JPH03150326A - 還元による金属の製造方法 - Google Patents
還元による金属の製造方法Info
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- JPH03150326A JPH03150326A JP28821489A JP28821489A JPH03150326A JP H03150326 A JPH03150326 A JP H03150326A JP 28821489 A JP28821489 A JP 28821489A JP 28821489 A JP28821489 A JP 28821489A JP H03150326 A JPH03150326 A JP H03150326A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、ハロゲン化金属の還元反応による金属の製造
方法に関し、更に詳しくは金属粒子の流動による連続的
な金属の製造方法に関する。
方法に関し、更に詳しくは金属粒子の流動による連続的
な金属の製造方法に関する。
ハロゲン化金属の還元反応によって製造される金属とし
ては金属Tiが代表的である。7%ロゲン化金属の還元
反応による金属Tiの製造は、工業的にはクロール法で
行われているが、この方法はバッチ式で、他の金属製法
が連続化されている昨今にあっては、旧態化の感はぬぐ
えない、そこで、最近になって、反応器内に生成金属粒
子を送入し、その粒子群の下方からハロゲン化金属およ
び還元剤の各ガス体を吹き上げることにより、該粒子群
を流動状態として、生成金属粒子表面に生成金属を固着
成長させて反応器外へ抽出するいわゆる流動法による金
属の製造方法が特開昭64−15339号公報で11案
されている。 流動法で金属Tiを製造する場合には、TiCj!。 およびMgの各蒸気で金属Ti粒子が吹き上げられて流
動状態とされ、流動状態とされた金属Ti粒子の表面で
TiCJ!、がMgによって還元される。この還元反応
によって生成した金JiiTlが金属Ti粒子の表面に
固着集積することにより金属Ti粒子が成長する。従っ
て、反応器内に金属Ti粒子とTiCj!aおよびMg
の各蒸気を送入し続け、その一方で、成長した金属Ti
粒子を反応器から抽出することにより、金属Tiが連続
的に製造される。 反応容器内における流動反応は、Tiの融点未満の温度
で、しかもMgおよび還元生成物としてMgCl2.の
凝縮防止を防ぐために、当該反応温度におけるいずれの
物質の蒸気圧よりも低い圧力で行う必要があるとされて
いる。 〔発明が解決しようとする課題〕 流動層法による金属Tiの製造法は、それを連続的に行
い得るという点で注目すべき方法であるが、工業的規模
の実用化は未だ実現されていない。 というのは、この方法では反応器内の反応が高温還元反
応であり、反応器の耐熱性によるaplから反応温度を
低下させるために極端な減圧操業を余儀なくされるから
である。 すなわち、反応器の耐熱限界以下に反応温度を抑えた場
合に、その温度でMgおよび還元生成物としてのM g
Cj! zが凝縮しないように、従来は例えば反応温
度1100℃、反応圧力5QTorr(0−065at
■)というような操業条件が必要とされ、このような高
温を伴う連続操業システムに右ける反応器内の減圧保持
は非常な困難を伴うのである。そして、更に基本的な問
題として、減圧下における流動還元反応では、減圧が進
むほど反応生成物の析出速度が低下する事実がある。そ
のため、5QTorrというような極端な減圧条件では
、工業的に収支が合うほどの操業は行うことができない
。 本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的
は、流動層法で、しかも比較的高い反応圧力、例えば大
気圧でも安定な操業が可能な還元による金属の製造方法
を提供することにある。 L課題を解決するための手段} 流動法による金属Tiの製造に必要とされる反応条件の
第1は、反応温度を生成Tiの融点(1670℃)より
低くすることである。ただし、Tiの融点を超えるよう
な高温の流動反応は工業的に難しいので、この条件は工
業上は大きな意味を持たない、工業上大きな意味を持つ
条件は、第2の条件としての反応圧力である。 第2の条件としての反応圧力は、反応温度下で還元生成
成分としてMgCl2.および還元剤としてのM、のい
ずれをも凝縮させないための条件で、特開昭64−15
334号公報に開示された方法では、反応温度における
還元生成成分および還元剤のいずれの蒸気圧力よりも低
い反応圧力を必要としている。しかし、この考えに沿う
限りは、圧力条件もまた温度条件と同様に非現実的にな
ることは前述したとおりである。 そこで、本発明者らは反応圧力条件を緩和するために、
反応圧力に分圧の考えを導入した。 第1表はTiClxにMgを反応させて金属Tiを生成
さセる際に還元生成されるMgCl2よおよび還元剤と
してのMgの各ガス圧が蒸発温度および生産速度に与え
る影響を示したものである。 M g Cl zの蒸発温度とMgの蒸発温度−とを比
較すると、一般的なMg投入量の場合、同一ガス圧では
MgCl2.の蒸発温度の方が高く、反応温度はMgC
l2.の蒸発温度に支配されることになる。 そして、操業採用温度が1100℃程度の場合は、Mg
Cl2.のガス圧を0. O65ats(50Torr
) ニしなければM g Cl *の蒸発温度を下回る
ことはできない、これが特開昭64−15334号公報
に開示された具体的操業条件であり、その場合の生産速
度は46T/nfHrに過ぎない、また、この考えに従
うと、耐熱温度が1250℃/以上の反応器を使用し、
操業採用温度1250℃、生産速度218T/nr−H
rが確保できても、反応圧力は0゜3at―の減圧条件
が必要になる。 これに対する本発明者らの考えは次のとおりである。採
用温度1250℃の条件下でM g Cl xの凝縮を
抑えるためには、反応圧力をL3at■に抑える必要は
なく、M g Cl tのガス分圧を0.3atsに抑
えればよい、 M g Cj! zのガス分圧を0.3
atsに抑えることは、反応圧力がlat−の場合にも
可能であり、しかも、それはさほど困難なことではない
、つまり、本発明者らの考えによれば、反応圧力を下げ
る代わりに、M g C11Hの分圧を下げるようにす
れば、反応圧力をさげたのと同じ効果が得られ、その結
果、大気圧下でもM g C1gの凝縮のない安定な操
業が可能になるのである。 M g CJ! zの分圧を下げる手段としては、実操
業上は加熱された不活性ガスを使用するのが量も得策で
ある。 第1式はTiCj!xにMgを反応させて金属Tiを生
成させる場合の理論反応式を示している。 7 i Cl aがMgで還元されて金属Tiと、還元
生成成分としてのMgCIltとが生じる。Ti以外の
TiCJ!a、MgおよびMgCl2.は気体である。 実操業における反応は第1式の場合と若干異なり、反応
安定性を確保するためにMgが過剰に投入され、その反
応式は第2式のようになる。 ここで更に反応系に不活性ガスが投入されると、反応式
は第3式のように変化する。つまり、不活性ガスの投入
fixに応じてMgCl2.の分圧が低下するのである
。 T i Cl a + 2 M g→T i + 2
M g C1m =・(1)T i Cl a + 2
.3Mg→Ti+2MgCj!1+0.3Mg・・・(
2)T i Cj!a+2.3Mg−+Ti+2Mg
Clx+0.3Mg+xAr−(3) 例えば、4.4モルの不活性ガスを反応系に投入すれば
、反応圧力がfat閣でもMgC1,の分圧は0.3a
t−に低下し、これに伴ってMgCl2.の蒸発温度は
1230℃になる。その結果、大気圧下、1250℃で
MgCl2.の凝縮がない安定な操業が実現される。4
.4モル程度の不活性の投入は、反応系において化学的
には勿論のこと、物理的にも何ら悪影響はなく、むしろ
加熱された不活性ガスを使用することによって次のよう
な利得が得られる。 加熱された不活性ガスは、MgCl2.の分圧低減の他
に、金属Ti粒子の流動エネルギー源として機能し、更
に、反応加熱源としても機能させることができる。流動
法では反応器内が外部から加熱されて反応温度が維持さ
れるのが一般的であるが、その場合に比べて、加熱され
た不活性ガスを熱源として利用した場合は、反応への熱
エネルギー転与が直接的で、熱経済性に優れる。 不活性ガスの加熱手段としては、プラズマ加熱がよく、
不活性ガスをプラズマ加熱しながら反応器内に直接投入
することにより、日華な設置で必要温度、必要量の不活
性ガスが確保される。 本発明は上記に基づきなされたもので、ハロゲン化金属
の還元反応によって金属を生成させる還元による金属の
製造方法であって、反応器内に生成金属粒子を送入し、
その粒子群の下方からハロゲン化金属および還元剤の各
ガス体と、加熱された不活性ガスとを吹き上げて、前記
粒子群を流動状態とすると共に、当該反応温度を生成金
属の融点以下に保持し、更に流動反応圧力が当該反応温
度におけるそれぞれの還元生成成分および還元剤のいず
れの蒸気圧をも超え、且つ還元生成成分および還元剤の
各ガス分圧が当該反応温度における蒸気圧以下としつつ
、金属粒子表面に生成金属を固着成長させて反応器外へ
抽出することを特徴とする還元による金属の製造方法を
要旨とする。 〔実施例〕 以下に本発明の実施態様を金属Tiの製造について説明
する。 第1図は本発明の−実施III様を示すフローシート、
第2図はプラズマ加熱器の概念を示す断面図である。 反応器lの底部に分散板2が設けられている。 分散板2上にはホッパー3を介して細粒の金属Ti粒子
が連続的に投入される。分散板2の下方から分散板2上
へはTiCJ!aおよびMgの各画気が注入される。分
散板2の下方には側方よりA「ガス等の不活性ガスがプ
ラズマ加熱器4により加熱されて吹き込まれる。 プラズマ加熱器4のノズル40は、棒状のタングステン
電極41と円筒状のw4製ノズル陽極42とを有し、こ
の間に点じたアークのまわりに高速の不活性ガス流を通
じることにより、ノズル40から不活性ガスのプラズマ
流を噴出するようになっている。 反応容器l内の分散板2より上方では、金属Ti粒子が
不活性ガスと、TiCJ!、およびMgの各画気とによ
って流動されて流動層を形成する。 流動層では、不活性ガスの熱エネルギーによって反応温
度が維持され、金属Ti粒子表面でTiCj!aがMg
によって還元される。この還元反応によって生成した金
属T1は金属Ti粒子表面に固着集積して金属Ti粒子
を成長させる。 反応器l内のTi粒子は、連続的に反応器1の側方へ抜
き取られる。流動還元反応に使用されたMgの残りと、
還元生成成分としてのMgCj!zと、更に加熱流動に
使用された不活性ガスとは、反応器lの上部より反応器
l外へ排出されてコンデンサ5に送られる。コンデンサ
5で凝縮分離されたMgおよびM g Cl !は、保
温炉7を経て電解セル8に入り、ここでMgを分離し、
分離されたMgは保温炉9を経て反応容器l内へ還流さ
れ再使用される。不活性ガスも再使用のためにパックフ
ィルター10等を経て反応器1内に還流される。 本発明の製造方法で金属Tiを製造する場合、Ti粒子
の粒径は0.2〜2■程度とするのがよい。 Mgは反応の安定化と、MgCl4.のガス分圧低下の
観点から余剰に投入するのがよい。 不活性ガスとしてはArガスまたはHeガスを通常使用
する。 不活性ガスの投入量は、要求されるMgCl4゜のガス
分圧に基づいて適宜決定され、多いほどMgCl4.の
ガス分圧が低下し、その蒸発温度を低下させる。 反応圧力は大気圧が望ましく、これより高くでも低くて
もよいが、当該反応温度におけるMgCffi。 およびMgのいずれの蒸気圧も下まわるような減圧条件
は採用しない。 本発明の製造方法によれば、例えば15%の余剰Mnと
、4.4モルのプラズマ連続加熱されたArガスとを使
用することにより、外部加熱なしに1250℃の反応温
度を確保し、この温度での大気圧操業を可能にする。 〔発明の効果〕 本発明の還元による金属の製造方法は、反応圧力を低下
させずに反応温度を低下させることができる。また、反
応圧力を低下させることもでき、その場合は反応温度の
大巾引き下げを可能にする。 従って、反応条件が著しく緩和され、操業が容易になる
と共に、反応器構造が簡素化され、何よりも製造速度の
大巾上昇を実現し得る。 本発明の製造方法を金属Tiの製造に適用した場合には
、バッチ式のクロール法でしか工業的に製造されていな
かった金属Tiを、流動法によって連続的に、しかも極
めて緩やかな条件で工業的規模で高能率、低コストに製
造し得る。 また、不活性ガスの加熱にプラズマ連続加熱を用いた場
合には、高温の不活性ガスを大量に供給でき、熱効率6
善、ガス分圧低減、流動化促進、更に不活性ガスの反応
熱源としての使用も可能になる。 加熱された不活性ガスを反応熱源として使用した場合に
は、外熱加熱手段が不用になり、加熱効率が大巾に改善
される。
ては金属Tiが代表的である。7%ロゲン化金属の還元
反応による金属Tiの製造は、工業的にはクロール法で
行われているが、この方法はバッチ式で、他の金属製法
が連続化されている昨今にあっては、旧態化の感はぬぐ
えない、そこで、最近になって、反応器内に生成金属粒
子を送入し、その粒子群の下方からハロゲン化金属およ
び還元剤の各ガス体を吹き上げることにより、該粒子群
を流動状態として、生成金属粒子表面に生成金属を固着
成長させて反応器外へ抽出するいわゆる流動法による金
属の製造方法が特開昭64−15339号公報で11案
されている。 流動法で金属Tiを製造する場合には、TiCj!。 およびMgの各蒸気で金属Ti粒子が吹き上げられて流
動状態とされ、流動状態とされた金属Ti粒子の表面で
TiCJ!、がMgによって還元される。この還元反応
によって生成した金JiiTlが金属Ti粒子の表面に
固着集積することにより金属Ti粒子が成長する。従っ
て、反応器内に金属Ti粒子とTiCj!aおよびMg
の各蒸気を送入し続け、その一方で、成長した金属Ti
粒子を反応器から抽出することにより、金属Tiが連続
的に製造される。 反応容器内における流動反応は、Tiの融点未満の温度
で、しかもMgおよび還元生成物としてMgCl2.の
凝縮防止を防ぐために、当該反応温度におけるいずれの
物質の蒸気圧よりも低い圧力で行う必要があるとされて
いる。 〔発明が解決しようとする課題〕 流動層法による金属Tiの製造法は、それを連続的に行
い得るという点で注目すべき方法であるが、工業的規模
の実用化は未だ実現されていない。 というのは、この方法では反応器内の反応が高温還元反
応であり、反応器の耐熱性によるaplから反応温度を
低下させるために極端な減圧操業を余儀なくされるから
である。 すなわち、反応器の耐熱限界以下に反応温度を抑えた場
合に、その温度でMgおよび還元生成物としてのM g
Cj! zが凝縮しないように、従来は例えば反応温
度1100℃、反応圧力5QTorr(0−065at
■)というような操業条件が必要とされ、このような高
温を伴う連続操業システムに右ける反応器内の減圧保持
は非常な困難を伴うのである。そして、更に基本的な問
題として、減圧下における流動還元反応では、減圧が進
むほど反応生成物の析出速度が低下する事実がある。そ
のため、5QTorrというような極端な減圧条件では
、工業的に収支が合うほどの操業は行うことができない
。 本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的
は、流動層法で、しかも比較的高い反応圧力、例えば大
気圧でも安定な操業が可能な還元による金属の製造方法
を提供することにある。 L課題を解決するための手段} 流動法による金属Tiの製造に必要とされる反応条件の
第1は、反応温度を生成Tiの融点(1670℃)より
低くすることである。ただし、Tiの融点を超えるよう
な高温の流動反応は工業的に難しいので、この条件は工
業上は大きな意味を持たない、工業上大きな意味を持つ
条件は、第2の条件としての反応圧力である。 第2の条件としての反応圧力は、反応温度下で還元生成
成分としてMgCl2.および還元剤としてのM、のい
ずれをも凝縮させないための条件で、特開昭64−15
334号公報に開示された方法では、反応温度における
還元生成成分および還元剤のいずれの蒸気圧力よりも低
い反応圧力を必要としている。しかし、この考えに沿う
限りは、圧力条件もまた温度条件と同様に非現実的にな
ることは前述したとおりである。 そこで、本発明者らは反応圧力条件を緩和するために、
反応圧力に分圧の考えを導入した。 第1表はTiClxにMgを反応させて金属Tiを生成
さセる際に還元生成されるMgCl2よおよび還元剤と
してのMgの各ガス圧が蒸発温度および生産速度に与え
る影響を示したものである。 M g Cl zの蒸発温度とMgの蒸発温度−とを比
較すると、一般的なMg投入量の場合、同一ガス圧では
MgCl2.の蒸発温度の方が高く、反応温度はMgC
l2.の蒸発温度に支配されることになる。 そして、操業採用温度が1100℃程度の場合は、Mg
Cl2.のガス圧を0. O65ats(50Torr
) ニしなければM g Cl *の蒸発温度を下回る
ことはできない、これが特開昭64−15334号公報
に開示された具体的操業条件であり、その場合の生産速
度は46T/nfHrに過ぎない、また、この考えに従
うと、耐熱温度が1250℃/以上の反応器を使用し、
操業採用温度1250℃、生産速度218T/nr−H
rが確保できても、反応圧力は0゜3at―の減圧条件
が必要になる。 これに対する本発明者らの考えは次のとおりである。採
用温度1250℃の条件下でM g Cl xの凝縮を
抑えるためには、反応圧力をL3at■に抑える必要は
なく、M g Cl tのガス分圧を0.3atsに抑
えればよい、 M g Cj! zのガス分圧を0.3
atsに抑えることは、反応圧力がlat−の場合にも
可能であり、しかも、それはさほど困難なことではない
、つまり、本発明者らの考えによれば、反応圧力を下げ
る代わりに、M g C11Hの分圧を下げるようにす
れば、反応圧力をさげたのと同じ効果が得られ、その結
果、大気圧下でもM g C1gの凝縮のない安定な操
業が可能になるのである。 M g CJ! zの分圧を下げる手段としては、実操
業上は加熱された不活性ガスを使用するのが量も得策で
ある。 第1式はTiCj!xにMgを反応させて金属Tiを生
成させる場合の理論反応式を示している。 7 i Cl aがMgで還元されて金属Tiと、還元
生成成分としてのMgCIltとが生じる。Ti以外の
TiCJ!a、MgおよびMgCl2.は気体である。 実操業における反応は第1式の場合と若干異なり、反応
安定性を確保するためにMgが過剰に投入され、その反
応式は第2式のようになる。 ここで更に反応系に不活性ガスが投入されると、反応式
は第3式のように変化する。つまり、不活性ガスの投入
fixに応じてMgCl2.の分圧が低下するのである
。 T i Cl a + 2 M g→T i + 2
M g C1m =・(1)T i Cl a + 2
.3Mg→Ti+2MgCj!1+0.3Mg・・・(
2)T i Cj!a+2.3Mg−+Ti+2Mg
Clx+0.3Mg+xAr−(3) 例えば、4.4モルの不活性ガスを反応系に投入すれば
、反応圧力がfat閣でもMgC1,の分圧は0.3a
t−に低下し、これに伴ってMgCl2.の蒸発温度は
1230℃になる。その結果、大気圧下、1250℃で
MgCl2.の凝縮がない安定な操業が実現される。4
.4モル程度の不活性の投入は、反応系において化学的
には勿論のこと、物理的にも何ら悪影響はなく、むしろ
加熱された不活性ガスを使用することによって次のよう
な利得が得られる。 加熱された不活性ガスは、MgCl2.の分圧低減の他
に、金属Ti粒子の流動エネルギー源として機能し、更
に、反応加熱源としても機能させることができる。流動
法では反応器内が外部から加熱されて反応温度が維持さ
れるのが一般的であるが、その場合に比べて、加熱され
た不活性ガスを熱源として利用した場合は、反応への熱
エネルギー転与が直接的で、熱経済性に優れる。 不活性ガスの加熱手段としては、プラズマ加熱がよく、
不活性ガスをプラズマ加熱しながら反応器内に直接投入
することにより、日華な設置で必要温度、必要量の不活
性ガスが確保される。 本発明は上記に基づきなされたもので、ハロゲン化金属
の還元反応によって金属を生成させる還元による金属の
製造方法であって、反応器内に生成金属粒子を送入し、
その粒子群の下方からハロゲン化金属および還元剤の各
ガス体と、加熱された不活性ガスとを吹き上げて、前記
粒子群を流動状態とすると共に、当該反応温度を生成金
属の融点以下に保持し、更に流動反応圧力が当該反応温
度におけるそれぞれの還元生成成分および還元剤のいず
れの蒸気圧をも超え、且つ還元生成成分および還元剤の
各ガス分圧が当該反応温度における蒸気圧以下としつつ
、金属粒子表面に生成金属を固着成長させて反応器外へ
抽出することを特徴とする還元による金属の製造方法を
要旨とする。 〔実施例〕 以下に本発明の実施態様を金属Tiの製造について説明
する。 第1図は本発明の−実施III様を示すフローシート、
第2図はプラズマ加熱器の概念を示す断面図である。 反応器lの底部に分散板2が設けられている。 分散板2上にはホッパー3を介して細粒の金属Ti粒子
が連続的に投入される。分散板2の下方から分散板2上
へはTiCJ!aおよびMgの各画気が注入される。分
散板2の下方には側方よりA「ガス等の不活性ガスがプ
ラズマ加熱器4により加熱されて吹き込まれる。 プラズマ加熱器4のノズル40は、棒状のタングステン
電極41と円筒状のw4製ノズル陽極42とを有し、こ
の間に点じたアークのまわりに高速の不活性ガス流を通
じることにより、ノズル40から不活性ガスのプラズマ
流を噴出するようになっている。 反応容器l内の分散板2より上方では、金属Ti粒子が
不活性ガスと、TiCJ!、およびMgの各画気とによ
って流動されて流動層を形成する。 流動層では、不活性ガスの熱エネルギーによって反応温
度が維持され、金属Ti粒子表面でTiCj!aがMg
によって還元される。この還元反応によって生成した金
属T1は金属Ti粒子表面に固着集積して金属Ti粒子
を成長させる。 反応器l内のTi粒子は、連続的に反応器1の側方へ抜
き取られる。流動還元反応に使用されたMgの残りと、
還元生成成分としてのMgCj!zと、更に加熱流動に
使用された不活性ガスとは、反応器lの上部より反応器
l外へ排出されてコンデンサ5に送られる。コンデンサ
5で凝縮分離されたMgおよびM g Cl !は、保
温炉7を経て電解セル8に入り、ここでMgを分離し、
分離されたMgは保温炉9を経て反応容器l内へ還流さ
れ再使用される。不活性ガスも再使用のためにパックフ
ィルター10等を経て反応器1内に還流される。 本発明の製造方法で金属Tiを製造する場合、Ti粒子
の粒径は0.2〜2■程度とするのがよい。 Mgは反応の安定化と、MgCl4.のガス分圧低下の
観点から余剰に投入するのがよい。 不活性ガスとしてはArガスまたはHeガスを通常使用
する。 不活性ガスの投入量は、要求されるMgCl4゜のガス
分圧に基づいて適宜決定され、多いほどMgCl4.の
ガス分圧が低下し、その蒸発温度を低下させる。 反応圧力は大気圧が望ましく、これより高くでも低くて
もよいが、当該反応温度におけるMgCffi。 およびMgのいずれの蒸気圧も下まわるような減圧条件
は採用しない。 本発明の製造方法によれば、例えば15%の余剰Mnと
、4.4モルのプラズマ連続加熱されたArガスとを使
用することにより、外部加熱なしに1250℃の反応温
度を確保し、この温度での大気圧操業を可能にする。 〔発明の効果〕 本発明の還元による金属の製造方法は、反応圧力を低下
させずに反応温度を低下させることができる。また、反
応圧力を低下させることもでき、その場合は反応温度の
大巾引き下げを可能にする。 従って、反応条件が著しく緩和され、操業が容易になる
と共に、反応器構造が簡素化され、何よりも製造速度の
大巾上昇を実現し得る。 本発明の製造方法を金属Tiの製造に適用した場合には
、バッチ式のクロール法でしか工業的に製造されていな
かった金属Tiを、流動法によって連続的に、しかも極
めて緩やかな条件で工業的規模で高能率、低コストに製
造し得る。 また、不活性ガスの加熱にプラズマ連続加熱を用いた場
合には、高温の不活性ガスを大量に供給でき、熱効率6
善、ガス分圧低減、流動化促進、更に不活性ガスの反応
熱源としての使用も可能になる。 加熱された不活性ガスを反応熱源として使用した場合に
は、外熱加熱手段が不用になり、加熱効率が大巾に改善
される。
第1図は本発明の−実施態様を示すフローシート、第2
図はプラズマ加熱器の概念を示す断面図である。 l:反応器、2:分散板、4:プラズマ加熱器、5:分
il!1回収器。 出 願 人 大阪チタニウム製造株式会社出 願 人
東邦チタニウム株式会社出 願 人 昭和電工株
式会社 出 願 人 株式会社神戸製鋼所 出 願 人 住友金属工業株式会社 出 願 人 日本鋼管株式会社 第2図
図はプラズマ加熱器の概念を示す断面図である。 l:反応器、2:分散板、4:プラズマ加熱器、5:分
il!1回収器。 出 願 人 大阪チタニウム製造株式会社出 願 人
東邦チタニウム株式会社出 願 人 昭和電工株
式会社 出 願 人 株式会社神戸製鋼所 出 願 人 住友金属工業株式会社 出 願 人 日本鋼管株式会社 第2図
Claims (4)
- (1)ハロゲン化金属の還元反応によって金属を生成さ
せる還元による金属の製造方法であって、反応器内に生
成金属粒子を送入し、その粒子群の下方からハロゲン化
金属および還元剤の各ガス体と、加熱された不活性ガス
とを吹き上げて、前記粒子群を流動状態とすると共に、
当該反応温度を生成金属の融点以下に保持し、更に流動
反応圧力が当該反応温度における還元生成成分および還
元剤のいずれの蒸気圧をも超え、且つ還元生成成分およ
び還元剤の各ガス分圧が当該反応温度におけるそれぞれ
の蒸気圧以下としつつ、金属粒子表面に生成金属を固着
成長させて反応器外へ抽出することを特徴とする還元に
よる金属の製造方法。 - (2)生成金属がTi、ハロゲン化金属がTiCl_4
還元剤がMgであることを特徴とする請求項1に記載の
還元による金属の製造方法。 - (3)加熱された不活性ガスがプラズマ連続加熱された
ArガスまたはHeガスであることを特徴とする請求項
1または2に記載の還元による金属の製造方法。 - (4)不活性ガスが反応温度以上に加熱された反応熱源
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の還元による金属の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28821489A JPH03150326A (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 還元による金属の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28821489A JPH03150326A (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 還元による金属の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03150326A true JPH03150326A (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=17727297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28821489A Pending JPH03150326A (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 還元による金属の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03150326A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006010223A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Industrial process |
| JP2010516893A (ja) * | 2007-01-22 | 2010-05-20 | マテリアルズ アンド エレクトロケミカル リサーチ コーポレイション | TiCl4の金属熱還元によるチタンの連続的製造法 |
| WO2010137688A1 (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | 日立金属株式会社 | 金属チタンの製造方法 |
| WO2011125402A1 (ja) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | 日立金属株式会社 | 金属チタン製造装置および金属チタンの製造方法 |
-
1989
- 1989-11-06 JP JP28821489A patent/JPH03150326A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006010223A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Industrial process |
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| WO2010137688A1 (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | 日立金属株式会社 | 金属チタンの製造方法 |
| CN102428195A (zh) * | 2009-05-29 | 2012-04-25 | 日立金属株式会社 | 金属钛的制造方法 |
| JP5425196B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2014-02-26 | 日立金属株式会社 | 金属チタンの製造方法 |
| US8871303B2 (en) | 2009-05-29 | 2014-10-28 | Hitachi Metals, Ltd. | Method for producing titanium metal |
| WO2011125402A1 (ja) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | 日立金属株式会社 | 金属チタン製造装置および金属チタンの製造方法 |
| JP5698221B2 (ja) * | 2010-04-07 | 2015-04-08 | 日立金属株式会社 | 金属チタン製造装置および金属チタンの製造方法 |
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