JPH03161046A - 高含水高分子ブレンドヒドロゲルおよびその製造方法 - Google Patents

高含水高分子ブレンドヒドロゲルおよびその製造方法

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JPH03161046A
JPH03161046A JP1301424A JP30142489A JPH03161046A JP H03161046 A JPH03161046 A JP H03161046A JP 1301424 A JP1301424 A JP 1301424A JP 30142489 A JP30142489 A JP 30142489A JP H03161046 A JPH03161046 A JP H03161046A
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JP
Japan
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water
polyvinyl alcohol
polymer blend
water content
hydrogel
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Application number
JP1301424A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakura
奈倉 正宣
Kazuaki Takahara
高原 和明
Hiroshi Ishikawa
博 石川
Hiromi Kagawa
弘海 賀川
Hiroshi Nishimura
弘 西村
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高含水高分子ブレンドヒドロゲルおよびその
製造方法に関するものである。詳しく述べると、高分子
をブレンドすることによる強靭な高含水ゴム状ヒドロゲ
ルおよびその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、ポリビニルアルコールの高濃度水溶液を繰り返し
凍結および解凍することにより強靭な高含水ヒドロゲル
が製造可能であることは知られている(特開昭57−1
30.543号)。この強靭なヒドロゲル形成の原因は
、主に凍桔および解凍を繰り返すことにより、ポリビニ
ルアルコール分子間の水分子が結合水に変化し、これが
ヒドロゲル中の架橋点の役割をはたしていることも知ら
れている。この種の強靭な高含水ヒドロゲル′は、広範
囲な生体材料としての用途に供されつつある。
また、ポリビニルアルコール水溶液にその他の水溶性高
分子を大気圧下で、かつ100℃以下の温度で混合する
ことによりゲルが形成されることも知られている[高分
子化学第17巻第273〜278 (1960年)コ。
しかしながら、このようにして製造されたゲルを固体材
料として利用する試みは、全くなされていない。その理
由は、高分子ブレンド繊維を製造することを目的とする
中でゲルが生成し、このゲルは繊維の紡糸液にとっては
、形成されない方が良いものと考えられたためと思われ
る。
(発明が解決しようとする課題) このようにして生成したゲルの多くが強靭なコム状高含
水ヒドロゲルではないという理山は、ポリビニルアルコ
ールの水酸基と、その他の水溶性高分子の極性基または
イオンとの間の相互作用により高分子間コンプレックス
が形成されはするが、その相互作用力は未だ弱く、かつ
含有された水の大半は自山水や束縛水であるため高分子
との粘合は弱く、したがって、高分子間にこのような水
が存在しても高分子間に架橋構造を形成することがない
ためと考えられる。
本発明者らは、このような従来むしろ省みられていなか
った水溶性高分子間ブレンドゲルを有用な固体材料、特
に強靭なゴム状高含水ブレンドヒドロゲルとして使用な
らしめるために、ブレンドされた高分子間の接近を容易
にし、強固な高分子コンプレックスを形成させ、かつ含
まれている水の多くを高分子との結合の強い結合水とす
ることにより強靭なゴム状高含水ブレンドヒドロゲルお
よびその製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) これらの諸目的は、500〜4.000の重合度および
90%以上のケン化度を有する+CH2 −CH÷の繰
り返し単位を主として有す1 0H るポリビニルアルコールと、その他の水溶性高分子との
高濃度混合水溶液を、水蒸気の存在下に1.2〜5.0
気圧の圧力で105〜150℃の温度に保持することに
より得られる強靭なゴム状を呈する高含水高分子ブレン
ドヒドロゲルにより達成される。
本発明はまた、謹ポリビニルアルコールと該他の水溶性
高分子との重量比が85:15〜60:40である高含
水高分子ブレンドヒドロゲルである。これらの諸目的は
、500〜4.000の重合度および90%以上のケン
化度を有する+CH2 −CH+の繰り返し単位を主と
して衝す1 0H るボリビニルアルコールと、その他の水溶性高分子とを
水と混合して高濃度混合水溶液を生成し、ついで該高濃
度水溶液を水蒸気の存在下に1.2〜5.0気圧の圧力
で105〜150℃の温度で加熱加圧することを特徴と
する強靭なゴム状を呈する高含水高分子ブレンドヒドロ
ゲルの製造方法によっても達成される。本発明はまた、
該ポリビニルアルコールと該他の水溶性高分子との重量
比が85:15〜60:40である高含水高分子ブレン
ドヒドロゲルの製造方法である。本発明はさらに、該他
の水溶性高分子のMi量平均分子量が1,000〜30
0.000である高含水高分子ブレンドヒドロゲルの製
造方法である。本発明はまた、該他の水溶性高分子がポ
リエチレングリコールまたはポリアミノ酸またはその塩
である高含水高分子ブレンドヒドロゲルの製造方法であ
る。
(作用) 本発明で使用されてるポリビニルアルコールは、重合度
が500〜4,000,好ましくは1,000〜2,0
00、最も好ましくは1.300〜1,700であり、
またケン化度が90%以上、打ましくは95%以上であ
り、+CH2 −CH+OH の繰り返し単位を主として脊してなるものである。
このポリビニルアルコールに混合される他の水溶性高分
子としては、例えばポリエチレングリコール、ポリアク
リル酸またはその塩、アクリル酸−アクリルアミド共重
合体またはその塩、ポリアクリルアミド、ポリグルタミ
ン酸塩等のポリアミノ酸塩、アルギン酸塩、ペクチン酸
、カルボキシメチルセルロース等の天然または半合戊の
カルボン酸塩、ポリビニルピロリドン等がある。これら
の水溶性高分子は、重量平均分子量が1,000〜30
0,000,好ましくは2.000〜200.000で
ある。該ポリビニルアルコールと該他の水溶性高分子と
の重量比は、85:15〜60:40、好ましくは80
 : 20〜70 : 30である。すなわち、該重量
比の範囲外ではゴム状高含水高分子ブレンドヒドロゲル
の収率が低くなるからである。これらのポリビニルアル
コールと他の水溶性高分子との混合物は水溶液として用
いられるが、その濃度は8〜40重量%、好ましくは1
0〜35重量%である。
本発明においてポリビニルアルコール水溶肢の濃度を高
くする理山は、ポリビニルアルコールと水との混合比を
、存在する水の大半が結合水となるようにし、これによ
り高分子間の架橋密度を増加させるためでる。この粘果
、非晶ゴム化が促進されることが期待される。
本発門による高含水高分子ブレンドヒドロゲルの製造は
、次の方法により行なわれる。すなわち、ポリビニルア
ルコールと他の水溶性高分子との所定濃度の混合水溶液
を作り、ついで該冫昆合水溶液をオートクレープに入れ
、水蒸気の在在下の1.2〜5.0気圧、好ましくは1
.5〜3.7気圧、かつ105〜150℃、好ましくは
110〜140℃の温度で30〜120分、好ましくは
45〜90分間加熱加圧して行なわれる。
本発明においてオートクレープを用いる理由、すなわち
水蒸気の存在下に加圧加熱する理山は、高濃度ポリビニ
ルアルコール水溶液が大気圧下においては、水の沸点で
ある100℃付近まで加熱しても溶解しにくいのに対し
て、オートクレープを用いることにより高温高圧とすれ
ば容易に溶解させることが可能となるためであり、かつ
またポリビニルアルコールにその他の水溶性高分子をブ
レンドする際、両者の相互拡散を容易とし、強固な高分
子間相互作用による高分子間コンプレックスを形成させ
、このコンプレックスに架橋点の役割を果たせるためで
もある。これらの作用の相乗効果により強靭なゴム状高
含水高分子ブレンドヒドロゲルが形成されるものと思わ
れる。
このようにして得られる強靭なゴム状高含水高分子ブレ
ンドヒドロゲルは、ゲル状のまま切断し、各柿形状に加
工することも可能であるが、いったん乾燥したのち、各
種形状に切削して加工することもできる。乾燥後に加工
したものは、水に浸すことにより再び強靭なゴム状高含
水ヒドロゲルに戻すことができる。また、オートクレー
プから取出す際に、急冷することにより透川度の高いゴ
ム状高含水ヒドロゲルを製造することも可能である。
さらには、得られたヒドロゲルの酸素透過性が挿めて良
好であることも特性として挙げられる。
(実施例) つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する
なお、下記実施例において、収率および含水串は、それ
ぞれつぎの定義による。
また、 弾性率は、 東洋ボールドウィ ン社製のT ENS ILONI[−20型を用い、20mm/mi
nで試料を引張り、ひずみ/強度萌線の初期勾配から求
めたものである。
実施例l 重合度が1,200でかつケン化度が98.5%のポリ
ビニルアルコールと、水とを20重量%となるようにビ
ーカーにとり、これを溶解させるために、水を1/4程
度入れたオートクレープ中に冠水しないように置き、5
気圧、105℃で密封下で1時間保持し、20市量%の
ポリビニルアルコール水溶液を得た。又、平均分子量が
3000のポリエチレングリコールと水とを20市量%
となるようにビーカーにとり、室温でマグネチックスク
ーラーにて30分撹拌し、20重量%のポリエチレング
リコール水溶液を得た。このようにして得たポリビニル
アルコールとポリエチレングリコールの20重量%水溶
液を各11重量分串となるように1つのビーカーにとり
、このビーカーを水を4分の1程度入れたオートクレー
プ中に冠水しないように置き、密封した。ついで、この
オ−トクレーブをヒータにかけ、2気圧の圧力および1
 2 0 ’Cの温度で1時間保持したのち、内容物を
取出した。この内容物から上層の液体を除き、得られた
凝集物をメタノール中で1週間放置し、その後水中で1
週間以上放置したところ、強靭なゴム状高含水高分子ブ
レンドヒドロゲルが得られた。
このヒドロゲルの乾燥物の赤外線吸収スペクトルのチャ
ートは、第1図のとおりであった。このヒドロゲルの収
率、弾性率および含水率とポリエチレンダレコールの重
量分率との関係を第1表に示す。
第l表 ポリエチレン グリコールの 重量分率 0.15  0.2  0.3  0.4 
 0.5収   率 (重量%”) 10 68 70 62 59弾性率 (g/mm2)  34  35  38  38  
40含水率 (重量%)  77  76  78  72  70
実施例2 %のポリビニルアルコールと、水とを30重量%となる
ようにビーカーにとり、これを溶解させるために、水を
1/4程度入れたオートクレープψに冠水しないように
置き、5気圧、105℃で密封下で1時間保持し、30
重量%のポリビニルアルコール水溶液を得た。又、平均
分子量が3000のポリエチレングリコールと水とを3
0重量%となるようにビーカーにとり、室温でマグネチ
ックスターラーにて30分撹袢し、30重量%のポリエ
チレングリコール水溶液を得た。このようにして得たポ
リビニルアルコールとポリエチレングリコールの30重
量%水溶液を各挿重量分率となるように1つのビーカー
にとり、このビーカを水を4分の1程度入れたオートク
レープ中に冠水しないように置き、密封した。ついで、
このオートクレープをヒータにかけ、2気圧の圧力およ
び120℃の温度で1時間保持したのち、内容物を取出
した。この内容物から上層の液体を除き、得られた凝縮
物をメタノール中で1週間放置し、その後水中で1週間
以上放置したところ、強靭なゴム状高分子ブレンドヒド
ロゲルが得られた。このヒドロゲルの収率、弾性率およ
び含水率とポリエチレングレコールの重量分率との関係
を第2表に示す。
第2表 ポリエチレン グリコールの 重量分率 0.15  0.2  0.3  0.4 
 0.5  0.7収  率 (重量%)   93   95   87   78
   54   34弾性率 (g/IIua2)  38  40  42  46
  50  53含水率 (重量%)  55  54  54  52  53
  50実施例3 重合度が1,200でかつケン化度が98.5%のポリ
ビニルアルコールの12.  5mm%水溶液と、重量
平均分子量が4,800のポリL−グルタミン酸ナトリ
ウムの12.5重量%水溶液とを、室温、大気圧下で予
め用意し、両者をビーカ中で混合することによりポリL
−グリタミン酸ナトリウムの各種重量分率の溶液を作成
した。ついで、このビーカを水を4分の1程度入れたオ
ートクレープ中に冠水しないように訝き、密封した。
ついで、このオートクレープをヒータにかけ、2気圧の
圧力および120’Cの温度で1時間保持したのち、内
容物を取出した。この内容物から上層の液体を除き、得
られた凝縮物をメタノール中で1週間放置し、その後水
中で1週間以上放置したところ、強靭なゴム状高含水高
分子ブレンドヒドロゲルが得られた。このヒドロゲルの
乾燥物の赤外線吸収スペクトルのチャートは、第2図の
とおりであった。このヒドロゲルの収率、弾性率および
含水率とポリL−グルタミン酸ナトリウムの重量分率と
の関係を第3表に示す。
第3表 ポリエチレン グリコールの Ii’ffi分率 0.15 収   率 (重量%)68 弾性率 (g/ mm2)  28 含水率 (重量駕〉83 0.2   0.3     0.5     0.7
62    42     24     15303
.4      37      4083    8
1     80     78(発明の効果) 以上述べたように、本允川は500〜4,000の重合
度および90%以上のケン化度を有する十CH2−CH
+の繰り返し単位を主として有すI OH るポリビニルアルコールと、その他の水溶性高分子との
高濃度混合水溶液を、水蒸気の存在下に1.2〜5.0
気圧の圧力で105〜150℃の温度に保持することに
より得られる強靭なゴム状を呈する高分子ブレンドヒド
ロゲルおよびその製造方法であるから、光透過度および
酸素透過度が高く、しかも弾性率が高いので、人工皮膚
用薄膜として用いた場合、脱水防止および酸素透過性の
点から極めてa用であり、またソフトコンタクトレンズ
としても有用である。さらに、結合組織はブロック状と
して人工関節等への利用にも有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明によるヒドロゲルの赤外線
吸収スペクトルチャートである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)500〜4,000の重合度および90%以上の
    ケン化度を有する▲数式、化学式、表等があります▼の
    繰り返 し単位を主として有するポリビニルアルコールと、その
    他の水溶性高分子との高濃度混合水溶液を、水蒸気の存
    在下に1.2〜5.0気圧の圧力で105〜150℃の
    温度に保持することにより得られる強靭なゴム状を呈す
    る高含水高分子ブレンドヒドロゲル。
  2. (2)該ポリビニルアルコールと該他の水溶性高分子と
    の重量比が85:15〜60:40である請求項1に記
    載の高含水高分子ブレンドヒドロゲル。
  3. (3)500〜4,000の重合度および90%以上の
    ケン化度を有する▲数式、化学式、表等があります▼の
    繰り返 し単位を主として有するポリビニルアルコールと、その
    他の水溶性高分子とを水と混合して高濃度混合水溶液を
    生成し、ついで該高濃度水溶液を水蒸気の存在下に1.
    2〜5.0気圧の圧力で105〜150℃の温度で加熱
    加圧することを特徴とする強靭なゴム状を呈する高含水
    高分子ブレンドヒドロゲルの製造方法。
  4. (4)該ポリビニルアルコールと該他の水溶性高分子と
    の重量比が85:15〜60:40である請求項3に記
    載の高含水高分子ブレンドヒドロゲルの製造方法。
  5. (5)該他の水溶性高分子の重量平均分子量が1,00
    0〜300,000である請求項3または4に記載の高
    含水高分子ブレンドヒドロゲルの製造方法。
  6. (6)該他の水溶性高分子がポリエチレングリコールま
    たはポリアミノ酸またはその塩である請求項3から5の
    いずれかに記載の高含水高分子ブレンドヒドロゲルの製
    造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08266615A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Agency Of Ind Science & Technol 細胞非接着・非増殖性医療用物品
WO1999067320A1 (de) * 1998-06-20 1999-12-29 Vorlop Klaus Dieter Verfahren zur herstellung eines gels aus polyvinylalkohol und nach dem verfahren hergestelltes mechanisch hochstabiles gel
JP2010525154A (ja) * 2007-04-24 2010-07-22 ザ・ジェネラル・ホスピタル・コーポレイション Pva−paaヒドロゲル
JP2011522092A (ja) * 2008-05-27 2011-07-28 ジンテス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 相転移ヒドロゲル
WO2019124566A1 (ja) * 2017-12-22 2019-06-27 国立大学法人東北大学 電極体、電極体の製造方法

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