JPH031356B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH031356B2 JPH031356B2 JP58072740A JP7274083A JPH031356B2 JP H031356 B2 JPH031356 B2 JP H031356B2 JP 58072740 A JP58072740 A JP 58072740A JP 7274083 A JP7274083 A JP 7274083A JP H031356 B2 JPH031356 B2 JP H031356B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- moisture
- mixture
- proofing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
この発明は、通信ケーブルのケーブルの分岐部
や接続部を密封、防湿するために用いられる防湿
用混和物に関する。 通常、通信ケーブルの接続点は、コネクタ接続
した部分に防湿を目的として防湿用混和物を注入
し、更に接続部分を熱収縮性シート等によつて覆
つて保護を図つている。このような用途に提供さ
れている従来の混和物は、流動パラフインをベー
スコンパウンドとし、これに増粘剤を添加してゼ
リー状にしたものであつた。 しかるに、上記従来の混和物においては、次の
ような問題を生じていた。 高温水が浸入すると、防水効果が著しく低下
し、絶縁不良を起こす場合がある。 防湿用混和物に接している絶縁体の劣化を招
く場合がある。 接続点に用いられる他の充填用コンパウンド
を溶融させる場合がある。 上記項に示す問題点は、従来の混和物が粘着
性に乏しく、混和物と通信ケーブル表面等との間
が離間し易いため、温水の浸入が起こり易いこと
が原因と考えられる。また、及び項に示す問
題点は、ベースコンパウンドである流動パラフイ
ン中の低分子量成分が、絶縁体等を形成する樹脂
を膨潤させることが原因と考えられる。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
高温水に対しても高い防湿効果を発揮でき、接触
している絶縁体等の他の材料を劣化させることが
無く、しかも常温で注入可能な通信ケーブル用の
防湿用混和物を提供することを目的とする。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明による防湿用混和物は、ポリブテンまた
は/およびポリブタジエン100重量部に対して、
増粘剤2〜50重量部と酸化防止剤0.01〜2重量部
とを混合してなることを特徴とするものである。 ここで用いられるポリブテンとしては、分子量
が250〜2500程度の範囲内にあるものが好ましい。
かかる分子量をもつポリブテンは、適度な粘稠性
を有している。また、ポリブタジエンとしては、
分子量が240〜2400の範囲内にあるものが使用で
きる。これらポリブテンとポリブタジエンとは、
いずれか一方を単独で、または両者を混合してベ
ースコンパウンドとして使用される。 上記のベースコンパウンドは、適度な粘稠性を
有し、従つて、これを用いて得られる混和物も粘
着性をもつため、コネクタ等の接続点に密着して
これを覆うことができる。また、従来用いられて
いた流動パラフインに比べ、分子量が大きい物質
であるため、これを用いた混和物は、絶縁体等の
劣化や他の充填用コンパウンドの溶融等を引き起
こすことがない。 また、増粘剤としては、シリカ粉末が最も適し
ているが、これに限らずクレー、タルク、亜鉛
華、重炭酸カルシウム、チタンホワイト、ホウ酸
亜鉛、三酸化アンチモン等の無機増粘剤を用いる
ことができる。この増粘剤の粒度は、200メツシ
ユパス程度が好ましい。増粘剤の前記ベースコン
パウンド100重量部に対する混合量は、2〜50重
量部が好適であり、2重量部未満では得られる混
和物が軟かすぎて用をなさず、一方50重量部を越
えると混合が困難となり、また粘稠性を有する混
和物が得られない。 また、酸化防止剤としては、一般のゴム用酸化
防止剤、BHTなどのフエノール系、フエニル−
α−ナフチルアミンなどのアミン系のものが適宜
選択されて用いられる。酸化防止剤の添加量は、
前記ベースコンパウンド100重量部に対して0.01
〜2重量部が好適であつて、0.01重量部未満で
は、目的とする酸化防止作用が充分得られず、ま
た、2重量部を越えると必要十分な添加量を越え
て、経済的に不利となる。 更に、本発明の混和物は、通常は不要である
が、稠度調整のために必要に応じてワツクスを添
加してもよい。用いるワツクスとしては、マイク
ロクリスタリンワツクスが好適であり、そのベー
スコンパウンド100重量部に対する添加量は、30
重量部以下が好ましい。30重量部を越えると得ら
れる混和物の流動性が悪化し、ケーブル接続点へ
の常温での注入が困難になる。 また、本発明の混和物には、フタル酸エステル
などの可塑剤が含まれていてはならない。可塑剤
が含まれていると、注入後この防湿用混和物と接
している絶縁体や他の充填用コンパウンドに可塑
剤が移行し、これらを劣化されるためである。 しかして、上記のポリブテンまたは/およびポ
リブタジエンからなるベースコンパウンドに、増
粘剤及び酸化防止剤また必要に応じてワツクスを
配合して得られる防湿用混和物は、ベースコンパ
ウンドの物性から常温で可塑性を有すると共に、
粘着性を有しており、従つて、通信ケーブル接続
部への充填を常温で行なうことができ、また充填
後においては、その粘着性によつて接触する材料
に対しての良好な密着性が得られる。更には、ベ
ースコンパウンドが流動パラフインのような樹脂
を膨潤させる成分を含まないため、充填後に接触
する絶縁体や他の充填用コンパウンドを劣化させ
ることがなく、従つて充填にあたつての作業性に
優れ、かつ充填後の接続部に高い耐候性及び長寿
命を与えることができる。 以下、実施例を示して本発明を更に具体的に説
明する。 〔実施例〕 ベースコンパウンドとしてポリブテンとポリブ
タジエンとを用い、これに増粘剤、酸化防止剤、
ワツクスを下表に示す配合をもつて混和した実施
例の混和物を4種類調製した。また、ベースコン
パウンドとして流動パラフインを用い、これに増
粘剤、酸化防止剤、ワツクスを下表に示す配合を
もつて混和した比較例の混和物を2種類調製し
た。なお、ポリブテンとしては分子量が250〜
2500のものを、ポリブタジエンとしては分子量が
240〜2400のものを用いた。またシリカの粒度は
200メツシユ、炭酸マグネシウムの粒度は200メツ
シユである。酸化防止剤としてはフエノール系
を、またワツクスとしてはマイクロクリスタリン
ワツクスを用いた。 上記の各混和物に対して、表中に示す物性及び
性能試験を施した。得られた結果を表中に示して
ある。
や接続部を密封、防湿するために用いられる防湿
用混和物に関する。 通常、通信ケーブルの接続点は、コネクタ接続
した部分に防湿を目的として防湿用混和物を注入
し、更に接続部分を熱収縮性シート等によつて覆
つて保護を図つている。このような用途に提供さ
れている従来の混和物は、流動パラフインをベー
スコンパウンドとし、これに増粘剤を添加してゼ
リー状にしたものであつた。 しかるに、上記従来の混和物においては、次の
ような問題を生じていた。 高温水が浸入すると、防水効果が著しく低下
し、絶縁不良を起こす場合がある。 防湿用混和物に接している絶縁体の劣化を招
く場合がある。 接続点に用いられる他の充填用コンパウンド
を溶融させる場合がある。 上記項に示す問題点は、従来の混和物が粘着
性に乏しく、混和物と通信ケーブル表面等との間
が離間し易いため、温水の浸入が起こり易いこと
が原因と考えられる。また、及び項に示す問
題点は、ベースコンパウンドである流動パラフイ
ン中の低分子量成分が、絶縁体等を形成する樹脂
を膨潤させることが原因と考えられる。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
高温水に対しても高い防湿効果を発揮でき、接触
している絶縁体等の他の材料を劣化させることが
無く、しかも常温で注入可能な通信ケーブル用の
防湿用混和物を提供することを目的とする。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明による防湿用混和物は、ポリブテンまた
は/およびポリブタジエン100重量部に対して、
増粘剤2〜50重量部と酸化防止剤0.01〜2重量部
とを混合してなることを特徴とするものである。 ここで用いられるポリブテンとしては、分子量
が250〜2500程度の範囲内にあるものが好ましい。
かかる分子量をもつポリブテンは、適度な粘稠性
を有している。また、ポリブタジエンとしては、
分子量が240〜2400の範囲内にあるものが使用で
きる。これらポリブテンとポリブタジエンとは、
いずれか一方を単独で、または両者を混合してベ
ースコンパウンドとして使用される。 上記のベースコンパウンドは、適度な粘稠性を
有し、従つて、これを用いて得られる混和物も粘
着性をもつため、コネクタ等の接続点に密着して
これを覆うことができる。また、従来用いられて
いた流動パラフインに比べ、分子量が大きい物質
であるため、これを用いた混和物は、絶縁体等の
劣化や他の充填用コンパウンドの溶融等を引き起
こすことがない。 また、増粘剤としては、シリカ粉末が最も適し
ているが、これに限らずクレー、タルク、亜鉛
華、重炭酸カルシウム、チタンホワイト、ホウ酸
亜鉛、三酸化アンチモン等の無機増粘剤を用いる
ことができる。この増粘剤の粒度は、200メツシ
ユパス程度が好ましい。増粘剤の前記ベースコン
パウンド100重量部に対する混合量は、2〜50重
量部が好適であり、2重量部未満では得られる混
和物が軟かすぎて用をなさず、一方50重量部を越
えると混合が困難となり、また粘稠性を有する混
和物が得られない。 また、酸化防止剤としては、一般のゴム用酸化
防止剤、BHTなどのフエノール系、フエニル−
α−ナフチルアミンなどのアミン系のものが適宜
選択されて用いられる。酸化防止剤の添加量は、
前記ベースコンパウンド100重量部に対して0.01
〜2重量部が好適であつて、0.01重量部未満で
は、目的とする酸化防止作用が充分得られず、ま
た、2重量部を越えると必要十分な添加量を越え
て、経済的に不利となる。 更に、本発明の混和物は、通常は不要である
が、稠度調整のために必要に応じてワツクスを添
加してもよい。用いるワツクスとしては、マイク
ロクリスタリンワツクスが好適であり、そのベー
スコンパウンド100重量部に対する添加量は、30
重量部以下が好ましい。30重量部を越えると得ら
れる混和物の流動性が悪化し、ケーブル接続点へ
の常温での注入が困難になる。 また、本発明の混和物には、フタル酸エステル
などの可塑剤が含まれていてはならない。可塑剤
が含まれていると、注入後この防湿用混和物と接
している絶縁体や他の充填用コンパウンドに可塑
剤が移行し、これらを劣化されるためである。 しかして、上記のポリブテンまたは/およびポ
リブタジエンからなるベースコンパウンドに、増
粘剤及び酸化防止剤また必要に応じてワツクスを
配合して得られる防湿用混和物は、ベースコンパ
ウンドの物性から常温で可塑性を有すると共に、
粘着性を有しており、従つて、通信ケーブル接続
部への充填を常温で行なうことができ、また充填
後においては、その粘着性によつて接触する材料
に対しての良好な密着性が得られる。更には、ベ
ースコンパウンドが流動パラフインのような樹脂
を膨潤させる成分を含まないため、充填後に接触
する絶縁体や他の充填用コンパウンドを劣化させ
ることがなく、従つて充填にあたつての作業性に
優れ、かつ充填後の接続部に高い耐候性及び長寿
命を与えることができる。 以下、実施例を示して本発明を更に具体的に説
明する。 〔実施例〕 ベースコンパウンドとしてポリブテンとポリブ
タジエンとを用い、これに増粘剤、酸化防止剤、
ワツクスを下表に示す配合をもつて混和した実施
例の混和物を4種類調製した。また、ベースコン
パウンドとして流動パラフインを用い、これに増
粘剤、酸化防止剤、ワツクスを下表に示す配合を
もつて混和した比較例の混和物を2種類調製し
た。なお、ポリブテンとしては分子量が250〜
2500のものを、ポリブタジエンとしては分子量が
240〜2400のものを用いた。またシリカの粒度は
200メツシユ、炭酸マグネシウムの粒度は200メツ
シユである。酸化防止剤としてはフエノール系
を、またワツクスとしてはマイクロクリスタリン
ワツクスを用いた。 上記の各混和物に対して、表中に示す物性及び
性能試験を施した。得られた結果を表中に示して
ある。
【表】
表中に示すように、本発明の混和物は、絶縁体
を膨潤させ難いことが確認され、また絶縁体の自
己径巻付加熱試験の結果から、絶縁体を劣化させ
ないことが確認された。更には、本発明の混和物
は、体積固有抵抗が流動パラフインを用いた従来
品に比べ、2桁から3桁以上も大きく、通信ケー
ブルの接続部や分岐部の防湿用に好ましい物性を
もつことが分かつた。
を膨潤させ難いことが確認され、また絶縁体の自
己径巻付加熱試験の結果から、絶縁体を劣化させ
ないことが確認された。更には、本発明の混和物
は、体積固有抵抗が流動パラフインを用いた従来
品に比べ、2桁から3桁以上も大きく、通信ケー
ブルの接続部や分岐部の防湿用に好ましい物性を
もつことが分かつた。
Claims (1)
- 1 通信ケーブルの分岐部あるいは接続部を密
封、防湿するために用いられる防湿用混和物であ
つて、その組成が、ポリブテンまたは/およびポ
リブタジエン100重量部に対して増粘剤2〜50重
量部と酸化防止剤0.01〜2重量部を混合してなる
ものである防湿用混合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7274083A JPS59197484A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 防湿用混和物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7274083A JPS59197484A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 防湿用混和物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59197484A JPS59197484A (ja) | 1984-11-09 |
| JPH031356B2 true JPH031356B2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=13498053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7274083A Granted JPS59197484A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 防湿用混和物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59197484A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04149292A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Nippon Kouyu:Kk | コネクター用防湿混和物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5235244A (en) * | 1975-09-13 | 1977-03-17 | Minoru Imanishi | Calking composition |
| JPS5437159A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-19 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Fireproof putty |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP7274083A patent/JPS59197484A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59197484A (ja) | 1984-11-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3879575A (en) | Encapsulating compound and closure | |
| AU671052B2 (en) | Sealant compositions and sealed electrical connectors | |
| US3893961A (en) | Telephone cable splice closure filling composition | |
| US6664476B2 (en) | Electrical cable with self-repairing protection | |
| GB2360781A (en) | Gel composition | |
| CA2103362C (en) | Flame retarded gel compositions | |
| EP0940819A1 (en) | Electrical cable with self-repairing protection | |
| EP0204417A2 (en) | Soap-thickened reenterable gelled encapsulants | |
| JPH07201407A (ja) | 耐湿耐熱性電気コネクタ | |
| US4756851A (en) | Soap-thickened reenterable gelled encapsulants | |
| EP1218176B1 (en) | Stranded conductor filling compound and cables using same | |
| WO1980000895A1 (en) | Power cable and method for the manufacturing of such cables | |
| US4356342A (en) | Fully-filled telecommunication cables | |
| US2175672A (en) | Preparation of seals between ceramic material and metal | |
| US4551569A (en) | Telecommunication cable filling composition | |
| JPS59168051A (ja) | 導電性樹脂組成物 | |
| DE2308784A1 (de) | Polymergemisch und seine verwendung zum isolieren der leitungslitzen in kabeln | |
| CA2577002C (en) | Liquid silicon elastomer composition for the production of a material with a high tear strength | |
| CN103333625A (zh) | 一种热缩复合绝缘带 | |
| US4218577A (en) | Telephone service wire with ester-based filling compound | |
| JPH0234645A (ja) | 耐熱性ポリクロロプレンゴム組成物 | |
| JPS59197484A (ja) | 防湿用混和物 | |
| CN1176175C (zh) | 一种腻状电缆密封绝缘材料及其制造方法 | |
| KR930009215B1 (ko) | 무기물 충진된 열용융형 접착제 조성물 | |
| AU2003204994B2 (en) | Electrical cable with self-repairing protection |