JPH0313379Y2 - - Google Patents

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JPH0313379Y2
JPH0313379Y2 JP8643985U JP8643985U JPH0313379Y2 JP H0313379 Y2 JPH0313379 Y2 JP H0313379Y2 JP 8643985 U JP8643985 U JP 8643985U JP 8643985 U JP8643985 U JP 8643985U JP H0313379 Y2 JPH0313379 Y2 JP H0313379Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ダンプカーにおいて、その積荷と
する土砂や砂利等が走行中に路上に落下しないよ
うに、荷台の両側煽り上縁に開閉動自在に装着し
たシートを自動的に開閉する自動シート掛け装置
に関する。
(従来技術) 土砂や砂利を積載するダンプカーにおいては、
走行中に土砂や砂利を路上に落下させることがあ
りこれが交通の障害となる。
そこでダンプカーが走行中にその積載とする土
砂や砂利の路上への落下は、主に荷台の両側煽り
を超えて多く生じているところから、土砂や砂利
の落下防止のために荷台の両側煽り上縁に開閉可
能にシートを装着し、走行中はこのシートを荷台
内側に伏倒して積荷上に掛けるようにした手法が
実用されている。
第3図はこの種シートを装着したダンプカーの
背面図である。
図において、1はダンプカーの荷台、2は荷台
1の両側煽り、3は煽り上縁に装着した枠4付き
のシートで、シート枠基部が軸5を介して枢着さ
れ、この軸5をモータ6に連結したもので、モー
タ6の駆動でシート3は煽り2外面に沿う開位置
から、荷台1内方に向けてほぼ水平をなす閉じ動
作停止位置まで開閉動をなすもので、積荷上に掛
けられる。
第4図は上記シートの開閉動時におけるモータ
の負荷電流の変化を示す図である。
図において、シート3が煽り2外面に沿う開か
れたA位置から上昇を始めると、負荷電流は漸増
して行き、シート3が水平位をとるB位置に達し
て最大Ibになる。さらにシート3が上昇し、煽り
2上に直立するC位置を過ぎると、シート3は自
重による下降動に入り、モータ6には負荷が掛か
らなくなり、負荷電流が最小Icとなる。そしてシ
ート3が荷台内側に傾いて閉じる動きが続き、終
には閉じ動作が停止するD位置に到達すると、モ
ータ6がロツク状態になつて負荷電流が急に大き
くなる。
従来はこのモータ6がロツク状態になつた後の
負荷電流がシート閉成動途中に最大となる電流値
Ibよりも大きくなり、予め設定した電流値Idにな
つたところでモータ回路が遮断されるように制御
するようにしている。
尚、シート3が閉成位置から開放される時は上
記の逆順に動作し、シート3の動きが停止する開
放位置でモータ6がロツク状態になつたところで
モータ回路を遮断する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記するように、モータがロツク状態になつた
後にモータ回路が遮断される電流値をシートの開
閉動途中に最大となる負荷電流値よりも大きく設
定した場合、次のような問題がある。
(1) 遮断時の電流値が大きいのでモータ回路に使
用している継電器(電磁開閉器、リレー等)は
接点容量の大きいものが必要となる。
(2) 電源とするバツテリーの消耗が大きい。
(3) 遮断時にモータとシートとの結合機構部分
(軸や歯車等)に大きなトルクが掛かるため、
強度を必要とし、損傷する場合がある。
(4) シートの大きさ、重量等、負荷の変化によつ
て遮断電流値をそれぞれに適応した電流値に設
定しなけれならない。
この考案は上記の点に鑑がみなされたものであ
つて、シートの開閉動時における負荷電流の変化
を見ながら遮断電流値を変更し、モータ回路の遮
断電流を可及的小さくした装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨と
するところは、ダンプカー荷台の両側煽り上縁
に、枠付きのシートを軸を介して枢着し、軸をモ
ータに連結して該モータの駆動によりシートを煽
り外面に沿う開位置から、荷台内方に向けてほぼ
水平をなす閉じ動作停止位置まで開閉動をなす装
置であつて、前記モータを駆動制御する電気回路
が、リレー制御部および遮断電流制御部からな
り、遮断電流制御部において予めモータの遮断電
流の切換え電流値を設定し、モータに通電して該
モータの起動から負荷電流が最大になり、その後
減少してこの負荷電流の減少が遮断電流の切換え
電流値に至る間は、リレー制御部における遮断電
流値を負荷電流最大値より大きい値に保持する信
号を遮断電流制御部から出力し、負荷電流が遮断
電流の切換え電流値より小さくなつた後はリレー
制御部における遮断電流値を遮断電流の切換え電
流値より僅かに大きい値に保持する信号を遮断電
流制御部から出力するように構成したことを特徴
とする自動シート掛け装置にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の電気回路図、第2図はモー
タの負荷電流の変化を示す図である。
図において、第3図および第4図と共通、もし
くは対等部分については同一符号を付ける。
7は電源とするバツテリー、8は押しボタンス
イツチで、モーメンタリータイプのものである。
9はリレーで、接点9aを有する。10はリレー
9、および固定抵抗15,16,18,19に接
続されてリレー制御部を構成するコンパレータ、
11は押しボタンスイツチ8、コンデンサ14、
固定抵抗21、ダイオード17、およびコンパレ
ータ12に接続されて遮断電流制御部を構成する
フリツプフロツプで、コンパレータ12は遮断電
流の切換え電流値を設定する可変抵抗20に接続
されている。
(作用) 次に上記構成において作用を説明する。
押しボタンスイツチ8をONすると、第5図に
おけるTOの状態となり、回路13が閉じてバツ
テリー7がつながり、各回路に電源が供給され、
モータ6が回転する。
ここでフリツプフロツプ11のセツト入力端子
Sは、コンデンサ14に残留している電圧も放電
されて“L”レベルになると、フリツプフロツプ
11のセツト入力端子Sが“L”レベルになる。
このときフリツプフロツプ11の出力Qは“H”
レベル(出力電圧はほぼ電源電圧とする)にな
る。
第6図のR−S FF真理値表より、S=L,
R=L,Q=Hとなる。
コンパレータ10の負入力端子−には抵抗15
と(抵抗16+ダイオード17の抵抗分)の並列
抵抗値と抵抗18の比の電圧V1が掛かる。コン
パレータ10の正入力端子+はモータ6の負荷電
流Iに抵抗19の積の電圧Vが掛かる。
V1>Vであるので、コンパレータ10の出力
は、“L”レベルとなる。よつてリレー9はON
となり接点9aは接となる。
この時の遮断電流I1と電圧V1との関係は、V1
=遮断電流I1×抵抗19 即ちモータ6の負荷電流Iが遮断電流I1より大
きくなると、V1<Vの関係になり、コンパレー
タ10の出力は“H”レベルとなり、リレー9は
OFFされ、接点9aは断となり、モータ6の回
路は遮断される。
第5図における時間T1(第2図においてシート
3がA位置からT時間動く間)は、コンパレータ
12の正入力端子+はモータ6の負荷電流Iに抵
抗19の積の電圧Vが掛かる。反対の負入力端子
−には遮断電流の切換えをする設定電流Isに相当
する電圧が電源電圧を可変抵抗20で分圧された
電圧Vs(負荷電流に換算するとI3に相当する)が
掛かる。
T1時間以前ではモータ6の負荷電流Iが小さ
く、Vs>Vとなり、コンパレータ12の出力は、
“L”レベルのため、フリツプフロツプ11のリ
セツト入力端子Rも“L”レベルであり、セツト
入力端子Sは抵抗21を流れる電流でコンデンサ
14は充電されるがT1時間では電圧が低く“L”
レベルであるためフリツプフロツプ11の出力は
“H”レベルのままである。
第6図のR−S FF真理値表より、S=L,
R=L,Q=Hとなる。
T1時間以後ではモータ6の負荷電流Iが大き
く、V3<Vとなり、コンパレータ12の出力は、
“H”レベルとなり、フリツプフロツプ11のリ
セツト入力端子Rは“H”レベルとなる。セツト
入力端子Sは“L”レベルのままである。フリツ
プフロツプ11の出力は“H”レベルのままであ
る。
第6図のR−S FF真理値表より、S=L,
R=H,Q=Hとなる。
第5図において時間T2(第2図においてシート
3がA位置とB位置の間)後は、抵抗21を流れ
る電流でコンデンサ14は充電され、電圧が上が
り電源電圧の1/2をこえて“H”レベルとなり、
フリツプフロツプ11のセツト入力端子Sは、
“H”レベルとなる。リセツト入力端子Rも“H”
レベルであるので、フリツプフロツプ11の出力
は変化せず、“H”レベルのままである。
第6図のR−S FF真理値表より、S=H,
R=H,Q=Hとなる。
第5図において時間T3(第2図においてシート
3がC位置)以前まではコンパレータ10の負入
力端子−には抵抗15と(抵抗16+ダイオード
17の抵抗分)の並列抵抗値と抵抗18の比の電
圧V1が掛かつている。コンパレータ10の正入
力端子+はモータ6の負荷電流Iに抵抗19の積
の電圧Vが掛かるが、負荷電流Iがそのまま増加
して遮断電流I1を超えた場合は、V1<Vになるた
め、コンパレータ10の出力は、“H”レベルと
なる。よつてリレー9はOFFとなり接点9aは
断となる。
第5図において時間T3を過ぎると、モータ6
の負荷電流Iが下がり遮断電流の切換えをする。
設定電流Isより小さくなると、コンパレータ12
の入力はVs>Vの関係となり、コンパレータ1
2の出力は“L”レベルとなり、フリツプフロツ
プ11のリセツト入力端子Rも“L”レベルとな
るため、出力Qは“L”レベルになる。そして抵
抗16とダイオード17からの電流はなくなり、
コンパレータ10の負入力端子−には抵抗15と
抵抗18の比による電圧V2になる。従つて遮断
電流はI2となる。
第6図のR−S FF真理値表より、S=L,
R=H,Q=Lとなる。
第5図において時間T3からT4(第2図において
シート3がC位置からD位置)まで動く間は、負
荷電流Iも小さく、IとI2の関係は、I<I2とな
る。
第5図において時間T4(第2図においてシート
3がD位置)に到達すると、モータ6はロツクさ
れた負荷電流Iが増える。そしてI>I2、または
V>V2の関係になると、コンパレータ10の出
力は“H”レベルとなり、リレー9はOFFされ、
接点9aは断となりモータ回路は遮断されるので
ある。
(効果) この考案は、上記の如くモータ回路の遮断が、
シート開閉時の最大負荷電流より小さい電流で遮
断することができるようにしたことによつて次の
ような効果を奏する。
(1) シートの大きさ等によつて最大負荷電流が変
化しても、遮断電流を変える必要がなく、従来
のように、負荷に合わせた機種選定が必要なく
一機種でよく、装置の大量生産によるコストダ
ウンが図られる。
(2) モータのロツク電流が小さいので、車載バツ
テリーに掛ける負担が少なく、またモータとシ
ートの結合機構部分に掛かる強度上の負担も軽
減され、省エネルギーになると共に故障を少な
くして長期使用に供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置に適用の電気回路図、第
2図はモータの負荷電流の変化を示す図、第3図
はダンプカーの背面図、第4図は従来の装置にお
けるモータの負荷電流の変化を示す図、第5図は
作用説明図、第6図は真理値表である。 1……荷台、2……煽り、3……シート、4…
…枠、5……軸、6……モータ、7……バツテリ
ー、8……押しボタンスイツチ、9……リレー、
10……コンパレータ、11……フリツプフロツ
プ、12……コンパレータ、13……回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダンプカー荷台の両側煽り上縁に、枠付きのシ
    ートを軸を介して枢着し、軸をモータに連結して
    該モータの駆動によりシートを煽り外面に沿う開
    位置から、荷台内方に向けてほぼ水平をなす閉じ
    動作停止位置まで開閉動をなす装置であつて、前
    記モータを駆動制御する電気回路が、リレー制御
    部および遮断電流制御部からなり、遮断電流制御
    部において予めモータの遮断電流の切換え電流値
    を設定し、モータに通電して該モータの起動から
    負荷電流が最大になり、その後減少してこの負荷
    電流の減少が遮断電流の切換え電流値に至る間
    は、リレー制御部における遮断電流値を負荷電流
    最大値より大きい値に保持する信号を遮断電流制
    御部から出力し、負荷電流が遮断電流の切換え電
    流値より小さくなつた後はリレー制御部における
    遮断電流値を遮断電流の切換え電流値より僅かに
    大きい値に保持する信号を遮断電流制御部から出
    力するように構成したことを特徴とする自動シー
    ト掛け装置。
JP8643985U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH0313379Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044450A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 日立建機株式会社 ダンプトラックの荷こぼれ防止装置
JP2019127206A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 新明和工業株式会社 作業車両の蓋開閉装置

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