JPH0311248Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311248Y2 JPH0311248Y2 JP1987152905U JP15290587U JPH0311248Y2 JP H0311248 Y2 JPH0311248 Y2 JP H0311248Y2 JP 1987152905 U JP1987152905 U JP 1987152905U JP 15290587 U JP15290587 U JP 15290587U JP H0311248 Y2 JPH0311248 Y2 JP H0311248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- housing
- rotor shaft
- negative pressure
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は吸気フアンによる積極排気タイプのオ
ヘプンエンド精紡機におけるローター軸のシール
部に関するものである。 (従来の技術) 既に知られている通りローター式オープンエン
ド精紡機には、ローターに排気孔を備えた自己排
気方式と吸気フアンによりローター内を負圧化す
る積極排気方式があり、ローターが超高速回転
(8万〜10万rpm)する近年のオープンエンド精
紡機には後者の積極排気方式が採用されている。
ローター内を負圧化する目的は、周知の通り、コ
ミングローラーで分繊された繊維をローター内に
吸引移行せしめることにあり、ローター内の負圧
度は上記繊維の移行速度と糸の引き出し速度の関
連において決定され、上記した超高速オープンエ
ンド精紡機においては「−500mmH2O」程度の負
圧が必要とされていて、それに基づき吸気フアン
の容量が決定されている。 (考案が解決しようとする問題点) ところが上記積極吸気タイプのオープンエンド
精紡機におけるローターは実質的に密閉状態の空
間を形成するハウジング内において回転され、吸
気パイプからの排気作用によつて該ハウジング内
とともにローター内が負圧化されるようになつて
いて、ハウジング内とローター内が負圧化される
と、該ローター内の空間と連通している繊維移送
チヤンネルおよび糸引き出し管からローター内に
向かつて外部空気が吸入されることは当然として
も、ハウジングとローター回転軸との隙間から不
必要な空気が流入していて、この流入空気がロー
ター内の負圧化効率を低下させている。そのため
上記隙間をできるだけ小さくなすべく第4図に示
したようなシールガスケツト1によるシール構造
が採用され、隙間Sを0.5mm程度に抑制している。
しかしながら「−500mmH2O」の負圧下において
はこの環状の隙間Sから、毎分約47〓の空気がハ
ウジング2内に吸入され、この吸入量はハウジン
グ2内からの排気量の約20%を占めていて、吸気
フアンの小容量化あるいは低速化による省エネを
妨げる大きな要因となつている。 本考案は上記したハウジング2とローター回転
軸3との間の隙間Sからの空気の吸入を減少さ
せ、もつて省エネをはかることを目的としてなさ
れたものである。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、ハウジング側のシールガスケツトと
ローター回転軸との間の入口隙間面積を大幅に小
さくなすとともに流入した空気の流速を低下させ
るべくシールガスケツトの内面側に数条の環状溝
を形成してラビリンス構造となした。 (作用) ローター回転軸とハウジングのシールガスケツ
トとの狭少な隙間から流入した空気を、まず入口
直後の空間の拡がりによつて減速し、以後減少さ
れた空間と拡大された空間を順次流通させること
によつて、ハウジング内に向かう空気の流速を著
しく減速せしめ、その結果入口側の負圧度が低下
されて吸気力が減じられ、隙間からハウジング内
に吸入される空気量を減少させる。 (実施例) 以下本考案の実施例を示した図面にもとづいて
説明すると、積極吸気タイプのローター式オープ
ンエンド精紡機は、第1図にその主要部を示して
いるように、デイスクベアリング4に支持された
ローター軸3の端部に取り付けられたローター5
はハウジング2内に配置され、該ハウジング2を
吸気源(図示せず)からパイプ6を介して負圧と
し、この負圧にもとづいてコーミングローラ(図
示せず)により分繊された繊維が移送チヤンネル
7を通つてロータ5内に送り込まれ、糸8として
引き出されるようになつている。 本考案はかかるオープンエンド精紡機におい
て、ローター軸3が貫通されているハウジング2
の孔の部分に、第2図に示したごとく、ローター
軸3側の側壁部10に、外側に向かつて収歛し最
外端内径Dがローター軸3の外径dよりも僅かに
大きい程度となしたテーパー状の孔11を備え、
内周部に3条の環状溝12,12が形成されたラ
ビリンス構造のシールガスケツト1を嵌着した。 一方比較例として第3図に示しているように、
側壁部10に上記実施例と同等の最外端内径Dを
添えた備えたテーパー状の孔11を形成したシー
ルガスケツト1を製作してハウジング2のシール
部に嵌着し、第4図に示した従来のシールガスケ
ツトを含めた3種についてのシール効果を比較し
た。その結果は次表の通りであつた。
ヘプンエンド精紡機におけるローター軸のシール
部に関するものである。 (従来の技術) 既に知られている通りローター式オープンエン
ド精紡機には、ローターに排気孔を備えた自己排
気方式と吸気フアンによりローター内を負圧化す
る積極排気方式があり、ローターが超高速回転
(8万〜10万rpm)する近年のオープンエンド精
紡機には後者の積極排気方式が採用されている。
ローター内を負圧化する目的は、周知の通り、コ
ミングローラーで分繊された繊維をローター内に
吸引移行せしめることにあり、ローター内の負圧
度は上記繊維の移行速度と糸の引き出し速度の関
連において決定され、上記した超高速オープンエ
ンド精紡機においては「−500mmH2O」程度の負
圧が必要とされていて、それに基づき吸気フアン
の容量が決定されている。 (考案が解決しようとする問題点) ところが上記積極吸気タイプのオープンエンド
精紡機におけるローターは実質的に密閉状態の空
間を形成するハウジング内において回転され、吸
気パイプからの排気作用によつて該ハウジング内
とともにローター内が負圧化されるようになつて
いて、ハウジング内とローター内が負圧化される
と、該ローター内の空間と連通している繊維移送
チヤンネルおよび糸引き出し管からローター内に
向かつて外部空気が吸入されることは当然として
も、ハウジングとローター回転軸との隙間から不
必要な空気が流入していて、この流入空気がロー
ター内の負圧化効率を低下させている。そのため
上記隙間をできるだけ小さくなすべく第4図に示
したようなシールガスケツト1によるシール構造
が採用され、隙間Sを0.5mm程度に抑制している。
しかしながら「−500mmH2O」の負圧下において
はこの環状の隙間Sから、毎分約47〓の空気がハ
ウジング2内に吸入され、この吸入量はハウジン
グ2内からの排気量の約20%を占めていて、吸気
フアンの小容量化あるいは低速化による省エネを
妨げる大きな要因となつている。 本考案は上記したハウジング2とローター回転
軸3との間の隙間Sからの空気の吸入を減少さ
せ、もつて省エネをはかることを目的としてなさ
れたものである。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、ハウジング側のシールガスケツトと
ローター回転軸との間の入口隙間面積を大幅に小
さくなすとともに流入した空気の流速を低下させ
るべくシールガスケツトの内面側に数条の環状溝
を形成してラビリンス構造となした。 (作用) ローター回転軸とハウジングのシールガスケツ
トとの狭少な隙間から流入した空気を、まず入口
直後の空間の拡がりによつて減速し、以後減少さ
れた空間と拡大された空間を順次流通させること
によつて、ハウジング内に向かう空気の流速を著
しく減速せしめ、その結果入口側の負圧度が低下
されて吸気力が減じられ、隙間からハウジング内
に吸入される空気量を減少させる。 (実施例) 以下本考案の実施例を示した図面にもとづいて
説明すると、積極吸気タイプのローター式オープ
ンエンド精紡機は、第1図にその主要部を示して
いるように、デイスクベアリング4に支持された
ローター軸3の端部に取り付けられたローター5
はハウジング2内に配置され、該ハウジング2を
吸気源(図示せず)からパイプ6を介して負圧と
し、この負圧にもとづいてコーミングローラ(図
示せず)により分繊された繊維が移送チヤンネル
7を通つてロータ5内に送り込まれ、糸8として
引き出されるようになつている。 本考案はかかるオープンエンド精紡機におい
て、ローター軸3が貫通されているハウジング2
の孔の部分に、第2図に示したごとく、ローター
軸3側の側壁部10に、外側に向かつて収歛し最
外端内径Dがローター軸3の外径dよりも僅かに
大きい程度となしたテーパー状の孔11を備え、
内周部に3条の環状溝12,12が形成されたラ
ビリンス構造のシールガスケツト1を嵌着した。 一方比較例として第3図に示しているように、
側壁部10に上記実施例と同等の最外端内径Dを
添えた備えたテーパー状の孔11を形成したシー
ルガスケツト1を製作してハウジング2のシール
部に嵌着し、第4図に示した従来のシールガスケ
ツトを含めた3種についてのシール効果を比較し
た。その結果は次表の通りであつた。
【表】
(考案の効果)
このように本考案によれば、シールガスケツト
1側壁部10における隙間Sの減少と内周部に形
成した数条の環状溝12,12によるラビリンス
構造の相乗効果にもとづき、上表に示したように
ローターの軸受部からハウジング2内に流入する
空気量の大幅に減少することができる。したがつ
て必要な負圧を得るための吸気フアンを小容量
化,あるいは回転の低速化が可能となり、省エネ
効果を達成して糸の製造コストを低減することが
できる。
1側壁部10における隙間Sの減少と内周部に形
成した数条の環状溝12,12によるラビリンス
構造の相乗効果にもとづき、上表に示したように
ローターの軸受部からハウジング2内に流入する
空気量の大幅に減少することができる。したがつ
て必要な負圧を得るための吸気フアンを小容量
化,あるいは回転の低速化が可能となり、省エネ
効果を達成して糸の製造コストを低減することが
できる。
第1図は本考案のシール部を示したオープンエ
ンド精紡機の主要部の断面図、第2図はシール部
の拡大図、そして第3図および第4図はシール部
の比較例および従来例を示した拡大断面図であ
る。 1……シールガスケツト、2はハウジング、3
はローターローター軸、10はガスケツトの側壁
部、11は孔、12は環状溝、Dは孔11の最外
端内径、dはローター軸の外径、Sは隙間。
ンド精紡機の主要部の断面図、第2図はシール部
の拡大図、そして第3図および第4図はシール部
の比較例および従来例を示した拡大断面図であ
る。 1……シールガスケツト、2はハウジング、3
はローターローター軸、10はガスケツトの側壁
部、11は孔、12は環状溝、Dは孔11の最外
端内径、dはローター軸の外径、Sは隙間。
Claims (1)
- ローター軸と対向している側壁部の孔が外側に
向かつて収歛されて最外端内径がローター軸の外
径よりも僅かに大きい程度となしたテーパー状に
形成され、内周部に数条の環状溝が形成されたラ
ビリンス構造のシールガスケツトが、ローター軸
とハウジングとのシール部に嵌着されていること
を特徴とするオープンエンド精紡機におけるロー
ター軸のシール部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987152905U JPH0311248Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987152905U JPH0311248Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0158669U JPH0158669U (ja) | 1989-04-12 |
| JPH0311248Y2 true JPH0311248Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=31428256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987152905U Expired JPH0311248Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0311248Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3326405C2 (de) * | 1983-07-22 | 1986-04-10 | Schubert & Salzer Maschinenfabrik Ag, 8070 Ingolstadt | Offenend-Rotorspinnvorrichtung |
-
1987
- 1987-10-06 JP JP1987152905U patent/JPH0311248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0158669U (ja) | 1989-04-12 |
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