JPH03160926A - きのこ類の培養栄養剤 - Google Patents

きのこ類の培養栄養剤

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JPH03160926A
JPH03160926A JP1296284A JP29628489A JPH03160926A JP H03160926 A JPH03160926 A JP H03160926A JP 1296284 A JP1296284 A JP 1296284A JP 29628489 A JP29628489 A JP 29628489A JP H03160926 A JPH03160926 A JP H03160926A
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grain
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aqueous solution
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Satoru Sekiguchi
哲 関口
Jisaburo Kurata
倉田 治三郎
Norimasa Hara
原 典正
Toshiharu Matsuo
松尾 俊治
Yoshiharu Tsutsui
筒井 美晴
Tomoko Wada
智子 和田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、きのこ類の人工栽培法で用いられる培養基
に添加するきのこ類の培養栄養剤に関するものである。
[従来の技術] きのこ類の培養法として、いわゆる人工栽培法が近年急
速に普及している。
この人工栽培法では、広葉樹、針葉樹などの鋸屑または
コーンの穂軸などの培養担体に、米糠、小麦ふすま、コ
ーンふすまなどの栄養成分(栄養剤)を加え、混合、殺
菌した人工培養基が用いられている。
従来、人工栽培法では、得られる子実体の収穫量の増大
や、生育期間の短縮化が望まれており、既に、種々の改
良法が提案されている。
例えば、マイロ粉(特開昭57−208924号)、コ
ーヒー粕(特朋昭51−145747号)、小麦ふすま
粕(特開昭57−141223号)などの栄養剤に関す
る改良法が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の改良法によっても、十分量の子実体を、
できるだけ短期間に、しかも安定的に得ることは未だに
困難である。
すなわち、本願発明は上記問題点を解決することを基本
的な目的とし、子実体の収穫量の増大と栽培期間の短縮
を安定的に達成することができるきのこ類の培養栄養剤
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、上記目的を達成するため、本願発明は、第1
の発明において、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方
を栄養剤成分とし、この成分に、酸性水溶液を添加した
ことを特徴とするものである。
第2の発明は、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方を
栄養剤成分とし、この成分に、酸性水溶液を添加し、さ
らに殺菌処理を行ったことを特徴とするものである。
第3の発明は、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方を
栄養剤成分とし、この成分に、酸性水溶液を添加し、さ
らに加熱処理を行ったことを特徴とするものである。
以下に、本発明の構成を具体的に説明する。
i旦二七 本発明が応用されるきのこ類とは、シイタケ、エノキダ
ケ、ヒラタケ、シロタモギダケ、マイタケ、ナメコ、マ
ッシュルーム、シメジ、キクラゲなどをいい、ここに例
示されたものに限定されるものではない。
穀   物 穀物とは、小麦、米、トウモロコシ、サトウキビ、マイ
ロなどの稲科植物や大豆、小豆などの豆科植物をいう。
紅艷皮奥 穀物皮部とは、」二記した穀物の種皮および果皮をいい
、特に小麦ふすま、コーンハルが好ましい。
穀lit蓬 穀物胚芽とは、上記した穀物の胚芽をいい、特に、小麦
胚芽、コーン胚芽が好ましい。
上記した穀物皮部、穀物胚芽は、栄養剤成分として一方
のみを用いる他に、両方用いたものであってもよく、ま
た、複数の穀物を用いたものであってもよい。さらに、
この成分を、栄養剤における全成分として用いることも
可能であるが,従来栄養剤として用いられている他の成
分と混合して用いることも可能である。なお、穀物皮部
、穀物胚芽、他の成分の混合比は適宜定めることができ
る。
酸!む4類 本発明に用いる酸は、無機酸、有機酸のいずれであって
もよい。無機酸としては、塩酸、硫酸、炭酸、リン酸な
どを例示することができ、特にリン酸が好ましい。また
、有機酸としては、乳酸、クエン酸、酢酸、フィチン酸
などを例示することができ、特に、フィチン酸が好まし
い。
漿怪水遣遭豆孟迦 上記した酸は、0.00 1 〜20M (m,o l
/I2)の濃度とした水溶液の状態で、穀物皮部、穀物
胚芽に対し、0.01〜20重量%の範囲で添加するの
が好ましい。さらに、この範囲内では、0.5〜5Mの
酸性水溶液を、0.5〜5重量%の範囲で添加するのが
一層好ましい。
このように、酸性水溶液の添加量を範囲限定するのが好
ましい理由は、酸の添加量が少なすぎると、穀物皮部な
どにおいて、きのこ類の生育に有効な微量金属やビタミ
ンなどの可溶化が不十分となり、また、酸の添加量が多
すぎると、培養基のpHを極端に低下させ、きのこ類の
生育を阻害するためである。
添加に際しては、穀物皮部などを撹拌するのが好ましい
。また、添加の方法も特に限定されるものではなく、穀
物皮部などを酸性水溶液に浸漬したり、酸性水溶液を穀
物皮部などに直接スブレするなどの方法によって行うこ
とができる。
なお、酸性水溶液の添加は、穀物皮部、穀物胚芽単品に
行う他に、これらの混合物や、さらに他の成分を加えた
混合物に行うことも可能である。
また、添加の際の酸性水溶液の温度は、特に限定される
ものではなく、室温温度でよい。
上記のように酸性水溶液を添加した穀物皮部なとは、所
望により他の成分を加えて、栄養剤として培養基に加え
たり、第2、第3の発明のように、殺菌処理、加熱処理
を行った後に栄養剤として供する。
1殴ユ逓皇皇贋 第2の発明における殺菌処理としては、紫外線照射や第
3の発明における加熱などによって行うことができる。
また、第3の発明における加熱は、単なる加熱の他に、
蒸気加熱や赤外線加熱、乾気加熱などによって行うこと
もでき′る。
加熱は、60〜200℃の温度で、5〜60分間行うの
が好ましく、例えば、回転型通気乾燥機などを用いるこ
とができる。
このように加熱温度を範囲限定するのが好ましい理由は
、60℃未満では原料への酸の浸透や、熱による雑菌、
虫などの殺傷が不十分であり、方、200℃を超えると
、原料自体の灰化が生ずるためである。また、加熱時間
は、5分未満であると、加熱による効果が不十分であり
、また、60分を超えても、効果は飽和し、作業効率を
低下させるので、前述した範囲が好ましい。
上記加熱では、酸性水溶液を添加して得られた栄養剤成
分の水分量を減少させるのが望ましく、例えば15重量
%以下とする。
上記した第2の発明における殺菌および、第3の発明に
おける加熱処理は、時期的な制限を受けるものではなく
、酸性水溶液の添加と同時または添加直後でもよく、さ
らに添加から時間をおいて(例えばl昼夜)、行うこと
も可能である。
L廷二五匹屈遣 以下に、本発明の一使用例について説明する。
本願発明の栄養剤を利用する培養基では、例えば、鋸屑
100重量部(乾燥重量)に対し、本発明の栄養剤を1
0〜100重量部の割合で混合する。また、必要に応じ
て、−1IQに用いられるきのこ用の添加剤を加えるこ
とも可能である。
上記の混合物には、全体の水分が60〜75重量%とな
るように加水し、さらに十分混合して、滅菌する。この
培養基に、例えばヒラタケの人工栽培に際しては、ヒラ
タケの種菌を接種し、温度10〜30℃、湿度60〜9
0%で20〜25日間の菌糸体培養を行う。続いて菌か
き、芽出しなどの処理を行い、温度lO〜30℃、湿度
80〜100%で合計32〜40日培養して、生育した
子実体を収穫する。なお、培養の際には、100〜10
00ルクスの照度で光線を照射することにより、子実体
の生育を促進することができる。
[作 用1 本発明によれば、穀物皮部、穀物胚芽への酸性水溶液の
添加により、穀物皮部などの微量金属やビタミンなどが
可溶化され、培養に際し、子実体の生育が促進される。
また、第2の発明によれば、殺菌処理により腐敗や、虫
の発生が有効に防止され、栄養剤の保存性が向上する。
さらに、第3の発明によれば、加熱によって穀物皮部な
とは殺菌され、保存性が向上する。なお、加熱によって
、水分を蒸散させ、さらに、穀物皮部などの水分量を減
少させれば、腐敗が防止されて、保存性が一層向上する
9 また、穀物皮部なとは、酸性水溶液の添加で凝縮してお
り、添加後に、加熱により水分を蒸散させれば、嵩が減
少した栄養剤が得られ、保存、運搬上有利になる。
以下に本発明の実施例を説明する。
[実施例l」 (培養栄養剤の製造) 小麦ふすま1 50Kgを撹拌しながら、2.5Mのフ
ィチン酸水溶液2.0βをスプレーし、IO分間の撹拌
を行った。
(培養基作成ときのこの培養) 上記により得られた本願発明の栄養剤を用いて、ヒラタ
ケ培養基を調製した。その組成を実施例1として第1表
に示した。また、第1表に同様に示した比較例lには、
酸性水溶液の添加を行わなかった小麦ふすまを用いた。
これらの培養基は、850ccの複数のポリ容器瓶(試
料瓶)に詰め、120℃で30分間のオートクレープ殺
菌を行った。
この培養基を室温にまで放冷した後、ヒラタケ1 0 の菌糸を接種し、22〜23℃、湿度約75%の培養室
で、20〜25日間の閑糸体培養を行った。菌糸体培養
の終了後、培養基表面の菌かきを行い、13〜15℃、
湿度約95%、照度300〜500ルクスの発生室で子
実体を生育させた。
各試料瓶40本で得られた子実体の収穫量および収穫ま
での日数(生育日数)を平均値として第1表に示した。
なお、培養基には、全体の水分量が65重量%になるよ
うに加水した。
第1表 第1表に示されるように、 酸性水溶液を添加し 1 l た実施例1は、未処理の比較例1に比べ、収穫量が増加
し、また、生育日数も短縮された。
[実施例2J (培養宋養剤の製造) 小麦ふすま1 50Kgを撹拌しながら、2.5Mのフ
ィヂン酸水溶液2.0βをスプレーした。
5分間の撹拌を行った後、パドルドライヤーによって1
30℃で30分間加熱し、その後室温放冷した。
得られた培養宋養剤は1 3 5 K gであった。
(培養基作成ときのこの培養) 上記栄養剤を用いて、ヒラタケ培養基を調製した。その
組成を実施例2として第2表に示した。
比較例2には、酸性水溶液の添加および加熱処理を行わ
なかった未処理の小麦ふすまを用いた。これらの培養基
は、850ccの複数の試料瓶に詰め、120℃で30
分間のオートクレープ殺菌を行った。
この培養基を室温にまで放冷した後、ヒラタケの菌糸を
接種し、22〜23℃、湿度約75%の1 9 培養室で、20〜25日間の菌糸体培養を行った。菌糸
体培養の終了後、培養基表面の菌かきを行い、l3〜1
5℃、湿度約95%、照度300〜500ルクスの発生
室で子実体を生育させた。
試料瓶40本で得られた子実体の収穫量および収穫まで
の日数の平均値を第2表に示した。
なお、培養基には、全体の水分量が64重量%になるよ
うに加水した。
第2表 第2表に示されるように、酸添加・加熱の処理を行った
実施例2は、未処理の比較例2に比べ、収穫量が増加し
、生育日数は短縮化された。
1 3 また、実施例2の栄養剤は、保存可能日数が増加し、酸
添加・加熱の処理前に比べ、嵩が減少した。
[実施例3」 (培養栄養剤の製造) 米糠105Kgと小麦ふすま135Kgとを撹拌しなが
ら、2.0Mのリン酸水溶液4.5.+2をスプレーし
た。10分間の撹拌を行った後、パドルドライヤーによ
って80℃で40分間加熱し、その後室温放冷した。
得られた培養栄養剤は225Kgであった。
(培養基作成ときのこの培養) 上記により得られた栄養剤を用いて、ヒラタケ培養基を
調製した。その組成を実施例3として第3表に示した。
比較例3には、未処理の米糠および小麦ふすまを用いた
。これらの培養基は、850ccの複数の試料瓶に詰め
、120℃で30分間のオートクレープ殺菌を行った。
この培養基を室温にまで放冷した後、ヒラタヶの菌糸を
接種し、22〜23℃、湿度約75%の1 4 培養室で、20〜24日間の菌糸体培養を行うた。菌糸
体培養の終了後、培養基表面の菌かきを行い、13〜1
5℃、湿度約95%、照度300〜500ルクスの発生
室で子実体を生育させた。
試+A瓶40本で得られた子実体の収穫量および収穫ま
での日数を平均値として第3表に示した。
培養基には、全体の水分量が64重量%になるように加
水した。
第3表 第3表に示されるように、実施例3は、比較例3に比べ
、収穫量、生育日数ともに優れていた。
1 5 また、実施例3は、比較例3に比べ、保存性にも優れて
おり、嵩も処理前に比べ減少した。
[実施例4j (培養宋養剤の製造) コーン胚芽1 50Kgを撹拌しながら、3.1Mのリ
ン酸水?容冫夜4.2℃をスプレーした。15分間の撹
拌を行った後、パドルドライヤーによって110℃で3
0分間加熱し、その後室渦放冷した。
得られた培養栄養剤は137Kgであった。
(培養基作成ときのこの培養) 上記栄養剤を用いて、マイタケ培養基を調製した。その
組成を実施例4として第4表に示した。
比較例4には、未処理のコーン胚芽を用いた。
これらの培養基は、850ccの複数の試料瓶に詰め、
120℃で30分間のオー1〜クレープ殺菌を行った。
この培養基を室温にまで放冷した後、マイタケの菌糸を
接種し、20〜22℃、湿度約75%の培養室で、40
〜45日間の菌糸体培養を行つl 6 た。菌糸体培養の終了後、培養基表面の菌かきを行い、
17〜19℃、湿度約90%の発生室で子実体を生育さ
せた。
試料瓶■0本で得られた子実体の収穫量および収穫まで
の日数を平均値として第4表に示した。
培養基には、全体の水分量が70重量%になるように加
水した。
第4表 第4表に示されるように、実施例4は、比較例4に比べ
、収穫量、生育日数、保存性の点において優れており゛
、また、実施例4は、処理前に比べ、嵩が減少した。
1 7 (発明の効果) 以上説明したように、本願発明のきのこ類の培養栄養剤
によれば、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方を栄養
剤成分とし、この成分に、酸性水溶液を添加したので、
きのこ類の収穫量が増大ずるとともに、生育期間が短縮
化されるという効果がある。
また、第2の発明では、酸性水溶液を添加した後、殺菌
処理を行ったので、上記効果に加え、栄養剤の保存性が
向上ずる効果もある。
また、第3の発明では、酸性水溶液を添加した後、加熱
処理を行ったので、第2の発明と同様に、栄養剤の保存
性が向上するという効果が得られる。なお、この加熱で
、上記成分の水分を蒸散させれば、保存性が一層向上ず
るとともに、嵩が減少した栄養剤が得られ、保存、流通
の点で有利になるという効果もある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方を栄養剤成分
    とし、この成分に酸性水溶液を添加したことを特徴とす
    るきのこ類の培養栄養剤 2、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方を栄養剤成分
    とし、この成分に酸性水溶液を添加し、さらに、殺菌処
    理を行ったことを特徴とするきのこ類の培養栄養剤 3、穀物皮部、穀物胚芽の一方または両方を栄養剤成分
    とし、この成分に酸性水溶液を添加し、さらに、加熱処
    理を行ったことを特徴とするきのこ類の培養栄養剤
JP1296284A 1989-11-16 1989-11-16 きのこ類の培養栄養剤 Expired - Lifetime JP2803865B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035546A1 (fr) * 1997-02-12 1998-08-20 Imb Kabushiki Gaisha Methode de culture de sporophores d'agaricus blazei dans un lit artificiel de culture de champignons
JPH11318433A (ja) * 1998-05-20 1999-11-24 Toshimitsu Hattori マツタケまたはマイタケ菌糸体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035546A1 (fr) * 1997-02-12 1998-08-20 Imb Kabushiki Gaisha Methode de culture de sporophores d'agaricus blazei dans un lit artificiel de culture de champignons
JPH11318433A (ja) * 1998-05-20 1999-11-24 Toshimitsu Hattori マツタケまたはマイタケ菌糸体の製造方法

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