JPH03123795A - 新規なテトラペプチド、その塩及び抗アレルギー剤 - Google Patents
新規なテトラペプチド、その塩及び抗アレルギー剤Info
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- JPH03123795A JPH03123795A JP1262512A JP26251289A JPH03123795A JP H03123795 A JPH03123795 A JP H03123795A JP 1262512 A JP1262512 A JP 1262512A JP 26251289 A JP26251289 A JP 26251289A JP H03123795 A JPH03123795 A JP H03123795A
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- gly
- peptide
- lys
- residue
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、新規なテトラペプチド、その塩及び抗アレル
ギー剤に関する。
ギー剤に関する。
[従来の技術]
各種アレルギー疾患の予防及び治療のために種々の薬物
が提案され、開発が行われ、既にいくつかが市販に供さ
れている。
が提案され、開発が行われ、既にいくつかが市販に供さ
れている。
アレルギー症状のうち、即時型アレルギー反応である気
管支喘息、じん麻疹、アレルギー性鼻炎などは■型アレ
ルギー反応として分類される。この■型アレルギー反応
は、発症機序および抗アレルギー剤の作用機序から一般
に次の三段階から成るものと考えられている。すなわち
、最初体内に侵入した外来性抗原に対して、マクロファ
ージ、T細胞及びB細胞の相互作用によってIgE抗体
が産生され、このIgE抗体が組織の肥満細胞や血中の
好塩基球のFcレセプターに固着して感作が成立するこ
とになる。この過程が第1段階である。つぎに、再び外
来抗原が体内に侵入すると、細胞のFcレセプターに固
着したIgE抗体と外来性抗原が結合し、抗原抗体反応
が引き金となって細胞膜酵素の活性化、細胞内へのカル
シウムイオンの流入などが起こり、それによって酵素反
応などの生化学的変化、脱顆粒などの組織学的変化が引
き起こされる。その結果、ヒスタミンや5R8−Aなど
のケミカルメディエータ−(化学伝達物質)が細胞外へ
遊離される。この過程が第2段階である。上記、第2段
階で細胞外に遊離したケミカルメデイエータ−は、平滑
筋の収縮、毛細血管透過性の亢進及び粘液の分泌を促進
し、種々のアレルギー症状を惹起する。この過程が第3
段階である。
管支喘息、じん麻疹、アレルギー性鼻炎などは■型アレ
ルギー反応として分類される。この■型アレルギー反応
は、発症機序および抗アレルギー剤の作用機序から一般
に次の三段階から成るものと考えられている。すなわち
、最初体内に侵入した外来性抗原に対して、マクロファ
ージ、T細胞及びB細胞の相互作用によってIgE抗体
が産生され、このIgE抗体が組織の肥満細胞や血中の
好塩基球のFcレセプターに固着して感作が成立するこ
とになる。この過程が第1段階である。つぎに、再び外
来抗原が体内に侵入すると、細胞のFcレセプターに固
着したIgE抗体と外来性抗原が結合し、抗原抗体反応
が引き金となって細胞膜酵素の活性化、細胞内へのカル
シウムイオンの流入などが起こり、それによって酵素反
応などの生化学的変化、脱顆粒などの組織学的変化が引
き起こされる。その結果、ヒスタミンや5R8−Aなど
のケミカルメディエータ−(化学伝達物質)が細胞外へ
遊離される。この過程が第2段階である。上記、第2段
階で細胞外に遊離したケミカルメデイエータ−は、平滑
筋の収縮、毛細血管透過性の亢進及び粘液の分泌を促進
し、種々のアレルギー症状を惹起する。この過程が第3
段階である。
従来から知られている抗アレルギー剤のうち、非特異的
減感作療法剤及び抗体産生抑制剤は第1段階に作用する
薬物である。しかし、この第1段階のみに特異的に作用
する薬物は市販されていない。第2段階に作用する薬物
としては、クロモグリク酸ナトリウム(以下、DSCG
と略す)、トラニラストなどのケミカルメデイエータ−
抑制剤がある。また抗ヒスタミン剤及び気管支拡張剤は
第3段階に作用する薬物である。更に特公昭60−23
18号公報には抗アレルギー性ペプチドについての開示
がなされている。
減感作療法剤及び抗体産生抑制剤は第1段階に作用する
薬物である。しかし、この第1段階のみに特異的に作用
する薬物は市販されていない。第2段階に作用する薬物
としては、クロモグリク酸ナトリウム(以下、DSCG
と略す)、トラニラストなどのケミカルメデイエータ−
抑制剤がある。また抗ヒスタミン剤及び気管支拡張剤は
第3段階に作用する薬物である。更に特公昭60−23
18号公報には抗アレルギー性ペプチドについての開示
がなされている。
上記公報によればこのペプチドは下記の一次構造式
%式%
によって示されるように、■gE抗体のFc領域のアミ
ノ酸残基5個から成るIgE抗体由来のペンタペプチド
である。
ノ酸残基5個から成るIgE抗体由来のペンタペプチド
である。
このペプチドは第1段階のIgE抗体産生を抑制する作
用は確認されていないが、第2段階の最初に起こる肥満
細胞へのIgE抗体の結合を阻止すると共に、第2段階
の既に結合したIgE抗体をこのペプチドで置換するこ
とによって、アレルギーを遮断する性質をもつものと考
えられる。
用は確認されていないが、第2段階の最初に起こる肥満
細胞へのIgE抗体の結合を阻止すると共に、第2段階
の既に結合したIgE抗体をこのペプチドで置換するこ
とによって、アレルギーを遮断する性質をもつものと考
えられる。
[発明が解決しようとする課題]
従来の抗アレルギー剤の開発は、上記のアレルギー症状
発症の3つの段階のうちの1つの段階に作用する薬物の
開発に向けられ、この3つの段階の連鎖をいずれかの段
階で遮断することによってアレルギー症状発症を予防し
、又は治療する療法の研究が行われてきた。そしてこの
ような研究によるアレルギー症状発症の3つの段階のう
ちの1つの段階に作用する薬物の開発によって一応の効
果が期待される療法が開発されている。
発症の3つの段階のうちの1つの段階に作用する薬物の
開発に向けられ、この3つの段階の連鎖をいずれかの段
階で遮断することによってアレルギー症状発症を予防し
、又は治療する療法の研究が行われてきた。そしてこの
ような研究によるアレルギー症状発症の3つの段階のう
ちの1つの段階に作用する薬物の開発によって一応の効
果が期待される療法が開発されている。
しかしながら、既知のこうした化学療法剤は上記の3つ
の段階の連鎖を完全に遮断するものではない。そのため
、3つの段階の1つに作用する薬剤と他の1つに作用す
る薬剤とを組み合わせて用いることによって、連鎖の遮
断を完全なものとする発想のものに複数個の薬剤を組み
合わせて使用することも行われているが、その効果は必
ずしも期待通りのものではない。
の段階の連鎖を完全に遮断するものではない。そのため
、3つの段階の1つに作用する薬剤と他の1つに作用す
る薬剤とを組み合わせて用いることによって、連鎖の遮
断を完全なものとする発想のものに複数個の薬剤を組み
合わせて使用することも行われているが、その効果は必
ずしも期待通りのものではない。
そこで、単一の薬剤で上記のアレルギー症状発症の3つ
の段階のうちの複数の段階に作用しうる薬剤が開発され
た場合には、抗アレルギー剤としての効果が飛躍的に増
大されうることが期待され、このような薬剤の開発が望
まれているのである。
の段階のうちの複数の段階に作用しうる薬剤が開発され
た場合には、抗アレルギー剤としての効果が飛躍的に増
大されうることが期待され、このような薬剤の開発が望
まれているのである。
また上記のアレルギー症状発症のメカニズムから、Ig
E抗体のFc領域由来のペプチド又はそれと類似するペ
プチドを開発することによって優れたアレルギー剤が入
手できる可能性も考えられ、このようなアプローチから
の新規なペプチドの開発も期待されていたのである。
E抗体のFc領域由来のペプチド又はそれと類似するペ
プチドを開発することによって優れたアレルギー剤が入
手できる可能性も考えられ、このようなアプローチから
の新規なペプチドの開発も期待されていたのである。
本発明は、IgE抗体のFc領域のペプチド部分又はそ
の類似ペプチドを種々合成し、優れた薬理活性をもつ抗
アレルギー性ペプチドを提供することを目的とする。
の類似ペプチドを種々合成し、優れた薬理活性をもつ抗
アレルギー性ペプチドを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明者らはIgE抗体のF
c領域にみられるペプチドに着目し、種々のオリゴペプ
チドを合成して、その抗アレルギー活性を検討した結果
、H−Ala−Ser−Gly−Lys−OHで表わさ
れるテトラペプチドがヒスタミン遊離を抑制するととも
にIgE抗体産生を抑制することを見出し、本発明を完
成した。
c領域にみられるペプチドに着目し、種々のオリゴペプ
チドを合成して、その抗アレルギー活性を検討した結果
、H−Ala−Ser−Gly−Lys−OHで表わさ
れるテトラペプチドがヒスタミン遊離を抑制するととも
にIgE抗体産生を抑制することを見出し、本発明を完
成した。
すなわち本発明は、
(1)次の式〔I〕
H−Ala−Ser−Gly−Lys−OH(I )(
ただし、AlaはL−アラニン残基、SerはL−セリ
ン残基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジン残
基を示す)で表されるテトラペプチド又はその薬学的に
許容される塩。
ただし、AlaはL−アラニン残基、SerはL−セリ
ン残基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジン残
基を示す)で表されるテトラペプチド又はその薬学的に
許容される塩。
(2)上記(1)のペプチド又はその薬学的に許容され
る塩を有効成分として含有する抗アレルギー剤。
る塩を有効成分として含有する抗アレルギー剤。
に関するものである。
本発明のH−Ala−5er−Gly−Lys−OHで
表されるテトラペプチドの薬学的に許容される塩として
は、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、
クエン酸塩、フマール酸塩、酒石酸塩、乳酸塩等の有機
酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩
、アンモニウム塩等が挙げられる。
表されるテトラペプチドの薬学的に許容される塩として
は、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、
クエン酸塩、フマール酸塩、酒石酸塩、乳酸塩等の有機
酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩
、アンモニウム塩等が挙げられる。
本発明のテトラペプチドはペプチド合成に通常用いられ
る固相法又は液相法により合成することができる。すな
わち、ペプチド結合の任意の位置で二分される2種のフ
ラグメントの一方に相当する反応性カルボキシル基をも
つ原料と、他方のフラグメントに相当する反応性アミノ
基をもつ原料をジシクロへキシルカルボジイミド等の縮
合剤を用いて脱水縮合させ、縮合物が保護基をもつ場合
はその保護基を外すことにより製造できる。
る固相法又は液相法により合成することができる。すな
わち、ペプチド結合の任意の位置で二分される2種のフ
ラグメントの一方に相当する反応性カルボキシル基をも
つ原料と、他方のフラグメントに相当する反応性アミノ
基をもつ原料をジシクロへキシルカルボジイミド等の縮
合剤を用いて脱水縮合させ、縮合物が保護基をもつ場合
はその保護基を外すことにより製造できる。
上記の反応で、反応に関与させるべきでない官能基は、
あらかじめ保護基によって保護しておく。
あらかじめ保護基によって保護しておく。
アミノ基の保護基としてはベンジルオキシカルボニル、
t−ブチルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチル
オキシカルボニル等があり、カルボキシル基の保護は、
固相法ではクロルメチル樹脂、p−アルコキシベンジル
アルコール樹脂、オキシメチル樹脂等の担体に結合して
いることにより、液相法ではベンジルエステル、メチル
エステル等によって行われる。
t−ブチルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチル
オキシカルボニル等があり、カルボキシル基の保護は、
固相法ではクロルメチル樹脂、p−アルコキシベンジル
アルコール樹脂、オキシメチル樹脂等の担体に結合して
いることにより、液相法ではベンジルエステル、メチル
エステル等によって行われる。
縮合反応後、保護基を外し、固相法ではペプチドのC末
端と樹脂の結合を切断する。
端と樹脂の結合を切断する。
更に本発明のテトラペプチドをイオン交換クロマトグラ
フィー、逆相液体クロマトグラフィー等の通常の精製手
段を用いて精製することができる。
フィー、逆相液体クロマトグラフィー等の通常の精製手
段を用いて精製することができる。
式(I)で表されるテトラペプチドの薬学的に許容され
る塩は、合成の最終工程で保護基を外したのちに、塩酸
、酢酸等の酸を加え、又は水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の塩基を加え相当する塩とすることもできるし
、式(I)で表されるテトラペプチドを単離したのち、
上記と同様に酸又は塩基を加えて塩とすることもできる
。
る塩は、合成の最終工程で保護基を外したのちに、塩酸
、酢酸等の酸を加え、又は水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の塩基を加え相当する塩とすることもできるし
、式(I)で表されるテトラペプチドを単離したのち、
上記と同様に酸又は塩基を加えて塩とすることもできる
。
本発明物質の構造、純度の確認は高速液体クロマトグラ
フィー、元素分析、アミノ酸分析等により行う。
フィー、元素分析、アミノ酸分析等により行う。
本発明の抗アレルギー剤は製薬的に許容される担体又は
希釈剤と本化合物又は医薬品として許容されるその塩か
らなる製剤を包含する。塩の好ましい例は塩酸塩、硫酸
塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、フマ
ール酸塩、酒石酸塩、乳酸塩等の有機酸塩、ナトリウム
塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マ
グネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩
等が挙げられる。本製剤は、患者への投薬後、活性成分
が迅速に、持続的にまたは遅延的に遊離するように製剤
化することができる。
希釈剤と本化合物又は医薬品として許容されるその塩か
らなる製剤を包含する。塩の好ましい例は塩酸塩、硫酸
塩、リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、フマ
ール酸塩、酒石酸塩、乳酸塩等の有機酸塩、ナトリウム
塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マ
グネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩
等が挙げられる。本製剤は、患者への投薬後、活性成分
が迅速に、持続的にまたは遅延的に遊離するように製剤
化することができる。
本発明の抗アレルギー剤は経口的又は非経口的に投与す
るための形態を適宜にとりうる。代表的な投与方法とし
ては経口、直腸、皮膚透過、皮下、静脈内、筋肉内、吸
入または鼻腔内経路を含む種々の経路により投与するこ
とができる。
るための形態を適宜にとりうる。代表的な投与方法とし
ては経口、直腸、皮膚透過、皮下、静脈内、筋肉内、吸
入または鼻腔内経路を含む種々の経路により投与するこ
とができる。
これらの投与方法では、本発明の抗アレルギー剤は種々
の薬学的製剤の形態で投与されうる。これらの薬学的製
剤の形態としては、錠剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤
、顆粒剤、散剤、トローチ剤、坐剤、シロップ剤、クリ
ーム剤、軟膏剤、ハツブ剤、注射剤、懸濁剤、吸入剤、
エアロゾール剤などがある。また他の抗アレルギー剤、
その他の医薬と共に二重層錠、多重層錠などとすること
もできる。さらに錠剤の場合には必要に応じて通常の剤
皮を施し、例えば糖衣錠、腸溶被錠とすることもできる
。
の薬学的製剤の形態で投与されうる。これらの薬学的製
剤の形態としては、錠剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤
、顆粒剤、散剤、トローチ剤、坐剤、シロップ剤、クリ
ーム剤、軟膏剤、ハツブ剤、注射剤、懸濁剤、吸入剤、
エアロゾール剤などがある。また他の抗アレルギー剤、
その他の医薬と共に二重層錠、多重層錠などとすること
もできる。さらに錠剤の場合には必要に応じて通常の剤
皮を施し、例えば糖衣錠、腸溶被錠とすることもできる
。
錠剤、顆粒剤、散剤などの固体製剤とする場合は、製剤
化に当って公知の添加剤、例えば乳糖、ショ糖、ブドウ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、リン酸カルシウ
ム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、アラビアゴム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク等を添加することができ
る。
化に当って公知の添加剤、例えば乳糖、ショ糖、ブドウ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、リン酸カルシウ
ム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、アラビアゴム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク等を添加することができ
る。
半固体製剤とする場合は、植物性ワックス、ミクロクリ
スタリンワックス、脂肪例えばタローラノリンなどの材
料を添加することができる。
スタリンワックス、脂肪例えばタローラノリンなどの材
料を添加することができる。
液体製剤とする場合は、添加剤、例えば塩化ナトリウム
、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、アーモンド
油、プロピレングリコール、エチレングリコール、エチ
ルアルコールなどの材料を添加することができる。
、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、アーモンド
油、プロピレングリコール、エチレングリコール、エチ
ルアルコールなどの材料を添加することができる。
式〔I〕で表されるペプチドの投与量は、患者の年令、
体重、症状などにより適宜増減することができるが、経
口投与の場合の投与量は1日当たり0.01〜Lomg
/kg、鼻腔内では1回の投与量は0.1〜100mg
である。非経口投与の場合の量は1日当たり10〜1,
000μg/kgである。
体重、症状などにより適宜増減することができるが、経
口投与の場合の投与量は1日当たり0.01〜Lomg
/kg、鼻腔内では1回の投与量は0.1〜100mg
である。非経口投与の場合の量は1日当たり10〜1,
000μg/kgである。
[実施例]
以下に記載する実施例によって本発明を具体的に説明す
る。
る。
なお、ここで用いた略号は次の意味を示す。
Ala : L−アラニン残基
Ser:L−セリン残基
Glyニゲリシン残基
Lys : L−リジン残基
Boc : t−ブチルオキシカルボニル基Z:ペンジ
ルオキシ力ルボニル基 Z(2〔I〕 : 2−クロロベンジルオキシカルボニ
ル基PAM:4−(オキシメチル)フェニルアセタミド
メチル TFA:)リフルオロ酢酸 DCCニジシクロへキシルカルボジイミドH−Ala−
Ser−Gl −L 5−OHのペプチド合成機はベッ
クマン社製ペプチド合成機Mode1990Bを用いた
。反応槽に1.50gのBoc−Lys(Z(2C1)
]−PMA樹脂(Boc−Lys (Z(2C1))を
0.7ミリモル/g含有、アブライドバイオシステムズ
社製〕をとり、ジクロロメタン中にて2時間撹拌し膨潤
させた。
ルオキシ力ルボニル基 Z(2〔I〕 : 2−クロロベンジルオキシカルボニ
ル基PAM:4−(オキシメチル)フェニルアセタミド
メチル TFA:)リフルオロ酢酸 DCCニジシクロへキシルカルボジイミドH−Ala−
Ser−Gl −L 5−OHのペプチド合成機はベッ
クマン社製ペプチド合成機Mode1990Bを用いた
。反応槽に1.50gのBoc−Lys(Z(2C1)
]−PMA樹脂(Boc−Lys (Z(2C1))を
0.7ミリモル/g含有、アブライドバイオシステムズ
社製〕をとり、ジクロロメタン中にて2時間撹拌し膨潤
させた。
次に以下の手順でBoc−Gly−OHを反応させた。
(1)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄。
(2)メタノールZQmlで2分73回洗浄。
(3)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄。
(4)45wt%TFA及びジクロロメタン20m1で
5分/1回洗浄。
5分/1回洗浄。
(5)5wt%TFA及びジクロロメタンZOmlで1
5分/1回洗浄。
5分/1回洗浄。
(6)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄。
(7)メタノール20m1で2分/3回洗浄。
(8)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄。
ここでニンヒドリンでアミノ基の反応が陽性になること
を確認する。
を確認する。
(9)10wt%TFA及びジクロロメタン20m1で
2分/1回洗浄。
2分/1回洗浄。
(10)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄。
(11) Boc−Gly−OH4,2ミリモルのジク
ロロメタン(10ml)溶液とDCC2,1ミリモルの
ジクロロメタン(5ml)溶液を合わせて加え、氷水中
で20分間振りまぜて反応。生じた沈澱を乾燥させ、ガ
ラスフィルターで吸引ろ過。
ロロメタン(10ml)溶液とDCC2,1ミリモルの
ジクロロメタン(5ml)溶液を合わせて加え、氷水中
で20分間振りまぜて反応。生じた沈澱を乾燥させ、ガ
ラスフィルターで吸引ろ過。
(12)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄しニ
ンヒドリンでアミノ基の反応が陰性になる点を確認。
ンヒドリンでアミノ基の反応が陰性になる点を確認。
(13)メタノール20m1で2分/3回洗浄。
(14)ジクロロメタン20m1で2分/3回洗浄。
以上によってBoc−Gly−OHの導入が完了する。
以下順次、上記の手順(1)から(14)を繰り返し、
GlyからN端へアミノ酸を付加する。加える保護アミ
ノ酸はBoc−Gly−OHに代えて次の順序である。
GlyからN端へアミノ酸を付加する。加える保護アミ
ノ酸はBoc−Gly−OHに代えて次の順序である。
Boc−8et(OBzl)−01(4,2ミリモルB
oc−Ala−OH4、2ミリモル 以上の操作がすべて終了すると樹脂上に次の保護ペプチ
ドが合成される。
oc−Ala−OH4、2ミリモル 以上の操作がすべて終了すると樹脂上に次の保護ペプチ
ドが合成される。
Boc−Ala−Ser(OBzl)−Gly−Lys
(Z(2〔I〕)−樹脂この樹脂上に結合した保護ペ
プチドは前述の手順(1)〜(14)を実施後、ろ取し
デシケータ中で一晩乾燥した。乾燥した保護ペプチド樹
脂が610mg得られた。これをとり、アニソール2m
l、ジメチルスベリミダート・2塩酸塩(dimeth
yl−suberimidate dihydroch
loride) 0.5ml存在下、0℃、フッ化水素
30m1で1時間処理した。フッ化水素を留去し、無水
エーテル/n−ヘキサン(容量比1:1)混液、次いで
無水エーテルで洗浄し、十分乾燥させたのち10wt%
酢酸50m1にペプチドを溶解させ、不溶樹脂を除去し
た。
(Z(2〔I〕)−樹脂この樹脂上に結合した保護ペ
プチドは前述の手順(1)〜(14)を実施後、ろ取し
デシケータ中で一晩乾燥した。乾燥した保護ペプチド樹
脂が610mg得られた。これをとり、アニソール2m
l、ジメチルスベリミダート・2塩酸塩(dimeth
yl−suberimidate dihydroch
loride) 0.5ml存在下、0℃、フッ化水素
30m1で1時間処理した。フッ化水素を留去し、無水
エーテル/n−ヘキサン(容量比1:1)混液、次いで
無水エーテルで洗浄し、十分乾燥させたのち10wt%
酢酸50m1にペプチドを溶解させ、不溶樹脂を除去し
た。
得られた溶液はダウエックス(Dowex) lX−2
カラム(1,OX 15cm、ダウケミカルズ社製)に
がけ、2N酢酸で溶出し、0.22μmミリポアフィル
タ−にてろ適役、凍結乾燥した。128mgの粗ペプチ
ドが得られた。これをさらに以下に示す条件にて分取用
高速液体クロマトグラフィーにかけた。
カラム(1,OX 15cm、ダウケミカルズ社製)に
がけ、2N酢酸で溶出し、0.22μmミリポアフィル
タ−にてろ適役、凍結乾燥した。128mgの粗ペプチ
ドが得られた。これをさらに以下に示す条件にて分取用
高速液体クロマトグラフィーにかけた。
カラム:YMC−D−ODS 20mmX250mm
(山村化学研究新製) 溶 媒:0,1%TFAにアセトニトリルが0%から7
0%の混液に至るまでの直線勾配をもった溶媒 流速: 1.Oml/min 分取用高速液体クロマトグラフィーにより純度98%の
ペプチドが28mg得られた。この精製ペプチドの分析
結果は次の通り。
(山村化学研究新製) 溶 媒:0,1%TFAにアセトニトリルが0%から7
0%の混液に至るまでの直線勾配をもった溶媒 流速: 1.Oml/min 分取用高速液体クロマトグラフィーにより純度98%の
ペプチドが28mg得られた。この精製ペプチドの分析
結果は次の通り。
分析高速液体クロマトグラフィー:第1図酸分解後のア
ミノ酸分析値= (モル比)アラニン 1.0 セリン 0.8 グリシン 1.0 リジン 1.1 なお、分析高速液体クロマトグラフィーはカラムとシテ
カセイソルブ(KASEISORB) C8−300X
5(東京化成工業製、4,6×250mm)を用い、溶
媒は0.1%TFAを含む水溶液と0,1%TFAを含
むアセトニトリルの100:0(容量比)から70:3
0 (容量比)混合液まで、直線勾配をもつ溶液を用い
、流速は1 、0ml/min 、検出波長210nm
で行い、ペプチドの酸分解は6N塩酸(0,1wt%フ
ェノール含有)中、120℃、15時間処理し、日立ア
ミノ酸分析計835型でアミノ酸を分析した。
ミノ酸分析値= (モル比)アラニン 1.0 セリン 0.8 グリシン 1.0 リジン 1.1 なお、分析高速液体クロマトグラフィーはカラムとシテ
カセイソルブ(KASEISORB) C8−300X
5(東京化成工業製、4,6×250mm)を用い、溶
媒は0.1%TFAを含む水溶液と0,1%TFAを含
むアセトニトリルの100:0(容量比)から70:3
0 (容量比)混合液まで、直線勾配をもつ溶液を用い
、流速は1 、0ml/min 、検出波長210nm
で行い、ペプチドの酸分解は6N塩酸(0,1wt%フ
ェノール含有)中、120℃、15時間処理し、日立ア
ミノ酸分析計835型でアミノ酸を分析した。
次に式〔I〕で表されるテトラペプチドH−Ala−S
er−G 1y−Lys−OHの薬理活性試験の結果を
示す。
er−G 1y−Lys−OHの薬理活性試験の結果を
示す。
体重300〜350gの雄性ウィスター系ラットを受動
感作し、その腹腔内肥満細胞を用いて試験を行った。受
動感作に用いるラット抗血清はMotaの方法[Imm
unology、二L P、681 (1964)]お
よびHamaokaの方法 [J、Immunolog
y、 113 .958 (1974)]に準じて作製
した。すなわち、卵白アルブミン(10mg/kg)を
ウィスター系雄ラット(体重200〜250g)の両大
腿部筋肉内に5ml/kgを注射し、同時に2×101
0個の百日啄死菌(Killed Bordetell
aPertussis)を腹腔内に投与して免疫した。
感作し、その腹腔内肥満細胞を用いて試験を行った。受
動感作に用いるラット抗血清はMotaの方法[Imm
unology、二L P、681 (1964)]お
よびHamaokaの方法 [J、Immunolog
y、 113 .958 (1974)]に準じて作製
した。すなわち、卵白アルブミン(10mg/kg)を
ウィスター系雄ラット(体重200〜250g)の両大
腿部筋肉内に5ml/kgを注射し、同時に2×101
0個の百日啄死菌(Killed Bordetell
aPertussis)を腹腔内に投与して免疫した。
初回感作から12日目にエーテル麻酔下に腹部大動脈か
ら採血し、抗血清を分離した。抗血清は一20℃で凍結
保存した。抗血清の力価は48hrラットPCA反応に
より測定し、その力価が128〜256倍のものを実験
に供した。得られた卵白アルブミンラットIgE血清を
2倍希釈し、その1mlを腹腔内に投与して感作した。
ら採血し、抗血清を分離した。抗血清は一20℃で凍結
保存した。抗血清の力価は48hrラットPCA反応に
より測定し、その力価が128〜256倍のものを実験
に供した。得られた卵白アルブミンラットIgE血清を
2倍希釈し、その1mlを腹腔内に投与して感作した。
感作48hr後にラットを出血致死させ、腹腔内にリン
酸緩衝化液(NaC18g、 KCI 0.2g、Na
zHPO442Hz02.88g、 KH2PO40,
2g、 EDTA・2NaO02g及びウシ血清アルブ
ミン1gを精製水に溶かして1リツトルとした溶液、p
H7,4、以下PBS(−)と略記する)15mlを注
入し、約2分間軽く腹部をマツサージ後、開腹して腹腔
内細胞を採取した。
酸緩衝化液(NaC18g、 KCI 0.2g、Na
zHPO442Hz02.88g、 KH2PO40,
2g、 EDTA・2NaO02g及びウシ血清アルブ
ミン1gを精製水に溶かして1リツトルとした溶液、p
H7,4、以下PBS(−)と略記する)15mlを注
入し、約2分間軽く腹部をマツサージ後、開腹して腹腔
内細胞を採取した。
この細胞浮遊液を遠心分離(1,00Orpm、 10
分間)し、更にPBS(−)で再懸濁し、アラビアゴム
比重液(比重1.075)テ重層し、遠心分離(2,5
0Orpm、 10分間)した。沈殿した細胞をPBS
(−)で2回洗浄し、新たにPBS(+)[PBS(−
)のうちEDTA−2Naに代えてCaC1z O,1
gを添加した溶液、PBS(+)と略記するコに浮遊さ
せ、1×105個/mlに調整した後、シリコンで処理
した試験管にその細胞浮遊液を0.8mlずつ分注し、
37℃で10分間ブレインキュベートした。細胞浮遊液
を入れた試験管にPBS(+)で希釈した種々の溶液の
検体溶液を0.1ml添加し、37℃で15分間インキ
ュベート後、肥満細胞がらヒスタミンを浮遊させるため
に抗原である卵白アルブミン(最終濃度1mg/ml)
とフォスフアジチル−し−セリン(最終濃度100μg
/mg)の混合溶液0 、1mlを加え、さらに15分
間インキュベートしてヒスタミンを遊離させた。ただし
、比較薬剤の一つのDSCGは抗原添加30秒前に加え
、抗原添加後更に15分間インキュベートした。氷冷し
たPBS(+)1mlを加え反応を停止させ、2 、5
0Orpmで10分間遠心分離した。上清2mlをとり
、4wt%過塩素酸溶液1mlを加え、遊離ヒスタミン
量を定量する試料とした。全ヒスタミン量を定量する試
料は無処置の肥満細胞浮遊液(IX105個/ml)
0.8mlを10分間沸騰水中に置き、次いで4wt%
過塩素酸を添加して、試料とした。
分間)し、更にPBS(−)で再懸濁し、アラビアゴム
比重液(比重1.075)テ重層し、遠心分離(2,5
0Orpm、 10分間)した。沈殿した細胞をPBS
(−)で2回洗浄し、新たにPBS(+)[PBS(−
)のうちEDTA−2Naに代えてCaC1z O,1
gを添加した溶液、PBS(+)と略記するコに浮遊さ
せ、1×105個/mlに調整した後、シリコンで処理
した試験管にその細胞浮遊液を0.8mlずつ分注し、
37℃で10分間ブレインキュベートした。細胞浮遊液
を入れた試験管にPBS(+)で希釈した種々の溶液の
検体溶液を0.1ml添加し、37℃で15分間インキ
ュベート後、肥満細胞がらヒスタミンを浮遊させるため
に抗原である卵白アルブミン(最終濃度1mg/ml)
とフォスフアジチル−し−セリン(最終濃度100μg
/mg)の混合溶液0 、1mlを加え、さらに15分
間インキュベートしてヒスタミンを遊離させた。ただし
、比較薬剤の一つのDSCGは抗原添加30秒前に加え
、抗原添加後更に15分間インキュベートした。氷冷し
たPBS(+)1mlを加え反応を停止させ、2 、5
0Orpmで10分間遠心分離した。上清2mlをとり
、4wt%過塩素酸溶液1mlを加え、遊離ヒスタミン
量を定量する試料とした。全ヒスタミン量を定量する試
料は無処置の肥満細胞浮遊液(IX105個/ml)
0.8mlを10分間沸騰水中に置き、次いで4wt%
過塩素酸を添加して、試料とした。
各試料のヒスタミン量は蛍光法により測定し、次式によ
り、ヒスタミン遊離率(%)を算出した。
り、ヒスタミン遊離率(%)を算出した。
ヒスタミン遊離率(%)=
(遊離ヒスタミン量/全ヒスタミン量) X100式[
I]で表わされるペプチドと比較薬剤のヒスタミン遊離
率(%)を第2図に示した。第2図から明らかなように
、式[I]で表わされるペプチドは10−6M以上の濃
度でヒスタミン遊離抑制作用を示し、その作用は比較薬
剤のH−Asp−3er−ASp−PrO−Arg−O
Hより強く、DSCGと同程度又はそれ以上の強さであ
った。
I]で表わされるペプチドと比較薬剤のヒスタミン遊離
率(%)を第2図に示した。第2図から明らかなように
、式[I]で表わされるペプチドは10−6M以上の濃
度でヒスタミン遊離抑制作用を示し、その作用は比較薬
剤のH−Asp−3er−ASp−PrO−Arg−O
Hより強く、DSCGと同程度又はそれ以上の強さであ
った。
H−3er−As −Gl −L 5−0H([I の
ペ チド)の■E 産生 1 免疫動物は、1群5匹のBALB/C雄マウス(6週令
)とし、抗原のジニトロフェニルアスカリス(DNP−
Ascaris)10 μgを免疫増強剤の水酸化アル
ミニウムゲル4mgに吸着させて、下記に示す2通りの
実験を行った。
ペ チド)の■E 産生 1 免疫動物は、1群5匹のBALB/C雄マウス(6週令
)とし、抗原のジニトロフェニルアスカリス(DNP−
Ascaris)10 μgを免疫増強剤の水酸化アル
ミニウムゲル4mgに吸着させて、下記に示す2通りの
実験を行った。
一方の実験では式[I]のペプチド1mgを腹腔内に投
与し、30分間後にDNP−Ascarisと水酸化ア
ルミニウムゲルを腹腔内に投与し、その後14日目に採
血して血清を得た。
与し、30分間後にDNP−Ascarisと水酸化ア
ルミニウムゲルを腹腔内に投与し、その後14日目に採
血して血清を得た。
他方の実験ではDNP−Ascarisと水酸化アルミ
ニウムゲルを腹腔内に投与し、7日目、14日目及び2
1日目の計3回、式CI]のペプチド1mgを腹腔内に
投与し、28日目に採血して血清を得た。
ニウムゲルを腹腔内に投与し、7日目、14日目及び2
1日目の計3回、式CI]のペプチド1mgを腹腔内に
投与し、28日目に採血して血清を得た。
両実験で得られた血清はラットの48時間PCA反応を
行い、抗体価を測定した。
行い、抗体価を測定した。
すなわち、Wistar系雄ラット(200〜250g
)の背部の皮内に血清を感作し、48時間後に0 、5
wt%エバンスブルーを含むDNP−Ascaris溶
液を尾静脈内に注射し、現われる色素斑を30分後に測
定してIgE抗体価を求めた。なお、PCA反応で得ら
れた抗体価がIgE抗体であることを確認するために、
血清をあらかじめ56℃で3時間加熱処置したもので感
作し、同様に操作して、PCA反応によって抗体価を測
定した。
)の背部の皮内に血清を感作し、48時間後に0 、5
wt%エバンスブルーを含むDNP−Ascaris溶
液を尾静脈内に注射し、現われる色素斑を30分後に測
定してIgE抗体価を求めた。なお、PCA反応で得ら
れた抗体価がIgE抗体であることを確認するために、
血清をあらかじめ56℃で3時間加熱処置したもので感
作し、同様に操作して、PCA反応によって抗体価を測
定した。
式[I]のペプチドを1mg/kg投与したときのIg
E抗体産生量をPCA反応で求めた抗体価で表わしたも
のが第3図及び第4図である。第3図及び第4図から明
らかなように、式CI]のペプチドはIgE抗体産生を
強く抑制した。なお、加熱処理血清の抗体価は一方の実
験(第3図の斜線部分)ではほとんど0であったが、他
方の実験(第4図の斜線部分)では、わずかではあるが
抗体価を示した。
E抗体産生量をPCA反応で求めた抗体価で表わしたも
のが第3図及び第4図である。第3図及び第4図から明
らかなように、式CI]のペプチドはIgE抗体産生を
強く抑制した。なお、加熱処理血清の抗体価は一方の実
験(第3図の斜線部分)ではほとんど0であったが、他
方の実験(第4図の斜線部分)では、わずかではあるが
抗体価を示した。
[発明の効果]
本発明の式(1)で表されるペプチドはヒスタミン遊離
抑制作用とともにIgE抗体産生抑制作用を示す。本発
明により、抗アレルギー剤として優れた性質をもつ新規
ペプチドを提供することができた。
抑制作用とともにIgE抗体産生抑制作用を示す。本発
明により、抗アレルギー剤として優れた性質をもつ新規
ペプチドを提供することができた。
第1図は本発明のH−Ala−3er−Gly−Lys
−OHの高速液体クロマトグラムを示す。縦軸は220
nmの紫外線吸収の強度、横軸は溶出時間(分)である
。 第2図は、本発明のH−Ala−3er−Gly−Ly
s−OH及び比較薬剤(H−Asp−Ser−Asp−
Pro−Arg−OH及びDSCG)のヒスタミン遊離
率(%)を示したグラフである。 縦軸はヒスタミン遊離率(%)、横軸は化合物及び濃度
(M)である。 第3図は、本発明のH−Ala−3er−Gly−Ly
s−OHの前投与によって産生されたIgE抗体価を示
したグラフで、斜線の部分は加熱処理した血清の抗体価
である。 第4図は、IgE抗体産生の持続期に本発明のH−Al
a−Ser−Gly−Lys−OHを投与した場合に産
生されたIgE抗体価を示したグラフで、斜線の部分は
加熱処理した血清の抗体価である。第3図及び第4図は
それぞれ縦軸に抗体価、横軸に化合物及びその投与量(
mg/kg)を示している。
−OHの高速液体クロマトグラムを示す。縦軸は220
nmの紫外線吸収の強度、横軸は溶出時間(分)である
。 第2図は、本発明のH−Ala−3er−Gly−Ly
s−OH及び比較薬剤(H−Asp−Ser−Asp−
Pro−Arg−OH及びDSCG)のヒスタミン遊離
率(%)を示したグラフである。 縦軸はヒスタミン遊離率(%)、横軸は化合物及び濃度
(M)である。 第3図は、本発明のH−Ala−3er−Gly−Ly
s−OHの前投与によって産生されたIgE抗体価を示
したグラフで、斜線の部分は加熱処理した血清の抗体価
である。 第4図は、IgE抗体産生の持続期に本発明のH−Al
a−Ser−Gly−Lys−OHを投与した場合に産
生されたIgE抗体価を示したグラフで、斜線の部分は
加熱処理した血清の抗体価である。第3図及び第4図は
それぞれ縦軸に抗体価、横軸に化合物及びその投与量(
mg/kg)を示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次の式〔 I 〕 H−Ala−Ser−Gly−Lys−OH〔 I 〕(
ただし、AlaはL−アラニン残基、SerはL−セリ
ン残基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジン残
基を示す)で表されるテトラペプチド又はその薬学的に
許容される塩。 2、請求項1記載のペプチド又はその薬学的に許容され
る塩を有効成分として含有する抗アレルギー剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1262512A JPH03123795A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 新規なテトラペプチド、その塩及び抗アレルギー剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1262512A JPH03123795A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 新規なテトラペプチド、その塩及び抗アレルギー剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03123795A true JPH03123795A (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=17376831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1262512A Pending JPH03123795A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 新規なテトラペプチド、その塩及び抗アレルギー剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03123795A (ja) |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1262512A patent/JPH03123795A/ja active Pending
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