JPH03122664A - 加熱定着方法及び加熱定着用トナー - Google Patents

加熱定着方法及び加熱定着用トナー

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JPH03122664A
JPH03122664A JP1259931A JP25993189A JPH03122664A JP H03122664 A JPH03122664 A JP H03122664A JP 1259931 A JP1259931 A JP 1259931A JP 25993189 A JP25993189 A JP 25993189A JP H03122664 A JPH03122664 A JP H03122664A
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JP
Japan
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toner
acid
temperature
melt viscosity
fixing
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Application number
JP1259931A
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English (en)
Inventor
Shinji Doi
信治 土井
Yusuke Karami
唐見 雄介
Satoshi Matsunaga
聡 松永
Masuo Yamazaki
益夫 山崎
Takashige Kasuya
貴重 粕谷
Hiroaki Kawakami
宏明 川上
Yasuhide Goseki
康秀 後関
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電印刷、磁気記録などにおける
、トナーで形成された顕画像を、記録材に定着させる定
着方法及び該定着方法に用いられるトナーに関する。
[従来の技術] 従来、トナーの顕画像を記録材に定着する方法としては
、所定の温度に維持された加熱ローラーと弾性層を有し
て該加熱ローラーに圧接する加圧ローラーとによって、
未定者のトナー顕画像を保持した記録材を挟持搬送しつ
つ加熱する熱ロール定着方式が多用されている。
又、IJSP 3,578,797号記載のベルト定着
方式が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来多用されてきた熱ロール定着
では、 (1)熱ローラーが所定温度に達するまでの画像形成作
動禁止の時間、所謂ウェイト時間がある。
(2)記録材の通過或は他の外的要因で加熱ローラーの
温度が変動することによる定着不良及び及び加熱ローラ
ーへのトナーの転移所謂オフセット現象を防止するため
に加熱ローラーを最適な温度に維持する必要があり、こ
のためには加熱ローラー或は加熱体の熱容量を大きくし
なければならず、これには大きな電力を要する。
(3)ローラーが定温度であるため、記録材が加熱ロー
ラーを通過排出される際は、記録材及び記録材上のトナ
ーが緩慢に冷却されるため、トナーの結石性が高い状態
となり、ローラーの曲率とも相まって、オフセット或は
記録材を巻き込むことによる紙づまりを生ずることがあ
る。
(4)高温の加熱ローラーが直接子に触れる構成となり
安全性に問題があったり、保護部材が必要であったりす
る。
又、tlsP 3,578,797号記載のベルト定着
方式においても前述の熱ロール定着の問題点(1) 、
 (2)は根本的に解決されていない。
又、本出願人は先にパルス状に通電発熱させた低熱容量
の発熱体によって、移動する耐熱性シートを介してトナ
ー顕画像を加熱し、記録材へ定着させる定着装置によっ
てウェイト時間が短(低消費電力の画像形成装置を提案
している。又、同様にトナーの顕画像を耐熱性シートを
介して記録材へ加熱定着する定着装置において、該耐熱
性シートが耐熱層と離型層或は低抵抗層を有することで
、オフセット現象を有効に防止する定着装置を提案して
いる。
しかしながら、優れたトナー顕画像の記録材への定着性
、オフセットの防止等を達成しつつ、ウェイト時間が短
く低消費電力である定着方法を実現するためには、上述
の如き定着装置に加えて、トナーの特性に負うところが
大きい。
即ち、本発明の目的は上述の如き問題点を解決し、ウェ
イト時間が実質的にない或は極めて短時間であり、かつ
低消費電力でオフセット現象が発生せず記録材へのトナ
ー画像の定着も良好である新規な加熱定着方法を提供す
るものである。
また、本発明の目的は、本発明中で提供される加熱定着
方法において好ましく用いられる加熱定着用トナーを提
供するものである。
更に本発明の別の目的は、高温の回転ローラーを使用し
ないことで、耐熱性特殊軸受けを必要としない加熱定着
方法を提供するものである。
更に本発明の別の目的は、高温体に直接手を触れること
のない定着装置構成を有することで、安全性に優れた或
は保護部材を必要としない加熱定着方法を提供するもの
である。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は記録材
に対してトナーの顕画像を加熱定着する方法において、 (A)エーテル化ビスフェノール類と、(B)全酸成分
中、30 mo1%以上の芳香族ジカルボン酸類と、 (C)全酸量に対し、5〜40重量%のアルケニル置換
ジカルボン酸類及び/又はアルキル置換ジカルボン酸類
と、 (D)3価以上のポリカルボン酸類及び/又は3価以上
のポリオール類 とから形成されたポリエステル樹脂と離型性成分とを少
な(とも含有しかつ該結着樹脂の高架式フローテスター
による溶融粘度η′が120℃〜150℃の温度範囲の
いずれかの温度で103〜10’ poiseであり、
しかも120℃、150℃の溶融粘度の自然対数CRn
η′)を温度に対してプロットした際に、そのグラフの
傾きの絶対値が0.50ln(poise)/”C以下
である特性を有し更に該離型性成分は、160℃におけ
る溶融粘度が、1〜250cpsの範囲である、芳香族
とニルモノマー及び、不飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸
エステルによりグラフト変性されたポリオレフィンであ
り、全結着樹脂量に対し0.1〜20重量パーセントを
含有するトナーの顕画像を、固定支持された加熱体と該
加熱体に対向圧接しかつフィルムを介して該記録材を該
加熱体に密着させる加圧部材とにより加熱材に加熱定着
することを特徴とする加熱定着方法に関する。
又本発明は、トナーの顕画像を、固定支持された加熱体
と該加熱体に対向圧接し、且つフィルムを介して該記録
材を該加熱体に密着させる加圧部材とにより記録材に加
熱定着する定着方法に使用されるトナーにおいて、 (A)エーテル化ビスフェノール類と、(B)全酸成分
中、 30 moR%以上の芳香族ジカルボン酸類と、 (C)全酸量に対し、5〜40重量%のアルケニル置換
ジカルボン酸類及び/又はアルキル置換ジカルボン酸類
と、 (D)3価以上のポリカルボン酸類及び/又は3価以上
のポリオール類 とから形成されたポリエステル樹脂と、離型性成分とを
少なくとも含有しかつ、該結着樹脂の高架式フローテス
ターによる溶融粘度η′が120℃〜150℃の温度範
囲のいずれかの温度で10’〜10’poiseであり
、しかも120℃、150℃での溶融粘度の自然対数(
jllnη′)を温度に対してプロットした際に、その
グラフの傾きの絶対値が0.50In(poise)/
’C以下である特性を有し、更に該離型性成分は、16
0℃におけろ溶融粘度が1〜250cpsの範囲である
、芳香族ビニルモノマー及び、不飽和脂肪酸または不飽
和脂肪酸エステルによりグラフト変性されたポリオレフ
ィンであり、全結着樹脂量に対し0.1〜20重量パー
セントを含有することを特徴とする加熱定着用トナーに
関する。
本発明の加熱定着方法の構成上の一つの特徴はエーテル
化ジフェノール類と、芳香族ジカルボン酸類とを基本的
骨格とし、3価以上のポリカルボン酸類及び/又は3価
以上のポリオール類によりポリマー骨格を網状化し、し
かもポリマー骨格中にアルケニル置換ジカルボン酸類及
び/又はアルキル置換ジカルボン酸類をソフトセグメン
トとして導入したポリエステル樹脂を結着樹脂としたト
ナーを用いることで、より低消費電力でトナーを記録材
に加熱定着することができる。
前述のソフトセグメントが全酸量に対し5重量%未満の
ときは加熱定着のための消費電力が増大し、逆に40重
量%を上回る場合はトナー粒子同志の凝集力が強くなり
、保存安定性が悪化する。
ポリマー骨格の網状化成分であるポリカルボン酸類はポ
リエステル中に5〜30重量%含まれていることが好ま
しく、ポリオール類は5重量%を越えないで含まれるこ
とが好ましい。
ポリカルボン酸類とポリオール類の合計が40重量%以
上ではトナーの耐湿性が悪化し、環境変動によって帯電
特性が不安定となり定着以前の画像形成時(現像時、転
写時)に不良をきたす。又、トナーの製造工程における
粉砕コストが上昇するとともに当然のことながら、トナ
ーを加熱定着するためにより多くのエネルギーが必要と
なる。
逆にポリカルボン酸類、ポリオール類の合計量がポリエ
ステル中で10重量%を下まわると、加熱定着工程でト
ナーの過剰溶融の傾向が現われはじめ5重量%以下では
完全に転写紙中への浸み込み、裏移りや溶融トナーの広
がりによる画像ニジミ等の欠点が顕著となる。
さらに、本発明のポリエステルの主要成分中、酸成分と
しては全酸成分中の30m0ρ%以上、より好ましくは
40 moj%以上が芳香族ジカルボン酸類であること
、アルコール成分としては全アルコール成分中、80 
moi)%以上、より好ましくは90 mai1%以上
がエーテル化ビスフェノール類であることがトナーとし
ての4iF電特性、耐久性、転写性等電子写真特性上か
ら必要である。
本発明の加熱定着方法の構成土工にもう一つの特徴は上
述の特定のポリエステル樹脂の熱高架式フローテスター
による溶融粘度η が120℃〜150℃の温度範囲の
いずれかの温度で10’〜10’poiseであり、か
つ120℃;150℃での溶融粘度の自然対数IInη
′を温度に対してプロットした際にそのグラフの傾きの
絶対値が0.50in (poise)/℃以下である
ことで、より低消費電力でフィルムにオフセットするこ
となくトナーを記録材に定着することができる。
粘度測定は第1図に示す高架式フローテスター(島津フ
ローテスターCFT−500形)を用い、先ず加圧成形
器を用いて成形した約1.5gの試料3を一定温度下で
プランジャー1により10kgfの荷重をかけ直径1 
mm、長さ1 mmのノズル4より押し出すようにし、
これによりフローテスターのプランジャー降下量(流出
速度)を測定した。この流出速度を各温度(120〜1
50℃の温度範囲を5℃間隔)で測定し、この値より見
掛粘度η′を次式により求めることができる。
但し、 η′:見掛けの粘度(poise) T W’:管壁の見掛けのずり反応(dyne/cm’
)D W’:管壁の見掛けのすり速度(1/5ec)Q
:流出速度(cm3/5cc= mff/5ec)P:
押出圧力(dyne/cm2) [10kgf−980
X 10’dynelR:ノズルの半径 (cm) L:ノズルの長さ (cm) 本発明のトナーに用いられる結着樹脂であるポリエステ
ルの!20℃〜150℃における溶融粘度がIQ’po
iseをこえると、本発明の加熱定着方法においても消
費電力が増大し、定着不良やクイックスタートが困難に
なる等の欠点が現われる。本発明のポリエステル中の網
状化成分の合計量が35重量%以上になると150 ’
Cにおいても溶融粘度が10’polseを上回る場合
がある。
逆ニ120℃〜150℃でのトナーの溶融粘度が103
poise未満の場合は、トナーの過剰溶融による欠点
(裏穆り、ニジミ等)が顕著となる。
本発明のポリエステル中の網状化成分の合計量が51i
量%未満となると120 ’Cにおいても溶融粘度が1
0’poiseを下回る場合がある。又12011:。
150℃における溶融粘度η′の自然対数inη′の温
度に対する傾きの絶対値は本発明のポリエステル樹脂の
粘度の温度変化に苅する感受性を反映し0.501n(
poise)/l:以上ではフィルムにオフセットし易
く、しかも定着画像の光沢が出すぎ画像品位が低下する
更にこの傾きの絶対値は本発明でのポリエステル樹脂中
の網状化成分ユ、ソフトセグメント量、及びそれらの比
率に依存し本発明での請求範囲内でのそれぞれの使用量
で定石性、オフセット性、画像性等が本発明の加熱定若
方法において良好に達成される。
本発明において粘度の°“傾き°°は第2図に示される
ように、グラフ中のし6℃における測定点と、tb℃に
おける測定点を直線で結び、 により“傾き”を算出した値であり、これをスロープの
“傾き“として近似して用いている。
(ただし、Rnr)、’はta℃における粘度の自然対
数をとった値を示し、ffny)+、’はth℃におけ
る値を示す。) 本発明に適用されるトナーの結着樹脂としてのポリエス
テル樹脂の構成原料であるエーテル化ジフェノールと使
用可能なものは、ポリオキシスチレン(6)−2・2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリヒドロ
キシブチレン(2)−2・2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(3)−2・2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキ
シプロピレン(3)−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
チオエーテル、ポリオキシエチレン(2)−2・6−ジ
クロロ−4−ヒドロキシフェニル、2′・3′・6′−
トリクロロ4′−ヒドロキシフェニルメタン、ポリオキ
シプロピレン(3)−2−ブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル、4−ヒドロキシフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレン(2,5)−P−P−ビスフェノール、ポリオキ
シブチレン(4)ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケト
ン、ポリオキシスチレン(7)−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エーテル、ポリオキシエンチレン(3)−2
・2−ビス(2・6−ジアイオドー4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン及びポリオキシプロピレン(2・2)2
・2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンである
エーテル化ジフェノールの一群はエーテル化ビスフェノ
ールである。好ましい群のエーテル化ビスフェノールは
エトキシ化又はプロポキシ化されたものであり、ビスフ
ェノール1モル当り2ないし3モルのオキシエチレン又
はオキシプロピレンを有し、Rとしてプロピレン又はス
ルホン基をもつものである。この群の例はポリオキシエ
チレン(2・5)−ビス(2・6−ジプロモー4−ヒド
ロキシフェニル)スルホン、ポリオキシプロピレン(3
)−2・2−ビス(2・6−ジフルオロ−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン及びポリオキシエチレン(l・5
)−ポリオキシプロピレン(1・0)−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホンである。
上式によって特徴づけられる群に入るエーテル化ビスフ
ェノールの他の好ましい群は、ポリオキシプロピレン2
・2′−ビス(4−ヒドキシフェニル)プロパン及びポ
リオキシエチレン又はポリオキシプロピレン2・2−ビ
ス(4−ヒドロキシ、2・6−ジクロロフェニル)プロ
パン(ビスフェノール1モル当りオキシアルキレン単位
数が2.1ないし2.5である)が挙げられる。
又、本発明のポリエステル樹脂の構成原料である芳香族
系ジカルボン酸類としてはテレフタル酸、イソフタル酸
、フタル酸、ジフェニル−p’p’−ジカルボン酸、ナ
フタレン−2・7−ジカルボン酸、ナフタレン−2・6
−ジカルボン酸、ジフェニルメタン−p’p’−ジカル
ボン酸、ベンゾフェノン−4・4′−ジカルボン酸、1
・2−ジフェノキシエタン−p−p−ジカルボン酸等が
使用でき、それ以外の酸としては、マレイン酸、フマル
酸、グリタル酸、シクロヘキサンカルボン酸、コハク酸
、マロン酸、アジピン酸、メサコン酸、シトラコン酸、
セパチン酸及びこれらの酸の無水物等が挙げられる。
又、本発明のポリエステル樹脂の構成原料であるアルケ
ニル置換ジカルボン酸或はアルキル置換ジカルボン酸と
しては、炭素数が6〜18のアルケニル基或はアルキル
基がfa tThされたマレイン酸、フマル酸、アジピ
ン酸、コハク酸、グルタル酸、セパチン酸、アゼライン
酸及びそれらの無水物エステル化物等が挙げられる。特
にn−ドデセニルコハク酸、イソドデセニルコハク酸、
n−ドデシルコハク酸、イソ−ドデシルコハク酸、イソ
−オクチルコハク酸、n−オクヂルコハク酸、n−ブチ
ルコハク酸等が好ましい。
又、本発明のポリエステル樹脂の構成原料である3価以
上のポリカルボン酸類としては、トリメリット酸、ピロ
メリット酸、シクロヘキサントリカルボン酸類、2・5
・7−ナフタレントリカルボン酸、1・2・4−ナフタ
レントリカルボン酸、1・2・4−ブタントリカルボン
酸、l・2・5−ヘキサントリカルボン酸、1・3−ジ
カルボキシル−2−メチレンカルボキシルプロパン、l
・3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メチレンカル
ボキシルプロパン、テトラ(メチレンカルボキシル)メ
タン、1・2・7・8−オクタンテトラカルボン酸及び
それらの無水物、エステル化物等が使用でき、又、3価
以上のポリオール類も次約款量なら用いてよく、ソルビ
トール、l・2・3・6−ヘキサンテトール、1・4−
ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリ
トール、トリペンタエリスリトール、しよ糖、l・2・
4−メタクリレート、グリセリン、2−メチルプロパン
トリオール、2−メチル−1・2・4−ブタントリオー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
l・3・5−トリヒドロキシメチルベンゼン、エリトロ
−1・2・3−ブタントリオール、トレオート2・3−
ブタントリオール等が挙げられる。
本発明に使用されるトナー中には上記構成材料からなる
ポリエステル樹脂以外に該ポリエステル樹脂の30重量
%以下の割合で、しかも高架式フローステターによる溶
融粘度η′が120℃〜150℃の温度範囲のいずれか
の温度で103〜10’poiseから逸脱せず、しか
も120℃、 150℃の溶融粘度の自然対数(Rnη
′)を温度に対してプロットした際にそのグラフの傾き
の絶対値が0.50fn poise/ ’eを越えな
いように、例えば、スチレンを主体とするビニル系樹脂
、スチレン−ブタジェン樹脂、シリコン樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、
フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香
族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックス
等を含有させてもよい。
従来加熱ロール定着用のトナー中には、離型剤を含有さ
せて熱ロールに対しての離型性を高めいわゆるオフセッ
ト現象を回避する技術は開示されている。例えば特公昭
57−52574号公報、特開昭59−174853号
公報、特開昭59−174854号公報、特開昭61−
130957号公報、特開昭59−189346号公報
等が挙げられる。
本発明の加熱定着方法の構成上の特徴のひとつとしては
離型性成分を含有することであり、該離型性成分は、芳
香族ビニル千ツマ−と、不飽和脂肪酸或は不飽和脂肪酸
エステルによりグラフト変性されたポリオレフィンであ
り、更には該離型性成分は、160℃における溶融粘度
が1〜250cpsの範囲にあるものであり、全結着樹
脂量に対し0.1〜20重量パーセントを含有すること
である。
前記ポリオレフィンはエチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、1−デセン、4−メチル−1−ペン
テンなどのα−オレフィンの単独重合体又は2種以上の
α−オレフィンの共重合体である。更にはポリオレフィ
ンの酸化物も含まれる。
グラフト変性ポリオレフィンを合成するために使用され
る不飽和脂肪酸或いは不飽和脂肪酸エステルとしては、
メタクリル酸及びメチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、プロピルメタクリレート、n−ブチルメタク
リレート、イソブチルメタクリレート、n−オクチルメ
タクリレート、2−エチルへキシルメタクリレート、ラ
ウリルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、ド
デシルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチ
ルメタクリレート、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチ
ル、2,2.2−トリフルオロエチルメタクリレート、
メタクリル酸グリシジル等のメタクリレート類、アクリ
ル酸及びメチルアクリレート、エチルアクリレート、プ
ロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブ
チルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリ
ルアクリレート、ステアリルアクリレート、ドデシルア
クリレート、2−エチルへキシルアクリレート、フエニ
ルアクリレート、2−クロルエチルアクリレート、アク
リル酸−2−ヒドロキシエチル、シクロへキシルアクリ
レート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエチル
アミノエチルアクリレート、ジブチルアミノエチルアク
リレート、2エトキシアクリレート、1.4−ブタンジ
オールジアクリレートなどのアクリレート類、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸及びモノエチ
ルマレート、ジエチルマレート、モノプロピルマレート
、ジプロピルマレート、モノブチルマレート、ジブチル
マレート、ジ−2ヱチルへキシルマレート、モノエチル
フマレート、ジエチルフマレート、ジブチルフマレート
、ジ−2エチルへキシルフマレート、モノエチルイタコ
ネート、ジエチルイタコネート、モノエチルシトラコネ
ート、ジエチルシトラコネートなどの不飽和二塩基酸エ
ステルなどを挙げることができ、これらの1f!!或は
2種以上を同時に用いることができる。
又芳香族ビニルモノマーとしてはスチレン、0−メチル
スチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
α−メチルスチレン、2.4ジメチルスチレン、p−エ
チルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert
−ブチルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−フ
ェニルスチレン、p−クロルスチレン等を挙げることが
でき、これらの1種または2種以上を同時に用いること
ができる。
グラフト変性する方法としては、従来公知の方法を用い
ることができる。例えば前記ポリオレフィンと、芳香族
ビニル千ツマ−及び不飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸エス
テルを溶液状態或は溶融状態で大気下、又は加圧下でラ
ジカル開始剤の存在下で加熱して反応させることにより
グラフト変性ポリオレフィンが得られる。芳香族ビニル
モノマー及び不飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸エステルに
よるグラフト化は、両者を同時に行なうことも良く、個
々に行、なうことも良い。
グラフト化反応に用いる開始剤としては、例えばベンゾ
イルパーオキサイド、ジクロルベンゾイルパーオキサイ
ド、ジーtert−ブチルパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド、tert−ブチルパーフェニルアセテ
ート、クミンパーピバレート、アゾビス−イソブチロニ
トリル、ジメチルアゾイソブチレート、ジクミルパーオ
キサイド等を挙げることができる。
ポリオレフィンに対するグラフト化剤の割合は、ポリオ
レフィン100重量部に対し0.1〜100重量部が好
ましく、より好ましくは1〜50重量部である。0.1
重量部以下ではグラフト化の効果がほとんど発揮されず
、又100重量部以上になるとポリオレフィンが木来持
ちあわせている有利な性質を失うことになる。
又芳香族ビニルモノマーと不飽和脂肪酸又は不飽和脂肪
酸エステルとの重量比としては95:5〜5:g5が好
ましく、より好ましくは、80:20〜20 : 80
である。不飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸エステルが多い
場合は、ポリオレフィンの持つ離型効果が減少する傾向
にあり、芳香族ビニルモノマーが多い場合には、ポリオ
レフィンのトナー中への分散性があまり向上しない。
本発明に使用されるグラフト変性ポリオレフィンの添加
量としては、結着樹脂100重量部に対し、0.1〜2
0重量部が好ましく、より好ましくは0.5〜10重量
部である。0.1重量部より少ない場合には十分な離型
効果は発揮し得す、又20重量部より多い場合にはトナ
ーのブロッキング性が低下し易い。
又本発明に使用されるグラフト変性ポリオレフィンは、
160℃における溶融粘度が1〜250cpsの範囲に
あることが好ましい。1 cps以下の場合にはトナー
のブロッキングが発生し易くなり、250cps以上で
はトナー中からの変性ポリオレフィンの浸み出しが起こ
りにくくなり、離型効果が発揮されにくい。本発明の定
着方法においては一般的には低い定着設定温度にする時
程低い溶融粘度の離型性成分を用いることが好ましい。
本発明で言うところの溶融粘度は、B型回転粘度計によ
る測定値を用いている。
又、本発明に使用されるトナー中には必要に応じて、他
の各種離型剤を更に含有させても良い。
例えばポリフッ化エチレン、フッ素樹脂、フッ素化炭素
泊、シリコーンオイル、低分子量ポリエチレン、低分子
量ポリプロピレン等が用いられる。
使用するトナーが磁性微粒子を含有する磁性トナーとし
て用いられる場合には磁性微粒子としては磁性を示すか
磁化可能な材料であればよく、例えば鉄、マンガン、ニ
ッケル、コバルト、クロムなどの金属、マグネタイト、
ヘマタイト、各種フェライト、マンガン合金、その他の
強磁性合金などがあり、これらを平均粒径約O,OS〜
5μの微粉末としたものが使用できる。磁性トナー中に
含有させる磁性微粒子の量は、磁性トナー総重量の15
〜70重量%(より好ましくは25〜45重量%)が良
い。
又本発明で使用するトナーには着色・荷電制御等の目的
で種々の物質を添加することができる。
例えば、カーボンブラック、鉄黒、グラファイト、斗グ
ロシン、モノアゾ染料の金属錯体、群青、フタロシアニ
ンブルー、バンザイエロー、ベンジジンイエロー キナ
クリドン、各種レーキ顔料などである。
或は又、流動性向上剤としてコロイダルシリカ等をトナ
ー中に10〜40重量%含有させてもよい。
もちろんこの流動性向上剤はトナーの外部に混合して用
いてもよく、そのときの添加量は0.2〜5重量%(対
トナー重量)である。
本発明の加熱定着方法において、使用されるトナーは、
DSCを用い10℃から200 を迄の測定範囲で測定
した結果、最初に現われる吸熱ピークの極大値が40℃
から120℃を示すトナーが好ましく、特に55℃から
100℃の特性を示すトナーがより好ましい。
更に、フィルムをトナ一定着面より剥離する時の温度が
前記吸熱温度よりも高い温度であることが好ましく、更
に好ましくは、前記吸熱温度よりも30℃以上(より好
ましくは40〜150℃)高い条件で剥離させることが
好ましい。
本発明での吸熱ピークの極大値を測定する方法としては
、^STM D−3418−82に準拠し算出する。具
体的には、トナーを10〜15mg採取し窒素雰囲気下
で室温から200℃迄昇温速度10℃/minで加熱せ
しめた後、200℃に10分間保持せしめ、次に急冷す
ることで、予めトナーの前処理を行った後、再び10℃
に10分間保持せしめ10℃7m1nの昇温速度で20
0℃迄加熱し測定する。−数的には第3図に示すデータ
ーが得られ、最初に現われる吸熱ピークの極大値を本発
明において吸熱温度(To)と定義する。
本発明において加熱体は従来の熱ロールに比べてその熱
容量が小さく、線状の加熱部を有するもので、加熱部の
最高温度は100〜300℃であることが好ましい。
また、加熱体と加圧部材との間に位置するフィルムは、
厚さ1〜100μmの耐熱性のシートであることが好ま
しく、これら耐熱性シートとしては、耐熱性の高い、ポ
リエステル、PET  (ポリエチレンテレフタレート
)、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体) 、PTFE (ポリ
テトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリアミドな
どのポリマーシートの他、アルミニウムなどの金属シー
ト及び、金属シートとポリマーシートから構成されたラ
ミネートシートが用いられる。
より好ましいフィルムの構成としては、これら耐熱性シ
ートが離型層及び/又は低抵抗層を有していることであ
る。
[実施例] 以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい実施態様を
説明するが、これは本発明をなんら限定するものではな
い。
第4a図に本発明の定着装置の構造図を示す。
11は装置に固定支持された低熱容量線状加熱体であっ
て、−例として厚み1.0+nm 、巾10mm、長手
長240mmのアルミナ基板12に抵抗材料13を巾1
.0mmに塗工したもので長手方向両端より通電される
。通電はDC100Vの周期20m5ecのパルス状波
形で検温素子14によりコントロールされた所望の温度
、エネルギー放出量に応じたパルスをそのパルス巾を変
化させて与える。略パルス巾は0.5m5ec 〜5 
m5ecとなる。この様にエネルギー、温度制御された
加熱体11に当接して、図中矢印方向に定着フィルム1
5は移動する。この定着フィルムの一例として厚み20
μmの耐熱フィルム、例えばポリイミド、ポリエーテル
イミド、 PES、 PFAに少なくとも画像当接面側
にPTFE、 PAF等のフッ素樹脂に導電材を添加し
た離型層を10μmコートしたエンドレスフィルムであ
る。−数的には総厚100μより好ましくは40g未満
。フィルム駆動は駆動ローラー16と従動ローラー17
による駆動とテンションにより矢印方向にシワなく移動
する。
18はシリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を有す
る加圧ローラーで総圧4〜20kgでフィルムを介して
加熱体を加圧しフィルムと圧接回転する。転写材19上
の未定着トナー20は、入口ガイド21により定着部に
導かれ、上述の加熱により定着像を得るものである。
以上はエンドレスベルトで説明したが第4b図の如く、
シート送り出し軸z4及び巻取り軸27を使用し、定着
フィルムは有端のフィルムであっても良い。
また画像形成装置としては複写機、プリンター Fax
等のトナーを用いて画像を形成する装置全ての定着装置
に適応するものである。
低熱容量線状加熱体11において検温素子14で検出さ
れた温度がTIの場合、抵抗材料13に対向するフィル
ム15の表面温度T2はT1とほぼ等しい。又フィルム
15がトナ一定着面より剥離する部分におけるフィル4
表面温度T、は前記温度TI及びT2とほぼ等しい温度
である。
以下本発明の実施例、比較例で使用されるポリエステル
樹脂の製造例とその樹脂を結着樹脂としたトナーの製造
例を挙げ説明するが、何ら本発明を限定するものではな
い。又、本発明のグラフト変性ワックスの一例を表1に
示す。
実施例1 ポリエステル樹脂Aの製造例 以上の構成原料を合計量で1500 gを温度計、ステ
ンレスチール製攪拌器、ガラス製窒素導入管及び流下式
コンデンサーを備えた2℃容量の4つ口丸底フラスコに
入れた。次いでフラスコをマントルヒーター中におきガ
ラス導入管より窒素ガスを導入して反応器内を不活性雰
囲気に保ち昇温した。その後、0.10gのジブチルチ
ンオキサイドを加え210℃に保ち12時間共縮合反応
させポリエステル樹脂を得た。
このポリエステル樹脂の第1図に示す高架式フローテス
ターによるja= 120℃における見掛粘度η、′及
びtb” 150℃における見掛粘度ηb′はそれぞれ
1.7 X 10’poise、 1.I X 10’
poiseとなり、又、120℃、150℃での溶融粘
度の自然対数inη′の温度に対する傾きの絶対値は0
.0911n(poise)/lであった。
上述の製造例によるポリエステル樹脂A100[(置部
、磁性粉(磁性酸化鉄)60重量部、負電荷制御剤2重
量部、表■のグラフト変性ワックス(2)3重量部を2
軸混練押出し機によって溶融混練した後、冷却し気流式
粉砕機で粉砕し風力分級機により分級し、平均粒径約1
2μmの黒色微粉末を得た。この黒色微粉末100重量
部に対して、疎水性シリカ粉末を0.4重量部添加混合
してトナーAを得た。また、このトナーのT、=59℃
であった。
第4a図に示す本発明の加熱定着器において、加熱体1
1の検温・素子表面温度T、は180℃、加熱部の抵抗
材料の消費電力は150 W、加熱体11と加圧ローラ
ー21間の総圧は8kg、加圧ローラーとフィルムのニ
ップは3mmb定着フィルム18の回転速度は100m
m/secに設定した。
耐熱シートとしては記録材との接触面にPTFHに導電
性物質を分散させた低抵抗の離型層を有する厚さ20μ
mのポリイミドフィルムを使用した。この時加熱体の検
温素子表面温度T、が180℃に達するまで要した。時
間は約3秒であった。さらに、温度T2は178℃であ
り、温度T3は177℃であつた。
評価方法として市販のキャノン製複写機NP−27OR
Hの定着器を取りはずした改造機を用いトナーAの未定
着画像を得た。記録材としては市販の複写機用紙キャノ
ンニュードライペーパー(キャノン販売社)の54g/
m’紙を用いた。得られたトナーAの未定着画像を上記
定着機により定着画像を得た。
定着画像の定着試験は、未定着画像を200枚連続通紙
して定着画像を得、1 、10.50.100゜200
枚目を50g/cm”の荷重をかけたシルボン紙で摺擦
し、摺擦前後の画像濃度の低下率(%)で表わした。ま
た耐オフセツト試験は、未定着画像を連続定着させ、何
枚の定着で定着画像或は定着フィルムが汚れるかの評価
をした。
その結果、定着性は200枚通紙の初期及び200枚目
でもほぼ一定しており1〜3%と良好であった。また耐
オフセット性は、1oooo枚の通紙後でも定着フィル
ム18及び加圧ローラー21表面へのトナー付着はほと
んど見られなかった。又得られた画像はニジミ、裏移り
等のない良好なものであった。
実施例2 実施例1で表Iのグラフト変性ワックス2のかわりに表
■のグラフト変性ワックス8を用いる他は、実施例1と
同様にしてトナーBを得た。このトナーのTO=60で
あった。
第4a図に示す本発明の加熱定着器を実施例1と同条件
にして設定して(T、= 180℃、T2=178℃、
T3=177℃)評価したところ定着性は連続200枚
通紙の初期及び200枚目でもほぼ一定しており1〜3
%と良好であった。また耐オフセット性は、10000
枚の通紙後でも定着フィルム18及び加圧ローラー21
表面へのトナー付着はほとんど見られなかった。又得ら
れた画像はニジミ、裏移り等のない良好なものであった
実施例3 ポリエステル樹脂Bの製造例 以上を構成原料とする以外はポリエステルAと同様にし
てポリエステルBを得た。このポリエステル樹脂の第1
図に示す高架式フローテスターによるt、= 120℃
における見掛粘度η、′及びjb=150℃における見
掛粘度ηb′はそれぞれ7.3×10’poise、 
7.Ox 102poiseであり、又、120t。
150℃での溶融粘度の自然対数lnη′の温度に対す
る傾きの絶対値は0.1511n (poise)7℃
であった。
上述のポリエステルBを100部と表■のグラフト変性
ワックス12を使用する以外は実施例1と同様にしてト
ナーCを得た。このトナーのTo=55℃であフた。
実施例1において加熱体11の検温素子表面温度T、を
140℃、定着フィルムの回転速度を50mm/sec
に設定する以外は実施例1と同様に定着試験、耐オフセ
ツト試験を行い、定着性は1〜3%と良好であり、耐オ
フセット性も10000枚まで良好であった。
また定着器のウェイトタイムも約2秒と実施例1と同様
であり、このとき温度T2は139℃であり、温度T3
は137℃であった。
又、得られた画像はニジミ、裏移り等のない良好なもの
であった。
実施例4 実施例3で表Iのグラフト変性ワックス12のかわりに
表■のグラフト変性ワックス4を用いる他は実施例3と
同様にしてトナーDを得た。このトナーのTD=57℃
であった。
第4a図に示す本発明の加熱定着器を実施例3と同条件
にして設定して(T+=140℃、T2=139℃、T
、=137℃)評価したところ定着性は連続200枚通
紙の初期及び200枚目でもほぼ一定しており1〜3%
と良好であった。また耐オフセット性は10000枚の
通紙後でも定着フィルム18及び加圧ローラー21表面
へのトナー付着はほとんど見られなかった。又得られた
画像はニジミ、裏移り等のない良好なものであった。
比較例1 実施例4において表Iのグラフト変性ワックス4の変わ
りに市販の未変性の低分子量ポリエチレンワックス(1
60℃における溶融粘度ηが300センチポイズ)を使
用する以外は、実施例4と全く同様にして、トナーEを
得た。このトナーのTD=59℃であった。
第4a図に示す本発明の加熱定着器を実施例4と同条件
にして設定して(Tr= 140℃、T2=139℃、
T3=137℃)評価したところ定着性は連続200枚
通紙の初期及び200枚でもほぼ一定してはいるが5〜
8%と実用的には使用可能であフたが実施例4に比して
少し劣っていた。又耐オフセット性は10000枚の通
紙後で定着フィルム18及び加圧ローラー21表面への
トナー付着は実用的には全く問題のないレベルであった
が実施例4の場合と比べると若干劣っていた。
[発明の効果] 以上のように、本発明によると高品質の複写画像を優れ
た加熱定着方式により提供することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面中、第1図は、トナーまたは結着樹脂の溶融粘
度を測定するための高架式フローテスターの概略的断面
図を示す。 第2図は、トナーまたは結着樹脂の粘度の自然対数の温
度に対する傾きに関するグラフを示す図である。 第3図は、トナーの吸熱ピークを示すグラフである。 第4a図は、本発明の定着方法を実施するための定着装
置の概略的断面図を示し、第4b図は、本発明の別な態
様の定着方法を実施するための定着装置の概略的断面図
を示す。 11・・・加熱体    12・・・アルミナ基板13
・・・抵抗材料   14・・・検温素子15・・・定
着フィルム 16・・・駆動ローラー17・・・従動ロ
ーラー 18・・・加圧ローラー19・・・記録材  
  20・・・未定着トナー顕画像21・・・入口ガイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録材にトナーの顕画像を加熱定着する方法にお
    いて、 (A)エーテル化ビスフェノール類と、 (B)全酸成分中、30mol%以上の芳香族ジカルボ
    ン酸類と、 (C)全酸量に対し、5〜40重量%のアルケニル置換
    ジカルボン酸類及び/又はアルキル置換ジカルボン酸類
    と、 (D)3価以上のポリカルボン酸類及び/又は3価以上
    のポリオール類 とから形成されたポリエステル樹脂と離型性成分を少な
    くとも含有し、かつ、該結着樹脂の高架式フローテスタ
    ーによる溶融粘度η′が120℃〜150℃の温度範囲
    のいずれかの温度で10^3〜10^6poiseであ
    り、120℃、150℃の溶融粘度の自然対数lnη′
    を温度に対してプロットした際に、そのグラフの傾きの
    絶対値が0.50lnpoise/℃以下である特性を
    有し、さらに該離型性成分は、160℃における溶融粘
    度が1〜250cpsの範囲である、芳香族ビニルモノ
    マー及び、不飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸エステルに
    よりグラフト変性されたポリオレフィンであり、全結着
    樹脂量に対し0.1〜20重量パーセントを含有するト
    ナーの顕画像を、固定支持された加熱体と該加熱体に対
    向圧接しかつフィルムを介して該記録材を該加熱体に密
    着させる加圧部材とにより記録材に加熱定着することを
    特徴とする加熱定着方法。
  2. (2)トナーの顕画像を、固定支持された加熱体と該加
    熱体に対向圧接し、且つフィルムを介して該記録材を該
    加熱体に密着させる加圧部材とにより記録材に加熱定着
    する定着方法に使用されるトナーにおいて、 (A)エーテル化ビスフェノール類と、 (B)全酸成分中、30mol%以上の芳香族ジカルボ
    ン酸類と、 (C)全酸量に対し、5〜40重量%のアルケニル置換
    ジカルボン酸類及び/又はアルキル置換ジカルボン酸類
    と、 (D)3価以上のポリカルボン酸類及び/又は3価以上
    のポリオール類 とから形成されたポリエステル樹脂と離型性成分とを少
    なくとも含有し、かつ該結着樹脂の高架式フローテスタ
    ーによる溶融粘度η′が120℃〜150℃の温度範囲
    のいずれかの温度で10^3〜10^6poiseであ
    り、120℃、150℃の溶融粘度の自然対数lnη′
    を温度に対してプロットした際に、そのグラフの傾きの
    絶対値が0.50lnpoise/℃以下である特性を
    有しさらに該離型性成分は、160℃における溶融粘度
    が1〜250cpsの範囲である、芳香族ビニルモノマ
    ー及び、不飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸エステルによ
    りグラフト変性されたポリオレフィンであり、全結着樹
    脂量に対し0.1〜20重量パーセントを含有すること
    を特徴とする加熱定着用トナー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5637427A (en) * 1995-03-07 1997-06-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Full color toner for electrostatic charge development, method for producing the toner, and image forming method using the toner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5637427A (en) * 1995-03-07 1997-06-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Full color toner for electrostatic charge development, method for producing the toner, and image forming method using the toner

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