JPH0315518B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0315518B2 JPH0315518B2 JP13913186A JP13913186A JPH0315518B2 JP H0315518 B2 JPH0315518 B2 JP H0315518B2 JP 13913186 A JP13913186 A JP 13913186A JP 13913186 A JP13913186 A JP 13913186A JP H0315518 B2 JPH0315518 B2 JP H0315518B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- slaked lime
- tank
- aqueous solution
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、消石灰による上水道水のPH調整の
技術分野において利用され、特に高架槽を有する
給水設備に用いられる消石灰溶液注入装置に関す
るものである。
技術分野において利用され、特に高架槽を有する
給水設備に用いられる消石灰溶液注入装置に関す
るものである。
(従来の技術及び問題点)
上水道水のPH値を上げて水質改善を行なうため
に消石灰の水溶液を適宜量注入するのが有効であ
ることは知られている。また上記消石灰は管や槽
中にあつて水中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシ
ウム被膜を管や槽内壁面に生成し、その腐食を防
止して赤水の発生をなくしかつ管や槽の寿命を延
ばすという第二の効果があることも知られてい
る。
に消石灰の水溶液を適宜量注入するのが有効であ
ることは知られている。また上記消石灰は管や槽
中にあつて水中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシ
ウム被膜を管や槽内壁面に生成し、その腐食を防
止して赤水の発生をなくしかつ管や槽の寿命を延
ばすという第二の効果があることも知られてい
る。
そこで、近年高層建造物の給水系統においても
消石灰の水溶液を市水に注入した後、これを給水
源たる高架槽まで揚水する傾向が見受けられてい
る。かかる給水系統では、該高架槽が設置されて
いる高層建造物の上層階に消石灰溶解装置一式を
設置することは、建屋の強度および/または構造
上の制限を受けることが多く、一般には消石灰溶
解槽内で作られる消石灰水溶液を受水槽に注入し
た後、ここから上記高架槽へ揚水することとして
いる。しかし高架槽は下層階での水の使用状況に
よつて貯水量が変動するので、満水時には揚水ポ
ンプは停止するようになつている。かかる場合、
市水を受ける受水槽への市水流入もほぼ同時に停
止するようになつているので、受水槽に一定率で
消石灰水溶液のみが連続的に注入されて、受水槽
での消石灰含有量が過多になるという不具合が生
じていた。
消石灰の水溶液を市水に注入した後、これを給水
源たる高架槽まで揚水する傾向が見受けられてい
る。かかる給水系統では、該高架槽が設置されて
いる高層建造物の上層階に消石灰溶解装置一式を
設置することは、建屋の強度および/または構造
上の制限を受けることが多く、一般には消石灰溶
解槽内で作られる消石灰水溶液を受水槽に注入し
た後、ここから上記高架槽へ揚水することとして
いる。しかし高架槽は下層階での水の使用状況に
よつて貯水量が変動するので、満水時には揚水ポ
ンプは停止するようになつている。かかる場合、
市水を受ける受水槽への市水流入もほぼ同時に停
止するようになつているので、受水槽に一定率で
消石灰水溶液のみが連続的に注入されて、受水槽
での消石灰含有量が過多になるという不具合が生
じていた。
(問題点を解決するための手段及び作用)
本発明は、上述の問題点を解決し、水の使用量
によつて消石灰含有量が変動することのない高架
槽用消石灰溶液注入装置を提供することをその目
的とするものである。
によつて消石灰含有量が変動することのない高架
槽用消石灰溶液注入装置を提供することをその目
的とするものである。
本発明は、上記目的の達成のために、
市水給水管を下部にそして消石灰水溶液取水管
を上部に有する消石灰溶解槽を設置し、 上記消石灰水溶液取水管を、市水を受ける受水
槽に導引し、 該受水槽は、高所に設置された高架槽へ揚水ポ
ンプを介して接続され、 上記揚水ポンプの停止時に、消石灰水溶液の取
水を停止する取水停止手段を有している、 ことによつて構成される。
を上部に有する消石灰溶解槽を設置し、 上記消石灰水溶液取水管を、市水を受ける受水
槽に導引し、 該受水槽は、高所に設置された高架槽へ揚水ポ
ンプを介して接続され、 上記揚水ポンプの停止時に、消石灰水溶液の取
水を停止する取水停止手段を有している、 ことによつて構成される。
かかる本発明にあつて、市水は一旦受水槽に受
け入れられ、揚水ポンプによつて高架槽に貯水さ
れる。その際、溶解槽からの消石灰水溶液が受水
槽に注入され市水のPH値は改善されることとな
る。そして、高架槽が満水時には揚水ポンプは停
止されるが、その信号を受けて取水停止手段が消
石灰水溶液の取水を停止せしめる。その結果、受
水槽には消石灰水溶液は注入されず、受水槽への
市水の流入もほぼ同時に停止するので受水槽内で
は最適値としてのPH値がほぼ一定に保たれる。そ
して、再び揚水ポンプが作動すると消石灰水溶液
は受水槽内に注入され、常にPH値が一定となる。
け入れられ、揚水ポンプによつて高架槽に貯水さ
れる。その際、溶解槽からの消石灰水溶液が受水
槽に注入され市水のPH値は改善されることとな
る。そして、高架槽が満水時には揚水ポンプは停
止されるが、その信号を受けて取水停止手段が消
石灰水溶液の取水を停止せしめる。その結果、受
水槽には消石灰水溶液は注入されず、受水槽への
市水の流入もほぼ同時に停止するので受水槽内で
は最適値としてのPH値がほぼ一定に保たれる。そ
して、再び揚水ポンプが作動すると消石灰水溶液
は受水槽内に注入され、常にPH値が一定となる。
消石灰取水管が溢流管であるときには、上記取
水停止手段は消石灰溶解槽の市水給水管の開閉弁
であり、そして揚水ポンプの停止と共にこれを閉
じればよい。また、消石灰水溶液取水管が取水ポ
ンプを備えているときには、該取水ポンプを揚水
ポンプの停止と同時期に停止させかつ上記開閉弁
をも閉じることとする。
水停止手段は消石灰溶解槽の市水給水管の開閉弁
であり、そして揚水ポンプの停止と共にこれを閉
じればよい。また、消石灰水溶液取水管が取水ポ
ンプを備えているときには、該取水ポンプを揚水
ポンプの停止と同時期に停止させかつ上記開閉弁
をも閉じることとする。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説
明する。
明する。
第1図において1は消石灰溶解槽であり、撹拌
機1Aを内蔵し、下部には開閉弁3付の市水給水
管1Bをそして上部には横方向に延出する消石灰
水溶液の取水管として溢流管1Cが設けられてい
る。さらに、上記溶解槽1の蓋部には、消石灰補
給用のハツチ1Dが、そして下部には未溶解消石
灰を未溶解物槽2へ引出管1Eも設けられてい
る。
機1Aを内蔵し、下部には開閉弁3付の市水給水
管1Bをそして上部には横方向に延出する消石灰
水溶液の取水管として溢流管1Cが設けられてい
る。さらに、上記溶解槽1の蓋部には、消石灰補
給用のハツチ1Dが、そして下部には未溶解消石
灰を未溶解物槽2へ引出管1Eも設けられてい
る。
上記溢流管1Cは受水槽4に導引されている。
該受水槽4には溢流防止のための液面調節弁を具
備する市水管5が接続されていて市水を受けるよ
うになつているが、その一部は分岐された管を経
て上記溶解槽1の市水給水管1Bに送られる。そ
して、給水管1Bから給水を受けただけ溢流管1
Cから水溶液が溢流することとなる。したがつ
て、給水管1Bの開閉弁3が消石灰水溶液の取水
を左右する取水停止手段として機能する。
該受水槽4には溢流防止のための液面調節弁を具
備する市水管5が接続されていて市水を受けるよ
うになつているが、その一部は分岐された管を経
て上記溶解槽1の市水給水管1Bに送られる。そ
して、給水管1Bから給水を受けただけ溢流管1
Cから水溶液が溢流することとなる。したがつ
て、給水管1Bの開閉弁3が消石灰水溶液の取水
を左右する取水停止手段として機能する。
受水槽4はその流出側が揚水ポンプ7を介し
て、高所に据えられた高架槽8に接続されてい
る。
て、高所に据えられた高架槽8に接続されてい
る。
以上のごとくの本実施例装置にあつては、先
ず、市水の一部が開状態の開閉弁3を経て給水管
1Bから消石灰溶解槽1に送られてくる。消石灰
溶解槽1内では、ハツチ1Dから補給された消石
灰が撹拌機1Aによつて上記給水管1Bからの水
と撹拌される。その結果、槽内の下部には未溶解
消石灰が残存するものの、上部は完全飽和の消石
灰水溶液で占められるようになり、溢流管1Cか
ら該水溶液が溢出し受水槽4に達する。
ず、市水の一部が開状態の開閉弁3を経て給水管
1Bから消石灰溶解槽1に送られてくる。消石灰
溶解槽1内では、ハツチ1Dから補給された消石
灰が撹拌機1Aによつて上記給水管1Bからの水
と撹拌される。その結果、槽内の下部には未溶解
消石灰が残存するものの、上部は完全飽和の消石
灰水溶液で占められるようになり、溢流管1Cか
ら該水溶液が溢出し受水槽4に達する。
受水槽4では市水管5からの市水が貯められて
おり、ここに上記消石灰水溶液が注入されて、市
水のPH値が改善される。かくして所定PH値となつ
た改善市水がポンプ7によつて、高架槽8に満水
になるまで揚水される。そして、下層階で水が消
費され高架槽8内の水量は減つてくると、上記揚
水ポンプ7によつて高架槽8は満水となるが、一
旦満水となると、揚水ポンプ7は停止し、受水槽
4への市水流入も槽内液面の上昇により液面調節
弁6が作動して、ほぼ同時に停止する。揚水ポン
プ7が停止すると、その信号を受けて取水停止手
段としての開閉弁3が閉じる。開閉弁3が閉じる
ことにより市水の給水は停止し、溶解槽1の消石
灰水溶液溢流管1Cからの溢流が停止する。かく
して、受水槽4への消石灰水溶液の注入が止ま
り、該受水槽4内の市水のPH値は最適値に保たれ
る。
おり、ここに上記消石灰水溶液が注入されて、市
水のPH値が改善される。かくして所定PH値となつ
た改善市水がポンプ7によつて、高架槽8に満水
になるまで揚水される。そして、下層階で水が消
費され高架槽8内の水量は減つてくると、上記揚
水ポンプ7によつて高架槽8は満水となるが、一
旦満水となると、揚水ポンプ7は停止し、受水槽
4への市水流入も槽内液面の上昇により液面調節
弁6が作動して、ほぼ同時に停止する。揚水ポン
プ7が停止すると、その信号を受けて取水停止手
段としての開閉弁3が閉じる。開閉弁3が閉じる
ことにより市水の給水は停止し、溶解槽1の消石
灰水溶液溢流管1Cからの溢流が停止する。かく
して、受水槽4への消石灰水溶液の注入が止ま
り、該受水槽4内の市水のPH値は最適値に保たれ
る。
また、受水槽4が溶解槽1よりも高い位置に設
置されている場合には、溶解槽からの水溶液の取
水を溢流管によらず、第2図のごとく取水管1F
で取水ポンプ9によつて行なう。かかる場合に
は、揚水ポンプ7の停止にもとづいて、取水ポン
プ9を停止するのは勿論であるが、該溶解槽の水
位を一定にしておくために給水管開閉弁3をも閉
じることとなる。こうして、受水槽4への水溶液
の注入が停止して、上記揚水ポンプの停止中で
も、受水槽内のPH値は一定値に保たれる。
置されている場合には、溶解槽からの水溶液の取
水を溢流管によらず、第2図のごとく取水管1F
で取水ポンプ9によつて行なう。かかる場合に
は、揚水ポンプ7の停止にもとづいて、取水ポン
プ9を停止するのは勿論であるが、該溶解槽の水
位を一定にしておくために給水管開閉弁3をも閉
じることとなる。こうして、受水槽4への水溶液
の注入が停止して、上記揚水ポンプの停止中で
も、受水槽内のPH値は一定値に保たれる。
(発明の効果)
以上のように、本発明は高架槽への揚水停止時
には消石灰水溶液の受水槽への注入も停止するこ
ととしたので、受水槽内に市水は常に一定したPH
値に保たれることとなり水質の安定を確保でき
る、という効果を得る。
には消石灰水溶液の受水槽への注入も停止するこ
ととしたので、受水槽内に市水は常に一定したPH
値に保たれることとなり水質の安定を確保でき
る、という効果を得る。
第1図は本発明の一実施例装置の概要構成図、
第2図は第1図において受水槽が高所にある場合
の実施例装置概要構成図である。 1……消石灰溶解槽、1B……市水給水管、1
C,1F……消石灰水溶液取水管、3,9……取
水停止手段(3……開閉弁、9……消石灰水溶液
取水ポンプ)、4……受水槽、6……液面調節弁、
7……揚水ポンプ、8……高架槽。
第2図は第1図において受水槽が高所にある場合
の実施例装置概要構成図である。 1……消石灰溶解槽、1B……市水給水管、1
C,1F……消石灰水溶液取水管、3,9……取
水停止手段(3……開閉弁、9……消石灰水溶液
取水ポンプ)、4……受水槽、6……液面調節弁、
7……揚水ポンプ、8……高架槽。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 市水給水管を下部にそして消石灰水溶液取水
管を上部に有する消石灰溶解槽を設置し、 上記消石灰水溶液取水管を、市水を受ける受水
槽に導引し、 該受水槽は、高所に設置された高架槽へ揚水ポ
ンプを介して接続され、 上記揚水ポンプの停止時に、消石灰水溶液の取
水を停止する取水停止手段を有している、 こととした高架槽用消石灰溶液注入装置。 2 消石灰水溶液取水管は横方向に延出する溢流
管であり、取水停止手段は、揚水ポンプの停止時
に閉じる給水管に設けられた開閉弁であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高架槽用
消石灰溶液注入装置。 3 消石灰水溶液取水管には取水ポンプが設けら
れ、取水停止手段は、揚水ポンプ停止時に閉じる
開閉弁及び同時期に消石灰水溶液の取水を停止さ
せる取水ポンプ停止手段であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の高架槽用消石灰溶液
注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13913186A JPS62298493A (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 高架槽用消石灰溶液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13913186A JPS62298493A (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 高架槽用消石灰溶液注入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62298493A JPS62298493A (ja) | 1987-12-25 |
| JPH0315518B2 true JPH0315518B2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=15238249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13913186A Granted JPS62298493A (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 高架槽用消石灰溶液注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62298493A (ja) |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP13913186A patent/JPS62298493A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62298493A (ja) | 1987-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20130341288A1 (en) | Ozone liquid generator and method of generating ozone liquid | |
| US6627071B1 (en) | Chlorinator for wastewater treatment systems | |
| JPH0315518B2 (ja) | ||
| CN208830411U (zh) | 一种楼宇高位水箱给水系统 | |
| US2207761A (en) | Liquid mixing device | |
| JP3022643U (ja) | 湿し水定量補給装置 | |
| JPH0647598Y2 (ja) | 汚水処理装置 | |
| JPH0353750Y2 (ja) | ||
| JP7537855B2 (ja) | pH処理装置用炭酸ガス反応槽 | |
| KR200368336Y1 (ko) | 물탱크 급수 제어장치 | |
| JPS5813176A (ja) | ポンプの自動運転装置 | |
| ATE160833T1 (de) | Vorrichtung zur wiederverwendung von brauchwasser | |
| JP3305637B2 (ja) | 水道水改質装置における改質管理方式 | |
| JPH11201050A (ja) | 水景設備における給水槽の水位制御方法 | |
| JP2652494B2 (ja) | 真空式下水道システムにおける真空弁ユニット | |
| JP2654896B2 (ja) | 汚水の浄化処理装置における流量調整装置 | |
| KR200415266Y1 (ko) | 정수위 저장 장치 | |
| JPS595191Y2 (ja) | ポンプ自動運転給水装置 | |
| JPS596979B2 (ja) | ポンプ自動給水装置 | |
| KR20240064990A (ko) | 어항용 원격 자동 물 공급 시스템 | |
| CN107023053B (zh) | 一种具有双液位进补水功能的控制水箱 | |
| JPH03244463A (ja) | 微細気泡炭酸泉製造装置 | |
| KR950008552Y1 (ko) | 플로우트를 이용한 초음파 가습기의 물 공급장치 | |
| JPH0461813B2 (ja) | ||
| JPS6339731B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |