JPH0314959B2 - - Google Patents

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JPH0314959B2
JPH0314959B2 JP56121341A JP12134181A JPH0314959B2 JP H0314959 B2 JPH0314959 B2 JP H0314959B2 JP 56121341 A JP56121341 A JP 56121341A JP 12134181 A JP12134181 A JP 12134181A JP H0314959 B2 JPH0314959 B2 JP H0314959B2
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copolymer
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JP56121341A
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Mamoru Someya
Kunio Imamura
Shigeo Tsutsumi
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は紙用の寸法安定化剤に関する。 セルロースを主成分とする紙は、その本質的な
欠点として湿気による伸び縮みが大きく、印刷や
記録紙等の分野ではその改善が重要な課題となつ
ている。 湿気による紙の伸縮性については多くの研究が
なされているが、パルプの種類、叩解の程度、乾
燥方法、その他の多くの要因が複雑に影響してお
り、伸縮安定性について決めてとなるような理由
は現在未だ明らかとはなつていない。 因みに紙の湿気に対する寸法安定化方法として
従来提案されている方法としては、例えば、セル
ロースの水酸基を化学的に処理して疎水性基に変
換する;木材パルプにガラス繊維、ポリオレフイ
ン、ポリアクリルニトリル等の疎水性物質を添加
して抄紙する;紙の表面を疎水性物質にて被覆す
る;叩解を控え目にして繊維のからみ合いを緩和
する;鉱物質填料を充填する;樹脂を添加して繊
維を三次元的に結合せしめて乾燥時の収縮を防ぐ
或いは大径シリンダー上にて密着乾燥する等の方
法が知られているが、これらの方法に於いては、
例えば、寸法安定効果が充分でない又は殆んど効
果がない、紙の強度が著しく低下する紙質の柔軟
性を阻害する、印刷特性に悪影響を及ぼす、或い
は経済性が劣る等一長一短があり実用上種々の問
題点を有している。 また一方、これに加え或いは別個の問題として
印刷用紙、情報産業用紙(コンピユーターカード
その他)、ラベル用紙等のハクリ紙においては、
湿分や水分の影響でおこるカールがしばしば問題
となる。 紙のカールによるトラブルは工業操業において
能率を低下させるばかりでなく、歩留りに影響
し、採算面に悪影響を及ぼす。従つて紙の中間製
品はカール発生に理由するクレームが多い。 カールの原因については、紙の機械すきによる
方向性があり異方性になつている、紙の表裏に密
度差がある等種々の原因がある。又カールは、紙
の表裏に繊維配列の差が生じたとき、填料の分布
が厚さ方向で違つている場合、内部ひずみが表裏
で異なつているとき、コーテイング剤が片面にの
みぬつている場合、プラスチツクフイルムやアル
ミはくがはつてあるときなどの場合によく発生す
る。 このカール防止方法について従来提案されてい
る方法としては、製造工程での抄紙方法で、紙の
表裏に密度差をなるべく少なくする、白土(クレ
ー)、タルクなどの填料を加える又片面にのみコ
ーテイング剤をぬる場合うら面に水をコーテイン
グして乾燥する、グリセリン、ポリエチレングリ
コール等の保湿剤、柔軟剤を加え、紙の水分を適
度に保持し、柔軟剤を付与するなどの方法が知ら
れているが、これらの方法においては、例えば、
カール防止効果が充分でない又は殆んど効果がな
い、耐摩耗強度、表面強度がおちる、印刷特性に
悪影響を及ぼす、或いは経剤性が劣る等一長一短
があり、実用上種々の問題点を有している。 本発明者らはかかる現状に鑑み紙の寸法安定化
方法、カール防止方法について種々検討した結
果、アクリルアミド系モノマーとポリオキシエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレートとメチ
ロール(メタ)アクリルアミド系モノマーとその
他の不飽和ビニールモノマーとからなる特定の水
溶性共重合体とグリオキザールが紙の寸法安定化
剤又はカール防止剤として優れた効果を有するこ
とを見出し、本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明は、 (A) 一般式 〔式中、R1は水素原子又はメチル基を表わし、
R2及びR3は、同一であつても相異なつていて
もよく、それぞれ水素原子又は低級アルキル基
を表わす。〕 で示されるアクリルアミド又はメタアクリルア
ミドの少なくとも1種と、 (B) 一般式 〔式中、R1及びR2は前記規定に同一のものを
表わし、nは2〜50の整数を表わす。〕 で示されるポリオキシエチレングリコールモノ
アクリレート又はポリオキシエチレングリコー
ルモノメタアクリレートの少なくとも1種と、 (D) 一般式 〔式中、R1は前記規定に同一のものを表わし、
R4は炭素数1〜12のアルキル基を表わす。〕 で示されるアクリル酸アルキルエステル又はメ
タアクリル酸アルキルエステル、 一般式 〔式中、R1及びR2は前記規定に同一のものを
表わす。〕 で示されるアクリル酸又はメタアクリル酸のヒ
ドロキシアルキルエステル、 一般式 〔式中、R1は前記規定に同一のものを表わ
す。〕 で示されるアクリルニトリル又はメタアクリル
ニトリル、 一般式 〔式中、R1は前記規定に同一のものを表わし、
Bは水素原子、アルカリ金属塩、アンモニウム
塩、アミン塩又はアルカノールアミン塩を表わ
す。〕 で示されるアクリル酸又はアクリル酸塩、メタ
アクリル酸又はメタアクリル酸塩から選ばれた
少なくとも1種の水溶性共重合体であつて、 (A)の共重合体割合が10〜90重量%、(B)の共重合
体割合が5〜40重量%、(C)の共重合体割合が5〜
30重量%および(D)の共重合体割合が多くとも30重
量%である共重合体と、グリオキザールより成る
寸法安定化剤又はカールル防止剤を堤供しようと
するものである。 本発明の紙用寸法安定化剤及びカール防止剤の
共重合体成分の (A)のアクリルアミド又はメタアクリルアミド系
モノマーとしては、例えばアクリルアミド、メタ
アクリルアミド〔以下、アクリル又はメタアクリ
ルを総称して(メタ)アクリルという。〕、 N,N−ジメチル−(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジエチル−(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジ−n又はイソ−プロピル−(メタ)アクリ
ルアミド等であり、好ましくは、アクリルアミ
ド、メタアクリルアミドが用いられる。 (B)の一般式 で示されるポリオキシエチレングリコールモノア
クリレート又はポリオキシエチレングリコールモ
ノメタアクリレートは、ヒドロキシエチルアクリ
レート又はヒドロキシエチルメタクリレートに酸
化エチレン、加重合することによつてえられる化
合物であり、又末端水酸基中の水素原子がメチル
基、エチル基、プロピル基で置換されている化合
物である。 具体的には下記のものがあげられる。 ω−ヒドロキシ−ポリ(エチレンオキシ)−(メ
タ)アクリレート、ω−メトキシ−ポリ(エチレ
ンオキシ)−(メタ)アクリレート、等が示され
る。 (D)の疎水性不飽和ビニール化合物としての好ま
しいものをあげれば、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル
酸イソプロピル、アクリル酸nブチル、アクリル
酸第3級ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル等
のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸n
−ブチル、メタクリル酸第3級ブチル、メタクリ
ル酸2エチルヘキシル等のメタアクリル酸エステ
ル類。ヒドロキシアクリレートについて好ましい
ものをあげれば、例えば、ヒドロキシエチル−
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
−(メタ)アクリレート、2ヒドロキシブチル−
(メタ)アクリレート。アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等のニトリル類等が示される。 カルボキシ基含有モノマーとしては、好ましく
は、アクリル酸、メタアクリル酸等及びアクリル
酸、メタアクリル酸等のソーダ塩、カリ塩、アン
モニウム塩、メチルアミン、ジメチルアミン、ト
リメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン、エタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミンがあげら
れる。即ち、本発明者らは、紙の寸法安定化剤ま
たはカール防止剤として前記問題点を解決するた
めには、そのベースとなる重合体の性質として、
架橋剤と反応して三次元網目構造となること、紙
中の水を調節出来るように保湿性が高いこと、ま
た架橋剤は重合体だけでなく、紙自身とも反応性
を有することが必要であるとの考えを基本とし
て、架橋剤はグリオキザールを選び、重合体の組
成は架橋剤と反応するアミド基を有する単量体
〔(A)成分〕、保湿能力の大きいオキシエチレン鎖を
持つ単量体〔(B)成分〕を主成分として選び、紙の
寸法安定化剤又はカール防止剤としての性能を向
上させ、更に、共重合体も紙自身に反応するよう
にN−メチロール基を有する単量体〔(C)成分〕を
加えることにより、共重合体と紙との結合を高め
ることによりその性能を一層高めた。 本発明の水溶性共重合体における各モノマーの
組成としては(A)成分が10〜90重量%で(B)が5〜40
重量%、(C)が5〜30重量%(D)が0〜30重量%の範
囲が適当である。即ち、各モノマーの重量比につ
いては、(A)成分及び(B)成分がその性能を発揮する
上で多い程好ましいが、一方があまり多くなると
その結果、他方及び(C)成分があまり少なくなり、
(A)成分が10重量%未満、(B)成分が5重量%未満又
は(C)成分が5重量%未満ではそれぞれの効果が充
分でなくなる。また(C)成分があまり多くなり、30
重量%を越えると、共重合体間に交叉結合が起
り、共重合体の水溶液の高粘度化、ゲル化が生じ
て使用する上で不都合となる。(D)成分は、紙の寸
法安定化剤又はカール防止剤としての効果に関与
せず、共重合体中に存在していてもかまわない
が、あまり多くなり40重量%を越えるとこれに起
因する疎水化、共重合体間の交叉結合が起り、共
重合体の水溶液が相分離や高粘度化ないしゲル化
とするために紙の寸法安定化剤又はカール防止剤
としての使用が困難になる。 本発明のアクリルアミド系重合体とグリオキザ
ールは紙に対してサイズプレスないしはオフマシ
ーンにおける塗布ないしは含浸用の寸法安定化剤
として用いられる。 添加量は、パルプの重量に対して本発明の特定
水溶性共重合体が0.1〜15重量%の範囲が好まし
い。 又グリオキザールは本発明の特定水溶性共重合
体1重量部に対し重量比で0.1重量部から3重量
部の範囲が好ましい。0.1重量部以下では寸法安
定性、カール防止効果が少なく、3重量部以上で
は紙の紙質がおちる。 カール防止剤用としては、本発明の水溶性重合
体をかなり用いる必要がある。 又、塗布ないしは含浸の際に一般に製紙業界で
用いられているサイズ剤、紙力増強剤等を適宜併
用することができる。 本発明の共重合体の製造については特に制限は
ないが、通常は例えば下記の如き方法により調整
される。しかし、勿論他の方法によつて製造され
たものでもよい。 即ち、(A)成分と(B)成分と(C)成分と場合によつて
は(D)成分を合計したモノマーの濃度として5〜30
重量%、好ましくは10〜25重量%の水溶液に、触
媒として過硫酸塩又はこれとアミン若しくは亜硫
酸塩とのレドツクス系を加え、室温乃至100℃程
度の温度で、0.5〜5時間位反応させる。触媒と
して用いられる過硫酸塩としては、水溶性の塩、
例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム等
の塩が好適であり、又、アミンとしては、例え
ば、モノエタノールアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、アニリン等の1級アミン、ジエタノールア
ミン、モノメチルアニリン等の2級アミン、トリ
エタノールアミン、ジメチルアニリン、ピリジン
ピコリン等の3級アミンのいずれでも良い。 触媒の使用量については必ずしも制限はない
が、通常はモノマーに対して過硫酸塩0.1〜5.0重
量%、アミン0.5〜30重量%程度用いるのが望ま
しい。 重合温度は室温にて始めた場合でも、重合開始
により昇温し、通常は最終的に70℃位になる。 70〜80℃程度の温度で反応を始めた場合には、
冷却を行なう必要がある。 本発明に於ける共重合体の分子量は5000位の如
き低分子量でも、200万位の高分子量でもよい。
しかし実用上好適な分子量としては1万から100
万の範囲の比較的低い範囲の共重合体の方が、好
適である。 以下、本発明の紙用寸法安定化剤、カール防止
剤について、共重合体の製造及び、寸法安定性、
カール防止についての試験の代表的な例を示し、
更に具体的に説明する。 尚以下の実施例に於いて“部”は重量部を意味
する。 合成例 1 温度計、窒素導入管をつけた三口フラスコにア
クリルアミド55部、n=9のポリエチレングリコ
ールのモノアクリレート15部、メチロールアクリ
ルアミド15部、アクリルニトリル15部及びイオン
交換水400部を仕込み、窒素ガスにて30分バブリ
ングをして系内の酸素を除去した後、液温を20℃
に調節して、レドツクス系開始剤ジエタノールア
ミン50%水溶液10部と過硫酸アンモニウム20%水
溶液10部を投入して反応を開始した。 重合は63℃に達した後1時間続け共重合体の20
%水溶液を得た。 この共重合物の20℃に於ける粘度は1200cpsで
あつた。 合成例2〜4及び比較例1〜5 種々の組成のモノマーを合成例1と同様な方法
にて反応させて、各種重合物をえた。各種共重合
体を、また比較のため、(A)成分がその下限以下の
共重合体(比較例1)、(B)成分がその下限以下の
共重合体(比較例2)、(C)成分がその下限以下の
共重合体(比較例3)、(C)成分がその上限以上の
共重合体(比較例4)及び(D)成分がその上限以上
の共重合体(比較例5)をそれぞれ得た。これら
を第1表及び第2表に示す。
【表】
【表】 合成例1〜4及び比較例1〜3にて合成した水
溶性共重合体の5%水溶液に、水溶性共重合体及
びグリオキザールが固形分で3%になる様にイオ
ン交換水及びグリオキザールを添加し、攪拌した
後坪量60gの無サイズ紙を含浸し、吸取紙で余分
な液をふきとつた後120℃で5分乾燥した。この
紙は紙に対しポリマー3.5%、グリオキザール3.5
%の着量となつた。尚、比較例4及び5にて合成
した共重合体は水溶液にするとゲル化或いは分離
したので試験に供することが出来なかつた。 この紙を50〜400(mm)の試料片として恒温恒湿
室(20℃、65%)に一昼夜放置し、浸水伸度、気
中伸縮率を測定した。尚浸水伸度は試料片を20℃
の水中に10分間浸して、浸水前の状態(20℃、65
%)を基準にした伸び率を測定した。又、気中伸
率は20℃、湿度33%に於ける試料片を基準とし、
湿度を33%から72%まで変化させ、更に72%にて
24時間放置した後の伸び率を測定した。縮率につ
いても同様に20℃、湿度72%のときを基準とし、
湿度を72%から33%まで変化させ、更に33%にて
24時間放置した後の縮み率を測定した。 その結果を第3表に示す。
【表】
【表】 計変化量で表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式 〔式中、R1は水素原子又はメチル基を表わし、
    R2及びR3は、同一であつても相異なつていて
    もよく、それぞれ水素原子又は低級アルキル基
    を表わす。〕 で示されるアクリルアミド又はメタアクリルア
    ミド、 (B) 一般式 〔式中、R1及びR2は前記規定に同一のものを
    表わし、nは2〜50の整数を表わす。〕 で示されるポリオキシエチレングリコールモノ
    アクリレート又はポリオキシエチレングリコー
    ルモノメタアクリレート、 (C) メチロールアクリルアミド又はメチロールメ
    タアクリルアミド、 (D) 一般式 〔式中、R1は前記規定に同一のものを表わし、
    R4は炭素数1〜12のアルキル基を表わす。〕 で示されるアクリル酸アルキルエステル又はメ
    タアクリル酸アルキルエステル、 一般式 〔式中、R1及びR2は前記規定に同一のものを
    表わす。〕 で示されるアクリル酸又はメタアクリル酸のヒ
    ドロキシアルキルエステル、 一般式 〔式中、R1は前記規定に同一のものを表わ
    す。〕 で示されるアクリルニトリル又はメタアクリル
    ニトリル、 一般式 〔式中、R1は前記規定に同一のものを表わし、
    Bは水素原子、アルカリ金属塩、アンモニウム
    塩、アミン塩又はアルカノールアミン塩を表わ
    す。〕 で示されるアクリル酸又はアクリル酸塩、メタ
    クリル酸又はメタアクリル酸塩から選ばれた少
    なくとも1種の水溶性共重合体であつて、 (A)の共重合体割合が10〜90重量%、(B)の共重合
    体割合が5〜40重量%、(C)の共重合体割合が5〜
    30重量%および(D)の共重合体割合が多くとも30重
    量%である共重合体と、グリオキザールより成る
    寸法安定化剤又はカール防止剤。
JP12134181A 1981-08-04 1981-08-04 紙用の寸法安定化剤 Granted JPS5823993A (ja)

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