JPH03106957A - 塗料用ふっ素樹脂組成物 - Google Patents

塗料用ふっ素樹脂組成物

Info

Publication number
JPH03106957A
JPH03106957A JP24347689A JP24347689A JPH03106957A JP H03106957 A JPH03106957 A JP H03106957A JP 24347689 A JP24347689 A JP 24347689A JP 24347689 A JP24347689 A JP 24347689A JP H03106957 A JPH03106957 A JP H03106957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl
copolymer
vinylidene fluoride
fluorine
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24347689A
Other languages
English (en)
Inventor
Chika Tagaito
田垣内 親
Masataka Ooka
正隆 大岡
Hiroo Tanaka
田中 博夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP24347689A priority Critical patent/JPH03106957A/ja
Publication of JPH03106957A publication Critical patent/JPH03106957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は新規にして有用なる塗料用ふっ素樹脂組成物に
関する.さらに詳細には、本発明は特定の二群のふっ素
樹脂と、両群の樹脂を溶解しうる有機溶剤とから構成さ
れる樹脂組戒物であって、とりわけ、折り曲げ加工が可
能なる金属板などへの塗装に有効に利用しうる、極めて
すぐれた耐候性を有し、加えて、光沢、加工性ならびに
耐汚染性にもすぐれた塗料用ふっ素樹脂組成物に関する
.〔従来の技術〕 一般に、鋼材などを成形したり、組み立てたりする、い
わゆる加工に先立って、予め塗装を済ませた塗装金属材
料は、とかく、金属素材を加工したのちに塗装していく
という方法に比較して、経済性、省力化または脱公害な
どの面で有利である処から、屋根材、外壁材あるいはダ
クトシャッターなどの各種建材用を中心に、広く利用さ
れている. ところで近年は、この種の塗装金属素材に対し、長期に
亘る耐候性への要求が高まってきている。
こうした要求に対して、これまでにも、ポリふつ化ビニ
リデンをバインダーとする塗料が用いられてきてはいる
けれども、ボリふつ化ビニリデン単独では、フィルムの
透明性にも、鉄などの素材に対する密着性にも、塗装作
業性にも劣る処から、或る種の特定のアクリル樹脂が、
このボリふっ化ビニリデンと併用されてきた。
しかしながら、これらの混合物から得られるフィルムは
、アクリル樹脂により、ボリふつ化ビニリデンに特有の
、すぐれた耐候性が損われる結果、上述した如き高度の
耐候性の要求を満たし得なく、かかる要求には応じ切れ
ないものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、本発明者らは上述した如き従来技術における
問題点を解決すること、併せて、前述した如き、長期に
亘る耐候性の確保という要求を満足させ、ひいては、フ
ィルムの透明性にも、金属素材に対する密着性にも、塗
装作業性にも、悉く、すぐれる、極めて有用なる塗料用
ふっ素樹脂組底物を提供するべく、鋭意、研究に着手し
た。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、一にか
かって、少なくとも、長期の耐候性、機械的物性、密着
性ならびに耐汚染性などにすぐれる、きわめて有用なる
塗料用ふっ素樹脂組戒物を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは上述した如き、発明が解決しよう
とする課題に照準を合わせて鋭意検討を重ねた結果、ア
クリル樹脂に替るべきものとして、含ふっ素ビニル単量
体類とビニル化合物との共重合体を用いればよいこと、
加えて、これらのそれぞれ、ふつ化ビニリデンの単独重
合体または共重合体と、含ふっ素ビニル単量体類とビニ
ル化合物との共重合体との両重合体を溶解しうる有機溶
剤をも必須の成分として含んで戒る樹脂組戒物を用いる
ことにより、フィルムの透明性にも、加工性にも、塗装
作業性にもすぐれるし、しかも、耐候性、機械的物性、
光沢、密着性ならびに耐汚染性などの所望の塗膜性能の
上でもすぐれる塗膜が得られることを見い出すに及んで
、本発明を完戒するに到った。
すなわち、本発明は必須の成分として、ふつ化ビニリデ
ンを少なくとも80重量%含む該ふっ化ビニリデンの単
独重合体または共重合体(A)と、該ふっ化ビニリデン
を含んでいてもいなくてもよい、含ふっ素ビニル単量体
類と、該含ふっ素ビニル単量体類と共重合可能なビニル
化合物、つまり、ふっ素不含のビニル単量体類との共重
合体(B)と、さらに、これらの(A)および(B)な
る両重合体を溶解させうる有機溶剤(C)とを含んで戊
る、前掲した如き諸々の特性を有する極めて有用なる塗
料用ふっ素樹脂組成物を提供しようとするものであり、
とりわけ、上記ふつ化ビニリデンの単独重合体または共
重合体(A)が、常温では、いかなる有機溶剤にも完溶
することがなく、常に有機溶剤に分散された状態である
、ふつ化ビニリデンを80重量%含む、ふつ化ビニリデ
ンの単独共重合体または共重合体(A)と、該ふっ化ビ
ニリデンを含んでいてもいなくてもよい、含ふっ化ビニ
ル単量体類の15〜70重量%と、該含ふっ素ビニル単
量体類と共重合可能な他のビニル単量体類の85〜30
重量%とを共重合させて得られる、含ふっ素ビニル単量
体類の共重合体(B)と、上記ふつ化ビニリデンの(共
)重合体(A)を、80℃未満の温度では溶解しないが
、80゜C以上の温度で溶解する一方、上記含ふっ素ビ
ニル単量体類の共重合体(B)を20℃の温度で溶解し
うるような有機溶剤(C)とを、成分(A)と成分(B
)との固形分重量比: (A)/ (B)が95/5〜
2 0/8 0となる割合で、しかも、成分(C)を、
成分(A)と成分(B)との固形分総量100重量部に
対して30重量部以上となる割合で含んで威る、塗料用
ふっ素樹脂組成物を提供しようとするものである。
ここにおいて、本発明の塗料用ふっ素樹脂組底物を構或
する第一の必須成分たる上記(共)重合体(A)とは、
ふつ化ビニリデンを少なくとも80重量%含むふつ化ビ
ニリデンの単独重合体または共重合体を指称するもので
ある。
かかる(共)重合体(A)としては、勿論、ポリふつ化
ビニリデンも、その一つであるが、ふっ化ビニリデンと
共重合可能な他の単量体類、たとえば、ふつ化ビニル、
テトラフルオ口エチレン、クロロトリフルオロエチレン
、プロモトリフルオロエチレン、ペンタフルオロプロピ
レンまたは、ヘキサフルオロエチレンプロピレンの如き
各種のふっ素含有α−オレフィン類との共重合体が代表
的なものである。
市販品として代表的なものを挙げれば、「カイナー(κ
ynar) 5 0 0 J  (アメリカ国ペン・ウ
ォルト社製品)または「フォラフロンCPORAPLO
N)〔昭和電工■製品〕などである. 次に、本発明の塗料用ふっ素樹脂組成物を構或する第二
の必須成分である前記共重合体(B)とは、ふつ化ビニ
リデンを含んでいても含んでいなくてもよい含ふっ素ビ
ニル単量体類と、ふっ素不含のビニル単量体類との共重
合体を指称し、とりわけ、ふつ化ビニリデンを含んでい
てもいなくてもよい含ふっ素ビニル単量体類の15〜7
0重量%と、該含ふっ素ビニル単量体類と共重合可能な
ふっ素不含のビニル単量体類の85〜30重量%とを共
重合させて得られる、含ふっ素ビニル単量体頻の共重合
体を指称するものである。
そのうち、かかる含ふっ素ビニル単量体類としては、ふ
つ化ビニリデンを含んでいても含んでいなくてもよい、
前掲した如き各種のふっ素含有α一オレフィン類をはじ
め、さらに、トリフルオロメチルビニルエーテル、トリ
フルオロエチルビニルエーテル、ペンタフルオロエチル
ビニルエーテルもしくは、ヘキサフルオロプロビルビニ
ルエーテルの如き各種のバーフルオロアルキル・パーフ
ルオロビニルエーテル類などの、主鎖にふっ素原子を有
する化合物などが代表的なものであるが、就中、ふっ化
ビニル、テトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロ
エチレン、ヘキサフルオロプロピレン、またはアルオキ
ル基の炭素数が1〜18なるバーフルオロアルキル・ト
リフルオロビニルエーテル類などの使用が特に望ましい
これらの上掲の含ふっ素ビニル単量体類は単独使用でも
、2種以上の併用でもよいことは勿論である。
他方、これら上掲の含ふっ素ビニル単量体類と共重合可
能な他のビニル単量体類として代表的なものには、メチ
ルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n−プロビ
ルビニルエーテル、イソブロビルビニルエーテル、n−
プチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、t
ert−プチルビニルエーテル、n−ペンチルビニルエ
ーテル、n一ヘキシルビニルエーテル、n−オクチルビ
ニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、ク
ロロメチルビニルエーテル、クロロエチルビニルエーテ
ル、ペンジルビニルエーテルもしくはフェニルエチルビ
ニルエーテルの如きアルキルビニルエーテルないしは置
換アルキルビニルエーテル類:シクロベンチルビニルエ
ーテル、シクロヘキシルビニルエーテルもし《はメチル
シク口ヘキシルビニルエーテルの如きシクロアルキルビ
ニルエーテル類;ビニル−2.2−ジメチルプロパノエ
ート、ビニル−2.2−ジメチルブタノエート、ビニル
−2,2−ジメチルペンタノエート、ビニル−2.2−
ジメチルヘキサノエート、ジニルー2−エチル−2−メ
チルブタノエート、ビニル−2−エチル−2−メチルベ
ンタノエート、ビニル−3−クロロ−2.2−ジメチル
ブロパノエート、酢酸ヒニル、ブロピオン酸ビニル、n
一酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、カ
プリル酸ビニル、カブリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル
、C,の分岐脂肪族カルボン酸ビニル、C1。の分岐脂
肪族カルボン酸ビニル、C.の分岐脂肪族カルボン酸ビ
ニルもしくはステアリン酸ビニルの如きカルボン酸ビニ
ル;シクロヘキサンカルボン酸ビニル、メチルシクロヘ
キサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニルもしくはp 
−tert−ブチル安息香酸ビニルの如き、環状構造を
有するカルボン酸のビニルエステル類;エチレン、プロ
ピレンもしくはブテンー1の如きα−オレフィン類;塩
化ビニルもしくは塩化ビニリデンの如き、上掲の如きふ
っ素含有α−オレフィン類を除く各種ハロゲン化オレフ
ィン類;スチレン、α−メチルスチレンもしくはビニル
トルエンの如き芳香族ビニル化合物;メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プチルアクリレートもしくは
シクロヘキシルアクリレートの如きアクリル酸エステル
類;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
チルメタクリレ一ト、シクロヘキシルメタクリレートも
しくはペンジルメタクリレートの如きメタクリル酸エス
テル類;2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒ
ドロキシプロビルビニルエーテル、2−ヒドロキシブロ
ビルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエー
テル、3−ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−ヒド
ロキシ−2−メチルブロピルビニルエーテル、5−ヒド
ロキシベンチルビニルエーテルもしくは6−ヒドロキシ
ヘキシルビニルエーテルの如き水酸基を有するビニルエ
ーテル類:ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルトリブロボキシシラン、ビニルメチ
ルジエトキシシラン、ビニルトリス(βメトキシエトキ
シ)シラン、アリルトリメトキシシラン、トリメトキシ
シリルエチルビニルエーテル、トリエトキシシリルエチ
ルビニルエーテル、メチルジメトキシシリルエチルビニ
ルエーテル、トリメトキシシリルブロピルビニルエーテ
ル、トリエトキシシリルブ口ピルビニルエーテル、メチ
ルジエトキシシリルブロビルビニルエーテル、T一(メ
タ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、
γ一(メタ)アクリロイルオキシプロビルトリエトキシ
シランもしくはr−(メタ)アクリロイルオキシプロビ
ルメチルジメトキシシランの如き加水分解性シリル基を
含有する単量体;N−ジメチルアξノエチル(メタ)ア
クリルアミド、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リルアミド、N−ジメチルアミノプロビル(メタ)アク
リルアミドもしくはN−ジエチルアミノプロピル(メタ
)アクリルアよドき如きアミノ基含有アξド系不飽和単
量体;ジメチルアξノエチル(メタ)アクリレートもし
くはジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートの如き
ジアルキルアξノアルキル(メタ)アクリレー} W4
 : tert−プチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、tert−プチルアミノブ口ビル(メタ)アクリ
レート、アジリジニルエチル(メタ)アクリレート、ビ
ロリジニルエチル(メタ)アクリレートもしくはビベリ
ジニルエチル (メタ)アクリレートの如きアミノ基含
有単量体:または(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イ
タコン酸、マレイン酸もしくはフマル酸の如きカルボキ
シル基含有単量体などがある。
これらの上掲の如き各種の共重合性単量体のうち、当該
共重合体(B)成分の重合収率を高めるという観点や、
当該共重合体(B)成分の有機溶剤に対する熔解性を高
めるという観点などからは、アルキルビニルエーテル類
、シクロアルキルビニルエーテル類およびカルボン酸ビ
ニルエステル類の使用が望ましい. 以上に掲げられた、それぞれ、含ふっ素ビニル単量体類
と該含ふっ素ビニル単量体と共重合可能な他の、ふっ素
不含のビニル単量体類とから、当該共重合体(B)を調
製するには、含ふっ素ビニルtn量体類が15〜70重
量%、好ましくは、20〜60重量%なる範囲内に入る
ように管理されるべきである。
15重量%未満である場合には、どうしても、得られる
塗膜の耐候性が低下するようになるし、一方、70重量
%を超える場合には、どうしても、当該共重合体(B)
を、前述したふつ化ビニリデンを80重量%以上含む、
ふつ化ビニリデンの単独重合体または共重合体(A)と
混合して本発明の塗料用ふっ素樹脂組成物を調製するさ
いに、得られるこの樹脂組t?.物の有機溶剤に対する
溶解性が低下するようになるので、いずれの場合にも、
好ましくない。
とりわけ、当該共重合体(B)として望ましいものは、
含ふっ素ビニル単量体類の15〜70重量%と、アルキ
ルビニルエーテル、シクロアルキルビニルエーテルおよ
びカルボン酸ビニルエステルよりなる群から選ばれる少
なくとも1種の、該含ふっ素ビニル単量体類と共重合可
能な他のビニル単量体類の85〜30重量%とを共重合
させて得られるものである。
勿論ながら、ふつ化ビニリデンをも用いて当該共重合体
(B)を調製する場合には、このふつ化ビニリデンは、
含ふっ素ビニル単量体類の使用量である、上述した15
〜70重量%なる範囲内で、適宜、選択し決定される. 当該共重合体(B)はそれ自体、20℃の温度で、有機
溶剤に可溶なものであるのが望ましい.当該共重合体(
B)を調製するは、ラジカル重合開始剤の存在下で、前
掲れた如き各種単量体類を、塊状重合、溶液(加圧)重
合、懸濁重合または乳化重合などの公知慣用の重合方法
により共重合せしめればよいが、溶液ラジカル重合法に
よるのが最も簡便である。
そのさいに用いられる上記ラジカル重合開始剤としては
、アセ、チルバーオキサイド、ペンゾイルバーオキサイ
ド、ラウロイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド、シクロヘキサノンバーオキサイド、te
r t−プチルハイドロバーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイド、ジ−tert−プチルバーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド、ter t−プチルパー
オキシベンゾエート、Lert−プチルパーオキシオク
トエート、ter t−ブチルバーオキシアセテートも
しくはtert−プチルパーオキシビパレートの如きパ
ーオキサイド類;またはアゾビスイソブチロニトリルも
しくはアゾビスイソバレロニトリルの如きアゾ系化合物
などが代表的なものである. また、かかる重合時に用いられる溶剤としては、後述す
る如き、本発明における第三の必須成分である有機溶剤
(C)の少なくとも1種を含むものであるが、さらに、
トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−ヘキサンも
しくはn−オクタンの如き炭化水素系;酢酸エチルもし
くは酢酸n−ブチルの如きエステル系;ジメチルホルム
ア【ド、ジメチルアセトアくドもしくはN−メチルピロ
リドンの如きアミド系;またはメタノール、エタノール
、n−プロパノール、イソプロパノール、n−プタノー
ル、イソブタノール、sec−ブタノール、ter t
−ブタノールもしくはエチレングリコールモノアルキル
エーテルの如きアルコール系などの、該有機溶剤(C)
以外の溶剤の少なくとも1種をも含んでいてもよい。
かくして得られる当該共重合体(B)としては、その重
量平均分子量が20. 000〜300,000なる範
囲内に入るように管理されることが望ましい。
20,000未満である場合には、どうしても、塗膜の
耐候性などが低下するようになるし、一方、300.0
00を超える場合には、どうしても、塗装作業性などが
低下するようになるので、いずれの場合も好ましくない
さらに、本発明の塗料用ふっ素樹脂組底物を構成する第
三の必須成分である前記有機溶剤(C)とは、前述した
ふつ化ビニリデンの(共)重合体(A)を、80℃未満
の温度では溶解しないが、80゜C以上の温度では溶解
し得、一方、前述した含ふっ素ビニル単量体の共重合体
(B)を、20℃の温度で溶解し得るようなものを指称
する。
当該有機溶剤(C)の具体例としては、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、エチルアミ
ルケトン、ジアセトンアルコール、イソホロン、メシチ
ルオキシドもしくは4−メトキシ−4−メチルペンタノ
ン−2の如きケトン類:ジメチルサクシネート、ジメチ
ルアジペート、ジメチルセバケート、ジメチルフタレー
ト、2ーメトキシエチルアセテート、2−プトキシエチ
ルアセテートもしくはジメトキシエチルフタレートの如
き、脂肪族ないしは芳香族の、アルキルないしはアルコ
キシエステル類;ジエチレングリコールモノエチルエー
テルアセテートもしくはジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルアセテートの如きグリコールエーテルないし
はエステル類;ジオキサンもしくはテトラヒドロフラン
の如き環状エーテル頻;アチレンカーボネートもしくは
ブロビレンカーボネートの如きカーボネート類;ブチロ
ラクトンの如きラクトン頻;またはl一二トロプロパン
、2−ニトロプロパンもしくはニトロメタンの如きニト
ロアルカン類などが挙げられる。
とりわけ、好ましい結果をもたらす当該溶剤(C)群と
しては、ジメチルサクシネートもしくはジメチルフタレ
ートで代表される二塩基酸アルキルエステル類などのエ
ステル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テートもしくはジエチレングリコールモノブチルエーテ
ルアセテートの如きグリコールエーテル類;またはアセ
トン、イソホロンもしくはジアセトンアルコールの如き
ケトン類などを含む有機溶剤などである.ところで、単
一溶剤による場合には、どうしても、塗装作業性がよく
、しかも、美粧性のある、塗料そして塗膜を得ることが
困難となり易く、したがって、実用的には、上掲した好
結果をもたらす溶剤(C)という各種の有機溶剤類のう
ちの少なくとも2種の溶剤を、適宜、組み合わせて用い
ることが必要であり、それらのうちの少なくとも1種を
、前掲された如き有機溶剤(C)が占めるように、選定
することが必要である。
上掲した好結果をもたらす溶剤(C)群のうちの1種ま
たは2種以上の、好ましくは、2種以上のものが、前述
の共重合体(B)の調製時における、重合用溶剤として
用いられるのが望ましいが、塗料化のさいにも、使用さ
れることは、一向に差し支えない。
塗料化に当たって、前掲の有機溶剤(C)に加えて、必
要により、これまた、該有機溶剤(C)以外の溶剤とし
て既に例挙してあるような、トルエン、キシレン、酢酸
エチルまたは酢酸一n−ブチルなどの有機溶剤が存在し
ても、何ら、支障がなく、むしろ、塗料粘度などの調整
の面からは、望ましい。
以上のようにして得られる、それぞれ、ふつ化ビニリデ
ンを少なくとも80重量%含む該ふっ化ビニリデンの(
共)重合体(A)と、該ふっ化ビニリデンを含んでいて
もいなくてもよい含ふっ素ビニル単量体類と、この含ふ
っ素ビニル単量体類と共重合可能な他のふっ素不含のビ
ニル単量体類との共重合体(B)と、さらに、有機溶剤
(C)とを必須の成分として、常法に従って、混合分散
させることにより、目的とする本発明の塗料用ふっ素樹
脂組底物が得られる。
そのさい、かかる(A)成分と(B)成分との固形分重
量比: (A)/(B)が95/5〜20/80なる範
囲内が、好ましくは、90/10〜3 0/7 0なる
範囲内に入るように管理するのが望ましい。
かかる比率を超えて余りに(B)成分が多量に用いられ
る場合には、どうしても、機械的物性などが低下するよ
うになるし、一方、かかる比率を超えて余りに(B)成
分が少量に用いられる場合には、どうしても、有機溶剤
への溶解性ないしは分散性が低下することとなり、ひい
ては、塗装作業性などが低下することとなるので、いず
れの場合にも好ましくない。
また、有機溶剤(C)の使用量としては、(A)成分と
(B)成分との固形分総量100重量部に対して、少な
くとも30重量部は必要である。
30li量部未満である場合には、どうしても、(A)
成分の80゜C以上での溶解性に支障を来たすこととな
り易く、ひいては、美粧性のある塗膜が得られ難くなる
ので好ましくない. かくして得られる本発明組戒物は、通常、顔料を加えて
使用されるが、無論、着色剤成分を何ら用いなくとも差
し支えない。
かかる顔料として代表的なものには、酸化チタン、亜鉛
華、カーボンブラック、鉄黒、銅クロムブラック、銅・
鉄・マンガンブラック、黄鉛、カドミウムイエロー、オ
ーカー、チタンイエロージンククロメート、弁柄、亜鉛
・鉄ブラウン、カドξウムレッド、クロムバーミリオン
、マンガンバイオレット、紺青、群青、コバルトブルー
、クロムグリーン、酸化クロムグリーン、チタン・コバ
ルト・ニッケル・亜鉛グリーン、ビリジアン、コバルト
グリーン、エメラルドグリーン、カオリン、ベントナイ
ト、シリカホワイト、アルミナホワイト、石膏、白亜、
沈降性硫酸バリウム、沈降性炭酸カルシウムもしくはバ
ライトの如き無機系の顔料;β−ナフトール系、β−オ
キシナフトエ酸系、ナフトールAs系、ピラゾロン件、
アセト酢酸アニリド系、アセト酢酸エステル系、フタロ
シアニン系、アントラキノン系、インジゴ系、ペリレン
系、プリノン系、ジオキサジン系、キナクリドン系、イ
ソインドリノン系、金属錯塩系、フルオルビン系もしく
はキノフタロン系の如き有機系頭料;真鍮粉末、銀粉末
、金粉末、アルミニウム粉末もしくは銅粉末の如き金属
粉末;または鱗片状雲母に酸化チタン処理を施したもの
などがある。
本発明&Il威物には、さらに必要に応じて、各種の樹
脂類および溶剤類をはじめ、流動調整剤、色分れ防止剤
、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤またはシランカ
ップリング剤などの公知慣用の各種の添加剤を加えるこ
とができるのは勿論である。
かかる添加剤成分のうち、上記樹脂類として代表的なも
のには、ニトロセルロース、セルロースアセテートブチ
レートの如き繊維素系樹脂などをはじめ、塩化ビニル・
酢酸ビニル共重合樹脂、石油樹脂、ケトン樹脂、オイル
フリーアルキド樹脂またはエポキシ樹脂などがある。
そして、本発明の塗料用ふっ素樹脂m或物はスプレー塗
装、刷毛塗り、ロールコーターまたは含浸塗装などの公
知慣用の方法により、たとえば、金属類や無機質基材な
どの各種の素材あるいは加工品に塗布され、180〜3
00℃程度の温度の範囲で、5〜40分間程度の乾燥が
為されることにより、すぐれた性能を有する塗膜を与え
る.〔発明の効果〕 本発明の塗料用ふっ素樹脂組戒物は、とりわけ、長期に
亘る耐候性、機械的物性、密着性ならびに耐汚染性など
にすぐれる塗膜を与えるものであって、しかも、本発明
組戒物それ自体、加工性および塗装作業性などにもすぐ
れるし、さらには、フィルムの透明性にもすぐれるもの
である.したがって、本発明の塗料用ふっ素樹脂組成物
は、主として、屋根材、外壁材、ダクトあるいはシャッ
ターなどの各種建材用を中心に、広く利用できるもので
ある。
〔実施例〕
次に、本発明を参考例、実施例および比較例により、一
層、具体的に説明するが、以下において、部および%は
特に断りのない限り、すべて重量基準であるものとする
参考例1〜3 〔ふつ化ビニリデンを含んでいてもいなくてもよい含ふ
っ素ビニル単量体類と、該含ふっ素ビニル単量体類と共
重合可能な他のビニル単量体類との共重合体(B)の調
製例〕窒素で充分に置換された2lのステンレス製オー
トクレープに、第1表に示されるような各種の原料成分
のうち、含ふっ素ビニル単量体M(ふつ化ビニリデンを
も含む.)以外の各ビニル単量体類、つまり、ふっ素不
含の共重合性ビニル単量体類と、キシレン以外の各有機
溶剤類との所定量を圧人し、撹拌下に、60℃に15時
間のあいだ保持して反応を行なって、不揮発分が67%
になった処で、室温まで冷却し、キシレンの495部を
加えた処、同表に併記されるような不揮発分と重量平均
分子量とをもった目的共重合体(B)の溶液が得られた
/ 実施例1〜4ならびに比較例1および2第2表に示され
るような、ふつ化ビニリデンの(共)重合体(A)と、
参考例1〜3で得られたそれぞれの共重合体(B)と、
有機溶剤(C)とを所定の重量比で配合し、さらに、同
表に示されるRn料を所定の量加えて、常法に従って、
混練し分散せしめることにより、白色の塗料を得た。
ただし、比較例1にあっては、共重合体(B)の使用を
一切欠如し、その代わりに、メチルメタクリレート・エ
チルアクリレート共重合体を使用しているし、また、比
較例2にあっては、ふつ化ビニリデンの(共)重合体(
A)と共重合体(B)との固形分総量100部に対して
有機溶剤(C)が30部に満たない、という点で、本例
は、実施例2の対照例である。
次いで、それぞれの塗料を希釈溶剤で希釈し、0.3f
fIIm厚の亜鉛引き銅板に、乾燥膜厚が35〜40μ
mとなるように塗装し、次いで、焼付乾燥炉中、210
゜Cで20分間のあいだ焼付けることにより、乾燥塗膜
を得た。
それぞれの塗膜について、諸性能の比較検討を行なった
処、同表に併記されるような結果が得られた。
なお、諸性能の評価は、次のような要領で行なったもの
である。
耐候性・・・「光コントロール デューパネル」〔スガ
試験機■製の促進耐候性試験機〕を用いて、6, 00
0時間のlI!in試験を行なったのちの光沢保持率を
以て表示し た。
光 沢・・・村上式光沢計で測定した、60゜鏡面反射
率の値である。
夕一 / / 第2表の結果からも明らかなように、本発明の塗料用ふ
っ素樹脂組成物は、とりわけ、耐候性にも光沢性にもす
ぐれた塗膜を与えるものであり、極めて有用なものであ
ることが知れる。
代 理 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ふっ化ビニリデンを少なくとも80重量%含む、ふ
    っ化ビニリデンの単独重合体または共重合体(A)と、
    該ふっ化ビニリデンを含んでいてもいなくてもよい、含
    ふっ素ビニル単量体類とビニル単量体類との共重合体(
    B)と、上記(A)、(B)両重合体を溶解させうる有
    機溶剤(C)とから構成される、塗料用ふっ素樹脂組成
    物。 2、ふっ化ビニリデンを少なくとも80重量%を含む、
    ふっ化ビニリデンの単独重合体または共重合体(A)と
    、該ふっ化ビニリデンを含んでいても含んでいなくても
    よい含ふっ素ビニル単量体類の15〜70重量%と、こ
    の含ふっ素ビニル単量体類と共重合体可能な他のビニル
    単量体類の85〜30重量%とを共重合させて得られる
    、含ふっ素ビニル単量体類の共重合体(B)と、上記ふ
    っ化ビニリデンの単独重合体または共重合体(A)を、
    80℃未満の温度では溶解しないが、80℃以上の温度
    で溶解する一方、上記含ふっ素ビニル単量体類の共重合
    体(B)を20℃の温度で溶解しうるような有機溶剤(
    C)とを、成分(A)と成分(B)との固形分重量比:
    (A)/(B)が95/5〜20/80となる割合で、
    しかも、成分(C)を、成分(A)と成分(B)との固
    形分総量100重量部に対して30重量部以上となる割
    合で含んで成る、塗料用ふっ素樹脂組成物。 3、前記ふっ化ビニリデンを少なくとも80重量%含む
    、ふっ化ビリニデンの単独重合体または共重合体(A)
    が有機溶剤に分散された状態である、請求項1または2
    に記載の塗料用ふっ素樹脂組成物。
JP24347689A 1989-09-21 1989-09-21 塗料用ふっ素樹脂組成物 Pending JPH03106957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24347689A JPH03106957A (ja) 1989-09-21 1989-09-21 塗料用ふっ素樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24347689A JPH03106957A (ja) 1989-09-21 1989-09-21 塗料用ふっ素樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03106957A true JPH03106957A (ja) 1991-05-07

Family

ID=17104457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24347689A Pending JPH03106957A (ja) 1989-09-21 1989-09-21 塗料用ふっ素樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03106957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1783146A4 (en) * 2004-08-04 2008-09-10 Asahi Glass Co Ltd ELASTOMER FLUORO COPOLYMER, THIS COMPOSITION AND NETWORKED RUBBER

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1783146A4 (en) * 2004-08-04 2008-09-10 Asahi Glass Co Ltd ELASTOMER FLUORO COPOLYMER, THIS COMPOSITION AND NETWORKED RUBBER
US7884166B2 (en) 2004-08-04 2011-02-08 Asahi Glass Company, Limited Elastic fluorocopolymer, its composition and crosslinked rubber

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2017313A1 (de) Beschichtungsmittel mit hoher Bewitterungsbeständigkeit, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
JPS632304B2 (ja)
JPH03106957A (ja) 塗料用ふっ素樹脂組成物
JP2767819B2 (ja) 非水分散型樹脂組成物
JPH06345822A (ja) 粉体塗料用フッ素樹脂
JP3278004B2 (ja) 建築外装材用フッ素樹脂水性分散体およびその製造方法ならびにその応用
JP3057708B2 (ja) 一液乾燥型非反応性塗料
US5973090A (en) Cold-setting coating composition
JPH0532729A (ja) ゲル化微粒子状フツ素樹脂水性分散体及びその製造方法
JP3177844B2 (ja) 水性塗料組成物
JP3075634B2 (ja) コーティング用組成物
JP3278003B2 (ja) フッ素樹脂水性分散体の製造法ならびにその応用
JP2767809B2 (ja) 非水性重合体分散液の製造方法
JP2795600B2 (ja) フッ素樹脂塗料用組成物
JPH11166007A (ja) 含フッ素共重合体水性分散液の製造方法
JP2893766B2 (ja) 含ふっ素ビニル非水重合体分散液の製造方法
JP3326853B2 (ja) フッ素樹脂水性分散体および該水性分散体を含む水性塗料組成物
JP2850236B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP3503342B2 (ja) 塗料用組成物
JPH0352976A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH03292347A (ja) 樹脂組成物
CA2357574A1 (en) Resin composition
AU646549B2 (en) Exterior latex paint having improved chalk adhesion
JP2841450B2 (ja) 塗 料
JPH03244604A (ja) 含ふっ素ビニル系非水重合体分散液組成物