JPH0310241Y2 - - Google Patents

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JPH0310241Y2
JPH0310241Y2 JP5096886U JP5096886U JPH0310241Y2 JP H0310241 Y2 JPH0310241 Y2 JP H0310241Y2 JP 5096886 U JP5096886 U JP 5096886U JP 5096886 U JP5096886 U JP 5096886U JP H0310241 Y2 JPH0310241 Y2 JP H0310241Y2
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fiber felt
ceramic fiber
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felt
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、建物の鉄骨を耐火材で被覆する耐
火被覆材の改良に関するものである。
従来の技術 従来、建物の梁や柱などの鉄骨の耐火被覆材と
して、ロツクウ−ルを主体とし、それにポルトラ
ンドセメント結合材を配合して調製した耐火材を
水溶性の溶液を添加した水と共に鉄骨表面に吹き
付けて構成する耐火被覆材、またはロツクウ−ル
にポルトランドセメントと水で粘稠ペ−スト状に
調製した耐火材をポンプで圧送してスプレ−ガン
で吹き付けて構成する耐火被覆材、あるいは石綿
珪酸カルシウム板のような成形板を接着剤と釘を
併用して貼り付ける成形板による耐火被覆材が適
用されているが、吹き付けによる耐火被覆材の場
合には、作業環境が悪く、その作業に特別な技術
と熟練を必要とするばかりでなく、特別な機械を
必要とし、また構成した吹き付け被覆層の厚さや
密度は不均一となる傾向があり、しかも前述した
耐火被覆材に使われている繊維は耐熱性が600℃
以下しかないこと等が欠点とされており、一方、
成形板による耐火被覆材は加工性が悪く、取り付
けが困難で、複雑な形状部分への貼り付けができ
ず、かつ被覆材の重量に比べて強度が弱く、割れ
や欠けが生じ易い欠点がある。
前記吹き付け耐火被覆材および成形板による耐
火被覆材に代るものとしてロツクウ−ル、グラス
ウ−ル、石綿などの無機繊維を主材として形成し
たフエルトを鉄筋表面に取り付けて構成する耐火
被覆材が提案されている。
上記繊維フエルトによる耐火被覆材は、鉄骨へ
の取り付け作業環境が良く、かつ取り付けが容易
であり、均一な被覆層が得られることが長所とさ
れている。
しかし、前記繊維フエルトに使用するロツクウ
−ル、グラスウ−ル、石綿などの無機繊維材料は
1000℃以上の耐火性能を要求されるところに適用
できない。
それに加え、繊維フエルトの使用にあつては、
鉄骨に取り付けた場合の突き付け目地に問題があ
る。この繊維フエルトは、鉄骨の取り付け作業を
容易にするため、一定寸法に製造したものを用
い、その繊維フエルトを順次に突き付けて接続す
るようにしているが、単に突き付けた場合には
JISA1304に基づく耐火試験において、火災によ
る繊維フエルトの収縮で突き付け目地部が開き、
この目地部が他の被覆部分より温度上昇が大きく
なることが指摘されていることから、その試験に
合格させるため、繊維フエルトの厚さを必要以上
に厚くしたものを使用するか、あるいは、あらた
に別の目地材を必要とする。
考案が解決しようとする問題点 この考案は、前記繊維フエルトとして長所を生
かすと共に、安価な材料で1000℃以上の耐火性能
を具備し、しかも繊維フエルトを過剰な被覆厚さ
にしないでも、その突き付け目地部での温度上昇
を確実に阻止できる鉄骨の耐火被覆材を提供する
ことを主たる目的としているものである。
問題点を解決するための手段 この考案は、ロツクウ−ルフエルトまたはグラ
スウ−ルフエルトからなる基材と、セラミツク繊
維フエルトと、網状物とが順次に重ね合わせ、線
材で縫合して一体化した積層体の突き付け両端部
のうち、一方の突き付け端部ではセラミツク繊維
フエルトおよび網状物が所要長さにわたつて延長
突出する耳部となし、その耳部付き被覆材をセラ
ミツク繊維フエルトが外側になるように鉄骨面上
で順次に突き付け、その突き付け目地部のうえに
前記耳部を重ね合わせる構造とすることによつて
前述した欠点をすべて解消したものである。
実施例 第1図ないし第4図において、符号Aで示した
ものは、この考案に係る耐火被覆材の一例を示し
たものであつて、被覆材はロツクウ−ルまたはグ
ラスウ−ルからなるフエルトが基材1とされ、そ
の片面にセラミツク繊維からなるセラミツク繊維
フエルト2が積層され、さらにそのうえにガラス
布からなる表面材3と網状物としての金属ラス4
とが重ね合わされ、それらが金属線材5の縫合で
一体化され、この積層体の突き付け両端部のう
ち、一方の突き付け端では、表面材3をもつセラ
ミツク繊維フエルト2および金属ラス4が所要長
さにわたつて延長突出する耳部aとされ、この耳
部aおよび他方の突き付け端部の金属ラス4はそ
れぞれセラミツク繊維フエルト2側と分離自在に
されている。前記耳部aは突き付けられた耐火被
覆材の目地部に重ねられるもので、その突出長さ
は5〜100mmの範囲である。
前記セラミツク繊維フエルト2のセラミツク素
材としては、Al2O330〜70wt%、SiO270〜30wt
の組成からなるものが好ましい。網状物として金
属ラスのほかに金属ネツト等が使用でき、金属ラ
スにはひし形金網、亀甲形金網などの金網が用い
られる。
上記の如く構成された耐火被覆材Aを用いて鉄
骨Bを被覆するには、そのセラミツク繊維フエル
ト2を外側にして鉄骨Bに当て付け、隣り合う一
方の被覆材の耳部aを形成しているセラミツク繊
維フエルト2を他方の被覆材の端部を形成してい
るセラミツク繊維フエルト2のうえに重ね、その
うえに端部側の金属ラス4を重ね、さらにそのう
えに耳部側の金属ラス4を重ね合わせ、それによ
つて被覆材の突き付け目地部を遮蔽する。6は建
物スラブである。
鉄骨面に当て付けた被覆材Aを鉄骨に固定する
手段としては、溶接ガンによつて被覆材の外側か
ら鉄骨面に溶接ピン7を立てて保持する手段、ク
リツプ等の金属治具や爪立て金具等で保持する手
段を適用できる。また無機接着剤で接着する手段
を適用することもできる。
前記被覆材Aの耳部aおよびそれに突き付けら
れる被覆材の端部の各金属ラスを分離自在にして
おき、前記のように互い違いに入れこませた場合
には、被覆材同志の連結強化ならびに火災時にお
ける収縮に伴う突き付け目地部の開きの防止に効
果があるが、第5図に示すように、耳部aをその
まま重ね合わせにしてもよい。
上記鉄骨の耐火被覆材の構成によれば、火災発
生の場合、直接1000℃以上の高温にさらされる表
面側に1300℃以上の耐火性と断熱性を有するセラ
ミツク繊維フエルト2が使用され、600℃以下の
温度となる内部には、同温度に充分に耐えるロツ
クウ−ルまたはグラスウ−ルからなる基材1が組
み合わされているので、同じ厚さでも、高価なセ
ラミツク繊維フエルトと同等の耐火性能が得られ
る。
加えて、被覆材Aの突き付け目地部は被覆材A
のセラミツク繊維フエルト2の延長耳部aで遮蔽
されるので、目地部での耐火性能は格段と高めら
れる。
第6A図〜第6B図および第7図〜第7B図
は、延長耳部aのない耐火被覆材と、耳部のある
耐火被覆材とに対して行なつた耐火性能試験にお
ける状態変化を示したものである。
供試体としての耐火被材は厚さ30mmのロツクウ
−ル基材1のうえに厚さ8mmのセラミツク繊維フ
エルト2を重ね、耳部aの突出長さは50mmとし、
金属線材5の縫合で一体化したものである。
試験方法は、JISA1304「建築構造部分の耐火試
験方法」のうち、鋼構造(梁)の試験を採用し、
耐火被覆材の各部の温度を測定した。その結果を
第8図のグラフに示した。このグラフ中、イおよ
びロは第6A図〜第6B図の目地部温度および目
地部以外の一般部温度、ハおよびニは第7A図〜
第7B図の目地部温度および目地部以外の一般部
温度である。なお、鋼材温度は最高450℃以下、
平均350℃以下の制限があり、グラフ中に示して
ある。第9図は、第8図に対応させた加熱温度勾
配を示したグラフである。
上記耐火性能試験において、第6A図〜第6B
図の耐火被覆材の一般部温度ロは340℃で合格し
ているが、目地部は火災により第6B図のように
若干開くため、その目地部温度イは365℃をなり、
不合格とされた。
これに対し、第7A図〜第7B図の耐火被覆材
においては、目地部の開きはなく、一般部温度ニ
は第6A図〜第6B図のものと同じであるが、目
地部温度ハは、前記耳部aの重ね合わせで遮蔽さ
れ、かつ厚くなつているため、334℃と一般部温
度より6℃低くなり、試験に合格した。
上記に述べた効果のほかに、前記耐火被覆材に
は、下記の効果が得られる。
(1) 吹き付け被覆材でなく、貼り付け被覆材であ
るから、ホコリは殆んど発生しない。加えて、
セラミツク繊維フエルト2の上面にガラス布の
ような表面材3を重ね合わせた構成によれば、
施工後の繊維の飛散を完全に防止できる。
(2) ホコリが発生しないから、養生シ−トなどを
使用する必要がない。
(3) 水などを使わないから、被覆材の養生期間は
全く不要であり、施工期間の大巾の短縮化がで
きる。
(4) 前記耐火被覆材は貼り付けるだけであるか
ら、熟練した技術は不要である。また、吹き付
け機のような特殊な大型機械も不要である。
(5) 前記耐火被覆材は接着剤や溶接ピン、爪立て
金具、クリツプ等で簡単容易に取り付けること
ができる。
(6) 前記耐火被覆材は複雑な形状に屈曲できるば
かりでなく、ハサミやカツタ−で簡単に切断で
きるため、加工は極めて容易である。
(7) 前記耐火被覆材は全体が繊維の成形体で、構
成されているので、従来の成形板のように、割
れや欠けを生じるおそれがない。
(8) 前記耐火被覆材は工場製品として製作できる
ので、厚さや密度がムラなく均一であり、品質
に優れる。
(9) 前記セラミツク繊維フエルトのうえに金属ラ
スが重ね合わされ、一体化された構成耐火被覆
材の使用によれば、繊維層からにる被覆剤の補
強と施工中での損傷防止に効果がある。
(10) また、セラミツク繊維フエルトの表面にガラ
ス布を重ね合わせて一体化した構成の耐火被覆
材の使用によれば、とくに施工後の繊維の飛散
を確実に防止できる利点があり、かつ表面性状
の向上と化粧可能な耐火被覆材が得られる。
(11) さらに前記耐火被覆材は、フエルト状のもの
であるから、梁や柱部分への先付け工法も可能
である。
考案の効果 以上に述べたように、この考案によれば、ロツ
クウ−ルフエルトまたはグラスウ−ルフエルトか
らなる基材と、セラミツク繊維フエルトと、金属
ラスとが重ね合わされ、線材で縫合して一体化さ
れた積層体の突き付け両端部のうち、一方の突き
付け端部ではセラミツク繊維フエルトおよび金属
ラスが所要長さにわたつて延長突出する耳部とさ
れ、この耳部の網状物ならびに他方の突き付け端
部の金属ラスがセラミツク繊維フエルトと一体ま
たは分離自在とされているので、同じ厚さでも高
価なセラミツク繊維と同等の耐火性能を躍ると共
に、突き付け目地部にあつても優れた耐火断熱性
能を有する鉄骨用耐火被覆材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す鉄骨の耐火
被覆材を鉄骨に取り付け状態の断面図、第2図は
斜視図、第3図は突き付けた耐火被覆材の拡大斜
視図、第4図は耳部を有する耐火被覆材の要部の
側面図、第5図は他の実施例による耐火被覆材の
斜視図、第6A図〜第6B図および第7A図〜第
7B図は耐火性能試験の状態変化を示す説明図、
第8図は耐火被覆材の各部の温度を示すグラフ、
第9図は加熱温度勾配を示すグラフである。 A……耐火被覆材、1……基材、2……セラミ
ツク繊維フエルト、a……耳部、3……ガラス布
の表面材、4……金属ラス、5……金属線材、B
……鉄骨、6……建物スラブ、7……溶接ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツクウ−ルフエルトまたはグラスウ−ルフエ
    ルトからなる基材と、セラミツク繊維フエルト
    と、網状物とが順次に重ね合わされ、線材で縫合
    して一体化された積層体の突き付け両端部のう
    ち、一方の突き付け端部ではセラミツク繊維フエ
    ルトおよび網状物が所要長さにわたつて延長突出
    する耳部とされ、この耳部の網状物ならびに他方
    の突き付け端部の網状物がセラミツク繊維フエル
    トと一体または分離自在とされていることを特徴
    とする鉄骨の耐火被覆材。
JP5096886U 1986-04-05 1986-04-05 Expired JPH0310241Y2 (ja)

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JP5096886U JPH0310241Y2 (ja) 1986-04-05 1986-04-05

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JPS62163206U (ja) 1987-10-16

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