JPH03152546A - 感光体の製造方法 - Google Patents

感光体の製造方法

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JPH03152546A
JPH03152546A JP29186089A JP29186089A JPH03152546A JP H03152546 A JPH03152546 A JP H03152546A JP 29186089 A JP29186089 A JP 29186089A JP 29186089 A JP29186089 A JP 29186089A JP H03152546 A JPH03152546 A JP H03152546A
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photosensitive layer
layer
rubbing
photosensitive
protective layer
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JP29186089A
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Isao Doi
勲 土井
Kenji Masaki
賢治 正木
Shuji Iino
修司 飯野
Mochikiyo Osawa
大澤 以清
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、表面に保護層を有する有機系感光体の製造方
法に関する。
従来の技術および課題 感光体は導電性基板上に感光層を形成した後、表面保護
層を形成する手順で製造されることが一般的である。
表面保護層は、理想的には感光層を形成後、直ちにその
表面に形成することが望ましいが、実際には、製造工程
の簡略化、装置上の問題より、感光層のみを形成しI;
ものを−度に多量に製造し、次に非晶質炭素膜等の表面
保護層形成工程に供せられるのが一般的であり、その間
、感光層は数日〜1ケ月程度保管される(この保管時間
を「しかかり時間」という)ことが多い。
感光層表面は、形成後、時間経過と共に大気中の酸素に
より表面が酸化されていく。このような酸化被膜が形成
された感光層表面に保護層、たとえば非晶質炭素膜を設
けようとすると、酸化被膜面と保護層との間の接着性が
悪いために表面保護層の剥離が発生してしまう。本発明
者らの経験では、作製後1日経過した感光層では、既に
この現象が発生してしまう。
このような酸化被膜を除去するために、従来は、フロン
に代表される一般的なハロゲン系洗浄溶剤で、感光層表
面を洗っていた。このようにすると、有機系感光層では
確かに酸化被膜か除去され、感光層と表面保護層の接着
性は確保されるものの、有機系感光r1が劣化し、表面
電位の低下やバラツキが発生するという問題がある。無
機系感光層の場合、かなり過酷な洗浄条件を用いても有
効に酸化被膜を除去できず、感光層と表面保護層の接着
性は確保できない。
なお、表面保護層か真空薄膜で形成された電子写真感光
体が、例えば特開昭62−too7e6.62−294
258.51i39340.4935036.48−1
28732.4’l−122337,58−59454
,61117562,58−152255,63−97
962号公報等に開示されているが、長期保管された感
光層表面に真空薄膜を形成する前に、接着性確保のため
、被覆される感光層を摺擦処理する必要があることにつ
いては、なんら言及もしていないし示唆もしていない。
発明か解決しようとする課題 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、感光
層の酸化層を有効に除去し、該感光層と表面保護層の接
着性を確保し、さらに表面電位の低下、バラツキのない
感光体の製造方法を提供することを目的とする。
この目的は、感光層の表面を一定量削り取った後に、表
面保護層を形成することにより達成する。
課題を解決するだめの手段 本発明は感光層上に真空薄膜を表面保護層として設ける
感光体の製造方法において、該感光層は真空薄膜により
被覆される萌に、機械的に摺擦処理か施されることを特
徴とする感光体の製造方法に関する。
本発明における機械的摺擦処理は、感光体の表面層を一
定量削り取ることであり、係る手段としては、特に制限
されないが、例えばウェスにより摺擦する手段、ブレー
ドにより摺擦する手段、ブラシにより摺擦する手段、複
数の感光体を互いに摺擦する手段等を挙げることができ
る。
削れ量は、30A〜2μm1好ましくは90A〜Ipm
である。削れ量が少ないと後に表面保護層を形成しても
好適な接着性が得られず、また、削れ量が多すぎると感
光層膜厚の低減による表面帯電電位の低下が発生する。
本発明の機械的摺擦処理が有効な感光層としては、特に
制限されず、有機系感光層、無機系感光層いずれにも適
用可能である。
有機系感光層としては、電荷発生物質、例えばフタロシ
アニン系顔料、アゾ糸顔料、ペリレン系顔料等および電
荷輸送物質、例えばトリフェニルメタン化合物、トリフ
ェニルアミン化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合
物、ピラゾリン化合物、オキサゾール化合物、オキサジ
アゾール化合物等を結着材料、例えばポリエステル、ポ
リビニルブチラール、ポリカーボネート、ボリアリレー
ト、スチレンアクリル等に分散塗布せしめた単層構成の
もの、または電荷発生物質と電荷輸送物質を別々の層に
分散塗布せしめ、電荷発生と電荷輸送の機能を分離した
機能分離型構成のもの(その積層順序はいずれでもよい
)に適用可能であり、もちろん、上記のような樹脂分散
型以外にも電荷発生物質あるいは電荷輸送物質自体で構
成される蒸着層からなる感光体であってもよい。
無機系感光層としては、アモルファスセレン、アモルフ
ァスシリコン、アモルファスカーボン等酸化変質が問題
とされる各種のものに、本発明を適用できる。
以上のように表面を機械的に摺擦された感光層の表面に
は、プラズマCVD法、光CVD法、熱CVD法、スパ
ッタリング法、蒸着法、イオンブレーティング法等種々
の方法で表面保護層(真空薄膜)を接着性よく形成する
ことができ、得られる感光体は表面電位の低下、表面電
位のバラツキ等のない良好なものとすることができる。
好ましくは、真空薄膜形成前に、摺擦により生じ感光層
表面に残るホコリ等をエアーで吹き飛ばすか、水、アル
コール等の溶剤洗浄により除去することが望ましい。
以下、実施例を挙げ本発明をさらに説明する。
大塵り 有機系感光層(a)〜(「)の作製 下記のようにして有機系感光層(a)〜(f)を作成し
lこ。
これらの感光層のうち、感光層(b)は正帯電用、他の
感光層は負帯電用である。
また、感光層(「)は長波長露光用、他の感光層は通常
の白色光露光用である。
を機系感光層(a)の作製 ヒスアゾ顔料クロロジアンブルー(CD8月重量部、ポ
リエステル樹脂(東洋紡績社製;V−200)1重量部
、およびシクロヘキサノン100重量部の配合液をサン
ドグラインダーにて13時間分散した。この分散液を直
径80mmx長さ33Qm+nの円筒状アルミニウム基
板上にディッピングにて塗布し、乾燥して膜厚0.3μ
mの電荷発生層を形成した。
別に、4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−ジフェニ
ルヒドラゾン(DEH月11f量部、およびポリカーボ
ネート(音大化成社製、に−1300)1mffi部を
テトラヒドロフラン(T HF ) 6 BR部に溶解
し、この溶液を前記電荷発生層上に塗布、乾燥し、乾燥
後の膜厚が15μmの電荷輸送層を形成し、有機系感光
層(a)を得た。
有機系感光層(b)の作製 特殊α型銅フタロンアニン(東洋インキ社製)25重量
部、アクリルメラミン熱硬化型樹脂(大日本インキ社製
、A−405とスーパーベッカミンJ820の混合物)
50重量部、4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−ジ
フェニルヒドラゾン25重量部およびrf機溶剤(キン
1フフ重量部とブタノール3重量部の混合物)500重
量部の混合液をボールミルで10時間粉砕分散した。こ
の分散液を直径80mm×長さ330mmの円筒状アル
ミニウム拭板上にディッピングにて塗布し、乾燥、焼き
付け(150°Cで1時間)を行ない、膜厚15μmの
有機系感光層(b)を得た。
後記式[Ia]に示されるビスアゾ化合物2重量部、ポ
リエステル樹脂(東洋紡社製;v−500)1重量部、
およびメチルエチルケトン10(0111部をボールミ
ルにて、24時間混合分散した。この分散液を直径80
mmx長さ330朋の円筒状アルミニウム基板上にディ
ッピングにて塗布し、乾燥して膜厚3000人の電荷発
生層を得た。
次いで、この電荷発生層の上に、後記式[Ib]に示さ
れるヒドラゾン化合物10重量部、およびポリカーボネ
ート樹脂(音大化成社製;K1300)10重量部をテ
トラヒドロフラン80重量部中に溶解した液を塗布し、
乾燥して膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、有機系感
光層(c)を得た。
有機系感光層(d)の作製 後記式[11a]に示されるビスアゾ化合物2重量部、
ポリエステル樹脂(東洋紡社製、v−500)1重量部
、およびメチルエチルケトン100Iii部をボールミ
ルにて24時間混合分散した。この分散液を直径80I
IIn+、長さ330+mの円筒状アルミニウム基板上
にディッピングにて塗布し、乾燥して膜厚2500人の
電荷発生層を形成した。
次いで、後記式[nb]に示されるスチリル化合物10
重量部、およびボリアリレート樹脂(ユニチカ社製、U
−4000)I 0重量部をテトラヒドロフラン85重
量部に溶解した。得られた塗布液を前記電荷発生層の上
に塗布し、乾燥して膜厚が20μmの電荷輸送層を形成
し、有機系感光層(d)をt与tこ。
有機系感光層(e)の作製 後記式[1rla]に示されるビスアゾ化合物2重量部
、ポリエステル樹脂(東洋紡社製、v−500)1重量
部、およびメチルエチルケトン100重量部をボールミ
ルにて24時間混合分散した。この分散液を直径80m
m×長さ330mmの円筒状アルミニウム基板上にディ
ッピングにて塗布し乾燥して、膜厚3000人の電荷発
生層を形成した。
次いで、後記式[1[1b]に示されるスチリル化合物
10重量部、およびメチルメタクリレート樹脂(三菱レ
ーヨン社製、BR−85)10重量部をテトラヒドロフ
ラン85重量部に溶解した。得られだ液を前記電荷発生
層の上に塗布後、乾燥して膜厚が20μmの電荷輸送層
を形成し、を機系感光8マ(e)をhqtこ。
有機系感光層(f)の作製 チタニルフタロシアニン(TiOPc’)を抵抗加熱法
を用いてボート温度400〜500’C1真空度l0−
4〜I O−’Torrのもとて真空蒸着し、厚さ25
00人のTi0Pc蒸着膜を電荷発生層として形成した
次いで、後記式[rV]に示すp、p−ビスジエチルア
ミノテトラフェニルブタジェンl ff1fitLおよ
びポリカーポネー1−(音大化成社製、に一1300月
重量部をTHF6重量部に溶解し、この溶液を前記電荷
発生層上に塗布し乾燥して膜厚15μmの電荷輸送層を
形成し、有機系感光層(f)を得Iこ。
[式目〕] f式11ral L弐■] 以上のようにして得られた感光層は、20℃、65%の
環境下に30日間保存した後、第1図に示すようにウェ
ス摺擦、第2図に示すようなブレード摺擦で削り取った
ウェス摺擦 第1図中、(1)は基体上に感光層を設けた感光ドラム
で、回転可能に取り付けられる。(2)はフェルト製の
ウェスで感光ドラム(1)に圧接され、ロール(3)に
より巻き取り移動可能である。
本実施例においては、ウェス(2)の感光ドラム(1)
への押当て圧(ウェスとドラムの接触面積と接触圧から
求められる)、ドラム回転速度(周速(cm/ 5ec
))、ウェス送り速度(cm/分)を表1に示した値と
し、削り量を測定した。なお、ドラム回転方向およびウ
ェス送り方向は図中矢印で示しl:方向とした。
ブレード摺擦 第2図中、(1)は感光層を設けた感光ドラムで回転可
能に取り付けられている。感光ドラム表面に、ウレタン
製のブレードを押圧し、感光ドラムを回転させながら感
光層を削る。
押し当て圧は、接触長さと接触圧とから単位長さ当りの
圧として求めた。押し当て圧およびドラムの回転速度(
周速Ccm/ 5ec))を表1に示した値で各感光層
の表面を摺擦し、削り量を測定した。
なお、ドラムは、図中の矢印の方向に回転させた。
削れ量の測定 感光層上にスポット的に感光層を溶剤により除去した部
分を設け、感光層厚を表面粗さ計(東京精密社製:サー
フコム550A)で測定し、処理前後の膜厚差より削れ
量を求めた。削れ量が小さく、測定誤差範囲内となるも
のについては、長時間処理の削り量を測定し、処理時間
の比から削れ量を求めた。
結果は表1中に示した。
浸漬洗浄(比較例) 比較例に用いた浸漬洗浄について内容積30(縦)X3
0(横)X50(液面までの高さ)cm ’の洗浄槽に
溶剤を入れ、液温20°Cにて、一定時間(表1中に示
した)ディッピングによる洗浄を施した。
結果を表1中に示した。
表面保護層の形成 感光層表面を所定量削った後、感光層(a)の表面に以
下のように表面保護層を設けた。
第3図に示すグロー放電分解装置において、まず、反応
装置(733)の内部をI O−’Torr程度の高真
空にした後、第1および第2調節弁(707および70
8)を解放し、第1タンク(701)より水素ガス、第
2タンク(702)よりブタジェンガスを各々出力圧1
.0kg/cm2の下で、第1および第2流量制御器(
713および714)内へ流入させた。そして、各流量
制御器の目盛を調整して、水素ガスの流量を300 s
ecm、ブタジェンガスの流量を3Qsccmとなるよ
うに設定して、途中混合器(731)を介して、主管(
732)より反応室(733)内へ流入した。各々の流
量が安定した後に、反応室(733)内の圧力が0.5
Torrとなるように圧力調整弁(745)を調整した
。一方、基板(752)としては、有機系感光層(a)
を用いて、予め50℃に加熱しておき、ガス流量および
圧力が安定した状態で、予め接続選択スイッチ(744
)により接続しておいた低周波電源(741)を投入し
、電力印加電極(736)に180 Wattの電力を
周波数100KHzの下で印加して約180秒間のプラ
ズマ重合反応を行ない、基板(752)上に厚さ120
0人の非晶質炭素[II(a−’C膜)を表面保護層と
して形成した。成膜完了後は、電力印加を停止し、調節
弁を閉じ、反応室(733)内を充分に排気した後、真
空を破り本発明感光体を取り出した。
感光層(b)〜(f)についても、表1中に示した条件
で上記と同様に形成した。
感光体表面電位の測定 (表面保護層形成前) 第4図に示したごとく、表面保護層を形成する前の感光
ドラム(lO)を取り付け、周速130mm/seeで
回転させた。高圧電源(12X〜10DEL610A;
 TREK社製)から電力をコロトロンチャージャー(
13)に供給し、感光層表面を500■に帯電させた。
帯電電位は、表面電位計(14XMODEL362A;
 TREK社製)で測定し、その時の電流a、uAを電
流計(11)により読み取っl二。
表面電位計は、第5図に示したごとくドラム長手方向に
3ケ所設け、ドラム上中下し、対応する部位の電位を同
時に測定した。なお、前述の電流計の読みa[μA1は
3つの表面電位計の平均が500Vとなったときの読み
を示しているが、全ての実験において、各ドラムの上中
下における表面電位のバラツキは±5V以内であった。
最後に、帯電電荷はイレーサーランプ(タングステンラ
ンプ、色温度2800°に−40[1ux・sec])
を照射し、消去した。
(表面保護層形成後) 次に、表面保護層を形成した感光ドラムを取り付け、電
流計(l l)の読み値が再びa[μA1となるように
チャージャー(13)の出力を調整し、3つの表面電位
計(14)でドラム上中下の各位置での表面電位を読み
、初期の表面電位500Vからの低下の範囲に従い、下
記の如き記号で評価結果を示した。
(バラツキ評価) 周内での表面電位バラツキの最大値と最小値との差に従
い、評価結果を示した。表面電位は、最大値と最小値の
中間値を代表値としたものである。
接着性評価 表面保護層の接着性評価を、感光ドラム上中下の3部位
(第5図)につき、J Is−に−5400規格の基盤
目試験により行なった。
長手方向のV。バラツキについては、上中下3ケ所合わ
せて最大値と最小値について同様に評価し を二。
画像評価 得られた感光体(保護層あり)を実際の複写機に搭載し
、得られるコピー画像について目視により判断した。
複写機としては、EP490Z(ミノルタ社製)を使用
しt;。ただし、感光層(b)を用いた感光体について
は帯電および現像極性が反転するように改造したものを
用い、感光層([)を用いた感光体については光学系を
半導体レーザ系に改造したものを用いた。
Oは良好な画像を、△は実用的には問題のない画像を、
×は不適な画像を示す。
各感光層についての評価の結果を表1中にまとめlこ。
(以下、余白) 実施例1−11は、有機系感光層(a)に対し、第1図
に示す装置を用いて、ウェス摺擦法を適用したものであ
り、摺擦条件、削れ量を色々かえて評価を行なったもの
である。
削れ量が少ない場合には(実施例1.4)若干接着性に
乏しい例があるものの、実用上問題はなく比較例5〜1
0に比べて、極めて良好な結果が得られている。また、
削れ量が多い場合には(実施例It)若干表面電位の低
下か認められる例があるものの、実用上問題はなく、比
較例2.4に比へ、極めて良好な結果が得られている。
そして、削れ量が90八〜Iμmの場合には、全く問題
の無い良好な結果か得られている(実施例2.3.5.
6.7.8.9.10)。
実施例12〜16から摺擦方法を第2図のように変えて
も、同様の結果が得られることが分かる。
実施例17〜26では、有機系感光層を(a)以外のも
のに変えても、同等の結果が得られることか分かる。
比較例1〜4は、−船釣に洗浄剤としてよく用いられる
フロン系溶剤を、感光層(a)について使用した後、a
−C表面保護層を設けたものである。
酸化被膜か除去されたため、接着性は改善されているこ
とが理解できる。しかし、溶剤に浸漬している時間が長
い場合には、コート後の表面電位の低下を招き、そのた
め、比較例2.4においてはランクか×となっている。
画像上も、この表面電位の低下による画像濃度の低下が
観察されたため、画像評価ランクを×と表した。
一方、溶剤に浸漬している時間が短い場合には、洗浄時
の液だれの影響が発生し、液がたれた部分、すなわち、
溶剤が長いこと感光体表面に付着していた部分と、そう
でない部分との間に表面電位の乗りの差が発生し、vo
バラツキが大きくなる。
比較例1.3でのV。バラツキ評価ランクが×なのはこ
のことによるものである。画像上も、極めて顕著な液だ
れ状の濃淡を有する画像ノイズか発生したため、画像評
価ランクを×と表した。
このように、溶剤洗浄処理では、良好な結果か得られな
いことが分かる。
比較例5〜IOは、本発明の実施例で用いようとする感
光層(a)〜(「)(感光層作製後30日間保管したも
の)に対して、摺擦処理を行なうことなくa−C表面保
護層を設けたものである。
接着性評価に示される如く、接着性ランクは全てXで、
長期保管による酸化被膜がa−C膜の接着性に対して悪
影響を及ぼしていることが理解される。勿論、a−C膜
が接着していなければ、感光体としての寿命を伸ばすと
いうオーバーコート本来の目的が達せられないことは言
うまでもない。
また、基盤目試験を行なうまでもなく自然剥離も発生し
ていたため、オーバーコート層の有るところと無いとこ
ろで表面電位に差が生じ、V0バラツキ評価も実用上問
題はないもののランクへとなっている。
画像評価では、a−Cの剥離片がコピー画像上に付着し
たり、剥離片が現像器に混入し穂高規制板と現像スリー
ブとの間や感光体と現像スリーブとの間に挾まる結果、
現像剤の流れを阻害し、所謂、現像不良を発生するなど
、極めて好ましくない結果となった。画像評価ランク×
はそれを示したものである。
さらに、表面保護層(QC層)としてa−C膜の代わり
に、常用のスパッタリング装置を用いて、下記条件; ターゲット:A(box 基板温度 :50℃ 放電間隔 :50mm(ターゲットと基板との距離) 真空度  : 2 X ] O−’Torr放電ガス 
:Ar 放電電力 : 2.OKW 放電周波数:  13.56MHz 放電時間 : 12分間 00層膜厚:  1800人 にて、120.の薄膜を設けた以外、実施例1、比較例
1および比較例5と同様にして感光体を作製し評価した
結果は、実施例1、比較例1および比較例5と同等であ
った。
また、表面保護層としてa−C膜の代わりに、常用の真
空加熱法による蒸着装置を用いて、下記条e1: 蒸着源  :SiO 基板温度 :50℃ ボート温度:12000C 真空度  : 8 X I O−’Torr蒸着時間 
:5分間 OC層膜厚:  1300人 にてSiOの薄膜を設けた以外、実施例11比較例Iお
よび比較例5と同様にして感光体を作製し評価した。
結果は、実施例1、比較例1および比較例5と同等であ
った。
以上から、本製法はa−C膜に限ることなく、真空薄膜
全般に適用可能であることか理解される。
発明の効果 感光体の表面電位の低下、表面電位のバラツキを発生さ
せることなく、接着性のよい真空薄膜(非晶質炭素膜)
を感光体表面保護層として形成可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図はウェス摺擦の概略構成例を示す図である。 第2図はブレード摺擦の概略構成例を示す図である。 第3図は、表面保護層を形成するためのグロー放電分解
装置の概略構成例を示す。 第4図は、感光体表面電位測定装置の概略構成例を示す
。 第5図は、感光体の表面電位測定部位を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光層上に真空薄膜を表面保護層として設ける感光
    体の製造方法において、該感光層は真空薄膜により被覆
    される前に、機械的に摺擦処理が施されることを特徴と
    する感光体の製造方法。 2、該感光層が、少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材
    料とを含んでなる有機系感光層である請求項1記載の感
    光体の製造方法。 3、該真空薄膜がプラズマCVD法により作製された非
    晶質炭素膜であることを特徴とする請求項1記載の感光
    体の製造方法。 4、感光体の表面を30Å〜2μm摺擦により削ること
    を特徴とする請求項1記載の感光体の製造方法。
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