JPH03102713A - 自己変形熱伸縮吸収電力ケーブル - Google Patents
自己変形熱伸縮吸収電力ケーブルInfo
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- JPH03102713A JPH03102713A JP23951989A JP23951989A JPH03102713A JP H03102713 A JPH03102713 A JP H03102713A JP 23951989 A JP23951989 A JP 23951989A JP 23951989 A JP23951989 A JP 23951989A JP H03102713 A JPH03102713 A JP H03102713A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通電により軸方向の伸縮を生ずる電気ケーブ
ルに関しており、より具体的には当該軸方向の伸縮を自
己のスネーク変形により吸収する電力ケーブルに関する
. 〔従来の技術〕 一般に、電気ケーブル特に電力ケーブルは、管路内等の
制限された空間内に布設されており、通電時に生ずる軸
方向の熱伸縮を当該制限された空間内で吸収しなければ
ならない. 従来、管路内に引き込み布設される電力ケーブルにおい
て、自己の熱伸縮を吸収する施策としては、管路口から
伸び出すケーブル部分を連接円弧の曲線形状に形成して
得られているオフセット部の曲げ半径の変化を利用する
か、或いは管路内に布設されているケーブル自身に与え
たスネーク形状の変化を利用する方法があった. ところで近年では、管路の新設が難しく既設の空き管路
を利用してケーブルを布設することの必要性が高まって
いるが、そのような既設管路では人孔に余裕が無く、管
路内のケーブルの管路口からの伸び出しを吸収できる程
度に大きな曲げ半径のオフセント寸法を得るのが困難と
なる傾向にあった.このことから、管路口部でケーブル
の移動抑止を図って、管路内のケーブルにスネーク形状
を与えて該スネーク形状の変化によりケーブルの熱伸縮
を吸収することとし、かかるオフセント部は寸法を人孔
内,のスペースに併せて小さくし且つこれの熱伸縮によ
る変形を抑制するか、或いはオフセント部を省略(ノン
オフセント)化する検討が行われている. しかして、管路内に布設される電力ケーブルにスネーク
形状を付与するに際して、予めスネーク形状を付与した
ケーブルを管路内に引き込むことは多くの困難を伴うの
で、直線状態にしたケーブルを管路内に引き込み、前後
の管路口部でクリート等の把持手段によるケーブルの移
動抑止を図り、そして実際の活線使用時において、通電
による軸方向の伸び出しを当該移動抑止部分で受け止め
させて、管路内のケーブル自身に当該伸び出しに相応す
る軸方向の圧縮荷重をかけ、そのときの熱応力でケーブ
ルに強制的に曲げ変形を与えることが考えられている。
ルに関しており、より具体的には当該軸方向の伸縮を自
己のスネーク変形により吸収する電力ケーブルに関する
. 〔従来の技術〕 一般に、電気ケーブル特に電力ケーブルは、管路内等の
制限された空間内に布設されており、通電時に生ずる軸
方向の熱伸縮を当該制限された空間内で吸収しなければ
ならない. 従来、管路内に引き込み布設される電力ケーブルにおい
て、自己の熱伸縮を吸収する施策としては、管路口から
伸び出すケーブル部分を連接円弧の曲線形状に形成して
得られているオフセット部の曲げ半径の変化を利用する
か、或いは管路内に布設されているケーブル自身に与え
たスネーク形状の変化を利用する方法があった. ところで近年では、管路の新設が難しく既設の空き管路
を利用してケーブルを布設することの必要性が高まって
いるが、そのような既設管路では人孔に余裕が無く、管
路内のケーブルの管路口からの伸び出しを吸収できる程
度に大きな曲げ半径のオフセント寸法を得るのが困難と
なる傾向にあった.このことから、管路口部でケーブル
の移動抑止を図って、管路内のケーブルにスネーク形状
を与えて該スネーク形状の変化によりケーブルの熱伸縮
を吸収することとし、かかるオフセント部は寸法を人孔
内,のスペースに併せて小さくし且つこれの熱伸縮によ
る変形を抑制するか、或いはオフセント部を省略(ノン
オフセント)化する検討が行われている. しかして、管路内に布設される電力ケーブルにスネーク
形状を付与するに際して、予めスネーク形状を付与した
ケーブルを管路内に引き込むことは多くの困難を伴うの
で、直線状態にしたケーブルを管路内に引き込み、前後
の管路口部でクリート等の把持手段によるケーブルの移
動抑止を図り、そして実際の活線使用時において、通電
による軸方向の伸び出しを当該移動抑止部分で受け止め
させて、管路内のケーブル自身に当該伸び出しに相応す
る軸方向の圧縮荷重をかけ、そのときの熱応力でケーブ
ルに強制的に曲げ変形を与えることが考えられている。
しかし、電力ケーブルでは、曲げ剛性(El)がかなり
大きくて、ケーブルの伸び出しに基づく熱応力のみによ
って目的のスネーク形状に変形させるには、管路口部で
の移動抑止手段に対して、ケーブルの伸び出しに伴う強
大な剪断力に耐えられるように相当に頑丈なものを用い
る必要があるとともに、それによりケーブルを強固に把
持することが必要となる.このように移動抑止手段を頑
丈なものにすれば、これを据え付ける周辺造営部の強化
も必要となって建設費用が徒に嵩み、またケーブルを強
固に把持することによって、ケーブルに電気的且つ機械
的障害を与える恐れがある。
大きくて、ケーブルの伸び出しに基づく熱応力のみによ
って目的のスネーク形状に変形させるには、管路口部で
の移動抑止手段に対して、ケーブルの伸び出しに伴う強
大な剪断力に耐えられるように相当に頑丈なものを用い
る必要があるとともに、それによりケーブルを強固に把
持することが必要となる.このように移動抑止手段を頑
丈なものにすれば、これを据え付ける周辺造営部の強化
も必要となって建設費用が徒に嵩み、またケーブルを強
固に把持することによって、ケーブルに電気的且つ機械
的障害を与える恐れがある。
のみならず、ケーブルが管路内で自由に動いて変形して
行くのセ、長さ方向に一定のピッチと振幅で正弦波形状
に変形することの補償が無く、一部分で大きく変形して
座屈破壊を生じさせる懸念がある等、そのままでは実用
上に問題があった.従来、管路内布設電力ケーブルに対
して、綿状体を螺旋状に巻き付け、該線状体の巻き付け
方向に沿ってスネーク状に変形させる手段があることは
知られていた. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記のような線状体の巻き付けによるも
のにおいて、線状体の単なる巻き付けのみでは、直線状
態のケーブルを目的のスネーク形状へ容易に変化させる
ことは難しいため、線状体の端部に重錘を取り付けて線
状体に張力を付加するものく特公昭39−20972号
〉や、線状体自身に長さ方向に太い部分と細い部分とを
交互に有せしめるものく特公昭57−27641号〉等
の追加措置を必要としていた。
行くのセ、長さ方向に一定のピッチと振幅で正弦波形状
に変形することの補償が無く、一部分で大きく変形して
座屈破壊を生じさせる懸念がある等、そのままでは実用
上に問題があった.従来、管路内布設電力ケーブルに対
して、綿状体を螺旋状に巻き付け、該線状体の巻き付け
方向に沿ってスネーク状に変形させる手段があることは
知られていた. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記のような線状体の巻き付けによるも
のにおいて、線状体の単なる巻き付けのみでは、直線状
態のケーブルを目的のスネーク形状へ容易に変化させる
ことは難しいため、線状体の端部に重錘を取り付けて線
状体に張力を付加するものく特公昭39−20972号
〉や、線状体自身に長さ方向に太い部分と細い部分とを
交互に有せしめるものく特公昭57−27641号〉等
の追加措置を必要としていた。
かかる重錘は管路内に設けるわけには行かないので、人
孔内に配置することとなって、スペースのない人孔を余
計に狭くしてしまうという新たな問題を惹起し、また、
後者のような特殊な線状体は製作が難しく、而も太い部
分の存在によってケーブルの管路内への引き込みが困難
化するとともにケーブルのラジアル方向の移動範囲を狭
めてしまうので、スネーク振幅が小さくなってケーブル
の屈曲変形できる範囲が自ずと制限される結果を招いて
いる。このような場合、スネーク形状の変位による熱伸
縮吸収を十分に行えなくなり、オフセット部を省略した
い要求に応えられなくなる可能性があった. 本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、ケーブル
のスネーク形状の変形を大幅に制限してしまうような追
加措置を講ずることなしに、ケーブルの伸び出しによる
熱応力によって所定のスネーク形状が容易に得られるこ
の種ケーブルを提供することに目的がある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、電力ケーブルに対して形状記憶合金を応用す
ることを基本構想としている。
孔内に配置することとなって、スペースのない人孔を余
計に狭くしてしまうという新たな問題を惹起し、また、
後者のような特殊な線状体は製作が難しく、而も太い部
分の存在によってケーブルの管路内への引き込みが困難
化するとともにケーブルのラジアル方向の移動範囲を狭
めてしまうので、スネーク振幅が小さくなってケーブル
の屈曲変形できる範囲が自ずと制限される結果を招いて
いる。このような場合、スネーク形状の変位による熱伸
縮吸収を十分に行えなくなり、オフセット部を省略した
い要求に応えられなくなる可能性があった. 本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、ケーブル
のスネーク形状の変形を大幅に制限してしまうような追
加措置を講ずることなしに、ケーブルの伸び出しによる
熱応力によって所定のスネーク形状が容易に得られるこ
の種ケーブルを提供することに目的がある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、電力ケーブルに対して形状記憶合金を応用す
ることを基本構想としている。
形状記憶合金は、T i −N i合金、Au−Cd合
金或いはCu−Zn−AI合金を始めとして種々の合金
組成により得られているが、これらに共通していえるこ
とは、熱弾性形マルテンサイト変態をすること、相変態
の高温域(母相)では規則格子となることの性質を有し
ており、マルテンサイト変態の逆変態つまり、低温側の
マルテンサイト相を加熱して高温側の相(母相)に戻す
場合に形状記憶効果を発する. また、合金組威比を変えることによって変態温度を種々
の値に設定することができる。
金或いはCu−Zn−AI合金を始めとして種々の合金
組成により得られているが、これらに共通していえるこ
とは、熱弾性形マルテンサイト変態をすること、相変態
の高温域(母相)では規則格子となることの性質を有し
ており、マルテンサイト変態の逆変態つまり、低温側の
マルテンサイト相を加熱して高温側の相(母相)に戻す
場合に形状記憶効果を発する. また、合金組威比を変えることによって変態温度を種々
の値に設定することができる。
従って、かかる変態温度を通電により伸び出しが発生す
る時点でのケーブル温度と近似した値に設定することに
より、ケーブルの伸び出しとともに自己に与えられた記
憶形状に戻ることとなる。
る時点でのケーブル温度と近似した値に設定することに
より、ケーブルの伸び出しとともに自己に与えられた記
憶形状に戻ることとなる。
本発明は、このような形状記憶効果を有する金属をケー
ブルの構戒要素自身に或いはケーブルに対して付加する
がケーブルのスネーク形状の変形を大きく制約すること
がない部材に応用するものであり、その具体的な手段と
して、次の二通りを提供する. 即ち、上記目的を達戒するためになされた本発明の一つ
の手段は、形状記憧合金により形成され且つスネーク形
状を記憶させた縦長部材が長さ方向に配されているもの
としてある. また、同一の目的を達或するためになされた本発明のも
う一つの手段は、形状記憶合金により形成され且つ直線
形状を記憶させた縦長部材が長さ方向に螺旋状に配され
ているものとしてある.縦長部材は、ケーブルの金属シ
ースを対象とすることが可能であり、特にそのものは前
記第一の手段において好適である. また、縦長部材は、ケーブルの内部または外周に配し得
る線状体または帯状体であってもよい.〔作用〕 上記第一の手段によれば、縦長部材を含めて直線状態に
矯正したケーブルを管路内に引き込み、管路口でケーブ
ルの移動抑止を図った状態で、通電を開始することによ
り、ケーブルに発生するジュール熱でケーブル自身に軸
方向の伸び出しが発生し、かかる移動抑止によってケー
ブル自身に熱応力を受けるとともに、形状記憶合金によ
る縦長部材が加熱されて、高温側の相(母相)において
記憶しておいたスネーク形状に戻ろうとして、ケーブル
全体にスネーク形状を生起させる切っ掛けが与えられ、
もって目的のスネーク形状がかかる熱応力に基づいて確
実に而もたやすく得ることができる. ?た、上記第二の手段によれば、縦長部材を螺旋状に配
したケーブルを直線状態にして管路内に引き込み、管路
口でケーブルの移動抑止を図った状態で、通電を開始す
ることにより、ケーブルに発生するジュール熱でケーブ
ル自身に軸方向の伸び出しが発生し、かかる移動抑止に
よってケーブル自身に熱応力を受けるとともに、形状記
憶合金による縦長部材が加熱されて、高温側の相(母相
)において記憶しておいた直線形状に戻ろうとしてケー
ブル自身に側圧を与え、これがケーブル全体にスネーク
形状を生起させる切っ掛けを与え、もって目的のスネー
ク形状がかかる熱応力に基づいて確実に而もたやすく得
るこ■とができる.〔実施例〕 第1図は、本発明にかかる自己変形熱伸縮吸収電力ケー
ブルの第一実施例を示しており、導体l及びP.縁体2
を主要素とするケーブルコア3上に形状記憶合金により
形成され且つ高温側の相(母相)において正弦波形状の
スネーク形状を記憶させた金属シース4が施され、外被
としての防食層5が施されたものである. 第2VA(イ)及び(口)は、本発明にかかる自己変形
熱伸縮吸収電力ケーブルの第二実施例を示しており、導
体l及び絶縁体2を主要素とするケーブルコア3上に金
属シース4′、防食層5が順次施された電力ケーブル本
体6に対して、形状記憶合金により形成され且つ高温側
の相(母相)において直線形状を記憶させた線状体7を
用いて、これを当該防食層5の外周でケーブル軸方向に
螺旋状に巻き付けてなるものである。
ブルの構戒要素自身に或いはケーブルに対して付加する
がケーブルのスネーク形状の変形を大きく制約すること
がない部材に応用するものであり、その具体的な手段と
して、次の二通りを提供する. 即ち、上記目的を達戒するためになされた本発明の一つ
の手段は、形状記憧合金により形成され且つスネーク形
状を記憶させた縦長部材が長さ方向に配されているもの
としてある. また、同一の目的を達或するためになされた本発明のも
う一つの手段は、形状記憶合金により形成され且つ直線
形状を記憶させた縦長部材が長さ方向に螺旋状に配され
ているものとしてある.縦長部材は、ケーブルの金属シ
ースを対象とすることが可能であり、特にそのものは前
記第一の手段において好適である. また、縦長部材は、ケーブルの内部または外周に配し得
る線状体または帯状体であってもよい.〔作用〕 上記第一の手段によれば、縦長部材を含めて直線状態に
矯正したケーブルを管路内に引き込み、管路口でケーブ
ルの移動抑止を図った状態で、通電を開始することによ
り、ケーブルに発生するジュール熱でケーブル自身に軸
方向の伸び出しが発生し、かかる移動抑止によってケー
ブル自身に熱応力を受けるとともに、形状記憶合金によ
る縦長部材が加熱されて、高温側の相(母相)において
記憶しておいたスネーク形状に戻ろうとして、ケーブル
全体にスネーク形状を生起させる切っ掛けが与えられ、
もって目的のスネーク形状がかかる熱応力に基づいて確
実に而もたやすく得ることができる. ?た、上記第二の手段によれば、縦長部材を螺旋状に配
したケーブルを直線状態にして管路内に引き込み、管路
口でケーブルの移動抑止を図った状態で、通電を開始す
ることにより、ケーブルに発生するジュール熱でケーブ
ル自身に軸方向の伸び出しが発生し、かかる移動抑止に
よってケーブル自身に熱応力を受けるとともに、形状記
憶合金による縦長部材が加熱されて、高温側の相(母相
)において記憶しておいた直線形状に戻ろうとしてケー
ブル自身に側圧を与え、これがケーブル全体にスネーク
形状を生起させる切っ掛けを与え、もって目的のスネー
ク形状がかかる熱応力に基づいて確実に而もたやすく得
るこ■とができる.〔実施例〕 第1図は、本発明にかかる自己変形熱伸縮吸収電力ケー
ブルの第一実施例を示しており、導体l及びP.縁体2
を主要素とするケーブルコア3上に形状記憶合金により
形成され且つ高温側の相(母相)において正弦波形状の
スネーク形状を記憶させた金属シース4が施され、外被
としての防食層5が施されたものである. 第2VA(イ)及び(口)は、本発明にかかる自己変形
熱伸縮吸収電力ケーブルの第二実施例を示しており、導
体l及び絶縁体2を主要素とするケーブルコア3上に金
属シース4′、防食層5が順次施された電力ケーブル本
体6に対して、形状記憶合金により形成され且つ高温側
の相(母相)において直線形状を記憶させた線状体7を
用いて、これを当該防食層5の外周でケーブル軸方向に
螺旋状に巻き付けてなるものである。
第3図は、前記第一実施例に示す自己変形熱伸縮吸収電
力ケーブルを管路内に布設し且つ通電した状況を示す. 管路lO内に直線状態で引き込み布設された電力ケーブ
ルl1は、管路口部でストッパー12,l2によって移
動抑止が図られ、人孔13.13内に引き出されている
. そして通電が開始された電力ケーブルは、ジュール熱に
より軸方向の伸び出しが発生し、その伸び出し分はスト
ッパー12.12で受け止められて電力ケーブル自身に
圧縮荷重が加わる状態となり、スネーク形状に変形しよ
うとする.ここで、電力ケーブルl1は、それ自身に有
する金属シース4も所定温度に加熱されるので、該金属
シース4が高温の相(母相)において記憶しておいたス
ネーク形状に戻ろうとし、それによる曲げ力がケーブル
全体に作用してスネーク形状に曲がる切っ掛けが与えら
れ、延いては符号tt’で示すようなスネーク形状の電
力ケーブルが形成される。通電が停止されれれば、温度
低下に伴う電力ケーブル自身の収縮力により、かかるス
ネーク形状から直線状態に変位され、その時に金属シー
ス4も、低温の相(マルテンサイト相)に変態する.そ
して、以後の通電時の温度や周囲の環境温度によって生
ずる温度変化に伴うケーブルの伸縮は、かかる変形後の
電力ケーブル11’におけるスネーク形状の変位により
吸収することができる.第4図は、前記第二実施例に示
す自己変形熱伸縮電力ケーブルを管路内に引き込んで通
電使用されている状態を示す.第3図と同一部分は同一
符号を用いている. この実施例では、第2図(口)に示す直線状態にして管
路10内に引き込まれた電力ケーブルが通電開始ととも
に軸方向の伸び出しに相応する熱応力(圧縮荷重)を受
けるとともに、電力ケーブル本体6の周上に螺旋状に巻
き付けられた線状体7が加熱されて高温の相(母相)に
おいて記憶しておいた直線形状に戻ろうとしてケーブル
本体6の全体にわたり螺旋方向に沿って側圧がかかって
曲げ力が作用してスネーク形状に変位しようとする切っ
掛けが与えられ、延いては符号1lO′に示すようなス
ネーク形状の電力ケーブルが形成される.通電が停止さ
れれれば、温度低下に伴う電力ケーブル自身の収縮力に
より、かかるスネーク形状から直線状態に変位され、そ
の時に線状体6自身も、ケーブルの変位に付随して巻き
付けピッチが小さくなるように変形し低温の相(マルテ
ンサイト相〉に変態する.そして、以後の通電時の温度
や周囲の環境温度によって生ずる温度変化に伴うケーブ
ルの伸縮は、かかる変形後の電力ケーブル1lO′にお
けるスネーク形状の変位により吸収することができる.
このように線状体7は只単に巻き付ければ良く、それに
対する張力付加等の追加手段を要することがないので、
管路lO内に対するケーブル本体6の動きを大きく制約
するものとはならない. 〔発明の効果〕 以上の説明によって明らかな通り、本発明にかかる自己
変形熱伸縮吸収電力ケーブルによれば、ケーブルのスネ
ーク形状の変形を大幅に制限してしまうような追加措置
を講ずることなしに、ケーブルの伸び出しによる熱応力
によって所定のスネーク形状が容易に得られるこの種ケ
ーブルを提供するという所期の目的は十分に達威され、
従ってケーブル自身の熱伸縮を自己のスネーク形状の変
位により十分に吸収することが可能となり、延いてはケ
ーブルが管路内に布設された場合でも、大孔内へのケー
ブルの伸び出しが無くなってオフセント部の省略化が可
能とl−セ、人孔部の縮小に対応することができるもの
となり、既設管路のスケ一ルアフプに対応できる等々、
これを実施して得られる効果は大きいものといえる.
力ケーブルを管路内に布設し且つ通電した状況を示す. 管路lO内に直線状態で引き込み布設された電力ケーブ
ルl1は、管路口部でストッパー12,l2によって移
動抑止が図られ、人孔13.13内に引き出されている
. そして通電が開始された電力ケーブルは、ジュール熱に
より軸方向の伸び出しが発生し、その伸び出し分はスト
ッパー12.12で受け止められて電力ケーブル自身に
圧縮荷重が加わる状態となり、スネーク形状に変形しよ
うとする.ここで、電力ケーブルl1は、それ自身に有
する金属シース4も所定温度に加熱されるので、該金属
シース4が高温の相(母相)において記憶しておいたス
ネーク形状に戻ろうとし、それによる曲げ力がケーブル
全体に作用してスネーク形状に曲がる切っ掛けが与えら
れ、延いては符号tt’で示すようなスネーク形状の電
力ケーブルが形成される。通電が停止されれれば、温度
低下に伴う電力ケーブル自身の収縮力により、かかるス
ネーク形状から直線状態に変位され、その時に金属シー
ス4も、低温の相(マルテンサイト相)に変態する.そ
して、以後の通電時の温度や周囲の環境温度によって生
ずる温度変化に伴うケーブルの伸縮は、かかる変形後の
電力ケーブル11’におけるスネーク形状の変位により
吸収することができる.第4図は、前記第二実施例に示
す自己変形熱伸縮電力ケーブルを管路内に引き込んで通
電使用されている状態を示す.第3図と同一部分は同一
符号を用いている. この実施例では、第2図(口)に示す直線状態にして管
路10内に引き込まれた電力ケーブルが通電開始ととも
に軸方向の伸び出しに相応する熱応力(圧縮荷重)を受
けるとともに、電力ケーブル本体6の周上に螺旋状に巻
き付けられた線状体7が加熱されて高温の相(母相)に
おいて記憶しておいた直線形状に戻ろうとしてケーブル
本体6の全体にわたり螺旋方向に沿って側圧がかかって
曲げ力が作用してスネーク形状に変位しようとする切っ
掛けが与えられ、延いては符号1lO′に示すようなス
ネーク形状の電力ケーブルが形成される.通電が停止さ
れれれば、温度低下に伴う電力ケーブル自身の収縮力に
より、かかるスネーク形状から直線状態に変位され、そ
の時に線状体6自身も、ケーブルの変位に付随して巻き
付けピッチが小さくなるように変形し低温の相(マルテ
ンサイト相〉に変態する.そして、以後の通電時の温度
や周囲の環境温度によって生ずる温度変化に伴うケーブ
ルの伸縮は、かかる変形後の電力ケーブル1lO′にお
けるスネーク形状の変位により吸収することができる.
このように線状体7は只単に巻き付ければ良く、それに
対する張力付加等の追加手段を要することがないので、
管路lO内に対するケーブル本体6の動きを大きく制約
するものとはならない. 〔発明の効果〕 以上の説明によって明らかな通り、本発明にかかる自己
変形熱伸縮吸収電力ケーブルによれば、ケーブルのスネ
ーク形状の変形を大幅に制限してしまうような追加措置
を講ずることなしに、ケーブルの伸び出しによる熱応力
によって所定のスネーク形状が容易に得られるこの種ケ
ーブルを提供するという所期の目的は十分に達威され、
従ってケーブル自身の熱伸縮を自己のスネーク形状の変
位により十分に吸収することが可能となり、延いてはケ
ーブルが管路内に布設された場合でも、大孔内へのケー
ブルの伸び出しが無くなってオフセント部の省略化が可
能とl−セ、人孔部の縮小に対応することができるもの
となり、既設管路のスケ一ルアフプに対応できる等々、
これを実施して得られる効果は大きいものといえる.
第1図は本発明にかかる自己変形熱伸縮吸収電力ケーブ
ルの第一実施例を示す横断面的説明図、第2図は(イ)
(ロ)は本発明にかかる自己変形熱伸縮吸収電力ケーブ
ルの第二実施例を示す横断面的説明図及び側面説明図、
第3図は第一実施例による電力ケーブルの管路内布設状
況を示す説明図、第4図は第二実施例による電力ケーブ
ルの管路内布設状況を示す説明図である.図中、lは導
体、2は絶縁体、3はケーブルコア、4は形状記憶合金
により形成された金属シース、4′は通常の金属シース
、5は防食層、6はケーブル本体、7は形状記憶合金に
より製作された線状体、10は管路、1lは自己変形熱
伸縮吸収電力ケーブル、ll′及び1lO′はスネーク
形状に変形した電力ケーブル、12はストッパーである
.13は人孔である.
ルの第一実施例を示す横断面的説明図、第2図は(イ)
(ロ)は本発明にかかる自己変形熱伸縮吸収電力ケーブ
ルの第二実施例を示す横断面的説明図及び側面説明図、
第3図は第一実施例による電力ケーブルの管路内布設状
況を示す説明図、第4図は第二実施例による電力ケーブ
ルの管路内布設状況を示す説明図である.図中、lは導
体、2は絶縁体、3はケーブルコア、4は形状記憶合金
により形成された金属シース、4′は通常の金属シース
、5は防食層、6はケーブル本体、7は形状記憶合金に
より製作された線状体、10は管路、1lは自己変形熱
伸縮吸収電力ケーブル、ll′及び1lO′はスネーク
形状に変形した電力ケーブル、12はストッパーである
.13は人孔である.
Claims (4)
- (1)形状記憶合金により形成され且つスネーク形状を
記憶させた縦長部材が長さ方向に配されていることを特
徴とする自己変形熱伸縮吸収電力ケーブル。 - (2)形状記憶合金により形成され且つ直線形状を記憶
させた縦長部材が長さ方向に螺旋状に配されていること
を特徴とする自己変形熱伸縮吸収ケーブル。 - (3)当該縦長部材が、金属シースからなる請求項(1
)記載のケーブル。 - (4)当該縦長部材が、線状体若しくは帯状体からなる
請求項(1)または(2)記載のケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23951989A JPH03102713A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 自己変形熱伸縮吸収電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23951989A JPH03102713A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 自己変形熱伸縮吸収電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03102713A true JPH03102713A (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=17046006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23951989A Pending JPH03102713A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 自己変形熱伸縮吸収電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03102713A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN120547979A (zh) * | 2025-07-24 | 2025-08-26 | 晶科能源(海宁)有限公司 | 一种焊带和光伏组件 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP23951989A patent/JPH03102713A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN120547979A (zh) * | 2025-07-24 | 2025-08-26 | 晶科能源(海宁)有限公司 | 一种焊带和光伏组件 |
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