JPH0312997Y2 - - Google Patents

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JPH0312997Y2
JPH0312997Y2 JP1987078215U JP7821587U JPH0312997Y2 JP H0312997 Y2 JPH0312997 Y2 JP H0312997Y2 JP 1987078215 U JP1987078215 U JP 1987078215U JP 7821587 U JP7821587 U JP 7821587U JP H0312997 Y2 JPH0312997 Y2 JP H0312997Y2
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JP
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treatment
shaft
bearing
arm
tensioning device
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車両のエンジン部のタイミング駆動
のようなチエーンやベルトによる巻掛伝動装置の
緊張装置の改良に関するものである。
従来技術及びその問題点 従来、チエーンやベルトによる巻掛伝動装置の
緊張装置の揺動部の軸受は、ドライであるか又は
油(通常はグリース)によつて潤滑を行うように
している。
この場合の軸受部は通常の使用条件と異なり、
殆ど動かない(軸受面で±0.5mm程度の揺動)軸
受であるため、油膜切れがもともと発生しやすい
上に、近年、車両ではエンジン性能向上に伴い、
タイミング駆動用のチエーン或いはベルトの張力
が増大し、この軸受部の焼付きが問題となつてき
た。
問題点を解決するための手段 本考案は、巻掛伝動装置の緊張装置の揺動部の
軸又は軸受の相互接触面の少なくとも一方に、ボ
ンデ処理による固体潤滑処理を施すことによつて
前記問題点を解決した。
作 用 前記のようなボンデ処理による固体潤滑処理を
施すことにより、高面圧で低温から高温にさらさ
れる軸と軸受の間の潤滑を可能にして焼付を防止
するとともに、揺動運動による摩耗を低減させ、
緊張装置の寿命を向上させる。
実施例 第1,2図はタイミング駆動におけるアイドラ
ースプロケツト式チエーンテンシヨナー機構を示
している。基板10にはボルト軸12及びワツシ
ヤ14によりアーム16が取付けられ、アーム1
6の一端にはアイドラーとなるスプロケツト22
が、軸18にベアリング20を介して取付けられ
ている。他端にはテンシヨナー24が配置され、
この押圧力によりチエーン26に緊張力を定常的
に与えている。
前述したテンシヨナーにおいて、揺動部の軸で
あるボルト軸12の外周面13とアーム16の内
周面17はアーム16の揺動によつて摩擦が生じ
るが、ボルト軸12の表面13は化学反応皮膜形
成による固体潤滑処理、すなわちボンデ処理を施
してあり、自己潤滑性能を有するため、細かな振
動、揺動による摩耗が軽減される。
ボンデ処理とは、ボンデライト処理とボンダリ
ユーベ処理の組合せであり、ここでボンダリユー
ベ処理とは燐酸塩皮膜処理(ボンデライト処理又
はパーカー処理と称す。)後、石けん系潤滑剤と
反応させ、中間層に金属石けんを生成させる処理
である。この金属石けんの低い摩擦係数、耐熱性
さらに化成皮膜と組合わされた場合の耐圧力
(100〜300Kg/mm2といわれている。)によつて優れ
た潤滑性を示す。
本実施例の場合、高面圧で高温から低温までの
条件で使用されるため、液体潤滑剤では実現でき
ない固体潤滑処理の特徴が充分発揮できる。
次に、第3,4図は第2の実施例を示すもの
で、本実施例は車両のタイミングベルトに使用さ
れているものである。
基板28上には軸32が圧入され、この軸32
の外周面にアーム36が嵌合している。このアー
ム36は、ワツシヤー34と基板28の間でボル
ト30によつて揺動可能になつている。軸32に
は軸方向中間に周溝32aが形成され、グリース
或は油を保持しうるようになつている。また、ア
ーム36の軸方向の端部には環状溝37が形成さ
れ、前記周溝32aと同様にグリース或は油を保
持しうるようになつている。アーム36には、軸
32から離れた位置で平行に、支持軸38をボル
ト40で固定し、支持軸38の外周面にはアイド
ラープーリ40を外嵌するベアリング42が圧入
されている。そしてタイミングベルト33は、端
部でテンシヨナ35の押圧力を受けるアーム36
のプーリ44によつて、緊張力が与えられる。
本実施例においては、軸32及びアーム36の
各接触面にボンデ処理による固体潤滑処理を施し
てある。第1実施例とともに本実施例においても
固体潤滑処理を施した摩擦面では摩耗が低減で
き、緊張装置全体の寿命が向上する。従つて、前
述のグリース等による潤滑は不要となる。
第5,6図はレバー方式の緊張装置における、
第3の実施例を示す。
ハウジング46にはワツシヤ50との間にブシ
ユ52を介してボルト軸48によりレバー54が
揺動可能に取付けられている。レバー54は端部
でテンシヨナ56の押圧力を受けチエーン58に
緊張力を与えるようになつている。本実施例では
ブシユ52を介してレバー54を支持しているた
め、ブシユ52の内周面とボルト軸48の外周面
にボンデ処理による固定潤滑処理が施してある。
従つて、実用新案登録請求の範囲において「軸
受」とは、このようなブシユを含む概念である。
このように、本考案は、緊張装置の揺動部の軸
又は軸受の相互接触面の少なくとも一方にボンデ
処理による固体潤滑処理を施すことを特徴とす
る。なお、本考案は、形状の変更を伴わず、既存
の部材表面に固体潤滑処理を施すということのみ
によつて問題点を解決できるため、設計変更に伴
う経済的負担はない。
効 果 以上に説明したように、緊張装置の揺動部の軸
或いは軸受にボンデ処理による固体潤滑処理を施
すことによつて、初期なじみの不具合による軸受
の焼付け防止、自己潤滑効果による摩擦低減及び
緊張装置全体の長寿命の効果を得ることができ
る。
また、設計変更を伴わず、部材表面に前記のよ
うな固体潤滑処理を施すのみで、前述の効果が得
られるため、実施が簡単で、僅かのコストで大き
な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアイドラースプロケツト式チエーン用
テンシヨナーの緊張装置における実施例の正面
図、第2図は第1図の2−2線方向断面図、第3
図はアイドラープーリー式歯付ベルト用テンシヨ
ナーの緊張装置における実施例の正面図、第4図
は第3図の4−4線方向断面図、第5図はレバー
式チエーン用緊張装置における実施例の正面図、
第6図は第5図の6−6線方向断面図である。 10……基板、12……ボルト軸、14……ワ
ツシヤ、16……アーム、22……スプロケツ
ト、24……テンシヨナー、26……チエーン、
28……基板、30……ボルト、32……軸、3
4……ワツシヤ、36……アーム、38……ブシ
ユ、40……ボルト、42……ベアリング、44
……プーリ、46……ハウジング、48……ボル
ト軸、50……ワツシヤ、52……ブシユ、54
……レバー、56……テンシヨナー、58……チ
エーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻掛伝動装置の緊張装置の揺動部の軸又は軸受
    の相互接触面の少なくとも一方に、ボンデ処理に
    よる固体潤滑処理を施したことを特徴とする、巻
    掛伝動装置の緊張装置の揺動部の軸受構造。
JP1987078215U 1987-05-26 1987-05-26 Expired JPH0312997Y2 (ja)

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JP1987078215U JPH0312997Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JPS63187757U JPS63187757U (ja) 1988-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761934A (en) * 1980-09-30 1982-04-14 Hitachi Koki Co Ltd Scanning apparatus of light absorption of ultracentrifuge in common use of separation and analysis
JPS5845456U (ja) * 1981-09-24 1983-03-26 トヨタ自動車株式会社 アイドラ装置

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