JPH03120240A - ジアルキルカーボネートの精製方法 - Google Patents

ジアルキルカーボネートの精製方法

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JPH03120240A
JPH03120240A JP25847389A JP25847389A JPH03120240A JP H03120240 A JPH03120240 A JP H03120240A JP 25847389 A JP25847389 A JP 25847389A JP 25847389 A JP25847389 A JP 25847389A JP H03120240 A JPH03120240 A JP H03120240A
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JP
Japan
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dialkyl carbonate
distillation
alkali metal
carbonate
impurities
Prior art date
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Pending
Application number
JP25847389A
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English (en)
Inventor
Toshiro Endo
敏郎 遠藤
Tatsumi Fujii
龍美 藤井
Takaaki Murai
孝明 村井
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はジアルキルカーボネートの精製方法に関するも
のである。
さらに詳しくは塩素分、アルデヒド分等の不純物の含量
が極めて少ない高品質品を得ることを特徴とするジアル
キルカーボネートの精製方法に関するものである。
ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等は、医
薬や農薬の原料として、また、ポリカーボネート樹脂、
カーボネオジオールなどに代表される各種樹脂原料、各
種有機合成の溶剤として巾広〈産業界で用いられている
。
[従来技術] ジアルキルカーボネートは一般に式(1)に示すように
ホスゲンとアルコールから製造される。
CN CCj! +2ROH → ROCOR+ 2 HCR(1) 稠 ホスゲンから合成されたジアルキルカーボネートはアル
カリ水溶液、アンモニア水溶液、有機アミン等で脱塩酸
され、さらに蒸留精製されて工業製品となる。
この反応の際に副生ずる物質はホスゲンとアルコールか
ら生成するアルキルクロロホーメート(ROCCj! 
) 、ホスゲンと水から生成するホルムアルデヒド(H
CHO) 、ギ酸(HCOOH)等が考えられる。
上記のような反応で製造されたジアルキルカーボネート
は普通に蒸留して精製を行ってもこれら副生物を完全に
は除去できないため不純物として微量に含有するのは避
けられないのが現状である。
これら不純物を含有するジアルキルカーボネートを医農
薬原料として用いた場合、反応の収率が充分得られなか
ったり、製品品質が悪くなったりする。また、樹脂原料
として用いた場合、樹脂が着色するので好ましくない。
この樹脂の着色に関しては特開昭60−181125号
公報に、エポキシ化合物を添加してアルキルクロロホー
メートを除去する方法が試みられている。
また、特願平1−161038号明細書には芳香族アミ
ン類を添加してアルデヒド成分、ギ酸成分を同時に除去
する方法が試みられている。
しかし、この方法では通常工業的に行われる蒸溜工程に
適していない。
その理由はグラスライニング以外の金属材料(例えば、
5US316.304などが広く用いられている)から
なる設備を用いて蒸溜を行なうと腐蝕(サビ)が生じて
しまうからである。
[発明が解決しようとする課題] 以上のような従来技術の状況に鑑み、本発明者らは前記
の課題を克服すべくジアルキルカーボネート中の不純物
であるアルキルクロロホーメート、ホルムアルデヒド、
ギ酸などの除去が可能でかつ、通常のSUS等の金属類
からなる設備の腐蝕が生じない方法を鋭意検討した結果
、アルカリ金属の水酸化物類、特に水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムが上記目的に極めて有効なことを見い出
し、本発明を完成するに至った。
[発明の構成] すなわち、本発明は 「一般式ROCOR 閤 〈ただし、RはCH−、cH2cH8−>で表わされる
ジアルキルカーボネート化合物にアルカリ金属の水酸化
物を添加して蒸留精製することを特徴とするジアルキル
カーボネートの精製方法」 である。
本発明は、煩雑な手段を用いずに、ジアルキルカーボネ
ートの精製を行わんとするものである。
本発明のポイントは、従来は通常の用途においではその
まま製品として用いられていたいわゆる純度99%以上
の高純度ジアルキルカーボネートにアルカリ金属の水酸
化物を接触反応させることによりその製品ジアルキルカ
ーボネート中のアルデヒド分、塩素分、ギ酸分を除去し
、産業界で望まれでいるさらに高品質高純度のアルキル
カーボネートを得ることにある。
本発明の精製方法に用い得るアルカリ金属の水酸化物と
しては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等がある。
それらは粉末、錠剤、または顆粒状かまたは、溶剤に溶
かしたものでもよく、また担体等に担持されていてもコ
ーティングされていてもよく、その形状については特に
制限されない。
本発明において、精製処理の対象となるジアルキルカー
ボネートはホスゲンから下式に示す反応で合成される。
2ROH+  CII CCI! → ROCOR+  2HCp 生成する塩酸(HCj))をNaOH,KOH。
アンモニア、アミン類等で中和して除去した後、蒸留精
製されるのが通常である。
具体的な処理方法としては、添加剤を精製処理の対象と
なるジアルキルカーボネートに添加して一定温度、一定
時間接触反応させた後、蒸留により分離精製する。
処理対象となるジアルキルカーボネートの量に対して使
用されるアルカリ金属の水酸化物からなる添加剤の量は
不純物の含有量によって異なるので一該にはいえない。
一般的には以下のような使用量を基準とするのが良い。
一例としてアルデヒドの濃度がたとえば50〜500p
pmの場合には添加剤の使用は100〜3oooppm
程度にするのが一つの目安である。
添加剤の使用量が1100ppより少ないと除去効果が
低く、接触時間も長時間を要し、逆に30ppm以上添
加しても無駄になるがらである。
最もボピューラーな蒸留法である単蒸留が可能であり、
かつアルデヒド分、塩素分、ギ酸分等と効率的に反応す
るからである。
本発明において、添加剤として水酸化ナトリウムのエタ
ノール溶液を用い、不純物が塩素性の場合、以下のよう
な反応式により反応が進行するNaOH+  c2H5
0H+  ROC−]!1 NaCfI+  H,、O+  ROCO−C2H51 アルカリ金属の水酸化物をジアルキルカーボネートに添
加後、接触反応させる条件としては温度は、80℃〜1
20℃、1〜2時間で充分である。
反応後ジアルキルカーボネートは蒸留して精製する。蒸
留塔を用いても良いが通常蒸留塔を用いていない単蒸留
で充分である。
蒸留缶を用いるバッチ蒸留を行っても良いし、薄膜蒸発
器を用いて連続的に精製しても良い。
精製ジアルキルカーボネートを回収した後の缶残液中に
前記の不純物と添加したアルカリ金属の水酸化物との反
応生成物がハイボイラーとともに含まれている。
このような方法で精製したジアルキルカーボネートは通
常の蒸留で精製したものと比べ酸含量、アルデヒド含量
、塩素含量ともに低く、医農薬原料、樹脂原料として有
用である。
例えばウレタン樹脂原料として注目されているポリカー
ボネートジオールを本発明で得られたアルキルカーボネ
ートで合成した場合、非常に色の良いものが得られる。
[発明の効果] 以下実施例及び比較例を挙げて本発明の方法による効果
を具体的に説明する(参考として表−1参照)。
(実施例−1) 1g丸底フラスコにホスゲンより合成された市販ジエチ
ルカーボネートを472.5g (4,00モル)、エ
タノール4.0023gに均一に分散させた水酸化ナト
リウム0.4015gを加え、マントルヒーターで加熱
し100℃で2時間接触反応させた後さらに温度を上げ
単蒸留を行った。
蒸留時間は接触時間を含めて3.5時間で製品収率95
%であった。
樹脂化は、反応容器内にそれぞれ蒸留精製したジエチル
カーボネートと1.6−ヘキサンジオール(宇部興産見
本品)を所定量仕込みこの中に好適量の触媒を仕込み温
度を徐々に上げエステル化反応によって生成するアルコ
ールを連続的に系外へ取り出し、さらに高分子量化を行
うため、減圧にて脱1,6−ヘキサンジオールの反応を
行い平均分子量2000のポリカーボネートジオールを
得るものである。
(比較例−1) (精密蒸留精製塔を用いた場合) 10段(40φ)の目皿式ガラス製蒸留塔を備えたII
丸底フラスコに実施例1で用いたのと同様のジエチルカ
ーボネートを800g加えマントルヒータで加熱し1時
間全還流させた後還流比10にて留出させた。初留分8
0gを得た。
さらに還流比1にて留出させた。
この時の塔頂の温度は128℃であった。
蒸留は約6HRで終了し製品収率は80%であった。こ
の蒸留品を用いて樹脂化した。
(比較例−2) 1p丸底フラスコに実施例−1で用いたのと同様のジエ
チルカーボネートを800g、エポキシ樹脂(エピコー
ト828.油化シェルエポキシ株)8g加え、マントル
ヒーターで100℃で2時間接触反応させ、さらに温度
を上げて単蒸留を行った。蒸留時間は接触反応も含めて
3.5時間で製品収率は90%であった。
この蒸留品を用いて樹脂化した。
(比・較例−3) 実施例−1で用いた水酸化ナトリウムの代わりにジフェ
ニルジアミノスルフォン2.48g (0゜01モル)
を使用し、エタノールを使用しなかった以外は実施例−
1と同様に行ない、表1に示す結果を得た。
(比較例−4) 実施例−1で用いたのと同様のホスゲンより合成された
市販ジエチルカーボネートを用いて、樹脂化を行った。
それぞれ樹脂化に用いたジエチルカーボネート中の不純
物含量、蒸溜の際気相部に吊るしておいた5US316
の試験片腐蝕状態および樹脂化後の製品の色相を比較し
た結果を表1に示す。
アルデヒド含量は塩酸ヒドロキシアミン法、塩素含量は
燃焼法により測定した。(以下余白)表−1 手  続  補  正  書 (自発)平成2年3月9
日 蒸溜の際気相部に吊るしておいた5US316の試験片
腐蝕状態は実施例−1においては特に観察されず、比較
例においてはいずれも観察された。
蒸留塔で精製する場合よりもはるかに蒸留得率の大きい
実施例−1のジエチルカーボネートは不純物含量が少な
く樹脂化後の製品の色相に優れていることがわかる。
1、事件の表示 平成1年特許願第2584.73号 2、発明の名称 ジアルキルカーボネートの精製方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 590 住 所  大阪府堺市鉄砲町1番地 名 称  (290)ダイセル化学工業株式会社明細書
の発明の詳細な説明の欄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ <ただし、RはCH_3−、CH_2CH_3−>で表
    わされるジアルキルカーボネート化合物にアルカリ金属
    の水酸化物を添加して蒸留精製することを特徴とするジ
    アルキルカーボネートの精製方法。
JP25847389A 1989-10-03 1989-10-03 ジアルキルカーボネートの精製方法 Pending JPH03120240A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069997A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd 高純度ジアルキルカーボネートの製造方法
WO2016104758A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 宇部興産株式会社 炭酸エステルの精製方法、炭酸エステル溶液の製造方法、及び炭酸エステルの精製装置
WO2016104760A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 宇部興産株式会社 炭酸エステルの精製方法、炭酸エステル溶液の製造方法、及び炭酸エステルの精製装置

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US10351507B2 (en) 2014-12-26 2019-07-16 Ube Industries, Ltd. Carbonate ester purification method, carbonate ester solution production method, and carbonate ester purification apparatus
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