JPH0314393Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0314393Y2 JPH0314393Y2 JP1986168521U JP16852186U JPH0314393Y2 JP H0314393 Y2 JPH0314393 Y2 JP H0314393Y2 JP 1986168521 U JP1986168521 U JP 1986168521U JP 16852186 U JP16852186 U JP 16852186U JP H0314393 Y2 JPH0314393 Y2 JP H0314393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- sheet
- resin
- colored
- release agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、新規なマーキング用転写シートに関
する。
する。
従来の技術及びその問題点
転写シートは、建造物、車両、各種の器具や機
械等の物体表面に任意の形状の着色皮膜を密着形
成して、各種の表示や装飾等を形成するために広
く利用されているものである。
械等の物体表面に任意の形状の着色皮膜を密着形
成して、各種の表示や装飾等を形成するために広
く利用されているものである。
従来の転写シートは、透水性ベースシート、水
溶性接着剤層、着色印刷層、接着剤層及び離型紙
をこの順に積層してなる積層構成のものであり、
使用に当つては離型紙を剥脱し、露出した接着剤
層を必要に応じて水又は水と水溶性有機溶剤との
混合物に浸漬した後に物体表面に圧接し、透水性
ベースシートを剥ぎ取ることによつて着色印刷層
が接着剤層を介して物体表面に密着保持されて転
写されるものである。しかしながら、従来の転写
シートには、種々の問題点がある。
溶性接着剤層、着色印刷層、接着剤層及び離型紙
をこの順に積層してなる積層構成のものであり、
使用に当つては離型紙を剥脱し、露出した接着剤
層を必要に応じて水又は水と水溶性有機溶剤との
混合物に浸漬した後に物体表面に圧接し、透水性
ベースシートを剥ぎ取ることによつて着色印刷層
が接着剤層を介して物体表面に密着保持されて転
写されるものである。しかしながら、従来の転写
シートには、種々の問題点がある。
即ち、上記従来の転写シートにおいては、水溶
性接着剤を使用しその上に着色印刷層を形成して
いるために、透水性ベースシートを剥ぎ取るに当
つて、水又は水と水溶性有機溶剤との混合物に浸
漬するか又は塗布することによつて水溶性接着剤
を溶解しその接着力を弱める必要がある。そのた
め、転写作業中に水又は水と水溶性有機溶剤との
混合物の使用が必要であり、作業場が水で濡れる
等の不都合がある。また、水溶性接着剤層と着色
印刷層が接触しているために、転写後の着色印刷
層の表面の光沢や平滑性が低下するという問題点
がある。
性接着剤を使用しその上に着色印刷層を形成して
いるために、透水性ベースシートを剥ぎ取るに当
つて、水又は水と水溶性有機溶剤との混合物に浸
漬するか又は塗布することによつて水溶性接着剤
を溶解しその接着力を弱める必要がある。そのた
め、転写作業中に水又は水と水溶性有機溶剤との
混合物の使用が必要であり、作業場が水で濡れる
等の不都合がある。また、水溶性接着剤層と着色
印刷層が接触しているために、転写後の着色印刷
層の表面の光沢や平滑性が低下するという問題点
がある。
問題点を解決するための手段
本考案者は、上記問題点を解消するべく鋭意研
究した結果、特に水溶性接着剤層に代えて特定の
離型処理剤層を設けることによつて、着色印刷層
と離型処理剤層との接着強度が調節され、目的を
達成できること、並びに特定の着色印刷層を設け
ることによつて更に耐久美粧性の貼着着色皮膜が
得られることを見出し、本考案を完成するに至つ
た。
究した結果、特に水溶性接着剤層に代えて特定の
離型処理剤層を設けることによつて、着色印刷層
と離型処理剤層との接着強度が調節され、目的を
達成できること、並びに特定の着色印刷層を設け
ることによつて更に耐久美粧性の貼着着色皮膜が
得られることを見出し、本考案を完成するに至つ
た。
即ち本考案は、ベースシート、離型処理剤層、
着色印刷層、感圧性接着剤層及び更に必要に応じ
て離型性シートをこの順に積層してなり、該離型
処理剤層がアミノ樹脂硬化型でシリコン樹脂含有
量5〜30%のシリコン変性アルキド樹脂系処理剤
によつて形成されており、且つ着色印刷層が水酸
基含有ビニル系単量体を必須成分とするビニル系
単量体混合物を共重合して得られるガラス転移温
度5〜80℃のビニル系樹脂を脂肪族ポリイソシア
ネートにより架橋したビヒクル硬化層であること
を特徴とするマーキング用転写シートに係る。
着色印刷層、感圧性接着剤層及び更に必要に応じ
て離型性シートをこの順に積層してなり、該離型
処理剤層がアミノ樹脂硬化型でシリコン樹脂含有
量5〜30%のシリコン変性アルキド樹脂系処理剤
によつて形成されており、且つ着色印刷層が水酸
基含有ビニル系単量体を必須成分とするビニル系
単量体混合物を共重合して得られるガラス転移温
度5〜80℃のビニル系樹脂を脂肪族ポリイソシア
ネートにより架橋したビヒクル硬化層であること
を特徴とするマーキング用転写シートに係る。
上記本考案マーキング用転写シートは、特に上
記特定の離型処理剤層を設けたことにより、着色
印刷層と離型処理剤層との間の接着強度が、離型
性シートと感圧性接着剤層との間の接着強度より
大きく、且つ感圧性接着剤層と被着物体表面との
間の接着強度よりも小さいという状態に容易に調
節することに成功したものである。その結果、該
転写シートの貼付作業において、必要に応じて設
けられた離型性シートを感圧性接着剤層との界面
で剥離し露出した感圧性接着剤層の表面を被着物
体表面に圧接した後に、ベースシート及び離型処
理剤層を着色印刷層との界面で剥ぎ取るという作
業を、水等を全く使用することなく、極めて円滑
に行なうことができるものであり、従来の問題点
を完全に解消したものである。更に、上記特定の
着色印刷層を設けたことによつて、耐屈曲性、強
伸度特性等の物性、表面光沢、光沢保持性、平滑
性等に優れた耐久美粧性の貼着着色皮膜を与える
ものである。
記特定の離型処理剤層を設けたことにより、着色
印刷層と離型処理剤層との間の接着強度が、離型
性シートと感圧性接着剤層との間の接着強度より
大きく、且つ感圧性接着剤層と被着物体表面との
間の接着強度よりも小さいという状態に容易に調
節することに成功したものである。その結果、該
転写シートの貼付作業において、必要に応じて設
けられた離型性シートを感圧性接着剤層との界面
で剥離し露出した感圧性接着剤層の表面を被着物
体表面に圧接した後に、ベースシート及び離型処
理剤層を着色印刷層との界面で剥ぎ取るという作
業を、水等を全く使用することなく、極めて円滑
に行なうことができるものであり、従来の問題点
を完全に解消したものである。更に、上記特定の
着色印刷層を設けたことによつて、耐屈曲性、強
伸度特性等の物性、表面光沢、光沢保持性、平滑
性等に優れた耐久美粧性の貼着着色皮膜を与える
ものである。
本考案マーキング用転写シートの例の断面図を
第1図及び第2図に示す。図面中、1はベースシ
ートを、2は離型処理剤層を、3は着色印刷層
を、4は感圧性接着剤層を、5は必要に応じて設
けられる離型性シートを、 3′は必要に応じて設けられるクリアー印刷層
を夫々示している。
第1図及び第2図に示す。図面中、1はベースシ
ートを、2は離型処理剤層を、3は着色印刷層
を、4は感圧性接着剤層を、5は必要に応じて設
けられる離型性シートを、 3′は必要に応じて設けられるクリアー印刷層
を夫々示している。
以下、本考案マーキング用転写シートの構成要
素である各層について説明する。
素である各層について説明する。
ベースシートは、紙、合成樹脂フイルム等であ
つて、転写シートの柔軟性を害さない程度の薄膜
であれば良く、着色印刷層表面を保護するもので
ある。
つて、転写シートの柔軟性を害さない程度の薄膜
であれば良く、着色印刷層表面を保護するもので
ある。
本考案マーキング用転写シートにおいては、特
定の離型処理剤層を設けることを必須とする。該
離型処理剤層は、ベースシートに密着し、しかも
着色印刷層と離型処理剤層との間の接着強度が、
離型性シートと感圧性接着剤層との間の接着強度
より大きく且つ感圧性接着剤層と被着物体表面と
の間の接着強度よりも小さいという状態に調節す
ることを可能にするものである。離型処理剤層
は、アミノ樹脂硬化型シリコン変性アルキド樹脂
系処理剤によつて形成され、通常は公知のアルキ
ド樹脂を公知のシリコン樹脂中間体で変性したシ
リコン変性アルキド樹脂とアミノ樹脂の有機溶剤
溶液をベースシート上に塗布し焼付け硬化してな
るものである。該溶液には、必要に応じて、例え
ばパラトルエンスルホン酸のような常用の硬化触
媒を添加するのが好ましい。ここで、用いられる
有機溶剤としては、例えばトルエン、キシレン等
の芳香族系溶剤、酢酸−3−メトキシブチル等の
エステル系溶剤、ジイソブチルケトン等のケトン
系溶剤等を挙げることができる。
定の離型処理剤層を設けることを必須とする。該
離型処理剤層は、ベースシートに密着し、しかも
着色印刷層と離型処理剤層との間の接着強度が、
離型性シートと感圧性接着剤層との間の接着強度
より大きく且つ感圧性接着剤層と被着物体表面と
の間の接着強度よりも小さいという状態に調節す
ることを可能にするものである。離型処理剤層
は、アミノ樹脂硬化型シリコン変性アルキド樹脂
系処理剤によつて形成され、通常は公知のアルキ
ド樹脂を公知のシリコン樹脂中間体で変性したシ
リコン変性アルキド樹脂とアミノ樹脂の有機溶剤
溶液をベースシート上に塗布し焼付け硬化してな
るものである。該溶液には、必要に応じて、例え
ばパラトルエンスルホン酸のような常用の硬化触
媒を添加するのが好ましい。ここで、用いられる
有機溶剤としては、例えばトルエン、キシレン等
の芳香族系溶剤、酢酸−3−メトキシブチル等の
エステル系溶剤、ジイソブチルケトン等のケトン
系溶剤等を挙げることができる。
該アミノ樹脂硬化型シリコン変性アルキド樹脂
の成分としては、次に示すものを使用すれば良
い。油成分としては、通常のアルキド樹脂に用い
られる公知の負乾性及び半乾性の油脂又は脂肪酸
で例えば、ヤシ油、米ぬか油、サフラワー油、大
豆油等やこれらの脂肪酸等を挙げることができ
る。ポリオール成分及び酸成分としては、通常の
アルキド樹脂に用いられる公知の例えば、ポリオ
ールではプロピレングリコール、エチレングルコ
ール、ペンタエリスリトール等が、又酸では無水
フタル酸、イソフタル酸、無水マレイン酸、安息
香酸等を挙げることができる。また、シリコン成
分としては、公知のシリコン樹脂の中間体が用い
られ、分子中に水酸基、アルコキシ基のような反
応性基を有するものが好ましく使用される。この
ようなシリコン樹脂中間体としては、例えば、ダ
ウコーニング社製の商品名「DCZ−6018」「DC−
3037」、信越化学社製の商品名「KR−218」、東
レシリコン社製の商品名「SF−8427」等が挙げ
られる。
の成分としては、次に示すものを使用すれば良
い。油成分としては、通常のアルキド樹脂に用い
られる公知の負乾性及び半乾性の油脂又は脂肪酸
で例えば、ヤシ油、米ぬか油、サフラワー油、大
豆油等やこれらの脂肪酸等を挙げることができ
る。ポリオール成分及び酸成分としては、通常の
アルキド樹脂に用いられる公知の例えば、ポリオ
ールではプロピレングリコール、エチレングルコ
ール、ペンタエリスリトール等が、又酸では無水
フタル酸、イソフタル酸、無水マレイン酸、安息
香酸等を挙げることができる。また、シリコン成
分としては、公知のシリコン樹脂の中間体が用い
られ、分子中に水酸基、アルコキシ基のような反
応性基を有するものが好ましく使用される。この
ようなシリコン樹脂中間体としては、例えば、ダ
ウコーニング社製の商品名「DCZ−6018」「DC−
3037」、信越化学社製の商品名「KR−218」、東
レシリコン社製の商品名「SF−8427」等が挙げ
られる。
シリコン変性アルキド樹脂の合成は、上記原料
を用いて公知の方法で行なうことができ、次のよ
うな特性を有するものが性能面から好適である。
即ち、シリコン変性アルキド樹脂は、油長が10〜
40%程度、シリコン樹脂含有量が5〜30%程度の
範囲のものであるのが好ましい。
を用いて公知の方法で行なうことができ、次のよ
うな特性を有するものが性能面から好適である。
即ち、シリコン変性アルキド樹脂は、油長が10〜
40%程度、シリコン樹脂含有量が5〜30%程度の
範囲のものであるのが好ましい。
また、使用するアミノ樹脂はアミノアルデヒド
樹脂であり、アミノ成分としてメラミン、尿素、
ベンゾグアナミン、アセトグアナミン、ステログ
アナミン、スピログアナミン等が挙げられ、通常
塗料に用いられる殆んどのアミノアルデヒド樹脂
及びそれをエーテル化したものが使用できる。な
かでも最も好ましいものは、耐候性の面からメラ
ミンホルムアルデヒド樹脂である。
樹脂であり、アミノ成分としてメラミン、尿素、
ベンゾグアナミン、アセトグアナミン、ステログ
アナミン、スピログアナミン等が挙げられ、通常
塗料に用いられる殆んどのアミノアルデヒド樹脂
及びそれをエーテル化したものが使用できる。な
かでも最も好ましいものは、耐候性の面からメラ
ミンホルムアルデヒド樹脂である。
シリコン変性アルキド樹脂とアミノ樹脂との配
合割合は、固形分重量比で前者:後者=5:5〜
9:1程度とするのが適当である。
合割合は、固形分重量比で前者:後者=5:5〜
9:1程度とするのが適当である。
シリコン変性アルキド樹脂とアミノ樹脂の有機
溶剤溶液は、硬化後に3〜15μ程度の膜厚になる
ようにベースシート1の表面上にロールコーター
等で塗布し、120〜170℃程度で20〜60秒間程度焼
付け硬化され、離型処理剤層2を形成する。この
場合、必要に応じて離型処理剤のベースシートへ
の密着性を大きくするために、プライマー例え
ば、ポリエステル系プライマー等を硬化後に2〜
5μ程度の膜厚になるようにベースシート上に塗
布しても良い。
溶剤溶液は、硬化後に3〜15μ程度の膜厚になる
ようにベースシート1の表面上にロールコーター
等で塗布し、120〜170℃程度で20〜60秒間程度焼
付け硬化され、離型処理剤層2を形成する。この
場合、必要に応じて離型処理剤のベースシートへ
の密着性を大きくするために、プライマー例え
ば、ポリエステル系プライマー等を硬化後に2〜
5μ程度の膜厚になるようにベースシート上に塗
布しても良い。
着色印刷層3は、上記で離型処理剤層が形成さ
れたベースシート上に文字、図形等を例えばスク
リーン印刷による部分印刷又はロールコーターに
よる全面印刷で形成される。着色印刷層は、通常
の着色顔料を含むビヒクル硬化層からなり、その
ビヒクル硬化層としては水酸基含有ビニル系単量
体を必須成分とするビニル系単量体混合物を共重
合して得られるガラス転移温度5〜80℃程度のビ
ニル系樹脂を脂肪族ポリイソシアネートにより架
橋したビヒクル硬化層を用いる。この効果層によ
れば、着色印刷層の耐屈曲性、強伸度特性等の物
性、表面光沢、光沢保持性、平滑性等に優れた耐
久美粧性の貼着着色皮膜が得られるという効果が
得られる。この硬化層は、通常、例えば2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含
有ビニル系単量体を1〜50重量%程度含有するビ
ニル系単量体混合物を共重合して得られる5〜80
℃程度のガラス転移温度を有するビニル系樹脂
を、硬化剤成分である脂肪族ポリイソシアネート
好ましくはテトラメチレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート等の長鎖脂肪族ポ
リイソシアネートで架橋したものである。ガラス
転移温度が5℃未満になると印刷皮膜が柔かくな
つて傷がつきやすくなる傾向があり、又80℃を越
えると印刷皮膜がかたくなつて脆くなる傾向があ
るので好ましくない。また、ビニル系樹脂と脂肪
族ポリイソシアネートの配合割合は、水酸基1モ
ル当りのイソシアネート基の当量が0.5〜2.0程度
となる割合とするのが適当である。
れたベースシート上に文字、図形等を例えばスク
リーン印刷による部分印刷又はロールコーターに
よる全面印刷で形成される。着色印刷層は、通常
の着色顔料を含むビヒクル硬化層からなり、その
ビヒクル硬化層としては水酸基含有ビニル系単量
体を必須成分とするビニル系単量体混合物を共重
合して得られるガラス転移温度5〜80℃程度のビ
ニル系樹脂を脂肪族ポリイソシアネートにより架
橋したビヒクル硬化層を用いる。この効果層によ
れば、着色印刷層の耐屈曲性、強伸度特性等の物
性、表面光沢、光沢保持性、平滑性等に優れた耐
久美粧性の貼着着色皮膜が得られるという効果が
得られる。この硬化層は、通常、例えば2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含
有ビニル系単量体を1〜50重量%程度含有するビ
ニル系単量体混合物を共重合して得られる5〜80
℃程度のガラス転移温度を有するビニル系樹脂
を、硬化剤成分である脂肪族ポリイソシアネート
好ましくはテトラメチレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート等の長鎖脂肪族ポ
リイソシアネートで架橋したものである。ガラス
転移温度が5℃未満になると印刷皮膜が柔かくな
つて傷がつきやすくなる傾向があり、又80℃を越
えると印刷皮膜がかたくなつて脆くなる傾向があ
るので好ましくない。また、ビニル系樹脂と脂肪
族ポリイソシアネートの配合割合は、水酸基1モ
ル当りのイソシアネート基の当量が0.5〜2.0程度
となる割合とするのが適当である。
着色印刷層3の膜厚は、通常15〜50μ程度とす
るのが適当である。また、印刷後の乾燥条件は、
通常60〜80℃程度で20〜60分間程度とするのが適
当である。
るのが適当である。また、印刷後の乾燥条件は、
通常60〜80℃程度で20〜60分間程度とするのが適
当である。
着色印刷層3は、通常の着色顔料以外にアルミ
ニウム等の金属粉末顔料を配合して、メタリツク
調のマーキング用転写シートとすることも可能で
ある。この場合には、金属粉末顔料の変色を避け
るため、第2図に示すようにメタリツクの着色印
刷層と離型処理剤層との間にクリアー印刷層3′
を設けることが好ましい。クリアー印刷層は、着
色顔料を用いない他は着色印刷層の場合と同様に
形成することができる。
ニウム等の金属粉末顔料を配合して、メタリツク
調のマーキング用転写シートとすることも可能で
ある。この場合には、金属粉末顔料の変色を避け
るため、第2図に示すようにメタリツクの着色印
刷層と離型処理剤層との間にクリアー印刷層3′
を設けることが好ましい。クリアー印刷層は、着
色顔料を用いない他は着色印刷層の場合と同様に
形成することができる。
感圧性接着剤層4は、従来からこの種の転写シ
ートに使用されているものと同様の接着剤をロー
ルコーターにより塗布又はスクリーン印刷した
後、乾燥することにより形成される。接着剤とし
ては、一般に使用されている合成ゴム系、ポリア
クリル酸エステル系等のものを使用でき、その形
態も溶液型、エマルジヨン型の何れも使用でき
る。
ートに使用されているものと同様の接着剤をロー
ルコーターにより塗布又はスクリーン印刷した
後、乾燥することにより形成される。接着剤とし
ては、一般に使用されている合成ゴム系、ポリア
クリル酸エステル系等のものを使用でき、その形
態も溶液型、エマルジヨン型の何れも使用でき
る。
感圧性接着剤層4の膜厚は、通常10〜40μ程度
とするのが適当である。また、塗布又は印刷後の
乾燥条件は、通常50〜70℃程度で10〜30分間程度
とするのが適当である。
とするのが適当である。また、塗布又は印刷後の
乾燥条件は、通常50〜70℃程度で10〜30分間程度
とするのが適当である。
離型性シート5は、従来からこの種の転写シー
トに使用されているものと同様のものを何れも使
用できる。例えば、シリコン、ワツクス、弗素樹
脂等の公知の離形剤で処理した離型性良好な紙或
いはフイルム、その他それ自体離型性を有するポ
リプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂フイル
ム等の公知の離型性シートを使用できる。
トに使用されているものと同様のものを何れも使
用できる。例えば、シリコン、ワツクス、弗素樹
脂等の公知の離形剤で処理した離型性良好な紙或
いはフイルム、その他それ自体離型性を有するポ
リプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂フイル
ム等の公知の離型性シートを使用できる。
考案の作用効果
上記のような積層構成の本考案マーキング用転
写シートの貼付は、該シートをそのまま或いは所
望形状に切抜いた後、必要に応じて設けられた離
型性シートを感圧性接着剤層との界面で剥離し露
出した感圧性接着剤層の表面を被着物体表面に圧
接した後に、ベースシート及び離型処理剤層を着
色印刷層との界面で剥ぎ取るという簡単な作業に
より行なうことができ、水等を全く使用すること
なく、極めて円滑に着色印刷層を感圧性接着剤層
を介して被着物体表面に密着転写することができ
る。従つて、水等を用いることに伴う従来の問題
点が完全に解消され、しかも貼付作業の作業能率
が飛躍的に向上する。更に、転写により、優れた
表面光沢、平滑性を有する着色印刷層が感圧性接
着剤層を介して物体面に密着された耐久美粧性の
貼着着色皮膜が得られる。
写シートの貼付は、該シートをそのまま或いは所
望形状に切抜いた後、必要に応じて設けられた離
型性シートを感圧性接着剤層との界面で剥離し露
出した感圧性接着剤層の表面を被着物体表面に圧
接した後に、ベースシート及び離型処理剤層を着
色印刷層との界面で剥ぎ取るという簡単な作業に
より行なうことができ、水等を全く使用すること
なく、極めて円滑に着色印刷層を感圧性接着剤層
を介して被着物体表面に密着転写することができ
る。従つて、水等を用いることに伴う従来の問題
点が完全に解消され、しかも貼付作業の作業能率
が飛躍的に向上する。更に、転写により、優れた
表面光沢、平滑性を有する着色印刷層が感圧性接
着剤層を介して物体面に密着された耐久美粧性の
貼着着色皮膜が得られる。
実施例
以下、実施例を挙げて、本考案を更に具体的に
説明する。
説明する。
実施例1
第1図に示す積層構成の本考案転写シートを製
造した。
造した。
ベースシートとしては、90g/m2の紙(三菱製
紙社製、商品名「パールカラーNo.90」)を使用
した。
紙社製、商品名「パールカラーNo.90」)を使用
した。
離型処理剤層は、無水フタル酸40重量部とグリ
セリン30重量部の縮合物に、大豆油35重量部とシ
リコン樹脂(東レシリコン社製、商品名「SF−
8427」)20重量部を公知の方法により反応せしめ
てなるシリコン変性アルキド樹脂(油長約29%、
シリコン樹脂含有量約16.7%)をトルエン40重量
部で稀釈したワニスに、アミノ樹脂(三井東圧化
学社製、商品名「サイメル327」)30重量部とパラ
トルエンスルホン酸1重量部を添加して調整した
離型処理剤を、ロールコーターによりベースシー
ト上に乾燥後の膜厚が約10μになるように塗布
し、遠赤外熱風乾燥機により150℃で30秒間焼付
けて形成した。
セリン30重量部の縮合物に、大豆油35重量部とシ
リコン樹脂(東レシリコン社製、商品名「SF−
8427」)20重量部を公知の方法により反応せしめ
てなるシリコン変性アルキド樹脂(油長約29%、
シリコン樹脂含有量約16.7%)をトルエン40重量
部で稀釈したワニスに、アミノ樹脂(三井東圧化
学社製、商品名「サイメル327」)30重量部とパラ
トルエンスルホン酸1重量部を添加して調整した
離型処理剤を、ロールコーターによりベースシー
ト上に乾燥後の膜厚が約10μになるように塗布
し、遠赤外熱風乾燥機により150℃で30秒間焼付
けて形成した。
次いで、離型処理剤層の上に着色印刷層を、ス
チレン30重量%、メチルメタアクリレート25重量
%、n−ブチルアクリレート25重量%、2−ヒド
ロキシエチルメタアクリレート19重量%及びアク
リル酸1重量%からなるビニル系単量体混合物を
共重合して得たガラス転移温度42℃のアクリルポ
リオール(固形分60重量%、関西ペイント社製、
商品名「レタンPG−60ホワイトベース」)100重
量部、ヘキサメチレンジイソシアネート系硬化剤
(固形分75重量%)30重量部及びエリルセロソル
ブ10重量部の組成よりなる印刷インキを用いて、
スクリーン印刷法により、所望の図形に、乾燥後
の膜厚が30μ程度になるように1回又は2回行な
い、70℃の温度で30分間加熱乾燥して硬化せしめ
ることにより形成した。
チレン30重量%、メチルメタアクリレート25重量
%、n−ブチルアクリレート25重量%、2−ヒド
ロキシエチルメタアクリレート19重量%及びアク
リル酸1重量%からなるビニル系単量体混合物を
共重合して得たガラス転移温度42℃のアクリルポ
リオール(固形分60重量%、関西ペイント社製、
商品名「レタンPG−60ホワイトベース」)100重
量部、ヘキサメチレンジイソシアネート系硬化剤
(固形分75重量%)30重量部及びエリルセロソル
ブ10重量部の組成よりなる印刷インキを用いて、
スクリーン印刷法により、所望の図形に、乾燥後
の膜厚が30μ程度になるように1回又は2回行な
い、70℃の温度で30分間加熱乾燥して硬化せしめ
ることにより形成した。
次いで、感圧性接着剤層を、アクリル樹脂系感
圧性接着剤(帝国インキ製造社製、商品名「セリ
コールCAT1100S」を乾燥後の膜厚が20μ程度に
なるように着色印刷層の上に図形どおりにスクリ
ーン印刷し、60℃の温度で15分間乾燥させること
により形成した。
圧性接着剤(帝国インキ製造社製、商品名「セリ
コールCAT1100S」を乾燥後の膜厚が20μ程度に
なるように着色印刷層の上に図形どおりにスクリ
ーン印刷し、60℃の温度で15分間乾燥させること
により形成した。
次いで、シリコンコーテイングした坪量80g/
m2のクラフト紙がある離型性シートを重ねて、本
考案の転写シートを得た。
m2のクラフト紙がある離型性シートを重ねて、本
考案の転写シートを得た。
上記で得た転写シートを、離型性シートを剥が
して、感圧性接着剤面をアルミニウム板に圧貼
し、3分間放置後ベースシート及び離型処理剤層
を剥ぎ取ることにより、アルミニウム板面に着色
印刷層よりなる図形が転写形成された。この図形
は、極めて光沢に優れた表面を呈し、耐久性のあ
る好ましいものであつた。
して、感圧性接着剤面をアルミニウム板に圧貼
し、3分間放置後ベースシート及び離型処理剤層
を剥ぎ取ることにより、アルミニウム板面に着色
印刷層よりなる図形が転写形成された。この図形
は、極めて光沢に優れた表面を呈し、耐久性のあ
る好ましいものであつた。
第1図及び第2図は、本考案マーキング用転写
シートの例の断面図を示すものである。図面中の
記号は次のものを示す。 1……ベースシート、2……離型処理剤層、3
……着色印刷層、4……感圧性接着剤層、5……
必要に応じて設けられる離型性シート、3′……
必要に応じて設けられるクリアー印刷層。
シートの例の断面図を示すものである。図面中の
記号は次のものを示す。 1……ベースシート、2……離型処理剤層、3
……着色印刷層、4……感圧性接着剤層、5……
必要に応じて設けられる離型性シート、3′……
必要に応じて設けられるクリアー印刷層。
Claims (1)
- ベースシート、離型処理剤層、着色印刷層、感
圧性接着剤層及び更に必要に応じて離型性シート
をこの順に積層してなり、該離型処理剤層がアミ
ノ樹脂硬化型でシリコン樹脂含有量5〜30%のシ
リコン変性アルキド樹脂系処理剤によつて形成さ
れており、且つ着色印刷層が水酸基含有ビニル系
単量体を必須成分とするビニル系単量体混合物を
共重合して得られるガラス転移温度5〜80℃のビ
ニル系樹脂を脂肪族ポリイソシアネートにより架
橋したビヒクル硬化層であることを特徴とするマ
ーキング用転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986168521U JPH0314393Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986168521U JPH0314393Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6372097U JPS6372097U (ja) | 1988-05-14 |
| JPH0314393Y2 true JPH0314393Y2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=31101470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986168521U Expired JPH0314393Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0314393Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7709070B2 (en) | 2001-12-20 | 2010-05-04 | The Procter & Gamble Company | Articles and methods for applying color on surfaces |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4843453U (ja) * | 1971-09-21 | 1973-06-05 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP1986168521U patent/JPH0314393Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6372097U (ja) | 1988-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5393590A (en) | Hot stamping foil | |
| US6506445B2 (en) | Image transfer sheets and a method of manufacturing the same | |
| JPS63233837A (ja) | 弾性表面カバー | |
| JP2001150889A (ja) | 転写用有機溶剤の組成物およびこれを用いた外装材用転写フィルムの湿式転写方法 | |
| CN1352784A (zh) | 用于标志材料的增强粘合力的表面 | |
| CN103380009A (zh) | 帮助将装饰膜黏贴到最终载体上的物品的生产工艺 | |
| JPH02166000A (ja) | マーキング用転写シート | |
| EP1308219B1 (en) | Hydraulic transfer method | |
| JPH0727197Y2 (ja) | マーキング用転写シート | |
| JP3289201B2 (ja) | 塩化ビニル系樹脂基材用転写箔 | |
| JPH11170440A (ja) | 離型性ポリエステルフィルム | |
| JPH0248438B2 (ja) | Tsuyahenkamoyoojusurukeshokinzokubannoseizohoho | |
| JPH05311104A (ja) | 転写層形成用インキ又は塗料組成物、転写シートの製造方法及び転写シート | |
| JPH0232477Y2 (ja) | ||
| JP4319717B2 (ja) | Vカット加工適性を有する化粧板 | |
| JPH0232476Y2 (ja) | ||
| JP2001232998A (ja) | 液圧転写方法、液圧転写品及び液圧転写用塗料 | |
| JP3058427B2 (ja) | 転写シート | |
| JPS641114Y2 (ja) | ||
| JPS641320B2 (ja) | ||
| JP4070046B2 (ja) | 金属化粧板 | |
| JPH0243851Y2 (ja) | ||
| JP2872719B2 (ja) | 印写模様を有する金箔及びその製造方法 | |
| JP3383028B2 (ja) | 表面凹凸模様を有する化粧シートの製造方法及び化粧シート | |
| JPH0454202Y2 (ja) |