JPH0315617B2 - - Google Patents
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- JPH0315617B2 JPH0315617B2 JP58163728A JP16372883A JPH0315617B2 JP H0315617 B2 JPH0315617 B2 JP H0315617B2 JP 58163728 A JP58163728 A JP 58163728A JP 16372883 A JP16372883 A JP 16372883A JP H0315617 B2 JPH0315617 B2 JP H0315617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- general formula
- acid ester
- reaction
- mmol
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は不飽和カルボン酸エステルの製造方法
に関する。さらに詳しくは、本発明は一般式 または (式中R1は炭化水素基を表わし、R2はアルキル
基またはシクロアルキル基を表わす。) で示される(2E,4Z)または(2E,4E)−2,
4−ジエン酸エステルを強塩基で処理することを
特徴とする一般式 または (式中R1およびR2は上記定義のとおりである。) で示される(3E,5E)または(3E,5Z)−不飽
和カルボン酸エステルの製造方法に関する。 一般式()、()、()および()におい
てR1は一般に炭素数1〜20の飽和または不飽和
の炭化水素基、好ましくは炭素数15以下のアルキ
ル基(たとえばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基など)、アルケニル基(たとえば
ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ブタジエ
ニル基、ペンテニル基、ペンタジエニル基、ヘキ
セニル基、オクテニル基など)、アルキニル基
(たとえばエチニル基、プロピニル基、ブチニル
基、ペンチニル基、ヘキシニル基、オクチニル基
など)、シクロアルキル基(たとえばシクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基など)、シク
ロアルケニル基(たとえばシクロペンテニル基、
シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基など)、
アラルキル基(たとえばベンジル基、フエネチル
基など)などである。 一般式()および()で示される化合物は
医薬、フエロモンまたはそれらの中間体として有
用であり、そのうちR1=C4H9およびR1=C8H17
のものはEaphorbiaのラテツクスの成分()お
よび()、 ヒメカツオブシムシの性フエロモンであるメガ
トモン酸() の合成前駆体として重要である。たとえば、メガ
トモン酸()はデカナールとアセチレンとから
次のような経路で合成できる。 (PhSHはベンゼンチオール、AIBNはアゾビス
イソブチロニトリル、LDAはリチウムジイソプ
ロピルアミドを意味する。) また一般式()で示される化合物は下記に示
すようにDiels−Alder反応によるシクロヘキセン
誘導体の合成原料として重要である。 2,4−ジエン酸エステルをリチウムジイソプ
ロピルアミドで処理して3,5−ジエン酸エステ
ルへの異性化を行なつた例はこれまでに2例報告
されている〔R.V.Stevens、R.E.Cherpeck、B.L.
Harrison、J.Lai and R.Lapalme、J.Am.Chem.
Soc.、98、6317(1976)およびM.L.Bremmer
and S.M.Weinreb、Tetrahedron Lett.、24、
261(1983)〕。Stevenらはソルビン酸メチル()
をリチウムジイソプロピルアミドで処理して
(3E)−3,5−ヘキサジエン酸メチル()を
得ている。 またBremmerらは(3E)−3,5−ヘキサジ
エン酸メチル()のα位に置換基を導入し、エ
ピ−ルピニン()の合成を行なつている。 3,5−ヘキサジエン酸メチル()の3位の
二重結合はE配置であるが、5位のそれは6位に
置換基を持たないので立体配置を論ずることはで
きない。6位に炭素数1以上の置換基を持つ2,
4−ヘキサジエン酸エステル誘導体をリチウムジ
イソプロピルアミドの如き強塩基で処理して3,
5−ヘキサジエン酸エステル誘導体にかえた例は
今まで報告されていない。 本発明者らは一般式()で示される(2E,
4Z)−2,4−ジエン酸エステルまたは一般式
()で示される(2E,4E)−2,4−ジエン酸
エステルを強塩基で処理すると、一般式()で
示される(2E,4Z)−2,4−ジエン酸エステル
からは一般式()で示される(3E,5E)−3,
5−不飽和カルボン酸エステルが、一般式()
で示される(2E,4E)−2,4−ジエン酸エステ
ルからは一般式()で示される(3E,5Z)−
3,5−不飽和カルボン酸エステルが立体選択的
に得られることを見い出し、本発明を完成するに
至つた。特に一般式()で示される(2E,4Z)
−2,4−ジエン酸エステルから一般式()で
示される(3E,5E)−3,5−不飽和カルボン酸
エステルのみが高立体選択的に得られることは驚
くべきことである。 本発明方法において使用しうる強塩基の例とし
てリチウムジイソプロピルアミド(LDA)、リチ
ウムジシクロヘキシルアミド、リチウムビス(ト
リメチルシリル)アミド、ナトリウムジイソプロ
ピルアミド、カリウムジイソプロピルアミド、水
素化カリウムなどが挙げられる。これらに限ら
ず、一般式()または()で示される2,4
−ジエン酸エステルの6位のメチレン水素を引き
抜くことができるもので反応系に悪影響を及ぼさ
ない強塩基であれば使用できる。強塩基は一般式
()または()で示される原料化合物に対し
て1〜3モル当量好ましくは1〜2モル当量使用
することが望ましい。 本発明に従う異性化反応は一般に約−50〜−
120℃の範囲内の温度で行なうことができるが、
とくに好ましい反応温度は約−70〜−100℃であ
る。反応溶媒としてテトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチ
ル)エーテルなどの極性非プロトン溶媒を使用す
ることができる。本反応の立体選択性を向上させ
るためにヘキサメチルホスホリツクトリアミド
(HMPA)を一般式()または()で示され
る原料化合物に対し0.5〜5当量、とくに好適に
は1当量反応系に添加することが望ましい。本反
応に要する時間は原料化合物の構造、用いる反応
条件などにより異なる。本反応に使用する原料化
合物、溶媒、反応容器などはよく乾燥したものを
用いなければならない。 以下、本発明を実施例により説明するが、本発
明はこれらの実施例によつて制限を受けるもので
はない。 実施例 1 乾燥窒素ガスで置換した10ml容ナス型フラスコ
に無水テトラヒドロフラン(THF)2mlおよび
ジイソプロピルアミン0.131ml(1mmol)を入
れた。これに−10℃でブチルリチウム(ヘキサン
溶液)0.61ml(1mmol)を加えた。30分間撹拌
したのち、乾燥HMPA0.17ml(1mmol)を加
え、−90℃に冷却し、(2E,4Z)−2,4−ヘプタ
ジエン酸メチル70mg(0.5mmol)をTHF2mlに溶
かしてゆつくり滴下した。滴下終了後、−90℃で
1時間撹拌したのち、水を加えて反応を停止させ
た。反応混合物を10%塩酸で酸性にし、有機層を
ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥したのち、これより溶媒を留
去することにより(3E,5E)−3,5−ヘプタジ
エン酸メチルの粗生成物を51.2mg( 1H−NMR
による純度80%)得た。収率58%。この粗生成物
をTLC(酢酸エチル:ヘキサン=1:4、Rf値
0.56〜0.70)に付することにより純粋な(3E,
5E)−3,5−ヘプタジエン酸メチルを分取し
た。生成物の物性値を次に示す。 IRスペクトル(neat):1740、1640cm-1 1H−NMRスペクトル(CCl4)δ: 1.75(d、J=6Hz、3H、CH 3CH=)、 3.00(d、J=6Hz、2H、CH 2CO2CH3)、 3.63(s、3H、OCH 3)、 5.2〜6.3(m、4H、−(CH=CH−)2) GLC分析〔Polyneopentyl glycol succinate−
Chromosorb W(0.4mmo.d.×1m)、90℃、N2、
1.5Kg/cm2〕: 保持時間(Rt)3.6分に単一ピークを示す。 実施例 2 乾燥窒素ガス雰囲気下、10ml容2口フラスコに
乾燥THF2mlおよびジイソプロピルアミン0.13ml
(1mmol)を入れ、−10℃でブチルリチウム(ヘ
キサン溶液)0.61ml(1mmol)を加えた。その
まま30分撹拌し、HMPA0.17ml(1mmol)を加
えた。反応混合物を−90℃に冷却し、これに
(2E、4Z)−2,4−ノナジエン酸エチル99mg
(0.54mmol)をTHF2mlに溶かしてゆつくり滴下
した。滴下終了後、そのまま1時間かきまぜたの
ち、水を加えて反応を停止させた。反応混合物を
10%塩酸で中和し、有機層をジエチルエーテルで
抽出した。抽出液を3回水洗後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。この抽出液を濾過後、これよ
り溶媒を留去することにより淡黄色の油状物とし
て88mg( 1H−NMRによる純度60%)の(3E,
5E)−3,5−ノナジエン酸エチルの粗生成物を
得た。収率53%。この粗生成物をTCL〔シリカゲ
ル(メルク社製、シリカゲル60PF254)、ヘキサ
ン:アセトン=4:1、Rf値0.42〜0.51〕に付す
ることにより純粋な(3E,5E)−3,5−ノナジ
エン酸エチルを得た。生成物の物性値を次に示
す。 IRスペクトル(neat):1740、1620cm-1 NMRスペクトル(CCl4)δ: 0.9(t、3H、CH 3)、 1.24(m、3H、CO2CH2CH 3)、 1.36(m、2H、CH 2CH3)、 2.04(m、2H、CH 2CH2CH3)、 2.97(d、J=6Hz、2H、CH 2CO2C2H5)、 4.10(q、2H、CO2CH 2CH3)、 5.2〜6.3(m、4H、−(CH=CH−)2) GLC分析〔Polyneopentyl glycol succinate−
Chromosorb W(0.4mmo.d.×1m)、120℃、N2、
1.0Kg/cm2〕: Rt4.3分に単一ピークを示す。 実施例 3〜6 実施例1と同様にして種々の化合物()につ
いて異性化反応を行ない、下表の結果を得た。
に関する。さらに詳しくは、本発明は一般式 または (式中R1は炭化水素基を表わし、R2はアルキル
基またはシクロアルキル基を表わす。) で示される(2E,4Z)または(2E,4E)−2,
4−ジエン酸エステルを強塩基で処理することを
特徴とする一般式 または (式中R1およびR2は上記定義のとおりである。) で示される(3E,5E)または(3E,5Z)−不飽
和カルボン酸エステルの製造方法に関する。 一般式()、()、()および()におい
てR1は一般に炭素数1〜20の飽和または不飽和
の炭化水素基、好ましくは炭素数15以下のアルキ
ル基(たとえばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基など)、アルケニル基(たとえば
ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ブタジエ
ニル基、ペンテニル基、ペンタジエニル基、ヘキ
セニル基、オクテニル基など)、アルキニル基
(たとえばエチニル基、プロピニル基、ブチニル
基、ペンチニル基、ヘキシニル基、オクチニル基
など)、シクロアルキル基(たとえばシクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基など)、シク
ロアルケニル基(たとえばシクロペンテニル基、
シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基など)、
アラルキル基(たとえばベンジル基、フエネチル
基など)などである。 一般式()および()で示される化合物は
医薬、フエロモンまたはそれらの中間体として有
用であり、そのうちR1=C4H9およびR1=C8H17
のものはEaphorbiaのラテツクスの成分()お
よび()、 ヒメカツオブシムシの性フエロモンであるメガ
トモン酸() の合成前駆体として重要である。たとえば、メガ
トモン酸()はデカナールとアセチレンとから
次のような経路で合成できる。 (PhSHはベンゼンチオール、AIBNはアゾビス
イソブチロニトリル、LDAはリチウムジイソプ
ロピルアミドを意味する。) また一般式()で示される化合物は下記に示
すようにDiels−Alder反応によるシクロヘキセン
誘導体の合成原料として重要である。 2,4−ジエン酸エステルをリチウムジイソプ
ロピルアミドで処理して3,5−ジエン酸エステ
ルへの異性化を行なつた例はこれまでに2例報告
されている〔R.V.Stevens、R.E.Cherpeck、B.L.
Harrison、J.Lai and R.Lapalme、J.Am.Chem.
Soc.、98、6317(1976)およびM.L.Bremmer
and S.M.Weinreb、Tetrahedron Lett.、24、
261(1983)〕。Stevenらはソルビン酸メチル()
をリチウムジイソプロピルアミドで処理して
(3E)−3,5−ヘキサジエン酸メチル()を
得ている。 またBremmerらは(3E)−3,5−ヘキサジ
エン酸メチル()のα位に置換基を導入し、エ
ピ−ルピニン()の合成を行なつている。 3,5−ヘキサジエン酸メチル()の3位の
二重結合はE配置であるが、5位のそれは6位に
置換基を持たないので立体配置を論ずることはで
きない。6位に炭素数1以上の置換基を持つ2,
4−ヘキサジエン酸エステル誘導体をリチウムジ
イソプロピルアミドの如き強塩基で処理して3,
5−ヘキサジエン酸エステル誘導体にかえた例は
今まで報告されていない。 本発明者らは一般式()で示される(2E,
4Z)−2,4−ジエン酸エステルまたは一般式
()で示される(2E,4E)−2,4−ジエン酸
エステルを強塩基で処理すると、一般式()で
示される(2E,4Z)−2,4−ジエン酸エステル
からは一般式()で示される(3E,5E)−3,
5−不飽和カルボン酸エステルが、一般式()
で示される(2E,4E)−2,4−ジエン酸エステ
ルからは一般式()で示される(3E,5Z)−
3,5−不飽和カルボン酸エステルが立体選択的
に得られることを見い出し、本発明を完成するに
至つた。特に一般式()で示される(2E,4Z)
−2,4−ジエン酸エステルから一般式()で
示される(3E,5E)−3,5−不飽和カルボン酸
エステルのみが高立体選択的に得られることは驚
くべきことである。 本発明方法において使用しうる強塩基の例とし
てリチウムジイソプロピルアミド(LDA)、リチ
ウムジシクロヘキシルアミド、リチウムビス(ト
リメチルシリル)アミド、ナトリウムジイソプロ
ピルアミド、カリウムジイソプロピルアミド、水
素化カリウムなどが挙げられる。これらに限ら
ず、一般式()または()で示される2,4
−ジエン酸エステルの6位のメチレン水素を引き
抜くことができるもので反応系に悪影響を及ぼさ
ない強塩基であれば使用できる。強塩基は一般式
()または()で示される原料化合物に対し
て1〜3モル当量好ましくは1〜2モル当量使用
することが望ましい。 本発明に従う異性化反応は一般に約−50〜−
120℃の範囲内の温度で行なうことができるが、
とくに好ましい反応温度は約−70〜−100℃であ
る。反応溶媒としてテトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチ
ル)エーテルなどの極性非プロトン溶媒を使用す
ることができる。本反応の立体選択性を向上させ
るためにヘキサメチルホスホリツクトリアミド
(HMPA)を一般式()または()で示され
る原料化合物に対し0.5〜5当量、とくに好適に
は1当量反応系に添加することが望ましい。本反
応に要する時間は原料化合物の構造、用いる反応
条件などにより異なる。本反応に使用する原料化
合物、溶媒、反応容器などはよく乾燥したものを
用いなければならない。 以下、本発明を実施例により説明するが、本発
明はこれらの実施例によつて制限を受けるもので
はない。 実施例 1 乾燥窒素ガスで置換した10ml容ナス型フラスコ
に無水テトラヒドロフラン(THF)2mlおよび
ジイソプロピルアミン0.131ml(1mmol)を入
れた。これに−10℃でブチルリチウム(ヘキサン
溶液)0.61ml(1mmol)を加えた。30分間撹拌
したのち、乾燥HMPA0.17ml(1mmol)を加
え、−90℃に冷却し、(2E,4Z)−2,4−ヘプタ
ジエン酸メチル70mg(0.5mmol)をTHF2mlに溶
かしてゆつくり滴下した。滴下終了後、−90℃で
1時間撹拌したのち、水を加えて反応を停止させ
た。反応混合物を10%塩酸で酸性にし、有機層を
ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥したのち、これより溶媒を留
去することにより(3E,5E)−3,5−ヘプタジ
エン酸メチルの粗生成物を51.2mg( 1H−NMR
による純度80%)得た。収率58%。この粗生成物
をTLC(酢酸エチル:ヘキサン=1:4、Rf値
0.56〜0.70)に付することにより純粋な(3E,
5E)−3,5−ヘプタジエン酸メチルを分取し
た。生成物の物性値を次に示す。 IRスペクトル(neat):1740、1640cm-1 1H−NMRスペクトル(CCl4)δ: 1.75(d、J=6Hz、3H、CH 3CH=)、 3.00(d、J=6Hz、2H、CH 2CO2CH3)、 3.63(s、3H、OCH 3)、 5.2〜6.3(m、4H、−(CH=CH−)2) GLC分析〔Polyneopentyl glycol succinate−
Chromosorb W(0.4mmo.d.×1m)、90℃、N2、
1.5Kg/cm2〕: 保持時間(Rt)3.6分に単一ピークを示す。 実施例 2 乾燥窒素ガス雰囲気下、10ml容2口フラスコに
乾燥THF2mlおよびジイソプロピルアミン0.13ml
(1mmol)を入れ、−10℃でブチルリチウム(ヘ
キサン溶液)0.61ml(1mmol)を加えた。その
まま30分撹拌し、HMPA0.17ml(1mmol)を加
えた。反応混合物を−90℃に冷却し、これに
(2E、4Z)−2,4−ノナジエン酸エチル99mg
(0.54mmol)をTHF2mlに溶かしてゆつくり滴下
した。滴下終了後、そのまま1時間かきまぜたの
ち、水を加えて反応を停止させた。反応混合物を
10%塩酸で中和し、有機層をジエチルエーテルで
抽出した。抽出液を3回水洗後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。この抽出液を濾過後、これよ
り溶媒を留去することにより淡黄色の油状物とし
て88mg( 1H−NMRによる純度60%)の(3E,
5E)−3,5−ノナジエン酸エチルの粗生成物を
得た。収率53%。この粗生成物をTCL〔シリカゲ
ル(メルク社製、シリカゲル60PF254)、ヘキサ
ン:アセトン=4:1、Rf値0.42〜0.51〕に付す
ることにより純粋な(3E,5E)−3,5−ノナジ
エン酸エチルを得た。生成物の物性値を次に示
す。 IRスペクトル(neat):1740、1620cm-1 NMRスペクトル(CCl4)δ: 0.9(t、3H、CH 3)、 1.24(m、3H、CO2CH2CH 3)、 1.36(m、2H、CH 2CH3)、 2.04(m、2H、CH 2CH2CH3)、 2.97(d、J=6Hz、2H、CH 2CO2C2H5)、 4.10(q、2H、CO2CH 2CH3)、 5.2〜6.3(m、4H、−(CH=CH−)2) GLC分析〔Polyneopentyl glycol succinate−
Chromosorb W(0.4mmo.d.×1m)、120℃、N2、
1.0Kg/cm2〕: Rt4.3分に単一ピークを示す。 実施例 3〜6 実施例1と同様にして種々の化合物()につ
いて異性化反応を行ない、下表の結果を得た。
【表】
実施例 7
窒素置換した10ml容2口フラスコにジイソプロ
ピルアミン39mg(0.39mmol)およびTHF1mlを
加え、−15℃に冷却して撹拌しながら1.65Mブチ
ルリチウム(ヘキサン溶液)0.236ml(0.39m
mol)を5分間で滴下した。30分後、HMPAを
0.15ml加えたのち、−100℃で(2E,4E)−2,4
−テトラデカジエン酸エチル87mg(0.345mmol)
をTHF0.2mlに溶かしたものを5分間で滴下し
た。1時間、−100〜−80℃で撹拌したのち、氷水
を加えて反応を停止した。系内の温度を室温にも
どしたのち、反応混合物を10%塩酸で中和し、有
機層をジエチルエーテルで抽出した。抽出液を濾
過し、これより溶媒を留去することにより2,4
−テトラデカジエン酸エチルおよび3,5−テト
ラデカジエン酸エチルの混合物78mgを得た。この
生成物はGLC分析〔Apiezone grease L−
Chromosorb W(0.4mmo.d.×1m)、200℃、N2、
1.0Kg/cm2〕の結果3成分を含んでいた。各々の
ピークのRt、面積比、化合物および収率は次表
の通りである。
ピルアミン39mg(0.39mmol)およびTHF1mlを
加え、−15℃に冷却して撹拌しながら1.65Mブチ
ルリチウム(ヘキサン溶液)0.236ml(0.39m
mol)を5分間で滴下した。30分後、HMPAを
0.15ml加えたのち、−100℃で(2E,4E)−2,4
−テトラデカジエン酸エチル87mg(0.345mmol)
をTHF0.2mlに溶かしたものを5分間で滴下し
た。1時間、−100〜−80℃で撹拌したのち、氷水
を加えて反応を停止した。系内の温度を室温にも
どしたのち、反応混合物を10%塩酸で中和し、有
機層をジエチルエーテルで抽出した。抽出液を濾
過し、これより溶媒を留去することにより2,4
−テトラデカジエン酸エチルおよび3,5−テト
ラデカジエン酸エチルの混合物78mgを得た。この
生成物はGLC分析〔Apiezone grease L−
Chromosorb W(0.4mmo.d.×1m)、200℃、N2、
1.0Kg/cm2〕の結果3成分を含んでいた。各々の
ピークのRt、面積比、化合物および収率は次表
の通りである。
【表】
収率を示す。
各成分を分取用GLCで分取し、同定した。 (3E,5Z)−3,5−テトラデカジエン酸エチ
ルの物性値は次の通りである。 IRスペクトル(neat):1745、1030、985、955cm
-1 1 H−NMRスペクトル(CCl4)δ: 0.9(t、3H、CH 3)、 1.25(m、17H、(CH 2)7、OCH2CH 3)、 2.0(m、2H、CH3(CH2)7CH 2)、 3.0(d、J=7Hz、2H、CH 2CO2C2H5)、 4.05(q、J=7Hz、2H、OCH 2CH3)、 5.2〜6.1(m、3H、CH=CH−CH=CH
CH2CO2C2H5)、 6.33(dd、J=10.0Hzおよび15.0Hz、1H、CH
=CHCH2CO2C2H5) これらのIRスペクトルおよび 1H−NMRスペ
クトルはメガトモン酸メチルのものとエステル残
基に相当するデータを除き一致した〔J.O.
Rodin、M.A.Leaffer and R.M.Silverstein、J.
Org.Chem.、35、3152(1970)〕。 実施例 8〜10 実施例7と同様にして種々の化合物()につ
いて異性化反応を行ない、下表の結果を得た。
各成分を分取用GLCで分取し、同定した。 (3E,5Z)−3,5−テトラデカジエン酸エチ
ルの物性値は次の通りである。 IRスペクトル(neat):1745、1030、985、955cm
-1 1 H−NMRスペクトル(CCl4)δ: 0.9(t、3H、CH 3)、 1.25(m、17H、(CH 2)7、OCH2CH 3)、 2.0(m、2H、CH3(CH2)7CH 2)、 3.0(d、J=7Hz、2H、CH 2CO2C2H5)、 4.05(q、J=7Hz、2H、OCH 2CH3)、 5.2〜6.1(m、3H、CH=CH−CH=CH
CH2CO2C2H5)、 6.33(dd、J=10.0Hzおよび15.0Hz、1H、CH
=CHCH2CO2C2H5) これらのIRスペクトルおよび 1H−NMRスペ
クトルはメガトモン酸メチルのものとエステル残
基に相当するデータを除き一致した〔J.O.
Rodin、M.A.Leaffer and R.M.Silverstein、J.
Org.Chem.、35、3152(1970)〕。 実施例 8〜10 実施例7と同様にして種々の化合物()につ
いて異性化反応を行ない、下表の結果を得た。
【表】
【表】
実施例 11〜14
実施例1においてジイソプロピルアミン0.131
ml(1mmol)の代りにジシクロヘキシルアミ
ン、ビス(トリメチルシリル)アミン、ジエチル
アミンまたは2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジンを各々1mmol用いた以外は実施例1と同
様に反応および分離回収を行なうことによりそれ
ぞれ(3E,5E)−3,5−ヘプタジエン酸メチル
を得た。その結果を下表に示す。
ml(1mmol)の代りにジシクロヘキシルアミ
ン、ビス(トリメチルシリル)アミン、ジエチル
アミンまたは2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジンを各々1mmol用いた以外は実施例1と同
様に反応および分離回収を行なうことによりそれ
ぞれ(3E,5E)−3,5−ヘプタジエン酸メチル
を得た。その結果を下表に示す。
【表】
キシルアミド
12 リチウムビス(トリ 64 75
メチルシリル)アミ
ド
12 リチウムビス(トリ 64 75
メチルシリル)アミ
ド
【表】
ミド
14 1〓リチオ〓2,2,6,6〓 60 70
テトラメチルピペリ
ジン
14 1〓リチオ〓2,2,6,6〓 60 70
テトラメチルピペリ
ジン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 または (式中R1は炭化水素基を表わし、R2はアルキル
基またはシクロアルキル基を表わす。) で示される(2E,4Z)または(2E,4E)−2,
4−ジエン酸エステルを強塩基で処理することを
特徴とする一般式 または (式中R1およびR2は上記定義のとおりである。) で示される(3E,5E)または(3E,5Z)−不飽
和カルボン酸エステルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58163728A JPS6054339A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 不飽和カルボン酸エステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58163728A JPS6054339A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 不飽和カルボン酸エステルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6054339A JPS6054339A (ja) | 1985-03-28 |
| JPH0315617B2 true JPH0315617B2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=15779530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58163728A Granted JPS6054339A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 不飽和カルボン酸エステルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054339A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2002250401A1 (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-08 | Circagen Pharmaceutical | Histone deacetylase inhibitors |
| US6812186B2 (en) * | 2002-03-27 | 2004-11-02 | Council of Industrial Research | Preparation of new layered double hydroxides exchanged with diisopropylamide for C-C bond forming reactions |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP58163728A patent/JPS6054339A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6054339A (ja) | 1985-03-28 |
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