JPH0312405Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312405Y2 JPH0312405Y2 JP1986179956U JP17995686U JPH0312405Y2 JP H0312405 Y2 JPH0312405 Y2 JP H0312405Y2 JP 1986179956 U JP1986179956 U JP 1986179956U JP 17995686 U JP17995686 U JP 17995686U JP H0312405 Y2 JPH0312405 Y2 JP H0312405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer member
- drawer
- damaged
- recess
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、障害物との衝突等により、鋼板から
なる自動車のボデイに生じた損傷凹部を引出すこ
とにより復元する引出し板金装置に関する。
なる自動車のボデイに生じた損傷凹部を引出すこ
とにより復元する引出し板金装置に関する。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点)
このような引出し板金装置としては、柄の先端
に電極兼用の取付部を備えた引張り工具の該取付
部に、ワツシヤ様の導電性引出し用部材をボルト
にて固定するとともに、この引出し用部材の先端
をボデイの損傷凹部にスポツト溶接し、しかる後
引張り工具にてこの引出し用部材を引張ることに
より、その損傷凹部を引き出して原形状に復元す
るようにしたものがある。
に電極兼用の取付部を備えた引張り工具の該取付
部に、ワツシヤ様の導電性引出し用部材をボルト
にて固定するとともに、この引出し用部材の先端
をボデイの損傷凹部にスポツト溶接し、しかる後
引張り工具にてこの引出し用部材を引張ることに
より、その損傷凹部を引き出して原形状に復元す
るようにしたものがある。
ところがこの装置は、損傷凹部の面積が小さい
場合に適するものの、第5図に示すようにボデイ
aに生じた損傷凹部bが広範囲に亘つている場合
には上記操作を何度も繰り返さなければならず、
しかもこの場合各操作毎に引出し量がばらつき易
いために、損傷凹部を滑らかに復元することが困
難である不具合がある。このため、このように損
傷凹部の面積が大きい場合にはこれを一度に引き
出すようにした装置もあり、従来このような装置
としては第5図に示すように、損傷凹部bにワツ
シヤ様導電性部材(引出し用部材)cを損傷凹部
bに沿つて互いに平行をなすように且つ適宜間隔
を空けて夫々スポツト溶接用により固着し、しか
るのち第6図に示すように、これら引出し用部材
を連結棒jを介してワツシヤプーラー(引張り工
具)hの各連結板gに連結し、そしてこの引張り
工具hを引張ることにより、損傷凹部bを所定の
長さに亘つて一度に引き出すようにしたものがあ
る。
場合に適するものの、第5図に示すようにボデイ
aに生じた損傷凹部bが広範囲に亘つている場合
には上記操作を何度も繰り返さなければならず、
しかもこの場合各操作毎に引出し量がばらつき易
いために、損傷凹部を滑らかに復元することが困
難である不具合がある。このため、このように損
傷凹部の面積が大きい場合にはこれを一度に引き
出すようにした装置もあり、従来このような装置
としては第5図に示すように、損傷凹部bにワツ
シヤ様導電性部材(引出し用部材)cを損傷凹部
bに沿つて互いに平行をなすように且つ適宜間隔
を空けて夫々スポツト溶接用により固着し、しか
るのち第6図に示すように、これら引出し用部材
を連結棒jを介してワツシヤプーラー(引張り工
具)hの各連結板gに連結し、そしてこの引張り
工具hを引張ることにより、損傷凹部bを所定の
長さに亘つて一度に引き出すようにしたものがあ
る。
しかしながらこの装置においては、各引出し用
部材cを損傷凹部bに一個ずつ各別に溶接する
際、連結棒jを挿通可能とすべく夫々の中心孔e
が同心上に位置するよう細心の注意を払う必要が
あつて、その溶接作業が面倒であり、また損傷凹
部bが深さ方向に湾曲していてその深さが一様で
ない場合には、損傷凹部bに固着した各引出し用
部材cの中心孔eの位置(高さ)が少しずつずれ
ることとなり、このため全ての引出し用部材cに
対して連結棒jを挿通することが困難となる。更
には損傷凹部bが極端に陥没していたり、鋭く屈
曲しているような場合には、その引出し用部材が
所定大きさの円形をなしていることから、その屈
曲部位に対して該引出し用部材の外周面を溶接す
ることができず、引出し板金作業そのものが困難
となる等の欠点があつた。
部材cを損傷凹部bに一個ずつ各別に溶接する
際、連結棒jを挿通可能とすべく夫々の中心孔e
が同心上に位置するよう細心の注意を払う必要が
あつて、その溶接作業が面倒であり、また損傷凹
部bが深さ方向に湾曲していてその深さが一様で
ない場合には、損傷凹部bに固着した各引出し用
部材cの中心孔eの位置(高さ)が少しずつずれ
ることとなり、このため全ての引出し用部材cに
対して連結棒jを挿通することが困難となる。更
には損傷凹部bが極端に陥没していたり、鋭く屈
曲しているような場合には、その引出し用部材が
所定大きさの円形をなしていることから、その屈
曲部位に対して該引出し用部材の外周面を溶接す
ることができず、引出し板金作業そのものが困難
となる等の欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するためになされた
ものであり、その要旨は、溶接用線材を曲げ、或
いは幅の狭い溶接用板材を板厚方向と変形方向と
が一致するように曲げて、山部と谷部とが連続し
て繰り返す形態の波形状の部材とし、以て前記引
出し用部材となすとともに、前記引張り工具に、
該引出し用部材の連続する谷部に掛止する複数の
掛止部を設け、該引出し用部材の長さ方向一定範
囲に亘る部分の各山部を前記損傷凹部の長さ方向
に沿つて夫々溶接接合する一方、前記引張り工具
の各掛止部を該引出し用部材の各谷部に掛止して
該損傷凹部を引き出すようにしたことにある。
ものであり、その要旨は、溶接用線材を曲げ、或
いは幅の狭い溶接用板材を板厚方向と変形方向と
が一致するように曲げて、山部と谷部とが連続し
て繰り返す形態の波形状の部材とし、以て前記引
出し用部材となすとともに、前記引張り工具に、
該引出し用部材の連続する谷部に掛止する複数の
掛止部を設け、該引出し用部材の長さ方向一定範
囲に亘る部分の各山部を前記損傷凹部の長さ方向
に沿つて夫々溶接接合する一方、前記引張り工具
の各掛止部を該引出し用部材の各谷部に掛止して
該損傷凹部を引き出すようにしたことにある。
(考案の作用及び効果)
本考案の引出し板金装置においては、引出し用
部材が溶接用線材を曲げて波形状にしたもの、若
しくは幅の狭い溶接用板材を板厚方向において曲
げて波形状にしたもので、その引出し用部材の山
部を自動車ボデイに溶接するため、該引出し用部
材を損傷凹部の深さ方向において容易に変形させ
ることができ、従つて損傷凹部の表面が深さ方向
で比較的大きく湾曲しているような場合でも、か
かる引出し用部材を同損傷凹部表面に沿つて容易
に溶接することができる。
部材が溶接用線材を曲げて波形状にしたもの、若
しくは幅の狭い溶接用板材を板厚方向において曲
げて波形状にしたもので、その引出し用部材の山
部を自動車ボデイに溶接するため、該引出し用部
材を損傷凹部の深さ方向において容易に変形させ
ることができ、従つて損傷凹部の表面が深さ方向
で比較的大きく湾曲しているような場合でも、か
かる引出し用部材を同損傷凹部表面に沿つて容易
に溶接することができる。
また同じく、引出し用部材が線材ないし幅の狭
い板材を曲げて成るものであるため、損傷凹部が
比較的急な角度で陥没しているような場合であつ
ても、同部分に引出し用部材を簡単に溶接するこ
とができ、従来極めて困難とされていた部分の引
出し板金も楽に行うことができる。
い板材を曲げて成るものであるため、損傷凹部が
比較的急な角度で陥没しているような場合であつ
ても、同部分に引出し用部材を簡単に溶接するこ
とができ、従来極めて困難とされていた部分の引
出し板金も楽に行うことができる。
しかもかかる波形の引出し用部材の谷部に引出
し工具の掛止部を掛止して引き出す時、溶接され
た各山部に対し、すなわち損傷凹部表面に対して
引出操作力が均等に加わるから、損傷凹部が平滑
に且つ均等に引出し、復元される。
し工具の掛止部を掛止して引き出す時、溶接され
た各山部に対し、すなわち損傷凹部表面に対して
引出操作力が均等に加わるから、損傷凹部が平滑
に且つ均等に引出し、復元される。
加えて本考案においては、引出し用部材の山部
の裏側に電極を押し付け、その電極の押付け状態
で該電極と自動車ボデイとの間に溶接電流を流す
ことにより、該引出し用部材の山部を自動車ボデ
イに対して極めて容易且つ確実にスポツト溶接す
ることができ、溶接作業を短時間で速やかに行う
ことができる。またこのようなスポツト溶接手法
の採用により、引出し用部材をこじることによつ
て自動車ボデイから容易にしかも奇麗に引出し用
部材を取り外すことができ、これによつて引出し
用部材の取外し跡(溶接跡)の補修作業を不要な
いし極めて簡略化できるといつた特長もある。
の裏側に電極を押し付け、その電極の押付け状態
で該電極と自動車ボデイとの間に溶接電流を流す
ことにより、該引出し用部材の山部を自動車ボデ
イに対して極めて容易且つ確実にスポツト溶接す
ることができ、溶接作業を短時間で速やかに行う
ことができる。またこのようなスポツト溶接手法
の採用により、引出し用部材をこじることによつ
て自動車ボデイから容易にしかも奇麗に引出し用
部材を取り外すことができ、これによつて引出し
用部材の取外し跡(溶接跡)の補修作業を不要な
いし極めて簡略化できるといつた特長もある。
この他、引出し用部材における谷部のスペー
ス、つまり工具掛止用の凹部スペースが広いこと
から、引出し工具の掛止部をかかる谷部に掛止す
る作業が容易となり、従つて引出し板金作業全体
が非常に楽となる。更に引出し工具そのものも簡
単に構成することができる外、溶接用線材ないし
幅の狭い溶接用板材を波形状に加工するだけで引
出し用部材が得られることからコストも安い等、
本考案から各種優れた効果が生ずる。
ス、つまり工具掛止用の凹部スペースが広いこと
から、引出し工具の掛止部をかかる谷部に掛止す
る作業が容易となり、従つて引出し板金作業全体
が非常に楽となる。更に引出し工具そのものも簡
単に構成することができる外、溶接用線材ないし
幅の狭い溶接用板材を波形状に加工するだけで引
出し用部材が得られることからコストも安い等、
本考案から各種優れた効果が生ずる。
(実施例)
以下本考案の一実施例を第1図乃至第2図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図において1は自動車のボデイのドア下側
の部分を構成する鋼板であり、その側面横方向に
細長く凹んだ損傷凹部2がある。そしてその外面
に本考案に係る引出し用部材3がスポツト溶接に
より固着されている。この引出し用部材3は円形
断面の溶接用線材15に第2図に示す成形装置に
より波付けを施して所定長さに切断したものであ
る。この成形装置は外周に山形断面の噛合歯5の
形成された2個の歯車6,6をその噛合部に所定
のギヤツプを空けて夫々軸7により図示しない基
台に回転自由に支持し、一方の歯車6の軸7にハ
ンドル8を取り付けた構造のものである。而して
溶接用線材15の先端部を両歯車6,6の噛合部
のギヤツプに差し入れてハンドル8を一方向に回
すことにより、溶接用線材15が一定ピツチ且つ
一定高さの三角波形に波付けされて前記引出し用
部材3として構成される。そしてこの引出し用部
材3の各波の山部10の外面が夫々損傷凹部2に
溶接される溶接部となつているとともに、各波の
谷部11が夫々引掛部となつている。すなわち損
傷凹部2の長さに合わせて切断された引出し用部
材3が、その損傷凹部2の谷に沿つて配置された
後、各山部10がスポツト溶接により凹部2に溶
接されることによつて、損傷凹部2に固着されて
いる。
の部分を構成する鋼板であり、その側面横方向に
細長く凹んだ損傷凹部2がある。そしてその外面
に本考案に係る引出し用部材3がスポツト溶接に
より固着されている。この引出し用部材3は円形
断面の溶接用線材15に第2図に示す成形装置に
より波付けを施して所定長さに切断したものであ
る。この成形装置は外周に山形断面の噛合歯5の
形成された2個の歯車6,6をその噛合部に所定
のギヤツプを空けて夫々軸7により図示しない基
台に回転自由に支持し、一方の歯車6の軸7にハ
ンドル8を取り付けた構造のものである。而して
溶接用線材15の先端部を両歯車6,6の噛合部
のギヤツプに差し入れてハンドル8を一方向に回
すことにより、溶接用線材15が一定ピツチ且つ
一定高さの三角波形に波付けされて前記引出し用
部材3として構成される。そしてこの引出し用部
材3の各波の山部10の外面が夫々損傷凹部2に
溶接される溶接部となつているとともに、各波の
谷部11が夫々引掛部となつている。すなわち損
傷凹部2の長さに合わせて切断された引出し用部
材3が、その損傷凹部2の谷に沿つて配置された
後、各山部10がスポツト溶接により凹部2に溶
接されることによつて、損傷凹部2に固着されて
いる。
第7図はこの引出し用部材3のスポツト溶接作
業の一例が示されている。即ちかかる引出し用部
材3のスポツト溶接に際しては、スポツト溶接機
の電極18を引出し用部材3の山部10の裏面側
に押し当て、接地(アース)した鋼板1との間で
引出し用部材3の山部10を挟圧して、その挟圧
状態で電極18と鋼板1との間に一定時間溶接電
流を流し、該電極18を押し当てた引出し用部材
3の山部10を鋼板1に溶接する。そしてこのよ
うな山部10のスポツト溶接操作を引出し用部材
3の一端側の山部10から他端側の山部10に向
かつて順次行う。
業の一例が示されている。即ちかかる引出し用部
材3のスポツト溶接に際しては、スポツト溶接機
の電極18を引出し用部材3の山部10の裏面側
に押し当て、接地(アース)した鋼板1との間で
引出し用部材3の山部10を挟圧して、その挟圧
状態で電極18と鋼板1との間に一定時間溶接電
流を流し、該電極18を押し当てた引出し用部材
3の山部10を鋼板1に溶接する。そしてこのよ
うな山部10のスポツト溶接操作を引出し用部材
3の一端側の山部10から他端側の山部10に向
かつて順次行う。
尚この場合図示のように既に溶接された山部1
0以外は鋼板1から離しておくようにする。この
ようにすると電極18を押し当てた当該山部10
の鋼板1との接触部位に対して溶接電極をより集
中的に流すことができ、スポツト溶接作業をより
効率的に行うことができる。
0以外は鋼板1から離しておくようにする。この
ようにすると電極18を押し当てた当該山部10
の鋼板1との接触部位に対して溶接電極をより集
中的に流すことができ、スポツト溶接作業をより
効率的に行うことができる。
また第7図において、19は溶接電流の通電時
間を設定するためのタイマーを示している。
間を設定するためのタイマーを示している。
このようにして鋼板1にスポツト溶接された引
出し用部材3は、第3図に示す引張り工具12に
より引張られることによつて、損傷凹部2が引き
出される。
出し用部材3は、第3図に示す引張り工具12に
より引張られることによつて、損傷凹部2が引き
出される。
この引張り工具12は、柄14の先端に固着さ
れた支持台17の先端面に、第1図に鎖線で示す
ように、先端に引掛爪16aを有する複数本の掛
止棒(掛止部)16が一定の間隔で互いに平行に
突設されたものであつて、この引張り工具12の
各掛止棒16の引掛爪16aを夫々引出し用部材
3の各谷部11に引掛けて、柄14を引張ること
により、損傷凹部2がその長さ方向の全体に亘り
均一に引き出されて滑らかに復元されるのであ
る。
れた支持台17の先端面に、第1図に鎖線で示す
ように、先端に引掛爪16aを有する複数本の掛
止棒(掛止部)16が一定の間隔で互いに平行に
突設されたものであつて、この引張り工具12の
各掛止棒16の引掛爪16aを夫々引出し用部材
3の各谷部11に引掛けて、柄14を引張ること
により、損傷凹部2がその長さ方向の全体に亘り
均一に引き出されて滑らかに復元されるのであ
る。
ところで第3図に示すように、損傷凹部2が深
さ方向に湾曲している場合には、引出し用部材3
の谷部11は、その位置が凹部2の底面に沿つて
互いにずれることとなる。しかしながら本装置に
おける引出し用部材3は波形をなしていて山部1
0と10との間の空間、すなわち各谷部11内側
の引掛爪16aとの掛止用の空間が十分に確保さ
れているため、損傷凹部2が湾曲している場合に
も、全ての引掛爪16aを各谷部11に引掛ける
ことができ、損傷凹部2の各部を夫々過不足なく
均一に引張り出すことができる。
さ方向に湾曲している場合には、引出し用部材3
の谷部11は、その位置が凹部2の底面に沿つて
互いにずれることとなる。しかしながら本装置に
おける引出し用部材3は波形をなしていて山部1
0と10との間の空間、すなわち各谷部11内側
の引掛爪16aとの掛止用の空間が十分に確保さ
れているため、損傷凹部2が湾曲している場合に
も、全ての引掛爪16aを各谷部11に引掛ける
ことができ、損傷凹部2の各部を夫々過不足なく
均一に引張り出すことができる。
また、本実施例においては、引出し用部材3が
径の細い溶接用線材にて形成され、しかも各波が
同一平面上に位置しているため、損傷凹部2が例
えば一定長さに亘つて断面V字形に鋭く陥没して
いるような場合にも、その陥没凹部の鋭く屈曲す
る底の部分に直接引出し用部材3の各山部10を
一定長さに亘つて確実に溶接することができ、従
つてかかるV字形の陥没凹部をも一挙に且つ均等
に引出し復元し得る利点がある。
径の細い溶接用線材にて形成され、しかも各波が
同一平面上に位置しているため、損傷凹部2が例
えば一定長さに亘つて断面V字形に鋭く陥没して
いるような場合にも、その陥没凹部の鋭く屈曲す
る底の部分に直接引出し用部材3の各山部10を
一定長さに亘つて確実に溶接することができ、従
つてかかるV字形の陥没凹部をも一挙に且つ均等
に引出し復元し得る利点がある。
更に本例においては、引出し用部材3が自動車
ボデイ側の鋼板1に対してスポツト溶接されるも
のであるため、溶接作業を単時間で速やかに行え
るといつた利点があるとともに、損傷凹部2の引
出し後において引出し用部材3を鋼板1から取り
外す場合、該引出し用部材3をプライヤ等の適当
な工具でこじるだけで簡単に取り外せるといつた
利点があり、またこのようにして引出し用部材3
を取り外した鋼板1の溶接跡は充分平滑で奇麗な
ため、その取出し跡を滑らかにすための補修作業
が不要で、またたとえ補修作業を要する場合であ
つても、それが極めて簡単で済むといつた利点が
ある。
ボデイ側の鋼板1に対してスポツト溶接されるも
のであるため、溶接作業を単時間で速やかに行え
るといつた利点があるとともに、損傷凹部2の引
出し後において引出し用部材3を鋼板1から取り
外す場合、該引出し用部材3をプライヤ等の適当
な工具でこじるだけで簡単に取り外せるといつた
利点があり、またこのようにして引出し用部材3
を取り外した鋼板1の溶接跡は充分平滑で奇麗な
ため、その取出し跡を滑らかにすための補修作業
が不要で、またたとえ補修作業を要する場合であ
つても、それが極めて簡単で済むといつた利点が
ある。
第4図は変形例になる引出し用部材13を示し
たものである。この引出し用部材13は、導伝性
の溶接材料からなる幅の狭い板材を前側と同様の
成形装置に通し、その板材を板厚方向に変形させ
て該板材に一定ピツチ且つ一定高さの三角波形状
の波付けを施したもので、この引出し用部材13
を用いても前例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
たものである。この引出し用部材13は、導伝性
の溶接材料からなる幅の狭い板材を前側と同様の
成形装置に通し、その板材を板厚方向に変形させ
て該板材に一定ピツチ且つ一定高さの三角波形状
の波付けを施したもので、この引出し用部材13
を用いても前例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
尚、上記実施例の引出し用部材3,13はとも
に一定ピツチの三角波形に波付けしたものである
から、引掛爪16aによる引張りに対する強度が
高いとともに、鋼板1から奇麗な状態で取り外せ
るため、ひつ繰り返して各谷部11の外面をスポ
ツト溶接部として再使用することができ、また、
第2図に示す簡単な成形装置により容易に形成す
ることができる利点があるが、本考案の引出し用
部材は上記形状に限定されるものではなく、例え
ば同じ方向を向くU字形状部を連続的に連ねたよ
うな形状とすることも可能である。
に一定ピツチの三角波形に波付けしたものである
から、引掛爪16aによる引張りに対する強度が
高いとともに、鋼板1から奇麗な状態で取り外せ
るため、ひつ繰り返して各谷部11の外面をスポ
ツト溶接部として再使用することができ、また、
第2図に示す簡単な成形装置により容易に形成す
ることができる利点があるが、本考案の引出し用
部材は上記形状に限定されるものではなく、例え
ば同じ方向を向くU字形状部を連続的に連ねたよ
うな形状とすることも可能である。
第1図は本考案の一実施例における引出し用部
材を損傷凹部に取り付けた状態の斜視図、第2図
は引出し用部材を形成するのに用いる成形装置の
簡略図、第3図は引張り工具の引掛爪を引出し用
部材に引掛けた状態の正面図、第4図は引出し用
部材の変形例の斜視図、第5図及び第6図は従来
用いられている引出し板金装置の一例を説明する
ための説明図であり、第7図は第1図の実施例に
おける引出し用部材のスポツト溶接作業例を示す
説明図である。 1:ボデイ、2:損傷凹部、3,13:引出し
用部材、10:山部、11:谷部、12:引張り
工具。
材を損傷凹部に取り付けた状態の斜視図、第2図
は引出し用部材を形成するのに用いる成形装置の
簡略図、第3図は引張り工具の引掛爪を引出し用
部材に引掛けた状態の正面図、第4図は引出し用
部材の変形例の斜視図、第5図及び第6図は従来
用いられている引出し板金装置の一例を説明する
ための説明図であり、第7図は第1図の実施例に
おける引出し用部材のスポツト溶接作業例を示す
説明図である。 1:ボデイ、2:損傷凹部、3,13:引出し
用部材、10:山部、11:谷部、12:引張り
工具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 鋼板からなる自動車のボデイの損傷凹部の外面
に引出し用部材を溶接により取付け、該引出し用
部材を引張り工具にて引張することにより、前記
損傷凹部に引出して復元するようにした自動車ボ
デイ用引し板金装置において、 溶接用線材を曲げ、或いは幅の狭い溶接用板材
を板厚方向と変形方向とが一致するように曲げ
て、山部と谷部とが連続して繰り返す形態の波形
状の部材とし、以て前記引出し用部材となすとと
もに、前記引張り工具に、該引出し用部材の連続
する谷部に掛止する複数の掛止部を設け、該引出
し用部材の長さ方向一定範囲に亘る部分の各山部
を前記損傷凹部の長さ方向に沿つてそれぞれ溶接
接合する一方、前記引張り工具の各掛止部を該引
出し用部材の各谷部に掛止して該損傷凹部を引き
出すようにしたことを特徴とする自動車ボデイ用
引出し板金装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986179956U JPH0312405Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986179956U JPH0312405Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6385314U JPS6385314U (ja) | 1988-06-03 |
| JPH0312405Y2 true JPH0312405Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=31123475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986179956U Expired JPH0312405Y2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312405Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59140019U (ja) * | 1983-03-05 | 1984-09-19 | 島垣 保 | 自動車鈑金修理金具 |
-
1986
- 1986-11-22 JP JP1986179956U patent/JPH0312405Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6385314U (ja) | 1988-06-03 |
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