JPH0128608B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128608B2
JPH0128608B2 JP25097083A JP25097083A JPH0128608B2 JP H0128608 B2 JPH0128608 B2 JP H0128608B2 JP 25097083 A JP25097083 A JP 25097083A JP 25097083 A JP25097083 A JP 25097083A JP H0128608 B2 JPH0128608 B2 JP H0128608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base fabric
felt
fiber web
synthetic fiber
yarns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP25097083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60143811A (ja
Inventor
Akio Nagai
Junichi Shirai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikishima Canvas KK
Original Assignee
Shikishima Canvas KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikishima Canvas KK filed Critical Shikishima Canvas KK
Priority to JP25097083A priority Critical patent/JPS60143811A/ja
Publication of JPS60143811A publication Critical patent/JPS60143811A/ja
Publication of JPH0128608B2 publication Critical patent/JPH0128608B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、ベルトプレス型脱水機に取付けて
消化洗浄汚泥、余剰汚泥および生汚泥等、各種の
汚泥を脱水するのに適したフエルト布に関する
ものである。 各種の汚泥を脱水するための装置として、無端
状に接続された一対のベルト状布を多数個のロ
ーラに巻掛けて対向状に移動させ、このベルト状
布間に汚泥を挟み、圧搾して脱水するようにし
たベルトプレス型脱水機が知られており、従来
は、上記の布に合成繊維のモノフイラメント織
物が使用されていた。しかしながら、最近のベル
トプレス型脱水機は、布に高張力を付与する機
構や布の外側に別のベルトを押圧する加圧ベル
ト機構、またはフイルタプレス機構を備え、汚泥
を10Kg/cm2以上の高い圧力で圧搾するようになつ
てきたので、上記のモノフイラメント織物製の
布は、高圧力の汚泥によつて織目が閉塞されて目
詰りが生じたり、ケーキが剥離されなかつたりす
るという欠点があつた。この欠点を除くため、上
記織物製布のたて糸およびよこ糸に細いモノフ
イラメント糸を使用して組織を高密度化し、表面
を平滑化することが試みられたが、この場合は、
重力脱水部での脱水が不良になり、汚泥のはみだ
し(サイドリーク)が発生する等の問題があつ
た。 他方、ケーキの剥離を良好にするため、一対の
布の一方に合成繊維の織物製布を用い、他方
に織物製基布の上に細デニールのポリアミド繊維
ウエツブを重ね、ニードリングにより結合したフ
エルト布を用いることが提案されている(特開
昭57−103797号公報参照)。この場合は、回転ド
ラムおよび圧搾ローラのニツプ点を通過した直後
のケーキおよびフエルト布の内部にそれぞれ負
圧が発生するが、これらの負圧のうちケーキ内の
負圧がフエルト布内の負圧よりも大きくなるの
で、上記の負圧および毛細管作用によつて液の
一部がフエルト布の側からケーキ側に呼び戻さ
れて両者の境界部に移動し、上記ケーキの剥離を
助ける。しかしながら、上記従来のフエルト布
は、第1図に示すように、たて糸1およびよこ糸
2を用いて織成された基布3と細デニールのポリ
アミド繊維一種類からなるウエツブ4とをニード
リングによつて結合し、基布1とポリアミド繊維
とからなる基布層部分5の上にポリアミド繊維の
みの上層フエルト部分6を形成したものであるか
ら、この上層フエルト部分6よりも下の基布層部
分5の方が密な組織になり、この基布層部分5に
よつて過が支配され、そのため汚泥中の固型分
が比較的粗い組織の上層フエルト部分6に蓄積さ
れて目詰りが進行し、またフエルト布の裏面す
なわち基布層部分5の裏面が比較的平滑に形成さ
れていてその凹凸が小さいので、圧搾ローラとし
て表面平滑なプレーンローラを用いたときは、フ
エルト布の裏面が上記圧搾ローラの表面に密着
して液の逃げ場が失なわれ、そのため呼び戻さ
れる水が過剰になつてケーキの含水率が増大する
という不都合が生じた。 この発明は、上記従来のフエルト布を改良す
ることにより、液の呼び戻しによる良好なケー
キ剥離性を具備すると共に、圧力10Kg/cm2以上の
高圧力で汚泥を脱水したときにも目詰りの発生が
少なく、表面平滑な圧搾ローラを用いた際にも
液が円滑に流出し、かつ寸法安定性が良好であ
り、しかも余剰汚泥などのように粘性が高くて難
過性の汚泥にも有効なベルトプレス型脱水機用
フエルト布を提供するものである。 すなわち、この発明は、合成繊維のフイラメン
ト糸からなる基布に熱可塑性合成繊維ウエツブを
重ね、ニードリングして形成されたベルトプレス
型脱水機用フエルト布において、上記の基布が
たて糸またはよこ糸のいずれか一方に合成繊維の
モノフイラメント糸を、他方に合成繊維のモノフ
イラメント糸の撚り糸もしくはマルチフイラメン
ト糸をそれぞれ用いて織成され、上記熱可塑性合
成繊維ウエツブが上記の基布上に順に重ねた太デ
ニールの熱可塑性合成繊維ウエツブおよび細デニ
ールの熱可塑性合成繊維ウエツブの二種類からな
り、細デニールの熱可塑性合成繊維ウエツブから
なる上層フエルト部分が上記の基布を含む基布層
部分よりも密な組織に形成されていることを特徴
とするベルトプレス型脱水機用フエルト布であ
る。 以下にこの発明の実施態様を第2図によつて説
明する。 たて糸11およびよこ糸12によつてよこ二重
織の基布13が織成され、この基布13の上に比
較的太デニールの合成繊維ウエツブ14が重ねら
れてニードリングにより結合され、更にその上に
比較的細デニールの合成繊維ウエツブ15が重ね
られて再度のニードリングにより結合され、これ
らの絡合により下から順に基布層部分16、下層
フエルト部分17および上層フエルト部分18が
形成される。このとき、組織は上層フエルト部分
18をもつとも密に、基布層部分16をもつとも
粗く形成し、繊維間空隙を上層フエルト部分1
8、下層フエルトフエルト部分17、基布層部分
16の順に大きくして汚泥が上層フエルト部分1
8で捕捉され、この上層フエルト部分18を通過
した固型分が下層フエルト部分17および基布層
部分16で捕捉されることのないようにする。し
たがつて、上層フエルト部分18を通過した固型
分は、そのほとんどが下層フエルト部分17や基
布層部分16を液と共に通過し、そのためこれ
らの部分に上記の固型分が蓄積されて目詰りを生
じることがない。そして、上層フエルト部分18
に目詰りが生じたときは、洗浄により固型分を除
去して容易に復元することができる。また、上層
フエルト部分18および下層フエルト部分17の
存在により従来のフエルト布と同様の呼び出し
作用を有しているので、ケーキが容易に剥離され
る。なお、上層フエルト部分18を構成する合成
繊維に親水性の良好なポリアミド繊維を使用する
ことにより、ケーキ剥離性を一層向上することが
できる。 上記の基布13は、たて糸11またはよこ12
のいずれか一方に合成繊維のモノフイラメント糸
を、また他方に合成繊維のモノフイラメント糸の
撚り糸もしくはマルチフイラメント糸をそれぞれ
用いて比較的目の粗い網状体に織成される。特に
よこ糸12に比較的太デニールの合成繊維モノフ
イラメント糸を用い、たて糸11に比較的細いモ
ノフイラメントの撚合せ糸を用いることが好まし
く、これにより基布13の剛性を高くして使用中
の高張力に耐え、良好な寸法安定性を保持すると
共に、上記の基布層部分16の目を比較的粗くし
て液の通過を容易にし、またフエルト布裏面
の凹凸を大きくして圧搾ローラとの密着を防ぎ、
しかも上方の太デニールの合成繊維ウエツブ14
との交絡結合を強固にし、更にニードリングの際
の針の折損を防止することができる。これに対
し、モノフイラメント糸を用いないときは基布1
3の剛性が不足し、寸法安定性に欠け、使用中に
長さ方向に伸びたり幅方向に収縮したりして脱水
条件が変動し、更にフエルト布の裏面が平滑に
なるため圧搾ローラの表面に密着して液が排出
されない等の不都合が生じ、反対にモノフイラメ
ント糸のみを用いたときは、合成繊維ウエツブ1
4との結合力が弱まり、ニードリングの際に針の
折損が多くなる。なお、上記のたて糸11および
よこ糸12にポリエステル繊維のフイラメント糸
を使用することにより、フエルト布の寸法安定
性を一層良好にすることができる。 以上に説明したようにこの発明は、基布のたて
糸またはよこ糸に合成繊維のモノフイラメント糸
を用い、かつ合成繊維ウエツブに太さの異なる2
種類の合成繊維ウエツブを用いて上層フエルト部
分をもつとも密な組織に形成したので、液の呼
び戻し効果によつてケーキの剥離性が良好である
と共に、圧力10Kg/cm2以上の高圧力で脱水したと
きも目詰りの発生が少なく、寸法安定性に優れて
おり、表面平滑な圧搾ローラを使用した際にも
液が円滑に流出する。したがつて、消化洗浄汚泥
や余剰汚泥、生汚泥、腐敗汚泥等の粒子径が小さ
く、濃度2.5%以下、粗繊維分5%以下の高粘性
で難過性の汚泥の脱水に対しても使用すること
ができる。なお、一対の布の一方のみに、また
は双方に使用できることはもちろんである。 次に実験例によつて更に具体的に説明する。 実験例 下記第1表に示される実施例1、比較例1およ
び比較例2の3種類の布を用意した。ただし、
この第1表において、たて糸およびよこ糸の欄の
「モノ」はモノフイラメント糸を、また「マルチ」
はマルチフイラメント糸をそれぞれ示す。また、
モノフイラメント糸の太さは、直径(mm)で示
し、マルチフイラメント糸の太さはデニール
(d)で示した。なお、実施例1には裏面毛焼き
および樹脂キツシング加工を、また比較例1の基
布には樹脂加工をそれぞれ行なつた。
【表】
【表】 上記実施例1、比較例1および比較例2の布
をそれぞれ一対としてベルトプレス型脱水機に取
付け、下記第2表の条件で実験1および実験2を
行なつた。なお、駆動ローラ以外のローラは、す
べて表面平滑なプレーンローラを用いた。
【表】 上記実験1の結果を第3表に、また実験2の結
果を第4表にそれぞれ示す。ただし、通気度の単
位はc.c./min/cm2とする。
【表】
【表】 次に上記の実施例1、比較例1および比較例2
の布について下記第5表の条件で実験3を行な
つた。その結果を第6表に示す。
【表】
【表】
【表】 上記の表から分るように、比較例1の布は、
圧搾ローラがプレーンローラの場合、液の逃げ
場が無くなつて液が十分に排出されないので、
圧力が除かれたときに多量の水分を呼び戻し、脱
水ケーキの含水率が高くなる。これに対して実施
例1は、液の排出が円滑に行なわれるので、適
量の水分が呼び戻され、良好な剥離性を示すと共
に、低含水率のケーキが得られた。このことは、
粗い基布層部分および下層フエルト部分が液排
出路として作用していることを示す。また、脱水
が約10Kg/cm2の圧力で行なわれる場合、比較例2
の布は、液の裏抜けが起こり、使用不可能に
なる。また、比較例1の布は、多量の目詰りを
発生し、特にもつとも密な基布部での目詰りが激
しく、この目詰りは洗浄によつても解消されず、
通気度が極端に低下する。そして、実施例1のフ
エルト布は、上層フエルト部分で若干の目詰り
を発生するが、洗浄によつて容易に復元される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフエルト布の断面図、第2図
はこの発明の実施例の断面図である。 11:たて糸、12:よこ糸、13:基布、1
4:太デニールの熱可塑性合成繊維ウエツブ、1
5:細デニールの熱可塑性合成繊維ウエツブ、1
6:基布層部分、17:下層フエルト部分、1
8:上層フエルト部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成繊維のフイラメント糸からなる基布に熱
    可塑性合成繊維ウエツブを重ね、ニードリングし
    て形成されたベルトプレス型脱水機用フエルト
    布において、上記の基布がたて糸またはよこ糸の
    いずれか一方に合成繊維のモノフイラメント糸
    を、他方に合成繊維のモノフイラメント糸の撚り
    糸もしくはマルチフイラメント糸をそれぞれ用い
    て織成され、上記熱可塑性合成繊維ウエツブが上
    記の基布上に順に重ねた太デニールの熱可塑性合
    成繊維ウエツブおよび細デニールの熱可塑性合成
    繊維ウエツブの二種類からなり、細デニールの熱
    可塑性合成繊維ウエツブからなる上層フエルト部
    分が上記の基布を含む基布層部分よりも密な組織
    に形成されていることを特徴とするベルトプレス
    型脱水機用フエルト布。
JP25097083A 1983-12-28 1983-12-28 ベルトプレス型脱水機用フエルト濾布 Granted JPS60143811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25097083A JPS60143811A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ベルトプレス型脱水機用フエルト濾布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25097083A JPS60143811A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ベルトプレス型脱水機用フエルト濾布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60143811A JPS60143811A (ja) 1985-07-30
JPH0128608B2 true JPH0128608B2 (ja) 1989-06-05

Family

ID=17215729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25097083A Granted JPS60143811A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ベルトプレス型脱水機用フエルト濾布

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60143811A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146595U (ja) * 1984-03-08 1985-09-28 市川毛織株式会社 ベルトプレス脱水機用濾布
JPS62173799A (ja) * 1986-01-28 1987-07-30 富士通株式会社 高密度実装基板の製造方法
DE50115833D1 (de) * 2001-12-08 2011-05-12 Ibs Filtran Kunststoff Metall on
KR100861066B1 (ko) 2007-07-05 2008-09-30 김복용 슬러지 케이크 탈수용 수분흡착 펠트
DE102008005794B4 (de) * 2008-01-23 2022-09-29 Spörl KG Präzisions-Drahtweberei Filtermedium zum Filtern eines Stoffes und Vorrichtung mit einem solchen Filtermedium
CN110104923B (zh) * 2019-04-01 2022-01-04 湖北工业大学 一种快速脱水的渗水通道构建方法与应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60143811A (ja) 1985-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3165839B2 (ja) 多層フェルト布
US5549967A (en) Papermakers' press fabric with increased contact area
JP4243740B2 (ja) 細糸を含むベースファブリックを有するプレスフェルト
US4382987A (en) Papermaker's grooved back felt
US5232768A (en) Wet press fabric to be used in papermaking machine
KR20070104267A (ko) 슬러지 탈수용 여포 벨트 및 그것을 사용한 슬러지 탈수장치
GB2204607A (en) Papermakers fabrics
JPH0860585A (ja) 製紙機のプレス部用プレス布
US5204171A (en) Press felt
JPH0128608B2 (ja)
JPS6213046B2 (ja)
JP3150538B2 (ja) 脱水▲ろ▼布
US7370766B2 (en) Filter cloth and replaceable filter module
CA2034956C (en) Press felt
JPH0975638A (ja) ベルトプレス脱水機用フィルタークロス
JP3540937B2 (ja) プレス脱水装置
JPH0671492A (ja) 含水物の脱水処理装置
JPH07114906B2 (ja) 濾布走行式の固液分離用濾布
JPS625835Y2 (ja)
JPS61162299A (ja) 含水物の脱水処理装置
JPS5870813A (ja) 汚泥脱水用濾布
JP2001314713A (ja) フィルタープレス用濾過布
JPH031048Y2 (ja)
JPS63162012A (ja) 固液分離用濾布の製造方法
JPS6333960B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term