クスを防止する効果が得られる。その場合、Tiが0.
0G3vj%未満では上記の効果が得られず、一方Ti
が0.15v1%を越えればTiAl3の粗大金属間化
合物が生成されるおそれがあるから、Tiは0.003
〜G、15v1%の範囲内とすることが好ましい。また
BはTiとの共存により結晶粒微細化効果を発揮するが
、Bがippm未満ではその効果が得られず、1100
ppを越えれば粗大Ti82粒子による線状欠陥が発生
するから、Bは1〜1100ppの範回内とすることが
望ましい。
次に製造条件について説明する。
先ず前述のような成分組成範囲内のアルミニウム合金の
溶湯を常法にしたがって溶製し、鋳造速度35〜150
mm/minにてDC鋳造(半連続鋳造)する。ここで
、鋳造速度は鋳塊における樅の木組織発生に影響し、鋳
造速度が速過ぎれば樅の木組織が発生しやすくなる。鋳
造速度が35 m / m未満では生産性が低過ぎて経
済的ではなく、一方150閣/mhを越えれば樅の木組
織が発生して圧延板にストリークスが生じ、外観を損な
う。したがって鋳造速度は35〜150m5/mの範囲
内とした。
溶湯を常法にしたがって溶製し、鋳造速度35〜150
mm/minにてDC鋳造(半連続鋳造)する。ここで
、鋳造速度は鋳塊における樅の木組織発生に影響し、鋳
造速度が速過ぎれば樅の木組織が発生しやすくなる。鋳
造速度が35 m / m未満では生産性が低過ぎて経
済的ではなく、一方150閣/mhを越えれば樅の木組
織が発生して圧延板にストリークスが生じ、外観を損な
う。したがって鋳造速度は35〜150m5/mの範囲
内とした。
次いで、鋳塊に対し0.5〜24時間の加熱処理を施す
。この鋳塊加熱は、−船釣な鋳塊組織均質化のために必
要であるばかりでなく、陽極酸化処理後の色調に大きな
影響を及ぼす。すなわちこの鋳塊加熱温度が高ければ鋳
塊中の金属間化合物Al6 FeがAl3Feに変態し
、圧延板の陽極酸化処理後の色調が暗灰色から淡灰色へ
、さらに乳白色へと変化する。したがって鋳塊加熱温度
を制御することによって、圧延板の陽極酸化処理後の色
調を調整することができる。具体的には、鋳塊加熱温度
条件は、陽極酸化処理後に得るべき色調に応じて、次の
A、B、Cの3種に分けられる。
。この鋳塊加熱は、−船釣な鋳塊組織均質化のために必
要であるばかりでなく、陽極酸化処理後の色調に大きな
影響を及ぼす。すなわちこの鋳塊加熱温度が高ければ鋳
塊中の金属間化合物Al6 FeがAl3Feに変態し
、圧延板の陽極酸化処理後の色調が暗灰色から淡灰色へ
、さらに乳白色へと変化する。したがって鋳塊加熱温度
を制御することによって、圧延板の陽極酸化処理後の色
調を調整することができる。具体的には、鋳塊加熱温度
条件は、陽極酸化処理後に得るべき色調に応じて、次の
A、B、Cの3種に分けられる。
A:350℃以上、500℃未満
この場合はAl6FeはA73Feへほとんど変態せず
、金属間化合物は70%以上がAr1 Fe相となり、
陽極酸化処理後に暗灰色の色調が得られる。
、金属間化合物は70%以上がAr1 Fe相となり、
陽極酸化処理後に暗灰色の色調が得られる。
B:500℃以上、550℃未満
この場合はA76Feがある程度AA’3Feへ変態し
、Al3FeとAl3Feとが混在する組織、すなわち
AA’3Feが30〜90%の組織となり、陽極酸化処
理後に淡灰色の色調が得られる。
、Al3FeとAl3Feとが混在する組織、すなわち
AA’3Feが30〜90%の組織となり、陽極酸化処
理後に淡灰色の色調が得られる。
C:55G℃以上、630℃以下
この場合はA76Feのほとんど全てがA73Feに変
態し、金属間化合物は90%以上がA73Fe相となり
、陽極酸化処理後に乳白色の色調が得られる。
態し、金属間化合物は90%以上がA73Fe相となり
、陽極酸化処理後に乳白色の色調が得られる。
なお鋳塊加熱温度が350℃未満では、熱間圧延後の組
織のキメが粗くなり、表面に模様が生じて外観を損なう
。一方630℃を越えれば、結晶粒の粗大化が生じてス
トリークスが発生し、また場合によっては局部溶融が生
じてしまう。
織のキメが粗くなり、表面に模様が生じて外観を損なう
。一方630℃を越えれば、結晶粒の粗大化が生じてス
トリークスが発生し、また場合によっては局部溶融が生
じてしまう。
また鋳塊加熱時間が0.5時間未満では上述の効果が充
分に得られず、一方24時間を越えても効果は飽和し、
コスト上昇を招くだけであるから、0.5〜24時間に
限定した。
分に得られず、一方24時間を越えても効果は飽和し、
コスト上昇を招くだけであるから、0.5〜24時間に
限定した。
上述のような鋳塊加熱の後、熱間圧延および冷間圧延を
行なって最終板厚とする。ここで、熱間圧延は常法にし
たがって行なえば良いが、鋳塊の加熱温度以下で行なう
のが一般的である。熱間圧延の直後、あるいは冷間圧延
の間には、中間焼鈍を行なっても良い。中間焼鈍は、2
50〜450℃で0.5〜12時間行なうのが一般的で
ある。
行なって最終板厚とする。ここで、熱間圧延は常法にし
たがって行なえば良いが、鋳塊の加熱温度以下で行なう
のが一般的である。熱間圧延の直後、あるいは冷間圧延
の間には、中間焼鈍を行なっても良い。中間焼鈍は、2
50〜450℃で0.5〜12時間行なうのが一般的で
ある。
このようにして得られた最終板厚の圧延板において、陽
極酸化処理後の色調が暗灰色〜淡灰色〜乳白色に調整さ
れるためには、次に述べるように金属間化合物の量、サ
イズおよび種類が重要である。
極酸化処理後の色調が暗灰色〜淡灰色〜乳白色に調整さ
れるためには、次に述べるように金属間化合物の量、サ
イズおよび種類が重要である。
先ず金属間化合物の量は陽極酸化処理後の色調の変化を
可能にするために重要である。金属間化合物の量が2.
5vj%未満では、色が浅くなって、暗灰色、乳白色の
いずれも達成されない。すなわち鋳塊の加熱条件を変え
ても色調の変動幅が少なく、淡灰色しか得られない。一
方金属間化合物の量が7.0wt%を越えれば、乳白色
の色調を得ることが困難となる。すなわち、前述の鋳塊
加熱条件Cとしても、黄色味が強くなって乳白色から外
れてしまう。したがって金属間化合物の総量は2.5〜
?、0wt%の範囲内とする必要がある。
可能にするために重要である。金属間化合物の量が2.
5vj%未満では、色が浅くなって、暗灰色、乳白色の
いずれも達成されない。すなわち鋳塊の加熱条件を変え
ても色調の変動幅が少なく、淡灰色しか得られない。一
方金属間化合物の量が7.0wt%を越えれば、乳白色
の色調を得ることが困難となる。すなわち、前述の鋳塊
加熱条件Cとしても、黄色味が強くなって乳白色から外
れてしまう。したがって金属間化合物の総量は2.5〜
?、0wt%の範囲内とする必要がある。
また、金属間化合物のうち、5趨を越える大径の金属間
化合物の数の割合が10%を越えれば、陽極酸化処理後
の色調が浅くなり、暗灰色から乳白色まで変動させるこ
とが困難となる。したがって5μm以下の金属間化合物
が90%以上を占める必要がある。
化合物の数の割合が10%を越えれば、陽極酸化処理後
の色調が浅くなり、暗灰色から乳白色まで変動させるこ
とが困難となる。したがって5μm以下の金属間化合物
が90%以上を占める必要がある。
さらに、金属間化合物の相Al6FeとAl3Feの比
が陽極処理後の色調を決定付ける。
が陽極処理後の色調を決定付ける。
すなわち、重量比でAA’6 Fe/ (Al3 Fe
+Al6 Fe)の値により、 a:A16 Fe/(AJ3 Fe+Al6 Fe)≧
0.7で暗灰色の色調、 b : 0.7>A16 F e/ (Al!3 F
e+Al6 F e)≧0.1で淡灰色の色調 c:0.1≧Al6 Fe/ (AlF3 Fe+AA
’6 Fe)で乳白色の色調 がそれぞれ得られる。このような金属間化合物の相の比
は、既に述べたように鋳塊加熱条件の制御によって調整
可能である。
+Al6 Fe)の値により、 a:A16 Fe/(AJ3 Fe+Al6 Fe)≧
0.7で暗灰色の色調、 b : 0.7>A16 F e/ (Al!3 F
e+Al6 F e)≧0.1で淡灰色の色調 c:0.1≧Al6 Fe/ (AlF3 Fe+AA
’6 Fe)で乳白色の色調 がそれぞれ得られる。このような金属間化合物の相の比
は、既に述べたように鋳塊加熱条件の制御によって調整
可能である。
以上のように最終板厚の圧延板における金属間化合物を
所定の条件範囲内に規制することによって、その後の陽
極酸化処理板の色調を、暗灰色、淡灰色、乳白色のいず
れかに制御することができる。
所定の条件範囲内に規制することによって、その後の陽
極酸化処理板の色調を、暗灰色、淡灰色、乳白色のいず
れかに制御することができる。
なお陽極酸化処理は、常法にしたがって行なえば良いが
、硫酸電解浴を用いることが経済性および耐食性の点か
ら有利であり、前述のようにして得られた圧延板では、
硫酸電解浴を用いた陽極酸化処理によって前述のように
暗灰色〜淡灰色〜乳白色の色調を得ることができる。
、硫酸電解浴を用いることが経済性および耐食性の点か
ら有利であり、前述のようにして得られた圧延板では、
硫酸電解浴を用いた陽極酸化処理によって前述のように
暗灰色〜淡灰色〜乳白色の色調を得ることができる。
陽極酸化処理にあたっては、予め表面の汚れおよび表面
の欠陥を除去しておくため、脱脂およびエツチングを行
なうのが一般的である。エツチングは、苛性ソーダ系の
アルカリエツチングを行なうのが通常である。そして陽
極酸化処理自体は、H2SO4濃度が10〜25vo1
%の硫酸浴を用い、浴温度15〜30℃、電流密度0.
5AlM以上1.OAl−未満で行ない、膜厚lθ〜2
5伽の陽極酸化皮膜を生成させることが望ましい。
の欠陥を除去しておくため、脱脂およびエツチングを行
なうのが一般的である。エツチングは、苛性ソーダ系の
アルカリエツチングを行なうのが通常である。そして陽
極酸化処理自体は、H2SO4濃度が10〜25vo1
%の硫酸浴を用い、浴温度15〜30℃、電流密度0.
5AlM以上1.OAl−未満で行ない、膜厚lθ〜2
5伽の陽極酸化皮膜を生成させることが望ましい。
ここで、硫酸浴の1(2804濃度が10vo1%未満
では陽極酸化処理後の色調が黄味を帯びるようになり、
また皮膜の多孔度が減少して浴電圧が高(なる。一方H
2so4濃度が25vo1%を越えれば、表面が荒れて
陽極酸化皮膜が柔かくなる。また浴温度が15℃未満で
は陽極酸化処理後の色調に黄味が強くなって無彩色系か
らずれてしまい、一方30℃を越えれば陽極酸化処理後
の耐食性が低下してしまう。さらに電流密度は、1.O
Aldli以上では陽極酸化処理後の色調が黄味を帯び
て、無彩色系からずれてしまい、一方0.5Aldl1
未満では、所要の膜厚の陽極酸化皮膜を生成するために
かなりの時間を要してしまって生産性を阻害するととも
に、耐食性も低下する。また生成される陽極酸化皮膜の
膜厚が10趨未満では充分な耐食性が得られず、一方3
0趨を越えるまで厚くすることは経済的でなく、しかも
陽極酸化処理後の色調が黄味を帯びて無彩色系からずれ
る。
では陽極酸化処理後の色調が黄味を帯びるようになり、
また皮膜の多孔度が減少して浴電圧が高(なる。一方H
2so4濃度が25vo1%を越えれば、表面が荒れて
陽極酸化皮膜が柔かくなる。また浴温度が15℃未満で
は陽極酸化処理後の色調に黄味が強くなって無彩色系か
らずれてしまい、一方30℃を越えれば陽極酸化処理後
の耐食性が低下してしまう。さらに電流密度は、1.O
Aldli以上では陽極酸化処理後の色調が黄味を帯び
て、無彩色系からずれてしまい、一方0.5Aldl1
未満では、所要の膜厚の陽極酸化皮膜を生成するために
かなりの時間を要してしまって生産性を阻害するととも
に、耐食性も低下する。また生成される陽極酸化皮膜の
膜厚が10趨未満では充分な耐食性が得られず、一方3
0趨を越えるまで厚くすることは経済的でなく、しかも
陽極酸化処理後の色調が黄味を帯びて無彩色系からずれ
る。
なお陽極酸化処理後の色調については、ハンターの色差
式(1!!l 28730参照)による明度指数りとク
ロマティクネス指数a、bの値によって評価することが
できる。すなわち、明度指数のL値は高いほど白く、一
方りロマテイクネス指数は着色度についてのものであっ
てそのa値は高いほど赤味が強く、b値は高いほど黄味
が強いことをあられす。ここで、無彩色系の暗灰色、淡
灰色、乳白色は、次のように判定できる。
式(1!!l 28730参照)による明度指数りとク
ロマティクネス指数a、bの値によって評価することが
できる。すなわち、明度指数のL値は高いほど白く、一
方りロマテイクネス指数は着色度についてのものであっ
てそのa値は高いほど赤味が強く、b値は高いほど黄味
が強いことをあられす。ここで、無彩色系の暗灰色、淡
灰色、乳白色は、次のように判定できる。
暗灰色:L値<60、−3くa値く 3−3くb値く
3 淡灰色=60≦L値<75、−3くa値く 3−3くb
値く 3 乳白色=75≦L値、 −3くa値く3−3〈b値く
3 実 施 例 先ず鋳造速度および合金成分組成が鋳塊の組織と圧延板
のストリークスに及ぼす影響を次のようにして調べた。
3 淡灰色=60≦L値<75、−3くa値く 3−3くb
値く 3 乳白色=75≦L値、 −3くa値く3−3〈b値く
3 実 施 例 先ず鋳造速度および合金成分組成が鋳塊の組織と圧延板
のストリークスに及ぼす影響を次のようにして調べた。
第1表に示す合金魚1〜魚8の溶湯を常法に従って溶製
し、第2表中に示すような鋳造速度(主に65■/ll
l111一部は175mm/z)で半連続鋳造法(DC
鋳造法)によって断面寸法100X 300Mの鋳塊
を鋳造した。その一部をスライスして、鋳塊組織を調べ
た。また得られた鋳塊に対し 600℃×6時間の加熱
を施した後、400℃で熱間圧延して板厚6nmの熱延
板を得、次いで冷間圧延を施して板厚4閤とした段階で
350℃×5時間の中間焼鈍を施し、さらに冷間圧延を
施して板厚2.5閣の圧延板を得、常法に従って硫酸電
解浴による陽極酸化処理を施して、ストリークスの発生
の有無を調ベた。
し、第2表中に示すような鋳造速度(主に65■/ll
l111一部は175mm/z)で半連続鋳造法(DC
鋳造法)によって断面寸法100X 300Mの鋳塊
を鋳造した。その一部をスライスして、鋳塊組織を調べ
た。また得られた鋳塊に対し 600℃×6時間の加熱
を施した後、400℃で熱間圧延して板厚6nmの熱延
板を得、次いで冷間圧延を施して板厚4閤とした段階で
350℃×5時間の中間焼鈍を施し、さらに冷間圧延を
施して板厚2.5閣の圧延板を得、常法に従って硫酸電
解浴による陽極酸化処理を施して、ストリークスの発生
の有無を調ベた。
鋳塊組織およびストリークスの発生の有無を調べた結果
を第2表中に示す。
を第2表中に示す。
第 2
表
第 1
表
第2表に示すように、鋳造速度を 175nn/min
とした比較法、およびSt量が高い合金Nα6では鋳塊
に樅の本組織が発生し、またMg量が高い合金Na8で
は鋳塊の組織が粗大で不均一となり、いずれも圧延板に
ストリークスが発生し、外観不良と判定された。
とした比較法、およびSt量が高い合金Nα6では鋳塊
に樅の本組織が発生し、またMg量が高い合金Na8で
は鋳塊の組織が粗大で不均一となり、いずれも圧延板に
ストリークスが発生し、外観不良と判定された。
次に、この発明の方法の実施例、および比較例の方法と
して、次のようなプロセスを実施した。
して、次のようなプロセスを実施した。
第1表に示す各成分組成の合金のうち、第2表でストリ
ークスの発生しなかった合金(Nal〜5゜Nα7)に
ついて、DC鋳造法により鋳造速度65間/ mnで鋳
造し、断面寸法100X 300aaの鋳塊を得た。
ークスの発生しなかった合金(Nal〜5゜Nα7)に
ついて、DC鋳造法により鋳造速度65間/ mnで鋳
造し、断面寸法100X 300aaの鋳塊を得た。
次いで各鋳塊について第3表中に示すように種々条件を
変えて鋳塊加熱を行なった後、前記と同様に熱間圧延−
冷間圧延一中間焼鈍一冷間圧延を行なって板厚2.5m
の圧延板とした。その後、各圧延板に対して、硫酸濃度
15vo1%の硫酸電解浴を用いて浴温20℃、電流密
度1.5AldIiにて陽極酸化処理を施した。
変えて鋳塊加熱を行なった後、前記と同様に熱間圧延−
冷間圧延一中間焼鈍一冷間圧延を行なって板厚2.5m
の圧延板とした。その後、各圧延板に対して、硫酸濃度
15vo1%の硫酸電解浴を用いて浴温20℃、電流密
度1.5AldIiにて陽極酸化処理を施した。
各板の陽極酸化皮膜の表面色調について、スガ試験機製
カラーメーター5M−3−MClを用いて調べた。色調
は、ハンターの色差式による明度指数りおよびクロマテ
ィクネス指数a、bを用いて評価した。その結果を第3
表中に示す。なおここで無彩色系の暗灰色〜淡灰色〜乳
白色としては、a値。
カラーメーター5M−3−MClを用いて調べた。色調
は、ハンターの色差式による明度指数りおよびクロマテ
ィクネス指数a、bを用いて評価した。その結果を第3
表中に示す。なおここで無彩色系の暗灰色〜淡灰色〜乳
白色としては、a値。
b値はいずれも−3〜3.L値は60未満で暗灰色、6
0以上75未満では淡灰色、75以上で乳白色と判定で
きる。
0以上75未満では淡灰色、75以上で乳白色と判定で
きる。
また一方、各板について、金属間化合物の総量、5/1
m以下の金属間化合物の数の割合、およびAJ6 Fe
/ (Al3 Fe+A76 Fe)の比の値を調べた
。その結果を第3表中に併せて示す。
m以下の金属間化合物の数の割合、およびAJ6 Fe
/ (Al3 Fe+A76 Fe)の比の値を調べた
。その結果を第3表中に併せて示す。
なお、金属間化合物の量の測定は、次のようにして行な
った。すなわち、先ず試料を約0,5〜1g採取し、フ
ェノール溶液100 ml中において170〜180℃
で30分溶解し、さらにフェノール溶液の凝固を防ぐた
めベンジルアルコールを 140℃で50m1添加した
後、濾過して、残渣をアルコールで洗浄し、さらにその
残渣を重量分析した。
った。すなわち、先ず試料を約0,5〜1g採取し、フ
ェノール溶液100 ml中において170〜180℃
で30分溶解し、さらにフェノール溶液の凝固を防ぐた
めベンジルアルコールを 140℃で50m1添加した
後、濾過して、残渣をアルコールで洗浄し、さらにその
残渣を重量分析した。
また金属間化合物の相の同定は次のようにして行なった
。すなわち、先ず試料を約0.5〜1g採取し、フェノ
ール溶液100 ml中において170〜180℃で3
0分溶解し、フェノール溶液の凝固を防ぐためにベンジ
ルアルコールを 140℃で50 ml添加した後、濾
過し、残渣をアルコールで洗浄した後、その残渣をX線
回折により同定した。
。すなわち、先ず試料を約0.5〜1g採取し、フェノ
ール溶液100 ml中において170〜180℃で3
0分溶解し、フェノール溶液の凝固を防ぐためにベンジ
ルアルコールを 140℃で50 ml添加した後、濾
過し、残渣をアルコールで洗浄した後、その残渣をX線
回折により同定した。
さらに金属間化合物のサイズは、試料を研磨した後、画
像解析により金属間化合物の最大長さの分布を測定した
。但し0.5m未満の微細な金属間化合物は無視した。
像解析により金属間化合物の最大長さの分布を測定した
。但し0.5m未満の微細な金属間化合物は無視した。
第3表に示すように、この発明の成分組成範囲内の合金
(隘1〜Na4)について、この発明のプロセスを適用
した場合には、陽極酸化処理後の色調を無彩色系の暗灰
色〜淡灰色〜乳白色に確実に調整することができ、しか
もストリークス等の外観不良も発生しないことが明らか
である。
(隘1〜Na4)について、この発明のプロセスを適用
した場合には、陽極酸化処理後の色調を無彩色系の暗灰
色〜淡灰色〜乳白色に確実に調整することができ、しか
もストリークス等の外観不良も発生しないことが明らか
である。
発明の効果
この発明の方法によれば、陽極酸化処理を施して用いら
れる建材用アルミニウム合金圧延板を製造するにあたっ
て、同一の成分組成の素材を用いしかも陽極酸化処理条
件を変えることなく、陽極酸化処理後の色調を無彩色系
で暗灰色〜淡灰色〜乳白色の3段階に確実に調整するこ
とができる。
れる建材用アルミニウム合金圧延板を製造するにあたっ
て、同一の成分組成の素材を用いしかも陽極酸化処理条
件を変えることなく、陽極酸化処理後の色調を無彩色系
で暗灰色〜淡灰色〜乳白色の3段階に確実に調整するこ
とができる。
したがってこの発明の方法を適用することによって、無
彩色系の異なる色調を組合せた建材を得るにあたってそ
のコストを従来よりも大幅に低減することができ、また
陽極酸化処理のまま、得に硫酸電解浴による陽極酸化処
理のままで異なる色調を得ることができるため耐食性も
良好な建材を得ることができる。
彩色系の異なる色調を組合せた建材を得るにあたってそ
のコストを従来よりも大幅に低減することができ、また
陽極酸化処理のまま、得に硫酸電解浴による陽極酸化処
理のままで異なる色調を得ることができるため耐食性も
良好な建材を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)同一の成分組成を有するアルミニウム合金を素材
として建材用アルミニウム合金圧延板を製造するにあた
って、その圧延板の陽極酸化処理後の色調を、暗灰色、
淡灰色、乳白色の3段階に調整する方法において、 素材として、Feを0.8〜2.0wt%含有しかつS
iを0.2wt%以下に規制し、残部がAlおよびその
他の不可避的不純物よりなるアルミニウム合金を用い、
その合金の溶湯を35〜150mm/minの範囲内の
鋳造速度でDC鋳造法により鋳造し、得られた鋳塊に対
して、圧延板の陽極酸化処理後に得るべき色調に応じて
、 A 暗灰色の色調を得る場合: 350℃以上500℃未満 B 淡灰色の色調を得る場合: 500℃以上550℃未満 C 乳白色の色調を得る場合: 550℃以上630℃以下 以上のA、B、Cのうちいずれかの温度条件を選択して
その温度条件範囲内の温度で0.5〜24時間の加熱を
施した後、熱間圧延し、さらに冷間圧延を施して最終板
厚とし、これにより金属間化合物の90%以上が5μm
以下の大きさであってかつ金属間化合物の総量が2.5
〜7wt%の範囲内にあり、しかも金属間化合物Al_
6Feの量とAl_3Feの量との比が、陽極酸化処理
後に得るべき色調に応じて、 a 暗灰色の色調の場合: Al_6Fe/(Al_3Fe+Al_6Fe)≧0.
7 b 淡灰色の色調の場合: 0.7>Al_6Fe/(Al_3Fe+Al_6Fe
)>0.1 c 乳白色の色調を得る場合: 0.1≧Al_6Fe/(Al_3Fe+Al_6Fe
)以上a、b、cのうちいずれかの範囲内となっている
圧延板を得ることを特徴とする、建材用アルミニウム合
金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法。 (2)同一の成分組成を有するアルミニウム合金を素材
として建材用アルミニウム合金圧延板を製造するにあた
って、その圧延板の陽極酸化処理後の色調を、暗灰色、
淡灰色、乳白色の3段階に調整する方法において、 素材として、Feを0.8〜2.0wt%含有するとと
もに、Mn0.05〜0.21%、Mg0.05〜1.
5wt%、Cr0.05〜0.1wt%のうちのいずれ
か1種または2種以上を含有し、かつSiが0.2wt
%以下に規制され、残部がAlおよびその他の不可避的
不純物よりなるアルミニウム合金を用い、その合金の溶
湯を35〜150mm/minの範囲内の鋳造速度でD
C鋳造法により鋳造し、得られた鋳塊に対して、圧延板
の陽極酸化処理後に得るべき色調に応じて、 A 暗灰色の色調を得る場合: 350℃以上500℃未満 B 淡灰色の色調を得る場合: 500℃以上550℃未満 C 乳白色の色調を得る場合: 550℃以上630℃以下 以上のA、B、Cのうちいずれかの温度条件を選択して
その温度条件範囲内の温度で0.5〜24時間の加熱を
施した後、熱間圧延し、さらに冷間圧延を施して最終板
厚とし、これにより金属間化合物の90%以上が5μm
以下の大きさであってかつ金属間化合物の総量が2.5
〜7wt%の範囲内にあり、しかも金属間化合物Al_
6Feの量とAl_3Feの量との比が、陽極酸化処理
後に得るべき色調に応じて、 a 暗灰色の色調の場合: Al_6Fe/(Al_3Fe+Al_6Fe)≧0.
7 b 淡灰色の色調の場合: 0.7>Al_6Fe/(Al_3Fe+Al_6Fe
)>0.1 c 乳白色の色調を得る場合: 0.1≧Al_6Fe/(Al_3Fe+Al_6Fe
)以上a、b、cのうちいずれかの範囲内となっている
圧延板を得ることを特徴とする、建材用アルミニウム合
金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239141A JPH0739621B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 建材用アルミニウム合金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239141A JPH0739621B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 建材用アルミニウム合金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03100144A true JPH03100144A (ja) | 1991-04-25 |
| JPH0739621B2 JPH0739621B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=17040376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1239141A Expired - Lifetime JPH0739621B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 建材用アルミニウム合金圧延板の陽極酸化処理後の色調の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739621B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011179094A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Nippon Light Metal Co Ltd | アルミニウム合金板およびその製造方法 |
| JP2011255403A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | アルミニウム板材の接合方法 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4916341A (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-13 | ||
| JPS57194294A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-29 | Nippon Light Metal Co Ltd | Production of gray-colored expanded aluminum material |
| JPS5826421A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-16 | 富士電機株式会社 | 銀系接点の接合方法 |
| JPS6010197A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-19 | 動力炉・核燃料開発事業団 | タグガスカプセル付き端栓 |
| JPS60103164A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-07 | Kobe Steel Ltd | 器物用アルミニウム合金の製造法 |
| JPS61110741A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-29 | Sukai Alum Kk | 展伸用アルミニウム合金鋳塊およびその製造方法 |
| JPS61235531A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-20 | Sukai Alum Kk | 展伸用アルミニウム合金およびその製造方法 |
| JPS6237704A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1239141A patent/JPH0739621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4916341A (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-13 | ||
| JPS57194294A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-29 | Nippon Light Metal Co Ltd | Production of gray-colored expanded aluminum material |
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| JP2011255403A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | アルミニウム板材の接合方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739621B2 (ja) | 1995-05-01 |
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