JPH03163028A - うし流行熱抗原およびそのワクチン - Google Patents

うし流行熱抗原およびそのワクチン

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JPH03163028A
JPH03163028A JP2227860A JP22786090A JPH03163028A JP H03163028 A JPH03163028 A JP H03163028A JP 2227860 A JP2227860 A JP 2227860A JP 22786090 A JP22786090 A JP 22786090A JP H03163028 A JPH03163028 A JP H03163028A
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JP
Japan
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virus
bef
protein
cells
infected
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JP2227860A
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English (en)
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Toby Dix St George
トビー・ディックス・セイント・ジョージ
Peter John Walker
ペーター・ジョン・ウォーカー
Daisy Helena Cybinski
デイジー・ヘレナ・シビンスキ
Michael Frederick Uren
マイケル・フレデリック・ウレン
Helen Zakrzewski
ヘレン・ザクルゼウスキ
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Original Assignee
Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization CSIRO
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野」 この発明は、うし流行熱(またはうし1日熱BEF)ウ
ィルス抗原およびそこから誘導されたワクチンに関する
ものである。
[従来の技術] うし流行熱は、畜牛(cattle)および水牛(wa
terbufraloes)の急性ウィルス感染症であ
る。この病気は地球上の熱帯および亜熱帯領域に広く分
布し、オーストラリア、日本、中国および南アフリカに
おいては主たる経済的に重要な問題であると認識されて
いる(セント・ジョージおよびスタンドファースト、エ
ビデマイオロジー・オブ・アーボバイランーズ(Epi
demiology of Arboviruses)
、1988)。原因ウィルスであるうし流行熱ウィルス
(BEF)は、現在また1種類しか存在が知られていな
い血清型のアルボ・ラブド・ウィルスである。
幾つかの血清学的に関連のあるウィルスは健康な牛およ
び昆虫から単離されたが、それらの中゛で病気を誘発す
ることが示されたウィルスは無い。これらには、オース
トラリアからのベリマー(Berria+ah)および
キンバリー(K imber ley)、アフリカから
のマラカル(Malakal)およびアノアからのブチ
ョング(Puchong)がある[リーネ等、「オース
トラリアン・ジャーナル・オプ・エクスベリメンタル・
バイオロジー・アンド・メディカル・サイエンス」(A
ust. J. Exp. Biol.Med. Sc
i.)、59、347−356、+981,およびガー
ド等、「オーストラリアン・ベテリナリー・ジャーナル
J(Aust.Vet.  J.)、  60,89 
 、  1 9 8 3 コ。
BEFの構造に関する以前の研究によると、このウィル
スは弾丸状形暢を示し、1本鎖RNAゲノムを含むこと
が報告されていろ[デラーボルタおよびブラウン、「ノ
ヤーナル・オブ・ジェネラル・バイDoノーJCJ. 
Gen. Virol.)、44、99−112、+9
79]。しかしながら、他のラブドウィルスとは異なり
、BEFは、2種のマトリックス蛋白質を含め6種の構
造蛋白質(L,G、N.NS,MlおよびM2)を含む
ことが報告された。この発明において、BEFおよび密
接に関連したヘリマーウィルスのポリペプチトを再試験
した結果、これらのウィルスの構?iおよび蛋白質合成
は、狂犬病ウィルスの種類と一致するという証拠が得ら
れた。
幾つかの国では、接種の使用により動物をBEF感染か
ら防御している。マウス脳または細胞培養において生成
される生の弱毒化ワクチンは、フロインド完全または不
完全アジュバント中[テオドリディス等、「オンダース
テプート・ジャーナル・オブ・ベテリナリー・リサーチ
j(Onderstepoort J. Yet. R
es.)、40(3)、77−82、1973、チボリ
等、「オーストラリアン・ベテリナリー・ジャーナル」
(^ust. Yet, J,)、5!、l975、チ
ボリおよびスブレッドブロー、「オーストラリアン・ベ
テリナリー・ジャーナルj(Aust.Yet. J.
)、54、232、1978、エラスムス、アルボバイ
ラス・リサーチ・イン・オーストラリア・プロンーディ
ングス・フ十−ス・シンポジウム−1986]またはサ
ボニン・アジュバントのキルA中しバンスロー等、「ザ
・ベテリナリー・レコードJ(The Veterin
ary Record)、 1985、 l17、37
−43Fでの生の弱毒化ウィルスの多重投与を使用して
いる。実験および自然攻撃条件下で得られたデータは、
才一ストラリアで試験された弱毒化ワクチンが必ずしも
有効ではないことを示す[バンスロー等、前出、バンス
ロー、アルボバイラス・リサーチ・イン・オーストラリ
ア・プロンーディングス・フォース・シンポジウム+9
86、ウォルトホールおよびバンスロー、アルボバイラ
ス・リサーチ・イン・オーストラリア・ブロノーディン
グス・フォース・シンボノウム−1986 コ。
日本では、■用量の燐酸アルミニウムゲルに吸着させた
細胞培養適合ウィルスにより牛に接種を行う[稲葉等、
「アルヒーフ・フユール・ディー・ケザムテ・フィルス
フォルシュングJ(Archiv  Fur die 
GesamLe Virusforschung)、4
4、+21−132、l974、田中、アルボバイラス
・リサーチ・イン・オーストラリア・プロンーディング
ス・フォース・シンポジウム−19861。このワクチ
ンは、流行発生熱の予防に部分的に有効であると思われ
る[田中およびf+WIm、アルボバイラス・リサーチ
・イン・オーストラリア・プロシーデインダス・フォー
ス・シンポジウム1986]が、実験または自然攻撃に
対する個々の動物の応答に関するデータは入手できない
。ホルマリンまたはβ−プロピオラクトンにより不活化
されたウィルスの2つの接種を用いることによる非生ワ
クチン開発の試みは成功しなかった[稲葉等、「アルヒ
ーフ・フスール・ディー・ゲザムテ・フィルスフォルシ
ユング」(^rchiv  Fur die Gesa
mte Virusforschung)、42、42
−53、l973、デラポルタおよびスノードン、「ベ
テリナリー・マイクロバイオロジーJ(Yet. Mi
crobiol.)、4、l83−195、l979、
「ベテリナリー・マイクロバイオロジーJ(Yet. 
Microbiol.)、4、l97−208、1 9
 7 9]。不活化ウィルスの接種後における実験的攻
撃に対する免疫性は乏しく信頼できないものであった。
他のラブドウィルス(狂犬病ウィルスおよび水はう性口
内炎ウィルス)に関して述べると、保護免疫性は、ビリ
オン表面糖蛋白質(G)により誘導される[コックス等
、「インフェクンヨン・アンド・イミュニティ−J(l
nfection and Imllunity)、1
977年6月、754−759頁、ル・フランソワ、「
ジャーナル・オブ・パイロロジーJ(J. Virol
.)、51,208、1984]。
また、ビリオノ・ヌクレオカプンド(N)は、恐らくG
糖蛋白質と共に保護免疫性の誘導に関与すると思われる
[ディーツショールド等、「プロンーディングス・オブ
・ザ・ナンヨナル・アカデミー・オプ・サイエンシーズ
・オブ・ザ・ユー・エス・エイJ(Proc.  Na
tl.  Acad.  Sci.  USA)、i±
、9165−9169、+987j0BEFワクチンに
関する他の興味深い文献としては、パンスロー等、「ベ
テリナリー・バイラル・デイノーズJ(Veterin
ary Viral Diseases)、「ゼア・シ
グニフィカンス・イン・サウス・イースト・エイジア・
アンド・ザ・ウェスタン・パシフィック(Their 
Signiricance in South Eas
t Asia andthe Western Pac
i『ic) I 9 8 5 J% シドニーのアーサ
ー・ウェブスクー・プティ・リミテッドにょり出版され
た「ア・テクニカル・インフオメーンヨン・ブレティン
・コンサーニング・リビング・BEF・バクシーンJ(
a Technical Ir+4ormation 
Bu11etin concerning livin
g BEF vaccine)、キヤメロン等、「オン
ダーステブート・ジャーナル・オブ・ベテリナリー・リ
サーチJ(OnderstepoortJ, Yet.
 Res.)、54、157−158、1987、ギャ
ファ一等、「ツエントラルブラット・フユール・ベテリ
ネルメデイツインJ(Zbl. Vet. Med. 
B.)、26、773−778、1979、オイシェー
レ等、「セブンティサード・アニュアル・ミーティング
・ユーエス・アニマル・ヘルス・アソーンエイションJ
(73rd Annual Meeting USAn
imal Ilealth Association)
、1969、スブラッドブロー、「オーストラリアン・
ベテリナリー・ノヤーナルJ(Aust. Yet. 
J.)、51、1975、パイ・ウェンピン等、「ハー
ピン・ベテリナリー・リサーチ・インスティテユート・
チャイニーズ・アカデミー・オブ・アグリカルチュラル
・サイエンンーズJ(tlarbin Veterin
ary Research lnstituteChi
nese Academy of Agricultu
ral Sc+enceS)、ラセルス、「オーストラ
リアン・ベテリナリー・ジャーナルJ(Aust. Y
et. J.)、52、38l1537−538、19
76、デラボルタおよびスノードン、「才一ストラリア
ン・ベテリナリー・ジャーナルJ(Aust. Yet
. J.)、53、199、スブラッドブロー、「オー
ストラリアン・ベテリナリー・ジャーナルJ(Aust
. Yet. J.)、53、351−352、並びに
チウおよびリュ、『ザ・プロフィラキノス・才ブ・ビー
イーエフ・イン・タイワン』と題する文章、プロビンン
ヤル・リサーチ・インスティテユート・フォー・アニマ
ル・ヘルス、(台北)がある。
また、ラブドウィルスの抗原h’fl造に関する総括的
検討は、ウンナー等、「イミュノケミストリー0オブ0
バイルシーズJ(Immunochemistry c
f viruses)、「ザ・ベーンス・フォー・セロ
ディアグノシス・アンド・バシーンズJ(The ba
sis for serodiagnosIs and
 vaccines)、エルセヒア◆サイエンス・パブ
リッンヤーズ・バイオメディカル・ディビジョン(+9
85)に記載されている。また、サブユニット・ワクチ
ン・ウィルスの性質は、モライン等、「バシーンj(V
 accine)、3(1985)に記載されている。
従って、上記の先行技術文献を充分に再検討した結果、
これまでBEFウィルスに由来する抗原およびワクチン
の生成は、生の弱毒化ウィルスまたは不活化総体ウィル
スに関するものであったと考えられる。生の弱毒化BE
Fウィルスは、単独または不活化ウィルスと組み合わせ
た形で有効な防御作用を与えるが、不活化BEFウィル
スのみを含むワクチンは有効ではないことが判っている
防御ワクチンとして使用され得ろウィルスの非生サブユ
ニソトの同定に関する報告は未だ発表されていない。B
EFウィルスのサブユニットから戊るワクチンは、安全
性、輸送安定性および費用効率の良い生産を目指す組換
えDNA技術へのアクセスに関してかなりの利点を提供
する。
[発明の構成コ 従って、この発明の対象は、適当な宿主、例えば畜生ま
たは水牛への投与後にnEFの発生に関して防御作用を
示し得る、BEFウィルスのサブユニットから誘導され
た抗原および/またはワクチンの製造である。
この発明は、一態様ノこおいて、ウィルスに格染した細
胞からのBEF(ウィルス)サブユニソト抗原の単離方
法であって、 (i)  細胞培養においてBEFウィルスを繁殖させ
、 (ii) (i)段階から得られた感染細胞培養物を精
製することにより、精製ウィルス抽出物を得、(iii
)ワクチン中で使用されるサブユニット・ウィルス抗原
を精製ウィルス抽出物から誘導する段階を含む方法を提
供する。好ましくは、サブユニット・ウィルス抗原は、
後述の原型BEPIB877221として81Kdの分
子量を有する糖蛋白質表面抗原である。
(i)段階について述べると、好適には+3 E Fウ
ィルスを細胞培養中で増殖させる。好ましく:よ、抗生
物質、例えばベニンリンおよグストレプトマインンを加
えることにより、細菌汚染を阻止する。
このウィルスは、30−38℃でBHK−21細胞また
は他の適当なセルラインにおいて生育され、ウィルスが
細胞中で増殖した後、適当な時点で感染細胞培養上清に
おいて採取され得る。
また、適当なプロテアーゼ阻害剤を各感染試料に加える
ことにより、ウィルスの蛋白質加水分解的変性を阻止す
ることができる。セリン・プロテアーゼ阻害剤であるフ
エニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF)および
/または他のプロテアーゼ阻害剤が適当である。
感染細胞からのウィルスの精製[上記(ii)段階コに
関して述べると、これは、速度らしくは平衡密度勾配遠
心分離またはこれらの技術の組み合わせに基づいて実施
され得る。すなわち、平衡勾配を使用することにより、
感染性ウィルスおよび非感染性ウィルス粒子の両方を含
む密集帯(密度バンド)を得ることが可能である。速度
勾配技術は、主として大きさに基づく分離に関するもの
で、この段階を含めると、非感染性粒子から感染性粒子
が分離される。他方、平衡勾配は、粒子が同じ大きさを
有し得る場合でも、主として密度差異に基づく分離に関
するものである。感染性ウィルスおよび非感染性粒子は
両方とも適当な抗原供給源である。これらの両技術に適
した培地はしょ糖である。
好ましくは、最初の精製段階では、粗細胞抽出物を清澄
化することにより細胞屑を除去し、遠心分離後、ウィル
ス粒子が上清から単離され得る。
その後、さらに遠心分離工程を行うことにより、ウィル
ス粒子は沈澱物として得られるか、または他の手段(例
、限外ろ過、沈澱)により濃縮され得る。続いて、濃縮
ウィルス調製物を上記勾配遠心分離技術に適用すること
により、適当な抗原調製物を得ることができろ。
サブユニット・ウィルス抗原の製造または単離について
述べると、好ましくは精製ウィルス抽出物を、BEFウ
ィルスの外郎リボ蛋白質エンベローブまたは鞘の溶解に
有用な非イオン性デタージェントで処理する。適当なデ
タージェントとしては、オクチルグルコンド、トリトン
系列、ブリージ系列、ノニデブト系列および他の非イオ
ン性デターノエントがある。
上記の要領でデタージェント処理を行うと、糖蛋白質に
対応する81000ダルトンの分子量を有する表面抗原
がウィルスから放出され得る。この抗原は、G蛋白質と
して知られている。それらの調製物を遠心分離にかける
ことができ、その場合G蛋白質は可溶性上清に見出され
、残りのウィルス抗原は不溶性戊澱物中に含まれている
。原型BEF昧BB7721の場合、これらは分子量l
8 0Kd,5 2Kd,4 3Kdおよび29Kdの
抗原を含み得る。分子量52Kdの抗原は核蛋白質(N
蛋白質)に対応し、分子量29Kdの抗原はマトリック
ス蛋白質(M.蛋白質)に対応する。NおよびM,蛋白
質は燐酸化されている。分子51180Kdの抗原はL
蛋白質として知られており、分子量43Kdの抗原はM
1蛋白質として知られている。
また、上記非イオン性デタージェントの使用により、沈
澱物にデターノエント適用後、L1M,およびMt蛋白
質が単離され得る。
特に重要なのは、G蛋白質が2形態で存在するという事
実であった。グリコシル化を阻止する適当な薬剤(例え
ば、ツニカマイシン)で処理された細胞において、67
Kdおよび71Kdの分子量を有する非グリコシル化蛋
白質G前駆体が得られた。
ツニカマイシンの非存在下では、?7Kdおよび79K
dのグリコシル化形態が検出され、これらをさらに修飾
することに上り、81KdのビリオンG蛋白質、および
、さらに90Kdの細胞関連形態が生成された。
BEFウィルスの場合と同様に、密接に関連したベリマ
ー([3 errimah)ウィルスに感染した細胞に
おいて5Mのウィルス蛋白質が検出された。BEFの場
合と同様、2形態の糖蛋白質がベリマー感染細胞におい
て検出された。分子i40KdのベリマーM1蛋白質は
、対応する13EF蛋白質よりも小さいと思われた。他
のベリマー蛋白質はBEFの場合よりもサイズが小さか
った。
上記抗原および前駆体を検出するための適当な技術には
、パルス標識およびパルス・チェイスの技術があった。
パルス標識では、ウィルス増殖周期中の様々な時点で、
適当な放射性標識、例えばL  [36S]一メチオニ
ンによりウィルス感染細胞をパルスし、その直後に採取
した。
パルス・ヂエイス実験では、ウィルス増殖周期中の選ば
れた時点で、通当な放射性標識、例えばL−[3SS]
一メチオニンにより感染試料をパルスし、続いて非放射
性メチオニンにより「チェイス」または「フラッド(H
ood)Jさせた。試料は、「パルス」後および「チェ
イス」後に採取され得る。
上記精製段階に関して述べると、遠心分離は特に好まし
い技術ではあるが、これは本質的なことではないため、
池の適当な精製技術、例えば限外ろ遇ら採用さfI得る
ものとする。
また、前述したことから、この発明はまた、適当なアジ
ュバントと組み合わせた形で上記ウィルス抗原のいずれ
か1つを含むワクチンをその・範囲内に含むものとする
また、この明細書で使用されているBEFウィルスとい
う語は、BEFウィルスおよび後で詳細に述べるベリマ
ー・ウィルスの株および変異体を全てその範囲内に含み
得る。
この発明における使用に適したアジュバントには、キル
Aおよび他のサボニン類、フロインド完全アジュバント
、フロインド不完全アジュバントおよび他の適当なアジ
ュバント、例えばバンスローにより記載されたもの[「
ヘテリナリー・ブレテIンJ(Veterinary 
Bulletin)、l987、57巻、1l号]があ
る。
[実施態様] (方法) ウィルスの起源 うし流行熱ウィルス(BB7721株)は、1968年
にオーストラリアのチャーターズ・タワーズで感染した
牛の血液から単離された[ドハーティ等、「オーストラ
リアン・ジャーナル・オブ・サイエンスJ(Austr
alian J, Sci.)、31、365−366
、1 9 6 8]。細胞培養に適用する前に、ウィル
スを実験的に子牛および乳のみマウスに通過させた。ベ
リマー・ウィルス(DPP63株)は、1981年にオ
ーストラリアのダーウィン付近で健康な雄の子牛から単
離された。ウィルスをBHK−21細胞において直接感
染動物から通過させると、中和試験によりBEFとは異
なることが示された[ガード等、「オーストラリアン・
ヘテリナリー・ジャーナルj(Australian 
Vet. J.)、60、89、+9833。両ウィル
スともベロ細胞において3回プラーク・クローン化され
た。
細胞培養 850cu’ローラー・フラスコまたは96ウエル・プ
レート中14ミリモルのHEPES,to%牛胎児血F
i、100単位/yQのペニシリンおよび100μ97
紅のストレブトマインンを補ったRPMIl640培地
においてBHK−21細胞を3゛7℃で培養した。
ウィルスの生長および放射性標識 BHK−21細胞を含む全面(生長)ローラー・フラス
コを0 . 4 pru/細胞の増殖割合で感染させ、
37℃で1時間インキユベーションした。接種物を除去
し、28ミリモルのHEPES.0.1%牛血清アルブ
ミン・フラクションV (B S A)、100単位/
抑のペニシリンおよび100μ9/叶のストレプトマイ
ンン(1 64 0/BSA)を含むRPMIl640
培地と置き換えた。t,  [35sコ−メチオニンに
より標識したウィルスを製造するため、感染のIO時間
後に培地を除去し、0,3μ9/IQのアクチノマイシ
ンDを含むメチオニン不含有1640/BSA培地と置
き換えた。37゜Cで2時間後、5μci/一のL  
[35S]一メチオニンを加え、感染の20−24時間
後に採取するまで培養物を37℃でインキユベーション
した。
D−[6−38]一グルコサミン標識を行うため、感染
のlO時間後から0.3μ9IRQのアクチノマイシン
Dを含むグルコース不含有+640/BSA培地により
培養物を処理し、感染の20−24時間後に採取するま
で12時間後から!00μCi/rttQのD−[6−
38]一グルコサミンを加えた。
jfftp]一オルトホスフェートで標識するため、感
染の12時間後に0.3μ9/対のアクチノマイシンD
を含む燐酸不含有1 64 0/[3SA培地で培徨物
を処理し、次いで、lOμCi/y(lの[ff″P]
オルトホスフエートを含む同培地中で2時間標識し、感
染の14時間後に採取した。採取時点で感染細胞培養肢
を0.1ミリモルのフェニルメチルスルホニルフルオリ
ド(PMSF)で処理し、ウィルス精製に必要とされる
まで4℃で一時的に貯蔵した。
ウィルス精製 感染細胞培養物を30分間5000rpmで遠心分離に
より清澄化した(ソルバールSS34ローター)。ウィ
ルスを90分間3 0 0 0 0 rpmで上清から
虎澱さ+k(コントロンTFT4 5ローター)、小容
虫の120ミリモルNaCl,1.2ミリモルEDTA
,0.1%BSA,12ミリモルのトリスI{CI(p
i47.6)(NTE/BSA)に再懸濁させた。/t
′澱したウィルスを、NTE/BSA中15%−45%
(w/w)Lよ糖勾配に適用し、30分間4000Or
pmで遠心分離した(ベックマンSW11ローター)。
2つの目に見える帯が勾配において検出された。上部の
帯は非感染性の切頭状粒子を含んだ。感染性ビリオンを
含む下部の帯を2倍容徹のNTE/BSA中で希釈し、
10分間70 0 0 0 rpmで遠心分離した(ベ
ツクマンTLA 100ローター)。ウィルス沈澱物を
小容量のNTE/B S Aに再@濁し、4 0 0 
0 0 rpmで16時間平衡密度に遠心分離した(コ
ントロンTST55ローター)。ウィルス帯を2容量の
NTE/BSA中で希釈し、ウィルスをIO分間700
00rpmで沈澱させた(ベブクマンTLA 1 0 
0ローター)。調製物によっては、最初のレートゾーン
勾配を精製工程から省いた。
感染細胞抽出物の製造 1 x l O’BHK−2 1細胞/ウヱルを含む9
6ウエル・マイクロタイター・プレート(ヌンク・コー
ポレーション)゜を用いて、感染細胞におけるパルス標
識およびパルスーチェイス実験を行った。25μQの欠
損粒子不含有ウィルスにより10 pfu/細胞の増殖
割合でウェルを感染させた。
37℃で1時間吸着後、接種物を!00μQのl640
/BSA培地と置き換えた。パルス標識前に、メチオニ
ン不含有またはグルコース不含有l640/BSA培地
中3.5時間0 . 3 u 9/y(1(1)アクチ
ノマイシンDで培養物を処理し、100μC i/IN
&ノL − [”S ] − )チオニンまたハD−[
63Hl−グルコサミンを含む同培地中でパルス標識を
行った。パルス標識の3.5時間前およびその期間中、
必要時に【μ9/籾のツニカマインンを培養物に加えた
。細胞リゼイトを製造するため、細胞をPBSで2回次
浄し、次いで、室温で5分間100μQの2%SDS,
1%2−メルカブトエタノール、lO%グリセリン、0
.■ミリモルのPMSF’,10ミリモルの燐酸ナトリ
ウム(pH6.8)、0.0 0 1%のプロモフェノ
ール・ブルーで処理した。次いで、リゼイトを2分間9
5℃に加熱し、電気泳動に必要とされるまで−20°C
で貯蔵した。
ポリアクリルアミドゲル電気泳動 レムリ、「ネイチ+ − (N ature) J(ロ
ンドン)227,680−685(1 970)に従っ
て製造された4%スクッキング・ゲルでオーバーレイ(
被覆)した10%SDS−ポリアクリルアミド・ゲルに
おいて電気泳動を行った。ゲルを、垂直ミニゲル(ヘー
ファ一)中で90分間100Vで移動さセ、次いで30
分間酢酸/メタノール/水(I:7=2に固定した)。
ゲルをクーマシー・ブリリアント・プルーR−250(
バイオ・ラド)で染色またはアンプリファイ(アマーン
ヤム)中で浸漬し、真空下60℃で乾燥し、−70℃で
アマーシャムβマックスまたはコダックARエックス線
フイルムに暴露した。
免疫プロッティング 本質的に前記方法と同じ要領で蛋白質免疫プロツティン
グを行った[ウォーカー等、「ジャーナル・オブ・パイ
口ロジカル・メソッズJ(J . V irol.Me
thoas)、15、20+−II.1987]。電気
プロット法により、蛋白質をポリアクリルアミド・ゲル
からニトロセルロース紙に移動させた。
ニトロセルロースを3%ゼラチンでブロックし、モノク
ローナル・マウスIgG,次いでビオチニル化ひつじ抗
マウスIgG(アマーンヤム)および1%ゼラチン中ビ
オチンーストレプトアビジンペルオキシダーゼ複合体(
アマーシャム)で処理した。基質4−クロローl−ナフ
トール(バイオ・ラド)を用いて免疫プロットを展開し
た。
漿果 BEPをt,−[35S]一メチオニンで標識し、前記
と同様に、しよ塘中レートゾーンおよび平衡密度勾配遠
心分離により感染BHK−21細胞リゼイトから精製し
た。精製ウィルス試料をSDS−PAGEおよび蛍光写
真法により分析した。5Nの蛋白質(1 8 0Kd,
 8 1Kd, 5 2Kd, 4 3Kdおよび29
Kd)が精製ビリオンにおいて検出された(第l図b)
。また、レート・ゾーン勾配のゆっくりと沈澱している
非感染性ピークから集められた切頭状欠損干渉性粒子は
、5種のウィルス蛋白質を含んでいたが、29Kd蛋白
質の相対比率は感染性ビリオンにおける場合よりも少な
かった(第1図C)。また、クーマンー・ブルーで染色
したSDSゲルにおいて5種のビリオン蛋白質が検出さ
れた。これはまた、[3SA担体蛋白質の残基を示すも
のであった(第1図a)。
BEFビリオン糖蛋白質 ビリオン糖蛋白質を同定するため、BEFを[3H]一
グルコサミンで標識し、感染細胞リゼイトから精製し、
上記と同様SDS−PAGEおよび蛍光写真法により分
析した。[3H]一グルコサミンは、主として81Kd
蛋白質に取り込まれた(第l図d)。また、43Kd蛋
白質の領域では3つの弱い糖蛋白質帯が検出され、L 
 [3SSF−メチオニン標識ウィルスを精査した結果
、これらの糖蛋白質帯がビリオンの小成分として存在し
ていることが確認された(第1図b)。免疫プロット分
析により、81k糖蛋白質に対する3つの小さな帯の関
係を調べた。SDS−PAGEにより勾配精製BEFを
分画し、電気プロッティングによりニトロセルロース紙
に移動させ、BEFモノクローナル抗体DBSによりブ
ローブした。モノクローナル抗体は81Kd蛋白質およ
び43Kd領域における3つの小さな帯の両方と反応し
(第l図e)、前述の小さな帯が81Kd蛋白質上に存
在するエピトープを含むことを示した。試験されたBE
Fの全標本において小さな帯が検出され、これらは精製
中におけるプロテアーゼ阻害剤PMSPおよびEDTA
の使用により排除されなかった。
BEFビリオン燐蛋白質 ビリオン燐蛋白質を同定するため、BEFを、[3 t
 p ]一オルトホスフエートで標識し、感染細胞リゼ
イトから精製し、上記と同様SDS−PAGEおよびオ
ートラジオグラフィーにより分析した。
燐酸標識は52Kdおよび29Kdビリオン蛋白質にお
いて検出された(第2図)。52Kd蛋白質は、小さな
燐蛋白質よりもさらに強く標識された。また、燐酸化物
質の2つの高分子量帯が検出された(A%B1第2図)
。これらは、サイズの点で同定されたビリオン蛋白質と
一致せず、完全な欠損ウィルスRNAを表すとは思われ
なかった。
BEFビリオンのデタージェント崩壊 t,  [36s]一メチオニン標識BEFを前記と同
様感染細胞リゼイトから精製し、室瓜で20分間500
ミリモルのNaClの存在および非存在下0.2%トリ
トンX−100(デタージェント/蛋白質比= 1 7
.4)により処理した。次いで、処理試料および非処理
対照を超遠心分離により清澄化し、SDS−PAGEお
よび蛍光写真法により可溶性および不溶性フラクション
を分析した(第3図)。
0.2%トリトンX− 1 0 0単独で処理すると、
81Kd蛋白質の約75%が溶けた。他のビリオン蛋白
質は沈澱粒子と共に残った。500ミリモルNaClの
存在下では、81Kd蛋白質は完全に溶解した。さらに
、1 8 0Kd,4 3Kdおよび29Kd蛋白質の
大部分がビリオンから放出された。
52Kd蛋白質は沈澱しているヌクレ才カプンド・フラ
クションと共に残存した。
BEFウィルス感染細胞において合戊された蛋可異 BHK−21細胞を、10pfu/細胞の増殖率でBE
F’により模擬感染または感染させた。感染の6時問お
よび8時間後並びにその後4時間間隔で、細胞を30分
間t,  [35s]一メチオニンにより標識し、採取
し、前記と同様SDS−PAGEおよび蛍光写真法によ
り分析した。まず、細胞変性作用の早期段階で感染の1
2時間後にウィルス蛋白質合吠が検出され、感染の28
時間後までには完全になった(第4図)。細胞蛋白質合
成の阻害割合は、感染l6時間後のウィルス蛋白質合成
の最大割合と一致した。BEF感染細胞において5種の
蛋白質が誘導され、これらは180Kd,8lKd,5
2Kd,43Kdおよび29Kdビリ才ン蛋白質と対応
していた。糖蛋白質は二重の帯として現れ、81Kdビ
リ才ン蛋白質よりも僅かに速くゲル中を移動した(77
Kdおよび79Kd帯)。
ウィルス蛋白質の合成割合は、ビリオンにおけるそれら
の相対比率と類似していたが、ただし、43Kd蛋白質
は感染細胞において比較的多量に存在していた。
ベリマー・ウィルス感染細胞において合成された蛋白質 Bl−IK−21細胞を、10pfu/細胞の増殖率で
ヘリマー・ウィルスにより模擬感染または感染させー、
L−4355]一メチオニンでパルス標識し、感染後時
々採取し、BEFに関する記載と同様SDS−PAGE
および蛍光写真広により分析した。
ヘリマー・ウィルスは、同じ増殖率の感染においてBE
Fよりも細胞蛋白質合成阻害の点で効率的ではなかった
。感染12時間後からウィルス誘導蛋白質が検出された
(第5図)。5種のベリマー・ウィルス蛋白質が検出さ
れ、そのうち3種は180Kd、52Kdおよび29K
dBEF蛋白質と同じ分子量であった。ベリマー・ウィ
ルス感染細胞における糖蛋白質は二重の帯として存在し
、下方の帯は、BEF糖蛋白質の二重の帯の場合よりも
僅かに速<(75Kd)SDSゲル中を移動した。
ベリマー・ウィルス感染細胞における40Kd蛋白質は
、43KdBEF蛋白質に対応すると思われた。
BEF糖蛋白質の生合成 BEF糖蛋白質の合成における細胞内前駆体および中間
体を調べた。BHK−21細胞を、10pfu/細胞の
増殖率でBEF’により模擬感染または感染させた。感
染の12時間後、0,3μg/212アクチノマイシン
Dを含むメヂオニン不含有培地で細胞を処理した。感染
の16時間後、細胞をIO分間同培地中で100μCi
/岬のt,  [35s]メチオニンによりパルス標識
し、次いでl m9/mQのメチオニノを含む培地によ
りチェイスした。
標識後時々、細胞を採取し、上記と同様SDSPAGE
および蛍光写真法により分析した。結果を第6図に示す
。パルス標識直後に2つの細胞内糖蛋白質帯(77Kd
および79Kd)が検出された。
ヂエイス期間の最初の30分間、これらの帯において殆
ど変化は無かった。標識の1時間後までに、77Kd形
態は存在せず、79Kd形態はあまり顕昔ではなく、8
1Kdおよび90Kdにおいてさらに拡散した帯が現れ
た。2時間後およびさらに後の時点で、81Kdおよび
90Kd形態のみが検出された。81Kdの帯はビリオ
ン糖蛋白質と似ており、感染細胞から除去されると思わ
れた。90KdlM蛋白質は、感染細胞において81K
d形態と同様の量で現れたが、BEFビリオンにおいて
は検出されなかった。
N一結合オリゴサッカリド構造をもたない細胞内糖蛋白
質前駆体を同定するため、BEF感染細胞を、!μy/
xQのツニカマイシンの存在下、上記と同tJIL−[
”S]一メチオニンにより10分間パルス標識し、ツニ
カマイシンおよび!*9/*eメチオニンを含む培地に
よりチェイスした。67Kdおよび71Kdにおいて2
つの糖蛋白質前駆体が検出された(第7図)。ツニカマ
イシンの存在下でのメチオニン・チェイスの結果、標識
6時間後以内に2つの帯における標識のパターンはほと
んど変化しなかった。ツニカマイシンの存在下、細胞を
D−[6−38]一グルコサミンにより1時間標識し、
グルコースを多量に含む培地によりチェイスするという
手順で似た実験を行った。67Kdおよび71Kd形態
への標識の取り込みの証拠は無かった。
蓄積されたウィルス糖蛋白質を同定するため、BHK−
21細胞を、IOpru/細胞の増殖率でBEF’ウィ
ルスにより感染させ、感染の16時間後D−[6−’H
]一グルコサミンにより1時間標識した。次いで、IO
yg/xQグルコースを含む培地により細胞をチェイス
した。パルス標識後時々、細胞を採取し、上述のSDS
−PAGEおよび蛍光写真法により分析した。2つの拡
散した糖蛋白質帯はパルス期間中終始明白であった。高
い方の分子量帯(90Kd)は、t,  46s]一メ
チオニンによるパルス標識の1時間後に感染細胞で検出
されたものと同一であると思われた(第8図)。低い方
の帯は、標識期間直後には77Kd、79Kdおよび8
1Kd蛋白質を含むと思われたが、30分間のチェイス
後には、81Kd成分しか残っていなかった。標識期間
の8時間後以内では81Kdおよび90Kd帯が感染細
胞に残存していた。
BEF蛋白質の機能帰属 BEFウィルス蛋白質について、それらのサイズ、相対
数度および他の特性に従い、狂犬病ウィルスおよび他の
ラブドウィルスの場合に対応する機能を割り当てた(第
1表)。分子量およびデタージェント耐性コア粒子の随
伴を考慮すると、180 KdI3 E r;’蛋白質
はラプドウィルス・ポリメラーゼ(L)に対応する。8
1Kdビリオン表面糖蛋白質(G)は、ビリオンにおけ
ろD−[6−3H]グルコサミンの取り込み、感染細胞
におけるツニカマイシン感受性および精製ビリオンのデ
タージェント可溶性エンベローブ・フラクションの随伴
により明らかに同定される。52KdBEF蛋白質は、
狂犬病ウィルス核蛋白質(N)に対応すると思われる。
狂犬病N蛋白質と同様、52Kd蛋白質は、燐酸化され
、デタージェントおよび塩耐性コア粒子を随伴し、ビリ
才ンおよびビリオン感染細胞において最も多量に存在す
る成分である。残りの2種のBEF蛋白質(43Kdお
よび29Kd)は、ビリオンをデタージェントおよび塩
で処理することにより部分的に可溶化され、狂犬病ウィ
ルスの膜関連M1およびM,蛋白質に類似していると思
われる。43KdBEP蛋白質は、ビリオンよりも感染
細胞の方に比較的多く存在し、狂犬病M,蛋白質に対応
すると思われる。29KdBEF蛋白質は、狂犬病マト
リックス蛋白質(M,)と似た分子量の主要ビリ才ン成
分である。しかしながら、狂犬病ウィルスとは異なり、
BEFでは、M1蛋白質ではなくマトリックス蛋白質(
M,)が燐酸化されている。BEF感染細胞において検
出された非構造的糖蛋白質の90Kd成熟形態はG  
と命NS 名された。
也辻 ラブドビリダエ(Rhabdov i r idae)
科におけるうし滝行熱ウィルスの種類は、それが、42
81本鎖RNAゲノムを含む弾丸状ビリ才ン、並びに水
ほう性口内炎ウィルス(VSV)および狂犬病ウィルス
と似た分子量の蛋白質を有することに基づいて確立され
た[マーフィー等、「アルヒーフ・フユール・ディー・
ゲザムテ・フィルスフォルシュングJ(Archiv 
fur die gesamte Virusfors
chung)、36、234−239(1 972)、
デラボルタおよびブラウン、+9791。しかしながら
、他のラブドウィルスとは異なり、BEFは、6Nのビ
リオン蛋白質を含むことが報告された。この構造は、こ
のウィルスが狂犬病ウィルスおよびVSVとは別の属に
含まれることを示唆した[デラボルタおよびブラウン、
「ジャーナル・オブ・ジエネラル・パイロロジーJCJ
 . Gen. V irol.)、44、99−11
2、1979]。
この発明では、うし流行熱ウィルスの蛋白質を再検討し
、狂犬病ウィルスの場合と似た構造を同定した。感染性
BEFビリオンおよびBEF感染細胞において5種の蛋
白質が検出された。また、密接に関連した血清型のベリ
マー・ウィルスにより感染した細胞では、5種のウィル
ス誘導蛋白質が検出された。BEFについては、サイズ
、相対数度、デタージェント溶解性および翻訳後修飾に
従って、蛋白質を’L(1 8 0 Kd)、G(81
Kd)、N(52Kd)、M.(4 3 Kd)お上び
M,(29Kd)として割り当てた。デラボルタおよび
ブラウン(l979)は、BEF蛋白質について顕著に
異なる分子量を報告した。それらの推定値は、一次蛋白
質標準は参考にせず、狂犬病およびVSv蛋白質との比
較により得られた。狂犬病およびVsV蛋白質の代わり
にさらに近い分子量推定値を用いることにより[ザイデ
ス等、「ジャーナル・オブ・パイ口ロジーJ(J. V
iro1.)、29、+226−1228、l979、
ウンナー等、「イミュノヶミストリー・オブ・パイラシ
ーズJ(lmIIlunochemisLryofVi
ruses)]、367−368、エルセビア・プレス
、1985]、彼等のデータから我々の推定値との近い
相関関係を得ることができる。デラボルタおよびブラウ
ン(1979)により報告された第6のビリオン蛋白質
は、SDS−PAGEにおいて狂犬病ウィルスM.蛋白
質(37Kd)と共に移動する小成分であった。我々は
幾つかのウィルス標本から似たサイズの蛋白質を検出し
たが、これらはさらに精製することにより除去され、ウ
ィルス感染性に関して本質的なものではなかった。この
サイズのウィルス蛋白質はBEF感染細胞からは検出さ
れなかった。
BEFビリオンから検出された2Flの燐蛋白質(Nお
よびM,)は、デラボルタおよびブラウン(1979)
により以前に報告されたものと一致した。
狂犬病ウィルスでは、NおよびM,I白質は燐酸化され
ている[ソコル等、「ジャーナル・オブ・ジェネラル・
パイロロジーJ(J , Gen. V irol.)
、24、433−445、l974、ディーツショール
ド等、「バイaoジー」(Virology)、98、
6375、1979]。ベシクロウィルス(vesic
uloviruses)では、NSおよびM蛋白質の燐
酸化が報告されている〔ソコル等、l974、前出、イ
ンプラムおよびワグナー、「ジャーナル・オブ・バイo
oジーJ(J . V iro1.)、+3、+13−
124、1974]。VSV NS蛋白質の燐酸化は、
ウィルス転写の調節において重要な役割を有すると思わ
れ[スー等、「ジャーナル・オブ・パイ口ロジーJ(J
 .  V iro1.)、工主、104−112、I
982]、狂犬病ウィルスでは、M1蛋白質は機能的に
類似していると仮定された[コックス等、「ザ・レブリ
ケーション・オブ・ネガティブ・ストランド・バイラシ
ーズJ(The Replication or Ne
gative Strand Viruses)、63
9−645、エルセビア・プレス、+9813。BEF
  M.蛋白質の低レベルの燐酸化はこの試験からは検
出されな゜かった可能性がある。
BEF’の8夏KdG蛋白質は、[3H〕−グルコサミ
ン標識およびビリオンのデタージェント崩壊により同定
された。精製ビリオンの小戊分として見出されたBEF
  G蛋白質のフラグメントは、グリコシル化され、G
蛋白質中和モノクローナル抗体を結合していた。これら
のフラグメントは一貫して精製ビリオンにおいて見出さ
れたが、BEF感染細胞からは検出されなかった。幾つ
かのマイナス鎖ウィルスの場合、ビリオン糖蛋白質の蛋
白質加水分解的開裂が感染に不可欠なこともあるが[オ
ーベルおよびノルビー、「イミュノケミストリー・オブ
・パイラシーズJ(Immunoche+sistry
 or Viruses)、241−264、エルセビ
ア・プレス、1 9 8 5]、BEFビリオンから検
出された糖蛋白質フラグメントが感染において本質的役
割を有するか否かはまだ確かではない。
BEP感染細胞では、2つの異なる形態の糖蛋白質が検
出された。ツニカマイシン処理細胞からは非グリコシル
化67Kdおよび71Kd前駆体が検出された。ツニカ
マイシンの非存在下での短い放射性標識期間中、N一結
合コア・オリゴサッカリドを含む77Kdおよび79K
d糖蛋白質が形成された。その後、これらは、成熟ウィ
ルス糖蛋白質を表すと思われる81Kdおよび90Kd
生成物に修飾された。成熟糖蛋白質の出現の遅れは、V
SVの場合、ゴルジ体への輸送が完全なオリゴサッカリ
ドの形成に必要とされることを示唆している[ツィルバ
ースタイン等、コールド・スプリング・ハーバー・シン
ボノア・オン・クオンテイティブ・バイオロジー(Co
ld Spring Harbour Symp. Q
uant. Bio1.)、46、785−795、1
 9 8 2]。81Kd成熟BEF糖蛋白質は、ビリ
オンG蛋白質と同等であると思われた。90Kd形態(
GN8)は感染細胞では同様の虫で蓄積されたが、ビリ
オンからは検出されなかった。
以前の報告は、CVS一狂犬病ウィルスのビリオンG蛋
白質が、同じペブチド地図を有するが炭化水素含有率の
異なる2つの形態に分離され得ることを示している[デ
ィーツショールド等、1979、iii出、コスレット
等、「ジャーナル・才ブ・ジェネラル・バイ00ジーJ
(J. Gen. Virol.)、49、 161−
180、 +980]。トルドおよびボッホE「バイラ
ス・リサーチJ(Virus Res.X補遣)、主、
20、+988]は、pv一狂犬病ウィルスに感染した
細胞から2つのGmRNAを検出した[トルドおよびボ
ッホ、1988、前出]。各々G蛋白質暗号化配列を含
むが、長い方は、GL遺伝子間領域中へ約350ヌクレ
オチド伸びている[トデ才等、「プロシーディングス・
才ブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシ
ーズ・オブ・ザ・ユー・エス・エイj(Proc. N
atl.AcM.Sci.USA)、83、3914−
18、1986]。この転写物が感染細胞において通常
のG終止コドンを越えて翻訳されるか否かは測定されて
いないが、異なるリーディング・フレームにおいて別の
終止コρンが同定されている(トルド等、1986、前
出)。BEF G蛋白質の2つの形態は、各々免疫プロ
ットにおいて異なるモノクローナル抗体と反応するため
、異なる暗号化配列を含むと思われる。ツニカマイシン
処理細胞において[3H]一グルコサミンにより標識さ
れ得なかった2つの安定した前駆体ポリペブチドの存在
は、これら2つの形態が独立して翻訳されることを示す
。しかしながら、各形態のペプチド地図は、異なる構造
配列の存在を明白に確立するのに必要とされる。G蛋白
質遺伝子の最後における穏やかな終止シグナルの存在は
、狂犬病ウィルス(Lyssavirus)属にBEF
が含まれることと一致するゲノム戦略のさらに別の証拠
を提供する。
表 BEFウィルス蛋白質の分子量および特性α王量 機能
割当 作置    翻訳後修飾18000O   L 
   コア関連900006NS  非構造的  グリ
コシル化gtooo   c    エンベローブグリ
コシル化52000   N   コア    燐酸化
43000   M,   コア関連 29000   Mt   コア関連  燐酸化(図面
の説明) 第1図.沈降速度および平衡密度勾配遠心分離により感
染細胞培養肢から精製されたBEFビリオンおよびDI
粒子における蛋白質のSDS−ポリアクリルアミドゲル
電気泳動。クーマシー・ブルーにより染色されたビリオ
ン蛋白質(a)。感染中L−[”S]一メチオニンによ
り標識されたビリオン蛋白質のフル才ログラム(b)。
感染中L−[35S]一メチオニンにより標識されたD
I粒子蛋白質のフルオログラム(c)。感染中D−[6
−’H]−グルコサミンにより標識されたビリオン蛋白
質のフルオログラム(d)。BEF中和モノクローナル
抗体DBSにより染色されたビリオン蛋白質の免疫プロ
ット(e)。
第2図.感染中t,  [35S]一メチオニン(a)
および[3tp]一才ルトホスフェート(b)により標
識され、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動によ
り分離されたBEFビリオ.ン蛋白質のフルオログラム
第3図.BEFビリオンのデタージェント崩壊。
BEFを感染中t,  [36S]一メチオニンにより
標識し、感染細胞培養液(a)から精製した。ビリオン
を、室温で20分間NTEQ衝液(bおよびC)、Na
Cll衝岐中0.2%トリトンX−100(dおよびe
)またはNTEII衝液中0,2%トリトンX一100
および500ミリ・モルNaC1(fおよびg)により
処理し、水上で冷やし、4℃で20分間70 0 0 
0 rpmで超遠心分離を行った(ベックマンTLA 
I O Oローター)。SDS−PAGEおよび蛍光写
真法により、可溶性(b, dおよびr)および不溶性
(c, eおよびg)フラクションを分析した。
第4図.BEF感染BHK−21細胞において合成され
た蛋白質。細胞をBEFにより模擬感染(C)または感
染させ、図示されている通り感染の6、8、I2、l6
、20、24および28時間後にt,  [35S]一
メチオニンにより30分間標識し、採取し、SDS−P
AGEおよび蛍光写真法により分析した。誘導された蛋
白質を精製ビリ才ンの場合(V)と比較した。
第5図.ベリマー感染BHK−21細胞において合成さ
れた蛋白質。細胞をベリマー・ウィルスにより模擬感染
(C)または感染させ、示されている通り感染の6、8
、12、!6、20、24、28および32時間後にL
[3Ss]一メチオニンにより30分間標識し、採取し
、SDS−PAGEおよび蛍光写真法により分析した。
第6図.BEF感染BHK−21細胞における糖蛋白質
の成熟。細胞をBEFにより模擬感染(C)または感染
させ、感染の16時間後L−[”S]一メチオニンによ
り10分間パルス標識した。標識後、感染細胞を直ちに
採取するか(0)、または10分(1 0)、20分(
20)、60分(60)、2時間(2)、4時間(4)
および6時間(6)、過剰の非標識メチオニンによりチ
ェイスし、採取し、SDS−PAGEおよび蛍光写真法
により分析した。
ウィルス誘導蛋白質をビリオン蛋白質(V)と比較した
第7図.BEF感染BHK−21細胞におけるN一結合
糖蛋白質のツニカマイシンー阻害。細胞をBEFにより
模擬感染(C)または感染させ、感染のl6時間後ツニ
カマイシンの存在(T十)または非存在(T一)下、t
,  [3Ss]一メチオニンによりIO分間パルス標
識した。標識後、10分(10)、20分(20)、3
0分(30)、60分(60)、2時間(2)および6
時間(6)、過剰の非標識メチオニンによりツニカマイ
シン処理感染細胞をチェイスした。細胞を採取し、SD
S−PAGEおよび蛍光写真法により分析した。ウィル
ス誘導蛋白質をビリオン蛋白質(V)と比較した。
第8図.BEF感染BHK−21細胞において合成され
た糖蛋白質。細胞をBEPにより模擬感染(C)または
感染させ、感染の!6時間後D−[6’H]一グルコサ
ミンにより1時間パルス標識した。標識後、感染細胞を
直ちに採取するか(0)、またはIO分(lO)、20
分(20)、30分(30)および60分(60)間、
過剰のグルコースによりチェイスした。細胞を採取し、
SDS−PAGEおよび蛍光写真法により分析した。ウ
ィルス誘導蛋白質をt,  [35s]一メチオニン標
識ビリオン蛋白質(V)と比較した。
ワクヂン製造用の原材料および方法 ウィルス BEP味BB7721は、■968年にオーストラリア
のチャーターズ・タヮーズで感染した動物の血液から単
離された(ドハーティ一等、!968、前出)。子牛で
2u代および乳のみマウスで6u代後、細胞培養に適合
させた府記ウィルスからワクチンを製這した。細胞培養
への適合には、ブラーク・クローニング前にBHK−2
1細胞において2l継代、ベロ細胞において3回および
BHK−21細胞においてさらにfu代を要した。
ビルレント攻撃ウィルス(BEpiBB7 7 2 +
)を牛において8回継代させた。
査生 約18−24月令の4頭の雌ヘレフオード牛を接種試験
中保護下で家畜小屋に閉じ込め、攻撃期間中防虫収容施
設に移した。
細胞培養およびウィルスの生長 850Gがローラー・フラスコ中、lO%牛胎児血清、
IOOU,’o2ペニシリンおよび100μ9/m(l
のストレプトマイシンを浦ったl640培地において3
7℃でBl−IK−21細胞を生長させた。I3HK−
21細胞の全面単層を0 . 5 pru/細胞の増殖
率でBEFにより感染させ、37℃で60分間インキユ
ベーションした。接種物を除去し、28ミリモルHEP
ES%0.1%牛血清アルブミン(B S A)、I 
0 0 Ulm&のべニンリンおよび100μg/mQ
のストレプトマイシンを含むl640培地と置き換えた
。感染の約24時間後に充分な細胞変性作用が細胞単層
において囮察されたとき、ウィルスを含む細胞培養肢を
採取した。
ウィルス精製 前述の通り、感染細胞培養岐からウィルスを精製した。
感染細胞培養上清を30分間1000orpmで遠心分
離(ベックマンJA−10ローター)することにより、
細胞屑を除去した。ウィルスが90分間3 2 0 0
 0 rpmで上清から沈澱し(コント口ンTF’T4
 5.94ローター)、これを小容気の120ミリモル
NaCl,1.2ミリモルE D T A ,O l%
BSA,0.1ミリモルPMSF,12ミリモルのトリ
スーHCI(+)H7.6XNTE/BSA)に再吐濁
した。沈澱したウィルスを、NTE/BSA中15%−
60%(tv/ w) L ヨ糖勾配に適用し、z6時
間4 0 0 0 0 rpmで平衡密度に遠心分離し
た(コントロンTST55ローター)。ウィルス帯を2
倍容量のNTE/BSA中で希釈し、7 0 0 0 
0 rpmで10分間ウィルスを沈澱させた(ベックマ
ンTLA.100.3,ローター)。精製ウィルス沈澱
物をBSA不含有NTE緩衝液1x(lに再S!!!濁
した。
ワクチン製造 1xQのNTEI衝液中tso−3oogyのウィルス
蛋白質を含む精製BEF’ウィルスを、室温で20分間
1.0%トリトンX−[00で処理し、水上で冷却し、
4℃で20分間7 0 0 0 0 rpmで遠心分離
した(ベックマンTLA.I O 0.3,ローター)
。上清フラクシタンを集め、ワクチン抗原として使用し
た。沈澱物を1*QのNTE緩衝液に再懸濁し、分析用
に保存した。
以下、第l、第2および第3接種実験に関する接種方法
について記載する。
第1接種実験 0,7および35日目、注射前に1xQのキノレA( 
l u/z&)アジュバントと混合した新鮮な精製ワク
チン抗原5−10μ9により、3頭の牛に皮下接種を行
った。■頭の対照牛には!村のキルAのみを注射した。
45日目、全部の牛にIRQの攻撃ウィルスにより静脈
内接種を行った。接種後、動物を8時間間隔で攻撃に対
するそれらの臨床的および血iff学的応答についてモ
ニターした。
第2接種実験 0、7および36日目、−20℃で5週間以下の間佇蔵
されていたM製ワクチン抗原5−10μ9により4頭の
牛に皮下接種を行った。接種直前、抗原をla+(lの
キルA ( lm9/ x(!)アジュバントと混合し
た。4頭の対照牛にはItxQのキルAのみを注射した
46日目、IIl(の攻撃ウィルスにより全部の牛に静
脈内接種を行い、第l接種実験の場合と同様、それらの
臨床的および血清学的応答に関してモニターした。
第3接種実験 0、7および36日目、6頭の牛に対し、8μg(2頭
の牛)、0.8μ9(2頭の牛)および0.08μg(
2頭の牛)の貯蔵精製ワクチン抗原により皮下接種を行
った。接種直前、各抗原をlm(lのキルA(11N9
/x&)アジユバントと混合した。2頭の対照牛にはI
y(lのキルAのみを注射した。46日目にIjl(!
の攻撃ウィルスを牛に接種し、上記と同様モニターした
SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動4%スクッキ
ング・ゲルでオーバーレイ(被覆)したlO%SDS−
ポリアクリルアミドゲルにおいて電気泳動を行った。レ
ムリ(1970年、前出)に従いゲルを製造し、前記と
同様垂直ミニゲルにおいて移動させた。
免疫プロッティング 本質的にウォーカー等(1987年、前出)による記載
と同様に蛋白質免疫プロッティングを行った。電気プロ
ット法[トービン等、「プロシーディングス・オプ・ザ
・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシーズ・オ
ブ・ザ・ユー・エス・エイj(Proc.  Natl
.  Acad.  Sci.  USA)、76、4
350−4354、l979コにより、蛋白質をポリア
クリルアミドゲルからニトロセルロース紙へ移動させた
。マウス腹水肢またはネズミモノクローナルIgGを用
いて検出するため、ニトロセルロースを3%ゼラチンで
プロックし、抗体、次いでl%ゼラヂン中ビオチニル化
ひつじ抗マウスIgG(アマージャム)およびビオチン
ストレプトアビジンーベルオキシダーゼ複合体(アマー
シャム)により処理した。うし血清中のBEF抗体を検
出するため、精製BEFを抗原として使用し、電気泳動
後5%低脂肪粉乳によりニトロセルロースをブロックし
た。うし抗体インキュベーノヨンは、5%低脂肪粉乳、
次いでl%ゼラチン中ビオチニル化抗うしIgG(KP
L)およびビオチンストレブトアビジンーベルオキシダ
ーゼ複合体(アマーシャム)において行なわれた。基質
4−クロロl−ナフトール(バイオ・ラド)を用いて、
免疫プロットを展開した。
遮断EL I SA 後述のモノクローナル抗体を用いたBEF糖蛋白質上の
抗原性部位のマッピングに記載された方法により、型特
異的BEP抗体の遮断EL I SAを行った。この遮
断ELrSA実験では、マッピング実験で使用される川
めのモノクローナル抗体の代わりに牛血清を使用した。
中和試験 以前、チビンスキーが「ベテリナリー・マイクロバイオ
ロジーJ(Veterinary Microbiol
ogy)、±3、l−9(1987)に記載した方法に
より、96−ウエルのマイクロタイター・プレートにお
いて微細中和試験を行った。
ウィルス単離 ウレン等、「ベテリナリー・マイクロバイオロジーJ(
Yet. Microbiol.X 1 9 8 9 
)により記載された方法に従い、一アエデス・アルボピ
クツス(Aedes albopictus)(c 6
 / 3 6 )セルラインを用いてEDTA一処理血
肢の軟膜分画からウィルスを単離した。
感染の血液学的パラメーター 攻撃後、直腸温度の変化について各動物をモニターし、
総白血球数を測定した。この時点で全血およびEDTA
一処理血夜を採取し、血清、血しようおよび軟膜分画と
して貯蔵した。
結果 ワクヂン抗原の分析 精製ウィルスをデタージェントで処理することにより、
接種実験用にBEF糖蛋白質を製造した。
SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動により、精製
ウィルスおよびトリトンx−too可濱性および不溶性
フラクションを分析した。勾配精製ウィルスは、5種の
ウィルス蛋白質(L,G,N、M1およびM!、第9図
a)を含んでいた。また、BSA担体蛋白質の残基も存
在したが、この調製物は、細胞蛋白質をほとんど含まな
かった。.デタージェント処理後、大部分のウィルス蛋
白質がデタージェント不溶性フラクションから検出され
た(第9図C)。糖蛋白質(G)およびBSA残基のみ
が、デタージェント可溶性ワクチン抗原に存在していた
(第9図b)。
中和性BEFモノクローナル抗体DBSを用いた免疫プ
ロツテイングにより、精製ウィルスからは糖蛋白質のみ
が検出された(第9図d)。糖蛋白質の大部分は、デタ
ージェント可溶性ワクチン・フラクション中へ放出され
た(第9図e)。低比率の糖蛋白質のみが不溶性の状態
であった(第9図『)デタージェント処理の前後にワク
チン抗原の感染性を測定した。勾配精製ウィルスは、9
 . 8 9og,。pfu/x(!のBEFを含んで
いた。デタージェント処理後、最低試験希釈率において
(1/200ノ O)、可溶性または不溶性フラクションのどちらからし
、感染性は検出されなかった。最低試験希釈率(4 .
 0 coglOprtt/lQ)において、ワクチン
抗原から感染性ウィルスは検出され得なかった。
接種実験 上記の要領で3つの接種実験を行った。第1の実験では
、ワクチン抗原として新たに調製した糖蛋白質(G蛋白
質)を使用した。第2の実験では、一20℃で貯蔵され
ていたG蛋白質を使用した。
第3の実験では、有効な防御に必要とされる量のG蛋白
質を試験した。接種および攻撃方法の詳細は、上記の関
連した接種方法に示されている。
接種実験! 動物の血清学的応答: 中和試験、遮断EL I SAおよび蛋白質免疫プロッ
ティングを用いて、精製糖蛋白質による接種およびビル
レント・ウィルスによる攻撃後の牛の血清学的応答をモ
ニターした。接種後毎週および攻撃後毎日、動物から採
血した。第2接種の1週間後、全動物から中和性抗体が
検出された(第lO図)。第3接種まで力価は中程度の
レベルのままであったが、その後、力価における2番目
の急激な上昇が起こった。攻撃後、接種した動物からは
顕著な変化は検出されなかった。非接種動物では、中和
性抗体は攻撃の7日後に初めて検出され、力価はその後
の試料において上昇し続けた。
中和性G蛋白質特異モノクローナル抗体DB5および1
2A5を用い、同じ血清において、遮断EL I SA
試験を行った。結果は、中和試験で得られたパターンと
似たパターンを示した(第11図)。第2および第3接
種後、阻害力価は増加したが、攻撃後、接種動物では増
加しなかった。DBS抗体に対する力価は、接種動物お
よび非接種対照の感染後の両方においてl 2A5抗体
に対する力価よりも高かった。
接種および攻撃後の血清において蛋白質免疫プロットを
行った。接種動物では、攻撃の前後にG蛋白質抗体のみ
が検出された。G蛋白質の着色強度は、中和性および遮
断抗体の力価と平行していた。非接種動物では、G蛋白
質およびM蛋白質抗体の両方が攻撃後に検出された。
攻撃に対する臨床的応答: 攻撃後、非接種動物は重い流行熱の典型的症状を示した
。3日目に直m温度は41’Cに上昇し、36時間高い
状態のままであった。他の症状としては、ひどい鼻汁、
硬直、震えを伴うこぶ胃アトニーおよび衰弱が蜆察され
た。絶対的リンパ球減少症を含む白血球減少症および相
対的好中球増加症は体瓜上昇を伴った。また、血しよう
フイブリノゲンの典型的上昇も観察された。
接種動物の中で、BEF感染の何等かの臨床的または血
肢学的兆候を示した動物は無かった。しかしながら、攻
撃の4−6日後、全部の牛に単球増加症が現れた。
ウィルス単離: ウィルス単離用として、攻撃後8時間間隔で全動物から
血しょうを集めた。結果を第12図に示す。感染の56
時間〜104時間後、非接種動物からウィルスを回収し
た。接種動物の中でウィルスの証拠を示すものは無かっ
た。
貯蔵糖蛋白質による接種およびビルレント・ウィルスに
よる攻撃後の牛の血清学的応答を、G蛋白質特異的モノ
クローナル抗体DBSを用いた遮断ELISA試験によ
りモニターした(第13図)。
実験1の場合と同様、全接種動物において、第2および
第3接種後に強い抗体応答が現れたが、攻撃後の接種動
物には現れなかった。非接種対照牛では、攻撃の1週間
後に抗体力価の急速な増加が生じた。
攻撃に対する臨床的応答: 攻撃後、全ての非接種対照動物は臨床的流行熱を発現し
た。全動物において直腸温度が持続的に上昇した。他の
臨床的兆候は実験lの場合と同様であった。接種動物の
中で何等かのBEP感染の臨床的または血液学的兆候を
示したものは無かった。
ウィルス単離: 攻撃後8時間間隔で全動物から血しょうを集めた。攻撃
の56−136時間後、全非接種対照動物からウィルス
を回収した。攻撃の0−208時間後、接種動物からは
ウィルスは回収されなかった。
G蛋白質特異的モノクローナル抗体DBSを用いた遮断
ELI SA試験jこより、3投与濃度(8μg、0,
8μ9および0.08μg)の精製糖蛋白質による接種
お上びビルレント・ウィルスによる攻撃後の牛の血清学
的応答をモニターした(第14図)。8μ1のG蛋白質
により接種された2頭の牛は、第2および第3接種後に
強い抗体応答を示した。0.8μ9のG蛋白質による接
種を受けた2動物のうち、一方には第2接種後に強い抗
体応答が現れたが、他方の牛は第3接種まで低レベルの
抗体を示した。0.08μ9のG蛋白質による接種を受
けた2動物のうち、一方には第3接種後に抗体が現れた
が、他方には攻撃時点まで検出可能な抗体力価は現れな
かった。攻撃後、8μ9および0,8μ9のG蛋白質を
接種された動物では抗体力価は高い状態のままであった
。0.08μ9のG蛋白質を接種されたl動物は、抗体
の増加が検出される前に臨床的BEFのため死亡した(
下記参照)。
0.08μ2のG蛋白質を接種された他の動物および2
非接種対照動物には、攻撃後に増加中の抗体力価が現れ
た。
攻撃後、8μgおよび0.8μ9のG蛋白質を接種され
た動物は全て、BEFの臨床的または血肢学的兆候を一
切示さずに生存していた。0.08μ9のG蛋白質を接
種された動物は、両方とも流行熱の典型的な臨床的およ
び血液学的兆候を発現し、これらのうち一方は死亡した
。非接種対照動物は、実験lの記載と同様に両方とも流
行熱の典型的な臨床的および血液学的兆候を発現した。
接種実験の要約 精製G蛋白質による接種およびビルレントBEFウィル
スによる攻撃後の全動物の応答を第1表に要約する。合
計9動物に5−lOμ9のG蛋白質による接種を行った
結果、全て、臨床的または亜臨床的BEP感染の証拠を
示さずに攻撃後も生存していた。2動物に0.8μ9の
G蛋白質を接種した結果、各々攻撃後にBEF感染の証
拠を示さなかった。0.08μ9のG蛋白質を接種され
た2動物は、各々攻撃後に臨床的BEFを発現し、これ
らのうち一方は流行熱により死亡した。また、7非接種
対照動物は全て、臨床的流行熱の典型的症状を発現した
これらの結果は、0.8μgまたはそれ以上の精製G蛋
白質を適当なアジュバントと共に皮下投与することによ
り、動物が、ビルレント流行熱ウィルスによる実験的攻
撃から有効に防御され得ることを示す。
(図面の説明) 第9図.トリトンX−100で精製BEFを処理するこ
とにより可溶性糖蛋白質ワクチンが生成される。感染細
胞培養液からBEFウィルスを精製し(aおよびd)、
室温で20分間1%トリトンX−100により処理し、
水上で冷却し、4℃で20分間7 0 0 0 0 r
p+sで遠心分離した。上清フラクンヨンを集め、ワク
チン抗原として使用した(bおよびe)。沈澱したフラ
クション(Cおよび『)を同容量の緩衝液に再懸濁した
。フラクションを、SDS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動により分析し、クーマシー・ブリリアント・ブル
ーにより染色するか(a, bおよびC)、またはG蛋
白質特異的モノクローナル抗体DBSを用いて免疫プロ
ソトした(d, eおよびf)。
第lO図.接種および攻撃中、接種動物(D393、D
399およびD401)および非接種対照動物(D39
8)から集められた血清において中和試験を行った。血
清採血物lは第l接種前に採取され、採血物2−9は接
種後1週間間隔で採取された。採血物1 0−2 1は
、ビルレントBEFウィルスによる攻撃後8時間間隔で
採取さ−れた。
第11図.接種および攻撃中、接種動物(D393、D
399およびD4 0 1)および非接種対照動物(D
398)から集められた血清において遮断EL I S
A試験を行った。血清採血物!−21は、第10図にお
ける記載と同様に採取された。
示された通り、G蛋白質特異的中和性モノクローナル抗
体DBS(口)および12A5(■)を用いて遮断EL
I SA試験を行った。また、各血清に関する中和試験
力価も示されている(・・・)。
第12図,ビルレントBEPウィルスによる攻撃.後、
接種動物(D 3 9 3、D399およびD40K)
および非接種対照動物(D398)から集められた白血
球フラクションからのウィルス単離。(+)は陽性BE
Fウィルス単離を示し、(−)は、ウィルスが試料から
単離されなかったことを示す。
第13図.0、7および36日目での接種および46日
目での攻撃後の接種動物699、700、701および
702並びに非接種対照動物703、705、712お
よび720におけるG蛋白質抗体に関する遮断EL[S
A試験。実験2一佇蔵されたG蛋白質。
第14図.9、7および36日目での接種および46日
目での攻撃後の接種動物24、28(8μg)、26、
30(0.8μg)および23、25(0,08μg)
並びに非接種対照動物27、29におけるG蛋白質抗体
に関する遮断EL I SA試験。
実験3一用量応答。
BEFウィルスのG%M1、M,およびN蛋白質に対し
て32のモノクローナル抗体を製造した。
きっ抗的結合EL I SAにより、G蛋白質上の少な
くとも3つの抗原部位に13の中和性モノクローナル抗
体を割り当てた。3種のBEFウィルス株および3種の
BEF関連ウィルスを用いた中和試験および免疫蛍光検
定は、異なる供給源からのBEF株は同一ではないこと
、および免疫蛍光検定法において主に交差反応性に関与
する蛋白質はM,蛋白質であることを示した。マウスに
おける受動防御試験は、中和力価および攻撃に対する抵
抗性の間の相関関係を示した。
上述のG蛋白質は、ビリオン表面上に突出物を形成し、
トリプシンまたは非イオン性デタージェントにより除去
され得るN−グリコシル化膜蛋白質である。狂犬病の場
合、G蛋白質は、中和性抗体を産生させ、これと反応す
ると考えられる抗原である[ウィクター等、「ジャーナ
ル・オブ・イミュノロジーJ(J. la+aiuno
1.)、1101269−276(+973))。ウィ
ルス中和性モノクローナル抗体を用いた狂犬病ウィルス
に関する研究により、CVS−11株の糖蛋白質におけ
る少なくとも3つの抗原性部位およびERA株における
5つの抗原性部位に関する証拠が提供されたEラフォン
等、「ジャーナル・オブ・ジェネラル・パイロロジー」
(J. Gen. Viro1.)、64、843−5
1(1983)]。ピットマンームーア株の追加部位は
、ゾンショーテン等[「ジャーナル・オプ・ジェネラル
・バイ0ロジーJ(J. Gen. Virol.)、
70、29+−298(1989)]により記載された
。この実験では、13の中和性モノクローナル抗体の特
性検定を行ない、きっ抗的結合検定に基づいてそれらを
BEF G蛋白質上の抗原性部位に割り当て、マウスの
受動防御における中和性抗体の役割を立証した。3種の
BEF株および3種のBEF’関連ウィルスについて、
4つのBEF蛋白質に対する中和性および非中和性モノ
クローナル抗体の交差反応性を調べた。
感染牛の血液から採取されマウスにおいて単離された、
BEFウィルスのf3B7721味(ドハーティー等、
1968)を、モノクローナル抗体の製造および試験に
使用した。蚊から採取されマウスにおいて単離された、
BEFウィルス株CSI RO4 2およびCSIRO
53[スタンドファースト等、「オーストラリアン・ベ
テリナリー・ジャーナルJ(Aust. Yet. J
.)、52、242、l976]、ベリマー(BRM)
ウィルス株DPP63、キンバリー(Kimberle
ySK I M)ウィルス株CSIl10368、およ
びアデレード・リバー(Adelaide River
, AR)ウィルス株DPP61を、健康な牛からのB
HK21組織培養物において単離した[ガード等、19
83、前記参照、ガード等、「オーストラリアン・ベテ
リナリー・ジャーナルJ(Aust. Yet. J 
.)、6 1,232(1 984)]。全ウィルスを
BHK2+細胞において増殖させ、ベロ細胞においてプ
ラーク精製した。
ねずみハイプリドーマの製造 2タイプの抗原を用いることにより、マウスにおいてB
EP抗体を産生させた。I)BEFウィルス感染させた
乳のみマウスの脳を、10%PBSuE液中でホモジネ
ートした。これを1000gて遠心分離し、上清を接種
物として使用した。
2)BEP抗原を上記と同様に製造し、次いでトリトン
X−100で処理することによりG蛋白質を除去し、7
 0 0 0 0 rpmでの遠心分離にかけ、G蛋白
質を殆どまたは全く含まない沈澱物を接種物として使用
した。成熟雄B A L B / cマウスに対し、B
EP抗原および等容量のフロインド完全アジュバントか
ら成る混合物065〜gの腹腔内注射を行った。1週間
後、フロインド不完全アジュバントを用いて同様の接種
を行い、次いで、アジュバントは使用せずにBEF抗原
0 . 5 m(lを用いて、その後2か月にわたって
4回の腹腔内注射を行った。最終注射の4日後、コーラ
ーおよびミルスタインの方法[「ヨーロビアン・ジャー
ナル・オブ・イミュノロジーj(Euro. J. l
mmunol.)、6、511−5 + 9(1 97
6)]に基づいた方法により融合を行った。BEF免疫
ひ臓細胞およびPIX63−Ag8−653ミエローマ
細胞間の融合[カーネイ等、「ジャーナル・オブ・イミ
ュノロジー」(J. Im+++uno1.)、123
、511−519、I979コは、75ミリモルHEP
ES(ベーリンガー・マンハイム)中PEG1500[
50%(w/v)]により誘導された。マウス腹腔内マ
クロファージを、24または96ウェルの組織培養プレ
ートにおける供給細胞層として使用した。免疫蛍光検定
法(rPA)を用いることにより、上清をBEF特異性
に関してスクリーニングし、限定希釈により陽性クロー
ンをサブクローン化した。プロデュール等による記載[
「ジャーナル・オプ・イミュノロジカル・メソツズJ(
J. lmmunol. Methods)、21、2
65−272(1 984)]に従い、0 . 3 x
Qのプリスタン(2.6,1 0.1 4−テトラメチ
ルペンタデカン)により1−3週間前にプライムしてお
いたBALB/c?ウスへl O”− 1 0’ハイブ
リッド細胞を腹腔内接種することにより、腹水液におけ
る高濃度のIgGが得られた。腹水液を清澄化し、56
℃で30分間加熱不活化し、−20℃で貯蔵した。
抗体試験 チビンスキーおよびザクルツエブスキーにより記載され
た[「ベテリナリー・マイクロバイオ口ノ−J(vet
.Microbiol. )、8、22+−235(+
983)]間接的IF’Aを用いて、ハイプリドーマ上
清をスクリーニングし、スライドの代わりに96ウエル
の平底組織培養プレートで使用するために修飾した。ベ
ロ細胞の単層に、500の50%組織培養感染用量のB
EFウィルスを接種した。
5%CO,の雰囲気中37℃で22時間のインキュベー
ンヨン後、プレートをPBS中50%アセトンでリンス
し、次いで!00μQ/ウェルのPBS中70%アセト
ンにより30分間固定した。フルオレセイン・イソチオ
シアナートーコンジュゲートうさぎ抗マウス免疫グロブ
リン(DAKO)を加え、37℃で30分間インキユベ
ーションし、PBSで洗浄した後、プレートを蛍光顕微
鏡により観察した。同様の方法で、他のウィルスに対す
る[FA抗体の存在が険出された。
非希釈ハイプリドーマ上清または2倍希釈液での腹水岐
を用い、+00の50%組織培P!感染用最の試験ウィ
ルスを加える、チビンスキー等により記載された方法[
「オーストラリアン・ベテリナリー・ジャーナルJ(A
ust. Yet. J.)、54、!−3(1 9 
7 8)]の修正法により、中和性試験を行った。ウエ
ルの50%においてウィルスを中和する腹水液の相互希
釈率として力価を表した。サルトレリ等「ジャーナル・
オブ・イミュノロジー」(j.Immuno1.)、9
6、676−682(1 965)並びにチビンスキー
およびザクルツェブスキー、「ベテリナリー・マイクロ
バイオ口ノーJ(Yet. Microbiol.)、
8、22 1−235(+ 983)による記載に従い
、交差中和性試験で使用するためのポリクローナル抗体
をマウスまたはウサギにおいて製造した。
アイソタイピング ウレアーゼ標識抗マウスFabコンジュゲートによりI
g重鎖および軽鎖を検出するマウス・モノクローナル・
アイソタイピング・キット(コモンウェルス・セーラム
・ラボラトリーズ、才一ストラリア)を用いて、抗体の
アイソタイピングを行った。
前記と同様の要領でSDS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動(SDS−PAGE)および蛋白質免疫プロツテ
ィングを行った。
免疫グロプリンの精製 DEAE−アフィゲル・ブルー(バイオ・ラド)を用い
た腹水液のアフィニティー・クロマトグラフィーにより
、モノクローナル抗体を精製した。
20ミリモルのトリスーMCI(pH7.2)における
塩勾配(0−150ミリモル)を用いて、rgGを選択
的に溶離した。SDS−PAGEおよびIFAによりL
gGピークからのフラクションを分折し、純枠なBEF
特異的1gGを含むフラクションをプールし、20ミリ
モルのトリスーHCI中50%グリセリンに対して透析
したディアフロ限外ろ過膜YMIO(アミコン)を用い
た限外ろ過により濃縮し、〜20℃で貯蔵した。バイオ
・ラドのガンマーグロプリン標準を用いる、レディンバ
ウフおよびキャンベル、「アナリティカル・バイ才ケミ
ストリーヨ(Ar+al. Biochet)、147
、144−147(1985)に記載された方法により
、IgGの濃度を評価した。
きっ抗的結合検定 精製モノクローナル抗体をIOOミリモルNaH C 
O ,(pH 8 . 2 )に対して透析し、約IR
g/*(IgGに希釈した。グレッチ等、「アナリティ
ヵル・バイオケミストリーj(Anal. Bioch
em.)、161、270−277(1 987)によ
る記載に従い、ノメチルスルホキシド中NHS−LCビ
オチン(ピアス・ケミカルズ)を加え、室温で2時間反
応させ、次イテ生成物をPBS中0.02%NaNzに
対して充分に透析し、4゜Cで貯蔵した。
上記遮断検定を実施する前、EL[SAプレートを、上
記に従い製造された勾配精製BEF抗,京により=I 
’Cで一夜被覆した。後続のインキュベーンヨンは全て
室温で行なわれた。まず、非結合部位を1%ゼラチンに
よりブロックし、次いで、プレートを最初のモノクロー
ナル抗体の希釈肢とインキユベーションし、次いで予め
定められた希釈率でビ才チニル化抗体を加え、1時間イ
ンキスヘーンヨンした。I/+000に希釈したストレ
ブトアピジン・ビオチニル化西洋わさびベルオキシダー
ゼ(アマーシャム)を加え、1時間インキユベーンヨン
し、次いで0.0 0 2%H.O,を含む堰質5−ア
ミノサリチル酸を加えた。30分後、色素展開を492
nmでELISA読み取り器(タイターテック・ミルテ
ィスカンMKII)においてAがきっ抗物質の非存在下
における光学密度(OD)である場合、Bは泪同抗体存
在下におけるODであり、Nはきっ抗抗体存在下におけ
るODてある[ヒューズ等、「アーカイブス・オブ・パ
イロロジーJ(Archives of Virolo
gy)、103−、4760、l988コ。きっ抗(〉
75%)、部分的きっ抗(35%〜75%)、非きっ抗
(−20%〜34%)および促進または陰性きっ抗(<
−20%)として反応を等級付けした。
受動マウス防御試験 !腹の1〜2日令マウスに対し、中和性または非中和性
モノクローナル抗体を含む30μQ腹水岐による腹腔内
接種を行い、残りの対照マウスには抗体を接種しなかっ
た。2時間後、それらのマウスに対し、マウス脳で生長
させたl000の50%致死用量のBEPウィルス20
μQによる大脳内接種を行った。マウスを14日間毎日
調べ、死亡を記録した。
結果 モノクローナル抗体の特性検定 接種物としてBEF抗原Lを用いることにより、クロー
ニング後29の安定したモノクローナル抗体産生ハイブ
リドーマが得られた。それらのうち、10はG蛋白質と
反応し、5つはM2蛋白質と反応し、4つはMl蛋白質
と反応し、残りlOはウエスタン・プロット分析におい
てBEF抗原に結合しなかった。13はインビト口でB
EFウィルスを中和し得、これらのうち9つはウエスタ
ン・プロット分析においてG蛋白質と反応したが、他の
抗体の結合は抗原の3次元立体配置により異なると考え
られた。接種物としてBEF抗原2.を用いることによ
り、79のモノクローナル抗体産生ハイプリドーマがI
FAにより検出され、これらは、主としてN蛋白質に特
異的であった。
クローン化されたlOのハイブリッドのうち6つは、安
定したハイブリッドを産生した。第IA表は、GSMl
およびM2蛋白質反応性モノクローナル抗体および3つ
のN蛋白質反応性抗体を、それらの中和状態およびアイ
ソタイプと一緒に列挙したものである。中和能力はハイ
ブリドーマ上清から検出されたが、腹水液はそれよりl
000倍以下高い力価を呈した。表されたアイソタイプ
は、IgG2a,rgG2bおよびIgG3であった。
全てカッパ軽鎖を有した。
12氏程4像L 13の中和性モノクローナル抗体をビオチニル化し、相
互きっ抗結合検定を行うことにより、ビオチニル化モノ
クローナル抗体の抗原結合に対する各モノクローナル抗
体の阻害能を試験し、その結果、抗原性部位の位相関係
に関する情報が得られた。ビオチニル化抗体は全て、相
同性抗体により有効にブロックされ、各異種抗体の場合
、過剰のきっ抗抗体による約l00%または0%におけ
る「プラトー(安定状態)」が存在している。しかしな
がら、幾つかの例外としては、両方向において部分的き
っ抗を示すだけの9C5および13A3があった。幾つ
かの抗体は、他の抗体の結合により増強された。
第2表は、上記プラトーから平均値をとった上述のデー
タの要旨を示し、BEP G蛋白質上に少なくとも3つ
の抗原性部位が存在することを示している。G1部位が
線状部位であり、62部位が立体配座部位である場合、
サブ部位G3aおよびG3bを含む63部位は、線状お
よび立体配座エピトーブの両方により構戊されると思わ
れる。
中和および免疫蛍光。
第3表は、ポリクローナル抗体を用いたBEF群ウィル
スの交差中和力価を示す。BRMウィルスは、BEFウ
ィルス株BB7721腹水液との一方向交差反応性を与
えたが、第2の腹水液は、二方向交差反応性を与えた。
CSIRO42および(,SIRO53は、BEFウィ
ルスの変異体であると考えられるが、交差中和試験では
幾つかの差異が示された。第4表は、BEFウィルスの
BB7721%CS IRO42およびCSIRO53
株、並びにBEFウィルスに対して血清学的に関連性を
有することが示された他の3Nのウィルス(BRM%K
IMおよびARウィルス)を用いた中和性モノクローナ
ル抗体に関する中和およびIF’A試験の結果を示す。
(チビンスキー等、1978、前出)。腹水液に関する
中和試験の結果は、総じてハイブリドーマ上清に関する
IFAにより得られた結果と一致していたか、低い中和
力価および低いIgGa度を有する63部・αの2つの
エピトープ(886および8D3)は例外であった。
第5表は、IFAを用いた4種のI3EF蛋白質に対す
る非中和性抗体のウィルス特異性を示す。M2蛋白質に
対する抗体は最も交差反応性が高かった。G蛋白質特異
的抗体のうちの一つ(3A2)は、6種のウィルス全部
と反応した。
抗原性部位Glのみを認識する抗体のうち4つは、BE
Fウィルス株と反応したが、関連ウィルスとは反応せず
、またl抗体(9C5)はBRMウィルス株と反応した
が、1 2A5の力価は、BEFウィルスとの場合より
らBRMとの場合の方が顕著に低かった。G3部位に割
り当てられたモノクローナル抗体のうち、1つのみが中
和によりCSIRO53と反応したが、2つは[FAに
よりCSrRO53と反応した。3つは中和および■F
AによりCSIRO42と反応したが、3D6の中和力
価はBEFウィルスとの場合よりもかなり低かった。ま
た、l抗体8D3はIFAによりKIMウィルスと反応
した。
第4表および第5表のIFA結果を要約すると、BEF
ウィルスのBB7721株と反応する32のモノクロー
ナル抗体のうち、29はBEFウィルスのCS IR0
4 2株と反応し、25はB E FウィルスのCSI
RQ53味と反応した。l6はBRMウィルスと反応し
、IIはKIMウィルスと反応し、6のみがARウィル
スと反応した。
マウス防御。
BEFウィルスによる攻撃の2時間前、モノクローナル
抗体を含む腹水液を接種した乳のみマウスの平均生存時
間(日数)を第6表に示す。インビトロ中和力価との比
較は、マウスにおけるこれらの力価と5.3〜l =1
日以上の範囲の生存時間の間のある程度の相関関係を示
す。対照マウスの平均生存時間は4.7日であったが、
GSNSM1およびM2蛋白質と反応する8種の非中和
性抗体を接種したマウスの場合は5.00ないし5.5
0日であった。5種の抗体の場合、実験終了時の14日
後に生存していたマウスらあった。
塗壮 中和、IFAおよびきっ抗的結合結果のパターンについ
て熟慮すると、試験された13のモノクローナル抗体は
、BEF G蛋白質上の少なくとら10の異なるエピト
ーブと反応すると思われる。
これらのうち幾つかは、部分的に一致することか与3つ
の抗原性部位を代表する群に包含される。
61部位を認識する5つのモノクローナル抗体の群は、
変性したBEF G蛋白質と反応するため、前記部位は
、G蛋白質の3次元構造とは関係無く、大部分アミノ酸
の線状配列により構成されると考えられる。この群にお
けるl抗体(9C5)のみがBRMウィルスを認識する
が、池の4つはBEFウィルス株に特異的であった。さ
らに、l 3A3および2つの他の抗体により一部分の
みのきっ抗が観察されたという事実は、この群が、同じ
lエピトープではなく少なくとも4つのエピトープを認
識することを示す。狂犬病ウィルスに関する研究は、ウ
ィルス中和性抗体が立体配座エピトーブを優先的に認識
することを示唆しているため、この線状抗原性部位は特
に興味深い。(プンショーテン等、l989、前出)。
しかしながら、狂犬病ウィルスのピットマンームーア株
により免疫化されたマウスにおいて産生された!モノク
ローナル抗体は、新規の立体配座依存性抗原決定基を認
識した(ブンショーテン等,1989、前出)。
62部位と反応する4つのモノクローナル抗体がウエス
タン・プロット分析において変性抗原を認識しなかった
ことから、抗原の正確な3次元立体配座がこの部位への
抗体結合に必要であることが判る。抗体のうちの一つ(
IIDI)は、群の他の構成員との部分的きっ抗を示し
、部分的に重複するエビトーブとの反応性を示した。
63部位は、抗原部位G3aおよびG3bと命名された
部分的に重複するかまたは極めて接近している2つの部
位と反応すると思われる4つのモノクローナル抗体によ
り構成される。郎位G3aは2味の13’EFウィルス
で見出されるが、部位G3bは3種のBEFウィルス株
およびBRMウィルスにおいて見出される。部位G3は
、線状および立体配座の両エピトーブにより構成され、
これらか機能的に異なる部(立を表すことを示している
幾つかのモノクローナル抗体の興味深い特徴は、他の抗
原性部位において抗体結合を増強する能力である。これ
は、抗体の結合がG蛋白質の形状を変えるため、分子の
他の部分の部位に影響を与え得ることを示す。この現象
は、牛ヘルペス・ウィルス1型糖蛋白質IVに関して記
載されている(ヒューズ等、I988、前出)。これら
の抗体が本当に現れるか否か、およびそれらが抗体結合
の促進においてある役割を有するか否かについて予測す
ることは興味深い。1つはCS IRO4 2を中和せ
ず、3つはCSIRO53を中和し得なかったため、G
3部位に対する抗体を用いることにより、この試験で使
用される3種のBEF株を区別することができる。l抗
体(8D3)はIFA試験においてKPMウィルスに結
合したが、このウィルスの場合中和は観察されなかった
。しかしながら、この抗体に関するBEFウィルスによ
る中和力価は非常に低かった(8)。BEF株BB77
2IおよびCS l fl04 2による3D6の中和
力価の差異は、認識されたエピトープがこれら2種のウ
ィルスにおいて同一ではないことを示している。
同様に、BEFウィルスの株において12A5により認
識されたエビトーブは、BRMウィルスにおける場合と
同一ではなかった。
ARウィルスは、この試験における中和性モノクローナ
ル抗体のいずれからも認識されなかった。
このことは、このウィルスがBEFウィルスよりも狂犬
病ウィルスの方に密接な関連性を有するという見解を支
持するものである。
BEFは、構造的および血清学的に狂犬病ウィルスとの
関連性を示すが、これらのウィルスは、宿主範囲および
組織屈性並びにG蛋白質のサイズの点が相異している。
狂犬病ウィルスのCvS株のG蛋白質の抗原性マッピン
グにより3つの中和郎位が画定され、狂犬病ウィルスの
ERAnG蛋白質において5つの中和部位か立証された
(ラフォン等、1983、ウィクタ一等、+983)。
追加の部位は、狂犬病ウィルスのピットマンームーア株
を用いてゾンンヨーテン等(+ 9 8 9)により見
出されたか、これはまた、CVSおよびE R .A株
に存在することが示された。
異なる供給源から得られたBEFウィルスの牛単離物は
全て、血清学的および抗原的に同じであることが、スノ
ードン等[「オーストラリアン・ヘテリナリー・ジャー
ナルJ(AusL. Vet. J.)、46、258
−266(1 970)コにより報告されている。これ
らの結果は、昆虫から得られた2種のBEF単離物はモ
ノクローナル抗体の使用によりB87721株から区別
され得たが、CSIRO42は、このウィルスを認識し
ない32のBEP抗体のうち3種のみと非常に密接な関
連性を有したことを示す。ARウィルスは6種のBEF
’抗体によってのみ認識され、これらのうち5種はM2
蛋白質に対して指向した。これらの結果は、M2蛋白質
が試験された4つの蛋白質のうち抗原的に最も交差反応
性の高いことを示す。従って、これはまた最も可変性の
低い蛋白質であり、IFAによりポリクローナル抗体と
の間で示された交差反応性のかなりの部分に関与すると
仮定され得る。同じ株に対して異なる抗体を用い、異な
る株のBEFウィルスとの交差中和において観察された
可変性は、抗体力価がG蛋白質上の異なるエビトーブに
灯して産生された抗体の比率に部分的に依存するという
仮定により説明され得る。
BEF疾患は小動物では再生されなかったが、脳内接種
すると乳のみマウスても容易に感染し、その結果、BE
Fウィルスの存在の好都合な指標を提供する。中和性モ
ノクローナル抗体により乳のみマウスの前処理を行うと
、BEFウィルスによる後続攻撃に対して様々な程度の
防御が為された。若干の場合において、マウスは実験終
了時の14日目を越える期間生存したが、対照マウスお
よび非中和性モノクローナル抗体を接種されたマウスは
、4 7ないし5.5日間しか生存しなかった。これは
、少なくともマウスにおいて中和性抗体が防御性を示し
得ること、および防御力は中和力価と相関していること
を示す。これは、牛において攻撃に対する抵抗が中和力
価とは無関係であることを示すデラボルタおよびスノー
ドン(!979)の発見とは対月的である。マウスにお
いてl00%相関関係が存在しない場合、他の因子もま
た防御においてある役割を演じていると仮定しなければ
ならず、マウスにおける受動防御結果が牛において再生
され得るか否かは依然として未知である。マウスに関し
て防御性を示す抗体を明らかに誘導する線状中和性エピ
トープの存在は、将来におけるサブユニットBEFワク
チンに関してある程度の希望をつなぐものである。
前述したことに関して述べると、上記実験で示されたB
HKセルラインおよびベロセルラインは、最初コモンウ
エルス・セーラム・ラボラトリーズ(CSL,45ボプ
ラー・ロード、パークビル、ビクトリア、3052)か
ら入手され、トロピカル・アニマル・プロダクション(
ロング・ポケット・ラボラトリーズ、クイーンズランド
)のcs1 1’lowJ門テ維持された。BHK−2
1細胞(ヘビー・ハムスター腎細胞)は、最初マクファ
ーソンおよびストーカー、Fバイaoジーコ( V i
 rology)上6,147−151(1962)に
おいて記載された。ベロ細胞(すなわち、アフリカン・
サバンナモンキー腎細胞)は、最初リーブヘイバ一等、
「プロシーディングス・オブ・ザ・ソサエティー・フォ
ー・エクスペリメンタル・バイオロジー・アンド・メデ
ィシンJ(Proceedings of the S
ociety for Experimental B
iology and Medicine)、125、
636−643(1 967)において記載された。
現在、ヨーロビアン・セル・カルチャー・コレクション
ではモノクローナル抗体!2A5に対応するハイブリド
ーマの寄託の手配が為されている。
この寄託は1989年9月4日になされ、受け入れ番号
89090801が割り当てられた。モノクローナル抗
体!2A5は、試験された全BEF株およびベリマーウ
ィルスと交差反応する。従って、これは、この発明に従
い抗原およびワクチンか製造され得るBEFおよび関連
ウィルスを明確にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、比降速度および平衡密度勾配遠心分離により
感染細胞培養液から精製されたBEFビリ才ンおよびD
I粒子における蛋白質のSDSポリアクリルアミドゲル
電気泳動を示す。 第2図は、感染中L  [:llS]一メチオニン(a
)および[3tp]一オルトホスフエート(b)により
標識され、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動に
より分離されたBEFビリオン蛋白質のフルオログラム
を示す。 第3図は、BEFビリオンのデタージェント崩壊の電気
泳動プロフィールを示す。 第4図は、BEF感染BHK−21細胞において合成さ
れた蛋白質の電気泳動プロフィールを示す。 第5図は、ベリマー感染BHK−21細胞において合成
された蛋白質の電気泳動を示す。 第6図は、BEF感染BHK=21細胞における糖蛋白
質成熟を示す電気泳動プロフィールである 第7図は、BEF感染BHK−21細胞におけるN一結
合糖蛋白質のツニカマインン゛一阻害を示す電気泳動プ
ロフィールである。 第8図は、BEF感染BHK−21細胞において合成さ
れた糖蛋白質の電気泳動を示す。 第9図は、トリトンX−100で精製BEFを処理する
ことにより生成された可溶性糖蛋白質ワクチンに関する
電気泳動プロフィールを示す。 第lO図は、接種および攻撃中、接種動物(D393、
D399およびD401)および非接種対照動物(D3
98)から集められた血清において行った中和試験の結
果を示す。 第11図は、接種および攻撃中、接種動物(D393、
D399およびD401)および非接種対照動物(D3
98)から集められた血清において行った遮断ELIS
A試験の結果を示す。 第12図は、ビルレントBEFウィルスによる攻撃後、
接種動物(D393、D399およびD40l)および
非接種対照動物(D39B)から集められた白血球フラ
クションからのウィルス単離状況を示す。 第13図は、0、7および36日目での接種および46
日目での攻撃後の接種動物699、700、701およ
び702並びに非接種対照動物703、705、712
および720におけるG蛋白質抗体に関する遮断EL 
I SA試験の結果を示す。 第14図は、0、7および36日目での接種および46
日目での攻撃後の接種動物24、28(8μg)、26
、30(0.8μ9)および23、25(0.08μ9
)並びに非接種対照動物27、29におけるG蛋白質抗
体に関する遮断ELI SA試験の結果を示す。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)うし流行熱ウィルス(すなわち、BEFウィルス
    )に感染した細胞からのBEFウィルス・サブユニット
    抗原の単離方法であって、 (i)細胞培養においてBEFウィルスを繁殖させ、 (ii)(i)段階から得られた感染細胞培養物を精製
    することにより、精製ウィルス抽出物を得、(iii)
    精製ウィルス抽出物をデタージェントで処理することに
    より、BEFウィルスの外部リボ蛋白質エンベローブま
    たは鞘を溶かす 段階を含む方法。
  2. (2)デタージェントが、オクチルグルコシド、トリト
    ン系列、ブリージ系列およびノニデット系列から選ばれ
    た非イオン性デタージェントである、請求項1記載の方
    法。
  3. (3)糖蛋白質に対応する81Kdの表面抗原が、(i
    ii)段階後のウィルスから放出される、請求項1また
    は2記載の方法。
  4. (4)表面抗原を遠心分離によりデタージェント調製物
    から単離する方法であり、それが上清フラクションに存
    在するものである、請求項3記載の方法。
  5. (5)表面抗原以外のウィルス抗原が、遠心分離後の不
    溶性フラクションにおいて見出される、請求項4記載の
    方法。
  6. (6)不溶性フラクションをデタージェントと混合する
    ことにより、表面抗原以外の前記ウィルス抗原が単離さ
    れ、これらの抗原が、52Kdの燐酸化核蛋白質、29
    Kdの燐酸化マトリックス蛋白質、180Kdの蛋白質
    および43Kdの蛋白質を含むものである、請求項5記
    載の方法。
  7. (7)感染細胞をツニカマイシンで処理した後、67K
    dおよび71Kdの分子量を有する非グリコシル化表面
    抗原蛋白質前駆体が得られる、請求項3記載の方法。
  8. (8)ツニカマイシンの非存在下、感染細胞から77K
    dおよび79Kdのグリコシル化表面抗原前駆体を得、
    さらにそれらを修飾することにより、81Kd抗原およ
    び90Kd細胞関連抗原が生成される、請求項3記載の
    方法。
  9. (9)81Kdの糖蛋白質を含む表面抗原、さらに52
    Kdの燐酸化核蛋白質、29Kdの燐酸化マトリックス
    蛋白質、180Kdの蛋白質および43Kdの蛋白質を
    含む抗原を含有する精製BEFウィルス抽出物。
  10. (10)アジュバントと共に請求項9記載の精製ウィル
    ス抽出物を含有する、うし流行熱を患う畜牛および水牛
    を含む動物の処置に使用されるワクチン。
  11. (11)アジュバントがキル(Quil)Aである、請
    求項10記載のワクチン。
  12. (12)精製ウィルスのデタージェント可溶性エンベロ
    ーブを随伴し、少なくとも10種の相異なるエピトーブ
    および少なくとも3種の相異なる抗原部位を有する、分
    子量81Kdであり感染細胞においてツニカマイシンに
    対し感受性を示す81Kd糖蛋白質を含むうし流行熱ウ
    ィルスの表面抗原。
  13. (13)請求項12の抗原の抗原性サブユニット。
  14. (14)糖蛋白または抗原性サブユニットが組替え体D
    NA技術または他の合成ルートまたは請求項1−8の何
    れか1項に定義した方法により生産されたものである、
    分子量81Kdの糖蛋白またはその抗原性サブユニット
    を含むBEF表面抗原。
  15. (15)アジュバントと共に請求項12記載の表面抗原
    を含むワクチン。
  16. (16)アジュバントがキルAである、請求項13記載
    のワクチン。
  17. (17)うし流行熱ウィルスに感染した細胞から得られ
    た精製ウィルス抽出物抗原およびアジュバントを含むワ
    クチンであり、前記細胞が速度または平衡密度遠心分離
    により精製されたものであるワクチン。
  18. (18)アジュバントがキルAである、請求項15記載
    のワクチン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06247878A (ja) * 1993-02-25 1994-09-06 Biseibutsu Kagaku Kenkyusho:Kk 牛コロナウイルス感染症ワクチン
GB2610806A (en) * 2021-09-03 2023-03-22 Univ Cape Town Bovine ephemeral disease and lumpy skin disease antigenic constructs

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