JPH031289B2 - - Google Patents

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JPH031289B2
JPH031289B2 JP58001594A JP159483A JPH031289B2 JP H031289 B2 JPH031289 B2 JP H031289B2 JP 58001594 A JP58001594 A JP 58001594A JP 159483 A JP159483 A JP 159483A JP H031289 B2 JPH031289 B2 JP H031289B2
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JP
Japan
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pentagalloylglucose
added
active ingredient
methanol
antiviral
Prior art date
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JP58001594A
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English (en)
Other versions
JPS59128329A (ja
Inventor
Yasuo Tanaka
Masayuki Takechi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinki Daigaku
Original Assignee
Kinki Daigaku
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Publication date
Application filed by Kinki Daigaku filed Critical Kinki Daigaku
Priority to JP58001594A priority Critical patent/JPS59128329A/ja
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Publication of JPH031289B2 publication Critical patent/JPH031289B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、抗ウイルス剤に関するものであ
る。 細菌性疾患に対する医薬に比較して、ウイルス
性疾患に対する医薬の開発は大幅に遅れている。
化学的に合成された物質の中には、抗ウイルス活
性を有するものは少なくないが、副作用が大きい
ために実用に供し難いものが多い。したがつて、
副作用のない抗ウイルス剤の出現が望まれてい
る。この発明者は、生薬の副作用が一般に少ない
ことに着目し、生薬成分の中で抗ウイルス活性を
有するものを探索した結果、牡丹皮(Peony
root bark、Moutan Cortex)、芍薬(Peony
root、Paeoniae Radix)等の生薬中に含有され
る1,2,3,4,6−ペンタガロイルグルコー
スが、すぐれた抗ウイルス活性を有することを見
出し、この発明を完成した。 すなわち、この発明は、1,2,3,4,6−
ペンタガロイルグルコースを有効成分とする抗ウ
イルス剤である。 1,2,3,4,6−ペンタガロイルグルコー
スは、しやくやく中に存在することが、ケミカ
ル・アンド・フアーマシユーテイカル・ビユレタ
ン〔Chem.Pharm.Bull.(Tokyo)〕第28巻第2850
頁(1980年)により既に知られている化合物であ
り、その構造式は下記の通りである。 1,2,3,4,6−ペンタガロイルグルコー
スは、生薬としての牡丹皮(原植物ぼたん
Paeonia suff−ruticosa)、芍薬(原植物しやく
やくPaeonia albiflora)、もしくはこれらの原植
物の生の対応部分、または没食子(Nutgalls、
Galla halepensis)、五倍子(Chinese Nutgalls、
Galla Rhois)等をメタノール、エタノール、ア
セトン等の親水性有機溶媒またはこれらと水との
混合物で抽出し、抽出物を種々の溶媒に対する溶
解度の差、種々の吸着剤に対する親和力の差等を
利用して精製することにより得られる。 こうして得られる1,2,3,4,6−ペンタ
ガロイルグルコースは、抗ウイルス活性を有する
ので、ヘルペス、水ぼうそう、いぼ等のウイルス
性症患の治療に用いることができる。例えば、
1,2,3,4,6−ペンタガロイルグルコース
の単純ヘルペスウイルスに対する抗ウイルス活性
を試験した結果は、次の通りである。 〔試験法〕 抗ウイルス試験の開始24時間前に、直径35mmの
ペトリ皿に分散FL細胞の単一層を形成しておき、
試験を開始する際に各皿から培地を取去り、各皿
に培地を含む単純ヘルペスウイルス含有液1mlを
加えた。各皿を含湿、5%CO2含有孵卵器中、36
℃で1時間培養後、さらに培地1mlおよび1,
2,3,4,6−ペンタガロイルグルコースを含
む水溶液を加えた。24時間後、各皿の多核巨大胞
数を調べ、多核巨大細胞が全く現れていない場合
の最小濃度を抗ウイルス活性とした。結果は次の
通りである。
【表】 また、1,2,3,4,6−ペンタガロイルグ
ルコースの急性毒性をラツトを用いて調べた結
果、毒性が極めて低いことがわかつた。 この発明の抗ウイルス剤は、経口投与用薬剤ま
たは注射用薬剤として用いることもできるが、外
用剤として用いるのが特に好適である。外用剤に
は軟膏剤(油性軟膏、親水軟膏)、ローシヨン剤、
リニメント剤等が含まれる。外用剤を製造する際
には、担体(基剤)として、流動パラフイン、ア
イソパー、ワセリン、シリコン油、脂肪族高級ア
ルコール類(パルミチルアルコール、オレイルア
ルコール等)、高級脂肪酸類(ミリスチン酸、ス
テアリン酸等)、脂肪酸エステル類(マイクロク
リスタリンワツクス、イソプロピルミリステート
等)、ラノリン、プラスチベース(流動パラフイ
ンとポリエチレンの混合物)、ポリエチレングリ
コール、水等を用いるのが普通である。また、必
要に応じて、乳化剤(脂肪酸モノグリセライド、
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル等)、湿潤剤(グリセリン、プ
ロピレングリコール、ソルビツト等)、防腐剤
(パラオキシ安息香酸メチルまたはプロピル等)、
酸化防止剤(BHA等)、PH調整剤(くえん酸等)、
けんだく化剤(CMC等)および他の薬剤(止痒
剤、鎮痛剤等)を加えることができる。上記外用
薬剤には、経皮吸収を目的とするものも含まれ
る。経口投与用薬剤および注射用薬剤は、それぞ
れ常法によつて製造される。 有効成分である1,2,3,4,6−ペンタガ
ロイルグルコースの含有量は、剤形、患者の年
令、患部の状態等により異なるが、外用薬剤の場
合、一般に0.001〜0.5%が適当であり、0.01〜0.1
%が好ましい。 次に、1,2,3,4,6−ペンタガロイルグ
ルコースの製造例およびこの発明の実施例を示
す。なお、実施例では、1,2,3,4,6−ペ
ンタガロイルグルコースを「有効成分」と略記し
た。 製造例 1 牡丹皮50gをメタノールmlに1週間浸漬して抽
出した。抽出液を濃縮乾固し、残留物にエーテル
および水を加えた。水層を分取し、酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル層を濃縮し、残留物を凍結
乾燥した。これをメタノールに溶かし、セフアデ
ツクスLH−20のカラムに吸着させた後、メタノ
ールを30ml/時間の速度で通し、溶離液を20mlづ
つのフラクシヨンに分けた。各フラクシヨンから
50μlづつをとり、メタノール2.5mlで希釈し、
254nmにおける吸収値を測定し、第1図に示す結
果を得た。第1図にAで示す部分のフラクシヨン
を集め、これを濃縮し凍結乾燥して、粗1,2,
3,4,6−ペンタガロイルグルコース140mgを
得た。 製造例 2 上記製造例1で得た粗1,2,3,4,6−ペ
ンタガロイルグルコースを25%メタノール20mlに
溶かし、その5mlをリクロプレプRP−18カラム
に吸着させた後、25%メタノールを5ml/分の速
度で通した。溶離液の254nmにおける吸着値を測
定し、第2図に示す結果を得た。このカラムクロ
マトグラフイーを4回くり返した。第2図にBで
示す部分を集め、これを濃縮し凍結乾燥して、精
製1,2,3,4,6−ペンタガロイルグルコー
ス125mgを得た。本品は、核磁気共鳴スペクトル
により標品と同定した。 製造例 3 芍薬100gを用いて製造例1および2と同様に
処理し、精製1,2,3,4,6−ペンタガロイ
ルグルコースを得た。本品の抗ウイルス活性は、
製造例2の製品とほぼ同等であつた。 実施例 1 (A) 有効成分 0.05g イソプロピルミリステート 5g (B) プラスチベース 94.95g (A)を混合し、これをBに撹拌しながら徐々に加
え、均一化して油性軟膏とした。 実施例 2 (A) 有効成分 0.05g イソプロピルミリステート 5.95g (B) イソプロピルミリステート 10g ワセリン 66g 流動パラフイン 5g マイクロクリスタリンワツクス 13g Bを加熱融解し、これに予じめ混合したAを45
〜50℃で加え、固化するまで撹拌均一化して油性
軟膏とした。 実施例 3 (A) 有効成分 0.05g ポリエチレングリコール(400) 11.95g (B) ポリエチレングリコール(400) 12g ポリエチレングリコール(4000) 76g Bを70℃で融解し、これに予じめ混合したAを
50℃で加え、固化するまで撹拌均一化して親水軟
膏とした。なお、親水軟膏にはさらにカルボポー
ル934を配合することができる。 実施例 4 (A) 有効成分 0.01g イソプロピルミリステート 5.99g ステアリン酸 19g セチルアルコール 4g (B) ポリオキシエチレンラウリルエーテル 2g グリセリンモノステアレート 0.5g プロピレングリコール 4g くえん酸 0.05g (C) 蒸留水 64.35g パラオキシ安息香酸メチル 0.05g パラオキシ安息香酸 0.05g Bを80℃で融解し、これに85℃に加熱溶解した
Cを加え、さらに加熱融解したAを55℃で加え、
撹拌均一化してクリームとした。 実施例 5 (A) 有効成分 0.001g プロピレングリコール 12g ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1g イソステアリン酸 1g オクチルドデカノール 4g グリセリン 3g くえん酸 0.075g (B) 蒸留水 78.924g Aを40℃で溶解し、これに撹拌しながらBを加
えてローシヨンとした。 実施例 6 (A) 有効成分 0.05g 酢酸ヒドロコルチゾン 0.5g ジフエンヒドラミン 0.5g 白色ワセリン 4.85g (B) 白色ワセリン 95g Aを加熱融解し、Bと均一混合して軟膏とし
た。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ製造例1およ
び2で得られたフラクシヨンの25nmにおける紫
外線吸収曲線である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1,2,3,4,6−ペンタガロイルグルコ
    ースを有効成分とする抗ウイルス剤。
JP58001594A 1983-01-07 1983-01-07 抗ウィルス剤 Granted JPS59128329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58001594A JPS59128329A (ja) 1983-01-07 1983-01-07 抗ウィルス剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58001594A JPS59128329A (ja) 1983-01-07 1983-01-07 抗ウィルス剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128329A JPS59128329A (ja) 1984-07-24
JPH031289B2 true JPH031289B2 (ja) 1991-01-10

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ID=11505829

Family Applications (1)

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JP58001594A Granted JPS59128329A (ja) 1983-01-07 1983-01-07 抗ウィルス剤

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