JPH0310794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310794Y2 JPH0310794Y2 JP1984178388U JP17838884U JPH0310794Y2 JP H0310794 Y2 JPH0310794 Y2 JP H0310794Y2 JP 1984178388 U JP1984178388 U JP 1984178388U JP 17838884 U JP17838884 U JP 17838884U JP H0310794 Y2 JPH0310794 Y2 JP H0310794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- doll
- aggregate
- leg member
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は射出成形法に供される合成樹脂製人
形部材の複合芯材用芯金に関する。
形部材の複合芯材用芯金に関する。
(従来技術とその問題点)
一般に、男女児の成長過程における情操や知育
を目的とした人形は頭、腕、脚、胴体等のいくつ
かの塩化ビニル樹脂製部材から構成されている。
しかしながら、合成樹脂単味ではその材質の硬軟
により成形さ若た部材は曲げにくいか、曲げても
すぐに元の形状に復元してしまう。このため、肘
部、膝部等の関節部分の曲げが不自然となり、リ
アル性に欠け、人形にも人間と同じく身体各部が
屈伸するほか、その曲げ状態を保持する基本的動
作機能が望まれている。
を目的とした人形は頭、腕、脚、胴体等のいくつ
かの塩化ビニル樹脂製部材から構成されている。
しかしながら、合成樹脂単味ではその材質の硬軟
により成形さ若た部材は曲げにくいか、曲げても
すぐに元の形状に復元してしまう。このため、肘
部、膝部等の関節部分の曲げが不自然となり、リ
アル性に欠け、人形にも人間と同じく身体各部が
屈伸するほか、その曲げ状態を保持する基本的動
作機能が望まれている。
これを解決するものとして、人形部材内に芯金
を埋設することによつて樹脂部分の原形復元力を
抑えて成形体の曲げ状態を保持させることが提案
され、その試みがスラツシユ成形法によつて実行
された。
を埋設することによつて樹脂部分の原形復元力を
抑えて成形体の曲げ状態を保持させることが提案
され、その試みがスラツシユ成形法によつて実行
された。
しかし、この成形法による人形部材には次のよ
うな欠点があつた。
うな欠点があつた。
(1) スラツシユ成形法では人形部材が中空状にな
るので、芯金位置がずれやすく、芯金を成形体
の中心に保持できない。このため、曲げ伸ばし
が中心からずれて偏る傾向を避けることができ
ない。
るので、芯金位置がずれやすく、芯金を成形体
の中心に保持できない。このため、曲げ伸ばし
が中心からずれて偏る傾向を避けることができ
ない。
(2) 中空状の成形体は曲げたときに曲げ部分が不
自然に変形する。
自然に変形する。
(3) 芯金が内部で折れたときに簡単に人形部材の
肉部分を破つて突出し、危険である。
肉部分を破つて突出し、危険である。
このため、芯材を金属部分と合成樹脂部分とか
ら成る複合芯材として構成し、この芯材を利用し
て人形部材を射出成形することも考えられた。合
成樹脂部分の突出に対する安全処理は技術的には
楽であるから、これによつて安全は人形部材を得
ることができる。しかしながら、このような複合
部材の金属部には、次のような技術的にかなり困
難な問題点があつた。
ら成る複合芯材として構成し、この芯材を利用し
て人形部材を射出成形することも考えられた。合
成樹脂部分の突出に対する安全処理は技術的には
楽であるから、これによつて安全は人形部材を得
ることができる。しかしながら、このような複合
部材の金属部には、次のような技術的にかなり困
難な問題点があつた。
(1) 射出成形法においては、溶融樹脂を金型内に
射出する際にかなりの樹脂流圧が生じるが、こ
の樹脂流圧に抗して芯材金属部を金型内の中心
位置に保持させるには金型内にどのように、ど
のような手段によつて固定したらよいかが問題
である。仮にこれをピン等で保持しようとすれ
ば、技術的には可能であるが、成形後に人形部
材にピンの抜き穴が残つてしまうので商品価値
が損なわれてしまう。
射出する際にかなりの樹脂流圧が生じるが、こ
の樹脂流圧に抗して芯材金属部を金型内の中心
位置に保持させるには金型内にどのように、ど
のような手段によつて固定したらよいかが問題
である。仮にこれをピン等で保持しようとすれ
ば、技術的には可能であるが、成形後に人形部
材にピンの抜き穴が残つてしまうので商品価値
が損なわれてしまう。
(2) 塩化ビニル樹脂は熱収縮率が大きいので、成
形後に寸法縮み(5〜20%)が生じ、成形部材
の寸法がバラつく。これを芯材金属部において
どのように解消するかも重要な問題点である。
形後に寸法縮み(5〜20%)が生じ、成形部材
の寸法がバラつく。これを芯材金属部において
どのように解消するかも重要な問題点である。
(考案の目的)
この考案は上記問題点を解決し、射出成形法に
よつて成形される合成樹脂製人形の部材の複合芯
材に用いられ、射出成形時に金型内に強固に保持
され、金型内に射出された溶融樹脂の流圧を緩和
し、且つ成形後の収縮を効果的に抑制できる合成
樹脂製人形部材の複合芯材用芯金を提案すること
を目的とする。
よつて成形される合成樹脂製人形の部材の複合芯
材に用いられ、射出成形時に金型内に強固に保持
され、金型内に射出された溶融樹脂の流圧を緩和
し、且つ成形後の収縮を効果的に抑制できる合成
樹脂製人形部材の複合芯材用芯金を提案すること
を目的とする。
(考案の構成)
上記目的を達成するため、この考案に係る合成
樹脂製人形部材の複合芯材用芯金は、合成樹脂製
骨材とともに合成樹脂製人形の脚部材に埋設され
る複合芯材を構成する芯金であつて、上記合成樹
脂製骨材の約2倍の長さに形成され、人形の脚部
材の上端から膝下部までに配置されるとともに、
上端部には上記脚部材の射出成形用金型の差込み
孔に差込まれる屈曲部が、下端部には上記骨材に
接続される折曲げ部が形成され、上記脚部材の太
腿部に配置される部位には蛇行部が形成され、さ
らに膝の上下周辺部に配置される部位は真直に形
成されていることを特徴とする。
樹脂製人形部材の複合芯材用芯金は、合成樹脂製
骨材とともに合成樹脂製人形の脚部材に埋設され
る複合芯材を構成する芯金であつて、上記合成樹
脂製骨材の約2倍の長さに形成され、人形の脚部
材の上端から膝下部までに配置されるとともに、
上端部には上記脚部材の射出成形用金型の差込み
孔に差込まれる屈曲部が、下端部には上記骨材に
接続される折曲げ部が形成され、上記脚部材の太
腿部に配置される部位には蛇行部が形成され、さ
らに膝の上下周辺部に配置される部位は真直に形
成されていることを特徴とする。
(考案の作用、効果)
上述のように、この考案に係る芯金によれば、
これを射出成形用金型にセツトする場合、その上
端部は一方の金型に形成した差込み孔に差込むこ
とによつて保持され、その作業は簡単であるとと
もに、この差込み保持によつて成形の際の樹脂流
圧に十分に抗し得る。
これを射出成形用金型にセツトする場合、その上
端部は一方の金型に形成した差込み孔に差込むこ
とによつて保持され、その作業は簡単であるとと
もに、この差込み保持によつて成形の際の樹脂流
圧に十分に抗し得る。
また、上記芯金において人形の脚部材の太腿部
に配置される部位には蛇行部が設けられているの
で、金型内に溶融した合成樹脂が射出されたとき
に芯金の中間蛇行部は樹脂流圧を吸収して和らげ
る。したがつて、芯材を樹脂流圧に抗して金型内
の中心位置に保持することができる。このため、
中心から偏らずに自然に曲げられる人形部材を成
形することができる。
に配置される部位には蛇行部が設けられているの
で、金型内に溶融した合成樹脂が射出されたとき
に芯金の中間蛇行部は樹脂流圧を吸収して和らげ
る。したがつて、芯材を樹脂流圧に抗して金型内
の中心位置に保持することができる。このため、
中心から偏らずに自然に曲げられる人形部材を成
形することができる。
次に、成形後の成形部材の収縮に関しても、上
記蛇行部が成形後の樹脂収縮の障害となるため、
収縮度合いは低く抑えられ、寸法精度の高い成形
部材を得ることができる。
記蛇行部が成形後の樹脂収縮の障害となるため、
収縮度合いは低く抑えられ、寸法精度の高い成形
部材を得ることができる。
次に、金型から取り出された人形部材の上端に
は芯金の差込み端部が突出しているが、該端部は
胴体部との連結時に人形の体内に納まるので、外
部に露出せず、これを完全に処理しなくとも合成
樹脂製骨材部分を処理することにより、最終製品
の安全性は100%満足される。
は芯金の差込み端部が突出しているが、該端部は
胴体部との連結時に人形の体内に納まるので、外
部に露出せず、これを完全に処理しなくとも合成
樹脂製骨材部分を処理することにより、最終製品
の安全性は100%満足される。
さらに、蛇行部は断面積の大きい太腿部に配さ
れ、真直部は断面積の小さい膝の上下周辺部に配
置されるので、芯金の加圧精度はあまり要求され
ない。
れ、真直部は断面積の小さい膝の上下周辺部に配
置されるので、芯金の加圧精度はあまり要求され
ない。
(実施例)
以下、図面とともにこの考案の実施例を人形の
脚部材を製造する例について説明する。
脚部材を製造する例について説明する。
図において、符号1は芯材を示す。この芯材1
は第1図及び第2図に示すように、金属製芯金2
と合成樹脂製骨材3とから成る複合材である。
は第1図及び第2図に示すように、金属製芯金2
と合成樹脂製骨材3とから成る複合材である。
芯金2は第3図及び第4図a,bに示されるよ
うに、合成樹脂製骨材の約2倍の長さに形成さ
れ、人形の脚部材25の上端から膝下部までに配
置されるように形成されている。また、芯金2の
上端部には、脚部材25の射出成形用金型21の
差込み孔22に差込まれる屈曲部4が形成され、
下端部には上記骨材3に接続される折曲げ部6が
形成されている。さらに、上記芯金2において上
記脚部材25の太腿部に配置される部位には蛇行
部5が形成され、さらに膝の上下周辺部に配置さ
れる部位5aは真直に形成されている。なお、芯
金2としては、スプリングバツクが小さく、機械
的強度が高く、熱伝導性に優れたものが好まし
い。
うに、合成樹脂製骨材の約2倍の長さに形成さ
れ、人形の脚部材25の上端から膝下部までに配
置されるように形成されている。また、芯金2の
上端部には、脚部材25の射出成形用金型21の
差込み孔22に差込まれる屈曲部4が形成され、
下端部には上記骨材3に接続される折曲げ部6が
形成されている。さらに、上記芯金2において上
記脚部材25の太腿部に配置される部位には蛇行
部5が形成され、さらに膝の上下周辺部に配置さ
れる部位5aは真直に形成されている。なお、芯
金2としては、スプリングバツクが小さく、機械
的強度が高く、熱伝導性に優れたものが好まし
い。
骨材3は塩化ビニル樹脂よりも熱変形温度が高
く、しかも機械的強度に優れるものが好ましく、
この例ではポリアセタール樹脂によつて射出成形
されたものを採用した。骨材3は芯金保持部7と
芯部8とから構成されている。芯金保持部7には
上面及び一方の側面に開口する芯金保持溝9が形
成されている。該保持溝9の側面開口部9aの相
対する内壁には互いの間隔が芯金2の径よりもや
や小さくなるように設定された突片10,10が
向きあいに設けられている。また、同じ内壁は下
部において連結片12によつて連結され、該連結
片12によつて保持溝9の下端部には芯金2の折
曲げ部6を受ける受孔13が開口形成されてい
る。この受孔13の大きさは芯金2の径よりもや
や大きい。そして、保持溝9における上記受孔1
3に対する反対側は開放されている。芯部8は板
状に形成され、その上部両側には補強リブ14,
14が形成されているとともに、下部には薄肉の
折り取り部15が形成されている。また、芯金保
持部7及び芯部8の相対する両側には外側方に各
一対の突起状の間隔保持突部16,16が突出形
成されている。これらの保持突部は必ずしも一対
ずつ設ける必要はなく、また同じ方向を向く必要
もない。
く、しかも機械的強度に優れるものが好ましく、
この例ではポリアセタール樹脂によつて射出成形
されたものを採用した。骨材3は芯金保持部7と
芯部8とから構成されている。芯金保持部7には
上面及び一方の側面に開口する芯金保持溝9が形
成されている。該保持溝9の側面開口部9aの相
対する内壁には互いの間隔が芯金2の径よりもや
や小さくなるように設定された突片10,10が
向きあいに設けられている。また、同じ内壁は下
部において連結片12によつて連結され、該連結
片12によつて保持溝9の下端部には芯金2の折
曲げ部6を受ける受孔13が開口形成されてい
る。この受孔13の大きさは芯金2の径よりもや
や大きい。そして、保持溝9における上記受孔1
3に対する反対側は開放されている。芯部8は板
状に形成され、その上部両側には補強リブ14,
14が形成されているとともに、下部には薄肉の
折り取り部15が形成されている。また、芯金保
持部7及び芯部8の相対する両側には外側方に各
一対の突起状の間隔保持突部16,16が突出形
成されている。これらの保持突部は必ずしも一対
ずつ設ける必要はなく、また同じ方向を向く必要
もない。
上記芯金2と骨材3とから芯材1を構成すると
きは、第2図に示すように、芯金2の下端の鈎形
折曲げ部6を骨材3の保持溝9の側面開口部9a
から斜めに挿入し、さらに、向きあい突片10,
10の間から保持溝9内にこじ入れると、該芯金
2は連結片12に当接する部分を中心に回動して
向きあい突片10,10間の間隔は骨材3の弾性
によつて拡開するため、芯金2は保持溝9内に保
持されるとともに、同時にその下端の折曲げ部6
は骨材3の受孔13内に嵌入される。これによ
り、保持溝9の上方開口部から抜け出すことはな
く、また、保持溝9内の芯金2は側面開口部にお
いて向きあい突片10,10の抵抗を受けるか
ら、簡単には外れない。したがつて、芯金2は骨
材3の保持溝9内に良好に保持される。なお、受
孔13の大きさは芯金2の径よりもやや大きいか
ら、芯金2の折曲げ部6と受孔13との間にはク
リアランスが生じる。
きは、第2図に示すように、芯金2の下端の鈎形
折曲げ部6を骨材3の保持溝9の側面開口部9a
から斜めに挿入し、さらに、向きあい突片10,
10の間から保持溝9内にこじ入れると、該芯金
2は連結片12に当接する部分を中心に回動して
向きあい突片10,10間の間隔は骨材3の弾性
によつて拡開するため、芯金2は保持溝9内に保
持されるとともに、同時にその下端の折曲げ部6
は骨材3の受孔13内に嵌入される。これによ
り、保持溝9の上方開口部から抜け出すことはな
く、また、保持溝9内の芯金2は側面開口部にお
いて向きあい突片10,10の抵抗を受けるか
ら、簡単には外れない。したがつて、芯金2は骨
材3の保持溝9内に良好に保持される。なお、受
孔13の大きさは芯金2の径よりもやや大きいか
ら、芯金2の折曲げ部6と受孔13との間にはク
リアランスが生じる。
次に、上記構成の芯材を用いて人形の脚部材を
射出成形によつて成形する成形態様について説明
する。
射出成形によつて成形する成形態様について説明
する。
まず、第3図に示すように、射出成形用金型2
0,21には人形の脚部材用成形空間Sが形成さ
れているとともに、上端部には一方の金型20に
差込み孔22が形成され、下端部には両金型2
0,21の合せ目に挟持部23が形成されてい
る。
0,21には人形の脚部材用成形空間Sが形成さ
れているとともに、上端部には一方の金型20に
差込み孔22が形成され、下端部には両金型2
0,21の合せ目に挟持部23が形成されてい
る。
そこで、上記構成の芯材1を金型20,21の
成形空間S内にセツトする。この場合、金型2
0,21を合せるときに、芯金2の一端屈曲部4
を上記金型20の内壁20aに開口形成した差込
み孔22に差込み保持する一方、骨材3の芯部8
の先端8aを金型20,21の合せ目挟持部23
間に挟持させる。これにより、芯材1は成形空間
Sの中心位置に保持固定される。
成形空間S内にセツトする。この場合、金型2
0,21を合せるときに、芯金2の一端屈曲部4
を上記金型20の内壁20aに開口形成した差込
み孔22に差込み保持する一方、骨材3の芯部8
の先端8aを金型20,21の合せ目挟持部23
間に挟持させる。これにより、芯材1は成形空間
Sの中心位置に保持固定される。
次に、通常の射出成形法に従つて上記金型2
0,21内に170゜〜180℃の溶融塩化ビニル樹脂
を射出する。その際、成形空間S内の芯材1には
かなりの樹脂流圧が加わる。しかし、芯材1は上
下端部において金型20,21に保持され、しか
も樹脂流入側の端部屈曲部4は樹脂流に対して直
角に保持されているため、流圧に十分に抗し得
る。しかも芯金2には蛇行部5が形成されている
ため、この蛇行部5が樹脂流圧に対する抵抗とな
つてこれを緩和するため、他の部分に対する樹脂
流圧は緩和される。また、骨材3に作用する樹脂
流圧に対しては、間隔保持突部16,16の先端
が金型内壁20a,21aに接触して常に骨材3
と金型内壁20a,21aとの間隔を良好に保持
する。したがつて、芯材1の位置が樹脂流圧によ
つてほとんどずれることはない。
0,21内に170゜〜180℃の溶融塩化ビニル樹脂
を射出する。その際、成形空間S内の芯材1には
かなりの樹脂流圧が加わる。しかし、芯材1は上
下端部において金型20,21に保持され、しか
も樹脂流入側の端部屈曲部4は樹脂流に対して直
角に保持されているため、流圧に十分に抗し得
る。しかも芯金2には蛇行部5が形成されている
ため、この蛇行部5が樹脂流圧に対する抵抗とな
つてこれを緩和するため、他の部分に対する樹脂
流圧は緩和される。また、骨材3に作用する樹脂
流圧に対しては、間隔保持突部16,16の先端
が金型内壁20a,21aに接触して常に骨材3
と金型内壁20a,21aとの間隔を良好に保持
する。したがつて、芯材1の位置が樹脂流圧によ
つてほとんどずれることはない。
間隔保持突部16,16の金型内壁20a,2
1aに対する接触は点接触であるため、溶融樹脂
は保持突部16,16と金型内壁20a,21a
との間にもまわりこむ。また、骨材3は成形温度
が高いので溶融樹脂の注入によつてなんら変形し
ない。さらに、芯材1のうち芯金2は熱伝導性の
良い特殊アルミ合金であるから、まわりの溶融樹
脂との間に温度差が生じない。同様に、骨材3は
熱変形温度が高いので溶融樹脂の注入によつてな
んら変形しない。
1aに対する接触は点接触であるため、溶融樹脂
は保持突部16,16と金型内壁20a,21a
との間にもまわりこむ。また、骨材3は成形温度
が高いので溶融樹脂の注入によつてなんら変形し
ない。さらに、芯材1のうち芯金2は熱伝導性の
良い特殊アルミ合金であるから、まわりの溶融樹
脂との間に温度差が生じない。同様に、骨材3は
熱変形温度が高いので溶融樹脂の注入によつてな
んら変形しない。
上記射出成形工程に要する時間は50〜60秒であ
る。
る。
次に、成形終了後、金型20,21を外して人
形部材を取出す。これによつて内部に芯材1が埋
設された人形の脚部材25を得ることができる。
その際、脚部材25の一端屈曲部4から芯金2の
端部が突出するとともに、脚先端側の端部から骨
材3の先端8aが突出している。芯金2の先端屈
曲部4は人形組立時に図示しない胴体部に連結す
る際、該胴体部内に納まり、外部に露出しないの
で、切断処理をしなくても安全である。骨材先端
部8aは脚部材25のゲートカツト時に、折り取
り部15から折り取ればよい。折り取り部15は
脚部材25の内部に設けられているので、折り取
られた残部の先端は脚部材25の内部に残り、外
部に突出しないので、安全である。この成形部材
取出し及び骨材処理工程は10秒もあれば十分に行
なうことができる。
形部材を取出す。これによつて内部に芯材1が埋
設された人形の脚部材25を得ることができる。
その際、脚部材25の一端屈曲部4から芯金2の
端部が突出するとともに、脚先端側の端部から骨
材3の先端8aが突出している。芯金2の先端屈
曲部4は人形組立時に図示しない胴体部に連結す
る際、該胴体部内に納まり、外部に露出しないの
で、切断処理をしなくても安全である。骨材先端
部8aは脚部材25のゲートカツト時に、折り取
り部15から折り取ればよい。折り取り部15は
脚部材25の内部に設けられているので、折り取
られた残部の先端は脚部材25の内部に残り、外
部に突出しないので、安全である。この成形部材
取出し及び骨材処理工程は10秒もあれば十分に行
なうことができる。
ところで、成形終了後は脚部材25における塩
化ビニル樹脂は収縮する。しかしながら、脚部材
25のうち骨材3が埋設されている部分は樹脂部
分に対して骨材3の部分の占める割合が大きいた
めに、その分相対的に樹脂分が少なくなり、収縮
度合も小さくなるほか、芯金保持部7と芯部8と
の間には脚部材25の長手方向に対して垂直な壁
が形成され、この壁が樹脂の収縮を阻止するの
で、この部分の長手方向における樹脂の収縮は最
小限に抑えられる。また、脚部材25のうち芯金
2が埋設されている部分は、芯金2のほぼ中間部
に脚部材25の長手方向に対して蛇行する蛇行部
5が形成され、該蛇行部5がこの方向における樹
脂収縮を抑える。したがつて、脚部材25の寸法
精度は非常に高い。加えて、芯金2の先端折曲げ
部6と骨材3の受孔13との間にクリアランスが
形成されているから、成形時の成形熱による熱伝
導率、熱収縮率の違いによる歪みが吸収され、脚
部材25に割れ等が生じるおそれがない。
化ビニル樹脂は収縮する。しかしながら、脚部材
25のうち骨材3が埋設されている部分は樹脂部
分に対して骨材3の部分の占める割合が大きいた
めに、その分相対的に樹脂分が少なくなり、収縮
度合も小さくなるほか、芯金保持部7と芯部8と
の間には脚部材25の長手方向に対して垂直な壁
が形成され、この壁が樹脂の収縮を阻止するの
で、この部分の長手方向における樹脂の収縮は最
小限に抑えられる。また、脚部材25のうち芯金
2が埋設されている部分は、芯金2のほぼ中間部
に脚部材25の長手方向に対して蛇行する蛇行部
5が形成され、該蛇行部5がこの方向における樹
脂収縮を抑える。したがつて、脚部材25の寸法
精度は非常に高い。加えて、芯金2の先端折曲げ
部6と骨材3の受孔13との間にクリアランスが
形成されているから、成形時の成形熱による熱伝
導率、熱収縮率の違いによる歪みが吸収され、脚
部材25に割れ等が生じるおそれがない。
さらに、蛇行部5は断面積の大きい太腿部に配
され、真直部5aは断面積の小さい膝の上下周辺
部に配置されるので、芯金2の加圧精度はあまり
要求されない。
され、真直部5aは断面積の小さい膝の上下周辺
部に配置されるので、芯金2の加圧精度はあまり
要求されない。
なお、上述の実施例は人形の脚部材に関するも
のであるが、上述の芯金は腕、胴体部材等の他の
人形部材用芯材にも適用することができる。
のであるが、上述の芯金は腕、胴体部材等の他の
人形部材用芯材にも適用することができる。
第1図はこの考案に係る芯金を含む芯材の斜視
図、第2図は上記芯材の縦断面図、第3図は上記
芯材を金型にセツトした状態を示す金型の縦断面
図、第4図a,bは人形の脚部材の一部断面図で
ある。 符号S……成形空間、1……芯材、2……芯
金、3……骨材、4……屈曲部、5……蛇行部、
6……折曲げ部、7……芯金保持部、8……芯
部、9……保持溝、13……受孔、15……折り
取り部、16……間隔保持突部、20,21……
金型、22……差込み孔、23……挟持部。
図、第2図は上記芯材の縦断面図、第3図は上記
芯材を金型にセツトした状態を示す金型の縦断面
図、第4図a,bは人形の脚部材の一部断面図で
ある。 符号S……成形空間、1……芯材、2……芯
金、3……骨材、4……屈曲部、5……蛇行部、
6……折曲げ部、7……芯金保持部、8……芯
部、9……保持溝、13……受孔、15……折り
取り部、16……間隔保持突部、20,21……
金型、22……差込み孔、23……挟持部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製骨材とともに合成樹脂製人形の脚部
材に埋設される複合芯材を構成する芯金であつ
て、下記要件を備えることを特徴とする合成樹脂
製人形部材の複合芯材用芯金。 (イ) 上記合成樹脂製骨材の約2倍の長さに形成さ
れ、人形の脚部材の上端から膝下部までに配置
されること。 (ロ) 上端部には上記脚部材の射出成形用金型の差
込み孔に差込まれる屈曲部が、下端部には上記
骨材に接続される折曲げ部が形成されているこ
と。 (ハ) 上記脚部材の太腿部に配置される部位には蛇
行部が形成され、さらに膝の上下周辺部に配置
される部位は真直に形成されていること。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984178388U JPH0310794Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984178388U JPH0310794Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6194091U JPS6194091U (ja) | 1986-06-17 |
| JPH0310794Y2 true JPH0310794Y2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=30735955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984178388U Expired JPH0310794Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0310794Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130497A (ja) * | 1974-09-09 | 1976-03-15 | Canon Kk | |
| JPS5252650Y2 (ja) * | 1976-07-14 | 1977-11-30 |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP1984178388U patent/JPH0310794Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6194091U (ja) | 1986-06-17 |
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