JPH0314309A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH0314309A
JPH0314309A JP1151046A JP15104689A JPH0314309A JP H0314309 A JPH0314309 A JP H0314309A JP 1151046 A JP1151046 A JP 1151046A JP 15104689 A JP15104689 A JP 15104689A JP H0314309 A JPH0314309 A JP H0314309A
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acoustic wave
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敦 櫻井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、103゜回転Yカットから 107゜回転Y
カット(LSTカットという。)の水晶基板の表面に電
極を設けた弾性表面波装置に関する.[背景技術〕 近年、弾性表面波(以下、SAWと称する場合がある.
)を用いたフィルタや共振子、発振子等の弾性表面波装
置が広く用いられるようになっている。
これら弾性表面波装置は、一般に、圧電性を有する基板
の表面上にインターディジタル電極(すだれ状電極)や
金属ストリップのグレーティング電極等が形或されてい
る。この電極金属としては、一般に、アルミニウムが用
いられているが、その理由は、フォトリングラフィが容
易であることと、比重が小さくて電極負荷質量効果が少
なく、導電率が高いなどの特徴のためである.また、最
近、温度特性の良好な弾性表面波用基板として、約10
5゜回転Yカット(LSTカット)水晶基板が注目され
ている.このLSAWカット水晶基板を用いた弾性表面
波装置は、基板表面を漏洩弾性表面波(LSAW)が伝
搬するものであり、従来のSTカット水晶基板を用いた
弾性表面波装置よりも良好な温度特性を有するという特
徴がある. [発明が解1決しようとする課題] しかしなから、このようなSAWフィルターやSAW共
振子等に高電圧レベルの信号を印加すると、弾性表面波
によってアルミニウム電極が強い応力を受け、マイグレ
ーションを起こすことがわかった.これは応力によるマ
イグレーションであるので、ストレスマイグレーション
と言われている.これが発生すると、電気的短絡や挿入
損失の増加、共振子のQの低下などが起こる.そして、
このストレスマイグレーションは高周波になる程発生し
易いので、弾性表面波装置の高周波化にあたり、大きな
問題となっていた. これに対する従来の対策としては、エレクトロマイグレ
ーションの場合と同様に、電極材料のアルミニウムに微
量のCu, Ti, Ni, Mg, Pdなどを添加
することにより、耐ストレスマイグレーション特性の改
善を図っているが、その特性改善はまだ不十分であった
. そこで、本発明の発明者らは、このストレスマイグレー
ションの原因をさらに追及した。その研究結果によれば
、電子ビーム蒸着やスパッタ等により形威されている従
来のアルミニウム電極は、結晶学的には一定方向に配向
しておらず、アモルファス的な多結晶膜であり、そのた
め粒界拡散によるストレスマイグレーションに対して弱
い性質を示すと考えられた. 又、従来のSTカット水晶基板の場合には、アルミニウ
ム電極の膜厚を弾性表面波波長の2%程度にしても特に
問題を生じなかったのに対し、LSTカット水晶基板の
場合には、アルミニウム電極の膜厚を波長の1%以上に
すると、共振子のQの急激な低下等が起こり、特性の悪
化することが知られている.一方、このような特性の悪
化を避けるため、LSTカット水晶基板上のアルミニウ
ム電極の膜厚を薄くした場合には、従来のようなランダ
ム配向したアルミニウム膜ではグレンサイズが大きいの
で、見掛け上の抵抗率が大きくなつてしまい、挿入損失
の増大や、Qの低下等を招いていた。特に、波長の短く
なる高周波領域において、このような欠点が顕著であっ
た. しかして、本発明は上記従来例の欠点と発明者らの到達
した知見に基づいてなされたものであり、その目的とす
るところは耐ストレスマイグレーション特性に優れ、か
つ薄い膜厚でも抵抗率の増大の少ないアルミニウム電極
を備え、LSTカット水晶基板による温度特性の良好な
弾性表面波装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] このため、本発明の弾性表面波装置は、103゛凹転Y
カットから107°回転Yカット水晶基板上を伝搬する
漏洩弾性表面波を用いた弾性表面波装置において、結晶
方位的に一定方向に配向したアルミニウム膜によってマ
イグレーション防止機能をもつ電極を形或したことを特
徴としている.また、前記アルミニウム膜には、Cu,
 Ti, Ni,Mg, Pd等の耐マイグレーション
特性に優れた添加物を微量添加するのが好適であり、そ
の添加量としては0.1wt%〜10wt%が好ましい
.[作用] 上述のように、従来のアルミニウム電極は、結晶方位的
に一定方向に配向していないア゛モルファス的な多結晶
膜であり、このためストレスマイグレーションに対して
弱かった. また、従来のアルミニウム電極は、グレン〈微細晶〉が
集合した多結晶膜であるため、アルミニウム電極の膜厚
を薄くしていくと島状構造となり、膜厚を薄くするにつ
れて電気抵抗率が増大してゆき、ついには電気的導通が
なくなっていた。
この結果、挿入損失の増大や共振子のQの低下等を招い
ていた. これに対し本発明の弾性表面波装置にあっては、一定方
位に結晶軸配向したアルミニウム膜の電極を用いている
.このような結晶学的に一定方位に配向したアルミニウ
ムT4極は、グレンの集合ではなく、単結晶膜に近い性
質を示すと考えられ、粒界拡散によるストレスマイグレ
ーションに対して非常に強くなる.また、グレンの集合
ではないので、アルミニウム電極が比較的薄い膜厚の場
合にも電気的な導通を得ることができ、電気抵抗率を小
さく抑えることができる. したがって、本発明の弾性表面波装置によればストレス
マイグレーションの発生を抑制でき、ストレスマイグレ
ーションによる電気的短絡や挿入損失を低減でき、共振
子のQを良好に維持することができる.特に、従来、ス
トレスマイグレーションは高周波になるほど顕著であっ
たので、本発明によれば弾性表面波装置の高周波特性を
良好にすることができる.さらに、高レベルの信号を印
加した場合にもストレスマイグレーションの発生を抑制
できるので、信号レベルの大きな回路でも使用可能とな
り、また製品寿命も長くなる.また、これまでは、アル
ミニウム電極の膜厚を厚くしても、薄くしても特性の劣
化を招くために、LST力ット水晶基板の良好な温度特
性を生かすことができなかったが、電極として結晶方位
的に一定方向に配向したアルミニウム膜を用いることに
より、膜厚を比較的薄くしても良好な電気的伝導性を持
つ電極を得ることができるようになったので、電極の膜
厚を薄くする方向で従来の問題を解消することができ、
LSTカット水晶基板を用いた弾性表面波装置の良好な
温度特性を生かすことが可能になる.特に、高周波領域
において、この意義は顕著であり、LSTカット水晶基
板を用いた弾性表面波装置の高周波化を図ることができ
る. [実施例] 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する. 第1図に示すものは、2ボート弾性表面波共振子3であ
り、圧電基板1の表面に2つのインターディジタル電極
2aを設け、この電fi2 aの両側にグレーティング
電極2b(反射器〉を設けてあり、インターディジタル
電極2aからはリード端子4が引き出されている.この
2ボートSAW共振子3を一実施例とし、製造順序に従
って次に説明する. 圧電基板1としては、鏡面研磨された105゜回転Yカ
ット水晶基板を用い、この圧電基板1の表面に、電子ビ
ーム蒸着でその蒸着速度及び基板温度を適当に制御して
アルミニウム膜を約400人の膜厚く波長の約0.7%
)に形成した.例えば、蒸着速度及び基板温度は、従来
lO人/秒、+160℃で蒸着していたのを、発明者ら
の実験した範囲では、40人/秒、+80℃と高速、低
温で蒸着することによりAQエピタキシャル膜が得られ
た。このアルミニウム膜がエビタキシャル成長している
ことをRHEED (反射高速電子線回折)法により確
認した(第5図(a)にこのRHEED写真を示す.第
5図(b)は第5図(a)の写真の説明図であり、イが
電子ビーム、口の領域内に見えるものが反射光である.
).エビタキシャル関係については現在検討中であるが
、RHEED法による実験の結果によれば、まちがいな
くエビタキシャル戒長している.これに対して従来の蒸
着条件のもとでは、アルミニウム膜のエビタキシャル成
長は見られず、ランダム配向くアモルファス)になって
いる(第6図(a)にこのRHEED写真を示す.第6
図(b)は第6図(a)の写真の説明図で、ハが電子ビ
ーム、二の領域内に見えるものが反射光である.). このアノレミニウム膜をフォトリングラフィによって加
工し、圧電基板1の表面に2つのインターディジタル電
極2aとグレーティング電極2bを形戒し、上記のよう
な2ボートSAW共振子3を作製した. このようにして実際に作製されたSAW共振子3におい
ては、弾性表面波の波長は約5.9 am (電極指幅
約1.47−) 、開口長は約100波長、インターデ
ィジタル電極は各々50対、金属ストリップによるグレ
ーティング電極は各々500本である.この2ボートS
AW共振子の50Ω系伝送特性は、第2図のようになっ
た。第2図に示されているように、ピーク周波数は約6
74Ml−1zであり、挿入損失は約6dBであった。
これは、従来のアモルファスアルミニウム電極によるS
TカットSAW共振子の場合とほとんど同様の特性であ
る。
ここで、耐電力特性(耐ストレスマイグレーション特性
)を評価するため、第3図のようなシステムを用いた。
これは、発振器5の出力にパワーアンプ6を接続して発
振器5の出力信号を電力増幅し、パワーアンブ6の出力
をSAW共振子3に印加させるようにしてある.一方、
SAW共振子3の出力p (t)はパワーメータ7に入
力されてレベル測定される.また、バワーメータ7の出
力はコンピュータ8を介して発振器5ヘフィードバック
されており、発振器5の周波数をコントロールして印加
信号の周波数が常に伝送特性のピーク周波数となるよう
にしている。また、SAW共振子3は、恒温槽9に納め
られており、周囲温度を85℃と高くして加速劣化させ
られた.しかして、パワーアンプ6の出力をIW(50
Ω系)とし、初期の出力レベルP(t)=POを測定し
ておき、ある時間t経過後の出力P(L)が、p (t
)≦P o  1.0(dB)となった時をそのSAW
共振子3の寿命tdとした.これは、一aにp (t)
のカーブは、第4図のようになるので、1dBの低下で
寿命tdの推定を行えば適当と考えたためである. 評価した各試料A,B,C,Dは、下記に示す4種の電
極金属を用いたものである. A:ランダム配向の純AQ電極 B:(ランダム配向のAQ+1wt%Cu)@極C:エ
ビタキシャル純AQ電極 D:(エビタキシャルAQ+1wt%Cu)電極また、
試料A,Bは、通常のSTカット水晶基板を用いたSA
W共振子で、AQ膜厚は約1000人である.Bは耐ス
トレスマイグレーション対策として電極金属にCuを添
加されている。C,Dは上記のように105゜回転Y力
ットのLSTカット水晶基板を用いた本発明に係るLS
AW共振子であり、Dも電極金属にCuを添加されてい
る.実験の結果、各試料の寿命t.aは、それぞれA:
5分以下 B:約150分 C:800分以上 D:7,000分以上 (2.5Wの場合)となった. 試料A,Bを比較すると、Cuの添加により30倍以上
の長寿命化が達或されているが、アルミニウム膜をエビ
タキシャル化することで、さらにその5.3倍以上の効
果が出ている。すなわち、純アルミニウムの電極を用い
た試料A,C同士の比較では、実に160倍以上の長寿
命となっている。
次に、耐マイグレーション特性の改善に効果のあるCu
を−1wt%添加したAQエビタキシャル膜で電極を形
或された試料Dの場合には、パワーアンプから2.5W
の出力を印加して寿命測定を行ったところ、7,000
分以上の寿命が得られた.ここで、2.5Wの出力を印
加したのは、1Wでは寿命が長過ぎ、実験を行う上で不
適当であったためである。よって、Cuを添加した場合
には、純AQエピタキシャル膜よりも更に大電力におい
て長寿命となっている.一般に、電力による加速係数は
3〜4乗であると言われているので、2,5Wの場合の
加速係数はIWの場合のl5〜39(ξ2.53〜2.
5’)倍となり、2.5Wの出力に対する 7,000
分以上の寿命はIWに換算すると105,000〜27
3 . 000分以上の寿命に相当する. このように、AQエビタキシャル膜にCuを添加した場
合には、純AQエビタキシャル膜の場合と比較して13
0〜340倍の長寿命を達成しているが、Ti, Ni
, Mg, Pd等のマイグレーション対策用と言われ
ているCu以外の添加物を用いた場合も同様に長寿命化
の効果がある.上記各添加物の添加量は、少な過ぎると
効果がないので、通常0.1wt%以上必要であり、ま
た多過ぎるとアルミニウム膜の抵抗率が増大するので、
通常10wt%以下が望ましい.したがって、Cu, 
Ti, Ni, Mg, Pd等の添加物の添加量とし
ては、0.1wt%〜10wt%の範囲が好適である. また、本発明の実施例との比較のため、LSTカット水
晶基板の表面に従来のようなランダム配向したアルミニ
ウム電極(膜厚400人)を形成してLSAW共振子を
作製したところ、挿入損失が大きくて、2ボートSAW
共振子の特性がまったく得られなかった.そこで、AQ
エピタキシャル膜及びAQランダム配向膜について、ア
ルミニウム膜の膜厚と電気抵抗率との関係を調べたら、
第7図のような結果が得られた.第7図において、横軸
はアルミニウム膜の膜厚(人)、縦軸は比抵抗率(Ω・
cm)であり、実線イはAQエビタキシャル膜を示し、
破線口はAQランダム配向膜を示している.第7図のグ
ラフに示されているように、AQエビタキシャル展では
400人の膜厚でも低抵抗率にとどまっているのに対し
、従来のAQランダム配向膜の場合には農厚400人で
は抵抗率が非常に大きくなっており、そのためSAW共
振子の特性が劣化していることが分かった.この理由は
、従来のAQランダム配向膜がグレンの集合からなって
いるので、薄い膜厚では島状構造となり、電気的導通が
なくなるためである、と考えられる.なお、アルミニウ
ム配向膜の下地として、その配向を妨げない程度の極く
薄いTi膜やCr膜などを設けてもよい. また、上記実施例では、2ボートSAW共振子で説明し
たが、他に1ボートSAW共振子、SAWフィルタ等に
も適用できるのは当然である。また、反射器のないもの
でも差し支えない.[発明の効果] 上述のように、本発明によれば、アルミニウム電極の耐
ストレスマイグレーション特性を向上させることができ
る.特に、高レベルの信号を印加した場合にも、ストレ
スマイグレーションが発生するのを抑制することができ
る. こうして耐ストレスマイグレーション特性が向上するこ
とにより、電気的短絡や挿入損失の劣化を低減でき、ま
た共振子のQを良好に維持できる.さらに、高周波特性
も良好にできる.また、信号レベルの大きい回路(例え
ば送信段)で使用できるようになる.さらに、一定信号
のレベルにおける寿命も長くなり、高信頼性が得られる
.また、薄い膜厚の場合も低抵抗率のアルミニウム電極
を得ることができ、良好な特性を得るためには薄いアル
ミニウム電極を用いざるを得ないLSTカット水晶基板
を用いた漏洩弾性表面波素子の高周波化を可能にするこ
とができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は2ボート弾性表面波共振子の概略平面図、第2
図は同上の50Ω系伝送特性、第3図(i耐ストレスマ
イグレーション評価システムの概略図、第4図は耐スト
レスマイグレーション特性番こよる寿命判定を示すカー
ブ、第5図(a)(b)tよ本発明の回転Yカット水晶
基板の上のAQエビタキシャル膜のX線写真及びその説
明図、第6図(a)(b)Gよ通常のアルミニウム電極
のX線写真及びその説明図、第7図はアルミニウム電極
の膜厚とその比抵抗率の関係を示すグラフである. 1・・・圧電基板 2a・・・インターデイジタル電極 2b・・・グレーテイング電極 第3図 8 第4図 一A 単稈づ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 103°回転Yカットから107°回転Yカッ
    ト水晶基板上を伝搬する漏洩弾性表面波を用いた弾性表
    面波装置において、結晶方位的に一定方向に配向したア
    ルミニウム膜によってマイグレーション防止機能をもつ
    電極を形成したことを特徴とする弾性表面波装置。
  2. (2) 前記アルミニウム膜にCu、Ti、Ni、Mg
    、Pd等の耐マイグレーション特性に優れた添加物を微
    量添加したことを特徴とする請求項1に記載の弾性表面
    波装置。
  3. (3) 前記添加物の添加量が0.1wt%〜10wt
    %であることを特徴とする請求項2に記載の弾性表面波
    装置。
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KR1019900005108A KR930007796B1 (ko) 1989-04-14 1990-04-13 탄성 표면파 장치
EP90304117A EP0392879B1 (en) 1989-04-14 1990-04-17 Surface acoustic wave device
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