JPH0312965Y2 - - Google Patents

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JPH0312965Y2
JPH0312965Y2 JP17448787U JP17448787U JPH0312965Y2 JP H0312965 Y2 JPH0312965 Y2 JP H0312965Y2 JP 17448787 U JP17448787 U JP 17448787U JP 17448787 U JP17448787 U JP 17448787U JP H0312965 Y2 JPH0312965 Y2 JP H0312965Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば自動車床面のパネル孔に対し
て、プレート材を配設するためのスクリユーグロ
メツトの改良に関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種スクリユーグロメツトとして、実
公昭62−第22658号公報に示すものが存する。
該従来グロメツトは、合成樹脂の一体成形品
で、第5図に示す如く、内部にネジ部材の差込孔
2を画成した角形胴体1と、該胴体1の上端縁に
形成されたH字状のフランジ3とを備え、胴体1
の一方の対向する壁面に、後述するパネルの取付
長孔の孔縁に係止する一対の係止脚4を設けると
共に、胴体1の他方の対向する壁面下端部に、上
外方に拡開する一対の位置決め用湾曲腕5を夫々
形成し、且つ該各位置決め用湾曲腕5の先端に、
パネル面に当接するフランジ部6を形成する構成
となつている。
そして、実際の使用に際しては、パネルP1に
穿設されている取付長孔H1に対して、上記フラ
ンジ3及びフランジ部6がパネルP1面に当接す
るまで胴体1を押し込むと、胴体1の一方の対向
する壁面に形成された各係止脚4の先端部が、取
付長孔H1の対応する孔縁に係止すると同時に、
胴体1の他方の対向する壁面に形成された各位置
決め用湾曲腕5が、取付長孔H1の長手方向に存
する孔壁に対して等しい押圧力で弾接して、胴体
1を常に取付長孔H1の中央部に位置決め係着す
る。
そこで、プレート材P2に穿設されている通孔
H2と胴体1の差込孔2を合致させて、該差込孔
2にネジ部材7を捩じ込むことにより、第6図に
示す如く、プレート材P2がパネルP1に配設さ
れることとなる。
又、従来のグロメツトにあつては、プレート材
P2が合成樹脂で成形されていて、該プレート材
P2の温度変化による熱収縮や経時変化等で、パ
ネルP1との相対位置関係が変化したような場合
には、上記一対の位置決め用湾曲腕5の弾性変形
を利用して、取付長孔H1内で胴体1を移動させ
ることにより、斯る両者P1,P2の相対位置関
係の変化をも吸収することを意図している。
「考案が解決しようとする問題点」 然し乍ら、従来のスクリユーグロメツトにあつ
ては、胴体1に形成される一対の位置決め用湾曲
腕5の先端にフランジ部6を形成して、該各フラ
ンジ部6をパネルP1面に当接させる構成を採用
しているので、斯る構成は、胴体1を取付長孔H
1に位置決め係着させる上では効果的であるが、
プレート材P2とパネルP1との相対位置関係の
変化を吸収する上では逆に禍となつている。
何故なら、プレート材P2をパネルP1に固定
した状態にあつては、図示する如く、各フランジ
部6がパネルP1とプレート材P2間で強固に挾
圧されることとなるので、温度変化による熱収縮
や経時変化等で、合成樹脂製のプレート材P2と
パネルP1の相対位置関係が変化した場合には、
斯るフランジ部6の挾圧状態により、胴体1の自
由な移動が阻害されてしまう恐れが十分にあるか
らである。
従つて、従来グロメツトは、合成樹脂製のプレ
ート材P2とパネルP1の相対位置関係の変化を
吸収することを意図して開発されたものであるに
も拘らず、上記構成採用のため、この目的を十分
に達成することができなかつた。
「問題点を解決するための手段」 而して、本考案は、斯る従来グロメツトの問題
点を有効に解決するために開発されたもので、内
部にネジ部材の差込孔を画成した胴体と、該胴体
の上端縁に形成されたフランジとを備え、胴体の
一方の対向する壁面に、パネルの取付長孔の孔縁
に係止する一対の係止脚を設けると共に、他方の
対向する壁面に、パネルの取付長孔の孔壁に弾接
する一対の位置決め用水平腕を揺動可能に横設
し、且つ該各位置決め用水平腕の上面に軸部を立
設して、各軸部を上記フランジに穿設された貫通
孔から上方に突出させる構成を採用した。
「作用」 依つて、本考案にあつては、パネルに穿設され
ている取付長孔に対して、フランジがパネル面に
当接するまで胴体を押し込むと、胴体の一方の対
向する壁面に形成されている一対の係止脚が、取
付長孔の対応する孔縁に係止すると同時に、胴体
の他方の対向する壁面に設けられている一対の位
置決め用水平腕が、取付長孔の長手方向に存する
孔壁に等しい押圧力をもつて弾接するので、この
位置決め用水平腕の弾接により、胴体は常に取付
長孔の中央部に位置決めされて係着されることと
なる。
そして、プレート材の通孔を胴体の差込孔と合
致させて、該差込孔内にネジ部材を捩じ込めば、
プレート材がパネルに確実に配設されると共に、
フランジの貫通孔から突出する軸部が、プレート
材の下面で下方に押圧されて、一対の位置決め用
水平腕もこれに応じて下方に揺動するので、一対
の位置決め用水平腕と取付長孔が干渉することが
全くなくなる。
従つて、温度変化による熱収縮や経時変化等
で、合成樹脂製のプレート材とパネルの相対位置
関係が変化した場合であつても、一対の位置決め
用水平腕が取付長孔に全く干渉していないので、
胴体は取付長孔内で相対位置関係の変化に追随し
て十分に移動して、相対位置関係の変化を確実に
吸収できることとなる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、本実施例に係るスクリユーグロメツト
も、合成樹脂で一体成形されて、第1図、第2図
に示す如く、角形胴体11と該胴体11の上端縁
に形成された平板状フランジ13を備える。
そして、本実施例にあつては、上記角形胴体1
1の内部に、ネジ部材の径よりも大径な差込孔1
2を画成し、該差込孔12の下端部のみをネジ部
材の径よりも小径となして、該小径部12aにネ
ジ部材の先端部を捩じ込む構成となしている。
尚、本実施例は、斯る小径部12aにネジ部材の
先端部により破られる薄肉膜14を設けている
が、該薄肉膜14を設けるか否かは、実施に応じ
任意である。
又、本実施例にあつては、角形胴体11の一方
の対向する壁面に、逆U字状のスリツト16を介
して、パネルの取付長孔の孔縁に弾性的に係止す
る一対の係止脚15を設けると共に、他方の対
向。する壁面の下部に、側面が先細りテーパー面
17aを呈する一対のガイド片17を設け、且つ
他方の対向する壁面の上部に、パネルの取付長孔
の孔壁に弾接する一対の位置決め用水平腕18を
薄肉ヒンジ部18aを介して揺動可能に一体に横
設する。
更に、該各位置決め用水平腕18の上面に軸部
19を立設すると共に、該各軸部19と対応する
上記フランジ13の個所に貫通孔20を穿設し
て、該貫通孔20から各軸部19の先端部を上方
に突出させる構成を採用している。
依つて、斯る構成のスクリユーグロメツトを用
いて、合成樹脂製のプレート材P2をパネルP1
に配設する場合には、まず第3図に示す如く、パ
ネルP1に穿設されている取付長孔H1に対し
て、フランジ13がパネルP1面に当接するま
で、胴体11を一対のガイド片17のガイド作用
を得て押し込む。
すると、胴体11の一方の対向する壁面に形成
されている一対の係止脚15の先端が、取付長孔
H1の対応する孔縁に弾性的に係止すると同時
に、胴体11の他方の対向する壁面に設けられて
いる一対の位置決め用水平腕18の端面が、薄肉
ヒンジ部18aの可撓性を利用して、取付長孔H
1の長手方向に存する孔壁に等しい押圧力をもつ
て弾接するので、この位置決め用水平腕18の弾
接により、胴体11は常に取付長孔H1の中央部
に位置決めされて係着されることとなる。
尚、斯る位置決め状態にあつては、位置決め用
水平腕18が孔壁に弾接している関係で、不測の
外力が加わつても、胴体11が取付長孔H1内を
移動する心配がないばかりか、位置決め用水平腕
18の軸部19は、フランジ13の貫通孔20か
ら上方に突出する状態を維持している。
又、一対の位置決め用水平腕18は、薄肉ヒン
ジ部18aを介して胴体11に設けられているの
で、取付長孔H1の寸法に応じて、該薄肉ヒンジ
部18aを撓ませることにより、常に取付長孔H
1の孔壁に対する弾接状態が保障されることは言
うまでもない。
そこで、プレート材P2の通孔H2を胴体11
の差込孔12と合致させて、該差込孔12内にネ
ジ部材21を差し込んで、ネジ部材21の先端部
を差込孔12の小径部12aに捩じ込むことによ
り、第4図A,Bに示す如く、プレート材P2が
パネルP1に確実に配設されることとなる。
しかも、斯る配設状態にあつては、第4図Aに
示す如く、フランジ13の貫通孔20から突出す
る各軸部19が、プレート材P2の下面で下方に
強制的に押圧される結果、一対の位置決め用水平
腕18もこれに応じて下方に揺動して、取付長孔
H1の孔壁との弾接が解除されることとなるの
で、本実施例にあつては、従来と異なり、一対の
位置決め用水平腕18と取付長孔H1が干渉する
ことが全くなくなる。
従つて、温度変化による熱収縮や経時変化等
で、合成樹脂製のプレート材P2とパネルP1の
相対位置関係が変化した場合であつても、一対の
位置決め用水平腕18が取付長孔H1に全く干渉
していないので、胴体11は取付長孔H1内で相
対位置関係の変化に追随して十分に移動して、相
対位置関係の変化を確実に吸収できることとな
る。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は、胴体の一方の対向する
壁面に、パネルの取付長孔の孔縁に係止する一対
の係止脚を設けると共に、他方の対向する壁面
に、パネルの取付長孔の孔壁に弾接する一対の位
置決め用水平腕を揺動可能に横設し、且つ該各位
置決め用水平腕の上面に軸部を立設して、各軸部
をフランジに穿設された貫通孔から上方に突出さ
せることを特徴とするものであるから、パネルの
取付長孔に胴体を係着する場合には、一対の位置
決め用水平腕の作用で、胴体を常に取付長孔の中
央部に位置決めできると共に、プレート材とパネ
ルの相対位置関係の変化を吸収する場合には、一
対の位置決め用水平腕が下方に揺動して、取付長
孔の孔壁との弾接が解除されるので、胴体は取付
長孔内で相対位置関係の変化に追随して十分に移
動して、該相対位置関係の変化を確実に吸収でき
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るスクリユーグロ
メツトを一部切欠して示す斜視図、第2図Aは第
1図のA−A線断面図、同図Bは第1図のB−B
線断面図、第3図は同グロメツトをパネルの取付
長孔に係着した状態を示す断面図、第4図A,B
はプレート材をパネルに配設した状態を示す断面
図、第5図は従来のスクリユーグロメツトを示す
斜視図、第6図は従来のスクリユーグロメツトを
用いてプレート材をパネルに配設した状態を示す
断面図である。 11……胴体、12……差込孔、13……フラ
ンジ、15……係止脚、18……位置決め用水平
腕、19……軸部、20……貫通孔、21……ネ
ジ部材、P1……パネル、P2……プレート材、
H1……取付長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部にネジ部材の差込孔を画成した胴体と、該
    胴体の上端縁に形成されたフランジとを備え、胴
    体の一方の対向する壁面に、パネルの取付長孔の
    孔縁に係止する一対の係止脚を設けると共に、他
    方の対向する壁面に、パネルの取付長孔の孔壁に
    弾接する一対の位置決め用水平腕を揺動可能に横
    設し、且つ該各位置決め用水平腕の上面に軸部を
    立設して、各軸部を上記フランジに穿設された貫
    通孔から上方に突出させるように構成したことを
    特徴とするスクリユーグロメツト。
JP17448787U 1987-11-17 1987-11-17 Expired JPH0312965Y2 (ja)

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JPH0178715U JPH0178715U (ja) 1989-05-26
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