JPH03160973A - 食物繊維新素材の製造方法 - Google Patents
食物繊維新素材の製造方法Info
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- JPH03160973A JPH03160973A JP1297394A JP29739489A JPH03160973A JP H03160973 A JPH03160973 A JP H03160973A JP 1297394 A JP1297394 A JP 1297394A JP 29739489 A JP29739489 A JP 29739489A JP H03160973 A JPH03160973 A JP H03160973A
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、食物繊維新素材の製法に係り、特に食物繊
維の主要な特性である膨張性と保水性を顕著に高めた食
物繊維新素材の製法に関する。
維の主要な特性である膨張性と保水性を顕著に高めた食
物繊維新素材の製法に関する。
( 従来の技術 )
近年の急速な生活水準の向上に伴い食生活も嗜好中心と
なり、極度に精製加工した食品を摂取するようになった
結果、いわゆる欧米型の成人病が多くなっている。
なり、極度に精製加工した食品を摂取するようになった
結果、いわゆる欧米型の成人病が多くなっている。
食物繊維の生理的作用については、Burkittの大
腸癌と食事との相互関係に関する繊維仮説提出が契機と
なって多くの研究を見るようになった。
腸癌と食事との相互関係に関する繊維仮説提出が契機と
なって多くの研究を見るようになった。
また近年食物繊維に対する関心が高まり、上記成人病が
、食物繊維に大きく関わっていることが指摘されていて
、例えば食物繊維が大腸癌、血清コレステロール上昇、
動脈硬化、糖尿病等の疾病と生理的に密接に関係するこ
とが明らかにされ、さらに消化吸収毒性の阻止作用があ
るなど新たな機能も見出されている。
、食物繊維に大きく関わっていることが指摘されていて
、例えば食物繊維が大腸癌、血清コレステロール上昇、
動脈硬化、糖尿病等の疾病と生理的に密接に関係するこ
とが明らかにされ、さらに消化吸収毒性の阻止作用があ
るなど新たな機能も見出されている。
このように、食物繊維は人の健康を考える」二で重要な
食事性因子と認識されるに及んで、最近では各種の!l
!}菜類、根菜類、果物類あるいは果実類、穀類起源の
食物繊維が提供されている。
食事性因子と認識されるに及んで、最近では各種の!l
!}菜類、根菜類、果物類あるいは果実類、穀類起源の
食物繊維が提供されている。
これらの食物繊維は、適宜手段により上記各種起源から
分離した繊維を乾燥、粉砕、分級等を経て調製された通
常は粉、粒体であり、必要に応じさらに酸またはアルカ
リによる処理あるいは適当に選択された漂白剤により処
理して調製されているものである。
分離した繊維を乾燥、粉砕、分級等を経て調製された通
常は粉、粒体であり、必要に応じさらに酸またはアルカ
リによる処理あるいは適当に選択された漂白剤により処
理して調製されているものである。
このようにして調製された食物繊維は、その殆どがセル
ロース、ヘミセルロース、ベクチン質およびリグニンを
主要成分とするもので、その起源に対応した膨張性と保
水性を有している。
ロース、ヘミセルロース、ベクチン質およびリグニンを
主要成分とするもので、その起源に対応した膨張性と保
水性を有している。
また、上記のような調製法で得る食物繊維を酵素的に処
理する試みもあり、例えば干し菜を煮て凍らせて得た植
物繊維に酵素および酵母を作用させて半熟成の食物繊維
とするもの(特開昭59−227263号公報〉、エク
スルダーによる処理の前処理としてオカラを蛋白質分解
酵素.脂質分解酵素、糖質分解酵素で処理するもの(特
開昭63−273448号公報)、穀類プランの不溶性
食餌性繊維の可消化性部分を溶媒を用いて脱脂し、次い
で酵素的に処理してタンパクおよび炭水化物を除去する
もの(特開昭60−262572号公報)などが知られ
る。
理する試みもあり、例えば干し菜を煮て凍らせて得た植
物繊維に酵素および酵母を作用させて半熟成の食物繊維
とするもの(特開昭59−227263号公報〉、エク
スルダーによる処理の前処理としてオカラを蛋白質分解
酵素.脂質分解酵素、糖質分解酵素で処理するもの(特
開昭63−273448号公報)、穀類プランの不溶性
食餌性繊維の可消化性部分を溶媒を用いて脱脂し、次い
で酵素的に処理してタンパクおよび炭水化物を除去する
もの(特開昭60−262572号公報)などが知られ
る。
(発明が解決しようとする課題)
上記のように食物繊維には各種の生理的機能のあること
が漸次明らかにされてきているが、最近では消化管内に
おける作用において特に膨張性と保水性が大きく関わっ
ていることが明らかにされつつある。
が漸次明らかにされてきているが、最近では消化管内に
おける作用において特に膨張性と保水性が大きく関わっ
ていることが明らかにされつつある。
しかしながら、上記した従来の食物繊維の調製および処
理にあっては膨張性と保水性を意識的に高めようとする
考案もしくは発明は見当たらず、これを想定させる技術
の提案も認められない。
理にあっては膨張性と保水性を意識的に高めようとする
考案もしくは発明は見当たらず、これを想定させる技術
の提案も認められない。
食物繊維を酵素的に処理する従来知られる技術にあって
も、特開昭59−227263号公報に記載するものは
消化酵素、乳酸菌、ヨーグルト種菌など雑種酵素で合成
された多重酵素を生きたまま食物繊維に存在させようと
するものであり、特開昭63−273448号公報に記
載するものはエクスルージョン処理するに当たって、才
カラの特質である水分含量の高さや保水性の高さを軽減
させようとするものであり、また、特開昭60−262
572号公報に記載するものは、不溶性食餌性繊維を溶
媒で脱脂した後、酵素処理してタンパクおよび炭水化物
を除去することにより、可消化性部分を除去して、不溶
性で実質的に膨張不能の食餌性繊維を得ようとするもの
であって、これら従来知られるものは、いずれも食物繊
維源の膨張性と保水性を意識的に高めようとするもので
はない。
も、特開昭59−227263号公報に記載するものは
消化酵素、乳酸菌、ヨーグルト種菌など雑種酵素で合成
された多重酵素を生きたまま食物繊維に存在させようと
するものであり、特開昭63−273448号公報に記
載するものはエクスルージョン処理するに当たって、才
カラの特質である水分含量の高さや保水性の高さを軽減
させようとするものであり、また、特開昭60−262
572号公報に記載するものは、不溶性食餌性繊維を溶
媒で脱脂した後、酵素処理してタンパクおよび炭水化物
を除去することにより、可消化性部分を除去して、不溶
性で実質的に膨張不能の食餌性繊維を得ようとするもの
であって、これら従来知られるものは、いずれも食物繊
維源の膨張性と保水性を意識的に高めようとするもので
はない。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記事情から食物繊維の膨張性と保水性に
着眼し、これを高めるべく鋭意研究したところ完成した
もので、植物起源の水溶性繊維質と非水溶性繊維質から
なる複合型の食物繊維を与える食物繊維源を蛋白質分解
酵素および脂質分解酵素のうち少なくとも一種で処理す
ることにより膨張性と保水性を高めた食物繊維を得るこ
とができたものである。
着眼し、これを高めるべく鋭意研究したところ完成した
もので、植物起源の水溶性繊維質と非水溶性繊維質から
なる複合型の食物繊維を与える食物繊維源を蛋白質分解
酵素および脂質分解酵素のうち少なくとも一種で処理す
ることにより膨張性と保水性を高めた食物繊維を得るこ
とができたものである。
(作 用)
この発明の対象となる植物起源の水溶性繊維質と非水溶
性繊維質からなる複合型の食物#l!帷を与える食物繊
維源とは、単一繊維質成分である例えば、ベクチン、コ
ンニャクマンナン、グアーガム、アルギン酸ナトリウム
等の水溶性食物繊維、および木材セルロースのような非
水溶性食物繊維を除いた例えば、小麦ふすま,コーンプ
ラン等の穀類,アップルパルブ等の果物類.ビートバル
プ,ポテトパルブ,アスパラ繊維.ごぼう繊維ふき繊維
等の根菜あるいは野菜類の食物繊維源をいう。
性繊維質からなる複合型の食物#l!帷を与える食物繊
維源とは、単一繊維質成分である例えば、ベクチン、コ
ンニャクマンナン、グアーガム、アルギン酸ナトリウム
等の水溶性食物繊維、および木材セルロースのような非
水溶性食物繊維を除いた例えば、小麦ふすま,コーンプ
ラン等の穀類,アップルパルブ等の果物類.ビートバル
プ,ポテトパルブ,アスパラ繊維.ごぼう繊維ふき繊維
等の根菜あるいは野菜類の食物繊維源をいう。
これらの食物繊維源は、一般に繊維質成分として非水溶
性繊維質であるセルロース、リグニン等と、水溶性繊維
質であるヘミセルロース、ベクチン、粘性多糖類などが
有機的に結合した型で存在する食物繊維源である。
性繊維質であるセルロース、リグニン等と、水溶性繊維
質であるヘミセルロース、ベクチン、粘性多糖類などが
有機的に結合した型で存在する食物繊維源である。
上記に挙げたような、この発明の対象となる食物繊維源
を蛋白質分解酵素および脂質分解酵素のうち少なくとも
一種で処理するとき、これにて得られる食物繊維の膨張
性と保水性が改善されて、従来得られている食物繊維の
それに比べて顕著に高くなる。
を蛋白質分解酵素および脂質分解酵素のうち少なくとも
一種で処理するとき、これにて得られる食物繊維の膨張
性と保水性が改善されて、従来得られている食物繊維の
それに比べて顕著に高くなる。
これにつき説明すると、粒度が20〜80メッシュのビ
ートパルプ、アップルパルブ5コーンプラン、ごぼう繊
維、アスパラ繊維、小麦ふすま、ふき繊維の7種の食物
繊維源の各100gをそれぞれ51!.の水を入れた容
器に移し、各食物繊維源量の4%量のプロテアーゼ(蛋
白質分解酵素)およびリリパーゼ(脂質分解酵素)をそ
れぞれ加え、45℃の恒温水槽に24時間保持して酵素
処理した後、取り出し水にて洗浄し脱水後50℃で通風
乾燥して得た各食物繊維源からの食物繊維のサンプルに
ついて膨張性と保水性を試験した。
ートパルプ、アップルパルブ5コーンプラン、ごぼう繊
維、アスパラ繊維、小麦ふすま、ふき繊維の7種の食物
繊維源の各100gをそれぞれ51!.の水を入れた容
器に移し、各食物繊維源量の4%量のプロテアーゼ(蛋
白質分解酵素)およびリリパーゼ(脂質分解酵素)をそ
れぞれ加え、45℃の恒温水槽に24時間保持して酵素
処理した後、取り出し水にて洗浄し脱水後50℃で通風
乾燥して得た各食物繊維源からの食物繊維のサンプルに
ついて膨張性と保水性を試験した。
膨張性を水中沈定体積(ml/glの測定結果で判定し
、各サンプル1.00gを100mlメスフラスコに入
れ、約50mlの純水を加えて混合し、流水ポンプで脱
気後、純水にてloOmlにメスアップし、正確に6時
間静置後のサンブの沈定体積を読む。また、保水性を水
分保持量( g / g )の結果で判定し、各サンプ
ルに過剰の純水を加えよく混合し、1時間後自然濾過で
自由水を除き、濾過1時間後のサンプルの水分保持ff
i(g/g)を測定する。膨張性と保水性の結果につい
て表1に示す。
、各サンプル1.00gを100mlメスフラスコに入
れ、約50mlの純水を加えて混合し、流水ポンプで脱
気後、純水にてloOmlにメスアップし、正確に6時
間静置後のサンブの沈定体積を読む。また、保水性を水
分保持量( g / g )の結果で判定し、各サンプ
ルに過剰の純水を加えよく混合し、1時間後自然濾過で
自由水を除き、濾過1時間後のサンプルの水分保持ff
i(g/g)を測定する。膨張性と保水性の結果につい
て表1に示す。
表 1
(注)
N−・・酵素処理なし
T・・・酵素処理あり
使用した酵素使用した酵素
蛋白質分解酵素・・・バンチターゼNP−2(ヤクルト
本社製) 脂質分解酵素 ・・・リリパーゼA−10(大阪細菌研
究所製) ごぼうw!L維、アスパラ繊維及びふき繊維は、ごぼう
、ホワイトアスパラ及びふきをそれぞれ熱水と次いで熱
アルコールで処理して得た残渣。
本社製) 脂質分解酵素 ・・・リリパーゼA−10(大阪細菌研
究所製) ごぼうw!L維、アスパラ繊維及びふき繊維は、ごぼう
、ホワイトアスパラ及びふきをそれぞれ熱水と次いで熱
アルコールで処理して得た残渣。
表lから明らかなように、酵素処理によって得られた食
物繊維は食物繊維源の種類により若干の相違はあるが、
いずれの食物繊維についても酵素処理により酵素処理な
しの場合に比べて膨張性の指標となる水中沈定体積、お
よび保水性の指標となる水分保持量が高くなることが認
められ、なかでもビートパルプとふき#a維を処理して
得た食物9 繊維の場合には水中沈定体積および水分保持量が酵素処
理,なしに比して2〜3倍と格段に高くなっている。ま
た、酵素処理により水中沈定体積よりも水分保持量の方
がより高くなる傾向であり、保水性がより改善される。
物繊維は食物繊維源の種類により若干の相違はあるが、
いずれの食物繊維についても酵素処理により酵素処理な
しの場合に比べて膨張性の指標となる水中沈定体積、お
よび保水性の指標となる水分保持量が高くなることが認
められ、なかでもビートパルプとふき#a維を処理して
得た食物9 繊維の場合には水中沈定体積および水分保持量が酵素処
理,なしに比して2〜3倍と格段に高くなっている。ま
た、酵素処理により水中沈定体積よりも水分保持量の方
がより高くなる傾向であり、保水性がより改善される。
この発明の酵素処理に使用するする蛋白質分解酵素およ
び脂質分解酵素は、一般の食品加工に使用される例えば
微生物由来のもので、単独使用と併合使用では、例えば
ビートパルプの場合、水中沈定体積について見れば、表
2に示す如きで併合使用が単独使用に勝るようであるが
、単独使用でも酵素処理なしに比べると改善が認められ
るので必要に応じて何れを採用するかを決めるとよい。
び脂質分解酵素は、一般の食品加工に使用される例えば
微生物由来のもので、単独使用と併合使用では、例えば
ビートパルプの場合、水中沈定体積について見れば、表
2に示す如きで併合使用が単独使用に勝るようであるが
、単独使用でも酵素処理なしに比べると改善が認められ
るので必要に応じて何れを採用するかを決めるとよい。
酵素の必要量は、対食物繊維源で5%をピークとし、そ
れ以上量を添加しても酵素量に見合った改善効果を大き
くは期待できないので、実用範囲は2,5〜7.5%と
なる。
れ以上量を添加しても酵素量に見合った改善効果を大き
くは期待できないので、実用範囲は2,5〜7.5%と
なる。
蛋白質分解酵素にはエンド型とエキソ型があるが、食物
繊維源に作用させた場合エンド型は絹織を軟弱化させる
傾向にあるのでエキソ型がより好10 ましい。酵素処理の条件は使用する酵素の至適条件でよ
いが、およそ温度が34〜45℃、pHが4〜6の範囲
である。また処理時間は12時間がピークで、それ以上
の時間を費やしても効果は僅かに高くなるに過ぎないこ
とから、実用範囲としてはl2〜24時間の範囲である
(表3)表 3 処理時間(H「)と水中沈定体積(ml/g)燕処理
6 12 24 48 7210,5
22,5 30,0 31.0
31.5 31.5食物繊維源は80〜]. O
Oメッシュのビートバルブ 以上の酵素処理により膨張性と保水性が改善された食物
繊維は、洗浄、脱水、乾燥および必要に応じ粉砕、分級
処理を経て、この発明の食物繊維新素材となる。
繊維源に作用させた場合エンド型は絹織を軟弱化させる
傾向にあるのでエキソ型がより好10 ましい。酵素処理の条件は使用する酵素の至適条件でよ
いが、およそ温度が34〜45℃、pHが4〜6の範囲
である。また処理時間は12時間がピークで、それ以上
の時間を費やしても効果は僅かに高くなるに過ぎないこ
とから、実用範囲としてはl2〜24時間の範囲である
(表3)表 3 処理時間(H「)と水中沈定体積(ml/g)燕処理
6 12 24 48 7210,5
22,5 30,0 31.0
31.5 31.5食物繊維源は80〜]. O
Oメッシュのビートバルブ 以上の酵素処理により膨張性と保水性が改善された食物
繊維は、洗浄、脱水、乾燥および必要に応じ粉砕、分級
処理を経て、この発明の食物繊維新素材となる。
l 2
この場合、乾燥温度を品温70℃以上にすると熱変性が
生じ品質を低下させるので好ましくなく、熱変性が生じ
ない範囲である70℃以の品温条件で乾燥するのがよい
(表4)。
生じ品質を低下させるので好ましくなく、熱変性が生じ
ない範囲である70℃以の品温条件で乾燥するのがよい
(表4)。
表 4
乾燥温度と水中沈定体積(ml/g)
凍 結 乾燥温度(品温:℃)乾 燥 4
0 50 60 70 80
9048。5 31.5 31,0
31.0 30.5 24.5 12
.5食物繊維源は80〜100メッシュの ビートパルプ 乾燥は、−E記したように食物繊維に変質を生じない範
囲の温度条件で、通風乾燥、噴霧乾燥、あるいは凍結乾
燥などの乾燥方法が好ましく、通風乾燥の場合には可能
な限り品温を低くすることが好ましい。また、凍結乾燥
は、より良い結果を61 3 たらす傾向にある。
0 50 60 70 80
9048。5 31.5 31,0
31.0 30.5 24.5 12
.5食物繊維源は80〜100メッシュの ビートパルプ 乾燥は、−E記したように食物繊維に変質を生じない範
囲の温度条件で、通風乾燥、噴霧乾燥、あるいは凍結乾
燥などの乾燥方法が好ましく、通風乾燥の場合には可能
な限り品温を低くすることが好ましい。また、凍結乾燥
は、より良い結果を61 3 たらす傾向にある。
以」二のようにして得られた食物繊維は、従来の手段で
得られている食物繊維に比して物理化学的性質が格段に
改善され、膨張性と保水性が顕著に高められた優れた食
品の新素材であり、さらに従来品にとかくありがちな異
味、異臭などの嗜好にマイナスの要因を解消して、嗜好
上も好ましい食物繊維をもたらす。また、この発明では
人の健康に好ましくない薬剤を使用しないので、単独あ
るいは各種の加工食品に使用して衛生上も安全である。
得られている食物繊維に比して物理化学的性質が格段に
改善され、膨張性と保水性が顕著に高められた優れた食
品の新素材であり、さらに従来品にとかくありがちな異
味、異臭などの嗜好にマイナスの要因を解消して、嗜好
上も好ましい食物繊維をもたらす。また、この発明では
人の健康に好ましくない薬剤を使用しないので、単独あ
るいは各種の加工食品に使用して衛生上も安全である。
食物繊維の牛理的重要性については、多くの分野で確認
されているが、その起源により多種多様な化学性あるい
は物理性を有し、消化管内の挙動も異なり、それぞれの
食物繊維により栄養生理的効果も異なったものとなる。
されているが、その起源により多種多様な化学性あるい
は物理性を有し、消化管内の挙動も異なり、それぞれの
食物繊維により栄養生理的効果も異なったものとなる。
しかしながら、食物繊維は確実に生体に対しで影響し5
現在、成人病といわれている疾病の他、多くの生体維持
機能に関与している。
現在、成人病といわれている疾病の他、多くの生体維持
機能に関与している。
食物繊維の具体的な生体に対する発現機構としl 4
ては、従来の食物繊維による研究において、血液中のコ
レステロール低下作用については胆汁酸およびコレステ
ロールの吸着排泄作用説が、大腸癌発生抑制効果につい
ては発癌物質の希釈および体外への排泄効果説が、糖尿
病については胃における糖質の流出遅延効果説が、また
消化吸収毒性の阻止効果については膨張性と相関がある
など、食物繊維のもつ物理化学性と強く関連しているこ
とが明らかになっている。
レステロール低下作用については胆汁酸およびコレステ
ロールの吸着排泄作用説が、大腸癌発生抑制効果につい
ては発癌物質の希釈および体外への排泄効果説が、糖尿
病については胃における糖質の流出遅延効果説が、また
消化吸収毒性の阻止効果については膨張性と相関がある
など、食物繊維のもつ物理化学性と強く関連しているこ
とが明らかになっている。
この発明で得られる食物繊維新素材は従来の食物繊維よ
りも膨張性と保水性を顕著に高めたことにより、確実に
生理効果を高めることができたものであり、食物繊維と
してさらに広範囲の利用が期待されるものである。以下
実施例、試験例によりさらに具体的に説明する。
りも膨張性と保水性を顕著に高めたことにより、確実に
生理効果を高めることができたものであり、食物繊維と
してさらに広範囲の利用が期待されるものである。以下
実施例、試験例によりさらに具体的に説明する。
(実 施 例)
実施例
ビートを細片状に裁断し、およそ80℃の温水で蔗n1
11を主体とする可溶f生物質の抽出を終えた水分74
%の圧搾ビートバルブ200Kgを容量]m3l 5 の恒温槽(45〜46℃)に入れ、温水を加えて約0.
8m’容量とし、パンチターゼNP−2 (蛋白質分解
酵素)と、リリパーゼA−10(脂質分解酵素)をそれ
ぞれ1.8Kg添加して溶解し、45〜46℃で24時
間、緩慢な撹拌下に保持した。
11を主体とする可溶f生物質の抽出を終えた水分74
%の圧搾ビートバルブ200Kgを容量]m3l 5 の恒温槽(45〜46℃)に入れ、温水を加えて約0.
8m’容量とし、パンチターゼNP−2 (蛋白質分解
酵素)と、リリパーゼA−10(脂質分解酵素)をそれ
ぞれ1.8Kg添加して溶解し、45〜46℃で24時
間、緩慢な撹拌下に保持した。
上記処理を終えた酵素処理ビートパルプを水で十分に洗
浄し、プレス式脱水機に掛けて水分82.4%の脱水ビ
ートパルプ2 6 6 kgを得た。
浄し、プレス式脱水機に掛けて水分82.4%の脱水ビ
ートパルプ2 6 6 kgを得た。
次いで、この脱水ビートパルプの全量を硼式通風乾燥機
を用い品温60℃で乾燥して水分665%の乾燥ビート
バルブ50Kgを得た。
を用い品温60℃で乾燥して水分665%の乾燥ビート
バルブ50Kgを得た。
この乾燥ビートパルプの全社をコンパクトミル(ハンマ
ーミル方式、スクリーンの目開き08mm)により粉砕
後、60メッシュ篩にて篩分けして60メッシュ通過粉
末(この発明の食物繊維新素材)46Kgを得た。
ーミル方式、スクリーンの目開き08mm)により粉砕
後、60メッシュ篩にて篩分けして60メッシュ通過粉
末(この発明の食物繊維新素材)46Kgを得た。
この粉末の水中沈定体積(膨張性)と水分保持1′?t
(保水性)を測定した結果はそれぞれ31.0ml/g
およびt9.2g/gであった。
(保水性)を測定した結果はそれぞれ31.0ml/g
およびt9.2g/gであった。
l 6
比較例
実施例と同様にして得た水分74%の圧搾ビートパルプ
2 0 0 Kgを容量(m″の槽に移し80〜83℃
の温水で緩慢な撹拌状態で30分処理した後、実施例と
同様に脱水、乾燥及び粉砕処理して水分6.4%の60
メッシュ通過粉末(従来の製法による食物繊維)51K
gを得た。この食物繊維の水中沈定体積(膨張性)と水
分保持量(保水性)を測定した結果はそれぞれll.o
ml/gおよび9.6g/gであった。
2 0 0 Kgを容量(m″の槽に移し80〜83℃
の温水で緩慢な撹拌状態で30分処理した後、実施例と
同様に脱水、乾燥及び粉砕処理して水分6.4%の60
メッシュ通過粉末(従来の製法による食物繊維)51K
gを得た。この食物繊維の水中沈定体積(膨張性)と水
分保持量(保水性)を測定した結果はそれぞれll.o
ml/gおよび9.6g/gであった。
試験例
実施例で得たこの発明の食物繊維新素材と比較例で得た
従来の食物繊維により、4週令、体重l10−115g
に調整したラットl群lO匹を3群用意し、以下の動物
試験をおこなった。
従来の食物繊維により、4週令、体重l10−115g
に調整したラットl群lO匹を3群用意し、以下の動物
試験をおこなった。
基本飼料構成: カゼイン25%、コーン油5%,ミネ
ラル混合物4%、ビタミン混合物1%、塩化コリン0
2%、ビタミンE顆粒0.05%に砂糖を加えてlOO
%としたもの。
ラル混合物4%、ビタミン混合物1%、塩化コリン0
2%、ビタミンE顆粒0.05%に砂糖を加えてlOO
%としたもの。
第1〜3群のラットにそれぞれ表5に示すようl 7
に基本飼料をベースとして、この発明の食物繊141新
素材および従来の食物繊維を添加して不断給りで12週
間給餌した後、血清コレステロール値と、肝臓の総脂質
およびコレステロール含量をそれぞれ測定した。結果は
表5に示すとおりで、基本飼料のみを給餌した試験区は
、血清コレステロル値と、肝臓の総脂質およびコレステ
ロール含量のいずれもが最大で、基本飼料に従来の食物
繊維を5%添加した試験区が次ぎ、基本飼料にこの発明
の食物繊維新素材を5%添加した試験区が最低となるこ
とが認められ、この発明の食物繊維新素材の添加の効果
が顕著であることが判明した。
素材および従来の食物繊維を添加して不断給りで12週
間給餌した後、血清コレステロール値と、肝臓の総脂質
およびコレステロール含量をそれぞれ測定した。結果は
表5に示すとおりで、基本飼料のみを給餌した試験区は
、血清コレステロル値と、肝臓の総脂質およびコレステ
ロール含量のいずれもが最大で、基本飼料に従来の食物
繊維を5%添加した試験区が次ぎ、基本飼料にこの発明
の食物繊維新素材を5%添加した試験区が最低となるこ
とが認められ、この発明の食物繊維新素材の添加の効果
が顕著であることが判明した。
以下余白。
l
8
表
5
試験区
血清コレス
テロール
[mg/dll
肝臓の 肝臓のコレ
総脂質 ステロール
(mg/g組織1 (mg/g組織)
8 222.9±6.86” 78.
9±6.17” 3.39+0.231IB+A
l 173.8±4.95b 61.5±4.05
1′ 2.62+0.IObB+A 2’ 154
.3+4.I2’ 58.3+2.22’ 2.4
4+D.IIb(注) B −・・基本飼料 A1・・基本飼料+従来の食物繊維5%A2・・・基本
飼料+この発明の食物繊維新素材5%数値右肩の同一ア
ルファベット間には、(p<0. 051 で有意差の
ないことを示す。
9±6.17” 3.39+0.231IB+A
l 173.8±4.95b 61.5±4.05
1′ 2.62+0.IObB+A 2’ 154
.3+4.I2’ 58.3+2.22’ 2.4
4+D.IIb(注) B −・・基本飼料 A1・・基本飼料+従来の食物繊維5%A2・・・基本
飼料+この発明の食物繊維新素材5%数値右肩の同一ア
ルファベット間には、(p<0. 051 で有意差の
ないことを示す。
(効 果)
この発明の製造方法によるときは、従来の方法によって
得られる食物繊維に比して膨張性と保水1 9 性が顕著に高められた食物繊維を得るので、食物繊維の
有用付を一段と高め、単独で、あるい幻各種の加工食品
に利用して人の健康保持に寄与するところ極めて大なる
ものである。
得られる食物繊維に比して膨張性と保水1 9 性が顕著に高められた食物繊維を得るので、食物繊維の
有用付を一段と高め、単独で、あるい幻各種の加工食品
に利用して人の健康保持に寄与するところ極めて大なる
ものである。
Claims (4)
- (1)植物起源の水溶性繊維質と非水溶性繊維質からな
る複合型の食物繊維を与える食物繊維源を蛋白質分解酵
素および脂質分解酵素のうち少なくとも一種で処理して
膨張性と保水性を高めた食物繊維を得ることを特徴とす
る食物繊維新素材の製造方法。 - (2)食物繊維源を蛋白質分解酵素および脂質分解酵素
のうち少なくとも一種で処理した後70℃以下の温度で
乾燥することを特徴とする請求項(1)記載の製造方法
。 - (3)蛋白質分解酵素がエキソペプチダーゼである請求
項(1)または(2)記載の製造方法。 - (4)食物繊維源が可溶性物質の抽出を終えたビートパ
ルプである請求項(1)または(2)記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1297394A JPH0653052B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 食物繊維新素材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1297394A JPH0653052B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 食物繊維新素材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03160973A true JPH03160973A (ja) | 1991-07-10 |
| JPH0653052B2 JPH0653052B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=17845924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1297394A Expired - Fee Related JPH0653052B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 食物繊維新素材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653052B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002345411A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-03 | Unitika Ltd | 肥満防止用ペットフード及びその製造方法並びにペットの肥満防止方法 |
| JP2016192913A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 株式会社東洋新薬 | 食物の胃からの排出遅延剤 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9019057B2 (en) | 2006-08-28 | 2015-04-28 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Galvanic isolators and coil transducers |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841824A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | Nippon Shokuhin Kako Kk | 血清コレステロ−ル上昇抑制物質 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1297394A patent/JPH0653052B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841824A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | Nippon Shokuhin Kako Kk | 血清コレステロ−ル上昇抑制物質 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002345411A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-03 | Unitika Ltd | 肥満防止用ペットフード及びその製造方法並びにペットの肥満防止方法 |
| JP2016192913A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 株式会社東洋新薬 | 食物の胃からの排出遅延剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0653052B2 (ja) | 1994-07-20 |
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