JPH05258909A - ガラス封入形サーミスタ - Google Patents
ガラス封入形サーミスタInfo
- Publication number
- JPH05258909A JPH05258909A JP5112192A JP5112192A JPH05258909A JP H05258909 A JPH05258909 A JP H05258909A JP 5112192 A JP5112192 A JP 5112192A JP 5112192 A JP5112192 A JP 5112192A JP H05258909 A JPH05258909 A JP H05258909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- thermistor
- lead wire
- encapsulated
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器、自動車機器に使用されるガラ
ス封入形サーミスタにおいて、200℃以上の耐熱性を
有し、耐酸性に優れ、サーミスタ素体にリード線を容易
に接続することが可能で、かつガラス封止後もリード線
表面の酸化膜除去の不要なガラス封入形サーミスタを提
供する。 【構成】 対向する両面に電極2a,2bを形成したサ
ーミスタ素体1の電極2a,2bのそれぞれに、メッキ
または被覆により表面に白金層5a,5bを形成した鉄
ニッケル合金からなるリード線6a,6bの先端部をパ
ラレル溶接により接続した後、サーミスタ素体1および
リード線6a,6bの溶接部分を含む先端部にガラス4
を加熱溶着させてサーミスタ素体1を気密封止すること
により、耐熱性、耐酸性および生産性の優れたガラス封
入形サーミスタが得られる。
ス封入形サーミスタにおいて、200℃以上の耐熱性を
有し、耐酸性に優れ、サーミスタ素体にリード線を容易
に接続することが可能で、かつガラス封止後もリード線
表面の酸化膜除去の不要なガラス封入形サーミスタを提
供する。 【構成】 対向する両面に電極2a,2bを形成したサ
ーミスタ素体1の電極2a,2bのそれぞれに、メッキ
または被覆により表面に白金層5a,5bを形成した鉄
ニッケル合金からなるリード線6a,6bの先端部をパ
ラレル溶接により接続した後、サーミスタ素体1および
リード線6a,6bの溶接部分を含む先端部にガラス4
を加熱溶着させてサーミスタ素体1を気密封止すること
により、耐熱性、耐酸性および生産性の優れたガラス封
入形サーミスタが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家電機器、住設機器、
自動車機器等の温度センサとして用いられ、特に高耐熱
性、高信頼性が要求される分野に有用なガラス封入形サ
ーミスタに関するものである。
自動車機器等の温度センサとして用いられ、特に高耐熱
性、高信頼性が要求される分野に有用なガラス封入形サ
ーミスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家電機器、住設機器、自動車機器
等の業界よりサーミスタの高耐熱化、高精度化の要望が
大きくなってきている。
等の業界よりサーミスタの高耐熱化、高精度化の要望が
大きくなってきている。
【0003】従来、この種のガラス封入形サーミスタ
は、図2の断面図に示すような構成であった。図2にお
いて、1は対向する両面に電極2a,2bを形成したサ
ーミスタ素体であり、その電極2a,2bにデュメット
リード線3a,3bを接続している。そして、サーミス
タ素体1およびデュメットリード線3a,3bの接続部
分を含む先端部にガラス4を溶着させてサーミスタ素体
1を気密封止している。
は、図2の断面図に示すような構成であった。図2にお
いて、1は対向する両面に電極2a,2bを形成したサ
ーミスタ素体であり、その電極2a,2bにデュメット
リード線3a,3bを接続している。そして、サーミス
タ素体1およびデュメットリード線3a,3bの接続部
分を含む先端部にガラス4を溶着させてサーミスタ素体
1を気密封止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、以下に示すような問題があった。
うな従来の構成では、以下に示すような問題があった。
【0005】(1)リード線に銅の層を有するデュメッ
トリード線を用いているため、200℃を超える高温雰
囲気、酸化性の雰囲気、酸化性の液体中等に放置すれ
ば、デュメットリード線の銅の層の酸化がガラスに封止
されたデュメットリード線内部まで進行し、最終的には
ガラスのクラック発生やサーミスタ素体の劣化、破損に
つながる。
トリード線を用いているため、200℃を超える高温雰
囲気、酸化性の雰囲気、酸化性の液体中等に放置すれ
ば、デュメットリード線の銅の層の酸化がガラスに封止
されたデュメットリード線内部まで進行し、最終的には
ガラスのクラック発生やサーミスタ素体の劣化、破損に
つながる。
【0006】(2)デュメットリード線の表面には亜酸
化銅の絶縁層が存在するため、サーミスタ素体とデュメ
ットリード線を接続する方法として、デュメットリード
線の亜酸化銅の絶縁層を除去した後に溶接を行う方法、
または導電性塗料を用いる方法が行われているが、これ
らの方法では製造行程が繁雑であり、安価に製造するこ
とが不可能である。
化銅の絶縁層が存在するため、サーミスタ素体とデュメ
ットリード線を接続する方法として、デュメットリード
線の亜酸化銅の絶縁層を除去した後に溶接を行う方法、
または導電性塗料を用いる方法が行われているが、これ
らの方法では製造行程が繁雑であり、安価に製造するこ
とが不可能である。
【0007】(3)空気中、または酸素を含む雰囲気で
ガラス封止を行った場合、ガラス封止後ガラスから外に
引き出されているデュメットリード線の表面に酸化膜が
形成されており、実使用上においては、この酸化膜を除
去する必要がある。
ガラス封止を行った場合、ガラス封止後ガラスから外に
引き出されているデュメットリード線の表面に酸化膜が
形成されており、実使用上においては、この酸化膜を除
去する必要がある。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、200℃以上の耐熱性を有し、耐酸性に優れ、サー
ミスタ素体にリード線を容易に接続することが可能で、
かつガラス封止後もリード線表面の酸化膜除去の不要な
ガラス封入形サーミスタを提供することを目的とするも
のである。
で、200℃以上の耐熱性を有し、耐酸性に優れ、サー
ミスタ素体にリード線を容易に接続することが可能で、
かつガラス封止後もリード線表面の酸化膜除去の不要な
ガラス封入形サーミスタを提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のガラス封入形サーミスタは、メッキまたは被
覆により表面に貴金属層を設けた鉄ニッケル合金からな
るリード線を用いた構造とする。
に本発明のガラス封入形サーミスタは、メッキまたは被
覆により表面に貴金属層を設けた鉄ニッケル合金からな
るリード線を用いた構造とする。
【0010】
【作用】この構成によれば、リード線に銅を含まない鉄
ニッケル合金を用いていることにより、200℃以上の
耐熱性および優れた耐酸性を得ることができ、さらにリ
ード線の表面に極めて酸化されにくい貴金属層を設けて
いることにより、サーミスタ素体に形成された電極とリ
ード線の接続方法として、容易かつ安定した溶接による
接続を得、ガラス封止後もリード線表面が酸化されるこ
とはない。
ニッケル合金を用いていることにより、200℃以上の
耐熱性および優れた耐酸性を得ることができ、さらにリ
ード線の表面に極めて酸化されにくい貴金属層を設けて
いることにより、サーミスタ素体に形成された電極とリ
ード線の接続方法として、容易かつ安定した溶接による
接続を得、ガラス封止後もリード線表面が酸化されるこ
とはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例によるガラス封入
形サーミスタの断面図である。ただし図2の従来例と同
一箇所には同一番号を付与している。図1において1
は、対向する両面に電極2a,2bを形成したサーミス
タ素体で、その電極2a,2bのそれぞれにメッキまた
は被覆により表面に白金層5a,5bを形成したニッケ
ル48〜52重量%を含有する鉄ニッケル合金からなる
リード線6a,6bの先端部がパラレル溶接により接続
されている。さらにサーミスタ素体1およびリード線6
a,6bの溶接部分を含む先端部にガラス4を加熱溶着
させることにより、サーミスタ素体1が気密封止されて
いる。
形サーミスタの断面図である。ただし図2の従来例と同
一箇所には同一番号を付与している。図1において1
は、対向する両面に電極2a,2bを形成したサーミス
タ素体で、その電極2a,2bのそれぞれにメッキまた
は被覆により表面に白金層5a,5bを形成したニッケ
ル48〜52重量%を含有する鉄ニッケル合金からなる
リード線6a,6bの先端部がパラレル溶接により接続
されている。さらにサーミスタ素体1およびリード線6
a,6bの溶接部分を含む先端部にガラス4を加熱溶着
させることにより、サーミスタ素体1が気密封止されて
いる。
【0013】この本実施例によるガラス封入形サーミス
タについて400℃の高温放置試験を行った結果、10
00時間保持においてもリード線6a,6bの劣化、ガ
ラス4のクラック発生および5%以上の抵抗値変化は観
察されなかった。さらに、パラレル溶接によるサーミス
タ素体1の抵抗値変化も5%以下であった。また、本実
施例ではリード線6a,6bの鉄ニッケル合金にニッケ
ル48〜52重量%の組成のものを用いたが、ニッケル
量が上記組成範囲よりもやや少ないかまたはやや多い鉄
ニッケル合金を用いた場合でも、リード線6a,6bの
劣化やガラス4のクラック発生は非常に少なかった。さ
らに、白金層5a,5bの代わりに金などの他の貴金属
層を形成した場合も上記劣化やクラック発生は少なかっ
た。
タについて400℃の高温放置試験を行った結果、10
00時間保持においてもリード線6a,6bの劣化、ガ
ラス4のクラック発生および5%以上の抵抗値変化は観
察されなかった。さらに、パラレル溶接によるサーミス
タ素体1の抵抗値変化も5%以下であった。また、本実
施例ではリード線6a,6bの鉄ニッケル合金にニッケ
ル48〜52重量%の組成のものを用いたが、ニッケル
量が上記組成範囲よりもやや少ないかまたはやや多い鉄
ニッケル合金を用いた場合でも、リード線6a,6bの
劣化やガラス4のクラック発生は非常に少なかった。さ
らに、白金層5a,5bの代わりに金などの他の貴金属
層を形成した場合も上記劣化やクラック発生は少なかっ
た。
【0014】以上のように本実施例のガラス封入形サー
ミスタは、リード線6a,6bに銅を含まない鉄ニッケ
ル合金を用いているために200℃以上の耐熱性および
優れた耐酸性を有し、さらにリード線6a,6bの表面
に極めて酸化されにくい白金層5a,5bを設けている
ためにサーミスタ素体1に形成された電極2a,2bと
リード線6a,6bが溶接により容易かつ安定に接続で
きて安価になり、またガラス封止後のリード線6a,6
b表面の酸化膜除去も不必要である。
ミスタは、リード線6a,6bに銅を含まない鉄ニッケ
ル合金を用いているために200℃以上の耐熱性および
優れた耐酸性を有し、さらにリード線6a,6bの表面
に極めて酸化されにくい白金層5a,5bを設けている
ためにサーミスタ素体1に形成された電極2a,2bと
リード線6a,6bが溶接により容易かつ安定に接続で
きて安価になり、またガラス封止後のリード線6a,6
b表面の酸化膜除去も不必要である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のガラス封入形サー
ミスタは、リード線に表面に白金層を形成した鉄ニッケ
ル合金を用いたことにより、下記のような効果が得ら
れ、その実用価値は大なるものである。
ミスタは、リード線に表面に白金層を形成した鉄ニッケ
ル合金を用いたことにより、下記のような効果が得ら
れ、その実用価値は大なるものである。
【0016】(1)リード線に銅を含まない鉄ニッケル
合金を用いていることにより、200℃以上の耐熱性お
よび優れた耐酸性を得ることができる。
合金を用いていることにより、200℃以上の耐熱性お
よび優れた耐酸性を得ることができる。
【0017】(2)リード線の表面に極めて酸化されに
くい貴金属層を設けていることにより、サーミスタ素体
に形成された電極とリード線との容易かつ安定した溶接
による接続を得ることができる。さらに、ガラス封止後
もリード線表面の酸化膜除去は不必要である。
くい貴金属層を設けていることにより、サーミスタ素体
に形成された電極とリード線との容易かつ安定した溶接
による接続を得ることができる。さらに、ガラス封止後
もリード線表面の酸化膜除去は不必要である。
【図1】本発明の一実施例によるガラス封入形サーミス
タの断面図
タの断面図
【図2】従来のガラス封入形サーミスタの断面図
1 サーミスタ素体 2a,2b 電極 4 ガラス 5a,5b 白金層 6a,6b リード線
Claims (2)
- 【請求項1】サーミスタ素体の対向する両面に形成した
電極のそれぞれにメッキまたは被覆により表面に貴金属
層を設けた鉄ニッケル合金からなるリード線の先端部が
接続され、前記サーミスタ素体および前記リード線の接
続部分を含む先端部にガラスを加熱溶着させて前記サー
ミスタ素体を気密封止したガラス封入形サーミスタ。 - 【請求項2】リード線に、白金層を設けた48〜52重
量%のニッケルを含有する鉄ニッケル合金を用いた請求
項1記載のガラス封入形サーミスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112192A JPH05258909A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ガラス封入形サーミスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112192A JPH05258909A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ガラス封入形サーミスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258909A true JPH05258909A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12877976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112192A Pending JPH05258909A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ガラス封入形サーミスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05258909A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100673684B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2007-01-24 | 엘에스전선 주식회사 | 전극 구조가 개선된 ptc 소자 |
| CN104156102A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 奇景光电股份有限公司 | 像素矩阵、触控显示装置及其驱动方法 |
| CN104535215A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-04-22 | 苏州长风航空电子有限公司 | 一种铂电阻热敏元件的制作方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03136203A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガラス封止型サーミスタ |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP5112192A patent/JPH05258909A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03136203A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガラス封止型サーミスタ |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100673684B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2007-01-24 | 엘에스전선 주식회사 | 전극 구조가 개선된 ptc 소자 |
| CN104156102A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 奇景光电股份有限公司 | 像素矩阵、触控显示装置及其驱动方法 |
| CN104156102B (zh) * | 2013-05-13 | 2017-04-12 | 奇景光电股份有限公司 | 像素矩阵、触控显示装置及其驱动方法 |
| CN104535215A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-04-22 | 苏州长风航空电子有限公司 | 一种铂电阻热敏元件的制作方法 |
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