JPH0314022B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314022B2 JPH0314022B2 JP1077882A JP1077882A JPH0314022B2 JP H0314022 B2 JPH0314022 B2 JP H0314022B2 JP 1077882 A JP1077882 A JP 1077882A JP 1077882 A JP1077882 A JP 1077882A JP H0314022 B2 JPH0314022 B2 JP H0314022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aniline
- dihydroquinoline
- trimethyl
- reaction
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
- Quinoline Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2,2,4−トリメチル−1,2−ジ
ヒドロキノリンの精製法に関し、さらに詳しくは
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リン中に不純物として含まれるアニリンを除去す
る方法に関する。
ヒドロキノリンの精製法に関し、さらに詳しくは
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リン中に不純物として含まれるアニリンを除去す
る方法に関する。
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリンは高分子物質の老化防止剤として有用な化
合物であり、従来から、塩酸、ヨウ素、p−トル
エンスルホン酸などの酸性触媒の存在下、アニリ
ンとアセトンまたはジアセトンアルコールまたは
メシチルオキシドとを脱水縮合反応させる方法に
よつて製造されることが知られているが、この反
応時には2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリン以外に、その重合物及びその他の不
純物も種々副生することが知られている。
ノリンは高分子物質の老化防止剤として有用な化
合物であり、従来から、塩酸、ヨウ素、p−トル
エンスルホン酸などの酸性触媒の存在下、アニリ
ンとアセトンまたはジアセトンアルコールまたは
メシチルオキシドとを脱水縮合反応させる方法に
よつて製造されることが知られているが、この反
応時には2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリン以外に、その重合物及びその他の不
純物も種々副生することが知られている。
従つてこれら好ましからざる不純物の副生を極
力抑制するために、反応を緩やかな条件で行わせ
る必要があり、反応の終了時においても仕込アニ
リンに対し20〜50重量%程度のアニリンを未反応
のまま反応マス中に残す方法が通常行われてい
る。反応終了後、中和等の方法によつて反応マス
から触媒を除去し、次いでこれを減圧下に精留し
てアニリンを2,2,4−トリメチル−1,2−
ジヒドロキノリンと分離し、回収アニリンは次回
の反応に用いられる。
力抑制するために、反応を緩やかな条件で行わせ
る必要があり、反応の終了時においても仕込アニ
リンに対し20〜50重量%程度のアニリンを未反応
のまま反応マス中に残す方法が通常行われてい
る。反応終了後、中和等の方法によつて反応マス
から触媒を除去し、次いでこれを減圧下に精留し
てアニリンを2,2,4−トリメチル−1,2−
ジヒドロキノリンと分離し、回収アニリンは次回
の反応に用いられる。
しかしながら、この方法では、アニリンの回収
を減圧下における精密蒸留で行うための設備費、
エネルギーコスト等が大きく、経済的でないとい
う欠点があり、より安価な設備で経済的にアニリ
ンを回収する方法が望まれていた。
を減圧下における精密蒸留で行うための設備費、
エネルギーコスト等が大きく、経済的でないとい
う欠点があり、より安価な設備で経済的にアニリ
ンを回収する方法が望まれていた。
このようなことから、本発明者らは蒸留によら
ずに、アニリンを含有する2,2,4−トリメチ
ル−1,2−ジヒドロキノリンからアニリンを分
離する方法について検討を行つた結果、本発明に
至つた。
ずに、アニリンを含有する2,2,4−トリメチ
ル−1,2−ジヒドロキノリンからアニリンを分
離する方法について検討を行つた結果、本発明に
至つた。
すなわち、本発明はアニリンを含有する2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
を酸性水で処理することからなる2,2,4−ト
リメチル−1,2−ジヒドロキノリンの精製法で
あつて、かかる処理を施すことにより、2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンは油
層にそのまま残存し、アニリンは水層側に移行す
るため、これを静置分液するのみでアニリンを容
易に除去することができる。
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
を酸性水で処理することからなる2,2,4−ト
リメチル−1,2−ジヒドロキノリンの精製法で
あつて、かかる処理を施すことにより、2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンは油
層にそのまま残存し、アニリンは水層側に移行す
るため、これを静置分液するのみでアニリンを容
易に除去することができる。
本発明において用いられる酸性水は、とくにそ
の調製法に制限はないが、経済的観点から塩酸、
硫酸等安価な酸と水から調製するのが好ましい。
またその使用量は効果と経済性の両面から、含有
するアニリンの量にもよるが通常は2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンに対し
0.1〜10倍量程度が好ましい。酸性水のPHは1〜
4程度が好ましく、酸性度が強過ぎると2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンが水
層側に溶出するため精製後の回収率が低下し、一
方弱すぎるとアニリンの除去効果が充分でない。
の調製法に制限はないが、経済的観点から塩酸、
硫酸等安価な酸と水から調製するのが好ましい。
またその使用量は効果と経済性の両面から、含有
するアニリンの量にもよるが通常は2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンに対し
0.1〜10倍量程度が好ましい。酸性水のPHは1〜
4程度が好ましく、酸性度が強過ぎると2,2,
4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンが水
層側に溶出するため精製後の回収率が低下し、一
方弱すぎるとアニリンの除去効果が充分でない。
洗浄、分液を行う温度はとくに制限されず、通
常10〜90℃程度で行うことが可能である。
常10〜90℃程度で行うことが可能である。
本発明の実施対象となるアニリンを含有する
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リンは、前記した縮合反応生成物から減圧蒸留に
よりアニリンと2,2,4−トリメチル−1,2
−ジヒドロキノリンを同時に留出させることによ
り、重合物その他の副成物よりなる高沸分を除去
したアニリンと2,2,4−トリメチル−1,2
−ジヒドロキノリンとのみからなるものであつて
もよく、また蒸留残渣を含むものであつてもよ
い。アニリンの含量は通常20〜50重量%程度であ
るが、1〜70重量%程度の範囲で実施可能であ
り、1重量%未満では除去する必要がほとんどな
く、70重量%を越えれば工業的に見て価値が少な
い。
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リンは、前記した縮合反応生成物から減圧蒸留に
よりアニリンと2,2,4−トリメチル−1,2
−ジヒドロキノリンを同時に留出させることによ
り、重合物その他の副成物よりなる高沸分を除去
したアニリンと2,2,4−トリメチル−1,2
−ジヒドロキノリンとのみからなるものであつて
もよく、また蒸留残渣を含むものであつてもよ
い。アニリンの含量は通常20〜50重量%程度であ
るが、1〜70重量%程度の範囲で実施可能であ
り、1重量%未満では除去する必要がほとんどな
く、70重量%を越えれば工業的に見て価値が少な
い。
洗浄、分液を実施するにあたり、トルエン等の
水と分離しやすい溶剤で希釈してもよいが、非須
ではない。
水と分離しやすい溶剤で希釈してもよいが、非須
ではない。
洗浄、分液により、水層に移行したアニリン
は、苛性ソード等安価なアルカリを用いて中和
し、再び水と分離して回収し、次回の反応に用い
ることが可能である。
は、苛性ソード等安価なアルカリを用いて中和
し、再び水と分離して回収し、次回の反応に用い
ることが可能である。
以下、本発明を実施例で示す。
(実施例中%は重量%、キノリンモノマーとは
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リンモノマーを意味する) 実施例 1 温度計、撹拌機を備えた200ml4つ口フラスコ
内に粗製2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリン50g(アニリン46%、キノリンモノ
マー41%)を仕込み、撹拌する。これにPH2に調
製した塩酸水75gを注加し、30℃で30分間撹拌す
る。フラスコの内容物を分液ロートに移し、5分
間静置すると二層に分液するので下層の水層を分
離する。
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノ
リンモノマーを意味する) 実施例 1 温度計、撹拌機を備えた200ml4つ口フラスコ
内に粗製2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリン50g(アニリン46%、キノリンモノ
マー41%)を仕込み、撹拌する。これにPH2に調
製した塩酸水75gを注加し、30℃で30分間撹拌す
る。フラスコの内容物を分液ロートに移し、5分
間静置すると二層に分液するので下層の水層を分
離する。
上層は2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリン層19.3gであり、このものはガスク
ロマトグラフイーで分析した結果キノリンモノマ
ー84%、アニリン1%を含有していた。
ドロキノリン層19.3gであり、このものはガスク
ロマトグラフイーで分析した結果キノリンモノマ
ー84%、アニリン1%を含有していた。
分離した105.7gの水層は、40%の苛性ソーダ
水溶液でPH10に中和し、静置すると二層に分液す
る。下層の水層を分液して除去した後、上層の油
層29gをガスクロマトグラフイーによつて分析し
た結果、この回収油層はアニリン72%、キノリン
モノマー18%を含有していた。
水溶液でPH10に中和し、静置すると二層に分液す
る。下層の水層を分液して除去した後、上層の油
層29gをガスクロマトグラフイーによつて分析し
た結果、この回収油層はアニリン72%、キノリン
モノマー18%を含有していた。
実施例 2
実施例1において、粗2,2,4−トリメチル
−1,2−ジヒドロキノリンとしてキノリンモノ
マー分34%、アニリン分39%の原料50gを使用
し、塩酸水としてPH3に調製したもの70gを用い
る以外は実施例1と同様に行うと、23.8gの2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
層が得られた。このものはガスクロマトグラフイ
ーで分析した結果、キノリンモノマー分70%、ア
ニリン分2%を含有していた。また水層を中和し
て回収された油層は24.7gでありこのものはアニ
リン90%、キノリンモノマー5%を含有してい
た。
−1,2−ジヒドロキノリンとしてキノリンモノ
マー分34%、アニリン分39%の原料50gを使用
し、塩酸水としてPH3に調製したもの70gを用い
る以外は実施例1と同様に行うと、23.8gの2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン
層が得られた。このものはガスクロマトグラフイ
ーで分析した結果、キノリンモノマー分70%、ア
ニリン分2%を含有していた。また水層を中和し
て回収された油層は24.7gでありこのものはアニ
リン90%、キノリンモノマー5%を含有してい
た。
Claims (1)
- 1 アニリンを含有する2,2,4−トリメチル
−1,2−ジヒドロキノリンを酸性水で処理する
ことを特徴とする2,2,4−トリメチル−1,
2−ジヒドロキノリンの精製法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1077882A JPS58126868A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | 2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1077882A JPS58126868A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | 2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの精製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58126868A JPS58126868A (ja) | 1983-07-28 |
| JPH0314022B2 true JPH0314022B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=11759785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1077882A Granted JPS58126868A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | 2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58126868A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012197417A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-10-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物含有組成物の製造方法 |
| JP2012197416A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-10-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 加硫ゴムが有する耐熱性の改善方法 |
-
1982
- 1982-01-25 JP JP1077882A patent/JPS58126868A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58126868A (ja) | 1983-07-28 |
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