JPH0312834A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JPH0312834A
JPH0312834A JP1148718A JP14871889A JPH0312834A JP H0312834 A JPH0312834 A JP H0312834A JP 1148718 A JP1148718 A JP 1148718A JP 14871889 A JP14871889 A JP 14871889A JP H0312834 A JPH0312834 A JP H0312834A
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由久 宇佐美
Yoshio Inagaki
由夫 稲垣
Masao Yabe
矢部 雅夫
Mitsuru Sawano
充 沢野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、高エネルギー密度のレーザビームを用いての
情報の記録(書き込み)および/または再生(読み取り
)が可能な情報記録媒体、特に、情報の記録および/ま
たは再生に使用するレーザ光の波長のばらつきに対して
性能の変動が小さく安定した優れた性能を有する情報記
録媒体に関するものである。
[発明の技術的背景] 近年において、レーザ光等の高エネルギー密度のビーム
を用いる情報記録媒体が開発され、実用化されている。
この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・ディ
スク、オーディオ・ディスク、さらには大容量静止画像
ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスク・メモリ
などとして使用されている。
光ディスクは基本構造として、ガラス、合成樹脂などか
らなる円盤状の基板と、この上に設けられたBi、Sn
、In、Te等の金属または半金属;またはシアニン系
、金属錯体系、キノン系等の色素からなる記録層とを有
する。なお、記録層が設けられる側の基板表面には通常
、基板の平面性の改善、記録層との接着力の向上あるい
は光ディスクの感度の向上などの点から、高分子物質か
らなる中間層が設けられることが多い。
また、情報記録媒体の耐久性を向上させる目的で、記録
層上に保護層を設けたり、あるいはディスク構造として
、二枚の円盤状基板のうちの少なくとも−枚の基板上に
記録層を設け、この二枚の基板を、記録層が内側に位置
し、かつ空間を形成するようにリング状内側スペーサと
リング状外側スペーサとを介して接合してなるエアーサ
ンドイッチ構造が提案されている。このような保護層が
設けられた光ディスクやエアーサンドイッチ構造を有す
る光ディスクでは、記録層は直接外気に接することがな
く、情報の記録、再生は基板を透過するレーザ光で行な
われるために、記録層が物理的または化学的な損傷を受
けたり、あるいはその表面に塵埃が付着して情報の記録
、再生の障害となることがないとの利点がある。
そして、光ディスクへの情報の記録および光ディスクか
らの情報の再生は通常下記の方法により行なわれる。
情報の記録はレーザビームをこの光ディスクに照射する
ことにより行なわれ、記録層の照射部分がその光を吸収
して局所的に温度上昇し、物理的あるいは化学的な変化
(たとえば、ピットの生成)が生じてその光学的特性を
変えることにより情報か記録される。情報の再生もまた
、レーザビームを光ディスクに照射することにより行な
われ、記録層の光学的特性の変化に応じた反射光または
透過光を検出することにより情報が再生される。
このような情報記録媒体の記録層を形成する記録材料と
して上記のように金属類や色素等が知られている。色素
を用いた情報記録媒体は、金属等の記録材料に比べて高
感度であるなど記録媒体自体の特性において長所を有す
る他に、記録層を塗布法により簡単に形成することがで
きるという製造上の大きな利点を有している。しかしな
がら、色素からなる記録層は、一般に反射率が低い、あ
るいは高いC/Nが得られ難いとの欠点がある。
色素からなる記録層への情報の記録は、該色素記録層に
ピットを形成することにより行なわれる。上記のように
色素は感度は高いが、完全なピットを形成するためには
比較的大きな記録パワーを必要とする。すなわち高C/
Nの記録信号を得るには大きな記録パワーを必要とする
ことから本当の意味で高感度とはいえない場合が多かっ
た。また、色素記録層の欠点である低い反射率を向上さ
せるために、反射層を設けた場合は、色素記録層へのピ
ットの形成が一層困難となるとの問題があった。
また、一般に上記色素記録層に使用される色素は、その
反射率及び透過率が情報の記録又は再生に使用されるレ
ーザ光の波長によって変化するものであり、従来の情報
記録媒体に使用されている色素は、その反射率の変動が
レーザ光の所定の波長における反射率を特徴とする特定
の範囲(例えば±10%の範囲)内に入るようなレーザ
光の波長のばらつきの範囲は、非常に狭いものであり、
一般に所定の波長を中心として士約2%以内であった。
即ち、情報の記録又は再生に使用するレーザ光の波長が
上記士約2%の範囲の外にずれると、情報記録媒体の色
素記録層の反射率が非常に大きく変化する。従って、情
報の記録又は再生に使用するレーザ光の波長か所定の波
長から少しずれると、情報記録媒体の色素記録層の反射
率が犬きく減少し、そのために情報の記録又は再生のエ
ラーを生じたり甚だしい場合は情報の記録又は再生が不
可能になったりすることがある。
[発明の目的] 本発明は、基板上に色素を含む記録層が設けられ、情報
の記録および/または再生に使用するレーザ光の波長の
ばらつきに対して性能の変動が小さく、情報の記録又は
再生時のエラーが低減された安定した優れた性能を有し
、使用されるレーザ光の波長の許容範囲が広いためにオ
フグレードになるものが少なく高い生産性で製造できる
情報記録媒体を提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、円盤状基板上に、レーザ光により情報の記録
又は再生が可能な色素を含む記録層が設けられた情報記
録媒体において、該色素が、記録又は再生に使用される
レーザ光の所定の波長の±3%以上の波長の範囲内にお
いて、該所定の波長における反射率の±10%の範囲以
下の反射率の変動範囲を有することを特徴とする情報記
録媒体である。
上記本発明の情報記録媒体の好ましい態様は以下のとお
りである。
1)上記色素が、記録又は再生に使用されるレーザ光の
所定の波長の±5%以上の波長の範囲内、特に好ましく
は、±10%以上の波長の範囲内において、該所定の波
長における反射率の110%の範囲以下の反射率の変動
範囲を有することを特徴とする上記情報記録媒体。
2)上記色素が、シアニン系色素、アズレニウム系色素
、スクワリリウム系色素、フタロシアニン系色素、ピリ
リウム系色素、チオピリリウム系色素、インドフェノー
ル系色素、インドアニリン系色素、トリフェニルメタン
系色素、キノン系色素、アミニウム系色素、ジインモニ
ウム系色素、金属錯塩系色素、などから選ばれる色素の
一種又は二種以上からなることを特徴とする上記情報記
録媒体。
3)上記記録層が、更に金属錯体系色素を上記色素又は
色素混合物1モル部に対して0.001〜0.2モル部
含むことを特徴とする上記情報記録媒体。
4)上記記録層の層厚が、500〜2000又の範囲に
あることを特徴とする上記情報記録媒体。
5)上記記録層の上に、Au、Ag、Cu、Pt、Cr
、Ti、A1.およびステンレスからなる群より選ばれ
る少なくとも一種の金属または合金からなる反射層が設
けられていることを特徴とする上記情報記録媒体。
6)上記反射層の層厚が、500〜2000スの範囲に
あることを特徴とする上記情報記録媒体。
7)上記反射層の上に保護層が設けられていることを特
徴とする上記情報記録媒体。
8)上記基板の材料が、ポリカーボネート、ポリオレフ
ィンまたはセルキャストポリメチルメタクリレートであ
ることを特徴とする上記情報記録媒体。
[発明の詳細な記述] 本発明の情報記録媒体は、円盤状基板上に、特定の性質
を有する一種又は二種以上の色素を含む記録層が設けら
れた基本構成を有する。
上記基板はプラスチックから作られた基板であることが
好ましく、このプラスチックとしては従来の情報記録媒
体の基板として用いられている各種の材料から任意に選
択することができる。基板の光学的特性、平面性、加工
性、取扱い性、経時安定性および製造コストなどの点か
ら、基板材料の例としては、セルキャストポリメチルメ
タクリレート、射出成形ポリメチルメタクリレート等の
アクリル樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等
の塩化ビニル系樹脂:エボキシ樹脂;ポリカーボネート
樹脂、アモルファスポリオレフィンおよびポリエステル
を挙げることがてきる。好ましくは、ポリカーボネート
、ポリオレフィンおよびセルキャストポリメチルメタク
リレートを挙げることができる。
記録層が設けられる側の基板表面には、平面性の改善、
接着力の向上、基板の耐溶剤性の改善および記録層の変
質の防止の目的で、下塗層が設けられてもよい。下塗層
の材料としてはたとえば、ポリメチルメタクリレート、
アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン・無水マ
レイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N−メチロ
ールアクリルアミド、スチレン・スルホン酸共重合体、
スチレン・ビニルトルエン共重合体、クロルスルホン化
ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩
素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸
ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共
重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート等の高分子物質ニジランカップリング剤などの有機
物質;および無機酸化物(S 102 、 A 112
03等)、無機フッ化物(MgF2)などの無機物質を
挙げることができる。
下塗層は、たとえば−上記物質を適当な溶剤に溶解また
は分散して塗布液を調製したのち、この塗布液をスピン
コード、デイツプコート、エクストルージジンコートな
どの塗布法により基板表面に 0 塗布することにより形成することができる。下塗層の層
厚は一般に0.005〜20μmの範囲にあり、好まし
くは0.01〜10μmの範囲である。
また、基板(または下塗層)上には、トラッキング用溝
またはアドレス信号等の情報を表わす凹凸の形成の目的
で、プレグルーブ層および/またはプレピット層が設け
られてもよい。プレグルーブ層等の材料としては、アク
リル酸のモノエステル、ジエステル、トリエステルおよ
びテトラエステルのうちの少なくとも一種のモノマー(
またはオリゴマー)と光重合開始剤との混合物を用いる
ことができる。
プレグルーブ層の形成は、まず精密に作られた母型(ス
タンバ−)上に上記のアクリル酸エステルおよび重合開
始剤からなる混合液を塗布し、さらにこの塗布液層上に
基板を載せたのち、基板または母型を介して紫外線の照
射により液層を硬化させて基板と液相とを固着させる。
次いて、基板を母型から剥離することによりプレグルー
ブ層の設けられた基板が得られる。プレグルーブ層の層
厚は一般に0.05〜100μmの範囲にあり、好まし
くは0.1〜50μmの範囲である。基板材料がプラス
チックの場合は、射出成形あるいは押出成形などにより
直接基板にプレグルーブおよび/またはプレピットが設
けられてもよい。
基板(またはプレグルーブ層等)上には、レーザ光によ
り情報の記録(書き込み)または再生(読み取り)が可
能な色素を含む記録層が設けられる。本発明においては
、特に記録層の色素に特徴を有する。
即ち、本発明における記録層の色素は、記録又は再生に
使用されるレーザ光の所定の波長の±3%以上の波長の
範囲内において、該所定の波長における反射率の±10
%の範囲以下の反射率の変動範囲を有する色素である。
また、本発明における記録層の色素は、記録又は再生に
使用されるレーザ光の所定の波長の±3%以上の波長の
範囲内において、該所定の波長における透過率の±10
%の範囲以下の透過率の変1 2 動範囲を有する色素であることが好ましい。
本明細書において、色素の反射率又は透過率は、通常の
正反射測定法又は透過率測定法により測定した値である
一般に前記のような色素を含む記録層を有する情報記録
媒体において、色素の反射率が変化しても、変化した反
射率が元の反射率の士10%の範囲内であれば、情報の
記録又は再生時のエラーは実質的に生じない。しかしな
がら、情報の記録及び再生のために一般に使用されるレ
ーザ光は、設定された波長を中心として±3%程度の範
囲にばらついており、レーザ光の波長の変化に対応して
色素の反射率が変動し、それに伴なって情報記録媒体の
記録層の反射率も変動する。従来公知の情報記録媒体に
使用されている色素のように、レーザ光の波長の非常に
僅かな変化(例えば、±2%の範囲)に対応して反射率
が大きく(例えば、±10%よりも大きく)変動すると
、情報の記録又は再生時にエラーを生じることになる。
本発明の情報記録媒体は、前記のように情報の記録又は
再生に使用されるレーザ光の所定の波長の±3%以上の
波長の範囲内において、該所定の波長における反射率の
±10%の範囲以下の反射率の変動範囲を有する色素で
あり、換言すると、反射率の変動範囲が所定の波長にお
ける反射率の±10%の範囲内になるレーザ光の波長の
ばらつきの範囲が、記録又は再生に使用されるレーザ光
の所定の波長の±3%以上の範囲内であるという広い範
囲であるために、情報の記録又は再生のために一般に使
用される波長にばらつきのあるレーザ光を使用した場合
でも、情報の記録又は再生をエラーなしに確実に行なう
ことができる。
本発明において更に好ましい色素は、情報の記録又は再
生に使用されるレーザ光の所定の波長の±5%以上、特
に±10%以上の波長の範囲内において、該所定の波長
における反射率の±10%の範囲以下の反射率の変動範
囲を有する色素である。
また、本発明の情報記録媒体において、反射率はど大き
く影響はしないが、レーザー光の波長のばらつきに対す
る色素の透過率の変動も情報記録媒体の性能に対し影響
を与えるのて、本発明における記録層の色素は、前記の
ような透過率の変動範囲を有する色素であることが好ま
しい。
本発明の情報記録媒体に使用できる上記のような性質を
有する色素は、例えば、シアニン系色素、アズレニウム
系色素およびスクワリリウム系色素フタロシアニン系色
素、ピリリウム系色素、ヂオピリリウム系色素、インド
フェノール系色素、インドアニリン系色素、トリフェニ
ルメタン系色素、キノン系色素、アミニウム系色素、ジ
インモニウム系色素、金属錯塩系色素、などから選ばれ
る色素であり、単一の色素であってもよく、また二種又
は三種以上の色素の混合物であフてもよい。
単一て上記のような性質を示す色素としては、例えば、
下記式(I)で表わされる色素を挙げることができる。
上記式(I)で表わされる色素は、740〜870nm
(805nm±8%)の範囲内の波長に対して、反射層
として金を積層したときに、反射率が74%〜90%(
82%±10%)の範囲内でしか変動しない色素である
また、シアニン系色素を用いる場合に、上記金属錯塩系
色素またはアミニウム系・ジインモニウム系色素をクエ
ンチャ−として−緒に用いることが好ましい。その場合
、クエンチャ−として金属錯塩系色素などを全色素1モ
ル部に対して0.001〜0.2モル部含むことが好ま
しい。
記録層の形成は、上記色素、さらに所望により結合剤を
溶剤に溶解して塗布液を調製し、次いで 5 1 に の塗布液を基板表面に塗布して塗膜を形成したのち乾燥
することにより行なうことができる。
上記色素塗布液調製用の溶剤としては、酢酸エチル、酢
酸ブチル、セロソルブアセテートなどのエステル、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチル
ケトンなどのケトン、ジクロルメタン、1.2−ジクロ
ルエタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、テ
トラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサンなどの
エーテル、エタノール、n−プロパツール、インプロパ
ツール、n−ブタノールなどのアルコール、ジメチルホ
ルムアミドなどのアミド、2,2,3゜3−テトラフロ
ロプロパツール等フッソ系溶剤などを挙げることができ
る。なお、これらの非炭化水素系有機溶剤は、50容量
%以内である限り、脂肪族炭化水素溶剤、脂環族炭化水
素溶剤、芳香族炭化水素溶剤などの炭化水素系溶媒を含
んでいてもよい。
塗布液中にはさらに酸化防止剤、UV吸収剤、可塑剤、
滑剤なと各種の添加剤を目的に応じて添加してもよい。
結合剤を使用する場合に結合剤としては、例えばゼラチ
ン、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース
誘導体、デキストラン、ロジン、ゴムなどの天然有機高
分子物質;およびポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリイソブチレン等の炭化水素系樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル・ポ
リ酢酸ビニル共重合体等のビニル系樹脂、ポリアクリル
酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂、
ポリビニルアルコール、塩素化ポリオレフィン、エポキ
シ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム誘導体、フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹脂の初期縮合物など
の合成有機高分子物質を挙げることができる。
塗布方法としては、スプレー法、スピンコード法、デイ
ツプ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクター
ロール法、スクリーン印刷法などを挙げることができる
。色素の良好な配向状態を形成するためには、スピンコ
ード法を用いることが好ましい。さらにスピコート時に
、スピンナーの回転数を500〜5000 r、p、m
、の範囲にて、そして乾燥時間を1〜60秒の範囲にて
行なうことが上記色素の良好な配向を促進させる上で好
ましい。
記録層の材料として結合剤を併用する場合に、結合剤に
対する色素の比率は一般に0.01〜99%(重量比)
の範囲にあり、好ましくは1.0〜95%(重量比)の
範囲にある。
色素記録層の層厚は一般には200〜3000又、好ま
しくは、500〜2000λの範囲である。
本発明の情報記録媒体において上記記録層の上に反射層
を設けてもよい。反射層を設けることにより、反射率の
向上の効果、情報の再生時におけるS/Nの向上および
記録時における感度の向上の効果も得ることができる。
反射層の材料としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、
Hf、V%Nb、Ta、Cr、M。
W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、Ru。
Rh、  Pd、  I  r、  Pt、 Cu、 
 Ag、  Au。
Zn、 Cd、  Al1、 Ga、  In、 Si
、  Ge。
Te、Pb、Po、Sn、Biなどの金属および半金属
を挙げることができる。さらにステンレス鋼などの合金
でありでもよい。本発明では、温度400Kにおける熱
伝導率が高い、少なくとも10w/m−に以上の金属か
らなる反射層が設けられることが好ましい。これにより
、色素記録層にレーザー光を照射した際の熱を反射層に
急速に伝導することができる。これらの中でもAu、A
g、Cu、Pt、A1.、Cr、Niおよびステンレス
鋼が特に好ましい。これらの物質は単独で用いてもよい
し、あるいは二種以上の組合せでまたは合金として用い
てもよい。
反射層は、たとえば上記光反射性物質を蒸着、スパッタ
リングまたはイオンブレーティングすることにより記録
層の上に形成することができる。
反射層の層厚は一般には100〜3000Xの範囲、好
ましくは、500〜2000λの範囲である。
 9 0 そして該反射層の上には、記録層および情報記録媒体全
体を物理的および化学的に保護する目的で保護層を設け
てもよい。また、この保護層は、基板の記録層が設けら
れていない側にも耐傷性、耐湿性を高める効果も有する
保護層に用いられる材料の例としては、無機物質として
は、5iO1SiOz、Si3N4、MgF2.5n0
2等を挙げることができる。また、有機物質としては、
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化性樹脂等を挙げ
ることができ、好ましくはUV硬化性樹脂である。本発
明においては、上記物質を塗布により設けた場合に顕著
な効果を得ることができる。特に上記有機物質を塗布に
より設けた場合に有効である。
すなわち、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などを適当な溶
剤に溶解して塗布液を調製したのち、この塗布液を塗布
し、乾燥することによっても形成することができる。U
V硬化性樹脂の場合には、そのままもしくは適当な溶剤
に溶解して塗布液を調製したのちこの塗布液を塗布し、
UV光を照射して硬化させることによフても形成するこ
とができる。UV硬化性樹脂としては、ウレタン(メタ
)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリ
エステル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレー
トのオリゴマー類、(メタ)アクリル酸エステル等のモ
ノマー類等さらに光重合開始剤等の通常のUV硬化性樹
脂を使用することができる。これらの塗布液中には、更
に帯電防止剤、酸化防止剤、UV吸収剤等の各種添加剤
を目的に応じて添加してもよい。本発明では、UV硬化
性樹脂を用いることが好ましい。
保護層の層厚は一般には0.1〜100μmの範囲にあ
る。
上記以外にも、保護層は、たとえばプラスチックの押出
加工で得られたフィルムを接着層を介して色素記録層の
上にラミネートすることにより形成することができる。
あるいは真空蒸着、スパッタリング、塗布等の方法によ
り設けられてもよい。
以下に、本発明の実施例および比較例を記載する。ただ
し、これらの各側は本発明を制限するものではない。
[実施例1] 下記構造式: を有する色素を2.2,3.3−テトラフロロプロパツ
ールに溶解して記録層塗布液(色素濃度=2.0重量%
)を調製した。
トラッキングガイドが設けられた円盤状のポリカーボネ
ート基板(外径:130mm、内径=15mm、厚さ:
 1.2mm、 トラックとッチ:1.6μm、グル−
プの深さ二800λ)」二に、上記塗布液をスピンコー
ド法により回転数500r、p、m、の速度で塗布し、
30秒間乾燥して膜厚が1300Xの記録層を形成した
色素からなる記録層上に、AuをDCスパッタリングし
て膜厚が1300Xの反射層を形成した。
」二記反射層上に、保護層としてUV硬化性樹脂(スリ
ーボンド社製、商品名: 3070)をスピンコード法
により回転数85 Orpmの速度で塗布した後、高圧
水銀灯にて紫外線を照射して硬化させ、層厚3μmの保
護層を形成した。
このようにして、基板、記録層、反射層及び保護層から
なる情報記録媒体を製造した。
得られた情報記録媒体について、下記の評価方法に従っ
て、分光光度計を使用して、波長780nm、805n
mおよび830nmで、フレッシュ反射率、及びC/N
を測定した。その結果を第1表に示す。
[情報記録媒体の評価] 情報記録媒体に、所定の波長の半導体レーザ光を使用し
て、定線速度1.3m/秒、記録パワー6mWで、変調
周波数720kHz (デユーティ 3 4 :33%)の単一信号を記録した。
(反射率) 上記条件で記録された情報を再生したときの、レーザの
入射光のエネルギーと反射光のエネルギーとを測定し、
その比を百分率で求めた。
(C/N) 上記条件で記録された情報を再生パワー0. 5mW、
定線速度1.3m/秒の条件で、スペクトルアナライザ
ー(RBW : 10 kHz、 V BW :100
Hz)にてキャリヤーとノイズの出力レベルの比(C/
N)を測定した。
[比較例1] 色素を、下記構造式: よる塗布時の回転数を1000 r、p、m、に変えた
他は、実施例1におけると同様にして情報記録媒体を製
造した。
得られた情報記録媒体について、実施例1におけると同
様にして評価した。その結果を第1表にボす。
第  1  表 n−C4I+。  CfL 04−   n−[:、、
Il、。
を有する色素に変え、色素濃度2.75重量%に変えて
記録層塗布液を調製し、スピンコード法に第1表の結果
から明らかなように、レーザ光の波長が805nm士約
3%ばらついたとき、比較例1で得られた情報記録媒体
の反射率は80%に対し−16,3%〜+13.8%の
範囲で変動しているのに対し、実施例1で得られた情報
記録媒体の反射率は82%に対し−3,7%〜+3.7
%の範囲の変動に過ぎず、反射率の変動範囲が極めて小
さい。また、C/Nについても、実施例1で得られた情
報記録媒体は比較例1で得られた情報記録媒体よりも優
れている。
[発明の効果] 本発明の情報記録媒体は、情報の記録および/または再
生に使用するレーザ光の波長のばらつきに対して反射率
の変動が小さく、情報の記録又は再生時のエラーが低減
された安定した優れた性能を有し、使用されるレーザ光
の波長の許容範囲が広いためにオフグレードになるもの
が少なく高い生産性で製造できるという顕著に優れた効
果を奏する情報記録媒体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1。円盤基板上に、レーザ光により情報の記録又は再生
    が可能な色素を含む記録層が設けられた情報記録媒体に
    おいて、該色素が、記録又は再生に使用されるレーザ光
    の所定の波長の±3%以上の波長の範囲内において、該
    所定の波長における反射率の±10%の範囲以下の反射
    率の変動範囲を有することを特徴とする情報記録媒体。
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