JPH03146645A - 高記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造法 - Google Patents
高記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造法Info
- Publication number
- JPH03146645A JPH03146645A JP28461089A JP28461089A JPH03146645A JP H03146645 A JPH03146645 A JP H03146645A JP 28461089 A JP28461089 A JP 28461089A JP 28461089 A JP28461089 A JP 28461089A JP H03146645 A JPH03146645 A JP H03146645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impurities
- hot rolling
- aluminum alloy
- crystallized substances
- crystallized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 13
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims abstract description 23
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000002791 soaking Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 6
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 6
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 21
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 6
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910019064 Mg-Si Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910019406 Mg—Si Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 23
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 10
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910000765 intermetallic Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 4
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 3
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229910019018 Mg 2 Si Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000009740 moulding (composite fabrication) Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高密度記録時の記録エラーの少ない磁気ディ
スク用アルミニウム素材の製造方法に関する。
スク用アルミニウム素材の製造方法に関する。
(従来の技術及び解決しようとする課題)近年、磁気デ
ィスクに対する高記録密度化の要求は益々強くなる傾向
にあり、1ビット当りの記録領域は益々微少化されつつ
ある。この目的のために、コンピューターメーカーから
の基盤表面の凹凸に対する減少の要求の進展は、従来に
も増して厳しいものとなっている。
ィスクに対する高記録密度化の要求は益々強くなる傾向
にあり、1ビット当りの記録領域は益々微少化されつつ
ある。この目的のために、コンピューターメーカーから
の基盤表面の凹凸に対する減少の要求の進展は、従来に
も増して厳しいものとなっている。
従来より、この要求に対する対応策として、アルミニウ
ム材料における金属間化合物の微細化が考えられてきた
。これは1例えば特公昭62−32266号に開示され
ている如く、超高純度にして金属間化合物を極めて微細
にする方法である。
ム材料における金属間化合物の微細化が考えられてきた
。これは1例えば特公昭62−32266号に開示され
ている如く、超高純度にして金属間化合物を極めて微細
にする方法である。
この方法は、その発端が特公昭56−39699号にあ
り、現状では高記録密度ディスク用には工業生産可能な
最高純度である9 9.99%Al地金が用いられてい
る。アルミニウム素材の製造分野におけるこれらの手段
は、金属間化合物が研削及び切削後に脱落して穴になる
か若しくは残存して突起になることにより、磁気ディス
クにおいて記録エラーとなるのを防止することを目的と
している技術である。
り、現状では高記録密度ディスク用には工業生産可能な
最高純度である9 9.99%Al地金が用いられてい
る。アルミニウム素材の製造分野におけるこれらの手段
は、金属間化合物が研削及び切削後に脱落して穴になる
か若しくは残存して突起になることにより、磁気ディス
クにおいて記録エラーとなるのを防止することを目的と
している技術である。
しかしながら、このように超高純度のAl地金を用いて
アルミニウム素材を製造しても、磁気ディスクに対する
高記録密度化の要求に対応できるアルミニウム素材が得
られないのが現状であり、更なる素材開発が望まれてい
る。
アルミニウム素材を製造しても、磁気ディスクに対する
高記録密度化の要求に対応できるアルミニウム素材が得
られないのが現状であり、更なる素材開発が望まれてい
る。
本発明は、かNる要求に応えるべくなされたものであっ
て、高記録密度磁気ディスク用として、記録エラーの発
生のないアルミニウム素材を製造し得る技術を提供する
ことを目的とするものである。
て、高記録密度磁気ディスク用として、記録エラーの発
生のないアルミニウム素材を製造し得る技術を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
まず1本発明者は、現状のアルミニウム素材の製造技術
において、単なる、高純度化だけでは磁気ディスクにお
ける更なる高記録密度化の要求には対応しきれない原因
の究明に努めたところ、以下の結果が判明した。
において、単なる、高純度化だけでは磁気ディスクにお
ける更なる高記録密度化の要求には対応しきれない原因
の究明に努めたところ、以下の結果が判明した。
すなわち、どのような高純度材であっても不純物は必ず
存在し、金属間化合物を形成する。また、溶湯からスラ
ブを鋳造する際にも、ミクロ及びマクロ濃度偏析の結果
、化合物が形成される等により、単純な高純度化だけに
よっては高記録密度化への対応が困難であることが判明
した。
存在し、金属間化合物を形成する。また、溶湯からスラ
ブを鋳造する際にも、ミクロ及びマクロ濃度偏析の結果
、化合物が形成される等により、単純な高純度化だけに
よっては高記録密度化への対応が困難であることが判明
した。
このような状況において、高記録密度での記録エラーの
原因につき更に詳細な究明を行ったところ、99.99
%地金ベース材では最早A Q −Fe系の晶出物はエ
ラーとなることは殆どない程微細化されていること、こ
れに対し、Mg−5i系晶出物は素材側に起因するエラ
一部には必ずといってよいほど存在していることを究明
した。すなわち、素材側に起因するエラーの殆どは、粗
大なMg−3i系晶出物が原因であることを究明した。
原因につき更に詳細な究明を行ったところ、99.99
%地金ベース材では最早A Q −Fe系の晶出物はエ
ラーとなることは殆どない程微細化されていること、こ
れに対し、Mg−5i系晶出物は素材側に起因するエラ
一部には必ずといってよいほど存在していることを究明
した。すなわち、素材側に起因するエラーの殆どは、粗
大なMg−3i系晶出物が原因であることを究明した。
更に、従来、この問題が顕在化しなかった理由を追及し
たところ、以下のことが判明した。
たところ、以下のことが判明した。
すなわち、高純度Al地金を用いて400mm程度の鋳
塊に鋳込むと1通常の測定方法においては5Mg−8i
系晶出物は2〜4μmの晶出物サイズとなり、晶出物長
さ一晶出物分布密度の曲線は対数グラフ上にて直線にて
表示される。晶出物最大寸法等は、この曲線より決定さ
れる。しかし、通常の測定方法においては、測定面積は
1 m+a”程度か、多くとも20+m”程度であるに
れに対して、磁気ディスクにおける使用面精は1片面で
も40000鳳m”程度に及び、したがって1通常の測
定方法ではディスク面全面を保証できていないことが判
明したものである。具体的には、実際にディスクでのエ
ラーとなる5μm以上の大きい化合物が100個/面あ
る場合でも、上記面積で0.002個7am”となり、
これは通常の晶出物検査にては検出される可能性は皆無
に等しいことが判明した。
塊に鋳込むと1通常の測定方法においては5Mg−8i
系晶出物は2〜4μmの晶出物サイズとなり、晶出物長
さ一晶出物分布密度の曲線は対数グラフ上にて直線にて
表示される。晶出物最大寸法等は、この曲線より決定さ
れる。しかし、通常の測定方法においては、測定面積は
1 m+a”程度か、多くとも20+m”程度であるに
れに対して、磁気ディスクにおける使用面精は1片面で
も40000鳳m”程度に及び、したがって1通常の測
定方法ではディスク面全面を保証できていないことが判
明したものである。具体的には、実際にディスクでのエ
ラーとなる5μm以上の大きい化合物が100個/面あ
る場合でも、上記面積で0.002個7am”となり、
これは通常の晶出物検査にては検出される可能性は皆無
に等しいことが判明した。
そこで、本発明者は、改善された測定方法を駆使して得
られる結果が、非常に広い面積に渡って5μm以上のM
g−8i系晶出物をないこと、すなわち、lXl0−’
個/fiI1112以下の分布密度とすることを直接目
的として、これを実現し得るアルミニウム素材の製造技
術について鋭意研究を重ねた。
られる結果が、非常に広い面積に渡って5μm以上のM
g−8i系晶出物をないこと、すなわち、lXl0−’
個/fiI1112以下の分布密度とすることを直接目
的として、これを実現し得るアルミニウム素材の製造技
術について鋭意研究を重ねた。
その結果、ここに本発明をなしたものである。
すなわち1本発明は、必須成分として1Mg:3〜5%
及びCr:0.02〜0.05%を含み、或いはMg:
3〜5%、Cr:0.02〜0.05%及びMn:0
.15〜0.30%を含み、残部がAl及’rJ不純物
からなり、不純物としてFe<0.005%、SL<0
.005%以下、Cu<0.005%、Zn<0.01
%、Ti<0.005%、Na<0.0006%、その
他の不純物を合計で0.005%以下に規制したアルミ
ニウム合金鋳塊を面削後、510〜560″CX2時間
以上の均熱処理を施し、熱間圧延を500℃以上で開始
し、且つ熱間圧延開始までの冷却を60℃/hr以上の
冷却速度で行うことを特徴とする高記録密度磁気ディス
ク用アルミニウム合金素材の製造方法を要旨とするもの
である。
及びCr:0.02〜0.05%を含み、或いはMg:
3〜5%、Cr:0.02〜0.05%及びMn:0
.15〜0.30%を含み、残部がAl及’rJ不純物
からなり、不純物としてFe<0.005%、SL<0
.005%以下、Cu<0.005%、Zn<0.01
%、Ti<0.005%、Na<0.0006%、その
他の不純物を合計で0.005%以下に規制したアルミ
ニウム合金鋳塊を面削後、510〜560″CX2時間
以上の均熱処理を施し、熱間圧延を500℃以上で開始
し、且つ熱間圧延開始までの冷却を60℃/hr以上の
冷却速度で行うことを特徴とする高記録密度磁気ディス
ク用アルミニウム合金素材の製造方法を要旨とするもの
である。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
(作用)
まず、本発明におけるアルミニウム合金の化学成分の限
定理由について説明する。なお、各成分の作用は後述の
製造条件との関連で発揮されるものであることは云うま
でもない。
定理由について説明する。なお、各成分の作用は後述の
製造条件との関連で発揮されるものであることは云うま
でもない。
Mg:
Mgは強度付与に不可欠の元素であり、このためには3
%以上の添加が必須である。しかし、5%を超えて含有
するとMgO等の酸化物が形成され易く、線状欠陥が発
生し易い、またMg量が多い程、大きいMg−8i系晶
出物を形成し易く、5%以下が望ましい、したがって、
Mg量は3〜5%以下の範囲とする。
%以上の添加が必須である。しかし、5%を超えて含有
するとMgO等の酸化物が形成され易く、線状欠陥が発
生し易い、またMg量が多い程、大きいMg−8i系晶
出物を形成し易く、5%以下が望ましい、したがって、
Mg量は3〜5%以下の範囲とする。
Cr:
Crは再結晶粒の微細化のために必要な元素であり、そ
のために0.02%以上の添加が必要である。しかし、
0.05%よりも多く含有すると晶出物が粗大化し易い
、したがって、Cr量は0゜02〜0.05%の範囲と
する。
のために0.02%以上の添加が必要である。しかし、
0.05%よりも多く含有すると晶出物が粗大化し易い
、したがって、Cr量は0゜02〜0.05%の範囲と
する。
Mn:
Mnは、切削性の向上及び耐熱性の向上のために添加す
ることも可能、である、この目的のためには0.15%
以上の添加が必要であるが、0.30%を超えて含有す
ると晶出物が粗大化し易いため、Mn量は0.15〜0
.30%の範囲が望ましい。
ることも可能、である、この目的のためには0.15%
以上の添加が必要であるが、0.30%を超えて含有す
ると晶出物が粗大化し易いため、Mn量は0.15〜0
.30%の範囲が望ましい。
不純物(Si、Fe、Ti、Zn等):Siは若干でも
存在すると、主添加元素であるMgと結合してMg−8
i系晶出物を形成するため、少しでも少ないことが望ま
しい、したがって、0゜005%以下に規制する。また
、Fe、Tiは、晶出物粗大化の原因となり易く、それ
ぞれ0.005%以下に規制する。更に、Znについて
は、やはり晶出物粗大化の原因となるが、その影響が小
さく、O’、01%以下であれば許容される。その他の
不純物も晶出物粗大化の原因となり易いので、合計で0
.005%に規制する。
存在すると、主添加元素であるMgと結合してMg−8
i系晶出物を形成するため、少しでも少ないことが望ま
しい、したがって、0゜005%以下に規制する。また
、Fe、Tiは、晶出物粗大化の原因となり易く、それ
ぞれ0.005%以下に規制する。更に、Znについて
は、やはり晶出物粗大化の原因となるが、その影響が小
さく、O’、01%以下であれば許容される。その他の
不純物も晶出物粗大化の原因となり易いので、合計で0
.005%に規制する。
不純物(Na):
Naは、熱間圧延時に粒界割れの原因となり易く、した
がって、0.0006%以下にR制する。
がって、0.0006%以下にR制する。
従来の5086合金程度の純度では、o、oo。
8%程度のNaが含有されていても熱間割れの原因とは
ならなかったが、本発明におけるレベルの純度になると
熱延中の結晶粒粗大化現象が生じ易く、したがってNa
量が大きく影響し、特に熱間圧延開始直後の割れが顕著
となるので、上記の如く規制する。
ならなかったが、本発明におけるレベルの純度になると
熱延中の結晶粒粗大化現象が生じ易く、したがってNa
量が大きく影響し、特に熱間圧延開始直後の割れが顕著
となるので、上記の如く規制する。
次に本発明の製造条件について説明する。
上記成分組成のアルミニウム合金の鋳塊を鋳造するに当
たっては、高冷却速度にて均一に凝固する場合には問題
がないが、鋳造条件の若干の乱れにより凝固組織が乱れ
、最終凝固部にて濃度偏析が非常に高くなり、5μmを
超える晶出物が形成される恐れがあり得る。前述の直接
目的のためには、これらのうちMg Si系晶出物の
粗大化を防止することが必須である。Mg−5i系晶出
物の無害化を図るためには、510℃以上及び2時間以
上の均熱処理が必要である。510’C未満、2時間未
満の均熱処理では鋳造時のミクロ偏析が除去しきれず、
晶出物を微細化が行えない、加熱温度は525℃以上が
好ましい2.シかし、560℃超ではバーニング等の現
象が発生するため、上限を560℃とする。なお、保持
時間は長時間程よいが、30時間を超えると最早効果が
飽和してしまうため、30時間以下が望ましい。
たっては、高冷却速度にて均一に凝固する場合には問題
がないが、鋳造条件の若干の乱れにより凝固組織が乱れ
、最終凝固部にて濃度偏析が非常に高くなり、5μmを
超える晶出物が形成される恐れがあり得る。前述の直接
目的のためには、これらのうちMg Si系晶出物の
粗大化を防止することが必須である。Mg−5i系晶出
物の無害化を図るためには、510℃以上及び2時間以
上の均熱処理が必要である。510’C未満、2時間未
満の均熱処理では鋳造時のミクロ偏析が除去しきれず、
晶出物を微細化が行えない、加熱温度は525℃以上が
好ましい2.シかし、560℃超ではバーニング等の現
象が発生するため、上限を560℃とする。なお、保持
時間は長時間程よいが、30時間を超えると最早効果が
飽和してしまうため、30時間以下が望ましい。
均熱処理後、熱間圧延を行う。熱間圧延の開始温度は高
い程望ましいが、余り高温であると高純度地金ベースで
あることに起因して熱間圧延時に割れが発生し易い、し
たがって、ある程度冷却した後に熱間圧延を開始するこ
とが望ましい、この冷却時に炉部等の如く冷却速度が余
りに遅いと、Mg−8L系晶出物が粗大化し易く、また
500’C未満まで冷却すると保持時間が長くなるため
、やはりMg−8i系品出物が粗大化し易い。したがっ
て、均熱処理から熱延開始の間は60℃/hr以上の速
度で冷却し、かつ500℃以上で熱延を開始する必要が
ある。なお、熱間圧延を開始した後は、工程途中で保持
する等をせずとも、数十分程度で熱間圧延を終了すれば
、実質的に冷却速度は100”C/hrを超えるため、
何ら支障はない。
い程望ましいが、余り高温であると高純度地金ベースで
あることに起因して熱間圧延時に割れが発生し易い、し
たがって、ある程度冷却した後に熱間圧延を開始するこ
とが望ましい、この冷却時に炉部等の如く冷却速度が余
りに遅いと、Mg−8L系晶出物が粗大化し易く、また
500’C未満まで冷却すると保持時間が長くなるため
、やはりMg−8i系品出物が粗大化し易い。したがっ
て、均熱処理から熱延開始の間は60℃/hr以上の速
度で冷却し、かつ500℃以上で熱延を開始する必要が
ある。なお、熱間圧延を開始した後は、工程途中で保持
する等をせずとも、数十分程度で熱間圧延を終了すれば
、実質的に冷却速度は100”C/hrを超えるため、
何ら支障はない。
熱間圧延後の工程については、この種の用途のためのア
ルミニウムム材料に対する工程と同様であり、常法によ
り冷間圧延等を行う。
ルミニウムム材料に対する工程と同様であり、常法によ
り冷間圧延等を行う。
(実施例)
次に本発明の実施例を示す。
裏庭叢よ
第1表に示す化学成分のAl合金鋳塊(約400■厚)
を鋳造し、面削後、530℃×12時間の均熱処理を行
い、平均冷却速度80℃/minで冷却された鋳塊につ
いて515℃で熱間圧延を開始した。更に熱間圧延を温
度300℃、板厚4■−で終了後、2鳳園厚まで冷間圧
延を行った。次いで、打抜き、歪み取り焼鈍、ダイヤモ
ンドバイト切削により鏡面の基盤に仕上げ、塗布型ディ
スクの工程にて磁気ディスクに仕上げた。
を鋳造し、面削後、530℃×12時間の均熱処理を行
い、平均冷却速度80℃/minで冷却された鋳塊につ
いて515℃で熱間圧延を開始した。更に熱間圧延を温
度300℃、板厚4■−で終了後、2鳳園厚まで冷間圧
延を行った。次いで、打抜き、歪み取り焼鈍、ダイヤモ
ンドバイト切削により鏡面の基盤に仕上げ、塗布型ディ
スクの工程にて磁気ディスクに仕上げた。
この磁気ディスクにつき、20000BPI。
1160TPIの記録密度にてエラーの有無の評価を行
った。この評価結果を第2表に示す。なお、第2表に示
したエラーには、素材以外に磁気ディスク製造工程中の
不可避のエラーも含まれている。
った。この評価結果を第2表に示す。なお、第2表に示
したエラーには、素材以外に磁気ディスク製造工程中の
不可避のエラーも含まれている。
第2表より明らかなように、本発明例はいずれもエラー
数が極めて少なく、磁気ディスク用素材として優れてい
ることが明確である。また5μm以上のM g −S
i系晶出物は確認されなかった。
数が極めて少なく、磁気ディスク用素材として優れてい
ることが明確である。また5μm以上のM g −S
i系晶出物は確認されなかった。
「以下余白」
去mλ
第3表に示す化学成分のA2合金鋳塊につき、鋳造、固
剤後、第4表に示す条件にて均熱処理、熱間圧延を行っ
た。更に、実施例1と同様に冷間圧延、打抜き、基盤加
工等を行い、磁気ディスクとした。
剤後、第4表に示す条件にて均熱処理、熱間圧延を行っ
た。更に、実施例1と同様に冷間圧延、打抜き、基盤加
工等を行い、磁気ディスクとした。
各磁気ディスクにつき、実施例1と同様に磁気ディスク
としての評価を行った。その結果は第5表に示すとおり
、本発明例はいずれもエラーが極めて少なく、磁気ディ
スク用素材として優れていることが明確である。また5
μm以上のM g −S i系晶出物は確認されなかっ
た。
としての評価を行った。その結果は第5表に示すとおり
、本発明例はいずれもエラーが極めて少なく、磁気ディ
スク用素材として優れていることが明確である。また5
μm以上のM g −S i系晶出物は確認されなかっ
た。
r以下余白」
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、磁気ディスク用
アルミニウム合金素材として成分調整並びに製造条件を
併せて規定したので、記録エラーの極めて少ない磁気デ
ィスクが得られる素材を提供できる。したがって、更な
る高記録密度化に対応できるので、その効果は顕著であ
る。
アルミニウム合金素材として成分調整並びに製造条件を
併せて規定したので、記録エラーの極めて少ない磁気デ
ィスクが得られる素材を提供できる。したがって、更な
る高記録密度化に対応できるので、その効果は顕著であ
る。
Claims (2)
- (1)重量%で(以下、同じ)、Mg:3〜5%及びC
r:0.02〜0.05%を必須成分として含み、残部
がAl及び不純物からなり、不純物としてFe<0.0
05%、Si<0.005%以下、Cu<0.005%
、Zn<0.01%、Ti<0.005%、Na<0.
0006%、その他の不純物を合計で0.005%以下
に規制したアルミニウム合金鋳塊を面削後、510〜5
60℃×2時間以上の均熱処理を施し、熱間圧延を50
0℃以上で開始し、且つ熱間圧延開始までの冷却を60
℃/hr以上の冷却速度で行うことを特徴とする高記録
密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造方法。 - (2)Mg:3〜5%、Cr:0.02〜0.05%及
びMn:0.15〜0.30%を必須成分として含み、
残部がAl及び不純物からなり、不純物としてFe<0
.005%、Si<0.005%以下、Cu<0.00
5%、Zn<0.01%、Ti<0.005%、Na<
0.0006%、その他の不純物を合計で0.005%
以下に規制したアルミニウム合金鋳塊を面削後、510
〜560℃×2時間以上の均熱処理を施し、熱間圧延を
500℃以上で開始し、且つ熱間圧延開始までの冷却を
60℃/hr以上の冷却速度で行うことを特徴とする高
記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28461089A JPH03146645A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 高記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28461089A JPH03146645A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 高記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03146645A true JPH03146645A (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=17680688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28461089A Pending JPH03146645A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 高記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03146645A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017039979A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | Kmアルミニウム株式会社 | アルミニウム合金 |
| JP2020513063A (ja) * | 2017-04-05 | 2020-04-30 | ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. | 高強度および高成形性を備えた陽極酸化品質5xxxアルミニウム合金およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28461089A patent/JPH03146645A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017039979A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | Kmアルミニウム株式会社 | アルミニウム合金 |
| JP2020513063A (ja) * | 2017-04-05 | 2020-04-30 | ノベリス・インコーポレイテッドNovelis Inc. | 高強度および高成形性を備えた陽極酸化品質5xxxアルミニウム合金およびその製造方法 |
| JP2022037039A (ja) * | 2017-04-05 | 2022-03-08 | ノベリス・インコーポレイテッド | 高強度および高成形性を備えた陽極酸化品質5xxxアルミニウム合金およびその製造方法 |
| US11821061B2 (en) | 2017-04-05 | 2023-11-21 | Novelis Inc. | Anodized quality 5XXX aluminum alloys with high strength and high formability and methods of making the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3767492B2 (ja) | アルミニウム軟質箔の製造方法 | |
| JP6908741B2 (ja) | 磁気ディスク用アルミニウム合金ブランクおよび磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート | |
| JPH0261538B2 (ja) | ||
| JPS6253586B2 (ja) | ||
| JPH03146645A (ja) | 高記録密度磁気ディスク用アルミニウム合金素材の製造法 | |
| JPS6152228B2 (ja) | ||
| EP0247264B1 (en) | Method for producing a thin casting of cr-series stainless steel | |
| JPH07195150A (ja) | Hdd用アルミニウム合金の鋳造方法 | |
| JPS59193537A (ja) | 磁気デイスク基板用Al合金 | |
| JPH04272150A (ja) | 研削加工性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 | |
| CN115927983A (zh) | 6系铝合金板材的制备方法 | |
| JPS634050A (ja) | 磁気デイスク用アルミニウム合金基板の製造法 | |
| JPH01312054A (ja) | 磁気ディスク用アルミニウム合金及びその製造方法 | |
| JPH0148337B2 (ja) | ||
| JPH0364596B2 (ja) | ||
| JPS6151018B2 (ja) | ||
| TWI917158B (zh) | 包裝印刷用鋁箔的製造方法 | |
| JPS604263B2 (ja) | 磁気デイスク基盤用Al合金板の製造方法 | |
| JPH07331397A (ja) | 磁気ディスク基板用アルミニウム合金板の製造方法 | |
| JPH0690792B2 (ja) | 磁気デイスク用Alサブストレ−トの製造方法 | |
| JPH0288741A (ja) | 高記録密度ディスク用素材及びその製造法 | |
| JPS6396254A (ja) | コ−テイング型磁気デイスク用a1合金基板の製造法 | |
| JP3098109B2 (ja) | 伸び特性の優れたCr−Ni系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPS6237354A (ja) | 耐摩耗性のすぐれたCo基合金板材の製造法 | |
| JPS635464B2 (ja) |