JPH0315864Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315864Y2 JPH0315864Y2 JP17519485U JP17519485U JPH0315864Y2 JP H0315864 Y2 JPH0315864 Y2 JP H0315864Y2 JP 17519485 U JP17519485 U JP 17519485U JP 17519485 U JP17519485 U JP 17519485U JP H0315864 Y2 JPH0315864 Y2 JP H0315864Y2
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- JP
- Japan
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- piston
- hole
- master cylinder
- bottomed hole
- clutch master
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はピストンに形成された有底孔内にコネ
クチングロツドが移動可能に嵌合されているクラ
ツチマスタシリンダに係り、特にその有底孔内に
存在する空気を効率良く排出する技術に関するも
のである。
クチングロツドが移動可能に嵌合されているクラ
ツチマスタシリンダに係り、特にその有底孔内に
存在する空気を効率良く排出する技術に関するも
のである。
従来技術
自動車等のクラツチ装置を作動させるために、
クラツチペダルの踏込み操作に応じて作動油を送
り出すクラツチマスタシリンダが従来から使用さ
れている。このようなクラツチマスタシリンダ
は、一般に、(a)略水平に配置されるシリンダボア
を備えたシリンダブロツクと、(b)そのシリンダボ
ア内に摺動可能に嵌合されて圧力室を形成するピ
ストンと、(c)前記シリンダボアの前端面に開口す
る作動油の流入口を閉塞する弁子を先端に有する
一方、基端部が前記ピストンの前端面から軸心方
向に形成された有底孔内に移動可能に嵌合された
コネクチングロツドとを備えて構成され、前記ピ
ストンが前進させられることによりコネクチング
ロツドの先端に設けられた弁子によつて前記流入
口を閉塞し、前記圧力室内の作動油をクラツチ装
置へ送り出すようになつている。実開昭59−
189910号公報に記載されているクラツチマスタシ
リンダはその一例である。
クラツチペダルの踏込み操作に応じて作動油を送
り出すクラツチマスタシリンダが従来から使用さ
れている。このようなクラツチマスタシリンダ
は、一般に、(a)略水平に配置されるシリンダボア
を備えたシリンダブロツクと、(b)そのシリンダボ
ア内に摺動可能に嵌合されて圧力室を形成するピ
ストンと、(c)前記シリンダボアの前端面に開口す
る作動油の流入口を閉塞する弁子を先端に有する
一方、基端部が前記ピストンの前端面から軸心方
向に形成された有底孔内に移動可能に嵌合された
コネクチングロツドとを備えて構成され、前記ピ
ストンが前進させられることによりコネクチング
ロツドの先端に設けられた弁子によつて前記流入
口を閉塞し、前記圧力室内の作動油をクラツチ装
置へ送り出すようになつている。実開昭59−
189910号公報に記載されているクラツチマスタシ
リンダはその一例である。
考案が解決しようとする問題点
ところで、このようなクラツチマスタシリンダ
においては、上記圧力室や有底孔内に空気が残存
していると、クラツチペダルの操作フイーリング
やクラツチ装置の切れ性能が悪くなるため、その
取付時等において作動油を導入する際に、クラツ
チペダルを踏込み操作して圧力室および有底孔内
に存在する空気を排出するようにしている。しか
しながら、有底孔にはコネクチングロツドが嵌合
されているため、その内部に存在する空気の排出
効率は著しく悪く、上記ペダル操作を何回も繰り
返す必要があつた。
においては、上記圧力室や有底孔内に空気が残存
していると、クラツチペダルの操作フイーリング
やクラツチ装置の切れ性能が悪くなるため、その
取付時等において作動油を導入する際に、クラツ
チペダルを踏込み操作して圧力室および有底孔内
に存在する空気を排出するようにしている。しか
しながら、有底孔にはコネクチングロツドが嵌合
されているため、その内部に存在する空気の排出
効率は著しく悪く、上記ペダル操作を何回も繰り
返す必要があつた。
なお、クラツチマスタシリンダの取付時にこの
ようなペダル操作を何回も行つていると、自動車
等の生産能率が大幅に制約されるため、内部の空
気を効率良く排出できるクラツチマスタシリンダ
が強く望まれている。
ようなペダル操作を何回も行つていると、自動車
等の生産能率が大幅に制約されるため、内部の空
気を効率良く排出できるクラツチマスタシリンダ
が強く望まれている。
問題点を解決するための手段
本考案は上記問題点を解決するために為された
ものであり、その要旨とするところは、前記(a)シ
リンダブロツクと、(b)ピストンと、(c)コネクチン
グロツドとを有するクラツチマスタシリンダにお
いて、前記ピストンの外周壁に前記有底孔と前記
圧力室とを連通させる連通孔を形成したことにあ
る。
ものであり、その要旨とするところは、前記(a)シ
リンダブロツクと、(b)ピストンと、(c)コネクチン
グロツドとを有するクラツチマスタシリンダにお
いて、前記ピストンの外周壁に前記有底孔と前記
圧力室とを連通させる連通孔を形成したことにあ
る。
作用および考案の効果
このようにすれば、ピストンの前進時にコネク
チングロツドがシリンダボアの前端面に当接させ
られた後、それ等ピストンとコネクチングロツド
とが相対移動して有底孔内の容積が減少させられ
るのに伴い、その有底孔内に存在する流体、すな
わち作動油や空気には連通孔を通つて圧力室へ向
かう流れが生じるため、有底孔内に存在する空気
はその流れに伴つて排出されることとなり、その
排出効率が大幅に向上する。
チングロツドがシリンダボアの前端面に当接させ
られた後、それ等ピストンとコネクチングロツド
とが相対移動して有底孔内の容積が減少させられ
るのに伴い、その有底孔内に存在する流体、すな
わち作動油や空気には連通孔を通つて圧力室へ向
かう流れが生じるため、有底孔内に存在する空気
はその流れに伴つて排出されることとなり、その
排出効率が大幅に向上する。
なお、有底孔内に作動油が導入されると、その
有底孔内に残存する空気は有底孔の上部に溜るた
め、上記連通孔をピストンの周方向に複数設け、
その上方に位置する連通孔から残存空気が排出さ
れるようにすることが望ましい。その場合に、有
底孔の内周面が、連通孔の開口する部分に環状の
凹溝を有するものであつたり、有底孔の軸心方向
において連通孔が開口する部分程大径となるテー
パ面であつたりすれば、連通孔の開口部に残存空
気が溜り易くなるため、一層効率良く空気を排出
できる。特に、内周面がテーパ面とされている場
合には、クラツチマスタシリンダが水平方向に対
して傾斜した状態で取り付けられても、残存空気
は連通孔の開口部に集まるため、その空気が容易
に排出されるとともに、クラツチマスタシリンダ
を必ずしも正確に水平方向に取り付ける必要がな
くなり、取付スペース等による取付時における制
約が緩和される。
有底孔内に残存する空気は有底孔の上部に溜るた
め、上記連通孔をピストンの周方向に複数設け、
その上方に位置する連通孔から残存空気が排出さ
れるようにすることが望ましい。その場合に、有
底孔の内周面が、連通孔の開口する部分に環状の
凹溝を有するものであつたり、有底孔の軸心方向
において連通孔が開口する部分程大径となるテー
パ面であつたりすれば、連通孔の開口部に残存空
気が溜り易くなるため、一層効率良く空気を排出
できる。特に、内周面がテーパ面とされている場
合には、クラツチマスタシリンダが水平方向に対
して傾斜した状態で取り付けられても、残存空気
は連通孔の開口部に集まるため、その空気が容易
に排出されるとともに、クラツチマスタシリンダ
を必ずしも正確に水平方向に取り付ける必要がな
くなり、取付スペース等による取付時における制
約が緩和される。
実施例
以下、本考案のいくつかの実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図において、10は図示しない自動車に略
水平に取り付けられるシリンダブロツクであり、
後端部に開口するシリンダボア12を備えてい
る。シリンダボア12内にはピストン14が摺動
可能に嵌合されており、そのピストン14の前方
に圧力室16が形成されている。また、シリンダ
ボア12の前端面には流入口18が開口させら
れ、リザーバタンク20内に収容された作動油が
その流入口18から圧力室16内に流入するよう
になつている。
水平に取り付けられるシリンダブロツクであり、
後端部に開口するシリンダボア12を備えてい
る。シリンダボア12内にはピストン14が摺動
可能に嵌合されており、そのピストン14の前方
に圧力室16が形成されている。また、シリンダ
ボア12の前端面には流入口18が開口させら
れ、リザーバタンク20内に収容された作動油が
その流入口18から圧力室16内に流入するよう
になつている。
ピストン14は前側に小径部22を備えてお
り、その小径部22にはばね受け24が嵌装され
ている。このばね受け24は有底円筒形状を成
し、小径部22の前端面を覆う底部26と、小径
部22の外周面に形成された切欠に係合する係合
爪28と、開口部において外側へ延び出すフラン
ジ30とを備えている。そして、そのフランジ3
0には、一端がシリンダボア12の前端に配置さ
れた有底円筒部材32に当接させられているリタ
ーンスプリング33の他端が着座させられてお
り、ピストン14はこのリターンスプリング33
の付勢力によつて常には第1図に示す後退端位置
に保持されている。
り、その小径部22にはばね受け24が嵌装され
ている。このばね受け24は有底円筒形状を成
し、小径部22の前端面を覆う底部26と、小径
部22の外周面に形成された切欠に係合する係合
爪28と、開口部において外側へ延び出すフラン
ジ30とを備えている。そして、そのフランジ3
0には、一端がシリンダボア12の前端に配置さ
れた有底円筒部材32に当接させられているリタ
ーンスプリング33の他端が着座させられてお
り、ピストン14はこのリターンスプリング33
の付勢力によつて常には第1図に示す後退端位置
に保持されている。
上記有底円筒部材32の内部には、ゴム製の弁
子34が配置されている。弁子34は、有底円筒
部材32の底部を挿通して配設されたコネクチン
グロツド36の先端部に取り付けられており、そ
のコネクチングロツド36はスプリング38によ
つて常には前進方向、すなわち弁子34が前記流
入口18の開口部を閉塞する方向に付勢されてい
る。また、コネクチングロツド36の基端部には
大径部40が設けられ、前記ピストン14の前端
面からその軸心方向に形成された有底孔42内に
摺動可能に嵌合されている。大径部40は前記ば
ね受け24の底部26と係合することにより有底
孔42から抜け出すことが阻止されており、ピス
トン14が前記後退端位置に保持されている状態
においては、コネクチングロツド36は上記スプ
リング38の付勢力に抗して後退させられ、流入
口18から圧力室16内に作動油が流入すること
を許容するようになつている。
子34が配置されている。弁子34は、有底円筒
部材32の底部を挿通して配設されたコネクチン
グロツド36の先端部に取り付けられており、そ
のコネクチングロツド36はスプリング38によ
つて常には前進方向、すなわち弁子34が前記流
入口18の開口部を閉塞する方向に付勢されてい
る。また、コネクチングロツド36の基端部には
大径部40が設けられ、前記ピストン14の前端
面からその軸心方向に形成された有底孔42内に
摺動可能に嵌合されている。大径部40は前記ば
ね受け24の底部26と係合することにより有底
孔42から抜け出すことが阻止されており、ピス
トン14が前記後退端位置に保持されている状態
においては、コネクチングロツド36は上記スプ
リング38の付勢力に抗して後退させられ、流入
口18から圧力室16内に作動油が流入すること
を許容するようになつている。
また、ピストン14の小径部22であつてその
基端側の部分には、外周壁を半径方向に貫通する
連通孔44が設けられている。連通孔44は、ピ
ストン14の周方向において等角度間隔で複数
(本実施例では4個)形成されており、有底孔4
2はこれ等の連通孔44によつて圧力室16と連
通させられている。
基端側の部分には、外周壁を半径方向に貫通する
連通孔44が設けられている。連通孔44は、ピ
ストン14の周方向において等角度間隔で複数
(本実施例では4個)形成されており、有底孔4
2はこれ等の連通孔44によつて圧力室16と連
通させられている。
このようなクラツチマスタシリンダにおいて
は、図示しないクラツチペダルが踏込み操作され
ることにより、プツシユロツド46がピストン1
4の後端面に当接させられると、そのピストン1
4はプツシユロツド46の前進に伴つてシリンダ
ボア12内に押し込まれる。これにより、コネク
チングロツド36はスプリング38の付勢力に従
つて前進させられ、その先端部に設けられた弁子
34によつて流入口18が閉塞される。その後、
更にピストン14が前進させられることにより、
圧力室16内の作動油が図示しない吐出ポートか
らクラツチ装置へ送り出される。この時、コネク
チングロツド36はシリンダボア12の前端面に
当接させられているため、その大径部40はピス
トン14の有底孔42内に押し込まれる。
は、図示しないクラツチペダルが踏込み操作され
ることにより、プツシユロツド46がピストン1
4の後端面に当接させられると、そのピストン1
4はプツシユロツド46の前進に伴つてシリンダ
ボア12内に押し込まれる。これにより、コネク
チングロツド36はスプリング38の付勢力に従
つて前進させられ、その先端部に設けられた弁子
34によつて流入口18が閉塞される。その後、
更にピストン14が前進させられることにより、
圧力室16内の作動油が図示しない吐出ポートか
らクラツチ装置へ送り出される。この時、コネク
チングロツド36はシリンダボア12の前端面に
当接させられているため、その大径部40はピス
トン14の有底孔42内に押し込まれる。
ここで、上記圧力室16や有底孔42内に空気
が残存していると、その空気の圧縮等によりクラ
ツチペダルの操作フイーリングやクラツチ装置の
切れ性能が悪くなる。このため、その取付時等に
おいて作動油を導き入れる際には、ピストン14
を往復移動させて圧力室16および有底孔42内
の空気を排出する作業が行われるが、本実施例の
クラツチマスタシリンダにおいては、ピストン1
4の前進時にコネクチングロツド36がシリンダ
ボア12の前端面に当接させられた後、そのコネ
クチングロツド36の大径部40が有底孔42内
に押し込まれて有底孔42内の容積が減少させら
れるのに伴い、その有底孔42内に存在する作動
油や空気には連通孔44を通つて圧力室16へ向
かう流れが生じるため、有底孔42内に存在する
空気はその流れに伴つて効率良く排出され、その
排出作業が大幅に軽減される。
が残存していると、その空気の圧縮等によりクラ
ツチペダルの操作フイーリングやクラツチ装置の
切れ性能が悪くなる。このため、その取付時等に
おいて作動油を導き入れる際には、ピストン14
を往復移動させて圧力室16および有底孔42内
の空気を排出する作業が行われるが、本実施例の
クラツチマスタシリンダにおいては、ピストン1
4の前進時にコネクチングロツド36がシリンダ
ボア12の前端面に当接させられた後、そのコネ
クチングロツド36の大径部40が有底孔42内
に押し込まれて有底孔42内の容積が減少させら
れるのに伴い、その有底孔42内に存在する作動
油や空気には連通孔44を通つて圧力室16へ向
かう流れが生じるため、有底孔42内に存在する
空気はその流れに伴つて効率良く排出され、その
排出作業が大幅に軽減される。
また、連通孔44はピストン14の周方向に複
数設けられているため、作動油が導入されること
により有底孔42内に僅かな量の空気が残存して
いるだけの状態となつても、その残存空気はピス
トン14の上方に位置する連通孔44から作動油
の流れに伴つて速やかに排出される。
数設けられているため、作動油が導入されること
により有底孔42内に僅かな量の空気が残存して
いるだけの状態となつても、その残存空気はピス
トン14の上方に位置する連通孔44から作動油
の流れに伴つて速やかに排出される。
これに対し、例えば第5図に示されているよう
に、ピストン14に上記のような連通孔44が設
けられていない従来のクラツチマスタシリンダに
おいては、ピストン14が前進させられることに
よりコネクチングロツド36の大径部40が有底
孔42内に押し込まれると、その有底孔42内に
存在する空気の一部は有底孔42の内周面と大径
部40の外周面との間の隙間から圧力室16内に
排出されるものの、大部分は寧ろ有底孔42内に
押し込まれて圧縮されるため、有底孔42内の空
気の排出に著しい困難さを伴つていたのである。
に、ピストン14に上記のような連通孔44が設
けられていない従来のクラツチマスタシリンダに
おいては、ピストン14が前進させられることに
よりコネクチングロツド36の大径部40が有底
孔42内に押し込まれると、その有底孔42内に
存在する空気の一部は有底孔42の内周面と大径
部40の外周面との間の隙間から圧力室16内に
排出されるものの、大部分は寧ろ有底孔42内に
押し込まれて圧縮されるため、有底孔42内の空
気の排出に著しい困難さを伴つていたのである。
次に、本考案の他の実施例を説明する。なお、
以下の実施例において前記実施例と共通する部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
以下の実施例において前記実施例と共通する部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
先ず、第2図に示されている実施例は、ピスト
ン14の軸心に向かう程後部側に傾斜する連通孔
50を形成したもので、このようにすれば、前記
実施例を比較して有底孔42の底部側に連通孔5
0が開口させられるため、有底孔42内に存在す
る空気の排出効率が一層向上する。
ン14の軸心に向かう程後部側に傾斜する連通孔
50を形成したもので、このようにすれば、前記
実施例を比較して有底孔42の底部側に連通孔5
0が開口させられるため、有底孔42内に存在す
る空気の排出効率が一層向上する。
また、第3図に示されている実施例は、有底孔
42の内周面であつて前記連通孔44が開口する
部分に環状の凹溝52が設けられているもので、
この場合には、有底孔42内に残存する空気がそ
の凹溝52内に溜り易くなり、上方に位置する連
通孔44から効率良く排出される。
42の内周面であつて前記連通孔44が開口する
部分に環状の凹溝52が設けられているもので、
この場合には、有底孔42内に残存する空気がそ
の凹溝52内に溜り易くなり、上方に位置する連
通孔44から効率良く排出される。
また、第4図に示されている実施例は、有底孔
42の内周面が、軸心方向において前記連通孔4
4が開口する部分程大径となる一対のテーパ面5
4,56にて構成されているもので、この場合に
は、上記第3図の実施例と同様に残存空気の排出
効率が向上するばかりでなく、シリンダブロツク
10が水平方向に対して傾斜して配置されても連
通孔44の開口部に残存空気が集まるため、クラ
ツチマスタシリンダの取付作業性が向上するとと
もに、取付スペース等による取付時の制約が緩和
される。
42の内周面が、軸心方向において前記連通孔4
4が開口する部分程大径となる一対のテーパ面5
4,56にて構成されているもので、この場合に
は、上記第3図の実施例と同様に残存空気の排出
効率が向上するばかりでなく、シリンダブロツク
10が水平方向に対して傾斜して配置されても連
通孔44の開口部に残存空気が集まるため、クラ
ツチマスタシリンダの取付作業性が向上するとと
もに、取付スペース等による取付時の制約が緩和
される。
以上、本考案のいくつかの実施例を図面に基づ
いて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示
であり、本考案はその精神を逸脱することなく当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた
態様で実施することができる。
いて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示
であり、本考案はその精神を逸脱することなく当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた
態様で実施することができる。
例えば、前記実施例ではいずれもピストン14
の周方向に複数(4個)の連通孔44,50が設
けられているが、この連通孔44,50の個数や
位置を適宜変更し得ることは勿論、周方向に一つ
の連通孔44,50を設けるだけでも良いのであ
る。その場合には、その連通孔44,50が上方
に位置するようにピストン14を配設することが
望ましい。
の周方向に複数(4個)の連通孔44,50が設
けられているが、この連通孔44,50の個数や
位置を適宜変更し得ることは勿論、周方向に一つ
の連通孔44,50を設けるだけでも良いのであ
る。その場合には、その連通孔44,50が上方
に位置するようにピストン14を配設することが
望ましい。
第1図は本考案の一実施例であるクラツチマス
タシリンダの軸心方向における断面図である。第
2図乃至第4図はそれぞれ本考案の他の実施例の
要部を示す断面図である。第5図は従来のクラツ
チマスタシリンダの一例を示す断面図である。 10:シリンダブロツク、12:シリンダボ
ア、14:ピストン、16:圧力室、18:流入
口、34:弁子、36:コネクチングロツド、4
2:有底孔、44,50:連通孔、52:凹溝、
54,56:テーパ面。
タシリンダの軸心方向における断面図である。第
2図乃至第4図はそれぞれ本考案の他の実施例の
要部を示す断面図である。第5図は従来のクラツ
チマスタシリンダの一例を示す断面図である。 10:シリンダブロツク、12:シリンダボ
ア、14:ピストン、16:圧力室、18:流入
口、34:弁子、36:コネクチングロツド、4
2:有底孔、44,50:連通孔、52:凹溝、
54,56:テーパ面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略水平に配置されるシリンダボアを備えたシ
リンダブロツクと、該シリンダボア内に摺動可
能に嵌合されて圧力室を形成するピストンと、
前記シリンダボアの前端面に開口する作動油の
流入口を閉塞する弁子を先端に有する一方、基
端部が前記ピストンの前端面から軸心方向に形
成された有底孔内に移動可能に嵌合されたコネ
クチングロツドとを備え、前記ピストンが前進
させられることにより前記流入口を閉塞して前
記圧力室内の作動油をクラツチ装置へ送り出す
クラツチマスタシリンダにおいて、 前記ピストンの外周壁に前記有底孔と前記圧
力室とを連通させる連通孔を形成し、該連通孔
を通して前記有底孔内に存在する空気を前記圧
力室内へ排出するようにしたことを特徴とする
クラツチマスタシリンダ。 (2) 前記連通孔が前記ピストンの周方向に複数設
けられている実用新案登録請求の範囲第1項に
記載のクラツチマスタシリンダ。 (3) 前記有底孔の内周面が、前記連通孔が開口す
る部分に環状の凹溝を有するものである実用新
案登録請求の範囲第2項に記載のクラツチマス
タシリンダ。 (4) 前記有底孔の内周面が、該有底孔の軸心方向
において前記連通孔が開口する部分程大径とな
るテーパ面である実用新案登録請求の範囲第2
項または第3項に記載のクラツチマスタシリン
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17519485U JPH0315864Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17519485U JPH0315864Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6285731U JPS6285731U (ja) | 1987-06-01 |
| JPH0315864Y2 true JPH0315864Y2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=31114290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17519485U Expired JPH0315864Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0315864Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP17519485U patent/JPH0315864Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6285731U (ja) | 1987-06-01 |
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