JPH03140439A - 低い比重、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金 - Google Patents
低い比重、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金Info
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- JPH03140439A JPH03140439A JP27869689A JP27869689A JPH03140439A JP H03140439 A JPH03140439 A JP H03140439A JP 27869689 A JP27869689 A JP 27869689A JP 27869689 A JP27869689 A JP 27869689A JP H03140439 A JPH03140439 A JP H03140439A
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Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は低い比重を有し、且つ硬度および減衰能が高い
吸振合金に関し、各種大型機械、交通機関、電子機器、
精密機械、家電、事務機などにおける振動の発生源の部
材として、軽量化を計り、振動、騒音および雑音の害を
軽減するために使用される。
吸振合金に関し、各種大型機械、交通機関、電子機器、
精密機械、家電、事務機などにおける振動の発生源の部
材として、軽量化を計り、振動、騒音および雑音の害を
軽減するために使用される。
(従来の技術)
近年、大型機械、交通機関、電子機器、精密機械、家電
、事務機などにおける振動、ならびにその発生による騒
音や電気的雑音の害が問題になっている。従来、これら
の害を軽減するために振動の発生源の周辺にゴムおよび
プラスチック類を用いたり、あるいは発生源の構造部材
にFe−Cr基などの吸振合金を用いている。
、事務機などにおける振動、ならびにその発生による騒
音や電気的雑音の害が問題になっている。従来、これら
の害を軽減するために振動の発生源の周辺にゴムおよび
プラスチック類を用いたり、あるいは発生源の構造部材
にFe−Cr基などの吸振合金を用いている。
しかし、ゴムおよびプラスチック類は低い比重を有して
いるが機械的強度が小さい上に、耐熱性に劣ることや時
効割れならびに変形を生ずる欠点がある。また従来の吸
振合金はゴムおよびプラスチック類より硬度や強さが大
きく構造部材として使用されているが、しかし、比重お
よびビッカース硬度はFe基合金で7.7〜8.1 g
/cm’および130〜200、Ni基合金で8.6
〜8.9 g /cm’および110〜200であるの
で、軽量で機械的強度が大きい吸振合金の開発が待たれ
ている。しかし、これまではFeおよびNi基合金で高
い減衰能および硬度を有しながら低い比重とすることは
非常に困難となっていた。
いるが機械的強度が小さい上に、耐熱性に劣ることや時
効割れならびに変形を生ずる欠点がある。また従来の吸
振合金はゴムおよびプラスチック類より硬度や強さが大
きく構造部材として使用されているが、しかし、比重お
よびビッカース硬度はFe基合金で7.7〜8.1 g
/cm’および130〜200、Ni基合金で8.6
〜8.9 g /cm’および110〜200であるの
で、軽量で機械的強度が大きい吸振合金の開発が待たれ
ている。しかし、これまではFeおよびNi基合金で高
い減衰能および硬度を有しながら低い比重とすることは
非常に困難となっていた。
(課題を解決するための手段)
一般に減衰能力を比較するために用いる減衰能Q−Iは
振動の1サイクル中に失われるエネルギーΔEおよび全
振動エネルギーEと次式のような関係にある。
振動の1サイクル中に失われるエネルギーΔEおよび全
振動エネルギーEと次式のような関係にある。
Q−’=1/2π・a E/E
つまりQ−’の値が大きいほど短時間で振幅が小さくな
って減衰効果が大きいことになる。
って減衰効果が大きいことになる。
そこで本発明の目的は軽量で、且つ硬度が高く、振動、
騒音および雑音の減衰効果が大きい合金を得るために、
Feに比重が2.7 g/cm’で非常に小さいAIを
含有させたFe−A/2を基とし、且つフェライト相の
基地に金属間化合物を析出させることによって低い比重
、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金を提供す
ることにある。
騒音および雑音の減衰効果が大きい合金を得るために、
Feに比重が2.7 g/cm’で非常に小さいAIを
含有させたFe−A/2を基とし、且つフェライト相の
基地に金属間化合物を析出させることによって低い比重
、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金を提供す
ることにある。
本発明の合金の特徴とする所は次の点にある。
第1発明
重量比で、C0.002〜0.1%と、Alf3.0〜
10.0%と;Ni 、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上0.01〜7.0%(但しCu 3.0%以
下)と; Mn 5.0%以下、2.0%以下のSiお
よびTiのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.
0%と; 0.0005〜0.04%の0と、 0.0
002〜0.05%のNと;残部Feおよび不可避的不
純物とから成り、低い比重、高い硬度および高い減衰能
を有する吸振合金。
10.0%と;Ni 、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上0.01〜7.0%(但しCu 3.0%以
下)と; Mn 5.0%以下、2.0%以下のSiお
よびTiのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.
0%と; 0.0005〜0.04%の0と、 0.0
002〜0.05%のNと;残部Feおよび不可避的不
純物とから成り、低い比重、高い硬度および高い減衰能
を有する吸振合金。
第2発明
重量比で、C0.002〜0.1%と;Alf3.0〜
10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるいは
2種以上の0.01〜7.0%(但しCu3.0%以下
)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよびT
iのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0%と
、 0.0005〜0.04%のOと、 0.0002
〜0.05%のNと;5.0%以下のCr 、 3.0
%以下のMo、WおよびVのうちの1種あるいは2種以
上の0.01〜7.0%と;残部Feおよび不可避的不
純物とから成り、低い比重、高い硬度および高い減衰能
を有する吸振合金。
10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるいは
2種以上の0.01〜7.0%(但しCu3.0%以下
)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよびT
iのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0%と
、 0.0005〜0.04%のOと、 0.0002
〜0.05%のNと;5.0%以下のCr 、 3.0
%以下のMo、WおよびVのうちの1種あるいは2種以
上の0.01〜7.0%と;残部Feおよび不可避的不
純物とから成り、低い比重、高い硬度および高い減衰能
を有する吸振合金。
第3発明
重量比で、C0.002〜0.1%と、A#!、3.0
〜10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上の0.01〜7.0%(但しCu 3.0%
以下)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよ
びTiのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0
%と、 0.0005〜0.04%のOと; 0.00
02〜0.05%のNと;5.0%以下のCr 、3.
0%以下のMo、Wおよび■のうちの1種あるいは2種
以上の0.01〜7.0%と;1,5%以下のNbおよ
びZr 、0.5%以下のTa、HfおよびBのうちの
1種あるいは2種以上の0.01〜2.0%と;残部F
eおよび不可避的不純物とから成り、低い比重、高い硬
度および高い減衰能を有する吸振合金。
〜10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上の0.01〜7.0%(但しCu 3.0%
以下)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよ
びTiのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0
%と、 0.0005〜0.04%のOと; 0.00
02〜0.05%のNと;5.0%以下のCr 、3.
0%以下のMo、Wおよび■のうちの1種あるいは2種
以上の0.01〜7.0%と;1,5%以下のNbおよ
びZr 、0.5%以下のTa、HfおよびBのうちの
1種あるいは2種以上の0.01〜2.0%と;残部F
eおよび不可避的不純物とから成り、低い比重、高い硬
度および高い減衰能を有する吸振合金。
(作 用)
従来の高い減衰能を示す吸振合金としてFeCr 、F
e−Mo 、Fe−Co 、Fe−W基などの多元系合
金ならびにNi−Co%多元合金が知られている。しか
しNi−Co基合金では比重が8.6 g/cm’以上
、他の合金テハ7.7 g 7cmff以上でかなり比
重が高い。またそれらのビッカース硬度は120〜20
0程度でそれほど高くない。
e−Mo 、Fe−Co 、Fe−W基などの多元系合
金ならびにNi−Co%多元合金が知られている。しか
しNi−Co基合金では比重が8.6 g/cm’以上
、他の合金テハ7.7 g 7cmff以上でかなり比
重が高い。またそれらのビッカース硬度は120〜20
0程度でそれほど高くない。
そこで本発明は重量比で、C0.002〜0.1%と、
A/23.0〜10.0%と、Ni 、Co、Cuの何
れが1種あるいは2種以上の0.01〜7.0%(但し
Cu3.0%以下)と、Mn5.0%以下、2.0%以
下のSiおよびTiのうちの1種あるいは2種以上の0
.1〜6.0%と、0.0005〜0.04%の0と、
0.0002〜0.05%のNと残部Feおよび不可避
的不純物とから成る合金、さらにこれに5.0%以下の
Cr、3.0%以下のMo、Wおよび■のうちの1種あ
るいは2種以上の0.01〜7.0%を添加した合金、
ならびにさらにこれらに1.5%以下のNbおよびZr
、0.5%以下のTa、HfおよびBのうちの1種あ
るいは2種以上の0.01〜2.0%を添加した合金に
ついて、フェライトの基地中にNi3Alfiを主とす
る擬二元系金属間化合物を析出させて低い比重、高い硬
度および減衰能を有する吸振合金を得るものである。
A/23.0〜10.0%と、Ni 、Co、Cuの何
れが1種あるいは2種以上の0.01〜7.0%(但し
Cu3.0%以下)と、Mn5.0%以下、2.0%以
下のSiおよびTiのうちの1種あるいは2種以上の0
.1〜6.0%と、0.0005〜0.04%の0と、
0.0002〜0.05%のNと残部Feおよび不可避
的不純物とから成る合金、さらにこれに5.0%以下の
Cr、3.0%以下のMo、Wおよび■のうちの1種あ
るいは2種以上の0.01〜7.0%を添加した合金、
ならびにさらにこれらに1.5%以下のNbおよびZr
、0.5%以下のTa、HfおよびBのうちの1種あ
るいは2種以上の0.01〜2.0%を添加した合金に
ついて、フェライトの基地中にNi3Alfiを主とす
る擬二元系金属間化合物を析出させて低い比重、高い硬
度および減衰能を有する吸振合金を得るものである。
以下に本発明合金の組成を限定した理由について述べる
。
。
(1) C:0.1〜0.002%
Cは少ないほど減衰能を高め、多いほど機械的強度を大
きくする元素である。しかし下限の0.002%以下で
は製造上困難となり経済的に不利となり、上限の0.1
%以上では減衰能に悪影響があるのでこの範囲とした。
きくする元素である。しかし下限の0.002%以下で
は製造上困難となり経済的に不利となり、上限の0.1
%以上では減衰能に悪影響があるのでこの範囲とした。
(2) A ffi : 10.0〜3.0%A2は
比重を小さく出来る重要な元素であると同時にフェライ
ト化元素で減衰能および硬度を高める効果がある。さら
に金属間化合物の形成に重要な役割を果たしている。し
かし下限の3.0%以下では比重が大きくなり、上限の
10.0%以上では減衰能がかなり低くなる上に加工性
も徐々に悪くなる。
比重を小さく出来る重要な元素であると同時にフェライ
ト化元素で減衰能および硬度を高める効果がある。さら
に金属間化合物の形成に重要な役割を果たしている。し
かし下限の3.0%以下では比重が大きくなり、上限の
10.0%以上では減衰能がかなり低くなる上に加工性
も徐々に悪くなる。
(3)NiおよびCo 5.0%以下ならびにCu 3
.0%以下 これらはAlfi、 Ti と擬二元系金属間化合物(
Ni 、Cu 、Co )3 (ACTi )を形成
し、硬度を高める重要な元素である。しかしこれらの含
有量が過度になると合金を非常に脆くし、且つ比重を大
きくするので、NiおよびCoの上限を5.0%、Cu
では3.0%とし、これらのうちの1種あるいは2種以
上の上限を7.0%とした。また下限の0.01%以下
では効果が少なくなる。
.0%以下 これらはAlfi、 Ti と擬二元系金属間化合物(
Ni 、Cu 、Co )3 (ACTi )を形成
し、硬度を高める重要な元素である。しかしこれらの含
有量が過度になると合金を非常に脆くし、且つ比重を大
きくするので、NiおよびCoの上限を5.0%、Cu
では3.0%とし、これらのうちの1種あるいは2種以
上の上限を7.0%とした。また下限の0.01%以下
では効果が少なくなる。
(4) Mn 5.0%以下ならびにSiおよびTi
2.0%以下 Si 、Ti はフェライト化元素で減衰能および機械
的強度を高める効果を有し、Mnはオーステナイト化元
素であるが、SiおよびTi とともに脱酸剤としての
効果がある。しかしこれらのうちの1種あるいは2種以
上の6.0%以上では減衰能および加工性が悪くなり、
下限の0.1%では効果が少なくなる。
2.0%以下 Si 、Ti はフェライト化元素で減衰能および機械
的強度を高める効果を有し、Mnはオーステナイト化元
素であるが、SiおよびTi とともに脱酸剤としての
効果がある。しかしこれらのうちの1種あるいは2種以
上の6.0%以上では減衰能および加工性が悪くなり、
下限の0.1%では効果が少なくなる。
(5) O0.04〜0.0005%ならびにN 0
.05〜0.0002% これらの量が多いと極端に減衰能が低下するので、0の
上限を0.04%、Nの上限を0.05%とし、0の下
限のo、ooos%以下およびNの下限の0.0002
%以下とするには製造上困難が生じて経済的に不利とな
る。
.05〜0.0002% これらの量が多いと極端に減衰能が低下するので、0の
上限を0.04%、Nの上限を0.05%とし、0の下
限のo、ooos%以下およびNの下限の0.0002
%以下とするには製造上困難が生じて経済的に不利とな
る。
(6) Cr5.0%以下ならびにMo、Wおよび■
3.0%以下 これらはフェライト化元素で減衰能および機械的強さを
高める効果がある。しかし5.0%以下のCr 、3.
0%以下のMo、W、Vのうちの1種あるいは2種以上
の7.0%以上になると減衰能が低くなると同時に比重
も高くなるので上限とした。また下限の0.01%以下
では効果が小さくなる。
3.0%以下 これらはフェライト化元素で減衰能および機械的強さを
高める効果がある。しかし5.0%以下のCr 、3.
0%以下のMo、W、Vのうちの1種あるいは2種以上
の7.0%以上になると減衰能が低くなると同時に比重
も高くなるので上限とした。また下限の0.01%以下
では効果が小さくなる。
(7) NbおよびZr 1.5%以下ならびにTa
。
。
HfおよびBo、5%以下
これらはフェライト化元素で減衰能および機械的強さを
大きくする。また、Nb、ZrおよびBは結晶粒を小さ
くする効果がある。しかし、これらのうちの1種あるい
は2種以上の2.0%以上では減衰能が低下し、加工性
も悪くなるなどの影響が出るので上限とし、下限の0.
01%以下では効果が少なくなる。
大きくする。また、Nb、ZrおよびBは結晶粒を小さ
くする効果がある。しかし、これらのうちの1種あるい
は2種以上の2.0%以上では減衰能が低下し、加工性
も悪くなるなどの影響が出るので上限とし、下限の0.
01%以下では効果が少なくなる。
次に本発明合金の製造方法について記述する。
まず上記の組成範囲の合金を空気中もしくは不活性ガス
中、または真空中において通常の溶解炉によって溶解し
均一な溶湯とした後、砂型や金型に鋳造して鋳塊を造る
。なお、溶解する際に、0およびNなどを少なくするた
めに、空気の遮断材としての通常のフラックスならびに
全N015%程度の脱酸剤を用いることが有効である。
中、または真空中において通常の溶解炉によって溶解し
均一な溶湯とした後、砂型や金型に鋳造して鋳塊を造る
。なお、溶解する際に、0およびNなどを少なくするた
めに、空気の遮断材としての通常のフラックスならびに
全N015%程度の脱酸剤を用いることが有効である。
次にこの鋳塊に、低温および高温度で鍛造、圧延、押し
出し、スェージング、引き抜きあるいはプレスなどの加
工を施す。鍛造、圧延、押し出し、スェージング、引き
抜きあるいはプレスなどの加工は所定の形状にするため
の手段であるので、場合によって省略することが出来、
鋳造のまま用いることも出来る。
出し、スェージング、引き抜きあるいはプレスなどの加
工を施す。鍛造、圧延、押し出し、スェージング、引き
抜きあるいはプレスなどの加工は所定の形状にするため
の手段であるので、場合によって省略することが出来、
鋳造のまま用いることも出来る。
次に加工後の合金に次のごとき熱処理を施す。
通常は合金の均質化、鋳造歪および加工歪の除去ならび
に結晶粒の調整のため、650〜1200°Cの温度で
5〜600分間加熱後50°C/時間の速度以上で30
0°C以下の温度まで冷却する。ここで加熱温度は低い
ほど、加熱時間は短いほど経済的であるが、温度は80
0〜1050°C1時間は30〜120分が望ましく、
冷却速度は冷却歪が残留しない程度に遅くすることが重
要であるので、水中冷却などの急激な冷却は余り好まし
くない。また300°C以下まで冷却すれば以後の冷却
速度による特性の変化が少ない。一方50”C/時間以
下などの過度に遅い冷却速度は経済的でなくなる。
に結晶粒の調整のため、650〜1200°Cの温度で
5〜600分間加熱後50°C/時間の速度以上で30
0°C以下の温度まで冷却する。ここで加熱温度は低い
ほど、加熱時間は短いほど経済的であるが、温度は80
0〜1050°C1時間は30〜120分が望ましく、
冷却速度は冷却歪が残留しない程度に遅くすることが重
要であるので、水中冷却などの急激な冷却は余り好まし
くない。また300°C以下まで冷却すれば以後の冷却
速度による特性の変化が少ない。一方50”C/時間以
下などの過度に遅い冷却速度は経済的でなくなる。
(実施例)
次に本発明合金の実施例を比較例とともに説明する。
試料を得るために原材料を高周波電気炉により大気中な
らびに真空中で1550°C以上に加熱して溶解し、鋳
型に鋳込んで25mmφの鋳塊を得た。次に鋳塊を90
0〜1100°Cの温度で10mm厚さまで熱間鍛造し
、熱間圧延および冷間圧延によって厚さ1.5mm板に
して試料とした。減衰能Q−’の測定は片持ち張法によ
り行い、比重ρは水中秤量法により、硬度Hvはマイク
ロビッカース硬度計により求めた。
らびに真空中で1550°C以上に加熱して溶解し、鋳
型に鋳込んで25mmφの鋳塊を得た。次に鋳塊を90
0〜1100°Cの温度で10mm厚さまで熱間鍛造し
、熱間圧延および冷間圧延によって厚さ1.5mm板に
して試料とした。減衰能Q−’の測定は片持ち張法によ
り行い、比重ρは水中秤量法により、硬度Hvはマイク
ロビッカース硬度計により求めた。
第1表は本発明合金の実施例の試料Nα1〜8および比
較例の試料Nα9〜11の組成を重量比(%)で示して
いる。実施例の試料No、 3および比較例の試料No
、 9〜11は真空中溶解によるものである。
較例の試料Nα9〜11の組成を重量比(%)で示して
いる。実施例の試料No、 3および比較例の試料No
、 9〜11は真空中溶解によるものである。
−膜内に強磁性合金の減衰能Q−’は振動の大きさに依
存して変化する。第1図に第1表中の実施例試料No、
2を1000°Cで60分間加熱後炉中冷却した場合
の減衰能Q−’と最大遮断歪振幅TIとの関係を現す。
存して変化する。第1図に第1表中の実施例試料No、
2を1000°Cで60分間加熱後炉中冷却した場合
の減衰能Q−’と最大遮断歪振幅TIとの関係を現す。
減衰能Q″1は最大剪断歪振幅γmとともに高(なり、
極大値Q−’mmxを示した後徐々に小さくなっている
。そこで以後は減衰能をQ−’mixで現すことにする
。
極大値Q−’mmxを示した後徐々に小さくなっている
。そこで以後は減衰能をQ−’mixで現すことにする
。
第1表は実施例試料No、 1〜8および比較例試料量
、9〜11の組成を現す。
、9〜11の組成を現す。
第2図は大気中溶解したFe−AA金合金減衰能をQ−
’□8とAA含有量との関係を示す。減衰能Q〜1□8
はAl量が3〜10%の間で高くなっている。また第3
図には第2図と同じFe−Al合金の比重ρおよびビ・
ンカース硬度HvをA2量に対して示す。比重ρはA2
含有量の増加とともに低くなり、硬度Hvは高くなるが
、金属間化合物が析出しない成分では、AA5%以下の
硬度Hνは余り高くない。
’□8とAA含有量との関係を示す。減衰能Q〜1□8
はAl量が3〜10%の間で高くなっている。また第3
図には第2図と同じFe−Al合金の比重ρおよびビ・
ンカース硬度HvをA2量に対して示す。比重ρはA2
含有量の増加とともに低くなり、硬度Hvは高くなるが
、金属間化合物が析出しない成分では、AA5%以下の
硬度Hνは余り高くない。
第2表には実施例の試料Nα1〜8および比較例の試料
No、9〜11について、1000’Cで60分加熱後
炉中冷却した場合の減衰能Q−’□や、比重ρおよびビ
ッカース硬度Hνを示す。ここで、本発明合金の比重ρ
は比較例の試料Nα9〜11に比べ、かなり低くなって
おり、構造部材の軽量化を図るのに適している。また本
発明合金の硬度の増加はAnの添加の効果と同時に金属
間化合物が析出するためである。そして金属間化合物は
本質的にはN1zA2であるが、NiやAI!、の一部
を他の元素で置換することが出来、例えば(Ni 、
Co 、 Cu )3(AI!、、 Ti )など
の擬二元系金属間化合物として析出する。
No、9〜11について、1000’Cで60分加熱後
炉中冷却した場合の減衰能Q−’□や、比重ρおよびビ
ッカース硬度Hνを示す。ここで、本発明合金の比重ρ
は比較例の試料Nα9〜11に比べ、かなり低くなって
おり、構造部材の軽量化を図るのに適している。また本
発明合金の硬度の増加はAnの添加の効果と同時に金属
間化合物が析出するためである。そして金属間化合物は
本質的にはN1zA2であるが、NiやAI!、の一部
を他の元素で置換することが出来、例えば(Ni 、
Co 、 Cu )3(AI!、、 Ti )など
の擬二元系金属間化合物として析出する。
第2表は第1表中の試料を1000°Cで60分加熱後
炉中冷却したときの減衰能、比重およびビッカース硬度
を現している。
炉中冷却したときの減衰能、比重およびビッカース硬度
を現している。
第1図
(発明の効果)
本発明合金の特徴は上述のように高い減衰能を有し、従
来の吸振合金に比較して比重が低く、且つ高い硬度を有
しているが、冷間加工性が良好であることである。従っ
て、本発明合金は各種の大型機械、交通機関、電子機器
、精密機械、家電、事務機などの部材などとして軽量化
が出来、振動、騒音および雑音の防止に役立つ材料とし
て非常に適している。
来の吸振合金に比較して比重が低く、且つ高い硬度を有
しているが、冷間加工性が良好であることである。従っ
て、本発明合金は各種の大型機械、交通機関、電子機器
、精密機械、家電、事務機などの部材などとして軽量化
が出来、振動、騒音および雑音の防止に役立つ材料とし
て非常に適している。
第1図は1000’Cで60分加熱後炉中冷却した実施
例試料No、 2の減衰能と最大剪断歪振幅との関係を
現し、 第2図はFe−Al金合金減衰能とAl含有量との関係
を示し、 第3図はFe−A/2合金の比重およびビッカース硬度
とへρ量との関係を示している。 第2図 手 続 補 正 書 第3図 平成 2年 9月
例試料No、 2の減衰能と最大剪断歪振幅との関係を
現し、 第2図はFe−Al金合金減衰能とAl含有量との関係
を示し、 第3図はFe−A/2合金の比重およびビッカース硬度
とへρ量との関係を示している。 第2図 手 続 補 正 書 第3図 平成 2年 9月
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量比で、C0.002〜0.1%と、Al3.0
〜10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上0.01〜7.0%(但しCu3.0%以下
)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよびT
iのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0%と
;0.0005〜0.04%のOと;0.0002〜0
.05%のNと;残部Feおよび不可避的不純物とから
成り、低い比重、高い硬度および高い減衰能を有する吸
振合金。 2、重量比で、C0.002〜0.1%と;Al3.0
〜10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上の0.01〜7.0%(但しCu3.0%以
下)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよび
Tiのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0%
と;0.0005〜0.04%のOと;0.0002〜
0.05%のNと;5.0%以下のCr、3.0%以下
のMo、WおよびVのうちの1種あるいは2種以上の0
.01〜7.0%と;残部Feおよび不可避的不純物と
から成り、低い比重、高い硬度および高い減衰能を有す
る吸振合金。 3、重量比で、C0.002〜0.1%と;Al3.0
〜10.0%と;Ni、Co、Cuの何れか1種あるい
は2種以上の0.01〜7.0%(但しCu3.0%以
下)と;Mn5.0%以下、2.0%以下のSiおよび
Tiのうちの1種あるいは2種以上の0.1〜6.0%
と;0.0005〜0.04%のOと;0.0002〜
0.05%のNと;5.0%以下のCr、3.0%以下
のMo、WおよびVのうちの1種あるいは2種以上の0
.01〜7.0%と、;1.5%以下のNbおよびZr
、0.5%以下のTa、HfおよびBのうちの1種ある
いは2種以上の0.01〜2.0%と;残部Feおよび
不可避的不純物とから成り、低い比重、高い硬度および
高い減衰能を有する吸振合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27869689A JPH03140439A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 低い比重、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27869689A JPH03140439A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 低い比重、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03140439A true JPH03140439A (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=17600909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27869689A Pending JPH03140439A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 低い比重、高い硬度および高い減衰能を有する吸振合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03140439A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104350169A (zh) * | 2012-05-31 | 2015-02-11 | 安赛乐米塔尔研发有限公司 | 低密度热轧钢或冷轧钢及其制造方法和用途 |
| RU2721262C1 (ru) * | 2019-10-22 | 2020-05-18 | Федеральное Государственное Унитарное Предприятие "Центральный научно-исследовательский институт черной металлургии им. И.П. Бардина" (ФГУП "ЦНИИчермет им. И.П. Бардина") | Высокодемпфирующая сталь с требуемым уровнем демпфирующих свойств и изделие, выполненное из неё |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP27869689A patent/JPH03140439A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104350169A (zh) * | 2012-05-31 | 2015-02-11 | 安赛乐米塔尔研发有限公司 | 低密度热轧钢或冷轧钢及其制造方法和用途 |
| US10900105B2 (en) | 2012-05-31 | 2021-01-26 | Arcelormittal | Low-density hot-or cold-rolled steel, method for implementing same and use thereof |
| RU2721262C1 (ru) * | 2019-10-22 | 2020-05-18 | Федеральное Государственное Унитарное Предприятие "Центральный научно-исследовательский институт черной металлургии им. И.П. Бардина" (ФГУП "ЦНИИчермет им. И.П. Бардина") | Высокодемпфирующая сталь с требуемым уровнем демпфирующих свойств и изделие, выполненное из неё |
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