JPH0310440Y2 - - Google Patents

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JPH0310440Y2
JPH0310440Y2 JP5189985U JP5189985U JPH0310440Y2 JP H0310440 Y2 JPH0310440 Y2 JP H0310440Y2 JP 5189985 U JP5189985 U JP 5189985U JP 5189985 U JP5189985 U JP 5189985U JP H0310440 Y2 JPH0310440 Y2 JP H0310440Y2
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pilot
valve
pressure receiving
poppet
port
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複動シリンダの駆動に適したポペツ
トシール式自己保持形方向制御弁に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に、複動シリンダの駆動を1台の方向制御
弁で行う場合には、4ポート弁または5ポート弁
が使用されている。
かかる方向制御弁は、スプールシール方式のも
のとポペツトシール方式のものとに大別される
が、スプールシール方式のものに比べてポペツト
シール方式のものは、 a 切換えに必要なストロークが小さい。
b 押荷重によりシール面を弁座に圧接させてシ
ールを行うため、シールが確実である。
c 摺動部分がないため、流体中のごみのかみ込
みや摺動抵抗等による動作不良が生じない。
等の利点があり、勝れた動作安定性を得ることが
できる。
しかしながら、このポペツトシール方式のもの
においては、弁体に電気信号(電磁弁の場合)や
流体圧信号(流体圧作動弁の場合)により発生す
る押荷重を作用させてシールを行うようにしてい
るため、停電や故障などで上記押荷重が解除され
ると、シール状態も解除され、これに接続したシ
リンダが不必要に動いてしまうという問題があ
る。
そこで、このような問題を解決する方向制御弁
として、従来、第3図に示すような自己保持形の
ものが提案されている。これは、主弁体50の両
端の受圧室51,52をそれぞれ電磁操作部5
3,54を介して入力ポート55に接続し、これ
らの電磁操作部53,54で受圧室51,52に
パイロツト流体を交互に給排することによつて主
弁体50を駆動するようにしたもので、励磁中の
電磁操作部が停電等によつて図示の状態に復帰し
ても、両受圧室51,52における作用力がバラ
ンスして主弁体50がその位置に自己保持するよ
うに構成されているが、主弁体50にスプールシ
ール方式とポペツトシール方式とを併用している
ため、スプール部分によつて切換ストロークが長
くなつたり、ごみのかみ込みや摺動抵抗などによ
つて動作不良を生じ易い等の欠点があり、動作安
定性の点で満足できるものではなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の課題は、4方向または5方向の自己保
持形方向制御弁を、ポペツトシール方式のみを採
用した構成によつて実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本考案においては、
入力ポート、2つの出力ポート、1つまたは2つ
の排出ポートを備えた主弁部の弁本体内に、それ
ぞれ一方の出力ポートと入力ポート及び排出ポー
トとの間の流路を切換える2つのポペツト弁体を
配設し、各ポペツト弁体の軸方向一端部に設けた
駆動側受圧室を自己保持機構部を介して入力ポー
トに接続すると共に、各ポペツト弁体の軸方向他
端部を復帰力作用源に接続し、上記自己保持機構
部には、入力ポートに通じるパイロツト入力口と
駆動側受圧室に通じるパイロツト出力口との間の
パイロツト入力弁座、パイロツト出力口とパイロ
ツト排出口との間のパイロツト排出弁座、及びこ
れらの弁座を開閉する弁部材を備えたパイロツト
ポペツト弁体を設け、該パイロツトポペツト弁体
の軸方向両端部に設けたパイロツトピストンの外
面側にそれぞれパイロツト受圧室を形成し、該パ
イロツトピストンの直径とパイロツト入力弁座及
びパイロツト排出弁座の口径との間に大小関係を
もたせることにより、上記弁部材とパイロツトピ
ストンとの受圧面積差に基づいてパイロツトポペ
ツト弁体をいずれの切換位置にも自己保持可能に
構成するという技術的手段を講じている。
〔作用〕 主弁部をポペツトシール形の2つのポペツト弁
体により構成すると共に、該主弁部にポペツト弁
体駆動用のパイロツト流体を供給する自己保持機
構部を、ポペツトシール形のパイロツトポペツト
弁体を用いて受圧面積差によりそれが任意の切換
位置に自己保持するように構成しているため、ポ
ペツトシール方式のみを採用した構成によつて所
望の方向制御弁を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳
述する。
第1図は、方向制御弁を4ポート弁として構成
した場合を示しており、この方向制御弁は、主弁
部1と自己保持機構部2とからなつている。
上記主弁部1における弁本体3は、メインボデ
イ4とその両側面に取付けたエンドプレート5及
びアダプタプレート6とからなつており、メイン
ボデイ4には、圧力流体の入力ポート8、2つの
出力ポート9a,9b、及び排出ポート10を設
け、メインボデイ4の内部には、それぞれ入力弁
座12及び排出弁座13を対向状に備えた2つの
弁孔11a,11bを並列に設け、各弁孔11
a,11b内に、上記2つの弁座12,13を開
閉する弁部材15を中央に備え、且つ軸方向の両
端部に同径のピストン状押圧部材16,17を備
えたポペツト弁体14a,14bを、その軸方向
に移動自在に嵌装し、上記入力ポート8を、入力
弁座12と一方の押圧部材16との間において各
弁孔11a,11b内に連通させ、2つの出力ポ
ート9a,9bは、2つの弁座12,13間にお
いて各弁孔11a,11b内に連通させ、さらに
排出ポート10は、排出弁座13と他方の押圧部
材17との間に連通させている。
また、上記アダプタプレート6には、上記弁孔
11a,11bより大径のピストン室20a,2
0bを形成し、これらのピストン室20a,20
b内に上記押圧部材16,17より大径の駆動ピ
ストン21a,21bを摺動自在に嵌装し、該駆
動ピストン21a,21bと自己保持機構部2の
ボデイ23との間に駆動側受圧室22a,22b
を区画形成しており、上記駆動ピストン21a,
21bのピストンロツド24を、ポペツト弁体1
4a,14bの一端の押圧部材16,17にそれ
ぞれ当接させている。
一方、ポペツト弁体14a,14bの他端に
は、押圧部材17,16とエンドプレート5との
間に復帰側受圧室25a,25bを区画形成し、
該受圧室25a,25b内に復帰ばね26を縮設
すると共に、各受圧室25a,25bをパイロツ
ト通孔27により入力ポート8に接続している。
上記自己保持機構部2は、弁本体3に対して着
脱自在のボデイ23内に、パイロツト入力弁座3
1とパイロツト排出弁座32とを対向位置に備え
た弁孔30を設け、該弁孔30内に、上記2つの
弁座31,32を開閉する弁部材34を中央に備
え、且つ軸方向の両端に同径のパイロツトピスト
ン35,36を備えたパイロツトポペツト弁体3
3を嵌装したもので、弁孔30におけるパイロツ
ト入力弁座31と一方のパイロツトピストン35
との間に開口するパイロツト入力口37を、主弁
部1の入力ポート8に連通させると共に、2つの
弁座31,32間に開口する2つのパイロツト出
力口38a,38bをそれぞれ上記駆動側受圧室
22a,22bに連通させ、さらに、パイロツト
排出弁座32と他方のパイロツトピストン36と
の間に開口するパイロツト排出口39を逆止弁4
0を介して排出ポート10に連通させ、両パイロ
ツトピストン35,36の外面側に区画形成され
たパイロツト受圧室41,42を、電磁切換弁等
のパイロツト切換手段43,44を介してパイロ
ツト流体源と大気とに切換可能に構成し、上記パ
イロツトピストン35,36の直径D1とパイロ
ツト入力弁座31及びパイロツト排出弁座32の
口径D2及びD3とを、D3>D1>D2なる関係に設定
している。
なお、図中45は、駆動ピストン21a,21
bの背室46を排出ポート10に連通する通路に
設けられた逆止弁である。
上記パイロツト切換手段43,44として図示
のような電磁切換弁を使用する場合には、これら
の電磁切換弁を自己保持機構部2のボデイ23に
直接取付けることにより、上記方向制御弁をダブ
ルソレノイド形の電磁弁として構成することがで
き、また、上記電磁切換弁を主弁部1の弁本体3
にも取付けられるようにしておけば、自己保持機
構部2を着脱するだけで、自己保持機能を有する
ダブルソレノイド形の方向制御弁と、自己保持機
能を有しないシングルソレノイド形の方向制御弁
との間で部品の共通化を図ることができる。
次に、上記構成を有する方向制御弁の作用につ
いて説明する。
第1図の切換状態では、主弁部1における一方
のポペツト弁体14aが入力弁座12を閉鎖し、
他方のポペツト弁体14bが排出弁座13を閉鎖
しているので、入力ポート8と一方の出力ポート
9bとが連通し、他方の出力ポート9aと排出ポ
ート10とが連通している。
ここで、パイロツト切換手段43が切換わつて
パイロツト流体がパイロツト受圧室41に供給さ
れると、パイロツトポペツト弁体33が第2図の
位置に切換わり、パイロツト入力弁座31を開放
してパイロツト排出弁座32を閉鎖するので、パ
イロツト入力口37からのパイロツト流体は2つ
のパイロツト出力口38a,38bからそれぞれ
駆動側受圧室22a,22bに流入し、駆動ピス
トン21a,21bを介して2つのポペツト弁体
14a,14bを切換える。従つて、一方のポペ
ツト弁体14aは入力弁座12を開放して排出弁
座13を閉鎖し、他方のポペツト弁体14bは、
それとは逆に入力弁座12を閉鎖して排出弁座1
3を開放することになり、その結果、入力ポート
8と出力ポート9aとが連通し、出力ポート9b
と排出ポート10とが連通する。
この状態で、停電やパイロツト切換手段の故障
などの原因によつてパイロツト受圧室41へのパ
イロツト流体圧の供給が解除され、この受圧室4
1が大気に開放された場合には、両受圧室41,
42におけるパイロツトポペツト弁体33への流
体圧作用力は共に0となり、この弁体33には、
パイロツト入力口37から弁孔30内に流入して
いるパイロツト流体により、弁部材34とパイロ
ツトピストン35とに互いに逆向きの作用力F1
とF3とが作用することになる。ここで、パイロ
ツトピストン35の直径D1とパイロツト排出弁
座32の口径D3とがD3>D1なる関係にあるから、
それらの受圧面積差に基づいて上記作用力F1
F3もF3>F1となり、パイロツトポペツト弁体3
3は現状を維持する。従つて、主弁部1における
2つのポペツト弁体14a,14bも現状を維持
することになる。
上述の切換状態から主弁部1におけるポペツト
弁体14a,14bを切換えるには、パイロツト
切換手段44を動作させてパイロツト流体をパイ
ロツト受圧室42に供給し、パイロツトポペツト
弁体33を第1図の位置に切換えればよく、これ
によつて駆動側受圧室22a,22bが排出ポー
ト10に連通するので、ポペツト弁体14a,1
4bは、復帰側受圧室25a,25bのパイロツ
ト流体と復帰ばね26との作用力によつて第1図
の位置に切換わる。
この状態で停電等によりパイロツト受圧室42
が大気に開放されても、前述した場合と同様に、
弁部材34とパイロツトピストン35との受圧面
積差に基づく流体圧作用力の違いによつてパイロ
ツトポペツト弁体33は現状を維持する。即ち、
パイロツトピストン35の直径D1とパイロツト
入力弁座31の口径D2とがD1>D2なる関係にあ
るため、パイロツトピストンへの作用力F1と弁
部材34への作用力F2もF1>F2となり、この作
用力差によつてパイロツトポペツト弁体33、延
いては主弁部1における2つのポペツト弁体14
a,14bがその切換位置を維持することにな
る。
なお、上記ポペツト弁体14a,14bの復帰
手段として、上記実施例では、パイロツト流体圧
と復帰バネ26とを併用しているが、そのいずれ
か一方のみを使用することもできる。
また、上記実施例では、方向制御弁を4ポート
弁として構成した場合を示しているが、これを5
ポート弁として構成し得ることはもちろんであ
る。
〔考案の効果〕
このように、本考案によれば、ポペツトシール
方式のみによるパイロツト式の自己保持形方向制
御弁を得ることができ、これによつて、スプール
シール方式とポペツトシール方式とを併用した従
来の方向制御弁の欠点を解消し、動作安定性の勝
れた方向制御弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を原理的に示す断面
図、第2図は異なる切換状態を示す要部断面図、
第3図は従来例の断面図である。 1……主弁部、2……自己保持機構部、3……
弁本体、8……入力ポート、9a,9b……出力
ポート、10……排出ポート、14a,14b…
…ポペツト弁体、22a,22b……駆動側受圧
室、31……パイロツト入力弁座、32……パイ
ロツト排出弁座、33……パイロツトポペツト弁
体、34……弁部材、35,36……パイロツト
ピストン、37……パイロツト入力口、38a,
38b……パイロツト出力口、39……パイロツ
ト排出口、41,42……パイロツト受圧室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力ポート、2つの出力ポート、1つまたは2
    つの排出ポートを備えた主弁部の弁本体内に、そ
    れぞれ一方の出力ポートと入力ポート及び排出ポ
    ートとの間の流路を切換える2つのポペツト弁体
    を配設し、各ポペツト弁体の軸方向一端部に設け
    た駆動側受圧室を自己保持機構部を介して入力ポ
    ートに接続すると共に、各ポペツト弁体の軸方向
    他端部を復帰力作用源に接続し、上記自己保持機
    構部には、入力ポートに通じるパイロツト入力口
    と駆動側受圧室に通じるパイロツト出力口との間
    のパイロツト入力弁座、パイロツト出力口とパイ
    ロツト排出口との間のパイロツト排出弁座、及び
    これらの弁座を開閉する弁部材を備えたパイロツ
    トポペツト弁体を設け、該パイロツトポペツト弁
    体の軸方向両端部に設けたパイロツトピストンの
    外面側にそれぞれパイロツト受圧室を形成し、該
    パイロツトピストンの直径とパイロツト入力弁座
    及びパイロツト排出弁座の口径との間に大小関係
    をもたせることにより、上記弁部材とパイロツト
    ピストンとの受圧面積差に基づいてパイロツトポ
    ペツト弁体をいずれの切換位置にも自己保持可能
    としたことを特徴とするポペツトシール式自己保
    持形方向制御弁。
JP5189985U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0310440Y2 (ja)

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