JPH03146723A - 植毛用パイルの製造方法 - Google Patents
植毛用パイルの製造方法Info
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- JPH03146723A JPH03146723A JP14875189A JP14875189A JPH03146723A JP H03146723 A JPH03146723 A JP H03146723A JP 14875189 A JP14875189 A JP 14875189A JP 14875189 A JP14875189 A JP 14875189A JP H03146723 A JPH03146723 A JP H03146723A
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Landscapes
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
2゜
3゜
本発明は、植毛用のポリアミドパイルの製造方法に関す
るものである。
るものである。
(従来の技術)
従来から用いられている植毛用ポリアミドパイルの製造
方法は、まず、ポリアミドチップを溶融紡糸し、延伸し
た後にカットして、短繊維を得る。つぎに、この短繊維
に、静電植毛が容易に行われるように電着処理が施され
、植毛用パイルとされていた。このために、植毛加工製
品の風合を改良するのに必要な、植毛の柔軟化処理、撥
水処理などは、植毛用ポリアミドパイル自体の製造工程
では実施されずに、植毛後に実施されるのが常であった
。
方法は、まず、ポリアミドチップを溶融紡糸し、延伸し
た後にカットして、短繊維を得る。つぎに、この短繊維
に、静電植毛が容易に行われるように電着処理が施され
、植毛用パイルとされていた。このために、植毛加工製
品の風合を改良するのに必要な、植毛の柔軟化処理、撥
水処理などは、植毛用ポリアミドパイル自体の製造工程
では実施されずに、植毛後に実施されるのが常であった
。
すなわち、上記のようにして製造された植毛用ポリアミ
ドパイルは、通常、静電植毛法によって基材の表面に植
毛され、植毛加工製品に形成される。その後で、植毛加
工品に、シリコーン系、または弗素系の柔軟撥水剤がス
プレー、塗布、もしくは含浸され、さらに、乾燥と熱処
理が施されて、植毛された繊維に柔軟性や、撥水性が付
与され、風合の良好な植毛加工製品として仕上げられる
という方法が採用されてきた。
ドパイルは、通常、静電植毛法によって基材の表面に植
毛され、植毛加工製品に形成される。その後で、植毛加
工品に、シリコーン系、または弗素系の柔軟撥水剤がス
プレー、塗布、もしくは含浸され、さらに、乾燥と熱処
理が施されて、植毛された繊維に柔軟性や、撥水性が付
与され、風合の良好な植毛加工製品として仕上げられる
という方法が採用されてきた。
(発明が解決しようとする課題)
従来の製造法にあっては、上記のように植毛用パイル自
体に柔軟化処理が施されておらず、植毛加工製品として
植毛された後、その仕上げの段階で、植毛加工製品に複
雑な仕上処理を施さなければならなかった。にもかかわ
らず、植毛された繊維は、表面に柔軟撥水剤が単に付着
されているに近いものであった。柔軟化剤の効果や、撥
水性が十分に発揮されないうえ、それらの効果の寿命も
短いという課題を有していた。
体に柔軟化処理が施されておらず、植毛加工製品として
植毛された後、その仕上げの段階で、植毛加工製品に複
雑な仕上処理を施さなければならなかった。にもかかわ
らず、植毛された繊維は、表面に柔軟撥水剤が単に付着
されているに近いものであった。柔軟化剤の効果や、撥
水性が十分に発揮されないうえ、それらの効果の寿命も
短いという課題を有していた。
本発明の目的は、従来の技術が有する上記の課題を解決
するために、植毛用ポリアミドパイルの性質そのものを
向上しようとするものである。
するために、植毛用ポリアミドパイルの性質そのものを
向上しようとするものである。
すなわち、柔軟で、撥水性に富み、触感が改良され、か
つ、基材への接着性に優れ、複雑な仕上処理を必要とし
ない植毛用ポリアミドパイルを製造する方法を提供する
ことにある。
つ、基材への接着性に優れ、複雑な仕上処理を必要とし
ない植毛用ポリアミドパイルを製造する方法を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段)
これらの目的を達成するために、本発明においては、
(a) 未延伸のポリアミド繊維に、シリコーン系、
もしくは弗素系の柔軟撥水剤を含浸させた後に、該繊維
を延伸する工程。
もしくは弗素系の柔軟撥水剤を含浸させた後に、該繊維
を延伸する工程。
(b) 上記(a)の工程で得られた繊維に熱処理を
おこなった後に、染色する工程。
おこなった後に、染色する工程。
(c) さらに上記(b)で得られた繊維表面の標準
状態における比抵抗値が、1×1010オーム・センチ
メートル以下になるまで電着処理を施す工程。
状態における比抵抗値が、1×1010オーム・センチ
メートル以下になるまで電着処理を施す工程。
(d) 上記(a)の工程を終了した延伸後のポリア
ミド長繊維をカットし、短繊維にする工程。
ミド長繊維をカットし、短繊維にする工程。
の各工程を経ることを特徴とする、植毛用のポリアミド
パイルの製造方法を提供する。
パイルの製造方法を提供する。
本発明の構成上の特徴とする主な点を、以下にさらに詳
しく述べる。
しく述べる。
本発明の第1の特徴は、従来、植毛後、植毛加工製品に
対して施されていた植毛の柔軟化処理などを、植毛前の
ポリアミド短繊維に施しておくことにある。
対して施されていた植毛の柔軟化処理などを、植毛前の
ポリアミド短繊維に施しておくことにある。
本発明の第2の特徴は、未延伸糸に対してシリコーン系
、もしくは弗素系の柔軟撥水剤の処理が行われ、その後
、延伸される点にある。
、もしくは弗素系の柔軟撥水剤の処理が行われ、その後
、延伸される点にある。
ここに、未延伸糸とは、まったく延伸されていない繊維
はもちろん、不完全に延伸された繊維をも含む意味であ
る。
はもちろん、不完全に延伸された繊維をも含む意味であ
る。
シリコーン系の柔軟撥水剤としては、
ニッカシリコンAMZ (日華化学株式会社製)、デイ
ックシリコンコンクSA(大日本インキ化学工業株式会
社製) ArkophobWS(ヘキスト社製)などが、弗素系
の柔軟撥水剤としては、NKガードFG−520(日華
化学株式会社製)オーペルFS(丸菱油化株式会社製) NuvaFH(ヘキスト社製) などの、一般に使用される公知の処理剤が用いられる。
ックシリコンコンクSA(大日本インキ化学工業株式会
社製) ArkophobWS(ヘキスト社製)などが、弗素系
の柔軟撥水剤としては、NKガードFG−520(日華
化学株式会社製)オーペルFS(丸菱油化株式会社製) NuvaFH(ヘキスト社製) などの、一般に使用される公知の処理剤が用いられる。
第3の特徴は、柔軟化処理された繊維を、延伸した後、
熱処理してから染色することである。
熱処理してから染色することである。
延伸は、ポリアミド繊維に対する公知の方法で行われる
。
。
熱処理条件は、対象とされる繊維の種類、太さなどによ
って経験的に決められるが、通常は数分間、100℃な
いし180’Cに加熱することによって行われる。
って経験的に決められるが、通常は数分間、100℃な
いし180’Cに加熱することによって行われる。
染色は、ポリアミド繊維に対する一般的な公知の方法で
行われる。
行われる。
この様にして得られたポリアミド繊維は、静電植毛する
に先立って電着処理が施される。植毛は、上記の工程を
経て得られたポリアミド繊維のパイルを、電場中に飛翔
させて行われるが、このとき良好に飛翔させるためには
、繊維表面の標関状態における比抵抗値を、1×10
オーム・センチメートル以下、好ましくは、1×10
ないし0 10 オーム・センチメートルにする必要がある。
に先立って電着処理が施される。植毛は、上記の工程を
経て得られたポリアミド繊維のパイルを、電場中に飛翔
させて行われるが、このとき良好に飛翔させるためには
、繊維表面の標関状態における比抵抗値を、1×10
オーム・センチメートル以下、好ましくは、1×10
ないし0 10 オーム・センチメートルにする必要がある。
しかし、通常のポリアミド繊維表面の標準状態における
比抵抗値は、1×10 ないし10 オム・センチメー
トルであるために、なんらかの処理を行って好ましい比
抵抗値になるように調製される。通常は、処理される繊
維の太さ、長さ、形態および植毛条件などに応じて、無
機塩類、シリカゲルや界面活性剤を組合わせた電着処理
剤で処理される。
比抵抗値は、1×10 ないし10 オム・センチメー
トルであるために、なんらかの処理を行って好ましい比
抵抗値になるように調製される。通常は、処理される繊
維の太さ、長さ、形態および植毛条件などに応じて、無
機塩類、シリカゲルや界面活性剤を組合わせた電着処理
剤で処理される。
シリコーン系あるいは弗素系の柔軟撥水剤が用いられる
場合には、繊維表面に電着処理剤が付着されにくくなる
ので、通常の処理に較べて強い条件を選ぶ必要がある。
場合には、繊維表面に電着処理剤が付着されにくくなる
ので、通常の処理に較べて強い条件を選ぶ必要がある。
延伸後のポリアミド繊維は、植毛用パイルとして適当な
寸法にするために、繊維太さによって異なるが、通常、
0.2ミリメートルないし7ミリメードルにカットされ
る。カットは、延伸後の繊維に対し、植毛のために電着
処理されるまでの、工程上都合のよいところで行われる
。
寸法にするために、繊維太さによって異なるが、通常、
0.2ミリメートルないし7ミリメードルにカットされ
る。カットは、延伸後の繊維に対し、植毛のために電着
処理されるまでの、工程上都合のよいところで行われる
。
(作 用)
本発明が、上記の構成上の特徴のため従来法よりもすぐ
れるのは、つぎの作用のためと考えられる。
れるのは、つぎの作用のためと考えられる。
従来の方法による植毛用パイルは、延伸されたトウをカ
ットして製造されるが、柔軟撥水剤の処理が施されてい
ない。本発明にかかる植毛用パイルは、未延伸の状態で
、すでにその処理が施されている。
ットして製造されるが、柔軟撥水剤の処理が施されてい
ない。本発明にかかる植毛用パイルは、未延伸の状態で
、すでにその処理が施されている。
ところで、紡糸されたポリアミドのトウに、延伸油剤を
付着し、2ないし3倍に延伸すると、強度の高いトウに
形成される。この延伸後の繊維は、個々のポリアミド分
子が結晶化・配向され、未延伸糸に較べて緻密化されて
いる。従来の製造法において、柔軟撥水剤の処理は、こ
のような緻密化された繊維に対して行われていた。
付着し、2ないし3倍に延伸すると、強度の高いトウに
形成される。この延伸後の繊維は、個々のポリアミド分
子が結晶化・配向され、未延伸糸に較べて緻密化されて
いる。従来の製造法において、柔軟撥水剤の処理は、こ
のような緻密化された繊維に対して行われていた。
一方、未延伸のポリアミド繊維の内部には、溶出、また
は揮散などしたモノマーやダイマーのあとに主じた、無
数の室孔が(r([することが知られている。本発明で
は、未延伸のポリアミド繊維に柔軟撥水剤を含浸させる
が、この未延伸糸は、まだ1・分に記同・緻密化されて
いないので、柔軟撥水剤は容易に繊維の内部にまで浸透
することができ、かつ、上記の空孔には柔軟撥水剤が満
たされることになる。しかるのちに、所望の倍率まで延
伸されるので、柔軟撥水剤は、繊維の内部に封入され、
以降の処理工程においても、柔軟撥水剤が逃散するのが
防がれ、処理効果が永続する理由と考えられる。
は揮散などしたモノマーやダイマーのあとに主じた、無
数の室孔が(r([することが知られている。本発明で
は、未延伸のポリアミド繊維に柔軟撥水剤を含浸させる
が、この未延伸糸は、まだ1・分に記同・緻密化されて
いないので、柔軟撥水剤は容易に繊維の内部にまで浸透
することができ、かつ、上記の空孔には柔軟撥水剤が満
たされることになる。しかるのちに、所望の倍率まで延
伸されるので、柔軟撥水剤は、繊維の内部に封入され、
以降の処理工程においても、柔軟撥水剤が逃散するのが
防がれ、処理効果が永続する理由と考えられる。
延伸後、繊維が細くなってから熱処理を行うために、熱
処理の効果を受けやすく、かつ、それまでの工程、たと
えば紡糸や延伸などの工程で付着された乳化剤や分散剤
も、分解され、除去されやすいというメツリドがある。
処理の効果を受けやすく、かつ、それまでの工程、たと
えば紡糸や延伸などの工程で付着された乳化剤や分散剤
も、分解され、除去されやすいというメツリドがある。
これらの薬剤が残存していると、当然のことながら、染
色工程で繊維中の柔軟撥水剤が染色液中に溶出されてし
まいやすい。また乳化剤や分散剤は親水性であり、その
残存は、撥水効果を落とす恐れがある。
色工程で繊維中の柔軟撥水剤が染色液中に溶出されてし
まいやすい。また乳化剤や分散剤は親水性であり、その
残存は、撥水効果を落とす恐れがある。
染色工程では、染色と同時に副次的な効果として、繊維
の表面に付着し、植毛に際して植毛パイルと基材との接
着を阻害する不純物や、余分の柔軟撥水剤が除去される
。このようにして、植毛パイルと接着剤との間の親和力
が高められ、基材への接着性の向上がはかられる。
の表面に付着し、植毛に際して植毛パイルと基材との接
着を阻害する不純物や、余分の柔軟撥水剤が除去される
。このようにして、植毛パイルと接着剤との間の親和力
が高められ、基材への接着性の向上がはかられる。
カットの際に、ナイフの状況によっては、繊維が、切断
面においてゆう着もしくは圧着と思われる現象のために
、相互にくっつきあって松葉のようになり、不良パイル
が発生することは、しばしば経験するところである。し
かし、本発明では、シリコーン系や、弗素系の柔軟撥水
剤が有する離型剤としての効果のために、上記の好まし
くない現象の発生が防がれる。
面においてゆう着もしくは圧着と思われる現象のために
、相互にくっつきあって松葉のようになり、不良パイル
が発生することは、しばしば経験するところである。し
かし、本発明では、シリコーン系や、弗素系の柔軟撥水
剤が有する離型剤としての効果のために、上記の好まし
くない現象の発生が防がれる。
(実 施 例)
実施例1
ナイロン6のチップを溶融紡糸して、4デニールX10
.000本の未延伸のトウを得た。ひき続いて、オイリ
ングの工程でニッカシリコンAMZ (日華化学株式会
社製)の5%水溶液を柔軟撥水剤として使用し、未延伸
のトウを浸漬、ピックアップ65%で処理した。
.000本の未延伸のトウを得た。ひき続いて、オイリ
ングの工程でニッカシリコンAMZ (日華化学株式会
社製)の5%水溶液を柔軟撥水剤として使用し、未延伸
のトウを浸漬、ピックアップ65%で処理した。
柔軟化処理された未延伸のトウを2倍に延伸し、2デニ
ールXI0.000本のトウを製造した。
ールXI0.000本のトウを製造した。
このトウを20本集め40万デニールとし、さらに15
本を集束して600万デニールにし、ギロチンタイプの
カッターで1. 0ミリメートルにカツトして、2デニ
ール×1.0ミリメートルの短繊維にした。サンプルを
拡大鏡で観察したが、松葉状にくっつきあった繊維は見
当たらなかった。
本を集束して600万デニールにし、ギロチンタイプの
カッターで1. 0ミリメートルにカツトして、2デニ
ール×1.0ミリメートルの短繊維にした。サンプルを
拡大鏡で観察したが、松葉状にくっつきあった繊維は見
当たらなかった。
次に、この短繊維を80℃ないし100℃で乾燥した後
、160℃、3分間の熱処理を行った。
、160℃、3分間の熱処理を行った。
ついで、繊維重量の30倍の水に、合金染料のラニール
ブラツクBGエクスラコンク(SANDOZ社製)を短
繊維の重量の5%と、90%濃度の酢酸を染色液1リツ
トルに対して0.5cc加えて調製された染色液中に投
入し、加熱して、染色した。
ブラツクBGエクスラコンク(SANDOZ社製)を短
繊維の重量の5%と、90%濃度の酢酸を染色液1リツ
トルに対して0.5cc加えて調製された染色液中に投
入し、加熱して、染色した。
この短繊維を水洗し、脱水した後、スノーテックス20
(8産化学社製)3%と塩化アンモニューム1%を含む
水溶液に、0.01%のベタイン型の帯電防止剤を加え
て調製された繊維重量の5倍の電着処理液に、15分間
浸漬した。電着処理液を均一に付着させた後、繊維重量
に対し、スノーテックス20が3%、塩化アンモニュー
ムが1%残るように脱水し、さらに、水分率が4.5%
になるまで乾燥した。
(8産化学社製)3%と塩化アンモニューム1%を含む
水溶液に、0.01%のベタイン型の帯電防止剤を加え
て調製された繊維重量の5倍の電着処理液に、15分間
浸漬した。電着処理液を均一に付着させた後、繊維重量
に対し、スノーテックス20が3%、塩化アンモニュー
ムが1%残るように脱水し、さらに、水分率が4.5%
になるまで乾燥した。
この様にして得られた植毛用のポリアミドパイルの比抵
抗値を、メガオーム計(絶縁抵抗計、横河電機社製)で
測定したところ1.200C160%RHの条件下で、
0.5XlOオーム・センチメートルであった。
抗値を、メガオーム計(絶縁抵抗計、横河電機社製)で
測定したところ1.200C160%RHの条件下で、
0.5XlOオーム・センチメートルであった。
このパイルは、静電植毛法によって植毛されたが、飛翔
状況、基材への接着状況ともに良好で、植毛はむらなく
行われた。
状況、基材への接着状況ともに良好で、植毛はむらなく
行われた。
得られた植毛加工製品は、従来の製造方法によって得ら
れていた製品よりも、ヌメリのある柔軟なタッチの感触
のものであって、長時間にわたり優れた風合を保ってい
る。また、JIS−L−1092の繊維製品防水性試験
方法によって撥水性を測定したところ、撥水度は、50
であった。
れていた製品よりも、ヌメリのある柔軟なタッチの感触
のものであって、長時間にわたり優れた風合を保ってい
る。また、JIS−L−1092の繊維製品防水性試験
方法によって撥水性を測定したところ、撥水度は、50
であった。
実施例2
ナイロン66のチップを溶融紡糸して5デニールX15
.000本の未延伸のトウにした。この未延伸のトウを
、フッ素系の柔軟撥水剤であるNKガードFG−520
(日華化学株式会社製)の3%溶液に浸漬した後、ピッ
クアップ65%になるように脱水した。
.000本の未延伸のトウにした。この未延伸のトウを
、フッ素系の柔軟撥水剤であるNKガードFG−520
(日華化学株式会社製)の3%溶液に浸漬した後、ピッ
クアップ65%になるように脱水した。
これを、2.5デニールX15,000本のトウになる
ように延伸し、80℃で乾燥した。得られたトウを、2
00本集束して500万デニールにし、ギロチンタイプ
のカッターで2.0ミリメートルに切断してナイロン6
6の短繊維にした。
ように延伸し、80℃で乾燥した。得られたトウを、2
00本集束して500万デニールにし、ギロチンタイプ
のカッターで2.0ミリメートルに切断してナイロン6
6の短繊維にした。
160℃で3分間熱処理した後、繊維重量の30倍の水
に、イルガランブルー3GL 200%(CI BA
−GAIGY社製)の染料を繊維重量に対し1%と、染
色液1リツトル当たり80%濃度のぎ酸0.5cc加え
て染色液とし、染色した。
に、イルガランブルー3GL 200%(CI BA
−GAIGY社製)の染料を繊維重量に対し1%と、染
色液1リツトル当たり80%濃度のぎ酸0.5cc加え
て染色液とし、染色した。
水洗し、脱水した後、スノーテックス20を1%とアル
ミナゾールA100 (日産化学株式会社製)を2%含
む水溶液に、0.05%のベタイン型の帯電防止剤を加
えて調製された電着処理液に浸漬した。十分に浸漬した
後に、繊維重量に対しスノーテックス20が1%、アル
ミナゾールA100が2%と帯電防止剤が0.05%残
るように脱水し、乾燥した。乾燥後の水分率は、約5%
であった。
ミナゾールA100 (日産化学株式会社製)を2%含
む水溶液に、0.05%のベタイン型の帯電防止剤を加
えて調製された電着処理液に浸漬した。十分に浸漬した
後に、繊維重量に対しスノーテックス20が1%、アル
ミナゾールA100が2%と帯電防止剤が0.05%残
るように脱水し、乾燥した。乾燥後の水分率は、約5%
であった。
得られたナイロン66の植毛用パイルの比抵抗値を、実
施例1におけるのと同様にメグオーム計を用いて、20
℃、60%RHの条件下で測定したところ、0.3X1
0 オーム・センナメートルであった。
施例1におけるのと同様にメグオーム計を用いて、20
℃、60%RHの条件下で測定したところ、0.3X1
0 オーム・センナメートルであった。
このようにして得られたナイロン66の植毛用パイルを
、通常の静電植毛法で植毛し、植毛加工製品にした。
、通常の静電植毛法で植毛し、植毛加工製品にした。
短繊維の飛翔状態、基材への接着状態はともに良好で、
植毛はスムーズに行われ、非常にソフトなタッチの製品
が得られた。また、実施例1と同様の方法で測定された
撥水度は60であった。
植毛はスムーズに行われ、非常にソフトなタッチの製品
が得られた。また、実施例1と同様の方法で測定された
撥水度は60であった。
(発明の効果)
本発明は、以上に説明された構成と作用を有するので、
以下に記載されるような、すぐれた効果を奏する。
以下に記載されるような、すぐれた効果を奏する。
本発明においては、柔軟撥水剤による処理が、植毛され
る前の繊維に対し行われるので、植毛加工製品に対する
のと異なり、処理条件の選定、操作が容易である。
る前の繊維に対し行われるので、植毛加工製品に対する
のと異なり、処理条件の選定、操作が容易である。
また、この処理は、未延伸糸に対して行われるため、柔
軟撥水剤が、繊維の内部に取込まれて、処理効果はより
本質的になり永続性がある。これに加えて、トウの切断
に際して上記の繊維の内部をも奏する。
軟撥水剤が、繊維の内部に取込まれて、処理効果はより
本質的になり永続性がある。これに加えて、トウの切断
に際して上記の繊維の内部をも奏する。
熱処理もまた、植毛される前に行われるために植毛加工
製品に対するのと異なり、操作は容易で処理条件の選択
の幅が大になる。とくに基材の材質上熱処理ができなか
ったものにも、植毛が可能になり、よい風合と撥水性を
付与できる。そのうえ、延伸後、染色前に行われるので
、染色液中で撥水処理剤を溶出する恐れのある、紡糸や
延伸時に付着された乳化剤などは分解、除去されてしま
うという効果を奏する。
製品に対するのと異なり、操作は容易で処理条件の選択
の幅が大になる。とくに基材の材質上熱処理ができなか
ったものにも、植毛が可能になり、よい風合と撥水性を
付与できる。そのうえ、延伸後、染色前に行われるので
、染色液中で撥水処理剤を溶出する恐れのある、紡糸や
延伸時に付着された乳化剤などは分解、除去されてしま
うという効果を奏する。
柔軟撥水剤による処理の後に染色工程が置かれているの
で、余分な処理剤は除去され、植毛に際し、処理剤が基
材への接着を妨害するという心配もない。
で、余分な処理剤は除去され、植毛に際し、処理剤が基
材への接着を妨害するという心配もない。
以上、記載されたように本発明は、植毛加工製品の品質
の向上と、処理操作の合理化に大きな効果を奏するもの
である。
の向上と、処理操作の合理化に大きな効果を奏するもの
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次の各工程を経ることを特徴とする植毛用のポリアミド
パイルの製造方法。 (a)未延伸のポリアミド繊維に、シリコーン系、もし
くは弗素系の柔軟撥水剤を含浸 させた後に、該繊維を延伸する工程。 (b)上記(a)の工程で得られた繊維に熱処理をおこ
なった後に、染色する工程。 (c)さらに上記(b)で得られた繊維表面の標準状態
における比抵抗値が、1×10 ^1^0オーム・センチメートル以下になるまで電着処
理を施す工程。 (d)上記(a)の工程を終了した延伸後のポリアミド
長繊維をカットし、短繊維にす る工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14875189A JP2779418B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 植毛用パイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14875189A JP2779418B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 植毛用パイルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03146723A true JPH03146723A (ja) | 1991-06-21 |
| JP2779418B2 JP2779418B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=15459819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14875189A Expired - Fee Related JP2779418B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 植毛用パイルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2779418B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009244471A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toray Ind Inc | 導電性フロック |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP14875189A patent/JP2779418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009244471A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toray Ind Inc | 導電性フロック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2779418B2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |