JPH03102170A - 低温庫 - Google Patents
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- JPH03102170A JPH03102170A JP23858889A JP23858889A JPH03102170A JP H03102170 A JPH03102170 A JP H03102170A JP 23858889 A JP23858889 A JP 23858889A JP 23858889 A JP23858889 A JP 23858889A JP H03102170 A JPH03102170 A JP H03102170A
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Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
産業上の利用分野
本発明は、間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温庫に関
する. 従来の技術 従来冷蔵庫の箱を断熱外箱と熱良導性内箱とからなる2
重構造となし、内外両箱間に冷却装置を配設して内箱及
びその内部の冷却を行うようにした低温庫として■実開
昭60−93882号公報がある.一方、野菜を新鮮な
状態で保存する野菜貯蔵容器を備え間接冷却により容器
内を冷却する冷蔵庫として■持開昭62−134477
号公報がある. 前記■の父報には、断熱外箱と熱良導内箱とを一定の空
間を置いて固着装備し、外箱・内箱の間の空間に冷風を
循環させて内箱を冷やし、内箱の中を冷蔵室とし、冷風
を作るための冷凍機の蒸発器と冷風を循環させるための
ファンとを外箱 内箱の間の冷風循環空間内に置き、冷
凍機の蒸発器以外のセットを外箱の外側に装備するよう
にしたものが開示されている. 他方、前記■の公報には、両面外側が繊維層でその中間
に樹脂層を有する積層部材で一部または全部を構成され
た蓋体を、容器の上面開口部に密接して設けてなる冷蔵
庫の野菜貯蔵容器が開示されている. 発明が解決しようとする課題 上述の■の技術にあっては、内箱を熱の良導体で構成し
、内外両箱間の冷風循環空間内に冷却装置を装備して、
2重箱構造による冷蔵室の間接冷却を行うようにしたも
のであるが、この内箱の内部に形成される冷蔵室内に、
野菜や果物等の農産物、即ち生きている食品を貯蔵する
場合には、食品自体の呼吸作用によりエチレンガスや二
酸化炭素等が冷蔵室内に排出されて、冷蔵室内のガス組
成が変化し、農産物の保存中に食品の老化を促進するこ
ととなるガス組成状態になると、食品の品質が低下しや
すくなり、食品の長期保存ができない問題があった. 一方、上述の■の技術にあっては、蓋体をポリエチレン
等のオレフィン系熱可塑性樹脂等よりなる多数の貫通穴
を有する平板と、平板の片面に溶着されたシリコーンゴ
ム薄膜よりなる透湿膜と、これらの外周辺に配設された
塩化ビニル等のゴム製パッキンとより構成し、蓋体に付
着する結露水を除去するようにしたものであるが、蓋体
を経て冷蔵室内に透湿してゆく量Aが、野菜から蒸散さ
れる量Bより多い場合には問題ないものの、AがBより
少ない場合には、やはり蓋体から結露水が野菜貯蔵容器
内に落下して容器底部に溜まり、野菜の損傷を招くとと
もに、野菜容器内表面がヌルヌルした状態になって野菜
の保存上不衛生ならのになってしまう問題があった.ま
た、透湿膜では野菜から容器内に排出されたエチレンガ
スを吸着することはできなかった. そこで本発明は、間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温
庫において,野菜や果物等の生きている食品の品質低下
を抑制し長期保存を行えるように構成した低温庫を提供
するものである.[発明の構戒] 課題を解決するための手段 本発明は、断熱外箱と、該外箱の内側に間隔を存して配
設さハ内部に貯蔵室を形成する熱良導内箱と、外箱と内
箱との間に形成される循環空間内に配設され冷却器と送
風装置を有した冷却装置とを備え、内箱を冷却して貯蔵
室を間接的に冷却する低温庫を提供するものであって、
一面を貯蔵室に露呈するとともに他面を循環空間に露呈
するように内箱に配設され貯蔵室内のエチレンガスを吸
着するガス吸着部材と、該ガス吸着部材を加熱する加熱
部材とを備え、ガス吸着部材に吸着“されたエチレンガ
スを吸着部材から取り除くことができるようにしたもの
である. また、断熱外箱と、該外箱の内側に間隔を存して配設さ
れ内部に貯蔵室を形成する熱良導内箱と外箱と内箱との
間に形成される循環空間内に配設され冷却器と送風装置
を有しtζ冷却装置とを備え内箱を冷却して貯蔵室を間
接的に冷却する低温庫において、一面を貯蔵室に露呈す
るとともに他面を循環空間に露呈するように内箱に配設
されて貯蔵室内のエチレンガスを吸着するガス吸着部材
と循環空間と外部とを連通ずる開口と、該開口を開閉自
在に閉塞するダンバー装置とを設けて、循環空間内に放
出されるエチレンガスを強制的に低温庫外に排出するよ
うにしてもよい. 作用 熱良導性の内箱に配設されたガス吸着部材により、貯蔵
室内に貯蔵された食品から発生するエチレンガスを徐々
に吸着させその一部を循環空間に放出させることから、
貯蔵室内のエチレンガス濃度を低減してガス組成の変化
速度を遅くするように作用している. また、加熱装置を配設し加熱動作させることによって、
ガス吸着部材の表面を加熱して吸着したエチレンガスを
吸着部材から徐々に循環空間内に導き、加熱部材を吸着
部材からエチレンガスを除去する活性化部材として作用
させている.一方、ガス吸着部材からエチレンガスが循
環空間内に放出されて、循環空間内のガス組成が変化(
特にエチレンガスの濃度が増大)するが、ダンパー装置
を開閉制御することによって、エチレンガスを含んだ空
気を強制的に排出する反面、循環空間内に新鮮な空気を
取り入れ、循環空間内の空気の置換を行い、エチレンガ
ス濃度の増大を抑制するようにしている. 実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第3図を参照して説明す
る. 1はプレハブ冷蔵庫等の低温庫であって、断熱パネルを
組み合わせて箱体を構威した断熱外箱2と、この外箱2
の内側に間隔を存して金属等の熱良導体からなる内箱3
即ち天壁3A・底壁3B及び前後左右各側壁30〜3F
を配置することに伴い形成される密閉された貯蔵室10
及びこの貯蔵室10の周囲に形成される冷気循環空間l
1とを備えている.尚、断熱外箱2の前壁には貯蔵食品
(本例では野菜や果物等の農作物)を出し入れする物品
出し入れ用の開口7及びこの間口7を開閉自在に閉塞す
るとともに貯蔵室10を密室化する断熱扉8を設けてい
る. 冷気循環空間l1を構成する天壁3A上には、冷凍サイ
クルの一部を構成する蒸発器にて代表されるところの冷
却器12と、送風ファン及び送風ファンモータからなる
送風装置13と、除霜用ヒーター12Aを有した庫内側
の冷却装置l4を配設し、冷却装置14の底部(通常こ
の底部には冷却器12の除霜時に生じる露を受ける露受
皿が配設されている)には、天壁3Aを貫通し貯蔵室1
0を経て断熱外箱2の外側に導出されるようにヒータ付
の排水管等の排水装置l5を連結接続している. 16
. 17は後述する上部空間11A内を吹出側と吸込側
とに区画する前後各区画板である.尚、冷却装置14と
して本実施例においては、通常0 ’Cを中心として温
度制御幅が小さく極めて高い制御精度(例えば設定温度
±0.5℃の制御制度)でもって温度管理されるところ
の氷温仕様のものを採用している.尚、氷温とは、水が
凍る0゜Cと食品の凍る直前の温度との間の温度帯のこ
とをいい、食品の凍結による物性変化(細胞破壊等)を
避けながらの長期保存を目的とした温度ということがで
きる. また冷気循環空間11は、天壁3A上方の第1空間とし
ての上部空間11Aと、底壁3B下方の第2空間として
の底部空間11Bと、前側壁3C外側方の第3空間とし
ての前側空間11Gと、後側壁3D外側方の第4空間と
しての後側空間11Dと、左側壁3E外側方の第5空間
としての左側空間11Eと右側壁3F外側方の第6空間
としての右側空間lIFとから構戒されており、本例で
は冷却装置14を上部空間llA内に配置しtともので
ある.冷却装置14を経て冷却された空気(以下冷気と
いう)は、上部空間11Aから前後右側各空間11C
, IID , 11Fを通過して底部空間11Bへ導
かれ左側空間11Eを経て冷却装置14に戻る循環経路
をとる.このとき冷気は、上底前後左右各壁3A〜3F
をそれぞれ冷却して、各壁面からの熱伝達により貯蔵室
10内を間接的に冷却する(以下これを間接冷却という
). 内箱3の一部を構成する側壁例えば後左右各側壁3D〜
3Fには、農産物が呼吸することで発生するエチレンガ
スを吸着するガス吸着部材20を配設している.このガ
ス吸着部材20の一面を貯蔵室に露呈させるとともに、
他面を冷気循環空間1lに露呈させるようにするため、
吸着部材20を内箱3に保持する保持具22の一面を開
放するとともに、他面には多数の孔25が形成してある
。また、後左右各側壁3D〜3Fにおける保持具配設部
位は、大きく開口させておくことが望ましい.即ち、ガ
ス吸着部材20の他面は、孔25を介して冷気循環空間
l1に露呈する.さらに、ガス吸着部材20としては、
ゼ才ライトを含む緑色凝灰岩と、ポリエチレンフィルム
とからなるガス選択透過性の複合板材を使用している.
尚、緑色凝灰岩は、特異的なガス吸着・透過性能を有し
ており(持にエチレンガスの吸着に優れている)、この
緑色凝灰岩を、透湿性能を有するポリエチレンフィルム
とドッキングさせることによって、農産物の呼吸によっ
て発生する老化促進ホルモンであるところのエチレンガ
スを速やかに除去するとともに、低い透湿性を有する部
材として完成したものである.30はガス吸着部材20
を加熱して吸着したエチレンガスを放出し易くするヒー
ター等の加熱装置であって、ガス吸着部材20の冷気循
環空間側表面を加熱できる位置、例えば上部空間11A
内に配置している.また、加熱装置30は、定期的に作
動させるものであって、冷気循環空間ll内のエチレン
ガス濃度を検出するガス濃度検出器やタイマー装置等の
加熱動作制御手段33によって、ガス吸着部材20の吸
着限界量に達する前に加熱装置30を動作させるように
すればよい. 40は断熱外箱2の適所に形成された空気入れ替え用の
開口で、41はこの開口40を開閉自在に閉塞するダン
バー装置である.ダンバー装置4lは、定期的に動作さ
せるものであって、タイマー装置やエチレンガス濃度検
出器等の開閉動作制御手段44によって開閉制御される
ようにしておけばよい.尚、加熱装置30及びダンパー
装置41は、ともにその動作中(加熱及び開放動作中)
において、冷気循環空間ll内の空気温度を上昇するよ
うに作用するものであるため、(i)温度上昇が避けら
れない冷却運転停止時(ただし送風装置13を動作させ
ている事が望ましい)に合わせて動作させるようにした
り、(ii)両装置30. 41の動作中には冷却装置
l4の冷却能力を増大させるようにしたり、(iii)
貯蔵室内の農産物を全て取り出した状態のときだけ動作
させたりする等、貯蔵室内の温度上昇を極力抑制するよ
うな保護的対策をした制御構造にしておくことが望まし
い. 例として(i>を採用してみる.冷却装置14が冷却運
転を停止するとき、即ち設定温度到達時及び除霜運転時
において、まず加熱動作制御手段33によって加熱装置
30を一定時間〈例えば10分間)加熱動作させる.そ
して、一定時間内における所定時間(例えば5分間〉の
経過の後に、開閉動作制御千段44によってダンパー装
置4lを開放動作させる.この後両装置30. 41を
同時若しくは後者4lを遅らせて通常状態に復帰させれ
ばよい.以上の構威において、低温庫1の冷却について
説明する. まず、非冷却状態の貯蔵室IO内に食品例えば野菜や果
物等の農産物を充填して、設定温度を0゜Cに設定して
冷却装置l4を運転させたとすると、貯蔵室IO内は設
定温度よりも高くなっていることから、冷却装置l4に
よって冷却された空気(冷気〉が、冷気循環空間11.
即ち上部空間11Aから前後右側各空間ILC .11
D ,IIFを通過して底部空間11Bへ導かれ左側空
間11Eを通る経路でもって冷却装置14に戻る. このとき、冷気にて上底前後左右各壁3A〜3Fを冷却
して、各壁面からの熱伝達により貯蔵室lO内を間接的
に冷却する.この間接冷却により、貯蔵室lO内の温度
が徐々に低下して設定温度以下(詳しくは設定温度より
一定温度だけ低い温度以下)に低下したときに、冷却装
置14はサーモサイクルオフ運転若しくは最低容量運転
(本例では後者)等に切り替わり貯蔵室内温度をO′C
に維持させるように動作する. 尚、冷却装置14が冷却運転が停止したり、断熱扉8の
開閉操作に伴う外気流入や外乱による冷却負荷の増大等
により、貯蔵室内の温度が上昇して設定温度より一定温
度高い所定の温度を上回ったときには、上述の冷却動作
を繰り返して貯蔵室内の温度を設定温度に維持させるよ
うに動作するものである. 一方、貯蔵室10内に収納される農産物は生きているこ
とから呼吸をし、また貯蔵室10が密閉されていること
から、貯蔵室内空気は自然に対流するだけであり、農産
物の呼吸により発生するエチレンガスにて貯蔵室10内
のガス組成〈詳しくは空気中に含まれる各種気体の成分
比率〉が変化(即ちエチレンガス濃度が増大〉するJだ
し、発生したエチレンガスは、ガス吸着部材20によっ
て徐々に吸着されその一部が孔25を経て冷気循環空間
11内に放出されてゆくため、エチレンガス濃度が急激
に増大することを抑制して、貯蔵室内のガス組成が変化
する速度を遅くすることができる.したがって、農産物
の品質低下を抑制するように作用し、従来の低温庫に比
較して農産物の保存期間を長くすることができる.本例
では、間接冷却を行うため、貯蔵室内を恒温高湿に維持
することに加えて、貯蔵室内空気のガス組成の変化速度
を遅くして、農産物の老化を抑制し冷却保存期間を延長
することができる. また、加熱装置30を配設し、加熱装置30を動作させ
ることによって、ガス吸着部材20にて吸着したエチレ
ンガスを、冷気循環空間11内に放出し易い環境を作る
とともに、強制的に放出させることができ、しかもこの
放出によりガス吸着部材20を活性化して吸着能力の低
下を抑制することができる.さらに、加熱装置30を定
期的に動作させていることから、ガス吸着部材20を定
期的に活性化することができ、吸着部材20の吸着性能
の飽和を抑制して、低温庫1の冷却運転制御を長期にわ
たって行う場合に特に有効に作用して、!!産物の保存
期間をさらに延長することができる. そして、ダンバー装置41を配設し、開放動作させるこ
とによって、エチレンガス濃度が増大している冷気循環
空間11内の空気を外部に排出する反面、新鮮な外部空
気を取り入れて、冷気循環空間ll内空気と外部空気と
の置換を行い、エチレンガスがガス吸着部材から冷気循
環空間に放出し易い状態にして、ガス吸着部材の吸着能
力低下を抑制することができる. [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、貯蔵室内に収納さ
れる農産物の呼吸作用で発生するエチレンガスにて、貯
蔵室内のガス組成が変化するが、内箱にガス吸着部材を
配設しているため、発生したエチレンガスはガス吸着部
材によって徐々に吸着させその一部を冷気循環空間内に
放出させることができる.このため、貯蔵室内のガス組
成の変化する速度を遅くすることができるとともに、農
産物の老化を抑制して、従来の低温庫に比較して農産物
の保存期間を長くすることができる.また、間接冷却を
行うものであるため、貯蔵室内空気のガス組成の変化速
度を遅くすることに加え、貯蔵室内を恒温高湿に維持す
ることができ、農産物に直接冷気を吹きつけないように
してその老化を抑制しつつ冷却保存期間を延長すること
ができる. また、加熱装置を配設し、加熱装置を動作させることに
よって、ガス吸着部材にて吸着したエチレンガスを、冷
気循環空間内に放出し易い環境を作るとともに強制的に
放出させることができ、しかもこの放出によりガス吸着
部材を活性化して吸着能力の低下を抑制することができ
る.そして、ダンパー装置を配設し、開放動作させるこ
とによって、エチレンガス濃度が増大している冷気循環
空間内の空気と新鮮な外部空気とを置換して、冷気循環
空間内の空気の清浄化を行い,エチレンガスがガス吸着
部材から冷気循環空間に放出し易い状態にして、ガス吸
着部材の吸着能力低下を抑制することができる.
する. 従来の技術 従来冷蔵庫の箱を断熱外箱と熱良導性内箱とからなる2
重構造となし、内外両箱間に冷却装置を配設して内箱及
びその内部の冷却を行うようにした低温庫として■実開
昭60−93882号公報がある.一方、野菜を新鮮な
状態で保存する野菜貯蔵容器を備え間接冷却により容器
内を冷却する冷蔵庫として■持開昭62−134477
号公報がある. 前記■の父報には、断熱外箱と熱良導内箱とを一定の空
間を置いて固着装備し、外箱・内箱の間の空間に冷風を
循環させて内箱を冷やし、内箱の中を冷蔵室とし、冷風
を作るための冷凍機の蒸発器と冷風を循環させるための
ファンとを外箱 内箱の間の冷風循環空間内に置き、冷
凍機の蒸発器以外のセットを外箱の外側に装備するよう
にしたものが開示されている. 他方、前記■の公報には、両面外側が繊維層でその中間
に樹脂層を有する積層部材で一部または全部を構成され
た蓋体を、容器の上面開口部に密接して設けてなる冷蔵
庫の野菜貯蔵容器が開示されている. 発明が解決しようとする課題 上述の■の技術にあっては、内箱を熱の良導体で構成し
、内外両箱間の冷風循環空間内に冷却装置を装備して、
2重箱構造による冷蔵室の間接冷却を行うようにしたも
のであるが、この内箱の内部に形成される冷蔵室内に、
野菜や果物等の農産物、即ち生きている食品を貯蔵する
場合には、食品自体の呼吸作用によりエチレンガスや二
酸化炭素等が冷蔵室内に排出されて、冷蔵室内のガス組
成が変化し、農産物の保存中に食品の老化を促進するこ
ととなるガス組成状態になると、食品の品質が低下しや
すくなり、食品の長期保存ができない問題があった. 一方、上述の■の技術にあっては、蓋体をポリエチレン
等のオレフィン系熱可塑性樹脂等よりなる多数の貫通穴
を有する平板と、平板の片面に溶着されたシリコーンゴ
ム薄膜よりなる透湿膜と、これらの外周辺に配設された
塩化ビニル等のゴム製パッキンとより構成し、蓋体に付
着する結露水を除去するようにしたものであるが、蓋体
を経て冷蔵室内に透湿してゆく量Aが、野菜から蒸散さ
れる量Bより多い場合には問題ないものの、AがBより
少ない場合には、やはり蓋体から結露水が野菜貯蔵容器
内に落下して容器底部に溜まり、野菜の損傷を招くとと
もに、野菜容器内表面がヌルヌルした状態になって野菜
の保存上不衛生ならのになってしまう問題があった.ま
た、透湿膜では野菜から容器内に排出されたエチレンガ
スを吸着することはできなかった. そこで本発明は、間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温
庫において,野菜や果物等の生きている食品の品質低下
を抑制し長期保存を行えるように構成した低温庫を提供
するものである.[発明の構戒] 課題を解決するための手段 本発明は、断熱外箱と、該外箱の内側に間隔を存して配
設さハ内部に貯蔵室を形成する熱良導内箱と、外箱と内
箱との間に形成される循環空間内に配設され冷却器と送
風装置を有した冷却装置とを備え、内箱を冷却して貯蔵
室を間接的に冷却する低温庫を提供するものであって、
一面を貯蔵室に露呈するとともに他面を循環空間に露呈
するように内箱に配設され貯蔵室内のエチレンガスを吸
着するガス吸着部材と、該ガス吸着部材を加熱する加熱
部材とを備え、ガス吸着部材に吸着“されたエチレンガ
スを吸着部材から取り除くことができるようにしたもの
である. また、断熱外箱と、該外箱の内側に間隔を存して配設さ
れ内部に貯蔵室を形成する熱良導内箱と外箱と内箱との
間に形成される循環空間内に配設され冷却器と送風装置
を有しtζ冷却装置とを備え内箱を冷却して貯蔵室を間
接的に冷却する低温庫において、一面を貯蔵室に露呈す
るとともに他面を循環空間に露呈するように内箱に配設
されて貯蔵室内のエチレンガスを吸着するガス吸着部材
と循環空間と外部とを連通ずる開口と、該開口を開閉自
在に閉塞するダンバー装置とを設けて、循環空間内に放
出されるエチレンガスを強制的に低温庫外に排出するよ
うにしてもよい. 作用 熱良導性の内箱に配設されたガス吸着部材により、貯蔵
室内に貯蔵された食品から発生するエチレンガスを徐々
に吸着させその一部を循環空間に放出させることから、
貯蔵室内のエチレンガス濃度を低減してガス組成の変化
速度を遅くするように作用している. また、加熱装置を配設し加熱動作させることによって、
ガス吸着部材の表面を加熱して吸着したエチレンガスを
吸着部材から徐々に循環空間内に導き、加熱部材を吸着
部材からエチレンガスを除去する活性化部材として作用
させている.一方、ガス吸着部材からエチレンガスが循
環空間内に放出されて、循環空間内のガス組成が変化(
特にエチレンガスの濃度が増大)するが、ダンパー装置
を開閉制御することによって、エチレンガスを含んだ空
気を強制的に排出する反面、循環空間内に新鮮な空気を
取り入れ、循環空間内の空気の置換を行い、エチレンガ
ス濃度の増大を抑制するようにしている. 実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第3図を参照して説明す
る. 1はプレハブ冷蔵庫等の低温庫であって、断熱パネルを
組み合わせて箱体を構威した断熱外箱2と、この外箱2
の内側に間隔を存して金属等の熱良導体からなる内箱3
即ち天壁3A・底壁3B及び前後左右各側壁30〜3F
を配置することに伴い形成される密閉された貯蔵室10
及びこの貯蔵室10の周囲に形成される冷気循環空間l
1とを備えている.尚、断熱外箱2の前壁には貯蔵食品
(本例では野菜や果物等の農作物)を出し入れする物品
出し入れ用の開口7及びこの間口7を開閉自在に閉塞す
るとともに貯蔵室10を密室化する断熱扉8を設けてい
る. 冷気循環空間l1を構成する天壁3A上には、冷凍サイ
クルの一部を構成する蒸発器にて代表されるところの冷
却器12と、送風ファン及び送風ファンモータからなる
送風装置13と、除霜用ヒーター12Aを有した庫内側
の冷却装置l4を配設し、冷却装置14の底部(通常こ
の底部には冷却器12の除霜時に生じる露を受ける露受
皿が配設されている)には、天壁3Aを貫通し貯蔵室1
0を経て断熱外箱2の外側に導出されるようにヒータ付
の排水管等の排水装置l5を連結接続している. 16
. 17は後述する上部空間11A内を吹出側と吸込側
とに区画する前後各区画板である.尚、冷却装置14と
して本実施例においては、通常0 ’Cを中心として温
度制御幅が小さく極めて高い制御精度(例えば設定温度
±0.5℃の制御制度)でもって温度管理されるところ
の氷温仕様のものを採用している.尚、氷温とは、水が
凍る0゜Cと食品の凍る直前の温度との間の温度帯のこ
とをいい、食品の凍結による物性変化(細胞破壊等)を
避けながらの長期保存を目的とした温度ということがで
きる. また冷気循環空間11は、天壁3A上方の第1空間とし
ての上部空間11Aと、底壁3B下方の第2空間として
の底部空間11Bと、前側壁3C外側方の第3空間とし
ての前側空間11Gと、後側壁3D外側方の第4空間と
しての後側空間11Dと、左側壁3E外側方の第5空間
としての左側空間11Eと右側壁3F外側方の第6空間
としての右側空間lIFとから構戒されており、本例で
は冷却装置14を上部空間llA内に配置しtともので
ある.冷却装置14を経て冷却された空気(以下冷気と
いう)は、上部空間11Aから前後右側各空間11C
, IID , 11Fを通過して底部空間11Bへ導
かれ左側空間11Eを経て冷却装置14に戻る循環経路
をとる.このとき冷気は、上底前後左右各壁3A〜3F
をそれぞれ冷却して、各壁面からの熱伝達により貯蔵室
10内を間接的に冷却する(以下これを間接冷却という
). 内箱3の一部を構成する側壁例えば後左右各側壁3D〜
3Fには、農産物が呼吸することで発生するエチレンガ
スを吸着するガス吸着部材20を配設している.このガ
ス吸着部材20の一面を貯蔵室に露呈させるとともに、
他面を冷気循環空間1lに露呈させるようにするため、
吸着部材20を内箱3に保持する保持具22の一面を開
放するとともに、他面には多数の孔25が形成してある
。また、後左右各側壁3D〜3Fにおける保持具配設部
位は、大きく開口させておくことが望ましい.即ち、ガ
ス吸着部材20の他面は、孔25を介して冷気循環空間
l1に露呈する.さらに、ガス吸着部材20としては、
ゼ才ライトを含む緑色凝灰岩と、ポリエチレンフィルム
とからなるガス選択透過性の複合板材を使用している.
尚、緑色凝灰岩は、特異的なガス吸着・透過性能を有し
ており(持にエチレンガスの吸着に優れている)、この
緑色凝灰岩を、透湿性能を有するポリエチレンフィルム
とドッキングさせることによって、農産物の呼吸によっ
て発生する老化促進ホルモンであるところのエチレンガ
スを速やかに除去するとともに、低い透湿性を有する部
材として完成したものである.30はガス吸着部材20
を加熱して吸着したエチレンガスを放出し易くするヒー
ター等の加熱装置であって、ガス吸着部材20の冷気循
環空間側表面を加熱できる位置、例えば上部空間11A
内に配置している.また、加熱装置30は、定期的に作
動させるものであって、冷気循環空間ll内のエチレン
ガス濃度を検出するガス濃度検出器やタイマー装置等の
加熱動作制御手段33によって、ガス吸着部材20の吸
着限界量に達する前に加熱装置30を動作させるように
すればよい. 40は断熱外箱2の適所に形成された空気入れ替え用の
開口で、41はこの開口40を開閉自在に閉塞するダン
バー装置である.ダンバー装置4lは、定期的に動作さ
せるものであって、タイマー装置やエチレンガス濃度検
出器等の開閉動作制御手段44によって開閉制御される
ようにしておけばよい.尚、加熱装置30及びダンパー
装置41は、ともにその動作中(加熱及び開放動作中)
において、冷気循環空間ll内の空気温度を上昇するよ
うに作用するものであるため、(i)温度上昇が避けら
れない冷却運転停止時(ただし送風装置13を動作させ
ている事が望ましい)に合わせて動作させるようにした
り、(ii)両装置30. 41の動作中には冷却装置
l4の冷却能力を増大させるようにしたり、(iii)
貯蔵室内の農産物を全て取り出した状態のときだけ動作
させたりする等、貯蔵室内の温度上昇を極力抑制するよ
うな保護的対策をした制御構造にしておくことが望まし
い. 例として(i>を採用してみる.冷却装置14が冷却運
転を停止するとき、即ち設定温度到達時及び除霜運転時
において、まず加熱動作制御手段33によって加熱装置
30を一定時間〈例えば10分間)加熱動作させる.そ
して、一定時間内における所定時間(例えば5分間〉の
経過の後に、開閉動作制御千段44によってダンパー装
置4lを開放動作させる.この後両装置30. 41を
同時若しくは後者4lを遅らせて通常状態に復帰させれ
ばよい.以上の構威において、低温庫1の冷却について
説明する. まず、非冷却状態の貯蔵室IO内に食品例えば野菜や果
物等の農産物を充填して、設定温度を0゜Cに設定して
冷却装置l4を運転させたとすると、貯蔵室IO内は設
定温度よりも高くなっていることから、冷却装置l4に
よって冷却された空気(冷気〉が、冷気循環空間11.
即ち上部空間11Aから前後右側各空間ILC .11
D ,IIFを通過して底部空間11Bへ導かれ左側空
間11Eを通る経路でもって冷却装置14に戻る. このとき、冷気にて上底前後左右各壁3A〜3Fを冷却
して、各壁面からの熱伝達により貯蔵室lO内を間接的
に冷却する.この間接冷却により、貯蔵室lO内の温度
が徐々に低下して設定温度以下(詳しくは設定温度より
一定温度だけ低い温度以下)に低下したときに、冷却装
置14はサーモサイクルオフ運転若しくは最低容量運転
(本例では後者)等に切り替わり貯蔵室内温度をO′C
に維持させるように動作する. 尚、冷却装置14が冷却運転が停止したり、断熱扉8の
開閉操作に伴う外気流入や外乱による冷却負荷の増大等
により、貯蔵室内の温度が上昇して設定温度より一定温
度高い所定の温度を上回ったときには、上述の冷却動作
を繰り返して貯蔵室内の温度を設定温度に維持させるよ
うに動作するものである. 一方、貯蔵室10内に収納される農産物は生きているこ
とから呼吸をし、また貯蔵室10が密閉されていること
から、貯蔵室内空気は自然に対流するだけであり、農産
物の呼吸により発生するエチレンガスにて貯蔵室10内
のガス組成〈詳しくは空気中に含まれる各種気体の成分
比率〉が変化(即ちエチレンガス濃度が増大〉するJだ
し、発生したエチレンガスは、ガス吸着部材20によっ
て徐々に吸着されその一部が孔25を経て冷気循環空間
11内に放出されてゆくため、エチレンガス濃度が急激
に増大することを抑制して、貯蔵室内のガス組成が変化
する速度を遅くすることができる.したがって、農産物
の品質低下を抑制するように作用し、従来の低温庫に比
較して農産物の保存期間を長くすることができる.本例
では、間接冷却を行うため、貯蔵室内を恒温高湿に維持
することに加えて、貯蔵室内空気のガス組成の変化速度
を遅くして、農産物の老化を抑制し冷却保存期間を延長
することができる. また、加熱装置30を配設し、加熱装置30を動作させ
ることによって、ガス吸着部材20にて吸着したエチレ
ンガスを、冷気循環空間11内に放出し易い環境を作る
とともに、強制的に放出させることができ、しかもこの
放出によりガス吸着部材20を活性化して吸着能力の低
下を抑制することができる.さらに、加熱装置30を定
期的に動作させていることから、ガス吸着部材20を定
期的に活性化することができ、吸着部材20の吸着性能
の飽和を抑制して、低温庫1の冷却運転制御を長期にわ
たって行う場合に特に有効に作用して、!!産物の保存
期間をさらに延長することができる. そして、ダンバー装置41を配設し、開放動作させるこ
とによって、エチレンガス濃度が増大している冷気循環
空間11内の空気を外部に排出する反面、新鮮な外部空
気を取り入れて、冷気循環空間ll内空気と外部空気と
の置換を行い、エチレンガスがガス吸着部材から冷気循
環空間に放出し易い状態にして、ガス吸着部材の吸着能
力低下を抑制することができる. [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、貯蔵室内に収納さ
れる農産物の呼吸作用で発生するエチレンガスにて、貯
蔵室内のガス組成が変化するが、内箱にガス吸着部材を
配設しているため、発生したエチレンガスはガス吸着部
材によって徐々に吸着させその一部を冷気循環空間内に
放出させることができる.このため、貯蔵室内のガス組
成の変化する速度を遅くすることができるとともに、農
産物の老化を抑制して、従来の低温庫に比較して農産物
の保存期間を長くすることができる.また、間接冷却を
行うものであるため、貯蔵室内空気のガス組成の変化速
度を遅くすることに加え、貯蔵室内を恒温高湿に維持す
ることができ、農産物に直接冷気を吹きつけないように
してその老化を抑制しつつ冷却保存期間を延長すること
ができる. また、加熱装置を配設し、加熱装置を動作させることに
よって、ガス吸着部材にて吸着したエチレンガスを、冷
気循環空間内に放出し易い環境を作るとともに強制的に
放出させることができ、しかもこの放出によりガス吸着
部材を活性化して吸着能力の低下を抑制することができ
る.そして、ダンパー装置を配設し、開放動作させるこ
とによって、エチレンガス濃度が増大している冷気循環
空間内の空気と新鮮な外部空気とを置換して、冷気循環
空間内の空気の清浄化を行い,エチレンガスがガス吸着
部材から冷気循環空間に放出し易い状態にして、ガス吸
着部材の吸着能力低下を抑制することができる.
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は冷却時の冷気
循環経路を示した一部切欠状態の低温庫正面図、第2図
は冷気循環空間にて断面し天壁を取り除いた状態の低温
庫平面図、第3図は第2図のA部拡大図である.
循環経路を示した一部切欠状態の低温庫正面図、第2図
は冷気循環空間にて断面し天壁を取り除いた状態の低温
庫平面図、第3図は第2図のA部拡大図である.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、断熱外箱と、該外箱の内側に間隔を存して配設され
内部に貯蔵室を形成する熱良導内箱と、前記外箱と内箱
との間に形成される循環空間内に配設され冷却器と送風
装置を有した冷却装置とを備え、前記内箱を冷却して前
記貯蔵室を間接的に冷却する低温庫において、一面を前
記貯蔵室に露呈するとともに他面を前記循環空間に露呈
するように前記内箱に配設され前記貯蔵室内のエチレン
ガスを吸着するガス吸着部材と、該ガス吸着部材を加熱
する加熱部材とを備えたことを特徴とする低温庫。 2、断熱外箱と、該外箱の内側に間隔を存して配設され
内部に貯蔵室を形成する熱良導内箱と、前記外箱と内箱
との間に形成される循環空間内に配設され冷却器と送風
装置を有した冷却装置とを備え、前記内箱を冷却して前
記貯蔵室を間接的に冷却する低温庫において、一面を前
記貯蔵室に露呈するとともに他面を前記循環空間に露呈
するように前記内箱に配設され前記貯蔵室内のエチレン
ガスを吸着するガス吸着部材と、前記循環空間と外部と
を連通する開口と、該開口を開閉自在に閉塞するダンパ
ー装置とを備えたことを特徴とする低温庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23858889A JPH0781772B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 低温庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23858889A JPH0781772B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 低温庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03102170A true JPH03102170A (ja) | 1991-04-26 |
| JPH0781772B2 JPH0781772B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=17032435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23858889A Expired - Fee Related JPH0781772B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 低温庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781772B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0526565A (ja) * | 1991-07-16 | 1993-02-02 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 貯蔵庫 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP23858889A patent/JPH0781772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0526565A (ja) * | 1991-07-16 | 1993-02-02 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 貯蔵庫 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0781772B2 (ja) | 1995-09-06 |
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|---|---|---|---|
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