JPH0310695B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0310695B2 JPH0310695B2 JP57003159A JP315982A JPH0310695B2 JP H0310695 B2 JPH0310695 B2 JP H0310695B2 JP 57003159 A JP57003159 A JP 57003159A JP 315982 A JP315982 A JP 315982A JP H0310695 B2 JPH0310695 B2 JP H0310695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- heat resistance
- strength
- electrical conductivity
- thermal conductivity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Description
本発明は半導体を要素とする機器のリード材用
銅合金、特に曲げ加工性が良好で、従来のリード
材であるCu−Fe−Zn−P合金と同等の強度と耐
熱性を有し、かつはるかに優れた導電性(熱伝導
性)を示す銅合金に関するものである。 一般に半導体を要素とするIC、LSI等の機器は
何れも半導体ペレツト、アイランドリード(リー
ドフレーム)、ボンデイングワイヤー等によつて
構成されたものをハーメチツクシール、セラミツ
クシール或いはプラスチツクシールによつて封止
したもので、種々の型式のものが使用されてい
る。これ等機器のリード材には次の特性が要求さ
れている。 (1) 電気及び熱の伝導性が良いこと。 (2) 強度が高いこと。 (3) 曲げ加工性が良いこと。 (4) 耐熱性が優れていること。 従来半導体機器のリード材にはCu−Ni−Co合金
(コバール)、Fe−Ni合金、Cu−Sn−P合金、
Cu−Fe−Zn−P合金等が用いられているが、Cu
−Ni−Co合金及びFe−Ni合金は強度及び耐熱性
が優れている反面、導電性及び熱伝導性が悪く価
格が高い欠点があつた。またCu−Fe−Zn−P合
金は比較的価格が安く、かなりの耐熱性と強度を
有する反面、曲げ加工性が悪く、導電性及び熱伝
導性が劣る欠点がある。またCu−Sn−P合金は
価格が安く、導電性及び熱伝導性が優れ、曲げ加
工性も良好な反面、強度及び耐熱性が劣る欠点が
あつた。 本発明はこれに鑑み種々研究の結果、曲げ加工
性が良好で、従来のリード材であるCu−Fe−Zn
−P合金とほぼ同等の強度及び耐熱性を有し、か
つはるかに優れた導電性及び熱伝導性を示す半導
体機器のリード材用銅合金を開発したもので、
Cr0.03〜0.2wt%(以下wt%を単に%と略記す
る)、Zn0.1〜1.0%、残部Cuからなる合金に係る。 即ち、本発明合金はCuに少量のCrとZnを添加
することにより、Cu特有の導電性(熱伝導性)
と曲げ加工性を大巾に低下せしめることなく、合
金の強度及び耐熱性の向上を計り、従来のリード
材であるCu−Fe−Zn−P合金とほぼ同等の強度
と耐熱性を付与し、該合金に比較しはるかに優れ
た導電性(熱伝導性)と曲げ加工性を有する合金
を得たものである。 しかして、本発明合金において、Cr及びZnの
含有量を前記の如く限定したのは次の理由による
ものである。 Cr含有量を0.03〜0.2%、Zn含有量を0.1〜1.0%
としたのは、これら添加元素の何れかが下限満で
は所望の強度と耐熱性が得られず、また上限を越
えると、強度及び耐熱性は向上するも、導電性
(熱伝導性)の低下が著しいためである。 以下、本発明合金を実施例について詳細に説明
する。 黒鉛ルツボを用いてCuを溶解し、その湯面を
木炭粉末で被覆した状態で、Crを添加し、続い
てZnを添加し、これを鋳造して第1表に示す組
成の巾150mm、厚さ25mm、長さ200mmの鋳塊を得
た。これらの鋳塊について、その表面を一面あた
り2.5mm面削した後、カラーチエツク法により表
面状況を調べ、鋳塊の健全性をチエツクした。次
に面削した鋳塊を再加熱して熱間圧延を行ない、
厚さ8mm、巾150mmとした後、これに冷間圧延と
焼鈍を返し加えて、最終加工率40%厚さ0.3mmの
板に仕上げた。これ等の板について引張強さ、導
電率、耐熱性及び曲げ加工性を測定した。これ等
の結果と鋳塊の健全性を第1表に併記した。尚、
比較のため第1表に示す従来のリード材用合金に
ついて同様の測定を行なつた。 これ等の結果を第1表に併記した。 導電率及び引張強さの測定は、JIS−H0505、
JIS−Z2241に基づいて行なつた。また耐熱性は
前記圧延板より、JIS−Z2201に基づいて試験片
を切り出し、これをアルゴン雰囲気中で種々の温
度に1時間加熱処理した後、引張試験を行ない、
その引張強さが加熱処理前の引張強さと完全に焼
鈍軟化したときの引張強さとの和の1/2となる加
熱温度(半軟化温度)で表わした。また曲げ加工
性は前記圧延板より巾10mm、長さ50mmの短冊型試
験片を切り出し、その中央部で180度の密着曲げ
を行ない、該曲げ部の状態を観察して、割れのな
い平滑なものを曲げ性が良いということで○印、
割れ等の欠陥が認められたものは曲げ性が不良と
いうことで×印、その中間のものを△印で表わし
た。尚、鋳塊の健全性については前記カラーチエ
ツクにより表面欠陥のないものを○印、それ以外
のものを×印で示した。
銅合金、特に曲げ加工性が良好で、従来のリード
材であるCu−Fe−Zn−P合金と同等の強度と耐
熱性を有し、かつはるかに優れた導電性(熱伝導
性)を示す銅合金に関するものである。 一般に半導体を要素とするIC、LSI等の機器は
何れも半導体ペレツト、アイランドリード(リー
ドフレーム)、ボンデイングワイヤー等によつて
構成されたものをハーメチツクシール、セラミツ
クシール或いはプラスチツクシールによつて封止
したもので、種々の型式のものが使用されてい
る。これ等機器のリード材には次の特性が要求さ
れている。 (1) 電気及び熱の伝導性が良いこと。 (2) 強度が高いこと。 (3) 曲げ加工性が良いこと。 (4) 耐熱性が優れていること。 従来半導体機器のリード材にはCu−Ni−Co合金
(コバール)、Fe−Ni合金、Cu−Sn−P合金、
Cu−Fe−Zn−P合金等が用いられているが、Cu
−Ni−Co合金及びFe−Ni合金は強度及び耐熱性
が優れている反面、導電性及び熱伝導性が悪く価
格が高い欠点があつた。またCu−Fe−Zn−P合
金は比較的価格が安く、かなりの耐熱性と強度を
有する反面、曲げ加工性が悪く、導電性及び熱伝
導性が劣る欠点がある。またCu−Sn−P合金は
価格が安く、導電性及び熱伝導性が優れ、曲げ加
工性も良好な反面、強度及び耐熱性が劣る欠点が
あつた。 本発明はこれに鑑み種々研究の結果、曲げ加工
性が良好で、従来のリード材であるCu−Fe−Zn
−P合金とほぼ同等の強度及び耐熱性を有し、か
つはるかに優れた導電性及び熱伝導性を示す半導
体機器のリード材用銅合金を開発したもので、
Cr0.03〜0.2wt%(以下wt%を単に%と略記す
る)、Zn0.1〜1.0%、残部Cuからなる合金に係る。 即ち、本発明合金はCuに少量のCrとZnを添加
することにより、Cu特有の導電性(熱伝導性)
と曲げ加工性を大巾に低下せしめることなく、合
金の強度及び耐熱性の向上を計り、従来のリード
材であるCu−Fe−Zn−P合金とほぼ同等の強度
と耐熱性を付与し、該合金に比較しはるかに優れ
た導電性(熱伝導性)と曲げ加工性を有する合金
を得たものである。 しかして、本発明合金において、Cr及びZnの
含有量を前記の如く限定したのは次の理由による
ものである。 Cr含有量を0.03〜0.2%、Zn含有量を0.1〜1.0%
としたのは、これら添加元素の何れかが下限満で
は所望の強度と耐熱性が得られず、また上限を越
えると、強度及び耐熱性は向上するも、導電性
(熱伝導性)の低下が著しいためである。 以下、本発明合金を実施例について詳細に説明
する。 黒鉛ルツボを用いてCuを溶解し、その湯面を
木炭粉末で被覆した状態で、Crを添加し、続い
てZnを添加し、これを鋳造して第1表に示す組
成の巾150mm、厚さ25mm、長さ200mmの鋳塊を得
た。これらの鋳塊について、その表面を一面あた
り2.5mm面削した後、カラーチエツク法により表
面状況を調べ、鋳塊の健全性をチエツクした。次
に面削した鋳塊を再加熱して熱間圧延を行ない、
厚さ8mm、巾150mmとした後、これに冷間圧延と
焼鈍を返し加えて、最終加工率40%厚さ0.3mmの
板に仕上げた。これ等の板について引張強さ、導
電率、耐熱性及び曲げ加工性を測定した。これ等
の結果と鋳塊の健全性を第1表に併記した。尚、
比較のため第1表に示す従来のリード材用合金に
ついて同様の測定を行なつた。 これ等の結果を第1表に併記した。 導電率及び引張強さの測定は、JIS−H0505、
JIS−Z2241に基づいて行なつた。また耐熱性は
前記圧延板より、JIS−Z2201に基づいて試験片
を切り出し、これをアルゴン雰囲気中で種々の温
度に1時間加熱処理した後、引張試験を行ない、
その引張強さが加熱処理前の引張強さと完全に焼
鈍軟化したときの引張強さとの和の1/2となる加
熱温度(半軟化温度)で表わした。また曲げ加工
性は前記圧延板より巾10mm、長さ50mmの短冊型試
験片を切り出し、その中央部で180度の密着曲げ
を行ない、該曲げ部の状態を観察して、割れのな
い平滑なものを曲げ性が良いということで○印、
割れ等の欠陥が認められたものは曲げ性が不良と
いうことで×印、その中間のものを△印で表わし
た。尚、鋳塊の健全性については前記カラーチエ
ツクにより表面欠陥のないものを○印、それ以外
のものを×印で示した。
【表】
【表】
第1表から明らかなように、本発明合金は引張
強さ43〜50Kg/mm2、導電率75〜85%IACS、耐熱
性320〜430℃の特性を示し、鋳塊品質及び曲げ加
工性が良好であり、従来合金であるCu−2.4%Fe
−0.13%Zn−0.04%P合金(No.14)と比較し、曲
げ加工性が優れ、ほぼ同等の強度及び耐熱性を有
し、かつはるかに優れた導電性(熱伝性)を有し
ていることが判る。また従来合金であるCu−0.15
%Sn−0.01%P合金(No.16)と比較し、導電性は
幾分劣るも、強度及び耐熱性がはるかに優れてい
ることが判る。 これに対しCr含有量が本発明合金の組成範囲
より少ない比較合金No.9、No.10では何れも強度が
劣り、Cr含有量が多い比較合金No.11では導電性
が著しく低下しており、またZn含有量が本発明
合金の組成範囲より少ない比較合金No.12では強度
及び耐熱性がほとんど改善されず、Zn含有量が
多い比較合金No.13では強度及び耐熱性は充分なる
も導電性の低下が著しいことが判る。 このように本発明合金は鋳塊品質が良好で優れ
た強度及び耐熱性と優れた導電性(熱伝導性)を
合わせ有し、かつ曲げ加工性が良好な価格の安い
銅合金あり、半導体機器のリード材として顕著な
効果を奏するものである。
強さ43〜50Kg/mm2、導電率75〜85%IACS、耐熱
性320〜430℃の特性を示し、鋳塊品質及び曲げ加
工性が良好であり、従来合金であるCu−2.4%Fe
−0.13%Zn−0.04%P合金(No.14)と比較し、曲
げ加工性が優れ、ほぼ同等の強度及び耐熱性を有
し、かつはるかに優れた導電性(熱伝性)を有し
ていることが判る。また従来合金であるCu−0.15
%Sn−0.01%P合金(No.16)と比較し、導電性は
幾分劣るも、強度及び耐熱性がはるかに優れてい
ることが判る。 これに対しCr含有量が本発明合金の組成範囲
より少ない比較合金No.9、No.10では何れも強度が
劣り、Cr含有量が多い比較合金No.11では導電性
が著しく低下しており、またZn含有量が本発明
合金の組成範囲より少ない比較合金No.12では強度
及び耐熱性がほとんど改善されず、Zn含有量が
多い比較合金No.13では強度及び耐熱性は充分なる
も導電性の低下が著しいことが判る。 このように本発明合金は鋳塊品質が良好で優れ
た強度及び耐熱性と優れた導電性(熱伝導性)を
合わせ有し、かつ曲げ加工性が良好な価格の安い
銅合金あり、半導体機器のリード材として顕著な
効果を奏するものである。
Claims (1)
- 1 Cr0.03〜0.2wt%、Zn0.1〜1.0wt%、残部Cu
からなる半導体機器のリード材用銅合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57003159A JPS58121658A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57003159A JPS58121658A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121658A JPS58121658A (ja) | 1983-07-20 |
| JPH0310695B2 true JPH0310695B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=11549565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57003159A Granted JPS58121658A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121658A (ja) |
-
1982
- 1982-01-12 JP JP57003159A patent/JPS58121658A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121658A (ja) | 1983-07-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2670670B2 (ja) | 高力高導電性銅合金 | |
| JPS6314056B2 (ja) | ||
| JPS6160846A (ja) | 半導体装置用銅合金リ−ド材 | |
| JPS59170231A (ja) | 高力導電銅合金 | |
| US4710349A (en) | Highly conductive copper-based alloy | |
| JPS6256937B2 (ja) | ||
| JPH0118978B2 (ja) | ||
| JPS594493B2 (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPH0310695B2 (ja) | ||
| JPS596346A (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPS6393835A (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPS58104148A (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPS6367539B2 (ja) | ||
| JPH0310696B2 (ja) | ||
| JPH0357175B2 (ja) | ||
| JPH0253502B2 (ja) | ||
| JPH0465135B2 (ja) | ||
| JPS58147140A (ja) | 半導体装置のリ−ド材 | |
| JPS5920438A (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPS60145343A (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPS5853700B2 (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 | |
| JPS63235443A (ja) | 半導体機器のリード材用銅合金 | |
| JPH0353375B2 (ja) | ||
| JPS6157379B2 (ja) | ||
| JPS5818981B2 (ja) | 半導体機器のリ−ド材用銅合金 |