JPH0310576B2 - - Google Patents
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- JPH0310576B2 JPH0310576B2 JP60052174A JP5217485A JPH0310576B2 JP H0310576 B2 JPH0310576 B2 JP H0310576B2 JP 60052174 A JP60052174 A JP 60052174A JP 5217485 A JP5217485 A JP 5217485A JP H0310576 B2 JPH0310576 B2 JP H0310576B2
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- JP
- Japan
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- vanadium
- solution
- precipitate
- liquid
- present
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B34/00—Obtaining refractory metals
- C22B34/20—Obtaining niobium, tantalum or vanadium
- C22B34/22—Obtaining vanadium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G31/00—Compounds of vanadium
- C01G31/02—Oxides
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明はバナジウム含有液からバナジウムを回
収する方法に関し、特に四価および三価の状態で
バナジウムを沈殿させ、五酸化バナジウムを回収
する方法に関する。
収する方法に関し、特に四価および三価の状態で
バナジウムを沈殿させ、五酸化バナジウムを回収
する方法に関する。
(ロ) 従来の技術
石油工業で用いられている種々の商業的なプロ
セスは、種々の金属を低濃度含む他、さらに高濃
度のバナジウムやニツケルを含んだ副産物を作り
出してしまう。この副産物はたとえば、重油の水
素化脱金属処理の副産物であるHDM液、他と同
様にガス化プロセスによるフレキシコーク等であ
る。HDM液はバナジウムをリツターあたり22グ
ラムほど含み、一方フレキシコークは12%ほどの
バナジウムを有している。鉄合金の製作等で触媒
として、あるいは他の製品の製造等、種々の分野
でバナジウムが使用されているので、経済的およ
び効率良い方法で上記副産物から五酸化バナジウ
ムの形態で高純度のバナジウムを回収することが
望ましい。
セスは、種々の金属を低濃度含む他、さらに高濃
度のバナジウムやニツケルを含んだ副産物を作り
出してしまう。この副産物はたとえば、重油の水
素化脱金属処理の副産物であるHDM液、他と同
様にガス化プロセスによるフレキシコーク等であ
る。HDM液はバナジウムをリツターあたり22グ
ラムほど含み、一方フレキシコークは12%ほどの
バナジウムを有している。鉄合金の製作等で触媒
として、あるいは他の製品の製造等、種々の分野
でバナジウムが使用されているので、経済的およ
び効率良い方法で上記副産物から五酸化バナジウ
ムの形態で高純度のバナジウムを回収することが
望ましい。
従来、バナジウム含有液からバナジウムの回収
は、バナジウム陽イオン類がその最も高い酸化レ
ベル、すなわち五価の状態にあるように酸化させ
る必要があつた。バナジウムを溶液中で五価の状
態に酸化させた後、その液をアンモニア(NH3)
あるいは塩化アンモニウム(NH4Cl)のような
沈殿剤で処理して溶液のPHを2に調整し、五酸化
バナジウム(V2O5)およびメタバナジン酸アン
モニウム(NH4VO3)をそれぞれ沈殿させた。
そしてメタバナジン酸アンモニウムは、洗浄、乾
燥し、 焼して五酸化バナジウム生成物を製造すること
ができる。このタイプの典型的な例は、カナダ国
特許783006に記載されている。
は、バナジウム陽イオン類がその最も高い酸化レ
ベル、すなわち五価の状態にあるように酸化させ
る必要があつた。バナジウムを溶液中で五価の状
態に酸化させた後、その液をアンモニア(NH3)
あるいは塩化アンモニウム(NH4Cl)のような
沈殿剤で処理して溶液のPHを2に調整し、五酸化
バナジウム(V2O5)およびメタバナジン酸アン
モニウム(NH4VO3)をそれぞれ沈殿させた。
そしてメタバナジン酸アンモニウムは、洗浄、乾
燥し、 焼して五酸化バナジウム生成物を製造すること
ができる。このタイプの典型的な例は、カナダ国
特許783006に記載されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
上記プロセスはバナジウムの回収には有効であ
るが、いくつかの欠点を有する。すなわち、その
主たる欠点は五酸化バナジウム生成物の純度が87
%V2O5以下であり、またこのプロセスは溶液中
のバナジウムの90%しか沈殿しないという、効率
の悪い傾向がある。
るが、いくつかの欠点を有する。すなわち、その
主たる欠点は五酸化バナジウム生成物の純度が87
%V2O5以下であり、またこのプロセスは溶液中
のバナジウムの90%しか沈殿しないという、効率
の悪い傾向がある。
上述にかんがみて、バナジウム含有液、特に重
油の水素化脱金属処理で生成したHDM液から、
バナジウムを沈殿させ回収する簡素で効率良く、
経済的な方法が強く望まれる。
油の水素化脱金属処理で生成したHDM液から、
バナジウムを沈殿させ回収する簡素で効率良く、
経済的な方法が強く望まれる。
以上により、本発明はバナジウム含有液からバ
ナジウムを沈殿させ回収する方法を提供すること
を主な目的とする。
ナジウムを沈殿させ回収する方法を提供すること
を主な目的とする。
また、本発明は四価および三価の状態のバナジ
ウムを沈殿させる方法を提供することを目的とす
る。
ウムを沈殿させる方法を提供することを目的とす
る。
さらに、本発明はHDMバナジウム含有液から
四価および三価のバナジウムを沈殿させる方法を
提供することを目的とする。
四価および三価のバナジウムを沈殿させる方法を
提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明によれば、上記の目的はバナジウム含有
溶液からバナジウムを沈殿させる方法、特に四価
および三価の状態でバナジウムを沈殿させ、五酸
化バナジウムを回収する方法によつて達成され
る。
溶液からバナジウムを沈殿させる方法、特に四価
および三価の状態でバナジウムを沈殿させ、五酸
化バナジウムを回収する方法によつて達成され
る。
本発明の方法はどのようなバナジウム含有液で
も使用可能であり、特に重油等の水素化脱金属処
理で生成したHDM液の処理に有効であることが
分つた。他の望ましいバナジウム含有液は、本願
と同一出願人による米国特許出願番号589951に記
載された、バナジウム含有物の浸出によつて得ら
れた浸出液等である。本発明によれば、一般に
1.0未満のPHを有するバナジウム含溶液を、ナト
リウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム
(Ca)の水酸化物から成るグループから選択した
沈殿剤で処理し、溶液のPHを約5.5乃至6.5、望ま
しくは約6.0乃至6.2に調整して三価および四価の
バナジウムを沈殿させる。バナジウムの残留微量
分は水酸化カルシウム、酸化カルシウム、あるい
はその混合物の添加によつて結合させる。その溶
液のPHは次に、沈殿剤によつて約8.5乃至9.5、望
ましくは約9.0に調整し溶液中のニツケルを沈殿
させる。沈殿は次に乾燥させ、空気、Na及び/
あるいはKの存在下で加熱し、水溶性の塩の形で
反応生成物を形成する。反応生成物はその後、温
水に溶解し溶液中でバナジウムを五価の状態に
し、PH調整によつて五酸化バナジウムを沈殿させ
回収する。
も使用可能であり、特に重油等の水素化脱金属処
理で生成したHDM液の処理に有効であることが
分つた。他の望ましいバナジウム含有液は、本願
と同一出願人による米国特許出願番号589951に記
載された、バナジウム含有物の浸出によつて得ら
れた浸出液等である。本発明によれば、一般に
1.0未満のPHを有するバナジウム含溶液を、ナト
リウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム
(Ca)の水酸化物から成るグループから選択した
沈殿剤で処理し、溶液のPHを約5.5乃至6.5、望ま
しくは約6.0乃至6.2に調整して三価および四価の
バナジウムを沈殿させる。バナジウムの残留微量
分は水酸化カルシウム、酸化カルシウム、あるい
はその混合物の添加によつて結合させる。その溶
液のPHは次に、沈殿剤によつて約8.5乃至9.5、望
ましくは約9.0に調整し溶液中のニツケルを沈殿
させる。沈殿は次に乾燥させ、空気、Na及び/
あるいはKの存在下で加熱し、水溶性の塩の形で
反応生成物を形成する。反応生成物はその後、温
水に溶解し溶液中でバナジウムを五価の状態に
し、PH調整によつて五酸化バナジウムを沈殿させ
回収する。
本発明の構成によれば、バナジウム含有溶液か
らのバナジウムの回収方法において、バナジウム
を含有溶液を供給する工程と、バナジウムを三価
および四価の状態で沈澱させるように、沈澱剤で
該溶液のPHを約5.5乃至6.5の範囲となるように調
整する工程と、前記溶液から沈澱物を分離し乾燥
させる工程と、空気と塩の存在下で約500℃乃至
1000℃の温度の炉で前記乾燥沈澱物を加熱し、水
溶性塩反応生成物を形成するように前記バナジウ
ム沈澱物をその五価の状態に酸化する工程と、前
記バナジウムが五価の状態で溶液に溶けるように
前記反応生成物を水に溶かす工程と、バナジウム
を沈澱析出させるように、前記溶液を濾過し、瀘
液のPHを約2に調整する工程とによつて構成した
ことを特徴とするバナジウムの含有溶液からのバ
ナジウムの回収方法が提供される。
らのバナジウムの回収方法において、バナジウム
を含有溶液を供給する工程と、バナジウムを三価
および四価の状態で沈澱させるように、沈澱剤で
該溶液のPHを約5.5乃至6.5の範囲となるように調
整する工程と、前記溶液から沈澱物を分離し乾燥
させる工程と、空気と塩の存在下で約500℃乃至
1000℃の温度の炉で前記乾燥沈澱物を加熱し、水
溶性塩反応生成物を形成するように前記バナジウ
ム沈澱物をその五価の状態に酸化する工程と、前
記バナジウムが五価の状態で溶液に溶けるように
前記反応生成物を水に溶かす工程と、バナジウム
を沈澱析出させるように、前記溶液を濾過し、瀘
液のPHを約2に調整する工程とによつて構成した
ことを特徴とするバナジウムの含有溶液からのバ
ナジウムの回収方法が提供される。
(ホ) 作用
次に、図面に基づき本発明の方法および作用を
詳細に説明する。第1図は本発明の方法を概略説
明する図である。すなわち、本発明の方法は次の
三工程から成る。
詳細に説明する。第1図は本発明の方法を概略説
明する図である。すなわち、本発明の方法は次の
三工程から成る。
バナジウム含有液生成工程A、沈殿工程B、精
製工程Cである。工程Aは上述のとおり、沈殿さ
せるバナジウム含有液20をいくつかの供給源の
一つから導入するものである。本発明のプロセス
に特に適した供給源は、重油の水素化脱金属処理
10の副産物であるHDM液12である。他の供
給源は、バナジウム含有物質14の浸出から得る
浸出液16である。
製工程Cである。工程Aは上述のとおり、沈殿さ
せるバナジウム含有液20をいくつかの供給源の
一つから導入するものである。本発明のプロセス
に特に適した供給源は、重油の水素化脱金属処理
10の副産物であるHDM液12である。他の供
給源は、バナジウム含有物質14の浸出から得る
浸出液16である。
バナジウム含有液20は通常1.0未満のPHと、
液の供給源により溶液1あたり数ppm乃至数g
のバナジウム濃度を有する。バナジウム含有液は
経路24を経て沈殿槽26に送られ、本発明によ
ればそこでバナジウムおよびニツケルを単一工程
で沈殿させる。沈殿層26では、バナジウム含有
浸出液を、経路28から供給されたナトリウム
(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)等の
水酸化物等の沈殿剤に接触させる。本発明の望ま
しい実施例では、カルシウムは溶液を汚染する傾
向があり、さらに重要に点として後述する炉42
で反応生成物を形成するのにナトリウムおよび/
あるいはカリウムの存在が必要となるので、水酸
化ナトリウムおよび水酸化カリウムが望ましい。
液の供給源により溶液1あたり数ppm乃至数g
のバナジウム濃度を有する。バナジウム含有液は
経路24を経て沈殿槽26に送られ、本発明によ
ればそこでバナジウムおよびニツケルを単一工程
で沈殿させる。沈殿層26では、バナジウム含有
浸出液を、経路28から供給されたナトリウム
(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)等の
水酸化物等の沈殿剤に接触させる。本発明の望ま
しい実施例では、カルシウムは溶液を汚染する傾
向があり、さらに重要に点として後述する炉42
で反応生成物を形成するのにナトリウムおよび/
あるいはカリウムの存在が必要となるので、水酸
化ナトリウムおよび水酸化カリウムが望ましい。
この工程の例では酸/塩基反応は通常発熱反応
なので、溶解度を低下させて溶液中に含まれる元
素の沈殿を向上させるため、反応槽の温度を室
温、あるいは理想的には20℃に維持するのが良
い。沈殿槽内のバナジウム含有液のPHは約5.5乃
至6.5、望ましくは6.0乃至6.2の範囲に調整する。
水酸化ナトリウムあるいは他の沈殿剤によるPHの
調整によつて、バナジウムは三価および四価の状
態で沈殿する。PHを調整後、溶液中に残つている
バナジウムの微量分は、経路30を経て水酸化カ
ルシウム、酸化カルシウム、あるいはその混合物
を加えることによつて固められる。沈殿槽26の
溶液のPHは、溶液中のニツケルを沈殿させるよう
にPH約8.5乃至9.5、望ましくは約9となるまで経
路28を介して加えられる水酸化ナトリウムで調
整する。沈殿の後、溶液は経路32を介して沈殿
槽26からセパレーター34へ導かれ、そこでは
溶液を過し、液は塩酸、硫酸および/あるい
は硝酸、特に塩酸が望ましい酸溶液で中和する。
研究室で行われた試験は、このプロセスが溶液中
のバナジウムおよびニツケルの大部分を沈殿さ
せ、初めの濃度に関係なく最終液中のバナジウ
ムとニツケルの濃度はバナジウム6ppm未満、ニ
ツケル1ppm未満であることを示している。
なので、溶解度を低下させて溶液中に含まれる元
素の沈殿を向上させるため、反応槽の温度を室
温、あるいは理想的には20℃に維持するのが良
い。沈殿槽内のバナジウム含有液のPHは約5.5乃
至6.5、望ましくは6.0乃至6.2の範囲に調整する。
水酸化ナトリウムあるいは他の沈殿剤によるPHの
調整によつて、バナジウムは三価および四価の状
態で沈殿する。PHを調整後、溶液中に残つている
バナジウムの微量分は、経路30を経て水酸化カ
ルシウム、酸化カルシウム、あるいはその混合物
を加えることによつて固められる。沈殿槽26の
溶液のPHは、溶液中のニツケルを沈殿させるよう
にPH約8.5乃至9.5、望ましくは約9となるまで経
路28を介して加えられる水酸化ナトリウムで調
整する。沈殿の後、溶液は経路32を介して沈殿
槽26からセパレーター34へ導かれ、そこでは
溶液を過し、液は塩酸、硫酸および/あるい
は硝酸、特に塩酸が望ましい酸溶液で中和する。
研究室で行われた試験は、このプロセスが溶液中
のバナジウムおよびニツケルの大部分を沈殿さ
せ、初めの濃度に関係なく最終液中のバナジウ
ムとニツケルの濃度はバナジウム6ppm未満、ニ
ツケル1ppm未満であることを示している。
図示してないが、操作条件内の逆転不可能な変
化のためバナジウムの濃度が6ppm以上なら、液
中の過剰なバナジウムを結合させるため、(バナ
ジウム濃度に比例して)多めにCa(OH)2をセパ
レーター34からの液に加えることが知られて
いる。沈殿は次に経路36を経て乾燥器38に運
ばれ、そこから経路40を介して炉42に送られ
る。
化のためバナジウムの濃度が6ppm以上なら、液
中の過剰なバナジウムを結合させるため、(バナ
ジウム濃度に比例して)多めにCa(OH)2をセパ
レーター34からの液に加えることが知られて
いる。沈殿は次に経路36を経て乾燥器38に運
ばれ、そこから経路40を介して炉42に送られ
る。
炉42の温度は、約500℃乃至1000℃、望まし
くは750℃乃至1000℃、理想としては約950℃に維
持される。炉は溶融アルミナ耐火物で裏うちされ
ている。炉の大きさや供給材料の炭素含有に応じ
た比率で、経路44から空気を送り込み沈殿に存
在するバナジウムが反応生成物を形成し、水溶性
塩となる。沈殿剤としてナトリウムおよびカリウ
ムの水酸化物を用いているので、反応生成物を形
成するに充分なNaあるいはKが沈殿中に存在す
る。必要量のNa又はKが存在しない、あるいは
沈殿剤として用いなかつた時は、NaおよびK塩
を空気と伴に炉に加える。炉42に経路40を介
して送り込んだ沈殿に加え、必要により経路46
を介してNa、K塩と伴に炉にフレキシコークあ
るいはフライアツシユを加えることができる。
くは750℃乃至1000℃、理想としては約950℃に維
持される。炉は溶融アルミナ耐火物で裏うちされ
ている。炉の大きさや供給材料の炭素含有に応じ
た比率で、経路44から空気を送り込み沈殿に存
在するバナジウムが反応生成物を形成し、水溶性
塩となる。沈殿剤としてナトリウムおよびカリウ
ムの水酸化物を用いているので、反応生成物を形
成するに充分なNaあるいはKが沈殿中に存在す
る。必要量のNa又はKが存在しない、あるいは
沈殿剤として用いなかつた時は、NaおよびK塩
を空気と伴に炉に加える。炉42に経路40を介
して送り込んだ沈殿に加え、必要により経路46
を介してNa、K塩と伴に炉にフレキシコークあ
るいはフライアツシユを加えることができる。
炉42からの生成物は次に急冷し、そのスラグ
を粉砕し約70℃乃至100℃の温度の温水に溶解す
る。スラグの溶解後、バナジウムは溶液中で五価
の状態となり、残りの金属は固体となる。溶液を
経路48を介してセパレーター50に送り、そこ
では溶液を過し、固体は必要によりさらに精製
を行うため経路52を経て除去する。次に液体は
経路54を介して沈殿槽56に導き、そこで経路
58を介して塩酸、硫酸あるいは硝酸等の酸、特
に望ましくは塩酸を供給することによつて単純に
PHの調整を行い、純粋な五酸化バナジウムの形で
沈殿させる。
を粉砕し約70℃乃至100℃の温度の温水に溶解す
る。スラグの溶解後、バナジウムは溶液中で五価
の状態となり、残りの金属は固体となる。溶液を
経路48を介してセパレーター50に送り、そこ
では溶液を過し、固体は必要によりさらに精製
を行うため経路52を経て除去する。次に液体は
経路54を介して沈殿槽56に導き、そこで経路
58を介して塩酸、硫酸あるいは硝酸等の酸、特
に望ましくは塩酸を供給することによつて単純に
PHの調整を行い、純粋な五酸化バナジウムの形で
沈殿させる。
その溶液はセパレーター60に供給し、そこで
過して固体は経路62を介して乾燥器64に送
られ、少量のバナジウムがまだ含まれる液は別
の処理用に経路66を介して除去することができ
る。さらにバナジウム含有溶液は経路68を介し
て再処理のため沈殿槽26にもどすことができ
る。
過して固体は経路62を介して乾燥器64に送
られ、少量のバナジウムがまだ含まれる液は別
の処理用に経路66を介して除去することができ
る。さらにバナジウム含有溶液は経路68を介し
て再処理のため沈殿槽26にもどすことができ
る。
(ヘ) 実施例
次に本発明の詳細を実施例により示すが、本発
明はこれに限定されるものではなく、特に助触媒
や沈殿剤の量、温度等は用いられる原材料等によ
つて多少の変更が可能である。
明はこれに限定されるものではなく、特に助触媒
や沈殿剤の量、温度等は用いられる原材料等によ
つて多少の変更が可能である。
例 1
バナジウム濃度約22g/、ニツケル濃度約2
g/のHDMバナジウム含有液500mlを沈殿槽
に運び入れ、そこでは水酸化ナトリウム
(NaOH)の40重量%溶液を加えてバナジウム含
有液のPHを調整し、三価および四価のバナジウム
が沈殿するようにした。溶液の温度は室温に保つ
た。一度溶液のPHを調整してバナジウムを沈殿さ
せ、溶液中の残りのバナジウム微量分を水酸化カ
ルシウムCa(OH)232gを加え、溶液のPHおよび
電位が安定するまで撹拌することによつて固化さ
せた。その溶液のPHは、溶液中のニツケルが沈殿
するように水酸化ナトリウム(NaOH)の40重
量%溶液を加えて、9.2まで増加させた。そして
溶液を沈殿槽から取り出し過し、液を塩酸で
中和した。液中の最終バナジウム濃度は6ppm
であり、ニツケル濃度は1ppm未満であつた。
g/のHDMバナジウム含有液500mlを沈殿槽
に運び入れ、そこでは水酸化ナトリウム
(NaOH)の40重量%溶液を加えてバナジウム含
有液のPHを調整し、三価および四価のバナジウム
が沈殿するようにした。溶液の温度は室温に保つ
た。一度溶液のPHを調整してバナジウムを沈殿さ
せ、溶液中の残りのバナジウム微量分を水酸化カ
ルシウムCa(OH)232gを加え、溶液のPHおよび
電位が安定するまで撹拌することによつて固化さ
せた。その溶液のPHは、溶液中のニツケルが沈殿
するように水酸化ナトリウム(NaOH)の40重
量%溶液を加えて、9.2まで増加させた。そして
溶液を沈殿槽から取り出し過し、液を塩酸で
中和した。液中の最終バナジウム濃度は6ppm
であり、ニツケル濃度は1ppm未満であつた。
得られた沈殿は乾燥させ、空気の存在下で950
℃の温度の炉に4時間入れた。そして得られた反
応生成物を急冷し、粉砕して90℃の温度の温水中
に入れ、そこでバナジウムは五価の状態で溶液中
に溶け出した。その溶液を過し、液のPHを塩
酸溶液を加えてPH2へと調整し、生成バナジウム
の90%が赤い濁りとして沈殿して、次にそれを乾
燥させてバナジウム最終生成物を製造した。
℃の温度の炉に4時間入れた。そして得られた反
応生成物を急冷し、粉砕して90℃の温度の温水中
に入れ、そこでバナジウムは五価の状態で溶液中
に溶け出した。その溶液を過し、液のPHを塩
酸溶液を加えてPH2へと調整し、生成バナジウム
の90%が赤い濁りとして沈殿して、次にそれを乾
燥させてバナジウム最終生成物を製造した。
例 2
バナジウム濃度約22g/、ニツケル濃度2
g/のバナジウム含有酸溶液1.5を室温の沈
殿槽に入れた。溶液を撹拌し、水酸化ナトリウム
の50重量%を360ml加えてPHを6.0に調整し、バナ
ジウムを沈殿させてから、Ca(OH)2の10重量%
溶液100mlを加えて溶液のPHを8.5に調整した。次
に、Ca(OH)2の50重量%溶液100mlを加え溶液の
PHを9.5に増加させて、ニツケルを沈殿させた。
溶液はその後、沈殿槽から取り出し過して液
を塩酸で中和した。液中のバナジウムの最終濃
度は4ppm未満で、ニツケル濃度は1ppm未満であ
つた。
g/のバナジウム含有酸溶液1.5を室温の沈
殿槽に入れた。溶液を撹拌し、水酸化ナトリウム
の50重量%を360ml加えてPHを6.0に調整し、バナ
ジウムを沈殿させてから、Ca(OH)2の10重量%
溶液100mlを加えて溶液のPHを8.5に調整した。次
に、Ca(OH)2の50重量%溶液100mlを加え溶液の
PHを9.5に増加させて、ニツケルを沈殿させた。
溶液はその後、沈殿槽から取り出し過して液
を塩酸で中和した。液中のバナジウムの最終濃
度は4ppm未満で、ニツケル濃度は1ppm未満であ
つた。
(ト) 発明の効果
以上述べたように、本発明の方法を用いること
によつて、純度98%V2O5以上の五酸化バナジウ
ムが回収可能であり、また溶液中のバナジウム類
の99%が本発明の方法によつて沈殿する。
によつて、純度98%V2O5以上の五酸化バナジウ
ムが回収可能であり、また溶液中のバナジウム類
の99%が本発明の方法によつて沈殿する。
添付第1図は、本発明の方法を概略示したプロ
セス図である。 A……バナジウム含有液生成工程、B……沈殿
工程、C……精製工程、20……バナジウム含有
液、26……沈殿槽、34……セパレーター、3
8……乾燥器、42……炉、50……セパレータ
ー、56……沈殿槽、60……セパレーター、6
4……乾燥器。
セス図である。 A……バナジウム含有液生成工程、B……沈殿
工程、C……精製工程、20……バナジウム含有
液、26……沈殿槽、34……セパレーター、3
8……乾燥器、42……炉、50……セパレータ
ー、56……沈殿槽、60……セパレーター、6
4……乾燥器。
Claims (1)
- 1 バナジウム含有溶液からのバナジウムの回収
方法において、バナジウム含有溶液を供給する工
程と、バナジウムを三価および四価の状態で沈澱
させるように、沈澱剤で該溶液のPHを約5.5乃至
6.5の範囲となるように調整する工程と、前記溶
液から沈澱物を分離し乾燥させる工程と、空気と
塩の存在下で約500℃乃至1000℃の温度の炉で前
記乾燥沈澱物を加熱し、水溶性塩反応生成物を形
成するように前記バナジウム沈澱物をその五価の
状態に酸化する工程と、前記バナジウムが五価の
状態で溶液に溶けるように前記反応生成物を水に
溶かす工程と、バナジウムを沈澱析出させるよう
に、前記溶液を濾過し、瀘液のPHを約2に調整す
る工程とにとよつて構成したことを特徴とするバ
ナジウムの含有溶液からのバナジウムの回収方
法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/589,949 US4548792A (en) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | Method for precipitating vanadium from vanadium bearing liquors and recovering vanadium pentoxide |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61215219A JPS61215219A (ja) | 1986-09-25 |
| JPH0310576B2 true JPH0310576B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60052174A Granted JPS61215219A (ja) | 1984-03-15 | 1985-03-15 | バナジウム含有溶液からのバナジウムの回収方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4548792A (ja) |
| JP (1) | JPS61215219A (ja) |
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| CA (1) | CA1231840A (ja) |
| DE (1) | DE3509372A1 (ja) |
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-
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-
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