JPH031127B2 - - Google Patents
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- JPH031127B2 JPH031127B2 JP60157349A JP15734985A JPH031127B2 JP H031127 B2 JPH031127 B2 JP H031127B2 JP 60157349 A JP60157349 A JP 60157349A JP 15734985 A JP15734985 A JP 15734985A JP H031127 B2 JPH031127 B2 JP H031127B2
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- Japan
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- mold
- film body
- cavity
- optical film
- gasket
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
- B29D11/0048—Moulds for lenses
- B29D11/00528—Consisting of two mould halves joined by an annular gasket
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00634—Production of filters
- B29D11/00644—Production of filters polarizing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、光学膜体と第1、第2のモールドと
をガスケツトに組込み形成した組立てモールド
を、傾斜状態あるいは垂直状態として後、その傾
斜上端部分あるいは垂直上端部分に設けられた注
入口部から樹脂モノマーを注入し、その際、光学
膜体の両側に形成された空室内の空気が順次排出
されつつ両空室の液面が略一致した状態で上昇す
るようになすことを基本として、光学膜体5に歪
を生ぜしめることがないとともに気泡抱き込みの
おそれもない等高品質の複合レンズを、高能率で
しかも高歩留まりで製造することを可能とする、
合成樹脂製複合レンズの製造方法及びその製造用
ガスケツトに関する。
をガスケツトに組込み形成した組立てモールド
を、傾斜状態あるいは垂直状態として後、その傾
斜上端部分あるいは垂直上端部分に設けられた注
入口部から樹脂モノマーを注入し、その際、光学
膜体の両側に形成された空室内の空気が順次排出
されつつ両空室の液面が略一致した状態で上昇す
るようになすことを基本として、光学膜体5に歪
を生ぜしめることがないとともに気泡抱き込みの
おそれもない等高品質の複合レンズを、高能率で
しかも高歩留まりで製造することを可能とする、
合成樹脂製複合レンズの製造方法及びその製造用
ガスケツトに関する。
(従来技術及びその問題点)
近年、偏光レンズの要望の高まりとともに、軽
量であり、耐衝撃性に優れ、しかも生産性の高い
樹脂材料に着目し、該樹脂材料を用いて高品質の
偏光レンズを能率的にかつ歩留まりよく製造せん
とする努力が続けられており、その最近における
従来例としては、特公昭59−36244号公報が開示
する製造方法あるいは特開昭59−187819号公報が
開示する製造方法等がある。
量であり、耐衝撃性に優れ、しかも生産性の高い
樹脂材料に着目し、該樹脂材料を用いて高品質の
偏光レンズを能率的にかつ歩留まりよく製造せん
とする努力が続けられており、その最近における
従来例としては、特公昭59−36244号公報が開示
する製造方法あるいは特開昭59−187819号公報が
開示する製造方法等がある。
前者即ち、特公昭59−36244号公報が開示する
製造方法を、第8図に基づいて説明すれば、筒状
をなすガスケツトaの底部に下部モールドbを取
付けて後、ガスケツトa内に樹脂モノマーcを所
定量注入充填し、該樹脂モノマーcの上面に偏光
膜dを積層載置し、その後該偏光膜d上部に樹脂
モノマーeを所定量注入充填し、然る後、上部モ
ールドfをガスケツトaの上部に取付け、樹脂モ
ノマーを重合硬化させて目的とする偏光レンズを
製造するものである。
製造方法を、第8図に基づいて説明すれば、筒状
をなすガスケツトaの底部に下部モールドbを取
付けて後、ガスケツトa内に樹脂モノマーcを所
定量注入充填し、該樹脂モノマーcの上面に偏光
膜dを積層載置し、その後該偏光膜d上部に樹脂
モノマーeを所定量注入充填し、然る後、上部モ
ールドfをガスケツトaの上部に取付け、樹脂モ
ノマーを重合硬化させて目的とする偏光レンズを
製造するものである。
しかしながら、該製造方法によるばあいには、
出願人自身も明細書において明言しているごと
く、樹脂モノマーc上面に偏光膜dを積層載置す
る際に、偏光膜dと樹脂モノマーcとの接触境界
面に気泡を抱込まないよう注意する必要があり、
又偏光膜d上に樹脂モノマーeを注入、充填する
際にも、偏光膜dと樹脂モノマーeとの境界面に
気泡を抱込まないように注意する必要があり、さ
らには、上部モールドfをガスケツトaに取付け
る際においても、樹脂モノマーeと上部モールド
fとの境界面に気泡を抱込まないように注意する
必要があつた。このようなことから、セツトgを
完成するためには各工程の作業を極めて慎重に行
わざるを得ず、しかもセツトに至るまでのほとん
ど全ての作業を一人の作業者がせざるを得ないこ
とから作業能率が悪く、偏光レンズの量産はほと
んど不可能であつた。
出願人自身も明細書において明言しているごと
く、樹脂モノマーc上面に偏光膜dを積層載置す
る際に、偏光膜dと樹脂モノマーcとの接触境界
面に気泡を抱込まないよう注意する必要があり、
又偏光膜d上に樹脂モノマーeを注入、充填する
際にも、偏光膜dと樹脂モノマーeとの境界面に
気泡を抱込まないように注意する必要があり、さ
らには、上部モールドfをガスケツトaに取付け
る際においても、樹脂モノマーeと上部モールド
fとの境界面に気泡を抱込まないように注意する
必要があつた。このようなことから、セツトgを
完成するためには各工程の作業を極めて慎重に行
わざるを得ず、しかもセツトに至るまでのほとん
ど全ての作業を一人の作業者がせざるを得ないこ
とから作業能率が悪く、偏光レンズの量産はほと
んど不可能であつた。
一方後者即ち、特開昭59−187819号公報が開示
する製造方法は、第9図に示すごとく、筒状をな
すガスケツトhの上下に上部モールドi、下部モ
ールドjを固定するとともに、両モールドi,j
間において、ガスケツトhの内面kに設けた突片
l上にガスケツトhの内面kとの間に間隙を有す
るよう偏光膜mを載置し、ガスケツトhの上部に
設けた注入口nより樹脂モノマーを注入して充填
せしめ、樹脂モノマーを重合硬化させて目的とす
る偏光レンズを製造するものである。
する製造方法は、第9図に示すごとく、筒状をな
すガスケツトhの上下に上部モールドi、下部モ
ールドjを固定するとともに、両モールドi,j
間において、ガスケツトhの内面kに設けた突片
l上にガスケツトhの内面kとの間に間隙を有す
るよう偏光膜mを載置し、ガスケツトhの上部に
設けた注入口nより樹脂モノマーを注入して充填
せしめ、樹脂モノマーを重合硬化させて目的とす
る偏光レンズを製造するものである。
しかしながら、該製造方法によるばあいには、
樹脂モノマーの注入に際し、偏光膜mと下部モー
ルドjとの間に樹脂モノマーが充填された後にお
いて、偏光膜m上に樹脂モノマーが供給されるよ
うにしなければならず、従つて、注入口nよりの
注入は、偏光膜mの下側に樹脂モノマーが充填さ
れるまでは、注入液がガスケツトhの内面に沿つ
て流下するように極めて慎重に行うことが必要と
なり、その結果、生産性が非常に悪く、しかも偏
光膜mと下部モールドjとの間に気泡を抱き込み
やすく、又偏光膜mが変形しやすいため、得られ
た偏光レンズの光学的品質が不均一となりやすい
他、製品歩留まりも悪いという欠点があつた。
樹脂モノマーの注入に際し、偏光膜mと下部モー
ルドjとの間に樹脂モノマーが充填された後にお
いて、偏光膜m上に樹脂モノマーが供給されるよ
うにしなければならず、従つて、注入口nよりの
注入は、偏光膜mの下側に樹脂モノマーが充填さ
れるまでは、注入液がガスケツトhの内面に沿つ
て流下するように極めて慎重に行うことが必要と
なり、その結果、生産性が非常に悪く、しかも偏
光膜mと下部モールドjとの間に気泡を抱き込み
やすく、又偏光膜mが変形しやすいため、得られ
た偏光レンズの光学的品質が不均一となりやすい
他、製品歩留まりも悪いという欠点があつた。
本発明者は、前記した各実施例における問題
は、モールドを水平にした状態で各工程の作業を
行うために生ずるものである点に着目して鋭意研
究を重ねた結果、光学膜体を含む組立てモールド
を傾斜状態あるいは垂直状態として後、その傾斜
上端部分あるいは垂直上端部分に設けられた注入
口部から樹脂モノマーを注入し、その際、光学膜
体の両側に形成された空室部内の空気が順次排出
されつつ両空室の液面が略一致した状態で上昇す
るようになすならば、両モールド間に形成される
空室が光学膜体により2分割されているとして
も、空室に気泡を抱き込むことなく樹脂モノマー
の完全充填ができると考え、更に研究を重ねた結
果本発明に到達したのである。
は、モールドを水平にした状態で各工程の作業を
行うために生ずるものである点に着目して鋭意研
究を重ねた結果、光学膜体を含む組立てモールド
を傾斜状態あるいは垂直状態として後、その傾斜
上端部分あるいは垂直上端部分に設けられた注入
口部から樹脂モノマーを注入し、その際、光学膜
体の両側に形成された空室部内の空気が順次排出
されつつ両空室の液面が略一致した状態で上昇す
るようになすならば、両モールド間に形成される
空室が光学膜体により2分割されているとして
も、空室に気泡を抱き込むことなく樹脂モノマー
の完全充填ができると考え、更に研究を重ねた結
果本発明に到達したのである。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る合成樹脂製複合レンズの製造方法
(以下製造方法という)は、筒状をなすガスケツ
ト1の内周突面部13に設けられている対向する
挟持片16,17間で、偏光膜体等の光学膜体5
の周縁部を挟持せしめ、該光学膜体5の両側にお
いて第1のモールド2と第2のモールド3とをガ
スケツト1に緊密に固定し、該第1のモールド2
と光学膜体5との間に第1の空室21を又第2の
モールド3と光学膜体5との間に第2の空室22
を夫々形成し、このように組立てられたモールド
26を傾斜状態あるいは垂直状態とし、第1の空
室21あるいは第2の空室22の少なくとも一と
連通するごとくガスケツト1の周壁23の傾斜上
端部分あるいは垂直上端部分に設けられた注入口
部25より樹脂モノマーを注入し、該注入の際、
傾斜下端部分あるいは垂直下端部分において第
1、第2の空室21,22を連通状態とするよう
にガスケツト1の内周突面部13を凹ませること
によつて形成された連通溝20を通して、樹脂モ
ノマーが一方の空室から他方の空室内に流入する
ようになし、該樹脂モノマーの注入に伴い、注入
口部25と連通する空室内の空気は該注入口部2
5から直接排出され、注入口部25と連通しない
空室内の空気は、傾斜上端部分あるいは垂直上端
部分において第1、第2の空室21,22を連通
状態とするようにガスケツト1の内周突面部13
を凹ませることによつて形成された連通溝19を
経て注入口部25から排出され、又は、該空室に
連通するごとく設けられた排気口部から排出され
るようになし、樹脂モノマーが第1、第2の空室
21,22に充填された後において該樹脂モノマ
ーを重合硬化させ、然る後第1、第2のモールド
2,3、ガスケツト1を取除いて偏光レンズを製
作することを特徴とする。
(以下製造方法という)は、筒状をなすガスケツ
ト1の内周突面部13に設けられている対向する
挟持片16,17間で、偏光膜体等の光学膜体5
の周縁部を挟持せしめ、該光学膜体5の両側にお
いて第1のモールド2と第2のモールド3とをガ
スケツト1に緊密に固定し、該第1のモールド2
と光学膜体5との間に第1の空室21を又第2の
モールド3と光学膜体5との間に第2の空室22
を夫々形成し、このように組立てられたモールド
26を傾斜状態あるいは垂直状態とし、第1の空
室21あるいは第2の空室22の少なくとも一と
連通するごとくガスケツト1の周壁23の傾斜上
端部分あるいは垂直上端部分に設けられた注入口
部25より樹脂モノマーを注入し、該注入の際、
傾斜下端部分あるいは垂直下端部分において第
1、第2の空室21,22を連通状態とするよう
にガスケツト1の内周突面部13を凹ませること
によつて形成された連通溝20を通して、樹脂モ
ノマーが一方の空室から他方の空室内に流入する
ようになし、該樹脂モノマーの注入に伴い、注入
口部25と連通する空室内の空気は該注入口部2
5から直接排出され、注入口部25と連通しない
空室内の空気は、傾斜上端部分あるいは垂直上端
部分において第1、第2の空室21,22を連通
状態とするようにガスケツト1の内周突面部13
を凹ませることによつて形成された連通溝19を
経て注入口部25から排出され、又は、該空室に
連通するごとく設けられた排気口部から排出され
るようになし、樹脂モノマーが第1、第2の空室
21,22に充填された後において該樹脂モノマ
ーを重合硬化させ、然る後第1、第2のモールド
2,3、ガスケツト1を取除いて偏光レンズを製
作することを特徴とする。
又本発明に係るガスケツト1の一は、合成樹脂
素材等を用いて形成された可撓性を有する筒状を
なし、その開口両側の内周に、第1のモールド2
及び第2のモールド3の周縁部分9,10と当接
しうる段部11,12を形成し、該両段部11,
12間の内周突面部13には、偏光膜体等の光学
膜体5の周縁部分15を挟持する挟持片16,1
7を突設し、かつ周壁23には、光学膜体5及び
両モールド2,3を取付けた際に、第1のモール
ド2と光学膜体5との間に形成される第1の空室
21あるいは第2のモールド3と光学膜体5との
間に形成される第2の空室22と連通するごとく
樹脂モノマーの注入口部25を設け、該注入口部
25側部分及びそれと略対向する部分には、該第
1、第2の空室21,22を連通する連通溝1
9,20を、内周突面部13を凹ませることによ
つて形成したことを特徴とする。
素材等を用いて形成された可撓性を有する筒状を
なし、その開口両側の内周に、第1のモールド2
及び第2のモールド3の周縁部分9,10と当接
しうる段部11,12を形成し、該両段部11,
12間の内周突面部13には、偏光膜体等の光学
膜体5の周縁部分15を挟持する挟持片16,1
7を突設し、かつ周壁23には、光学膜体5及び
両モールド2,3を取付けた際に、第1のモール
ド2と光学膜体5との間に形成される第1の空室
21あるいは第2のモールド3と光学膜体5との
間に形成される第2の空室22と連通するごとく
樹脂モノマーの注入口部25を設け、該注入口部
25側部分及びそれと略対向する部分には、該第
1、第2の空室21,22を連通する連通溝1
9,20を、内周突面部13を凹ませることによ
つて形成したことを特徴とする。
又本発明に係るガスケツト1の他は、合成樹脂
素材等を用いて形成された可撓性を有する筒状を
なし、その開口両側の内周に、第1のモールド2
及び第2のモールド3の周縁部分9,10と当接
しうる段部11,12を形成し、該両段部11,
12間において内方に突出する内周突面部13に
は、偏光膜体等の光学膜体5の周縁部分15を挟
持する挟持片16,17を突設し、かつ周壁23
には、光学膜体5及び第1第2のモールド2,3
を取付けた際に、第1のモールド2と光学膜体5
との間に形成される第1の空室21及び第2のモ
ールド3と光学膜体5との間に形成される第2の
空室22の双方と連通するごとく樹脂モノマーの
注入口部25を設け、該注入口部25と略対向す
る部分には、該第1、第2の空室21,22を連
通する連通溝20を、内周突面部13を凹ませる
ことによつて形成したことを特徴とする。
素材等を用いて形成された可撓性を有する筒状を
なし、その開口両側の内周に、第1のモールド2
及び第2のモールド3の周縁部分9,10と当接
しうる段部11,12を形成し、該両段部11,
12間において内方に突出する内周突面部13に
は、偏光膜体等の光学膜体5の周縁部分15を挟
持する挟持片16,17を突設し、かつ周壁23
には、光学膜体5及び第1第2のモールド2,3
を取付けた際に、第1のモールド2と光学膜体5
との間に形成される第1の空室21及び第2のモ
ールド3と光学膜体5との間に形成される第2の
空室22の双方と連通するごとく樹脂モノマーの
注入口部25を設け、該注入口部25と略対向す
る部分には、該第1、第2の空室21,22を連
通する連通溝20を、内周突面部13を凹ませる
ことによつて形成したことを特徴とする。
(実施例)
以下本発明に係る製造方法及びガスケツトの実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図は、本発明の製造方法を実施する際
に用いられるガスケツト1を例示し、その開口両
側には、第3図に示すごとく、第1のモールド
2、第2のモールド3が取付けられ、両モールド
2,3間には、第1、第2のモールドの取付けに
先立ち、光学膜体(本実施例においては偏光膜体
5a)5が取付けられる。ここに第1のモールド
2、第2のモールド3は、夫々、目的とする偏光
レンズ6(第4図に示す)の凹球面、凸球面を形
成する、例えばガラスモールとして形成されてい
る。又前記光学膜体(偏光膜体5a)5は、フイ
ルム状又は比較的肉厚のシート状素材を用いてな
り、製造すべき偏光レンズの凹球面、凸球面に相
応した球面状に形成され、本実施例においては、
ガスケツト1の内周突面部13の内径に略等しい
外径を有する。又後述する樹脂モノマー29との
接着を高めるために接着コート処理が施されてい
る。
に用いられるガスケツト1を例示し、その開口両
側には、第3図に示すごとく、第1のモールド
2、第2のモールド3が取付けられ、両モールド
2,3間には、第1、第2のモールドの取付けに
先立ち、光学膜体(本実施例においては偏光膜体
5a)5が取付けられる。ここに第1のモールド
2、第2のモールド3は、夫々、目的とする偏光
レンズ6(第4図に示す)の凹球面、凸球面を形
成する、例えばガラスモールとして形成されてい
る。又前記光学膜体(偏光膜体5a)5は、フイ
ルム状又は比較的肉厚のシート状素材を用いてな
り、製造すべき偏光レンズの凹球面、凸球面に相
応した球面状に形成され、本実施例においては、
ガスケツト1の内周突面部13の内径に略等しい
外径を有する。又後述する樹脂モノマー29との
接着を高めるために接着コート処理が施されてい
る。
該ガスケツト1は、合成樹脂素材等を用いて形
成された可撓性を有する例えば円筒状をなし、そ
の開口両側の内周には、第1のモールド2及び第
2のモールド3の周縁部分9,10と当接しうる
段部11,12が周設されている。該両段部1
1,12間には、内方に突出する内周突面部13
が形成されており、該内周突面部13には、第2
のモールド取付用段部12の周縁部分に沿い、偏
光膜体5aの周縁部分15を、該偏光膜体5aが
樹脂モノマーの注入、充填時に回転しないよう挟
持する挟持片16,17が内方に突出するごとく
周設されており、該偏光膜体5aの取付けを容易
とするため、段部11側の挟持片17は内周突面
部13から僅かに突出する程度とするのが好まし
い。又内周突面部13の対向部位には、該内周突
面部13を横切るごとく連通溝19,20が凹設
さており、その結果、第3図に示すごとく、偏光
膜体5a及び両モールド2,3を取付けた際に生
ずる、第1のモールド2と偏光膜体5aとの間に
形成される第1の空室21と、第2のモールド3
と偏光膜体5aとの間に形成される第2の空室2
2とは、前記連通溝19,20によつて連通状態
とされる。又周壁23には、一方の連通溝(例え
ば連通溝19)の溝底の段部11寄りにおいて開
口する樹脂モノマーの注入口部25が設けられて
いる。
成された可撓性を有する例えば円筒状をなし、そ
の開口両側の内周には、第1のモールド2及び第
2のモールド3の周縁部分9,10と当接しうる
段部11,12が周設されている。該両段部1
1,12間には、内方に突出する内周突面部13
が形成されており、該内周突面部13には、第2
のモールド取付用段部12の周縁部分に沿い、偏
光膜体5aの周縁部分15を、該偏光膜体5aが
樹脂モノマーの注入、充填時に回転しないよう挟
持する挟持片16,17が内方に突出するごとく
周設されており、該偏光膜体5aの取付けを容易
とするため、段部11側の挟持片17は内周突面
部13から僅かに突出する程度とするのが好まし
い。又内周突面部13の対向部位には、該内周突
面部13を横切るごとく連通溝19,20が凹設
さており、その結果、第3図に示すごとく、偏光
膜体5a及び両モールド2,3を取付けた際に生
ずる、第1のモールド2と偏光膜体5aとの間に
形成される第1の空室21と、第2のモールド3
と偏光膜体5aとの間に形成される第2の空室2
2とは、前記連通溝19,20によつて連通状態
とされる。又周壁23には、一方の連通溝(例え
ば連通溝19)の溝底の段部11寄りにおいて開
口する樹脂モノマーの注入口部25が設けられて
いる。
次に、前記したガスケツト1、第1、第2のモ
ールド2,3、光学膜体(本実施例においては偏
光膜体5a)5を用いて複合レンズ(本実施例に
おいては偏光レンズ)を製造する方法を第3図に
より説明すれば、次のごとくである。
ールド2,3、光学膜体(本実施例においては偏
光膜体5a)5を用いて複合レンズ(本実施例に
おいては偏光レンズ)を製造する方法を第3図に
より説明すれば、次のごとくである。
即ち、まず、ガスケツト1の内周突面部13に
設けられている挟持片16,17間で偏光膜体5
aを樹脂モノマーの注入、充填時において回転し
ないように教示せしめて後、第1のモールド2及
び第2のモールド3を、その周縁部分9,10が
段部11,12と当接するようガスケツト1の開
口両側の内周に緊密に固定し、第1のモールド2
と偏光膜体5aとの間に第1の空室21が、又第
2のモールド3と偏光膜体5aとの間に第2の空
室22が夫々形成され、両モールド2,3間の間
隙が目的とするレンズの厚みに相当したものとな
つた組立てモールド26を構成する。なお本実施
例においては、偏光膜体5aを、その偏光軸の方
向が対向する連通溝19,20を結ぶ直線と合致
するように挟持片16,17により挟持せしめる
ものとする。なお第3図において27はクランプ
手段である。
設けられている挟持片16,17間で偏光膜体5
aを樹脂モノマーの注入、充填時において回転し
ないように教示せしめて後、第1のモールド2及
び第2のモールド3を、その周縁部分9,10が
段部11,12と当接するようガスケツト1の開
口両側の内周に緊密に固定し、第1のモールド2
と偏光膜体5aとの間に第1の空室21が、又第
2のモールド3と偏光膜体5aとの間に第2の空
室22が夫々形成され、両モールド2,3間の間
隙が目的とするレンズの厚みに相当したものとな
つた組立てモールド26を構成する。なお本実施
例においては、偏光膜体5aを、その偏光軸の方
向が対向する連通溝19,20を結ぶ直線と合致
するように挟持片16,17により挟持せしめる
ものとする。なお第3図において27はクランプ
手段である。
次に、このように組立てられた組立てモールド
26をガスケツト1に設けられている注入口部2
5が上端に位置するよう、かつ第1の空室21が
上となるように、傾斜状態とし、注入口部25か
ら、例えば上側に位置する第1のモールド2の球
状面に沿わせて、樹脂モノマー29を注入する。
なお該樹脂モノマーとしては、メチルメタアクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ジアノエチルメタアクリレート、ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート等、合成樹脂
性レンズの製造のために従来採用されている周知
のものを用いることができ、これらを夫々単独で
用いたホモポリマーでもよく、又コポリマーでも
よく、さらには注入、充填作業に支障を生じない
程度に部分重合されたプレポリマーでもよい。
26をガスケツト1に設けられている注入口部2
5が上端に位置するよう、かつ第1の空室21が
上となるように、傾斜状態とし、注入口部25か
ら、例えば上側に位置する第1のモールド2の球
状面に沿わせて、樹脂モノマー29を注入する。
なお該樹脂モノマーとしては、メチルメタアクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ジアノエチルメタアクリレート、ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート等、合成樹脂
性レンズの製造のために従来採用されている周知
のものを用いることができ、これらを夫々単独で
用いたホモポリマーでもよく、又コポリマーでも
よく、さらには注入、充填作業に支障を生じない
程度に部分重合されたプレポリマーでもよい。
前記樹脂モノマー29の注入、充填の際、前記
したごとく、第1の空室21と第2の空室22と
が、注入口部25側の上の連通溝19と対向して
設けられている傾斜下端部の連通溝20によつて
連通状態とされているため、第1の空室21内に
注入された樹脂モノマー29は下の連通溝20を
通つて第2の空室22内に流入することとなり、
従つて第1の空室21における液面30と第2の
空室22における液面31とは略一致した状態で
上昇する。そして、組立てモールド26が傾斜状
態にあることから、樹脂モノマー29の注入に伴
い、自ずから、注入口部25と連通する第1の空
室21内の空気は矢印F1で示すごとく、注入口
部25から直接排出され、又注入口部25と直接
連通しない第2の空室22内の空気は、矢印F2
で示すごとく、上の連通溝19を経て注入口部2
5から円滑に排出され、第1、第2の空室21,
22内には何ら気泡が抱き込まれることなく、樹
脂モノマー29が完全充填されることとなる。
したごとく、第1の空室21と第2の空室22と
が、注入口部25側の上の連通溝19と対向して
設けられている傾斜下端部の連通溝20によつて
連通状態とされているため、第1の空室21内に
注入された樹脂モノマー29は下の連通溝20を
通つて第2の空室22内に流入することとなり、
従つて第1の空室21における液面30と第2の
空室22における液面31とは略一致した状態で
上昇する。そして、組立てモールド26が傾斜状
態にあることから、樹脂モノマー29の注入に伴
い、自ずから、注入口部25と連通する第1の空
室21内の空気は矢印F1で示すごとく、注入口
部25から直接排出され、又注入口部25と直接
連通しない第2の空室22内の空気は、矢印F2
で示すごとく、上の連通溝19を経て注入口部2
5から円滑に排出され、第1、第2の空室21,
22内には何ら気泡が抱き込まれることなく、樹
脂モノマー29が完全充填されることとなる。
このように、第1、第2の空室21,22内に
樹脂モノマー29が充填された後、注入口部25
を栓(図示せず)によつて封じ、この状態で樹脂
モノマー29を加熱重合させ、次いで各モールド
2,3、ガスケツト1より離型することにより目
的とする複合レンズ(本実施例においては偏光レ
ンズ)が得られることとなる。
樹脂モノマー29が充填された後、注入口部25
を栓(図示せず)によつて封じ、この状態で樹脂
モノマー29を加熱重合させ、次いで各モールド
2,3、ガスケツト1より離型することにより目
的とする複合レンズ(本実施例においては偏光レ
ンズ)が得られることとなる。
第4図はかかる製造方法によつて得られた偏光
レンズ6を示すものであり、ガスケツト1の両連
通溝19,20と対応する部位には、該連通溝1
9,20の形状と合致した突部32,33が形成
されており、該突部32,33は、偏光軸を定め
る指標となりうる。即ち該偏光レンズ6にあつて
は、両突部32,33を結ぶ直線は偏光軸を明示
する。というのは、前記したように、偏光膜体5
aは、その偏光軸方向が対向する連通溝19,2
0を結ぶ直線と合致するように挟持片16,17
に挟持せしめられ、しかも樹脂モノマーの注入、
充填時において回転しないように挟持せしめるか
らである。
レンズ6を示すものであり、ガスケツト1の両連
通溝19,20と対応する部位には、該連通溝1
9,20の形状と合致した突部32,33が形成
されており、該突部32,33は、偏光軸を定め
る指標となりうる。即ち該偏光レンズ6にあつて
は、両突部32,33を結ぶ直線は偏光軸を明示
する。というのは、前記したように、偏光膜体5
aは、その偏光軸方向が対向する連通溝19,2
0を結ぶ直線と合致するように挟持片16,17
に挟持せしめられ、しかも樹脂モノマーの注入、
充填時において回転しないように挟持せしめるか
らである。
第5図はガスケツト1の他の構成をその使用状
態とともに示すものであり、前記したガスケツト
の構成と相違する点は、注入口部25を、第1の
空室21と第2の空室22の双方と連通するごと
く設けた点にある。なお、第1の空室21内の空
気、第2の空室22の空気の排出は同図において
矢印F3,F4で示すごとくである。
態とともに示すものであり、前記したガスケツト
の構成と相違する点は、注入口部25を、第1の
空室21と第2の空室22の双方と連通するごと
く設けた点にある。なお、第1の空室21内の空
気、第2の空室22の空気の排出は同図において
矢印F3,F4で示すごとくである。
なお本発明において、光学膜体5とは、偏光膜
体、調光膜体、調光・偏光膜体等の透光性膜体を
いい、該光学膜体を含む複合レンズは、完成レン
ズであつても半完成レンズであつてもよい。又ガ
スケツト1は、好ましくは円筒状であるが、長方
形、正方形、長円形等任意の横断面形状をとるこ
とができるとともに、該ガスケツト1に設けられ
ている挟持片16,17は、実施例で示した環状
をなすものに限定されず、対向する突片として形
成された挟持片であつてもよく、千鳥状に突設さ
れた挟持片であつてもよい。そして該挟持片によ
る光学膜体5の周縁部の挟持状態は、樹脂モノマ
ー注入時において光学膜体5が回転不能となる挟
持に限定されず、光学膜体5の周縁部を挟持片に
挟持せしめるばあいの作業性等を考慮し、多少緩
い挟持であつてもよい。さらに、挟持片16,1
7の突設部分は、ガスケツト1の内周突面部13
の両段部11,12の任意部位に設定してよく、
実施例で示したごとくレンズ凹面近傍部位に限定
されるものではない。又本発明に係るガスケツト
において、注入口部25を、第1の空室21ある
いは第2の空室22の一と連通させるばあいに
は、注入口部25と連通しない空室内の空気は、
実施例において示したばあいのように連通溝19
を経て注入口部25から排出されるようになす
他、第2の空室22に連通するごとく周壁23に
設けられた排気口部(図示せず)から排出される
ようにしてもよい。一方注入口部25を、第1の
空室21及び第2の空室22の双方と連通するご
とく設けるばあいには、連通溝は、傾斜下端部分
(組立てモールド26が傾斜状態にあるばあい)、
あるいは垂直下端部分(組立てモールド26が垂
直状態にあるばあい)にのみ設けられてもよい。
なおこのばあい第6図に示すごとく、対向する部
位に偏光軸を定める指標となる小孔(切欠等でも
よい)34,35を設けておくのがよい。又本発
明にいう「ガスケツト1の注入口部25側部分の
連通溝19と略対向する部分に連通溝20を設け
る」とは、注入口部25側部分の連通溝19と対
向する部位に連通溝20を設けることの他、注入
された樹脂モノマーが、注入側の空室から他方の
空室に支障なく(即ち光学膜体5に歪等を生ぜし
めることなく)流入するものであれば、第7図に
示すごとく前記対向部位から稍離れた部位に連通
溝20が設けられていてもよいことを意味する。
又本発明にいう「ガスケツト1の注入口部25と
略対向する部分に連通溝20を設ける」も、同様
に理解されるべきである。さらに下の連通溝20
の個数は複数であつてもよく、又連通溝19,2
0の幅は、空室内の空気の排出状態や連通溝20
を通しての樹脂モノマーの流入状態等を考慮して
適宜のものに設定される。
体、調光膜体、調光・偏光膜体等の透光性膜体を
いい、該光学膜体を含む複合レンズは、完成レン
ズであつても半完成レンズであつてもよい。又ガ
スケツト1は、好ましくは円筒状であるが、長方
形、正方形、長円形等任意の横断面形状をとるこ
とができるとともに、該ガスケツト1に設けられ
ている挟持片16,17は、実施例で示した環状
をなすものに限定されず、対向する突片として形
成された挟持片であつてもよく、千鳥状に突設さ
れた挟持片であつてもよい。そして該挟持片によ
る光学膜体5の周縁部の挟持状態は、樹脂モノマ
ー注入時において光学膜体5が回転不能となる挟
持に限定されず、光学膜体5の周縁部を挟持片に
挟持せしめるばあいの作業性等を考慮し、多少緩
い挟持であつてもよい。さらに、挟持片16,1
7の突設部分は、ガスケツト1の内周突面部13
の両段部11,12の任意部位に設定してよく、
実施例で示したごとくレンズ凹面近傍部位に限定
されるものではない。又本発明に係るガスケツト
において、注入口部25を、第1の空室21ある
いは第2の空室22の一と連通させるばあいに
は、注入口部25と連通しない空室内の空気は、
実施例において示したばあいのように連通溝19
を経て注入口部25から排出されるようになす
他、第2の空室22に連通するごとく周壁23に
設けられた排気口部(図示せず)から排出される
ようにしてもよい。一方注入口部25を、第1の
空室21及び第2の空室22の双方と連通するご
とく設けるばあいには、連通溝は、傾斜下端部分
(組立てモールド26が傾斜状態にあるばあい)、
あるいは垂直下端部分(組立てモールド26が垂
直状態にあるばあい)にのみ設けられてもよい。
なおこのばあい第6図に示すごとく、対向する部
位に偏光軸を定める指標となる小孔(切欠等でも
よい)34,35を設けておくのがよい。又本発
明にいう「ガスケツト1の注入口部25側部分の
連通溝19と略対向する部分に連通溝20を設け
る」とは、注入口部25側部分の連通溝19と対
向する部位に連通溝20を設けることの他、注入
された樹脂モノマーが、注入側の空室から他方の
空室に支障なく(即ち光学膜体5に歪等を生ぜし
めることなく)流入するものであれば、第7図に
示すごとく前記対向部位から稍離れた部位に連通
溝20が設けられていてもよいことを意味する。
又本発明にいう「ガスケツト1の注入口部25と
略対向する部分に連通溝20を設ける」も、同様
に理解されるべきである。さらに下の連通溝20
の個数は複数であつてもよく、又連通溝19,2
0の幅は、空室内の空気の排出状態や連通溝20
を通しての樹脂モノマーの流入状態等を考慮して
適宜のものに設定される。
(発明の効果)
上述したごとく、本発明の合成樹脂製複合レン
ズの製造方法及びその製造用ガスケツトによれ
ば、光学膜体を含む組立てモールドを傾斜状態あ
るいは垂直状態として後、その傾斜上端部分ある
いは垂直上端部分に設けられた注入口部から樹脂
モノマーを注入し、その際、光学膜体の両側に形
成された空室内部の空気が順次排出されつつ液面
が略一致した状態で上昇するため、従来のごとく
モールドを水平にした状態で樹脂モノマーを注
入、充填するばあいとは異なり、樹脂モノマーの
注入に伴い、空室内の空気は、自ずから、傾斜上
端部分あるいは垂直上端部分に設けられている注
入口部あるいは排気口部から円滑に排出され、従
つて、気泡の抱き込みを招くことなく空室内に樹
脂モノマーを完全充填することができ、又第1、
第2の空室内の液面が略一致して上昇することか
ら、光学膜体に無理な力が作用せず歪等を生ぜし
めるおそれもなく、品質の優れる複合レンズを高
歩留まりで製造することができる。しかもこのよ
うに空室内の空気を自動的排出させうるため、樹
脂モノマーの注入作業に際し、従来の製造方法に
よるばあいのごとき慎重さは要求されず、従つて
作業が容易であり、製造能率の大幅な向上を期す
ことができて複合レンズを量産しうることとな
る。
ズの製造方法及びその製造用ガスケツトによれ
ば、光学膜体を含む組立てモールドを傾斜状態あ
るいは垂直状態として後、その傾斜上端部分ある
いは垂直上端部分に設けられた注入口部から樹脂
モノマーを注入し、その際、光学膜体の両側に形
成された空室内部の空気が順次排出されつつ液面
が略一致した状態で上昇するため、従来のごとく
モールドを水平にした状態で樹脂モノマーを注
入、充填するばあいとは異なり、樹脂モノマーの
注入に伴い、空室内の空気は、自ずから、傾斜上
端部分あるいは垂直上端部分に設けられている注
入口部あるいは排気口部から円滑に排出され、従
つて、気泡の抱き込みを招くことなく空室内に樹
脂モノマーを完全充填することができ、又第1、
第2の空室内の液面が略一致して上昇することか
ら、光学膜体に無理な力が作用せず歪等を生ぜし
めるおそれもなく、品質の優れる複合レンズを高
歩留まりで製造することができる。しかもこのよ
うに空室内の空気を自動的排出させうるため、樹
脂モノマーの注入作業に際し、従来の製造方法に
よるばあいのごとき慎重さは要求されず、従つて
作業が容易であり、製造能率の大幅な向上を期す
ことができて複合レンズを量産しうることとな
る。
第1図は本発明のガスケツトを例示する斜視
図、第2図はその部分斜視図、第3図は組立てモ
ールド内への樹脂モノマーの注入状態を示す断面
図、第4図は製造された複合レンズを例示する斜
視図、第5図はガスケツトの他の例をその使用状
態及び組立てモールド内への樹脂モノマーの注入
状態とともに示す断面図、第6図は光学膜体を例
示する斜視図、第7図はガスケツトの他の例を示
す正面図、第8〜9図は従来における複合レンズ
の製造方法を説明するための説明図である。 1……ガスケツト、2……第1のモールド、3
……第2のモールド、5……光学膜体、11,1
2……段部、13……内周突面部、16,17…
…挟持片、19,20……連通溝、21……第1
の空室、22……第2の空室、23……周壁、2
5……注入口部、26……組立てモールド。
図、第2図はその部分斜視図、第3図は組立てモ
ールド内への樹脂モノマーの注入状態を示す断面
図、第4図は製造された複合レンズを例示する斜
視図、第5図はガスケツトの他の例をその使用状
態及び組立てモールド内への樹脂モノマーの注入
状態とともに示す断面図、第6図は光学膜体を例
示する斜視図、第7図はガスケツトの他の例を示
す正面図、第8〜9図は従来における複合レンズ
の製造方法を説明するための説明図である。 1……ガスケツト、2……第1のモールド、3
……第2のモールド、5……光学膜体、11,1
2……段部、13……内周突面部、16,17…
…挟持片、19,20……連通溝、21……第1
の空室、22……第2の空室、23……周壁、2
5……注入口部、26……組立てモールド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 筒状をなすガスケツト1の内周突面部13に
設けられている対向する挾持片16,17間で、
偏光膜体等の光学膜体5の周縁部を挟持せしめ、
該光学膜体5の両側において第1のモールド2と
第2のモールド3とをガスケツト1に緊密に固定
し、該第1のモールド2と光学膜体5との間に第
1の空室21を又第2のモールド3と光学膜体5
との間に第2の空室22を夫々形成し、このよう
に組立てられたモールド26を傾斜状態あるいは
垂直状態とし、第1の空室21あるいは第2の空
室22の少なくとも一と連通するごとくガスケツ
ト1周壁23の傾斜上端部分あるいは垂直上端部
分に設けられた注入口部25より樹脂モノマーを
注入し、該注入の際、傾斜下端部分あるいは垂直
下端部分において第1、第2の空室21,22を
連通状態とするようにガスケツト1の内周突面部
13を凹ませることによつて形成された連通溝2
0を通して、樹脂モノマーが一方の空室から他方
の空室内に流入するようになし、該樹脂モノマー
の注入に伴い、注入口部25と連通する空室内の
空気は該注入口部25から直接排出され、注入口
部25と連通しない空室内の空気は、傾斜上端部
分あるいは垂直上端部分において第1、第2の空
室21,22を連通状態とするようにガスケツト
1の内周突面部13を凹ませることによつて形成
された連通溝19を経て注入口部25から排出さ
れ、又は、該空室に連通するごとく設けられた排
気口部から排出されるようになし、樹脂モノマー
が第1、第2の空室21,22に充填された後に
おいて該樹脂モノマーを重合硬化させ、然る後第
1、第2のモールド2,3、ガスケツト1を取除
いて偏光レンズを製作することを特徴とする合成
樹脂製複合レンズの製造方法。 2 合成樹脂素材等を用いて形成された可撓性を
有する筒状をなし、その開口両側の内周に、第1
のモールド2及び第2のモールド3の周縁部分
9,10と当接しうる段部11,12を形成し、
該両段部11,12間において内方に突出する内
周突面部13には、偏光膜体等の光学膜体5の周
縁部分15を挟持する挾持片16,17を突設
し、かつ周壁23には、光学膜体5及び第1、第
2のモールド2,3を取付けた際に、第1のモー
ルド2と光学膜体5との間に形成される第1の空
室21、あるいは第2のモールド3と光学膜体5
との間に形成される第2の空室22と連通するご
とく樹脂モノマーの注入口部25を設け、該注入
口部25側部分及びそれと略対向する部分には、
該第1、第2の空室21,22を連通する連通溝
19,20を、内周突面部13を凹ませることに
よつて形成したことを特徴とする合成樹脂製複合
レンズ製造用のガスケツト。 3 合成樹脂素材等を用いて形成された可撓性を
有する筒状をなし、その開口両側の内周に、第1
のモールド2及び第2のモールド3の周縁部分
9,10と当接しうる段部11,12を形成し、
該両段部11,12間において内方に突出する内
周突面部13には、偏光膜体等の光学膜体5の周
縁部分15を挟持する挾持片16,17を突設
し、かつ周壁23には、光学膜体5及び第1、第
2のモールド2,3を取付けた際に、第1のモー
ルド2と光学膜体5との間に形成される第1の空
室21及び第2のモールド3と光学膜体5との間
に形成される第2の空室22の双方と連通するご
とく樹脂モノマーの注入口部25を設け、該注入
口部25と略対向する部分には、該第1、第2の
空室21,22を連通する連通溝20を、内周突
面部13を凹ませることによつて形成したことを
特徴とする合成樹脂製複合レンズ製造用のガスケ
ツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60157349A JPS6218225A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 合成樹脂製複合レンズの製造方法及びその製造用ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60157349A JPS6218225A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 合成樹脂製複合レンズの製造方法及びその製造用ガスケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6218225A JPS6218225A (ja) | 1987-01-27 |
| JPH031127B2 true JPH031127B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15647734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60157349A Granted JPS6218225A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 合成樹脂製複合レンズの製造方法及びその製造用ガスケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6218225A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4873029A (en) * | 1987-10-30 | 1989-10-10 | Blum Ronald D | Method for manufacturing lenses |
| JP2618426B2 (ja) * | 1988-03-04 | 1997-06-11 | 株式会社メニコン | 眼内レンズ形成体 |
| JPH01286808A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラスチックレンズ成形方法および装置 |
| FR2837419B1 (fr) * | 2002-03-19 | 2006-11-24 | Essilor Int | Procede pour l'obtention d'une lentille optique ainsi que joint et dispositif pour sa mise en oeuvre |
| KR100495326B1 (ko) * | 2002-07-13 | 2005-06-14 | 삼성아이텍 주식회사 | 캐스팅 방식에 의한 내구성 편광렌즈의 제조방법 및제조도구 |
| CN101648421B (zh) * | 2004-06-08 | 2014-10-15 | Hoya株式会社 | 塑料透镜的制造方法、成形用密封垫片及成形模、原料液注入夹具、成形模保持夹具 |
| JP4590311B2 (ja) * | 2004-06-08 | 2010-12-01 | Hoya株式会社 | プラスチックレンズの製造方法、プラスチックレンズ成形用ガスケット、プラスチックレンズ成形用成形型、プラスチックレンズ原料液注入治具、プラスチックレンズ成形型保持具、およびプラスチックレンズ製造装置 |
| JP2007176184A (ja) * | 2004-06-08 | 2007-07-12 | Hoya Corp | プラスチックレンズの製造方法、プラスチックレンズ成形用ガスケット、プラスチックレンズ成形用成形型、プラスチックレンズ原料液注入治具、プラスチックレンズ成形型保持具、およびプラスチックレンズ製造装置 |
| JP2006231825A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Seiko Epson Corp | 原料注入方法 |
| JP4710482B2 (ja) * | 2005-08-18 | 2011-06-29 | セイコーエプソン株式会社 | 注入針、注入針製造方法、および合成樹脂成形物製造方法 |
| US20090185943A1 (en) * | 2006-05-17 | 2009-07-23 | National Institute For Materials Science | Steel plate and steel plate coil |
| KR100886748B1 (ko) * | 2007-06-15 | 2009-03-04 | 주식회사 고려광학 | 편광렌즈 제조장치 |
| JP5046790B2 (ja) * | 2007-08-22 | 2012-10-10 | 株式会社ニコン・エシロール | ガスケット、及び光学素子の製造方法 |
| JP6553157B2 (ja) * | 2017-12-04 | 2019-07-31 | タレックス光学工業株式会社 | 複合機能性偏光レンズの製造方法 |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP60157349A patent/JPS6218225A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6218225A (ja) | 1987-01-27 |
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