JPH03120543A - 写真用ロールフィルム - Google Patents

写真用ロールフィルム

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JPH03120543A
JPH03120543A JP25930689A JP25930689A JPH03120543A JP H03120543 A JPH03120543 A JP H03120543A JP 25930689 A JP25930689 A JP 25930689A JP 25930689 A JP25930689 A JP 25930689A JP H03120543 A JPH03120543 A JP H03120543A
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山口 啓二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真用ロールフィルムの遮光性の改善とゆる巻
き防止のための技術手段に関する。
〔従来の技術〕
120タイプ、220タイプ、620タイプ等の写真用
ロールフィルムは第1図の展開図に示すように遮光紙3
とハロゲン化銀感光材料フィルム12とが一緒にスプー
ルlに巻きこまれ巻き終わりは封緘4aが貼られて解は
止めされる構成にしである。したがってハロゲン化銀感
光材料フィルム12はスプールフランジと遮光紙によっ
て遮光保護されている。
しかし、スプールフランジと遮光紙の間にわずかな隙間
でもある。と漏光してしまい故障となってしまう。これ
は第2図に示すようにカメラに装填されて前記スプール
lと同寸法の巻き取りスプールlOに巻かれる場合も、
全く同じでスプールl又は10の両7ランジ内側間寸法
a8と遮光紙幅寸法a、とは同じか又は遮光・紙幅寸法
らの方が広くなっていなくては遮光の本来の機能は満た
せない。
しかし、この条件を満たし遮光紙幅寸法a、がスプール
フランジ内側間寸法atよりあまり大きくなると遮光紙
がフランジ間におさまろうとするには抵抗力が大きくな
り結果的に巻きがゆるくなり、ひどくなるとふる巻きを
起こしたり遮光紙がフランジ外周にのり上げたりしてカ
メラ内で止まることがある。
これ等を改善するために遮光紙の柔軟性を増したりフラ
ンジ内側間寸法a、や遮光紙幅寸法Q、の管理を厳しく
する方法がとられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ゆる巻き防止対策として遮光紙の柔軟性を増やすために
原紙厚を薄くするとピンホールが増え遮光性が落ちたり
強度が弱くなったりする。そして柔軟性を増やしすぎる
と、スプールのスリットへ遮光紙先端を差し込むとき、
差し込みにくく操作性が悪くなるという欠点がある。
原紙厚を薄くするためのこのような欠点を補うために裏
面に樹脂加工を行う手段が考えられる。
その1つの手段として樹脂フィルムをラミネートする方
法がある。これはかなりのコストアップになるほか実願
昭62−186708号にあ−るようにロールフィルム
の巻き取り包装工程の終わりに遮光紙解は止めのための
封緘の貼りつけを熱接着で行うときの支障になったりす
る。
しかしこの方法は遮光性をあまり損なわず柔軟度もいく
ぶんよくなる傾向をもつことが認められるもののこれだ
けではまだ技術的に不充分であり遮光紙幅寸法、スプー
ル7ランジ内側間寸法についてはまだ厳重な管理を必要
とするレベルにある。
また、スプールの両7ランジ内側間寸法a、は、成形時
の樹脂の伸縮等を考慮するとある程度の福をもって管理
しなければ良品が少なくなり、前記寸法についての厳し
い管理は実際には不可能である。
そして、遮光紙幅寸法a、の寸法精度を上げることにつ
いては、遮光紙の寸法は温湿度に大きく依存しているた
め、恒温恒温にて製造、加工、保管、包装を通年で行う
ことが条件となり非常に困難となる。またカーボンが混
入されている黒紙については、オンラインでの含水率測
定は現在の技術装備では困難である等のことから前記紙
幅寸法の管理は実際には不可能であるとされていた。
また、!20タイプ、220タイプの写真用ロールフィ
ルム用カメラは従来プロの使用が多く、カメラの使い方
がなれているためにトラブルは少なかったが、近来この
サイズ用のカメラの使用が一般のユーザーの間にも盛ん
になって来ている。それとともに例えばフィルム装填後
スタートマーク合わせまでを手で遮光紙を押えながらス
プールにしっかりと巻きつかせるという操作は必ずしも
実行されなくなってきている。
このような状況のため遮光紙を有する写真用ロールフィ
ルムのカメラ内でのトラブルが絶えない状況である。
ロールフィルムに使用される遮光紙は通常紙を基材とし
て印刷や樹脂加工がされている。紙は一般的に水分の影
響を受けやすく、その含水率によって寸法は変化してい
く。この変化がロールフィルム用遮光紙に与える影響は
非常に大きなものになっており、またその影響はそのロ
ールフィルムの品質を大きく左右する。それに加え、紙
は抄紙方向(タテ)よりも巾方向(ヨコ)の方が伸縮が
非常に大きくそれが遮光紙では巾寸法側にくるためかな
り変動が大きくなってしまう。これらの影響を極力少な
くするためには下記のことも考えられる。
■両面樹脂加工(10μm以上) 0片面樹脂加工(15μm以上) ■紙層厚を薄くし樹脂層厚を厚くしていって紙の割合を
遮光紙全体から少なくする。
しかしこれでは次のような欠点がでてくる。
■コストup ■−時的な伸縮防止とはなるがその変動の大きさは従来
と同じで時間的な防止にしかなり得ない。
■紙独特の強度、柔軟性、取扱い性の特徴が失われてし
まい、遮光紙として機能が低下してしまう。
本発明は、加工時の遮光紙の含水率と幅寸法の伸縮変動
、即ちそれによる漏光との関係をいろいろな雰囲気の代
用条件下で実験しそのような雰囲気下でも遮光紙の幅寸
法が安定する含水率範囲を設定し、120,220タイ
プ等のロールフィルムを一般的に不慣れなユーザーがカ
メラに使用しても漏光、巻きゆる、ぶく巻き等の故障も
起こさず、カメラ内で安定した輸動を示す写真用ロール
フィルムを提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は少なくともハロゲン化銀感光材料、フィルム
遮光紙及びスプールを有する写真用ロールフィルムにお
いて、該スプールに該感光材料フィルムとともに巻きこ
まれる該遮光紙の含水率が5.0〜6.0wt%である
ことを特徴とする写真用a −ルフィルムによって達成
される。
〔実施例〕
以下に本発明を更に具体的に説明する。
本発明に使用される遮光紙に用いられる基材紙は通常の
天然パルプ紙、合成樹脂あるいは合成樹脂を使用した合
成紙のいずれでも良いが、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ
、針葉樹広葉樹混合パルプ等の木材パルプを主成分とす
る天然パルプ紙が有利に用いられる。これらの紙の抄造
は通常知られている丸網抄造方式、長網抄造方式いずれ
でもよい。これら天然パルプを主成分とする基材紙には
各種の高分子化合物添加剤を含有せしめることができる
。例えば、乾燥紙力増強剤として、カチオン化澱粉、カ
チオン化ポリアクリルアミド、アニオン化ポリアクリル
アミド、カルボキシ変性ポリビニルアJレコール、ゼラ
チンなど、サイズ剤として、脂肪酸塩、ロジン誘導体、
ジアルキルケチンダイマ乳化物、石油樹脂エマルシヨン
、スチレン−無水マレイン酸共重合体アルキルエステル
のアンモニウム塩など、顔料として、クレー カオリン
、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタンなど、湿
潤紙力増強剤として、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキ
シ化ポリアミド樹脂、定着剤として、硫酸アルミニウム
、塩化アルミニウムなどの多価金属塩、カチオン化澱粉
などのカチオン変性ポリマなど、pH調節剤として、苛
性ソーダ、炭酸ソーダ、塩酸など、無機電解買として、
食塩、芒硝なと、そのほか染料、蛍光増白剤、ラテック
ス、カーボンブラックなどを適宜組み合わせて含有せし
めることができる。
紙だけでは得られない物性を付与するために樹脂層を積
層してもさしつかえない。
又、該基材紙裏面を加工する熱可塑性樹脂、(以下単に
樹脂ということがある)としては特公昭5149205
号、特開昭48−22020号、同50−67644号
、同55−140835号、同58−17434号、同
58−186744号、同59−68238号、同60
−35728号等に記載の低密度、中密度、高密度、線
状低密度の各種ポリエチレンやポリプロピレン等のポリ
オレフィン系、エチレン酢酸ビニル等のボリアビニル系
、エチレンエチルアクリレートやエチレンメチルアクリ
レート等のアクリル系、スチレン−ブタジェン等のゴム
系、アイオノマ等の単体、グラフト重合体ポリアミド系
、ポリエチレン−テレフタレート等のポリエステル系等
の単体、2種以上のブレンド、あるいはコポリマー等が
挙げられる。上記の樹脂は2層以上の層として設けても
よい。
これらの樹脂を基材紙にラミネートする場合は、より接
着性を高めるためにアンカ剤を使用してもよく、アンカ
剤としては有機チタン系、インシアネート系、ポリエチ
レンイミン系、ポリブタジェン系が挙げられる。
これらの樹脂を紙支持体上に設ける手段としては大きく
分けると2つの方法に分けられる。
その1つとしては、樹脂を有機溶媒もしくは水等に分散
あるいは溶解した液を紙上に塗布し乾燥させる方法であ
る。
塗布方法としては例えば、リバースロール法、ブレード
法、エアナイフ法、ロッド法、カーテン法、エクストル
ージョン法あるいはグラビア印刷等によっても塗布でき
るがこれらに限定されるものではない。
これらの方法によって得られる樹脂層の乾燥膜厚として
は1〜20.umが適当である。
また他の方法としては樹脂を熱溶融させそれを紙支持体
に設ける方法がある。塗布方法としてはエクストルージ
ョン法が最も一般的であるが他の塗布方法でもさしつか
えない。
また、ドライラミネートタイプのものもある。
この方法で得られる樹脂層の乾燥膜厚としては、5〜5
0/711が適当である。
本発明において最も有利な方法としては前者の分散液あ
るいは溶液塗布の方法が挙げられる。この方法は塗布さ
れる樹脂の軟化点をあまり考慮する必要がないため軟化
点を限定されずに広い範囲のものが選べまた、高い軟化
点を持った樹脂でも塗布できる。しかし後者の熱溶解塗
布の場合樹脂軟化点が限定されしかも比較的高い軟化点
を持つ樹脂は、溶融温度を上げなければならなくなり、
塗布工程も特別なものが必要となってしまう。また紙と
樹脂との接着性を考慮すると前者の方法は後者の方法と
比べて一般的には優れている。
また実願昭62−186708で開示されているような
効果も組み合わせやすくより総合的な改良となる。
本発明において樹脂層、紙屑、あるいは他の層に使用さ
れるカーボンブラックは、ファーネス、チャンネル、サ
ーマルいずれの方法によって製造されたものでもよい。
また、実際の製品としては、例えば三菱化成製のカーボ
ンブラック#5、#20、#33、#40、#44、#
45、#52、#900、# 1000、# 220O
B。
# 2350#、#2400B、 MA8、MAloo
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
遮光紙の表面に機能上必要な文字や記号、あるいは商品
価値を高めるために印刷が施されているがこれらの印刷
に使用されるインキとしては感光材料に無害なものが選
ばれ一般に使用されているオフセット印刷用インキ又は
グラビア印刷用インキ又はUVインキの中から選ぶこと
ができる。
これらのインキに使用される代表的な合成樹脂は、塩酢
ビ系、硝化綿、ポリエステル、ポリアミドウレタン、ポ
リアクリル、ロジン変性マレイン酸。
エチレン酢ビ、ビニールエーテル、ウレタン酢ビ。
塩酢ビウレタン樹脂、変性アルキッド樹脂変性フェノー
ル樹脂、アルカリ可溶型樹脂(ロジン変性マレイン酸樹
脂、スチレンマレイン酸樹脂、スチレンアクリル酸樹脂
、アクリル酸エステルアクリル酸樹脂、メタクリル酸エ
ステルアクリル酸樹脂)、ハイドロゾル型樹脂(スチレ
ンマレイン酸樹脂、スチレンアクリル酸樹脂、a−メチ
ルスチレンアクリル酸樹脂、アクリル酸エステルアクリ
ル酸樹脂、メタクリル酸エステルアクリル酸樹脂)、エ
マルシタン型樹脂(スチレン樹脂、スチレンアクリル酸
エステル樹脂、アクリル酸エステル共重合樹脂、メタク
リル酸エステル共重合樹脂)、UVインキ用の樹脂とし
てはアクリル系不飽和基を持つポリマが一般的に使用さ
れており、代表的な例としてはポリエステル/アクリル
酸エステル、ポリエステル/ウレタン樹脂/アクリル酸
エステル、エポキシ樹脂/アクリル酸エステル、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クレートが挙げられる。
又これらのインキには一般に知られている着色剤が併用
される。使用される着色剤としては、特願昭61−18
9425号に記載されている各種顔料及びアゾ顔料(ア
ゾレーキ;カーミソ6B、レツド2B、不溶性アゾ;モ
ノアゾイエロ(PY−1、+ 3 )、ジスアゾイエロ
(PY−12,−13,−14,−17,−83)、ピ
ラゾロオレンジ(PO−B−34)パルカンオレンジ(
PO−16)。
縮合アゾ系:クロモ7タルイエロ(PY−93,−95
)クロモ7タルレツド(PR−144,−166)、多
環式顔料(フタロシアニン系;銅フタロシアニンブルー
(PB−15゜−15−1,−15−3)、銅フタロシ
アニングリーン(PG−7)、ジオキサジン系;ジオキ
サジンバイオレット(pv−23)、イソインドリノン
系;イソインドリノンイエロ(PY−109,−110
)、スレン系:ペリレン。
ペリノン、7ラバントロン、チオインジゴ、レーキ顔料
(マラカイトグリーン、ローダミンB、ローダミンG、
ビクトリアブルーB)又無機顔料(酸化物。
二酸化チタン、ベンガラ、硫酸塩;沈降性硫酸バリウム
、炭酸塩;沈降性炭酸カルシウム、硅酸塩;含水硅酸塩
、無水硅酸塩、金属粉ニアルミニウム粉。
ブロンズ粉、亜鉛末、カーボンブラック、黄鉛、紺青等
が挙げられる。またこれ等の顔料は遮光性物質として前
述の樹脂層紙層等に添加しても構わない。
この他に油溶性染料、分散性染料等も使用される。
その他インキを構成する原材料として必要に応じて各種
溶剤1分散剤、湿潤剤、消泡剤、レベリング剤。
増粘剤、安定剤、架橋剤、ワックス、ドライヤー等の添
加剤が使用される。
又表面の光沢及び表面印刷箇所の保護のためにニスを塗
工してもかまわない。この時用いるニスの種類としては
アクリル樹脂、酢酸繊維素等のセルロース系樹脂、ウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アイオノ
マ樹脂、EEA樹脂、各種ポリエチレン樹脂(低密度、
高密度、線状低密度ポリエチレン等)、ポリプロピレン
樹脂等適宜の樹脂が使用でき、る。又ワックス等も使用
出来る。
本出願人はこのように構成される遮光紙の中からg1表
に示すようにその裏面加工の形成方法と使用素材と膜厚
のものを組合わせて13種類選び、その各々に対して特
定の側の紙面に対し特定の方法と溶剤を用い更に特定の
版深にして特定の仕上がり含水率になるよう120タイ
プロ一ルフイルム用遮光紙を作成した。
そしてこの遮光紙を使ってコニカ製ISO感度3200
のネガカラーフィルムをそれぞれ30本ずつ内装し関係
湿度RHが20%、55%°、80%の空調条件下で約
1時間放置後カメラで実写撮影テストを行った。その1
1万ルツクスの爆射を与えて現像を行そして合否判定条
件は、第1に画面まで漏光しているものが1本でもあれ
ば×とし、また撮影時にふく巻きとなり巻きとれなくな
ったものも×とし、画面までの漏光ではないが縁辺に漏
光が30本中3本以上認められれば△とし、漏光が1本
も認められなかったものを○とする。
そして第2の合否判定条件として対乳剤性を取り上げた
。それは、上記で作った120タイプロールフイルムを
サーモ処理を行った後現像し、かぶり濃度をB、G、R
層毎に測定した。そしてテストNo、6のものを従来の
標準処理の試料としそれにくらべて1層でも+0.05
以上ならばΔ、+0.1以上ならば×とし、+ 0.0
4以下なら○とすることにした。
いえることは仕上り含水率が5.0〜5.9wt%更に
好ましくは5.2〜5.8冒t%に入っていれば実写テ
ストも良好、かぶり濃度も合格範囲に入ることが判明し
た。
ところで含水率が5.Qvt%以下の場合は、遮光紙を
広巾から製品1本の幅にスリットする裁断工程後の伸び
が大きくなる。従って内装前の遮光紙巾寸法のバラツキ
が大きくなるうえに、製品になってからの高湿下におい
ての保存または撮影中に遮光紙が吸湿し巾寸法が広がっ
てしまう。従ってふる巻が発生したり巻上げトルクが高
い等の問題でカメラ適性が悪くなる恐れがある。
また、含水率がfi、Qvt%以上の場合は巾寸法とし
ては安定するが、内装前または製品になってからの低湿
下においての保存または撮影中に遮光紙から水分が放出
され縮む可能性が高くなり結果的には漏光の原因となる
。また対乳剤性の面においても、含水率6.0wt%以
下の場合にくらべてフィルムの経時劣化が早くなり、か
ぶり濃度が急に上昇するところでもある。
次に含水率5〜(3wt%を達成する手段について説明
する。遮光紙は通常抄紙後、カレンダー加工や印刷加工
、樹脂加工等が行われ、またその加工毎に熱が加えられ
ている。従って紙の含水率は除々に減少していく傾向に
あり、特に裏面樹脂加工が行われた場合、かなり減少し
、4wt%あるいはこれ以下になることもある。中でも
ラミネート加工が行われた場合などはこれらの代表例と
いえる。
しかし近年のフィルムに要求される品質は、非常に高ま
ってきており、遮光紙としても紙だけではこれに対応し
きれず、樹脂加工をプラスして品質を高める方法が必要
不可欠となってきている。
よってこの樹脂加工による低含水率化は避けられないも
のとなっている。
そこで対策としてスチームを使用した加湿を行って見た
。即ち、遮光紙は印刷後はとんどの場合、検品のための
巻返しが行われており、その巻返しを利用し巻返し中に
スチームを紙面に当て吸湿さしてやる。スチームは純水
を使った超音波スチームが最も好ましく、対乳剤性につ
いても、設備面、コスト面でも適しており、好ましい。
他に蒸気スチームが代表的なものとしであるが、これは
遮光紙の面に水滴として付着する恐れがあり、また蒸気
に清缶剤等が含まれ、対乳剤性の面において問題がある
のであまり適しておらず、また設備としても大きく特別
なものとなるためコスト的なことも含め好ましくない。
また、他の方法として水を塗ることによって加湿する方
法がある。具体的な手段としてはロールコータ−を使用
する。あるいはグラビアや印刷ベタ版を使用する等が挙
げられる。これは塗る面によって加湿の具合がかなり異
なってくる。また水だけであるとほとんどの場合はじい
てしまって入りこまないかあるいは水滴のように付着す
るといった問題がある。これを防ぐために有機溶剤等と
混合し表面張力を小さくしてやることによってハジキを
なくし親水性の面は、当然のこと疎水性の面にも加湿す
ることができる。しかしこの時使用した有機溶剤が遮光
紙に大量に残っているとフィルムと一緒に巻き込まれ内
装された後に、乳剤面とのくっつき等の故障が懸念され
る。したがってこの加湿の後、乾燥し、有機溶剤を飛ば
すことが必要である。この時、あまり高い温度をかける
とせっかく加湿した水分まで飛ばすことになり、加湿の
効果が半減してしまう。また水が有機溶剤と共沸し、低
温でもある程度蒸発する問題もあるため、なるべく低沸
点の有機溶剤も選ぶのが好ましい。
有機溶剤は水とよく混ざり、かつ低沸点のものであれば
、特に限定されないがコスト等を考慮すれば、メタノー
ルが最も好ましく、扱いやすい。また、水との混合比は
3ニア〜7:3くらいが良く、水が7を越えると有機溶
剤を入れる効果がなくなり、逆に水が3をきると共沸の
問題や残留溶剤が多くなってくる等の問題が生じてくる
。これら有機溶剤の種類と混合比は加湿する面の素材状
態に合わせてセツティングされる。
ラミネート加工された遮光紙の場合、ラミネート面はほ
とんど吸湿されず、あまり効果がないため、表の印刷面
で行うのが好ましく、また、ラミネート後の印刷であれ
ば多色刷りの最後のユニットにてこの加湿を行えばオン
ラインで行うことが可能である。
このとき、表印刷に使用しているインキが使用有機溶剤
に溶解しないことを確認しておく必要がある。
また、塗工により樹脂加工された遮光紙の場合も同様に
行えるが裏面樹脂加工を印刷機で行う場合は樹脂層厚が
ラミネートよりも薄く、またラミネートで形成した層よ
りも一般的には多孔質であるので表裏どちらの面でも加
湿が可能である。従って、表印刷後の表面印刷時の最終
ユニットにて行うのも可能でオンラインで加工できる上
、ロス等も考慮すると最も良好な順序で好ましい形態と
いえる。
また、スチーム加湿はコスト面では有利であるが、加湿
のレベルは低く、水を塗る加湿に劣る。
また後者は、−度吸湿させるが、そのままではなく乾燥
させる場合がほとんどである。この時紙は吸脱湿するこ
とになり、紙材料のヒステリシスから伸縮のレベルが吸
脱湿前にくらべて低くなっていることになり、遮光紙に
おいては大変有利となる。言い換えると、水コート後の
乾燥で、6.0wt%から5.3wt%まで含水率を下
げたとし、また−方でスチームを使って5.31t%ま
で吸湿のみで上げたとした両者の紙の伸び寸法は同条件
でも水コートの方が動きが小さく有利である、という効
果も期待できる。従って加湿方法については、水を塗る
方式が本発明を達成するには最も有効な手段と言える。
しかし以下のように加湿前の遮光紙台例えば、遮光紙加
工上がり(加湿なし)の含水率が4.5〜4.9wt%
であれば、スチーム加湿を使用し4.5wt%以下なら
ば印刷加湿を使用したり、季節変動も考慮すると、夏場
の高湿時はスチーム加湿、冬場の乾燥時には印刷加湿を
使用するとよい。
〔発明の効果〕
本発明によりスプールの7ランジ間に巻かれる遮光紙幅
寸法のばらつきを安定化して漏光の起こらないようにす
ることができるようになるとともに従来しばしばおきて
いたゆる巻き、ふる巻きゃ7ランジのり上げなどのトラ
ブル現象が皆無になり、カメラの中でのかぶり現象や輸
動不良現象等が回避できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は120タイプの写真用ロールフィルムを展開し
た平面図。 第2図はカメラ装填時の120タイプの写真用ロールフ
ィルムを表す図。 1.10・・・スプール 3・・・遮光紙 4a・・・封緘 12・・・ハロゲン化銀感光材料フィルムaI・・・ス
プール両7ランジ内側間幅寸法Q!・・・遮光紙幅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくともハロゲン化銀感光材料フィルム、遮光紙及び
    スプールを有する写真用ロールフィルムにおいて、該ス
    プールに該感光材料フィルムとともに巻きこまれる該遮
    光紙の含水率が5.0〜6.0wt%であることを特徴
    とする写真用ロールフィルム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197945A (ja) * 1987-02-12 1988-08-16 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料包装ユニツト
JPH01126647A (ja) * 1987-11-11 1989-05-18 Fuji Photo Film Co Ltd 保護シート及び感光性シートフイルム包装方法並びに包装体
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