JPH0316095Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0316095Y2 JPH0316095Y2 JP1984106802U JP10680284U JPH0316095Y2 JP H0316095 Y2 JPH0316095 Y2 JP H0316095Y2 JP 1984106802 U JP1984106802 U JP 1984106802U JP 10680284 U JP10680284 U JP 10680284U JP H0316095 Y2 JPH0316095 Y2 JP H0316095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- insulating film
- magnetic
- shield plate
- heads
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は電子スチルカメラ等に用いられるマル
チトラツク型磁気ヘツドに関する。
チトラツク型磁気ヘツドに関する。
(ロ) 従来技術
静止画情報を記録媒体に格納、記録する電子ス
チルカメラの研究、開発が進められている。記録
情報はテレビジヨン信号に変換されテレビジヨン
受像機のスクリーン上に表示されたり、或いは適
当な紙に表示されたりして利用される。この電子
スチルカメラでは基本的には従来のVTRと同等
の情報量をもつことが要請され、周波数帯域、記
録媒体と磁気ヘツドの相対速度もそれぞれ1〜
12MHz、7〜9m/sで使用されているものと同
様な性能をもつものが必要とされている。また、
この電子スチルカメラではより高忠実な画像を得
るためにフレーム記録方式すなわちテレビジヨン
信号の2フイールド分の信号を2つの記録トラツ
クに各別に記録し再生時にはこれを順次繰り返し
再生する記録方式を採用する傾向にあり、この場
合VTRで多用されている従来の単一チヤンネル
の磁気ヘツドでは回路系及び機構系がともに複雑
になるから、2チヤンネル分のコアを極めて近接
してしかもギヤツプの並びを揃え更にお互いのク
ロストークをできるだけ少なくした2チヤンネル
インライン型の磁気ヘツドの開発が必要とされて
いる。そして、この磁気ヘツドは電子スチルカメ
ラをコンパクトにする必要性から小さい記録媒体
(例えば直径47mm程度の磁気デイスク)に多数
のトラツクを形成するためトラツク幅を極めて小
さく(約60μm)しなければならず、また稠密化
のため記録媒体をメタル塗布或いはメタル蒸着タ
イプとしている関係上飽和磁束密度の大きいFe
−Al−Si系合金或いは非晶質磁性合金によるも
のとする必要がある。2チヤンネルインライン型
の磁気ヘツドの種々の形態が特公昭55−2647号公
報に記載されているが、何れも電子スチルカメラ
に適するものとは認められない。コアの大きさに
ついての例示を欠くがその構成からみて、即ちテ
ープ当接面が2つのコアとそれにより挾まれた非
磁性体とで構成されそれによつて耐摩耗性をもた
せるようにしていることからみて、オーデイオ用
に適する大型のものと認められるからである。
チルカメラの研究、開発が進められている。記録
情報はテレビジヨン信号に変換されテレビジヨン
受像機のスクリーン上に表示されたり、或いは適
当な紙に表示されたりして利用される。この電子
スチルカメラでは基本的には従来のVTRと同等
の情報量をもつことが要請され、周波数帯域、記
録媒体と磁気ヘツドの相対速度もそれぞれ1〜
12MHz、7〜9m/sで使用されているものと同
様な性能をもつものが必要とされている。また、
この電子スチルカメラではより高忠実な画像を得
るためにフレーム記録方式すなわちテレビジヨン
信号の2フイールド分の信号を2つの記録トラツ
クに各別に記録し再生時にはこれを順次繰り返し
再生する記録方式を採用する傾向にあり、この場
合VTRで多用されている従来の単一チヤンネル
の磁気ヘツドでは回路系及び機構系がともに複雑
になるから、2チヤンネル分のコアを極めて近接
してしかもギヤツプの並びを揃え更にお互いのク
ロストークをできるだけ少なくした2チヤンネル
インライン型の磁気ヘツドの開発が必要とされて
いる。そして、この磁気ヘツドは電子スチルカメ
ラをコンパクトにする必要性から小さい記録媒体
(例えば直径47mm程度の磁気デイスク)に多数
のトラツクを形成するためトラツク幅を極めて小
さく(約60μm)しなければならず、また稠密化
のため記録媒体をメタル塗布或いはメタル蒸着タ
イプとしている関係上飽和磁束密度の大きいFe
−Al−Si系合金或いは非晶質磁性合金によるも
のとする必要がある。2チヤンネルインライン型
の磁気ヘツドの種々の形態が特公昭55−2647号公
報に記載されているが、何れも電子スチルカメラ
に適するものとは認められない。コアの大きさに
ついての例示を欠くがその構成からみて、即ちテ
ープ当接面が2つのコアとそれにより挾まれた非
磁性体とで構成されそれによつて耐摩耗性をもた
せるようにしていることからみて、オーデイオ用
に適する大型のものと認められるからである。
ところで電子スチルカメラ用磁気ヘツドは第7
図において、トラツク軸Aは約60μm、トラツク
ピツチBは100μm、2つのヘツドの間隔Cは40μ
mと規格されている。このように一対のヘツド間
隔Cが極めて小さいため両者間のクロストークが
大きな問題となる。因みにオーデイオ用ではヘツ
ド間隔Cは数百μmあるので、その間隔内に非磁
性物を十分につめ込んでクロストークの防御をは
かることができる。
図において、トラツク軸Aは約60μm、トラツク
ピツチBは100μm、2つのヘツドの間隔Cは40μ
mと規格されている。このように一対のヘツド間
隔Cが極めて小さいため両者間のクロストークが
大きな問題となる。因みにオーデイオ用ではヘツ
ド間隔Cは数百μmあるので、その間隔内に非磁
性物を十分につめ込んでクロストークの防御をは
かることができる。
電子スチルカメラ用磁気ヘツドとして本発明者
等が試作した従来の磁気ヘツド(公知ではない)
は第8図に示すように主コア1と補強コア2から
なる第1、第2ヘツドH1,H2間にベリウム
銅、銀などのシールド板3を設けたものであつ
た。しかしながら、これだけではクロストーク防
止が十分でないことが確認された。それは第9図
に示すようにシールド板3は高周波磁界中では渦
電流4を発生し、各チヤンネルの主コア1,1の
漏洩磁束5,6をシールドし、クロストークを低
減する効果を有するが、主コア1,1に発生する
渦電流7,8との関係においては、シールド板3
内に発生した渦電流9は接着層の切れ目で主コア
1,1のそれと容易に連通し、主コア1,1を短
絡させるからである。尚、渦電流は信号の周波数
に対応するから他方の4チヤンネルへの混入はク
ロストークとして作用する。
等が試作した従来の磁気ヘツド(公知ではない)
は第8図に示すように主コア1と補強コア2から
なる第1、第2ヘツドH1,H2間にベリウム
銅、銀などのシールド板3を設けたものであつ
た。しかしながら、これだけではクロストーク防
止が十分でないことが確認された。それは第9図
に示すようにシールド板3は高周波磁界中では渦
電流4を発生し、各チヤンネルの主コア1,1の
漏洩磁束5,6をシールドし、クロストークを低
減する効果を有するが、主コア1,1に発生する
渦電流7,8との関係においては、シールド板3
内に発生した渦電流9は接着層の切れ目で主コア
1,1のそれと容易に連通し、主コア1,1を短
絡させるからである。尚、渦電流は信号の周波数
に対応するから他方の4チヤンネルへの混入はク
ロストークとして作用する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は上述のシールド板内に発生する渦電流
による主コアの短絡を防止して2ヘツド間のクロ
ストーク防止を確実にするものである。
による主コアの短絡を防止して2ヘツド間のクロ
ストーク防止を確実にするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
シールド板と主コア間に設けた絶縁膜。
(ホ) 作用
接着層に切れ目が生じてもシールド板内部の渦
電流と主コアの渦電流とは絶縁膜を介して遮蔽さ
れた状態となり主コア間に短絡は生じない。
電流と主コアの渦電流とは絶縁膜を介して遮蔽さ
れた状態となり主コア間に短絡は生じない。
(ヘ) 実施例
第1図、第2図において、H1,H2はそれぞ
れ主コア1と補強コア2からなる第1、第2ヘツ
ドであり、シールド板3を挾んで合体される。主
コア1はフロントギヤツプ10と、一定の間隔を
空けて対向する磁脚部1a,1bとを備えてお
り、センダスト等の高透磁率、高飽和磁束密度を
有する磁性材料で形成される。補強コア2はU字
状の酸化物磁性材料からなる磁性体部2aと、こ
の磁性体部の上方に配され該磁性体部2aの開口
を塞ぐように構成された非磁性体部2bとを備
え、中央にコイル10を巻くための貫通孔11を
備えるようにしている。主コア1にはSiO2等を
コーテイングすることにより形成された絶縁膜1
2が形成されている。第3図は斯る主コア1と補
強コア2を接合したヘツドH1,H2をシールド
板3に接合する様子を示している。本考案の磁気
ヘツドを製造するに際し、絶縁膜12は予め主ヘ
ツド側に設ける必要はなく、シールド板3側に設
けてもよいことはいうまでもない。ただし、主コ
アはセンダスト材で形成されていて固いものであ
るから、この主コアの上に設ける方が作成し易い
という長所がある。シールド材は銀の場合には硬
度が低く絶縁膜の蒸着は難しいが、チタニウム銅
の場合には、その上に蒸着が不能である。
れ主コア1と補強コア2からなる第1、第2ヘツ
ドであり、シールド板3を挾んで合体される。主
コア1はフロントギヤツプ10と、一定の間隔を
空けて対向する磁脚部1a,1bとを備えてお
り、センダスト等の高透磁率、高飽和磁束密度を
有する磁性材料で形成される。補強コア2はU字
状の酸化物磁性材料からなる磁性体部2aと、こ
の磁性体部の上方に配され該磁性体部2aの開口
を塞ぐように構成された非磁性体部2bとを備
え、中央にコイル10を巻くための貫通孔11を
備えるようにしている。主コア1にはSiO2等を
コーテイングすることにより形成された絶縁膜1
2が形成されている。第3図は斯る主コア1と補
強コア2を接合したヘツドH1,H2をシールド
板3に接合する様子を示している。本考案の磁気
ヘツドを製造するに際し、絶縁膜12は予め主ヘ
ツド側に設ける必要はなく、シールド板3側に設
けてもよいことはいうまでもない。ただし、主コ
アはセンダスト材で形成されていて固いものであ
るから、この主コアの上に設ける方が作成し易い
という長所がある。シールド材は銀の場合には硬
度が低く絶縁膜の蒸着は難しいが、チタニウム銅
の場合には、その上に蒸着が不能である。
第5図は前記絶縁膜12をシールド板3にコー
テイングする場合の工程例を示す。シールド材は
エツチングにより所定形状に打抜きされたシート
13として形成され、ヘツド対接部14をマスク
15の窓16より露出させた状態でマスク15に
より全体が固定されている。このシールド材シー
ト13の両側面にSiO2膜を蒸着乃至スパツタリ
ング、イオンプレーテイング法などにより形成し
絶縁膜12とする。絶縁膜12の膜厚はトラツク
幅が60μm、トラツク間隔が40μmという規格か
ら2μm以上とすることは不可能であるが、実用
上5000Å程度の膜厚で十分な絶縁効果が確認でき
た。
テイングする場合の工程例を示す。シールド材は
エツチングにより所定形状に打抜きされたシート
13として形成され、ヘツド対接部14をマスク
15の窓16より露出させた状態でマスク15に
より全体が固定されている。このシールド材シー
ト13の両側面にSiO2膜を蒸着乃至スパツタリ
ング、イオンプレーテイング法などにより形成し
絶縁膜12とする。絶縁膜12の膜厚はトラツク
幅が60μm、トラツク間隔が40μmという規格か
ら2μm以上とすることは不可能であるが、実用
上5000Å程度の膜厚で十分な絶縁効果が確認でき
た。
第6図は上述の方法により製造された絶縁膜1
2付きシールド板と第1、第2ヘツドH1,H2
とのアセンブル工程を示した図である。絶縁膜1
2としてSiO2の蒸着等によるコーテイングの代
りに第5図におけるシールド材シート13のエツ
チング等による打抜きを行なう場合に用いられる
レジスタ膜、例えばポリアミド樹脂などの有機物
樹脂を除去せずにそれをそのまま絶縁膜として使
用することも可能である。以上の如き本考案の構
造によれば第4図に示すようにシールド板12に
励起される渦電流と主コア1に梨励起される渦電
流7,8は絶縁膜12によつて好適に短絡が防止
される。勿論主コア1の漏洩磁束5,6は高周波
磁界によつてシールド板3内に励起される渦電流
4により第9図の従来例の場合と同様シールドさ
れることはいうまでもない。
2付きシールド板と第1、第2ヘツドH1,H2
とのアセンブル工程を示した図である。絶縁膜1
2としてSiO2の蒸着等によるコーテイングの代
りに第5図におけるシールド材シート13のエツ
チング等による打抜きを行なう場合に用いられる
レジスタ膜、例えばポリアミド樹脂などの有機物
樹脂を除去せずにそれをそのまま絶縁膜として使
用することも可能である。以上の如き本考案の構
造によれば第4図に示すようにシールド板12に
励起される渦電流と主コア1に梨励起される渦電
流7,8は絶縁膜12によつて好適に短絡が防止
される。勿論主コア1の漏洩磁束5,6は高周波
磁界によつてシールド板3内に励起される渦電流
4により第9図の従来例の場合と同様シールドさ
れることはいうまでもない。
尚、上述の実施例はバルク型の磁気ヘツドであ
るが、薄膜磁気ヘツドにおいても、主コアとシー
ルド部との間に絶縁膜を形成することにより上述
と同様の効果を得ることが出来る。
るが、薄膜磁気ヘツドにおいても、主コアとシー
ルド部との間に絶縁膜を形成することにより上述
と同様の効果を得ることが出来る。
(ト) 考案の効果
以上の通り本考案によれば渦電流による主コア
の短絡が防止できるのでマルチトラツク型に構成
された磁気ヘツドのクロストーク防止が確実とな
り、有効である。
の短絡が防止できるのでマルチトラツク型に構成
された磁気ヘツドのクロストーク防止が確実とな
り、有効である。
第1図は本考案を実施した磁気ヘツドの正面図
であり、第2図はその分解斜視図、第3図はその
組立て工程を示す図、第4図は本考案磁気ヘツド
の効果を説明する図、第5図は製造方法を説明す
る図である。第6図は本考案の磁気ヘツドの他の
製造方法を説明するための図である。第7図は本
考案の対象とする電子スチルカメラ用磁気ヘツド
の規格を説明するための図である。第8図は従来
の電子スチルカメラ用磁気ヘツドの平面図、第9
図はその説明図である。 1…主コア、3…シールド板、12…絶縁膜、
H1…第1ヘツド、H2…第2ヘツド。
であり、第2図はその分解斜視図、第3図はその
組立て工程を示す図、第4図は本考案磁気ヘツド
の効果を説明する図、第5図は製造方法を説明す
る図である。第6図は本考案の磁気ヘツドの他の
製造方法を説明するための図である。第7図は本
考案の対象とする電子スチルカメラ用磁気ヘツド
の規格を説明するための図である。第8図は従来
の電子スチルカメラ用磁気ヘツドの平面図、第9
図はその説明図である。 1…主コア、3…シールド板、12…絶縁膜、
H1…第1ヘツド、H2…第2ヘツド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) センダストよりなりフロントギヤツプを備え
る主コアの外面に補強コアを接合してなる第
1、第2ヘツドと、該第1、第2ヘツドの主コ
アの内面間に介在するシールド板とからなるマ
ルチトラツク型磁気ヘツドにおいて、前記第
1、第2ヘツドの主コアの前記内面に膜厚2μ
m以下の絶縁膜を設けたことを特徴とするマル
チトラツク型磁気ヘツド。 (2) 前記絶縁膜はSiO2膜であることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のマルチ
トラツク型磁気ヘツド。 (3) 前記絶縁膜はフオトレジスト等の有機物樹脂
よりなることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載のマルチトラツク型磁気ヘツ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10680284U JPS6124811U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | マルチトラック型磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10680284U JPS6124811U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | マルチトラック型磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124811U JPS6124811U (ja) | 1986-02-14 |
| JPH0316095Y2 true JPH0316095Y2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=30666078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10680284U Granted JPS6124811U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | マルチトラック型磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124811U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51144216A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-11 | Hitachi Ltd | Multi-element magnetic head |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP10680284U patent/JPS6124811U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6124811U (ja) | 1986-02-14 |
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