JPH0311842Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311842Y2 JPH0311842Y2 JP13943584U JP13943584U JPH0311842Y2 JP H0311842 Y2 JPH0311842 Y2 JP H0311842Y2 JP 13943584 U JP13943584 U JP 13943584U JP 13943584 U JP13943584 U JP 13943584U JP H0311842 Y2 JPH0311842 Y2 JP H0311842Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- sensor
- thermistor sensor
- silicon oxide
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
(考案の属する技術分野)
本考案はサーミスタ素体を直接ガソリン等の液
体中に放置し、あるいはくり返し浸漬するように
使用されるサーミスタセンサの改良に関するもの
である。 (従来の技術) 前記のように使用するサーミスタセンサとし
て、従来は第2図にその断面図を示した、特に保
護膜を形成しないものや、第3図のように保護膜
を形成したものがある。第2図において1はサー
ミスタ素体、2a,2bは銀電極、3a,3bは
はんだ、4a,4bは端子線(リード)で、サー
ミスタ素体には一定電圧をかけてその電流の変化
によつてサーミスタセンサを取囲む液面の低下を
検出することはよく知られているが、このような
構造ではサーミスタ素子が直接液体に触れるた
め、たとえばガソリンや特に水やアルコール中に
浸漬して使用する場合には、銀電極2a,2bの
移動による有効電極面積の減少等によつてサーミ
スタの抵抗値が変化したり、はんだの腐食によつ
てリード4a,4bが脱落し、サーミスタとして
の特性が失われる事故を発生し易いことはよく知
られていて、耐久性が低く信頼性が劣つている。 第3図に断面図を示した構造のものは、第2図
のものに対する欠点を改善したもので、記号は第
2図と共通であるが、電極を含むサーミスタセン
サをエポキシ樹脂やガラスによる保護膜5にて覆
つたものである。これらの保護膜はサーミスタ素
子が直接液体に触れないために確かに有効である
が、液面降下による高い温度上昇にもとづく熱衝
撃や、構成材質間の熱膨張係数の相異によつて生
じるクラツクや剥離によつて液体がサーミスタ素
子に侵入し、第2図構造品と同様の欠陥を発生す
る。なおエポキシ樹脂やガラスを使用した場合
は、熱応答性が遅くなる欠点と、その粘度が高い
ためサーミスタ素体の空孔部を十分充填すること
ができないため、電極の移動を十分遮断できない
という欠点がある。 (考案の目的) 本考案は第2図あるいは第3図の構造をもつ従
来の液中使用のサーミスタセンサ(たとえば自動
車等のガソリンタンクの液位計の液面センサとし
て、液面低下の検出等に使用される)に対する上
記の欠点を取除くために行つたもので、多孔性サ
ーミスタ素体の空孔部を酸化ケイ素で充填し電極
の移動経路を遮断すると共に、サーミスタ素体の
全表面に約2μm以下の酸化ケイ素被膜を形成する
ことによつて、熱衝撃に対する耐久性を高め信頼
性のすぐれたサーミスタセンサを提供することが
目的である。 (考案の構成と作用) 第1図は本考案を実施したサーミスタセンサの
構造例断面図である。この図において6はサーミ
スタ素体で、その両側にはスノーホール(貫通
孔)が設けてあり、またサーミスタ素体の両端面
には7a,7bの銀電極が形成されている。11
aと11bのスルーホールにはリード9a,9b
それぞれの爪の1本を差込み、他の2本の爪はサ
ーミスタ素体の電極面に沿うように折曲げ、サー
ミスタ素体6に固定した例を示している。8a,
8bは導電性樹脂で、サーミスタ素体6と銀電極
7a,7bおよびリード9a,9bの間の電気的
接続を行い、かつリードとサーミスタ素体との固
着強度を補強する。こゝでこのように構成したも
のを以下便宜上組立品と呼ぶことにする。次に上
記組立品を後に構造式を示すシラノールまたはシ
リコンアルコキシド(いずれも粉末状としたも
の)を酢酸ブチルなどに溶かした動粘度約10Cst
(センチストークス)以下の溶液中に浸漬し、引
上げた後約500度で加熱処理することによつて、
サーミスタ素体6の空孔部と組立品の全表面にガ
ラス状の酸化ケイ素の被膜10を形成させ、本考
案のサーミスタセンサを完成させる。 次に本考案によるサーミスタセンサの効果を確
認するために行つた本考案品と、酸化ケイ素被膜
を形成させてない組立品との比較実験結果を示
す。この実験は市販のレギユラカソリンにメタノ
ール10%(容積比)を添加した液(ガソホールと
呼ばれる)が将来広く使用されることを予想し、
このガソホールに連続通電サーミスタセンサを繰
返し浸漬する試験であつて、試験条件はサーミス
タセンサに12V、■4Wのランプを直列に接続し、
その両端に1■5Vの電圧を加える。この状態の
サーミスタセンサを1分間ガソホール中に浸漬
し、その後引上げて空気中に3分間放置すること
を1サイクルとしたもので、サイクル回数に対す
るサーミスタセンサの抵抗値変化を50個づつの試
料について求めた。なおこの試験においてサーミ
スタセンサが空気中に放置された場合には、自己
加熱によつて温度が200〜300℃に達するので、液
温との差約200〜300℃の熱衝撃を受けることにな
る。実験結果は次表のようであつた。
体中に放置し、あるいはくり返し浸漬するように
使用されるサーミスタセンサの改良に関するもの
である。 (従来の技術) 前記のように使用するサーミスタセンサとし
て、従来は第2図にその断面図を示した、特に保
護膜を形成しないものや、第3図のように保護膜
を形成したものがある。第2図において1はサー
ミスタ素体、2a,2bは銀電極、3a,3bは
はんだ、4a,4bは端子線(リード)で、サー
ミスタ素体には一定電圧をかけてその電流の変化
によつてサーミスタセンサを取囲む液面の低下を
検出することはよく知られているが、このような
構造ではサーミスタ素子が直接液体に触れるた
め、たとえばガソリンや特に水やアルコール中に
浸漬して使用する場合には、銀電極2a,2bの
移動による有効電極面積の減少等によつてサーミ
スタの抵抗値が変化したり、はんだの腐食によつ
てリード4a,4bが脱落し、サーミスタとして
の特性が失われる事故を発生し易いことはよく知
られていて、耐久性が低く信頼性が劣つている。 第3図に断面図を示した構造のものは、第2図
のものに対する欠点を改善したもので、記号は第
2図と共通であるが、電極を含むサーミスタセン
サをエポキシ樹脂やガラスによる保護膜5にて覆
つたものである。これらの保護膜はサーミスタ素
子が直接液体に触れないために確かに有効である
が、液面降下による高い温度上昇にもとづく熱衝
撃や、構成材質間の熱膨張係数の相異によつて生
じるクラツクや剥離によつて液体がサーミスタ素
子に侵入し、第2図構造品と同様の欠陥を発生す
る。なおエポキシ樹脂やガラスを使用した場合
は、熱応答性が遅くなる欠点と、その粘度が高い
ためサーミスタ素体の空孔部を十分充填すること
ができないため、電極の移動を十分遮断できない
という欠点がある。 (考案の目的) 本考案は第2図あるいは第3図の構造をもつ従
来の液中使用のサーミスタセンサ(たとえば自動
車等のガソリンタンクの液位計の液面センサとし
て、液面低下の検出等に使用される)に対する上
記の欠点を取除くために行つたもので、多孔性サ
ーミスタ素体の空孔部を酸化ケイ素で充填し電極
の移動経路を遮断すると共に、サーミスタ素体の
全表面に約2μm以下の酸化ケイ素被膜を形成する
ことによつて、熱衝撃に対する耐久性を高め信頼
性のすぐれたサーミスタセンサを提供することが
目的である。 (考案の構成と作用) 第1図は本考案を実施したサーミスタセンサの
構造例断面図である。この図において6はサーミ
スタ素体で、その両側にはスノーホール(貫通
孔)が設けてあり、またサーミスタ素体の両端面
には7a,7bの銀電極が形成されている。11
aと11bのスルーホールにはリード9a,9b
それぞれの爪の1本を差込み、他の2本の爪はサ
ーミスタ素体の電極面に沿うように折曲げ、サー
ミスタ素体6に固定した例を示している。8a,
8bは導電性樹脂で、サーミスタ素体6と銀電極
7a,7bおよびリード9a,9bの間の電気的
接続を行い、かつリードとサーミスタ素体との固
着強度を補強する。こゝでこのように構成したも
のを以下便宜上組立品と呼ぶことにする。次に上
記組立品を後に構造式を示すシラノールまたはシ
リコンアルコキシド(いずれも粉末状としたも
の)を酢酸ブチルなどに溶かした動粘度約10Cst
(センチストークス)以下の溶液中に浸漬し、引
上げた後約500度で加熱処理することによつて、
サーミスタ素体6の空孔部と組立品の全表面にガ
ラス状の酸化ケイ素の被膜10を形成させ、本考
案のサーミスタセンサを完成させる。 次に本考案によるサーミスタセンサの効果を確
認するために行つた本考案品と、酸化ケイ素被膜
を形成させてない組立品との比較実験結果を示
す。この実験は市販のレギユラカソリンにメタノ
ール10%(容積比)を添加した液(ガソホールと
呼ばれる)が将来広く使用されることを予想し、
このガソホールに連続通電サーミスタセンサを繰
返し浸漬する試験であつて、試験条件はサーミス
タセンサに12V、■4Wのランプを直列に接続し、
その両端に1■5Vの電圧を加える。この状態の
サーミスタセンサを1分間ガソホール中に浸漬
し、その後引上げて空気中に3分間放置すること
を1サイクルとしたもので、サイクル回数に対す
るサーミスタセンサの抵抗値変化を50個づつの試
料について求めた。なおこの試験においてサーミ
スタセンサが空気中に放置された場合には、自己
加熱によつて温度が200〜300℃に達するので、液
温との差約200〜300℃の熱衝撃を受けることにな
る。実験結果は次表のようであつた。
【表】
またシリコンアルコキシドおよびシラノールの構
造式は次のようである。 (1) シリコンアルコキシド
造式は次のようである。 (1) シリコンアルコキシド
【式】または
【式】
(2) シラノール
【式】または
【式】
(考案の効果)
表に示した実験結果からも本考案によるサーミ
スタセンサは、酸化ケイ素の被膜を形成させてな
い組立品に対して20倍以上の耐久性を有すること
が確められている。また水やアルコールなどの液
体に対する効果や熱衝撃に対する有効性が認めら
れ、空気中の水分に対する効果も十分期待でき
る。従つて蒸気中での温度センサとしてもすぐれ
た特性が得られることは明白である。
スタセンサは、酸化ケイ素の被膜を形成させてな
い組立品に対して20倍以上の耐久性を有すること
が確められている。また水やアルコールなどの液
体に対する効果や熱衝撃に対する有効性が認めら
れ、空気中の水分に対する効果も十分期待でき
る。従つて蒸気中での温度センサとしてもすぐれ
た特性が得られることは明白である。
第1図は本考案によるサーミスタセンサの構造
例断面図、第2図および第3図はそれぞれ従来の
サーミスタセンサの構造例断面図である。 1,6‥‥サーミスタ素体、2a,2b,7a,
7b‥‥銀電極、3a,3b‥‥はんだ、4a,
4b,9a,9b‥‥リード(引出端子線)5‥
‥保護膜、8a,8b‥‥導電性樹脂、10‥‥
酸化ケイ素被膜、11a,11b‥‥スルーホー
ル。
例断面図、第2図および第3図はそれぞれ従来の
サーミスタセンサの構造例断面図である。 1,6‥‥サーミスタ素体、2a,2b,7a,
7b‥‥銀電極、3a,3b‥‥はんだ、4a,
4b,9a,9b‥‥リード(引出端子線)5‥
‥保護膜、8a,8b‥‥導電性樹脂、10‥‥
酸化ケイ素被膜、11a,11b‥‥スルーホー
ル。
Claims (1)
- サーミスタ素体の両端部に形成した電極に、端
子線を接続してなるサーミスタセンサの全表面を
シラノールやシリコンアルコキシドの溶液に浸漬
した後加熱して被着させた酸化ケイ素被膜にて覆
つたことを特徴とするサーミスタセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13943584U JPH0311842Y2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13943584U JPH0311842Y2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155303U JPS6155303U (ja) | 1986-04-14 |
| JPH0311842Y2 true JPH0311842Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30697814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13943584U Expired JPH0311842Y2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0311842Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7268393B2 (ja) * | 2019-02-22 | 2023-05-08 | 三菱マテリアル株式会社 | サーミスタの製造方法 |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP13943584U patent/JPH0311842Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6155303U (ja) | 1986-04-14 |
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