JPH03141817A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JPH03141817A
JPH03141817A JP28143989A JP28143989A JPH03141817A JP H03141817 A JPH03141817 A JP H03141817A JP 28143989 A JP28143989 A JP 28143989A JP 28143989 A JP28143989 A JP 28143989A JP H03141817 A JPH03141817 A JP H03141817A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスタータ、さらに詳細には、スタータのピニオ
ン噛込み機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のスタータ、特に減速機構付きのスタータは、モー
タシャフトとピニオンシャフトとを減速機構及びピニオ
ンクラッチ(一方向性クラッチ)を介して結合させてい
る。具体的には1例えば、クラッチアウタの外周に減速
ギアを形成し、これをモータシャフトのアーマチャギア
と係合し、さらに、クラッチインナの内周にピニオンシ
ャフトをヘリカルスプラインを介して結合させつつ挿通
させている。
上記ヘリカルスプラインは、モータの動力をピニオンシ
ャフトに伝達すると共に、ピニオンシャフトをエンジン
側のリングギアにシフトさせる場合の動作を保しようす
る。
また、ピニオンとリングギアとが角部(ギア端面)同士
で衝突した時には、上記構造だけでは、ピニオンをリン
グギアに噛込みさせるためのトルクが充分でないため、
最近では、例えば特開昭64−569669公報に開示
されるように、上記ヘリカルスプライン(第1のヘリカ
ルスプライン)に加えて、ピニオンシャフトの先端側(
リングギア寄り一端)にて第2のヘリカルスプライン(
噛込み補助用スプライン)を介してピニオンとピニオン
シャフトとを結合をしている。
この従来技術は、ピニオンを第2のヘリカルスプライン
を介してピニオンシャフトに係合させるほかに、ピニオ
ンをクッションばねで軸方向に付勢する。
そして、ピニオンをピニオンシャフトと共にリングギア
側にシフトさせた時に、ピニオン・リングギアの角部同
士が衝突すると、ピニオンをリングギア角部に当接させ
たまま、ピニオンシャフトがクッションばねの力に抗し
てさらに前進する。
この時、ピニオンは、ピニオンシャフトとの相対移動に
より、第2のヘリカルスプラインにそって周方向に転位
する。その結果、ピニオンとリングギアとを強制的に位
置合わせして、ピニオンをリングギアに噛込ませること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記第2のヘリカルスプラインを用いた噛込
み方式は、ピニオンを付勢するクッションばねが、ピニ
オンの後方に配置されてしまた。具体的には、ピニオン
シャフト外周上のピニオン後方位置にばね止めを固定配
置し、このばね止めとピニオン後面との間にクッション
ばねを介在させていた。
しかしながら、このようなりッションばねの配置構造に
よれば、クッションばねの取付はスペースが、ピニオン
及び第2のヘリカルスプラインの後方に大きく取られる
ために、次のような改善すべき点があった。
この不具合を第8図及び第9図により説明する。
第8図、第9図は、噛込み補助機構として機能する第2
のヘリカルスプラインを有する従来例の。
エンジンクランキング時の力のかかり方を示す説明図で
ある。
これらの図において、40はピニオンシャフト、41は
減速機構付きのピニオンクラッチ、42は第1のヘリカ
ルスプライン、43はピニオン、44は第2のヘリカル
スプライン、45はばね止め、46はクッションばね、
50はリングギア、51はモータシャフトである。
上記のようにクッションばね46が、ピニオン43の後
方に位置すると、クッションばねのスペース分だけ第1
のヘリカルスプライン42から第2のヘリカルスプライ
ン44までの距離悲が長くなる。
そのため、エンジンクランキング時(ピニオンとリング
ギアとの噛合い時)にピニオン43よりピニオンクラッ
チ41にかかる相当曲げモーメントが大きくなり、第1
.第2ヘリカルスプライン42.44間のシャフト部分
及びピニオンクラッチ各部に過大応力がかかるといった
、強度上の問題があった。
なお、上記第1.第2のヘリカルスプライン間のシャフ
ト部分の軸長が長くなる要因としては、そのほかに、次
のようなものがある。
すなわち、ピニオン43の歯底(第8図、第9図の符号
Cで示す部分)の肉厚は、強度を維持する上で、ある程
度の厚みを保つ必要がある。そのため、歯底Cは、第8
図、第9図に示すように、クッションはね46の一端が
ピニオン後面に嵌装されると、その分、ピニオン全体の
厚みを増やして歯底Cの必要な厚みを確保しなければな
らない。
従って、長さ氾もその分だけ長くなる。
また、従来のクッションばね取付は構造では。
ばね受けを固定するための段差を、ピニオンシャフト上
の第1.第2のヘリカルスプライン42゜44間のシャ
フト部分に形成する。
従って、この段差部分にエンジンクランキング時に負荷
の集中応力がかかる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的と
することろは、エンジンクランキング時にピニオンから
ピニオンクラッチにかかる相当曲げモーメントを小さく
して、ピニオンシャフト及びピニオンクラッチ各部にか
かる過大応力を低減し、耐久性に優れたスタータを提供
することにある。さらには、この種スタータの組立性の
向上を図り得る技術を併せて提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために次のような手段を
講じる。
以下、内容の理解を容易にするため、実施例の図面の符
秒を引用して説明する。
第1の課題解決手段を第1図の符号を引用して説明する
と、シフト機構23によりエンジンのリングギア30に
対し進退動作するピニオンシャフト12と、モータの動
力をピニオンシャフト12に伝達する減速ギア2.5及
びピニオンクラッチ3を有し、ピニオンシャフト12に
は、第1のヘリカルスプライン13を介してピニオンク
ラッチ3のクラッチインナ7が結合し、このピニオンク
ラッチ3より前方に第2のヘリカルスプライン14を介
してピニオン15が結合するスタータにおいて。
ピニオン15には、該ピニオンより前方にばね受けAを
付設し、ピニオンシャフト12には、ばね受は八より後
方で第2のヘリカルスプライン14より前方の位nにば
ね受けBを設け、このばね受けA、3間にクッションば
ね16を介在させて、該クッションばね16がピニオン
15及び第2のヘリカルスプライン14より前方に装着
される構造とし、且つ、ピニオンシャフト12の外周上
には、ピニオン15の前進移動を規制するストッパL9
aを設け、このストッパ19aの機能とクッションばね
16の力により、ピニオン15を予圧を加えつつピニオ
ンシャフト上2外周に嵌装してなる。
また、第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段
のスタータに適用可能な構造的な特徴を有するもので、
スタータの組立性の向上、及び部品点数の合理化及び耐
久性の向上に配慮したもので、次のように構成される。
すなわち1本課題解決手段は、シフト機構23によりエ
ンジンのリングギア30に対し進退動作するピニオンシ
ャフト12を有し、該ピニオンシャフト12のリングギ
ア寄りの一端には、リングギア30への噛込みを補助す
るヘリカルスプライン(第1の課題解決手段で述べた第
2のヘリカルスプラインに相当)14を介してピニオン
15が嵌装されるスタータにおいて、 前記噛込み補助用のヘリカルスプライン14は、第4図
に示す如くピニオンシャフト12外周に配設したシャフ
トスプライン14aと、第5図に示す如くピニオン内周
に配設したピニオンスプライン14bとよりなり、 ピニオンシャフト↓2には、ピニオンスプライン14b
をシャフトスプライン14a側に導くためのガイド用ス
プライン19を、シャフトスプライン14aの前方に間
27をおいて配設し。
このうちピニオンスプライン14bの歯数を、これと係
合すべきシャフトスプライン14aのスプライン溝14
a′の溝数に対して整数(2以上の整数)分の1とし。
ガイド用スプライン19は、その歯の同方向の幅W8を
シャフトスプライン14aの歯の幅W2よりも広くして
、その溝数を、前記シャフトスプライン14aの溝数に
対して整数(2以上の整数)分の1とし、 さらにピニオンシャフト12間周におけるシャフトスプ
ライン14aの直ぐ後方には、ピニオンスプライン14
bがシャフトスプライン14aを通過してこの後方位置
に至ると、ピニオンスプライン14b・シャフトスプラ
イン14a同士の係合を解除するスプライン解除域Sを
形成してなる。
第3の課題解決手段は、第2の課題解決手段の構造を前
提としたスタータの組立方法に関し、前記ピニオン15
をピニオンシャフト12に嵌装する場合には、 ピニオン15内周のピニオンスプライン14bをガイド
用スプライン19の溝19′からシャフトスプライン1
4aの溝14a’を通過させて、一度ピニオン15・ピ
ニオンシャフト12間のスプライン係合を解除させた後
に、ピニオン15をピニオンシャフト12上で回動させ
〔第6図(a)(b)参照〕、 この回動によりピニオンスプライン14bの歯を、シャ
フトスプライン14aの114a’のうち、その延長線
上にガイド用スプライン19の溝19′が存在しないシ
ャフトスプライン14aの溝14a′と対向させ〔第6
図(b)参照〕、この対向するシャフトスプライン14
aの溝部14a’にピニオンスプライン14bを再び逆
戻りに通して、ピニオンスプライン14bの一端をガイ
ド用スプライン19の一端19aに係止させる〔第6図
(c)参照〕。
第4の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段のスタ
ータに用いて最適な新規などニオンシャフトの構造に係
り、 その要旨とするところは、ピニオンシャフト12のうち
第1のヘリカルスプライン13・第2のヘリカルスプラ
イン13寄のシャフト部分の軸径をすべて均一としてな
る。換言すれば、第1のヘリカルスプライン13・第2
のヘリカルスプライン14間のシャフト部分に従来あっ
たクッションばね受は用の段差をなくす構造とする。
〔作用〕
第1の課題解決手段によれば、次のような作用がなされ
る。
すなわち、シフト機構23の力を受けてピニオンシャフ
ト12がエンジンのリングギア30側に前進し、ピニオ
ン15がリングギア30の角部に衝突すると、まず、こ
の衝撃をクッションばね16が吸収する。
そして、ピニオンシャフト12は、クッションばねL6
の力に抗して、さらに前進する。この時、ピニオン15
はリングギア30の角部に当接する状態にあるが、ピニ
オンシャフト12の前進動作と第2のヘリカルスプライ
ン14の存在で、ピニオン15がピニオンシャフト12
上で周方向に転位する。
そのため、ピニオン15は、リングギア30に対して適
合位置に至り、この時ピニオンシャフトの押出し力によ
り、ピニオン15はリングギア30側に前進して噛込む
そして、本課題解決手段では、ばね受けA、Hの配置構
造からして、ピニオン15のクッションばね16を、ピ
ニオン15及び第2のヘリカルスプライン14よりも前
方に配置させることができる。
従って、クッションばね16のスペースを従来のように
第2のヘリカルスプライン14の後方に確保する必要が
なくなる。
これにより、ピニオン15及び第2のヘリカルスプライ
ン14の位置をピニオンクラッチ3寄り(第1のヘリカ
ルスプライン13寄り)に最大限寄せることができる。
ひいては第1のヘリカルスプライン13.第2ヘリカル
スプライン14間の距tllQを短くし、ピニオンシャ
フト12の軸長を必要最小限におさえることができる。
その結果、エンジンクランキング時にリングギア噛合い
により、ピニオン15よりピニオンクラッチにかかる相
当曲げモーメントを大幅に減少させることができる。
さらに1本課題解決手段によれば、従来のようにクッシ
ョンばねの一端をピニオンの後面に嵌装させるための嵌
込溝がなくなるので、その分、ピニオンの厚みを減少さ
せることができる。そして。
ピニオンの肉厚を薄くできる分、前記距離党をさらに短
縮できる。
なお、上記構造によれば、ピニオンシャフト12の第1
.第2のヘリカルスプライン13.14間に、従来のよ
うなりッションばね受け(スリーブワッシャ)を固定す
るための段差を設ける必要がないので、第1.第2ヘリ
カルスプライン間のシャフト部分の軸径を均一にできる
。この均一化の利点は、第4の課題解決手段の作用で述
べる。
第2の課題解決手段、第3の課題解決手段は、上記第1
の課題解決手段に使用されるスタータの、組立性を向上
させるための構造及びその組立方法に関するものである
。その詳細は、実施例の項で、第4図から第6図の図面
を用いて説明しであるので、ここでの説明は、省略する
第4の課題解決手段は、ピニオンシャフト12のうち第
1のヘリカルスプライン13・第2のヘリカルスプライ
ン↓4間のシャフト部分の軸径をすべて均一とすること
で、この部分に段差が存在しなくなる。
そして、この段差部分をなくすことで、エンジンクラン
キング時に第1.第2ヘリカルスプライン13.14間
に集中応力が加わることをなくし、ピニオンシャフトの
強度を高めることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例たるスタータの要部断面図、
第2図は、そのピニオンとピニオンシャフトとの係合状
態を示す部分断面図、第3図は、上記スタータの全体構
成を示す断面図である。
第3図に示すように、スタータは、モータ部25と、マ
グネチックスイッチ24を有する。
1はモータシャフトで、その一端にアーマチャギア2が
形成される。
12はピニオンシャフトで、モータシャフト(と平行に
配置される。このシャフト12には、第1図にその詳細
を示すように、第Iのへりカルスプライン13を介して
ピニオンクラッチ3が嵌装され、第2のヘリカルスプラ
イン14を介してピニオン15が嵌装される。
第2のヘリカルスプライン14の角度o2は、第1のヘ
リカルスプライン13の角度01よりも大きくしである
(0↓(+72)、また、これらのへりカルスプライン
は、ピニオンシャフトの回転方向に対して反対方向(反
回転方向)に捩じれている。
ピニオン15は、スリーブ15′と一体に成形され、ピ
ニオンクラッチ3よりも前方に配置される。スリーブ1
5′は、ピニオン15の前方に延設される。
ピニオンクラッチ3は、減速ギア5付きのクラッチアウ
タ4.ローラ6、クラッチインナ7等で構成される。す
なわち、クラッチインナ7はシャフトエ2と、第1のヘ
リカルスプライン13を介してスプライン結合し、その
外周両端がボールベアリング8a、8bを介してハウジ
ング9及びベアリングリテーナ10に支持される。また
、クラッチインナ7の外周には、ローラ6を介してクラ
ッチアウタ4が嵌装され、クラッチインナ7の外周とロ
ーラ6及びクラッチアウタ4の内周に設けたクラッチプ
ロフィル11より一方向クラッチ機構を構成する。
クラッチアウタ4外周のギア5は、モータシャフト1の
ギア2と噛み合うことで、減速機構を構成する。
ここで、ピニオン15の取付は構造について説明する。
第2図に示すように、第2のヘリカルスプライン14は
、ピニオンシャフト12の外周に設けたシャフトスプラ
イン14aと、ピニオン15(ピニオンスリーブ15′
)の内周に設けたピニオンスプライン14bとよりなる
ピニオン15を嵌装した状態では、ピニオンスプライン
14bがシャフトスプライン14aに噛合する。また、
ピニオンシャフト12の外周には、シャフトスプライン
14aよりも前方に第3のヘリカルスプライン(ガイド
用スプライン)19が配設される。このガイド用スプラ
イン19は、後述するように、ピニオン組立時にピニオ
ンスプライン14bをシャフトスプライン14a側にガ
イドする機能を有すると共に、ピニオン装着後のピニオ
ン15の前進を規制するストッパとしての機能を有する
ピニオンスリーブ15′の先端内部には、周溝29に止
め輪18が装着され、この止め@18にスプリングカバ
ー17が配置されることで、ばね受けAが構成される。
また、ピニオンシャフト12上には、前記ばね受けAよ
り後方で第2のヘリカルスプライン14の前方にばね受
けBが設定される。このばね受けBは、ガイド用スプラ
イン19の一端よりなる。
そして、このばね受けA、B間にクッションばね16が
介在する。以上の取付は構造により、クッションばね1
6は、ピニオン15及び第2のヘリカルスプライン14
よりも前方に位置して、ピニオン15とピニオンシャフ
ト12間に軸方向の力を加える。また、この状態でピニ
オンスプライン14bがガイド用スプライン19の一端
19aに係止する。すなわち、この係止部分19aがピ
ニオンの前進方向の移動を規制するストッパとして機能
する。
このようにして、ピニオン15は、クッションばね16
で予圧を与えられつつ、ピニオンシャフト12先端に装
着される。
20は戻しばねで、ピニオンシャフト12上のクラッチ
3後方に配置される。21はピニオンストッパ、22は
ストッパクリップである。
ピニオン戻しばね20の荷重は、クッションばね16に
対して低く設定しであるが、ピニオンシャフト12が前
進した後、戻るに充分な荷重特性を有する。
ここで、ピニオン15をピニオンシャフト12に組込む
場合の工程について、第4図から第6図の図面を用いて
説明する。
第4図は、ピニオンシャフト12の部分正面図及びその
部分断面図を、第5図は、ピニオン■5の部分縦断面図
及びその横断面図を示す。
第5図に示すように、ピニオンスプライン14bの歯数
は、これと噛合するシャフトスプライン14aのスプラ
イン溝14a (第4図参照)の溝数に対して2分の1
としである。
一方、ガイド用スプライン19は、第4図に示すように
、その歯の周方向の@W4をシャフトスプライン14a
の歯の幅W2よりも広くして、その溝数を、シャフトス
プライン14aの溝数に対して2分の1としである。
また、シャフトスプライン14aの溝14aには、その
延長線上にガイド用スプライン19の溝19′の存在し
ないものが、一つおきに配置される。ピニオンスプライ
ン14bの溝14b′の@WSは、ガイド用スプライン
19の歯幅W工とはゾ等しい。
さらにピニオンシャフト12外周におけるシャフトスプ
ライン14aの直ぐ後方には、ピニオンスプライン14
bがシャフトスプライン14aを通過してこの後方位置
に至ると、ピニオンスプライン14b・シャフトスプラ
インb 合を解除するスプライン解除域Sが形成される。
そして、ピニオン15をピニオンシャフト12に組み込
む場合は1次のようにして行われる。
第6図はその手順を示すもので、同図(a)に示すよう
に、まずピニオン15のピニオンスプライン14bの歯
を、シャフト12側のガイド用スプライン19の溝19
′よりシャフトスプライン14aの溝14a′に通す。
そして、ピニオンスプライン14bが完全にシャフトス
プライン14aの後方の区域Sの位置まで抜は出るよう
にピニオン15を押し込む〔第6図(b))、この状態
で、ピニオン15を、そのピニオンスプライン14bが
実線の斜線位置から1点鎖線の斜線位置に至るように周
方向に回動させる。
この回動により、ピニオンスプライン14bの歯は、シ
ャフトスプライン溝148′のうち、その延長線上にガ
イド用スプライン溝19′が存在しないシャフトスプラ
イン溝14a′に対向する。
そして、この対向のスプライン溝148′を通して、ピ
ニオンスプライン14bを逆戻りさせ〔第6図(C))
、ピニオンスプライン14bの一端がガイド用スプライ
ン19のストッパ19aに係止し、取付は工程が完了す
る。
次に本実施例の動作を説明する。
エンジンを始動させる場合には、シフトレバ−23によ
りピニオンシャフトエ2を押出し、同時にモータ発生1
−ルクがモータシャフト1よりアーマチャギア2を介し
てクラッチアウタ4のクラッチギア5に伝達され、ロー
ラ6を介してクラッチインナ7の第1ヘリカルスプライ
ン13から、ピニオンシャフト12に、さらに第2ヘリ
カルスプライン14からピニオン15に伝達される。そ
して、当初よりピニオン15がリングギア30に対して
適合位置にある場合には、シフトレバ−23の力とモー
タのトルクが作用し、ピニオンL5がリングギア30に
噛み込む。
ピニオン15とリングギア30が角部同士で接した場合
には、前記押出し力とトルクだけでは。
噛込みが行われない。
この場合の噛込みを第7図により説明する。
まず、第7図(イ)に示すように、ピニオン15がリン
グギア30に当接すると、当初は、ばね受けAとピニオ
ンシャフト12の先端との間に間隙Gが存在する。ビニ
オンエ5は、リングギア30に接して、その前進が規制
される反面、ピニオンシャフト12は、シフトレバ−2
3の力により、クッションばね16の力に抗してさらに
前進する〔第7図(ロ)〕。
この時、間隙Gは、次第になくなる。そして、ピニオン
シャフト12は、間m0分だけ移動するため、この移動
により、ピニオン15は、第2のヘリカルスプライン1
4を介して、第2のヘリカルスプライン上4と第1のヘ
リカルスプライン13との角度差分だけ周方向に転位す
る〔第7図(ハ)〕。
そして、第7図(ニ)のように、ピニオン15がリング
ギア30の適合位置に至ると、シフトレバ−の力及び戻
しばね20の力でピニオン15が前進し、噛込みがなさ
れる。
本実施例によれば次のような効果を奏する。
■クッションばね16をピニオン15及び第2のヘリカ
ルスプライン14よりも前方に配置するので、ピニオン
15と第2のヘリカルスプライン上4の位阿をクラッチ
インナ7側(第工のヘリカルスプライン13側)へ最大
限寄せることができ、第1・第2ヘリカルスプライン間
の距1tlt Qを短縮できる。
従って、エンジンクランキング時にピニオン15のリン
グギア30より伝達してくる負荷の相当+1111.f
モーメントを最小限とすることができる。そのため、ピ
ニオンシャフトやピニオンクラッチ各部にかかる工1荷
応力を低減させ、スタータの耐久性が向上する。
2)ピニオン15には、クッションばね■6の嵌め込み
用切欠きを形成しないので、ピニオンの薄肉化を図り、
その分、第1.第2ヘリカルスプライン間の距離(をさ
らに短縮し、上記■の効果を増長させることができる。
■ピニオンシャフト12と一体に形成されるガイド用ス
プライン(環状突起)19がクッションばね受け8及び
ピニオンエ5に対するストッパを兼用するので、部品点
数の削減、組立作業の合理化を図り得る。
■さらに、ピニオン15をピニオンシャフト12に組込
む場合には、ピニオン15をガイド用スプライン19を
介して第2のヘリカルスプライン14側に押し込み、こ
れを回動させて逆戻りさせる一連の作業だけで行い得る
ので、スタータの組立作業を容易に行い得る。
■ピニオンシャフト12の第1ヘリカルスプライン13
.第2ヘリカルスプライン14間のシャフト部分の軸径
を均一にするので、このシャフト部分の断面積を増大さ
せ、しかもこのシャフト部分に集中的な負荷応力がかか
るといった不具合をなくし、より一層、シャフトの強度
を高めることができる。
なお、上記実施例では、クッションばねのばね受けAを
、ピニオン15と別部品のものを用いてピニオンに組み
込んでいるが、これをピニオンエ5と一体に成形するこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
彫工の課題解決手段によれば、第1.第2のヘリカルス
プライン間の距gflを従来に較べ大幅に短縮できるの
で、エンジンクランキング時のピニオンからピニオンク
ラッチにかかる相当曲げモーメントを減少させることが
でき、ピニオンシャフト、ピニオンクラッチ各部にかか
る負荷応力を軽減し、スタータの耐久性を向上させるこ
とができる。また、スタータの耐遠心力、耐振強度を高
めることができる。
また、第2.第3の課題解決手段によれば、ピニオンを
ピニオンシャフトに組込む場合の作業性を向上させるこ
とができる。
さらに、第4の課題解決手段によれば、ピニオンシャフ
トにおける第1.第2のヘリカルスプライン間のシャフ
ト部分に、エンジンクランキング時に集中応力がかかる
のをなくし、スタータの耐久性をより一層向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例を示す要部断面図、第2@
は、そのピニオンをピニオンシャフトに嵌装した状態を
示す部分断面図、第3図は、上記実施例の全体を示す断
面図、第4図は、そのピニオンシャフトの一部を示す正
面図及び断面図、第5図は、そのピニオンの部分縦断面
図及び部分横断面図、第6図は、その組立工程の一部を
示す説明図、第7図は、その動作状態を示す説明図、第
8図及び第9図は、減速機構付きスタータの従来例を示
す概略説明図である。 1・・・モータシャフト、2.5・・・減速ギア、3・
・・ピニオンクラッチ、4・・・クラッチアウタ、7・
・・クラッチインナ、12・・・ピニオンシャフト、1
3・・・第1のヘリカルスプライン、14・・・第2の
ヘリカルスプライン(噛込み補助用スプライン)、14
a・・・シャフトスプライン、14b・・・ピニオンス
プライン、15・・・ピニオン、16・・・クッション
ばね、19・・・ガイド用ヘリカルスプライン(1m状
突起)。 19a・・・ストッパ、23・・・シフトレバ−124
・・・マグネチックスイッチ、25・・・モータ、A、
B・・・第 図 第 第 図 247グネチノクスI/チ 25 ・モータ5 第 4 図 第 5 図 第 6 図 5 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シフト機構によりエンジンのリングギアに対し進退
    動作するピニオンシャフトと、モータの動力を前記ピニ
    オンシャフトに伝達する減速ギア及びピニオンクラッチ
    を有し、前記ピニオンシャフトには、第1のヘリカルス
    プラインを介して前記ピニオンクラッチのクラッチイン
    ナが結合し、このピニオンクラッチより前方に第2のヘ
    リカルスプラインを介してピニオンが結合するスタータ
    において、 前記ピニオンには、該ピニオンより前方にばね受けAを
    付設し、前記ピニオンシャフトには、前記ばね受けAよ
    り後方で前記第2のヘリカルスプラインより前方の位置
    にばね受けBを設け、このばね受けA、B間にクッショ
    ンばねを介在させて、該クッションばねが前記ピニオン
    及び第2のヘリカルスプラインより前方に装着される構
    造とし、且つ、前記ピニオンシャフトの外周上には、前
    記ピニオンの前進移動を規制するストッパを設け、この
    ストッパ機能と前記クッションばねの力により、前記ピ
    ニオンを予圧を加えつつピニオンシャフト外周に嵌装し
    てなることを特徴とするスタータ。 2、第1請求項において、前記ピニオンは、その前面に
    ピニオンスリーブが一体に延設され、このピニオンスリ
    ーブの先端内部に前記ばね受けAが組込まれるスタータ
    。 3、第1請求項又は第2請求項において、前記ピニオン
    シャフトには、前記ばね受けAより後方で前記第2のヘ
    リカルスプラインの前方の位置に該ピニオンシャフトと
    一体の環状突起を配設し、この環状突起の前面が前記ク
    ッションばねの一端を受けるばね受Bとなり、後面が前
    記ストッパとして機能するスタータ。 4、シフト機構によりエンジンのリングギアに対し進退
    動作するピニオンシャフトを有し、該ピニオンシャフト
    のリングギア寄りの一端には、前記リングギアへの噛込
    みを補助するヘリカルスプラインを介してピニオンが嵌
    装されるスタータにおいて、 前記噛込み補助用のヘリカルスプラインは、前記ピニオ
    ンシャフト外周に配設したシャフトスプラインと、前記
    ピニオン内周に配設したピニオンスプラインとよりなり
    、 前記ピニオンシャフトには、前記ピニオンスプラインを
    前記シャフトスプライン側に導くためのガイド用スプラ
    インを、前記シャフトスプラインの前方に間をおいて配
    設し。 このうち前記ピニオンスプラインの歯数を、これと係合
    すべき前記シャフトスプラインのスプラインの溝数に対
    して整数(2以上の整数)分の1とし、 前記ガイド用スプラインは、その歯の周方向の幅W_1
    を前記シャフトスプラインの歯幅W_2よりも広くして
    、その溝数を、前記シャフトスプラインの溝数に対して
    整数(2以上の整数)分の1とし、 さらに前記ピニオンシャフト外周における前記シャフト
    スプラインの直ぐ後方には、前記ピニオンスプラインが
    前記シャフトスプラインを通過してこの後方位置に至る
    と、前記ピニオンスプライン・シャフトスプライン同士
    の係合を解除するスプライン解除域を形成してなること
    を特徴とするスタータ。 5、シフト機構によりエンジンのリングギアに対し進退
    動作するピニオンシャフトを有し、該ピニオンシャフト
    のリングギア寄りの一端には、前記リングギアへの噛込
    みを補助するヘリカルスプラインを介してピニオンが嵌
    装されるスタータにおいて、 前記噛込み補助用のヘリカルスプラインは、前記ピニオ
    ンシャフト外周に配設したシャフトスプラインと、前記
    ピニオン内周に配設したピニオンスプラインとよりなり
    、 前記ピニオンシャフトには、前記ピニオンスプラインを
    前記シャフトスプライン側に導くためのガイド用スプラ
    インを、前記シャフトスプラインの前方に間をおいて配
    設し、 このうち前記ピニオンスプラインの歯数を、これと係合
    すべき前記シャフトスプラインのスプラインの溝数に対
    して整数(2以上の整数)分の1とし、 前記ガイド用スプラインは、その歯の周方向の幅W_1
    を前記シャフトスプラインの歯の幅W_2よりも広くし
    て、その溝数を、前記シャフトスプラインの溝数に対し
    て整数(2以上の整数)分の1とし、 前記ピニオンを前記ピニオンシャフトに装着させる場合
    には、 前記ピニオンスプラインを前記ガイド用スプラインから
    前記シャフトスプラインを通過させて、一度前記ピニオ
    ン・ピニオンシャフト間のスプライン係合を解除させた
    後に、前記ピニオンを前記ピニオンシャフト上で回動さ
    せ、 この回動により前記ピニオンスプラインの歯を、前記シ
    ャフトスプラインのうち、その延長線上に前記ガイド用
    スプラインの溝が存在しないシャフトスプラインの溝と
    対向させ、この対向するシャフトスプラインの溝部に前
    記ピニオンスプラインを再び逆戻りに通して、該ピニオ
    ンスプラインの一端を前記ガイド用スプラインの一端に
    係止させることを特徴とするスタータの組立方法。 6、シフト機構によりエンジンのリングギアに対し進退
    動作するピニオンシャフトで、該ピニオンシャフトの外
    周には、第1のヘリカルスプラインを介してピニオンク
    ラッチを結合し、このピニオンクラッチより前方に第2
    のヘリカルスプラインを介してピニオンが嵌装されるも
    のにおいて、 前記ピニオンシャフトのうち前記第1のヘリカルスプラ
    イン・第2のヘリカルスプライン間のシャフト部分の軸
    径をすべて均一としてなることを特徴とするスタータの
    ピニオンシャフト。
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