JPH031048Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH031048Y2 JPH031048Y2 JP1985099162U JP9916285U JPH031048Y2 JP H031048 Y2 JPH031048 Y2 JP H031048Y2 JP 1985099162 U JP1985099162 U JP 1985099162U JP 9916285 U JP9916285 U JP 9916285U JP H031048 Y2 JPH031048 Y2 JP H031048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cake
- pressure
- cloth
- belt
- dehydration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Materials (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
産業上の利用分野
この考案はベルトプレス型脱水機等により予備
脱水された一次脱水ケーキを高圧搾機構が分離さ
れたセパレート型高圧搾装置により脱水し、ケー
キの低含水率化がなされる場合において、該高圧
搾装置に使用されるベルト状無端布の構造に関
するものである。 従来の技術 最近、汚泥脱水の有効手段としてベルトプレス
型脱水装置が適用されており、難脱水性汚泥を低
含水率まで脱水するよう技術改善が進められてい
る。その1手段として、高圧搾機構を有する部分
を分離、独立させた脱水装置がある。例えば、特
開昭57−99312には、重力脱水部と低圧脱水部と
からなる第1の脱水部と加圧手段を有する第2の
脱水部とを備え、第1脱水部の布に較べ第2脱
水部の布の方が通気度の小さいものとする脱水
装置が開示されている。これら提案は、重力脱
水、低圧脱水、高圧脱水を同一の布で行なう場
合、布の使用に矛盾があり、これら3区分の脱
水に適用できる一種の布を選定することが極め
て困難であることに着目し、高圧搾機構のみを分
離し前脱水に使用した布と異なる布を使用す
ることにより、低含水率化を計るようなされたも
のである。しかし特開昭57−99312においては、
高圧脱水部に第1脱水に使用される布より通気
度(1cm2当りの通気量)の小さいものを採用する
ことが開示されているものの、その具体的構造は
明らかではなく、上述した高圧搾脱水に最適な
布が要求されていた。 考案が解決しようとする問題点 高圧搾機構が分離、独立された脱水装置には、
第2図に示す如く、上下2枚のベルト状無端布
1a,1bの間に1次脱水された含水率80%程度
のケーキ8を供給し、加圧ベルト5により高圧搾
する装置などがあり、これら装置には通常、布
洗浄装置6が設けられている。これら装置に1次
脱水が行なわれるベルトプレス型脱水機等で使用
される織製布でかつ通気度を小さくすべく、組
織等を緻密にした布(通常モノフイラメント糸
を製織したもの)を使用し、例えば第2図の装置
において面圧10Kg/cm2を加えた場合、1次脱水ケ
ーキの織成布構造内への食い込みが激しく、剥
離が悪くなり、また布ケーキ残渣が多く、布
洗浄によつても布の機能が回復しないなどの問
題があつた。またこれらケーキの布構造内への
食い込みを防ぐべく、さらに緻密にすると、水分
の流出系路が閉され、サイドリーク等が発生する
ことも考えられた。一方、特開昭57−103797に提
示されているフエルト布を使用した場合、ケー
キの剥離は織製布に比較し良好であるが、ケー
キ剥離の際、ケーキに糸の毛羽が追随し、毛羽立
ち、毛羽抜けが発生する。またフエルト布の洗
浄時にも毛羽立ちが発生するなどの問題があつ
た。 問題点を解決するための手段 本考案は予備脱水された1次脱水ケーキ8を供
給し、上下2枚のベルト状無端布1a,1bに
より高圧搾脱水するセパレート型高圧搾脱水装置
に装着される布において、多重織に織成した基
布4の片面または両面に親水性合成繊維を少なく
とも50%混入した2〜5デニールの合成繊維から
なるウエブ3を400〜800g/m2積層し、ニードル
パンチにより基布と1体に結合させ、該繊維積層
体表面2を熱熔融し、平滑処理したことを特徴と
するものである。親水性合成繊維とは繊維の段階
で親水化処理されたポリアミド繊維、ポリエステ
ル繊維等であり、繊維の段階で他の合成繊維(一
般に疎水性)と混合する場合少なくとも50%の混
率を持つことが必要である。また、フエルト体を
形成した後、親水化処理を施してもよい。この場
合は構成繊維全体が親水化処理されることにな
る。 またウエブ表面はガス焼、あるいは加熱された
押圧ロール、カレンダーロール等を単独、あるい
は併用することにより、表面層の繊維同志を熔融
結合して微細な気孔を残す皮膜状となし平滑化さ
れる。 また、熱可塑性合成繊維ウエブ中にバインダー
繊維として例えば、融点の異なる複数成分からな
るポリオレフイン、ポリエステル系複合型熱接着
繊維や、布と同系の低軟化点繊維を混合し、熱
溶融平滑処理をしてもよい。本考案のベルト状
布は有端状に製作され適当な接合部を作成し脱水
機にかけ入れて後無端状とする。 第1図に本考案による布の走行方向断面図を
示し本考案の高圧搾経過を第2図に示した脱水機
の加圧ベルトによるプレスに代表させ説明する。 ケーキは加圧ベルト域まで2枚の布で圧力を
受け、7のロールセンター部で最大圧搾圧力を受
け、両者は飽和点に達し、水圧が発生し、水分は
ケーキからフエルトを通し系外へ流れ出る。この
場合、フエルト構造内の流動低抗は少ないほど望
ましく、親水化処理したウエブ等は水に対して親
和であるため、スムーズに水分を系外に流出させ
る。 ロールセンターを通過したのち、フエルト中の
水圧は減少し、不飽和状態に戻ろうとする。その
後フエルトは膨張して不飽和度を増し、負圧が発
生するが、ケーキ内にも同様に負圧が発生する。
この両者の負圧差により系内にある水分の移動が
起こる。また水分の移動は、毛細管力によつても
起こる。ここで、ケーキ中の負圧がフエルト中の
負圧よりも大きく、ケーキ中の毛細管径がフエル
トに比較し小さい場合、水分はフエルト中から、
フエルト、ケーキ境界面へ、さらにはケーキ中へ
と移行する。したがつてケーキ中の負圧がフエル
ト中の負圧に比較して大きい場合、ケーキ中の水
分移行が大きくなり、含水率を高めることにな
る。本考案は、ケーキ中への水分の移行を最小限
にするため、2〜5dのウエブによる繊維集合体
を有し、また400〜800g/m2の積層量を保つこと
によりフエルト中に発生する負圧を大きくしてあ
る。 剥離時、ケーキとフエルト境界面にある水膜が
作用し、良好な剥離を可能とする。特に本考案に
おいては親水化繊維または親水化処理したウエブ
を使用しているので、ウエブはその表面に常に水
膜を保持しているため、特に良好な剥離を示す。 また、表層の繊維同志を熔融結合し、平滑にす
ることにより、微細汚泥粒子がウエブ中に侵入す
るのを防止し、ケーキの良好な剥離を促進すると
ともに、毛羽立ち、毛羽抜けを防止することがで
きるものである。 実施例 第1表には実施例、比較例のフエルトの仕様構
造を示す。これらを用いて対向ロール高圧搾試験
を行なつた。 試験方法は、 1 水に浸したフエルト布を脱水する。
脱水された一次脱水ケーキを高圧搾機構が分離さ
れたセパレート型高圧搾装置により脱水し、ケー
キの低含水率化がなされる場合において、該高圧
搾装置に使用されるベルト状無端布の構造に関
するものである。 従来の技術 最近、汚泥脱水の有効手段としてベルトプレス
型脱水装置が適用されており、難脱水性汚泥を低
含水率まで脱水するよう技術改善が進められてい
る。その1手段として、高圧搾機構を有する部分
を分離、独立させた脱水装置がある。例えば、特
開昭57−99312には、重力脱水部と低圧脱水部と
からなる第1の脱水部と加圧手段を有する第2の
脱水部とを備え、第1脱水部の布に較べ第2脱
水部の布の方が通気度の小さいものとする脱水
装置が開示されている。これら提案は、重力脱
水、低圧脱水、高圧脱水を同一の布で行なう場
合、布の使用に矛盾があり、これら3区分の脱
水に適用できる一種の布を選定することが極め
て困難であることに着目し、高圧搾機構のみを分
離し前脱水に使用した布と異なる布を使用す
ることにより、低含水率化を計るようなされたも
のである。しかし特開昭57−99312においては、
高圧脱水部に第1脱水に使用される布より通気
度(1cm2当りの通気量)の小さいものを採用する
ことが開示されているものの、その具体的構造は
明らかではなく、上述した高圧搾脱水に最適な
布が要求されていた。 考案が解決しようとする問題点 高圧搾機構が分離、独立された脱水装置には、
第2図に示す如く、上下2枚のベルト状無端布
1a,1bの間に1次脱水された含水率80%程度
のケーキ8を供給し、加圧ベルト5により高圧搾
する装置などがあり、これら装置には通常、布
洗浄装置6が設けられている。これら装置に1次
脱水が行なわれるベルトプレス型脱水機等で使用
される織製布でかつ通気度を小さくすべく、組
織等を緻密にした布(通常モノフイラメント糸
を製織したもの)を使用し、例えば第2図の装置
において面圧10Kg/cm2を加えた場合、1次脱水ケ
ーキの織成布構造内への食い込みが激しく、剥
離が悪くなり、また布ケーキ残渣が多く、布
洗浄によつても布の機能が回復しないなどの問
題があつた。またこれらケーキの布構造内への
食い込みを防ぐべく、さらに緻密にすると、水分
の流出系路が閉され、サイドリーク等が発生する
ことも考えられた。一方、特開昭57−103797に提
示されているフエルト布を使用した場合、ケー
キの剥離は織製布に比較し良好であるが、ケー
キ剥離の際、ケーキに糸の毛羽が追随し、毛羽立
ち、毛羽抜けが発生する。またフエルト布の洗
浄時にも毛羽立ちが発生するなどの問題があつ
た。 問題点を解決するための手段 本考案は予備脱水された1次脱水ケーキ8を供
給し、上下2枚のベルト状無端布1a,1bに
より高圧搾脱水するセパレート型高圧搾脱水装置
に装着される布において、多重織に織成した基
布4の片面または両面に親水性合成繊維を少なく
とも50%混入した2〜5デニールの合成繊維から
なるウエブ3を400〜800g/m2積層し、ニードル
パンチにより基布と1体に結合させ、該繊維積層
体表面2を熱熔融し、平滑処理したことを特徴と
するものである。親水性合成繊維とは繊維の段階
で親水化処理されたポリアミド繊維、ポリエステ
ル繊維等であり、繊維の段階で他の合成繊維(一
般に疎水性)と混合する場合少なくとも50%の混
率を持つことが必要である。また、フエルト体を
形成した後、親水化処理を施してもよい。この場
合は構成繊維全体が親水化処理されることにな
る。 またウエブ表面はガス焼、あるいは加熱された
押圧ロール、カレンダーロール等を単独、あるい
は併用することにより、表面層の繊維同志を熔融
結合して微細な気孔を残す皮膜状となし平滑化さ
れる。 また、熱可塑性合成繊維ウエブ中にバインダー
繊維として例えば、融点の異なる複数成分からな
るポリオレフイン、ポリエステル系複合型熱接着
繊維や、布と同系の低軟化点繊維を混合し、熱
溶融平滑処理をしてもよい。本考案のベルト状
布は有端状に製作され適当な接合部を作成し脱水
機にかけ入れて後無端状とする。 第1図に本考案による布の走行方向断面図を
示し本考案の高圧搾経過を第2図に示した脱水機
の加圧ベルトによるプレスに代表させ説明する。 ケーキは加圧ベルト域まで2枚の布で圧力を
受け、7のロールセンター部で最大圧搾圧力を受
け、両者は飽和点に達し、水圧が発生し、水分は
ケーキからフエルトを通し系外へ流れ出る。この
場合、フエルト構造内の流動低抗は少ないほど望
ましく、親水化処理したウエブ等は水に対して親
和であるため、スムーズに水分を系外に流出させ
る。 ロールセンターを通過したのち、フエルト中の
水圧は減少し、不飽和状態に戻ろうとする。その
後フエルトは膨張して不飽和度を増し、負圧が発
生するが、ケーキ内にも同様に負圧が発生する。
この両者の負圧差により系内にある水分の移動が
起こる。また水分の移動は、毛細管力によつても
起こる。ここで、ケーキ中の負圧がフエルト中の
負圧よりも大きく、ケーキ中の毛細管径がフエル
トに比較し小さい場合、水分はフエルト中から、
フエルト、ケーキ境界面へ、さらにはケーキ中へ
と移行する。したがつてケーキ中の負圧がフエル
ト中の負圧に比較して大きい場合、ケーキ中の水
分移行が大きくなり、含水率を高めることにな
る。本考案は、ケーキ中への水分の移行を最小限
にするため、2〜5dのウエブによる繊維集合体
を有し、また400〜800g/m2の積層量を保つこと
によりフエルト中に発生する負圧を大きくしてあ
る。 剥離時、ケーキとフエルト境界面にある水膜が
作用し、良好な剥離を可能とする。特に本考案に
おいては親水化繊維または親水化処理したウエブ
を使用しているので、ウエブはその表面に常に水
膜を保持しているため、特に良好な剥離を示す。 また、表層の繊維同志を熔融結合し、平滑にす
ることにより、微細汚泥粒子がウエブ中に侵入す
るのを防止し、ケーキの良好な剥離を促進すると
ともに、毛羽立ち、毛羽抜けを防止することがで
きるものである。 実施例 第1表には実施例、比較例のフエルトの仕様構
造を示す。これらを用いて対向ロール高圧搾試験
を行なつた。 試験方法は、 1 水に浸したフエルト布を脱水する。
【表】
【表】
考案の効果
試験結果に示す通り、実施例は比較例に比較し
て、低含水率のケーキを得ることができる。本考
案は、予備脱水された一次脱水ケーキを供給し、
上下2枚のベルト状無端布により高圧搾脱水す
るセパレート型高圧搾脱水装置用布として、ケ
ーキの低含水率化を可能とし、さらに表面を熱溶
融平滑処理することにより、毛羽抜け、毛羽立ち
を防止させたものであり、その効果は極めて有効
なものである。 ケーキの低含水率化は汚泥の搬送、焼却等の点
において省力、省エネルギーに貢献出来ることは
論をまたない。
て、低含水率のケーキを得ることができる。本考
案は、予備脱水された一次脱水ケーキを供給し、
上下2枚のベルト状無端布により高圧搾脱水す
るセパレート型高圧搾脱水装置用布として、ケ
ーキの低含水率化を可能とし、さらに表面を熱溶
融平滑処理することにより、毛羽抜け、毛羽立ち
を防止させたものであり、その効果は極めて有効
なものである。 ケーキの低含水率化は汚泥の搬送、焼却等の点
において省力、省エネルギーに貢献出来ることは
論をまたない。
【表】
第1図は本考案の実施例図を示す。第2図はこ
の考案布が使用される高圧搾装置例図(加圧ベ
ルト)を示す。 1……布、2……布表面、3……ウエブ、
4……基布、5……加圧ベルト、6……洗浄装
置、7……加圧ロール、8……1次脱水ケーキ、
9……2次脱水ケーキ。
の考案布が使用される高圧搾装置例図(加圧ベ
ルト)を示す。 1……布、2……布表面、3……ウエブ、
4……基布、5……加圧ベルト、6……洗浄装
置、7……加圧ロール、8……1次脱水ケーキ、
9……2次脱水ケーキ。
Claims (1)
- 予備脱水された一次脱水ケーキを供給し、上下
2枚のベルト状無端濾布により高圧搾脱水するセ
パレート型高圧搾脱水装置に装着される濾布にお
いて、多重織に織成した基布の片面または両面に
親水性合成繊維を少なくとも50%混入した2〜5
デニールの合成繊維からなるウエブを400〜
800g/m2積層し、ニードルパンチにより基布と
一体結合させ、次いで該繊維積層体表面を熱熔融
し平滑処理したことを特徴とするセパレート型高
圧搾用ベルト状無端濾布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985099162U JPH031048Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985099162U JPH031048Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6210015U JPS6210015U (ja) | 1987-01-21 |
| JPH031048Y2 true JPH031048Y2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=30967787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985099162U Expired JPH031048Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH031048Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60146595U (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-28 | 市川毛織株式会社 | ベルトプレス脱水機用濾布 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985099162U patent/JPH031048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6210015U (ja) | 1987-01-21 |
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